生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか?」5

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83名無し募集中。。。
いや・・・スレがちょいと落ち気味だったんで上げとこっかな♪くらいだったんだけど・・・
本当にハードルが上がってちょっと後悔してるところで
ま 取り敢えず続きをば


「はい」
「あのさ・・・」
さゆみはいつもより低く篭った声で衣梨奈に話しかける。それが思わず衣梨奈の背筋をゾクリとさせる。
「はい・・・」
「生田は、本当に、さゆみのこと、好きなの・・・?」
「はい」
「じゃ・・・」
さゆみは、耳まで真っ赤になりながら俯く。衣梨奈の手を取り、そっと擦る。
何だろ。それだけでドキドキしてきたっちゃん・・・。
「抱いてよ・・・」
「でも、道重さん、疲れてるし、病気で体調も・・・」
「今は、大丈夫だから。ね・・・」
「・・・良いんですか?」
「だって・・・生田をさゆみにくれるんでしょ?」
「それはそうですけど、具合が悪くなっちゃ・・・」
「お願い、生田の温かさ、感じさせてよ・・・」

衣梨奈は、体を起こし、さゆみを見下ろした。二人の視線が真っ直ぐに絡まる。
どちらともなく瞼を閉じ、顔を近づける。
最初は、唇を啄むようなキスを繰り返す。互いの唇を食み、柔らかさを堪能する。
キスは、少しずつ深くなっていった。歯列を舌先でなぞり、歯の裏側に舌を這わせる。
「ん・・・ちゅ、うぅん・・・」
衣梨奈は、さゆみの頬に手を当ててキスを繰り返す。さゆみは、両腕を衣梨奈の首に絡め、ぐっと衣梨奈を引き寄せる。
舌を絡めた深いキスをする頃には、お互い以外の何も見えてはいなかった。見えるのは、感じるのは、互いの温もりだけ。
息が苦しくなって唇を離すと、今度は、さゆみの顔中にキスを降らす。額、瞼、鼻先、頬、顎、と。さゆみの顔を唇だけで感じるように。
84名無し募集中。。。:2013/03/10(日) 19:32:07.01 0
そのまま顔を横にずらし、耳の裏側を舐め、耳朶を食む。
「んぅ・・・ふうぅぅん・・・」
あ・・・。
道重さんの吐息、初めて聞いたっちゃ・・・。
頭の中にミルク色の靄がかかる。何だろう?震えてきてる・・・。
そのまま首筋に唇を移し、何度もキスを繰り返し、時折舌先を這わせる。
「あ・・・いくたぁ・・・」
「気持ち良い?」
「うん。もっと・・・」
さゆみは衣梨奈の手を取り、胸へと導く。
首を舐めながら胸の丘に手を被せてやわやわと揉むと、掌にコリコリとした感触が当たるようになってきた。
そのまま掌でコロコロと頂を転がすと、さゆみの息が少しずつ早く荒くなった。
「あん・・・はあぁぁ・・・」
手をずらし、頂を強く指で挟みながら丘を柔らかく揉みしだく。同時に、唇をもう片方の丘に移動させた。
ちゅっと音を立てて吸い、硬くなってきた頂を舌で転がす。時折そっと歯を立てて甘く噛み、跡を舌で癒すように舐める。
「あ!やあぁぁん、くふぅぅっ、あぁん、はぁぁ・・・」
さゆみの声のトーンが跳ね上がった。
部屋の明かりは消しているが、窓から漏れてくる灯りがさゆみを浮かび上がらせる。
雪白の肌が、少しずつピンク色に染まっていく。
「道重さん、綺麗・・・」
「バカっ!そんなに、見ないでよぉ」
双丘に交互に刺激を与えながら、手を、さゆみの肌の隅々まで這わす。脇腹、背中、尻、腿・・・。どこに手を遣っても、綿菓子よりも柔らかい。
僅かずつではあるが、さゆみの肌が湿り気を帯びてきた。肌が衣梨奈の掌にピタリと吸い付いて離れない。いや、むしろ吸い込まれていくようだ。
体中が、カッと熱くなった。下腹部に違和感を感じる。
さゆみは、どうなんだろう。
85名無し募集中。。。:2013/03/10(日) 19:33:50.42 0
前触れもなく、グイッとさゆみの腰を持ち上げ、体で支える。両手に力を入れて両股を割り開く。
「あ、や、やだっ!ちょ、ちょっと待って!」
茂みの中の秘唇は閉じているが、微かに光るものが見える。
ソコは後回しにして、内股に唇を這わせる。足の付け根を擦る。懸命に閉じようとする力がだんだん弱くなっていき、閉じていた秘唇が緩んでくる。
すかさず、秘唇を割り広げる。クチュッという音と共に開かれたそれは、蜜をたっぷりと湛え、窓の灯りを反射してキラキラと光った。その光景に思わず息を呑む。
「い、イヤっ!恥ずかしいよぉ」
顔を両手で覆ったさゆみは足を閉じようとするが、衣梨奈にガッチリと足を固定され、閉じることができない。衣梨奈は、秘唇の蜜にそっと舌を伸ばした。
少し酸味を感じるそれを、舌で舐め取っていく。股が震え、蜜の酸味が少しずつ弱くなっていき、代わりに塩辛い味が広がってきた。
「美味し・・・」
「んぅっ、うぅっ、くふぅぅん・・・」
さゆみの口から啜り泣きにも似た声が漏れる。それを聞くと、衣梨奈の全身も益々熱を帯びていった。
鼻先には、真っ赤に熟れた蕾が掠める。蜜から離れて蕾に唇を移した。舌先で蕾を舐り、口を窄めてちゅうっと音を立てて吸う。
「あっ、んあぁぁっ、はあぁぁぁぁん!い、いくた・・・そこ・・・ダメェ!」
さゆみは体を仰け反らせて喘ぐ。そんなさゆみを見て、さゆみの声を聞く度に、衣梨奈の秘唇にも熱が篭ってくる。
散々蕾を吸い尽くし、さゆみの反応が弱くなってぐったりしてきたところで、さゆみの体を下ろす。さゆみの腰の下に枕をあてがい、少し呼吸を落ち着ける。
「大丈夫ですか?続けても・・・」
「うん・・・でも、恥ずかしいよぉ。こんなになっちゃって・・・」
「えりなは嬉しいですよ?こんなに感じてくれてる・・・」
「もう・・・バカぁ・・・」
衣梨奈は蜜が溢れる場所に指をあてがい、グッと力を入れた。浅く指をナカに挿入れて、ザラつく突起を擦る。
「あんっっ!」
さゆみは一際大きな喘ぎ声を発した。徐々に指を深く挿入れ、そのまま出し入れすると、秘唇がクチュクチュと大きな音を立てた。
「イヤぁ、おと、たてないでよぉ!」
「だってこんなに・・・無理ですよ」
「ヤだぁ!あぁぁぁん、はぁぁ・・・」
入口が随分解れてきたので、もう一本指を添えて挿入れる。グチュグチュ、ピチャピチャと水音が部屋に響く。
「あんあんあん、あぁっ、ふあぁぁっ、いくたぁ・・・」
さゆみの手が衣梨奈の腿を這ってきた。空いている手でやんわりと指を絡め、手の動きを止める。
86ntchba032085.chba.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp:2013/03/10(日) 19:34:34.60 0
「今度は、おイタは、無しですよ」
「だ、だって、もう・・・」
「もう?」
「いじわるぅ。さゆみ、イっちゃうよぉ」
「イっていっぱい感じてください」
「ヤ・・・ヤだ。ひとりでイくの・・・」
「え?」
「いっしょに・・・いっしょに、イこ?いくたぁ、ねぇ・・・」
うっすらと涙を浮かべて懇願するさゆみの顔を見て、衣梨奈は手の力を緩めた。
「じゃあ・・・」
さゆみの手が衣梨奈の秘唇に伸びる。人差し指で衣梨奈の蕾を幾度も弾き、中指で蜜を湛えた場所を浅く貫き、掻き回す。
「ん・・・くぅっ!」
負けじとナカに挿入れた指の動きを速め、出し入れを繰り返した。
「あんっ、あぁぁぁぁぁ、ああっ!も、もう、ダメぇっ!イくうぅぅっ!」
「あ、はあぁぁぁっ、え、えりなもっ!」
ほぼ同時に、二人は達した。

