1 :
名無し募集中。。。:
何の反対派?
2 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 12:23:42.71 0
意見の反対派
3 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 12:25:10.74 0
さあ
4 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 12:26:24.53 0
アンチのことだろう
あ
6 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 17:45:18.28 0
【ワンピースの名シーンで振り返るハロプロの歴史2012】
※この物語はアイドル女王を目指す少女達の愛と友情と冒険を描いた作品です。
内容の86%くらいは事実に基づいた内容となっていますが、残りの14%くらいは見逃してくださるとありがたいです。
また、ワンピースの名シーン・名言を使用してるのでごく稀?にアイドルらしくない発言が飛び出すのでご容赦いただけたら幸いです。
ちなみに〜○○○〜〜など、〜が出てきたら回想シーンです。それでは本編スタートです。
7 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 17:53:27.27 0
フジテレビかな
8 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 17:55:00.29 0
2011年12月31日
美貌・名声・アイドル性、かつてアイドル界の全てを手に入れた女“アイドル女王”前田憂佳。
彼女の去り際に放った一言は全世界のアイドル達をステージに駆り立てた。
前田『私の地位か?欲しけりゃくれてやる…奪い合ってみろ、アイドル界の全てをそこに置いてきた…でわ!』
世はアイドル戦国時代を迎える
“伝説は始まった”
9 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 17:55:23.18 0
アキバ
10 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 17:57:52.94 0
2012年1月
数学女子学園編前編
ハロプロの、ハロメンによる、ハロヲタのための学園ドラマ、数学女子学園がスタートする。
新垣『ようこそ、数学女子学園へ。私の情報網によると…キミが入学した事で現在この学園には9人!
“数学偏差値70”を超える天才少女がいるわ。ウフフフ…情報は武器よ。ライバル達の名前くらい知っておいたら?
偏差値で言えば…その中でキミはナンバー2よ!』
田中『私より上がいるのか!この学園に…!?』
―食堂にて―
??『もぐもぐ、ばくばく!がつがつ!!』
吉川『………下品な女め。こちらの食事がマズくなる。黙らせてこい!』
《“清廉潔白”青山彩葉 偏差値73》
??『おかわりまだか?なくなりそうだ!!』
鈴木香『今全力で作ってるそうでおかみさん…』
須藤『間に合わねぇだろ!!ラーメンお〜か〜わ〜り〜!!』
《“暴飲暴食”大久保冬美 偏差値74》
11 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 17:59:25.21 0
反対する事によって金が動く
12 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:01:19.45 0
佐保『なぜです、こいつ私の服にスパゲッティを…!』
愛理『その服の期待値…今日はイカサマすると確率が落ちる日なんだ。』
《“巧言令色”上原優梨 偏差値81》
―教室にて―
ドガシャアーン!!
生徒『何だケンカか!!?』
道重『ケンカなら体育館へお預けにしようぜ、なぁおい。私の可愛さ知らねぇな?』
《“美辞麗句”立川さゆり 偏差値79》
嗣永『だったらジロジロ見てんじゃねぇよ。全然可愛くねぇ野郎だぜ…今勝負してやってもいいんだ。』
《“前人未到”原宿ともこ 偏差値85》
13 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:05:30.03 0
―中庭にて―
ワー!キャー!!
生徒『シーパラが暴れている!!』
矢島『暴れたかったら…逮捕しちゃうぞ!!』
《“奇想天外”渋谷真実 偏差値78》
吉橋『堕ちた警備隊隊長マミーか…ふふ尺を拾いなさったな出番のない人』
《“好機到来”八景島なつ 偏差値71》
和田『…………』
《“容姿端麗”天現寺空 偏差値76》
中島『今いいとこだったのに…“奇想天外”…お前何人の冤罪逮捕した?』
《“nksk”駒場聡子 偏差値32》
新垣『この中の誰かが次世代の数女を引っ張っていく存在に成長するかもね。原宿ともこがキミより偏差値が高い理由はね…
あの子が視聴者に多大なインパクトを与えてるから…カワイくないでしょ?だから私は断然田中っちを応援してるわ!』
田中『まーれいなはとりあえず楽しけれりゃいいや。よーし!数学番長に、れいなはなる!!』
14 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:11:08.57 0
田中『あんた誰?』
桜田『僕はこの学園の唯一の男子生徒、桜田通といいます。』
田中『なんだこりゃ?』
桜田『一応…転校手続き書です。この紙はここから逃げ出したくて作ったんですが結局僕にはそんな勇気ないし…』
田中『あんたが気に入った!今日かられいなの召使!!』
桜田『何言ってるの!?いきなり無理だから!』
田中『あーじゃあ奴隷でもいいよ。』
桜田『エスカレートしてるし。』
田中『んーあっじゃあプチ奴隷!』
桜田『プチつけても可愛くない!』
田中『うっさいね!男やったらごちゃごちゃ言わんでここにメンタイコパン買いにくればいいと!!わかった?』
桜田『はい。』
田中『よし!そうと決まればあんたが疑い掛けられて話し合い中の…』
桜田『ああ…道重さゆみですか?』
田中『いい奴だったら仲間にしようと思って!』
15 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:15:54.31 0
桜田『えーっ!またムチャクチャな事をー!!道重さゆみは“新人狩りのさゆ”という異名を持つ恐ろしい奴です。
鏡に飢えた魔女のように新人アイドルをかぎまわり自分用の写真フォルダにおさめる女だと。
