>>119 金子「…というわけで田辺のことよろしくお願いします」
佐保「分かった。あの子をあんな勝気な性格にしてしまったのは
しゅごキャラエッグ時代にきちんと教育できなかった私の責任でもあるからね。」
金子「そんな…。佐保さんの責任じゃありません。
しゅごキャラエッグ2期の事務所内での位置づけが不安定な中、
佐保さんは立派にリーダーの勤めを果たされていました。」
佐保「あの頃…。しゅごキャラエッグ1期の主要メンバーはスマイレージとして独立し、
関連ユニットの人気はBuono!に独占され、主題歌を歌えるかと思えばそれもガーディアンズ4に奪われ
番組内ミニアニメのテーマソングしか歌わせてもらえず…。私にも忸怩たる思いはあった。」
金子「…佐保さん…」
佐保「だがね、私はリーダーとして一つどうしても自分を許せないことをしてしまった。
…私は悔いているのだよ、アミュレット・クローバーを守ってやれなかったことを。
もうあの悲劇を二度と繰り返したくない。」
金子「田辺は確かに才能がある子です。しかし今のようなビッグマウスでは彩里と同じように冷遇を受け、
ハロー近辺から追放されかねません。どうぞそうならないように佐保さんのお力で、
もしもの時はせめてアップアップガールズに…。」
佐保「わかった。他のメンバーにも伝えておくよ。」
金子「ありがとうございます。」
佐保「しかし君も年下のメンバーには口うるさい教育係だ鬼軍曹だといわれながら、よく面倒を見ているね。」
金子「いえ…。自分はただハロプロエッグの精神を新しい世代にも引き継ぎたいだけなんです。…それでは失礼します。」