ぐったりしたさゆみの隣に、力無く衣梨奈が倒れ込む。
力を振り絞って、布団を二人の体にかけ、さゆみの頭を抱いた。さゆみは、衣梨奈の肩に頭を乗せて、はあはあと荒い息を吐いている。
「大丈夫ですか?」
「ん・・・ちょっとつかれたけど、だいじょぶだよ」
まだ言葉も舌足らずだ。
「体、冷えませんでしたか?」
「だいじょぶ。こうしてると、あったかいもん」
さゆみは衣梨奈にきゅっと抱き付く。
「いくた、あったかいねぇ・・・」
そのままさゆみはすうっと眠ってしまった。
衣梨奈は、その安らいだ寝顔をじっと見ていた。
87名無し募集中。。。:2013/03/10(日) 19:37:57.33 0
窓から入ってくる朝日を浴びて、衣梨奈は目を覚ました。
・・・目を覚ましたということはいつの間にか眠っていたのだろう。
「おはよ、生田」
肩のところで声がする。ふっと見ると、さゆみがはにかんだような笑顔をしている。
そっか。あのまま寝ちゃったんだ・・・。
「おはようございます」
「あれぇ?モーニング娘。の新ルールは?」
「はぁ?ここでそれ言うんですか?」
「リーダーの言うことは絶対!でしょ?」
「はいはい。おはようございます、道重さん。今日も可愛いですね」
「うん、棒読みだけど、まぁ、良し」
「そんなことわざわざ言わなくたって可愛いのに・・・」
さゆみは虚を突かれたような表情を浮かべ、赤くなって俯く。
「と、ところで、生田ってさ」
「はい?」
「前のときも思ったんだけど、意外とカワイイ顔して寝るんだよね」
それを聞いて、今度は衣梨奈は真っ赤になった。
何だろう?ものすごく恥ずかしいな・・・。
ちょうどそのとき、メールの着信音が響いた。
「えりなのケータイ?誰やろ?」
88名無し募集中。。。:2013/03/10(日) 19:41:36.37 0
新垣さんからのメールだった。