アイドルの姿をかりた“変態”だと人はいいます。』
田中『ふーん。よっ道重さゆみ。数学バトルして勝ったら仲間になってくれ!』
道重『あっ?』
桜田『(あーもう!!)』
20分後
田中『あんたの証明は間違っている!もし召使がしゃがんでいたなら…』
道重『(私は…こんな所で負ける訳にはいかねぇんだ…!約束したんだ…!)』
〜1年と少し前
つんく『勝者亀井!道重の負け!』
高橋『これでさゆは絵里に美少女コンテスト0勝2000敗だぞ。』
16 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:19:43.16 0
亀井『フンっ!なんて可愛くないの?相変わらず不細工ね…健康なくせに!』
道重『くそぉ!なんで私があんな女なんかに勝てねぇんだよ!!私は将来世界一可愛いアイドルになるんだから
今からあんな奴に敗けてるわけにはいかねえんだよ!!絵里!スッピンで勝負しろ!!スッピンなら誰にも敗けないはずなんだ!』
亀井『私と?いいよ。』
道重『うあーっ!!』
…
亀井『私の…2001勝目ね。』
道重『畜生…!くやしい…!!』
亀井『本当はさ…くやしいのは私の方…』
道重『え!?』
亀井『私はね大人になったらさゆより可愛くなくなっちゃうの…もうすぐさゆに追い抜かれちゃうわ。
さゆはいつも言ってるよね…世界一可愛いアイドルになるって。私は世界一可愛いアイドルになれないんだって…
お医者さんが言ってた…!さゆはいいね健康だから…私だって世界一可愛くなりたいよ!
肌だって荒れてきたしさ…私も健康に生まれてくれば…』
17 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:23:02.61 0
道重『私に勝っといてそんな泣き事言うなよ!卑怯じゃねぇかよ!お前は私の目標なんだぞ!!』
亀井『さゆ…』
道重『健康だとか不健康だとか!私がいつかお前に勝った時もそう言うのか実力じゃねぇみたいに!!
一生懸命お前に勝つ為に可愛さ磨いてる私がバカみてぇだろ!そんな事言うな!約束しろよ!!
いつか必ず私かお前が世界一可愛いアイドルになるんだ!どっちがなれるか競争するんだ!!』
亀井『…バカヤロー…!不細工なクセにさ。』
道・亀『約束だ!』
―次の日―
高橋『さゆ!大変だ!絵里が!肌の治療に専念するって言って…辞めた!!』
道重『畜生!お前きのう私と約束したじゃねぇかよ!逃げんのかよ絵里!!』
つんく『アイドルは…なんて脆いんだろうね…さゆ…』
18 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:28:19.33 0
道重『つんくさん!あいつの将来の役職私にくれよ!』
つんく『…ああ、いいとも。』
道重『私あいつの分も可愛くなるから!宇宙まで私の美貌が届くように世界一可愛いアイドルになるからさ!!』
〜〜
田中『証明終わり!サイン!コサイン!メンタイコ!☆』
道重『てめえ…!一体何者なんだ!!』
田中『私は数学番長になる女だ!』
道重『…仲間にはなってやるよ…約束だ!だがいいか!私には野望がある!!世界一可愛いアイドルになる事だ!
こうなったらもう名前の浄不浄も言ってられねぇ!数学だろうが何だろうが私の美貌を学園中に轟かせてやる!
さそったのはてめぇだ!野望を断念する様な事があったらその時は腹切って私にわびろ!!』
田中『いいねえ世界一可愛いアイドル!数学番長の仲間ならそれくらいなって貰わないと私が困る!!』
道重『ケッ言うね。』
19 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:31:57.89 0
―中庭にて―
矢島『事件よ〜!!』
生徒Α『何!?事件だと!?』
生徒Β『お!舞美ちゃんが騒いでる。そろそろ授業の時間だな。』
生徒С『よくやるよなあいつも。』
矢島『はー今日もいい事をした!この危険な学園の秩序を守ったわ!!』
石田『おはようございます!矢島隊長!』
飯窪『矢島警備隊参上しました!』
矢島『佐藤と工藤はどうしたの?』
佐藤『わああああああああああ!!!』
石田『何騒いでんだ?あいつ。』
工藤『大変だー!!テストの問題用紙が盗まれたー!!』
矢島『…事件よ!!』
20 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 18:35:09.19 0
なんのこっちゃ
21 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:37:18.74 0
―5分後―
矢島『皆様、お待たせいたしました。犯人がわかりました。この、矢島舞美が全てを見抜きました。』
桜田『可愛いな〜♪』
矢島『村木先生の机の上から小テストを盗んだ犯人。それは…それは…桜田君!あなたよ!!』
…
…
桜田『えっ!!僕!?』
田中『よーわからんけど早めに謝っとき。』
桜田『だから違いますって!!』
矢島『桜田君…小テスト問題窃盗の罪で…』
道重『出た!マミーのマイ手錠!!』
矢島『逮捕しちゃうぞ☆』
カチャッ
桜田『この学校、本格的にどうかしてるよ…』
田中『わかったわかった。召使あんたを信じるよ。舞美!数学バトルよ!!』
矢島『フフフ…』
22 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:41:21.91 0
―20分後―
矢島『桜田君…あなたは無罪よ。こんなにも頭が悪いなんて、確かに問題の理解すらできないはず。感心したここまで馬鹿とは…』
桜田『喜んでいいのかわからない。』
道重『あれ?じゃあ結局テストを盗んだのって…』
村木『小テスト、コピー機の中にあったぞー!!いや〜最近物忘れ激しくて激しくてさ。じゃあ、あとよろしく!』
…
矢島『あなたたちも元気でね。また明日でも会いましょう。』
田中『なんで?』
矢島『なんでってあなた、愛想のない人ね…これから同じクラスで女子高生やるってんだからそのうち教室で会ったり…』
道重『何言ってんだよ早くこっちに来いよ。』
矢島『え?』
田中『れいなたちもう仲間だろ。』
矢島『え…』
…
矢島『た…隊長は私でしょうね!!』
田中『ばかいえ!れいなが番長だ!!』
23 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:45:35.66 0
―屋上にて―
鞘師『さぁさぁお待ちかね!勝てばとんこつラーメン復活、負ければ47都道府県ラーメン巡り!
