http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00251667.html 山梨県や高知県で気温が40度以上になるなど、猛烈な暑さとなった11日に引き続き、12日も各地で暑さが収まらず、気象庁
では、熱中症への注意を呼びかけている。
11日は、本州付近が太平洋高気圧に覆われ、暑い空気が流れ込みやすく、強い日差しが加わったために、各地で気温が上
がった。
街の人は「突き刺さるような暑さですね」、「ママも暑い」、「ママも暑い! もう耐えられないです」などと話した。
山梨県の甲府市では、40.6度を記録した。
高知・四万十市では、2日続けて40度(40.4度)を超えたほか、千葉・茂原市でも、観測史上最高となる39.9度になった。
また、静岡・浜松市(39.8度)、千葉市(38.4度)、和歌山市(38.5度)などで、観測史上1番の暑さとなった。
この暑さで、福島・相馬市では、79歳の男性が自宅で倒れ、死亡しているのが見つかった。
男性の部屋は閉め切られ、扇風機が使われていたという。
また、さいたま市では60歳の男性が死亡したほか、和歌山・有田市で80歳の女性、大分市で84歳の男性、京都・綾部市で6
3歳の男性が亡くなるなど、これまでに少なくとも5人が死亡した。
いずれも、熱中症とみられている。
また、高知市で行われた「よさこい祭り」では、猛暑の中、踊り子4人、見物客2人の、あわせて6人が熱中症の症状で搬送さ
れ、いずれも軽症だったという。
一方、東京都心では、夜になってもあまり気温が下がらず、最低気温が30.4度と、1875年の統計開始以来、138年間で最も
高い気温となった。
12日も、本州付近は勢力の強い太平洋高気圧に覆われるため、西日本や東日本を中心に、猛烈な暑さが続く。
予想最高気温は、京都や山梨・甲府で38度、香川・高松や大阪、群馬・前橋などで37度、東京都心も36度となっている。
引き続き、熱中症に注意が必要となる。33