生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか?」7

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710名無し募集中。。。
夕方5時、鞘師は会議室に入った。
譜久村に呼ばれたからだ。なんでも、9期10期11期で緊急会議を開くらしい。
「ふくちゃんも、ハー、すっかりサブリーダーらしくなったねえ」
他のみんなはもう着席している。鞘師が座るとほどなく譜久村も入ってきた。
「今日みなさんにお集まりいただいたのは、他でもありません」
会議室の空気が張り詰める。道重リーダーのいない中で進める緊急会議。
今後のハロプロを左右するほどの重大な議論がなされることは想像に難くない。
「巨乳十字軍の第二次遠征についてです」
空気がとまった。
鞘師も飲みかけていたサイダーを思わず落としそうになる。
711名無し募集中。。。:2013/05/25(土) 20:31:26.33 0
「きょ、巨乳十字軍って・・・」石田がアワアワ声を出すと、譜久村はニンマリして
「今回は少年兵も募りたいと思いますの」と一人で話が完結してる様子。
この妙な空気を打開すべくもう一人のサブリーダー飯窪さんが立ち上がる。
「さすがですぅ譜久村さぁん!ジョジョの第三部も十字軍ならぬスターダストクルセイダーズと」
「成敗!」
なぜか成敗された飯窪さんを部屋の隅に寝かせて、鞘師が手を上げる。
「じゃあ、ウチも立候補してええんか!?」少年兵とはそういうことだろう。
しかし「残念だが里保。我が隊は嘘は厳禁。その胸に隠したメロンパンは浅ましいんだろうね」
鞘師は赤面して上着に隠したメロンパンを取り出しながら「うっさいヤシ!」と叫ぶのが精一杯だ。
そのメロンパンを横からすかさず奪い取って佐藤がジャンプする。
「まーちゃんも行く!」譜久村の目がキラリと光る。
「いいでしょう。貴方のそのプロポーション、まさに次代を担うにふさわしい」
しかし佐藤と譜久村の間に工藤が割ってはいる。
「ダメだまーちゃん!こんな怪しい話!っていうか譜久村さん、恥ずかしくないんですか!?」
「工藤・・・やはりあなたはサユミン教徒の息がかかっていたのね」
工藤がハァ?と思う間もなく譜久村は工藤の腕を取る。そして手のひらにある絶倫のツボを押す。
「なっ・・・?うわうわうわわ、シパパパ」たまらずシパる工藤。
「みなさい、これが異教徒のあかし、聖水シパードですわっ!
 くどぅー、あなたの性典(コーマンと名づけてさしあげますわ)と我が経典(MIZUKI)の夢の競演ですわっ」
香音と二人で工藤をどこかに運んでいく譜久村。
思わぬ会議の終了に唖然とする生田、石田、佐藤。
最初の目的はどこへやら、先が思いやられるヤシ、と鞘師はサイダーをすするのだった。