情け無用の校内レース始まるよ〜!!ここで一発ルール説明!この学校の屋上から食堂まで相手より先に辿り着け!
以上!なお、仲間による妨害・瞬間移動・愛情ドリンクの補給など何でもオーケーだぁ!卑怯だ何だと抜かした奴ぁ1アイドルの恥と知れ!!』
桜田『…レースになるのか?』
道重『負けないで〜!れいな様〜!!』
矢島『わくわくしてきたわ…!』
??『フェッフェッフェッバ〜〜〜〜カめ、私達はこの校内レースで敗けた事がないのだ!!このレース5分持つかな?ズッキ?』
鈴木香『ぷぷぷぷぷ…!持たねぇ。』
鞘師『それでは、両者スタート位置についてください。』
桜田『頑張って!』
譜久村『頑張って!』
鞘師『位置について、よーい!』
桜田『(…ゴクリ)』
24 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:50:00.28 0
鞘師『どん!と言ったらスタートです!』
桜田『(ズコー!!)』
鞘師『それでは、位置について、よーい!どん!!!』
田・須『(ダッ!!)』
鞘師『両者一斉にスタート!!…と同時に両チームのセコンドも動き出したぞ!
さぁさぁ序盤から外部も選手も大暴れ!波乱の幕開け校内レース!先を行くのはかわいいキューティれいな!
それを追うキンタマーサ!おっと!ここでキンタマーサがれいなを吹き飛ばしトップに踊り出たぞ!負けじとれいなも反撃だー!!』
??『フェッフェッ…ますます面白い一味だぜ!…さて…我らの本領といこうかズッキ!』
鈴木香『ヘェ、えりぽん。』
鞘師『ああ〜っ!あああ〜っ!!前方に見えるのはコースの難関!“無限廊下”!両者どう切り抜けるのか!!あ〜!!あれは〜!!?廊下の先の方に人影!!』
生徒『ああっ!!』
鞘師『えりぽ〜ん!!“四足ダッシュ”の超人ズッキにまたがって!さっそうと登場したのは!
そうお邪魔の天才!正当なんて許さない悪名高き我らのえりぽん!!』
25 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:53:00.80 0
生徒『えりぽんだ〜!!』
譜久村『も〜勝ったわ〜!!』
鞘師『今日も悪い顔してる!悪い事思いついた顔だ!!』
道重『あいつキンタマーサの弟子だ!』
生田『悪い事…考えたぜ。』
全員『えりぽ〜ん!!』
須藤『(あいつら…それじゃあこっちのルートだ!)』
鞘師『おっと!ここで二手に別れたぞ!一体どうしたんだキンタマーサ!?』
田中『あれ?なんであいつ階段を…まあいいや、これでれいなの勝ちっちゃね!』
矢島『れいな!前!前!!』
田中『!!!』
ゴッツン!!!
鞘師『こ…これは!んがー!ついに出てしまったぞ!あの女の悪魔のような妨害が!!』
田中『…掃除のおばちゃん!?』
生田『フェ〜ッフェッフェッフェッ〜!!このタイムロスでおかみさんに勝ってみろい!!フェフェフェフェ〜!!』
26 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 18:57:23.83 0
鈴木香『ぷぷっ!ぷぷぷぷ…成功!』
桜田『やばいよ…今ので相当差がついた。』
鞘師『“廊下でバッタリ大作戦”!ズルい事考えたぁ!ズルい女だ〜!!
そしてれいなが止まってる間にキンタマーサが給水所へ!な、なんと道重さゆみ作の愛情ドリンクをがぶ飲み!
さすがくいしんガールズナンバー1!!一方れいなは…』
“校内レース右へ→”
矢島『コース指示よ!』
桜田『右へ!』
田中『よーし!次は右ね!!…ってひっかかるかぁ!!(バキッ!!)』
生田『ああああああああ!!』
鞘師『何と!破れた!!えりぽんの十八番“ウソ指示大作戦”!これは手強い!
この世の全てを信じない女なのか!?』
田中『うるさいわねアンタ!!』
鞘師『口も悪い!そしてレースは続くよいまだ前を行くのはキンタマーサ!