  生田、どうだったの?

と、たった一行。
唖然としながらまた顔を赤くした衣梨奈に向かってさゆみが
「どうしたの?」
「あの・・・新垣さんから・・・」
と、メールを見せる。
するとさゆみは悪戯っぽく笑い
「じゃ、返信しなきゃね。生田、写メ撮ろ」
「い、今ですか?」
「うん」
「だ、だってまだ服着てない・・・」
「大丈夫よぉ、お布団被ってれば。それに女同士だしさぁ」
さゆみは、ほれほれと衣梨奈を促し、二人でベッドに横たわったまま写メを撮影した。それを添付して

  ガキさん、今、二人でいるょ

と、これも一行だけ打って返信する。使ったのは当然ながら衣梨奈のケータイである。
数秒の後、再びメールが来た。相手は勿論新垣さん。

  このバカップル!

と、またまたたった一行の返信に、二人で顔を見合わせて笑う。
「さ、そろそろ起きよっか」
「もう?」
「時間を見なさい。レッスンの前に着替えに行く時間が無くなるでしょ?」
「良いじゃないですか。どうせジャージに着替えるんだし」
「何言ってるの。同じ服で行く訳にはいかないでしょーが」
「はぁい」
しぶしぶ起きて、ざっとシャワーを浴びて着替える。その間にちゃっかりバスローブを羽織ったさゆみも脱衣場に服を持ち込み、シャワーを浴びて着替えを済ませた。
89名無し募集中。。。:2013/03/10(日) 19:43:38.93 0
タクシーはちょうど出払っていて居ないと言うので、ロビーのソファーに座ってタクシーが来るのを待つことにした。
荷物の陰で、キュッとさゆみの手を握る。ちょっと驚いたさゆみだが、微笑んで手を握り返す。
あ、この笑顔だ。
えりなは、この笑顔が欲しかったっちゃん。
「でもさ、さゆみも“置いていくひと”だよ。生田は良いの?」
「だって、全然会えなくなる訳じゃ無いじゃないですか。新垣さんだってとっくに卒業したのに、こうやってメールもくれるし時々ですけど会えますもん」
「・・・生田は強いね。さゆみは駄目だなぁ・・・」
「それに、いつもだったらえりなが一番長く居るのは学校ですからね」
「あ、そっか」
「モーニング娘。には放課後しか居られませんし、みんなとずっと一緒、っていうのは週末だけですし。道重さんだって他の仕事に行ったりするでしょ?」
「そう言えばそうだったね」
「だから、いつか道重さんが卒業して会いたくなったら電話でもメールでもしますよ」
「ガキさんにしてるみたいに?」
「そうそう」
二人で他愛のない話をしながら笑っているうちに、タクシーが来たとベルキャプテンが知らせに来た。
手を繋いだまま、タクシー乗り場に向かう。
「道重さん、また一緒にゴハン連れてってくださいよ」
「良いけど、お目当てでもあるの?」
「この間里保が家族で出かけて美味しかった、ってレストラン聞いたんですよ」
「え!りほりほが!!」
さゆみは一瞬目を輝かせたが、その反応の早さに呆れ顔をした衣梨奈を見て、しまった!という顔をした。
俯き、おどおどした上目遣いになったさゆみを見て、衣梨奈は苦笑する。
「別に怒ってませんってば」
「本当に?」
「本当です」
さゆみはほっとしたような笑顔を見せる。
「そこ、街の中の小さなレストラン、って感じのところらしいです」
「へぇ、何か可愛い感じだね」
「洋食屋さんで、里保のお勧めメニューもあるんです」
「そうなの?何々??」
「そこでね、道重さん、スパゲッティーを食べませんか?」
90名無し募集中。。。:2013/03/10(日) 19:45:17.32 0
散々ハードル上げてこの程度です
お目汚し大変失礼しました
これで終わりにします