遅れをとったれいなは無数に発射される水鉄砲を振り切って三度襲うえりぽんの魔の手!!』
鈴木香『おばーちゃんえりぽ…おばーちゃん!』
生田『ああ…あたしゃもうダメかもよ…ああそこ行く女子高生の方助けてくれませんか?』
27 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 19:00:42.77 0
田中『…(スッ)』
鞘師『完全に無視!!!血も涙もない女れいな!』
田中『あんたうっさいのよ!!ひっかかるかぁ!』
鞘師『口も悪い!!』
桜田『見て!ゴールだ!!』
鞘師『勝敗まであとわずか!!追い上げて来たれいな!校内レース、勝つのはどっちだー!?』
ゴゴゴゴゴ…
田中『だからやめろっつってんのよ!!うっとおしいっ!!!(バキッ!)』
生田『ああああああああああああああああ!!!』
鞘師『見破られた!“ウソゴール大作戦”までもが!手強い!手強すぎる!!!』
田中『(だけど本物のゴールも近い!逆転するには…あの方法しかない!!)』
鞘師『おっと?ここでれいな屋上に向かってダッシュだ!!しかし戦いの舞台はクライマックスへ!実況の私もこの食堂で勝者を見届けましょう!』
道重『れいな様〜!!』
譜久村『おかみさ〜ん!!』
モクモク…
28 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 19:46:12.24 0
鞘師『おっと食堂に影が1つ!!』
生徒『おお!!』
須藤『フハハハハ!!』
鞘師『1番乗りはキンタマーサだ〜!!!一方れいなの姿は一切見えないぞ!
さあ、残り数十メートル!もう勝負は決まってしまったか〜!!』
須藤『お前たち!明日は何ラーメン食べよ…ん?』
??『ア〜アア〜♪♪♪』
須藤『!!!!』
桜田『この声は!!』
矢島『キタキタ〜!事件よ!これは事件よ!!』
道重『れいな様〜♪♪』
鞘師『なんと!!れいな、屋上から決死のターザンだ!!そしてそのままキンタマーサを一気に振り切り…ゴォーーーーール!!!!!!』
道重『れいな様〜!!』
須藤『…(ガクン)』
鞘師『この勝負!れーなの勝ち!!』
田中『サイン!コサイン!メンタイコ!☆』
29 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 19:49:51.14 0
須藤『れいな…私の負け。認めるわ。』
田中『でも言わないかんことがあるっちゃけど。』
須藤『何よ?』
田中『靴ひもが切れとった。カッター使ったみたいに鋭くね。』
須藤『変な言い掛かりやめてよ!私はそんなこと……!まさか…あんた達…』
譜久村『ごめんなさい。』
生田『3人で相談して…』
鈴木『やっちゃいけないって思ったけど、けど…』
須藤『あんた達…!!そんなことしてまで私は勝とうとなんて思わないよ!!!』
ヲタ『(キター!!!)』
バシッ!
バシッ!!
バシッ!!!
譜生香『(ドサッ…)』
田中『…許してやりーよ。全部あんたのことを思ってやったちゃけん。』
30 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 19:52:41.16 0
譜久村『本当にごめんなさい!おかみさんに勝ってほしかったの!』
生田『おかみさんの笑顔見たくて!!』
鈴木香『一緒に、ラーメン巡りしたかったの!!』
譜生香『巡りたかったの!!』
須藤『…いいよ。許してやるよ。あんた達みたいな子分がいて私は幸せだよ…!(ポロッ)』
譜生香『おかみさ〜ん!!(グスン、グスン)』
須藤『あんた達…ありがとう。ありがとう!!(グスン、グスン)』
桜田『どうしてだろう…腹が立つ位くだらないのに、涙が出そうだ…』
田中『でも…お仕置きやけんね〜!』
須譜生香『え〜!!!』
…
田中『さあ!おいしいおでんができました〜!!熱いよこれ、一気に食べてよ!』
須譜生香『いただきまーす!!』
31 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:00:59.02 0
…
須藤『アッツー!!!』
生徒『キャハハハハ!!!』
田中『召使い!』
桜田『(ギクッ!!)』
須藤『はーい、タマゴどうぞ〜!』
道重『えーめっちゃ熱そう!お皿が熱いもん!!』
桜田『(パクッ)…おえーっ!!!』
佐藤『キャハハハハ!おでん芸とかマジウケる!!!まーちゃんも誰かにやってみたい!!』
??『(ピコーン!)』
工藤『(なんだ…この得体のしれない嫌な予感は…!!)』
竹内『…』
32 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:09:15.92 0
2月
毎年恒例の新人研修が行われる。
福田『甘すぎるぞ!お前達!!』
譜久村『だいたいあなた達はハロプロを知らなすぎる!』
竹内『メシにすっか!』
工藤『そうしよう!』
福田『そこになおれー!!!!』
譜久村『これから出会うであろう先輩方についてあなた達も知っておかなくてはならないわ!
そもそもハロプロがアイドル界で生き残っているのは君臨する三大勢力のためだと思われるわ。
その内の1つが、まるで皇帝のようにハロプロの歌唱力メンを担う“四巧”よ。
この4人を食い止める力として“事務所本部”そして“七美隊”が並ぶ!
この三大勢力がバランスを失うとハロプロの存続が危ぶまれるという程の巨大な力。』
中西『シチビタイ?』
福田『簡単に言えば事務所公認の7人のアイドル達。』
石田『何ですかそれ。何でアイドルが事務所に認められるんですか?』
33 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:19:55.20 0
譜久村『七美隊は彼女達の美しさやバラエティー能力を生かして仕事を増やし、
その利益の何割かを事務所に収めることで“自由な”アイドル活動を許されたアイドル達よ。』
福田『他のアイドル達に言わせりゃ“事務所のイヌ”に他なりやせんが奴らは強い!
何を隠そう去年のめちゃイケ運動会で大ブレークしたあの“猫の手”も七美隊の一角を担う女なのよ!!』
田村『そりゃすげーっ!あんなのが7人もいんのかよ!!七美隊ってすげぇ!!!』
譜久村『問題はその七美隊の中の1人…“ジョーカー”!』
勝田『ジョーカー?初めて聞きますね。』
福田『そう、きっと裏アイドル界の呼び名よ。私達もその人が誰かさえわからないのだけど…
糸のようなものを操る能力を持っているらしい。ハロプロ界…いえ、アイドル界を裏で操ってる、そんな予感がするわ。
他の七美隊もそれぞれ強力な能力を備えてるのよ。』
飯窪『能力?』
福田『“アイドルの実”と言ってね。それを食べたら彼氏を作れなくなることと引き換えに特殊な能力を得られるの。
卒業すれば無効らしいけど。様々な能力があるけど、それぞれアイドルとしてとても大切な能力。その内お前達も食べることになるかもね。』
34 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:23:09.84 0
譜久村『そして先日ある四巧の卒業発表がされたことで、後釜として名があがっているのが私と同期の…
って佐藤!聞いてるのあなた!!』
佐藤『(むしゃむしゃ)まー譜久村さん楽に行きましょう!私出たトコ勝負好きなんで!』
福田『…お前ら大変そうだな。』
飯・石『そうなんですよ。』
譜久村『今日という日はもう許さないわ!こらっ!待ちなさい佐藤!!』
佐藤『イーヒッヒッヒ!!いやです、まーちゃん逃げます!!アヒャヒャヒャ!!…!!!』
ドッカーン!!!
佐藤『痛タタタタ…壁にぶつかっ…あれ?この壁の先に別の楽屋が…』
譜久村『何なの…この楽屋は。』
飯窪『…名札だ。“和田彩花”・“前田憂佳”・“福田花音”・“小川紗季”?』
福田『…さわんじゃねぇ…人の想い出に土足で踏み込むもんじゃねぇぞ…』
工藤『!』
福田『ここは私達の育った場所だ。“初代”スマイレージ。楽屋はボロいが日本一のアイドルグループが…ここにいた。』
35 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:28:38.32 0
〜2010年12月30日
司会『第52回日本レコード大賞最優秀新人賞は…スマイレージの皆さんです!!』
会場『ワアーーーー!!!!』
スマヲタ『(きた!スマイレージの時代がついにきた!!!)』
―数ヶ月後―
つんく『はいどうも!えースマイレージ1周年記念ですね、イベントにお集まりの皆さん!
ありがとうございます!つんくでーす!(パチパチパチパチ)』
ざわ…ざわざわ…
つんく『いや本当にスマイレージ、順風満帆!ここまで、えーいい感じで来たと、まっファンの皆さん、
そしてメンバーの皆さん思っていると思いますけど、けども…?』
スマヲタ『…!』
つんく『ンッフッフッフッフ…そうです。でもやっぱりスマイレージに…何か足りません。』
スマヲタ『おいやめろよ!マジでやめてくれよ!!!』
つんく『…そうです、だから!』
36 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:31:54.38 0
スマヲタ『やめろー!!!!!』
つんく『メンバー募集します!!』
スマヲタ『ぎゃあああああああああああ!!!!!!!』
和田『!!!!!』
前田『!』
福田『!!!!!!!』
小川『…』
―数ヶ月後―
小川『私はもう…あなた達の所へは戻らないわ…』
スマヲタ『!!?』
小川『ここでお別れよ。このステージで…』
スマヲタ『何言いだすんだよ紗季ちゃん…あぁそうか焼肉の事だろ!あんなの気にする事ねぇよ!
俺達誰1人信じちゃいねぇし事件の濡れ衣なんてアイドルにゃよくある話だ!』
37 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:35:41.56 0
小川『…そうね。彼女達には謂われのない罪を被せて悪かったわ。だけど…私にとっては偽りのない記事よ。
ブログやユーストで私信をしたのは確かに私。』
スマヲタ『え…』
小川『私には貴方達の知らない“闇”がある。“闇”はいつかこのグループを滅ぼすわ。』
スマヲタ『…?』
小川『現に…私はこの事件の罪を彼女達に被せて逃げるつもりでいる…事態はもっと悪化するわ。』
スマヲタ『どういう事だ!!何でそんな事…!!』
小川『なぜそうするのかも…あなた達が知る必要のない事よ。』
スマヲタ『…!!紗季ちゃん何言ってんのかわからねぇよ!どうしたってんだ!!』
小川『短い付き合いだったけど…今日限りでもう…二度とあなた達と会う事はないわ。
みんなにもよろしく伝えてね。こんな私に今まで良くしてくれてありがとう。さようなら…』
カツン…カツン…
スマヲタ『ちょ…こんなのみんなが納得しねぇよ!!』
カツン…カツン…
スマヲタ『ちょっと待てよ紗季ちゃん!!冗談やめろぉー!!!』
38 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:41:13.30 0
…
スマヲタ『紗季ちゃんは…俺達が嫌いになったのかな…』
つんく『おまいら…1つ覚えとけ。』
スマヲタ『…?』
つんく『“アイドルのウソ”は…許すのが、ヲタクだ。』
ドン!!
―この数日前―
福田『おーい憂佳が目を覚ましたぞ!!』
和田『ホントか!!よかったー!!』
前田『面目ない…みんな!大事なリハーサルを!(がばっ!!)』
福田『憂佳まだ寝てなきゃダメだ!!』
…
前田『じゃあ…やっぱり紗季ちゃんは辞めるつもりなのか…だけどどうやって説得しよう?
せっかくこんな凄いグループで活動できるんだ。この先のステージも渡って行ける様に今まで以上に凄いグループに…』
39 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:45:20.33 0
和田『いやそれがね憂佳ちゃん、メンバーは入れ替えることにしたんだ。
初代スマイレージには思い入れがあるけどこの4人での活動はここまでなんだ。』
前田『?』
和田『それでね新しく入る新メンバーと話をしてみたんだけど…そうしたらまぁ…』
前田『待ってよ待ってよ…そんな冗談キツいよ。何だやっぱりおはガール…
朝早過ぎたって事?忙しすぎて体がもた…』
和田『違うよ!そうじゃない!』
前田『じゃあ何よ!はっきり言って!私に気を使ってるの!!?』
和田『使わないよ!おはガールの事は関係ないんだ!!』
前田『だったら!何で入れ替えるなんて事言うんだ!!』
福田『おい2人ともどなり合ってどうなるんだよ!もっと落ち着いて話をしろよ!』
前田『落ち着いていられるか!馬鹿な事言いだしやがって!!』
和田『ちゃんと私だって悩んで決めたんだ!!紗季ちゃんはもう!普通の中学生に戻りたいんだよ!!!!』
前田『!!!!』
40 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:48:16.74 0
福田『…』
和田『どうしても辞める気なんだ。じゃなきゃこんな話しねぇ!』
前田『紗季ちゃんだぞ…私達と一緒にやってきた紗季ちゃんだぞ!!?』
和田『そうだ…楽屋も別の部屋に移すんだ。』
前田『………何言ってんだ彩花ちゃん…』
和田『本当なんだそう言われたんだ!事務所に!もう次のツアーにも連れてけねぇって!!』
前田『はぁ…そうかい、連れてけねぇって…今日会った大人に説得されて帰って来たのか。』
和田『何だと!?』
前田『…!!事務所の人間がもうダメだと言っただけで!!今までずっと一緒にステージを旅して来た!
どんな苦難も!戦いも!一緒に切り抜けてきた大事な仲間を彩花ちゃんはこんな所で…見捨てる気かぁ!!!
絶対に私は見捨てないぞ!!バカか彩花ちゃん!大方事務所の人間のもっともらしい正論に担がれてきたんだろ!
私の知ってる彩花ちゃんならそんな奴らの商売口上よりこの4人の強さを信じたハズだ!!
そんな歯切れのいい年寄りじみた答えで…!リーダー風吹かせて何が決断だ!!見損なったぞ彩花ちゃん!!』
福田『ちょっと待ってよ憂佳!あやちょだって最初は!』
41 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:52:26.38 0
和田『黙ってろ花音ちゃん!!これは私が決めた事だ!今更憂佳ちゃんが何言ったって意見は変えねぇ!!
メンバーは入れ替える!紗季とはここで別れるんだ!!』
前田『ふざけんな!!そんな事は許さねぇ!!いいか彩花ちゃん、誰でも彩花ちゃんみたいに前ばっかり向いて進めるわけじゃねぇ!
私は傷ついた仲間を置き去りにこの先のステージなんて進めねぇ!!』
和田『バカ言え!仲間でもやる気をなくした奴じゃ話が違う!!』
前田『同じだ!!紗季ちゃんにだってアイドルでいたい底力はある!!彩花ちゃんの事だ、
もう次のメンバーに気持ち移してわくわくしてんじゃねぇのかよ!上っ面だけ紗季ちゃんを想ったフリしてよぉ!!!』
和田『!!!いい加減にしろ憂佳ちゃん!!憂佳ちゃんだけが辛いなんて思うなよ!全員気持ちは同じなんだ!!』
前田『だったら入れ替えるなんて答えが出るハズがない!!』
和田『…!じゃあいいさ!そんなに私のやり方が気に入らねぇんなら今すぐこのグループから…』
真野『バカ野郎がぁ!!!!(ドゴッ!!!)』
ガッシャーン!!!
福田『真野ちゃん!!』
42 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 20:58:12.08 0
真野『はぁ…はぁ…!和田てめぇ今何言おうとしたんだ!!頭冷やせ!滅多な事口にするもんじゃねぇぞ!!』
和田『(フラ…フラ…)あ…ああ…!悪かった今のは…つい…』
前田『いやいいんだ彩花ちゃん…それが彩花ちゃんの本心だろ。』
和田『何だと…!!』
前田『“使えない仲間”は…次々に切り捨てて進めばいい…!紗季ちゃんに見切りをつけるんなら…私にもそうしろよ!!』
真野『おい前田くだらねぇ事言ってんじゃねぇぞ!!!』
前田『いや本気だ…前々から考えてた…正直私は彩花ちゃんと花音の化け物じみたモチベーションにはついて行けないと思ってた!
スマイレージは日本一のアイドルグループを目指してるけど…私は何もそこまで“高み”へ行けなくていい…!
思えば私がエッグに入った時に…あるメンバーが話し掛けに来てくれた。それだけの縁だ。意見がくい違ってまで一緒に活動する事ないよ!!(ガチャ!)』
和田『おい憂佳ちゃんどこ行くんだ!!』
前田『どこ行こうと私の勝手だ。私はこのグループをやめる。』
43 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:01:17.50 0
福田『そんな…!!ダメよ!待ってよ!!』
真野『おい戻れ!!!』
つんく『…』
前田『彩花ちゃんとはもう…やっていけない。最後まで迷惑かけたね。』
和田『…!』
前田『メンバーの決定権は確かにリーダーである彩花ちゃんのものだ…だから私と戦え!!
私が勝ったら紗季ちゃんは貰って行く!!彩花ちゃん…!!私と決闘しろぉ!!!』
和田『!!!』
…
―5分後―
前田『(ドサッ…)』
つんく『…勝負あったな。』
和田『ハァ…ハァ…バカ野郎…!!最後くらい!本気で戦えよ!!!!』
前田『…』
44 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:03:22.82 0
福田『いやだっ…もう…!』
和田『紗季ちゃんは憂佳ちゃんの好きにしなよ。新しい仲間を手に入れて…この先のステージへ私達は進む!!!』
“1万人笑顔キャンペーン達成だー!!”
“ノッて来いノッて来い!!メジャーデビュー前夜祭だ〜!!”
福田『…!!』
“憂佳似合いそう!”
“えぇ〜!えっでもアレでしょ、メイド喫茶ってあの鞭で叩いたりするんですよね??”
“アーヒャッヒャッ!!違うよ〜!!”
“いいなぁ〜やってみたい…”
和田『じゃあね…憂佳ちゃん。今まで…楽しかった。』
福田『憂佳〜!!!!(ダッ)』
真野『おいっ!行くな福田!!(ガシッ)』
福田『…何でだよ!!ただでさえ病み上がりなのにあんな目にあって…!!』
45 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:06:03.69 0
真野『ケンカやゲームじゃねぇんだ!!』
福田『だから何だ!!私はメンバーだ!治療くらいさせろぉ!!』
真野『“決闘”に敗けてその上…同情されたメンバーがどれだけ惨めな気持ちになるか考えろ!!
不用意な優しさがどれ程敗者を苦しめるか考えろ!!あいつはこうなる事を覚悟の上で決闘を挑んだんだ。』
福田『…!!』
…
和田『重い…!!』
つんく『それがリーダーだろ…!』
和田『…!』
つんく『迷うな。お前がフラフラしてやがったらメンバーは誰を信じりゃいいんだよ!』
福田『(ダッ!)』
真野『……』
つんく『楽屋を空け渡そう。お前達はもう…この楽屋には戻れないから…』
和田『(ポロッ…ポロッ…)』
福田『(グスン…グスン…)』
前田『(ポロッ…)』
46 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:37:42.57 0
〜〜
福田『“有頂天LOVE”までの楽しかった時間がウソのようだった…
何だかスマイレージが…バラバラになってくみたいで…』
譜久村『そんな過去があったなんて…』
福田『本当のことを言うとあたしだってもう…』
つんく『…全てを話そう。』
全員『つんくさん!?』
つんく『かつてアイドル女王と呼ばれた前田が辞めた本当の理由は…』
〜2011年12月30日
つんく『考え直せ!!なんで辞める必要がある!!そんなにスマイレージに将来性を感じないか!!』
前田『何も私はスマイレージに愛想を尽かした訳じゃないわ。ただ勉強をしたくて…』
つんく『そんな言い分に意味はない!人を悲しませるものに必ずしも悪意があるとは限らない!!
勉強をしたいがためにハロプロを滅ぼす結果を招くならお前はこれからも続けるべきだ前田!!あれ程お前を愛してきたヲタ達を…なぜ見捨てる!!』
前田『…全てを捨てても叶えたい“願い”があるからよ。あの事件で電通が私につきつけてきた条件は2つ。
私信の罪を“メンバー全員”にきせること…その後電通に身を預け…従う事。』
47 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:44:38.85 0
つんく『…そうなればお前のアイドル生命がないぞ!!7年続けてきたアイドルがなぜそんな条件をのむ!!』
前田『電通はスマイレージに対したった1度の“スキャンダルコール”の発動を許可されていたの。』
つんく『…“スキャンダルコール”?』
前田『電通本部の工作員5人とハッカー10人を1点に召集する緊急命令。その国家戦争クラスの情報力の標的にされたら後にはもう何も残らない。
条件をのまなければ私達に“スキャンダルコール”がかかる。電通のその名を聞いた時に観念したわ。
私が今までどんな状況でも続けられて来れたのは守るものがなかったから…でも1度捨てたアイドル生命も…!
失った心も途絶えた夢もみんな掬い上げてくれる。こんな私を信じてくれる仲間ができた…』
つんく『…じゃあお前の“願い”ってのは…!!』
前田『私を除くスマイレージの6人が無事にアイドル活動を続ける事!!』
つんく『その為ならヲタ卒も呼び起こしハロプロがどうなろうと構わねぇってのか!!?』
前田『構わない!!!』
つんく『バカな考えはやめろ!!!』
48 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:46:46.05 0
〜〜
つんく『俺は引き止めることができなかった。事もあろうに全世界に生きる全てのハロヲタのヲタ生命よりあの女はお前達6人のアイドル生命を選んだ。』
勝田『!!!!!』
中西『!!!!!』
竹内『!!!!!』
田村『!!!!!』
福田『そんな…ウソだ!!そんなわけ…』
つんく『現にお前達は無事に活動できている!!』
福田『…!!!』
??『(ガチャッ)』
…
福田『あの喧嘩は全て憂佳の演技だったのか…私達はとり返しのつかない事をしたんだ…』
中西『福田さん…』
譜久村『(みんなにかける言葉が見つからない…)』
和田『悔やむ事も当然…やりきれぬ思いも当然。』
竹内『リーダー!』
49 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:49:27.80 0
和田『あの事件で得たものはなく失ったものは大きい。だがこれは前進である!戦った相手が誰であろうと戦いは起こり今終わったのだ!!』
勝田『リーダー…』
和田『過去を無きものになど誰にもできはしない!!この歴史の上に立ち!!生きてみせよ!!!』
田村『!!!!』
福田『(敵わぬ…)』
和田『スマイレージよ!!!!!』
チョトマテクダサイ
チョトマテクダサイ
半信半疑で生きていくガラスのティーンネージ
チョトマテクダサイ
チョトマテクダサイ
初めて生きてるこの人生失敗もあるさ
日本一になる日まで
チョトマテクダサイ
チョトマテクダサイ
ジャン!
50 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 21:51:59.56 0
その後スマイレージは諸アイドルも目を見張るばかりの速度で実に見事な成長を遂げる。
あやってゆうよ
まえだゆうかちゃんだよね
ゆうかちゃんってよんでもいい?
あやのことはあやかちゃんってよんでね
51 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:04:16.71 0
3月 数学女子学園後編
田中『メンタイコの神様に謝りーよね!!』
道重『そんな神様いない!私はれいな様のためにやったの!!』
桜田『僕が代わりに謝りますからケンカはやめてくださいよ…』
田・道『(バシッ!)』
桜田『痛タタ…』
道重『れいな様のバカ!もう知らない!!』
田中『れいなも知らん!フン!!』
道重『フン!(バッ!)』
…
道重『れいな様のバカ!バカバカバカ!もうなんで私の愛分かってくれないのよ?』
桜田『さゆみ!仲直りした方がいいんじゃない?ちょっと待ってよ!…ん?何だこの線…?』
道重『…!ヤバい!もしかして…怒ってて気づかなかった!!ここってエリートクラスのエリア!?急いでここを出ないと!!』
スタスタ…
桜田『…!』
52 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:07:39.93 0
中島『何をしているのかしら…あなた達は?』
岡井『ここはエリートエリア。』
萩原『許可なしには立ち入れない。』
矢・鈴『(3バカ…)』
中島『お互いのエリアには立ち入らない約束。さあ、あなた達!』
岡・萩『はっ!』
桜田『ちょ…待ってください!!うわああああぁぁ!!』
中島『あなたは桁外れのバカだから帰りなさい。』
桜田『そ、そんな…僕は桁外れのバカじゃない!!!(バッ)』
道重『私も返しなさいよ!!』
…
―休み時間―
新垣『なんかいつもと雰囲気違うわね。』
田中『別に。同じやけど。』
新垣『ふーん。友達とケンカしたんだ。』
田中『違う!さゆとケンカなんてしてないもん!』
53 :
名無し募集中。。。:2013/03/08(金) 22:09:27.97 0
これ最後まで書き終わってるの?
54 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:11:57.57 0
55 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:26:00.97 0
新垣『やっぱりあなたってわかりやすい。けど…いいことだと思うけど?』
田中『何で?』
新垣『あなたに友達ができたってこと。さゆみんとか舞美ちゃんとか他にもたくさん。
あなたずっと1人だったから…気づかないかもしれないけど、あなた前よりずっと笑ってる。』
田中『…うん!(バッ)』
―エリートエリアにて―
田中『さゆ!!』
道重『れいな様〜!!』
田中『さゆを返して!!!早貴!勝負して!れいなが勝ったらさゆを返してよ!!』
中島『身の程知らずね…いいわ。その代わり負けたらあなたに責任を取ってこの学校辞めてもらう。』
鞘師『なんということでしょう!!れいな、この条件を受け入れるのか!?』
田中『…れいなの仲間は…誰1人…!死んでもやらん!!!』
全員『…!!!!』
田中ヲタ『れいにゃああああああぁぁぁ!!!!』
鞘師『恐るべき気力でこの条件を受け入れたれいな!!アウェイでも…!圧倒的不利な条件でも立ち向かう!!
仲間の為!!そうだ、これが数専伝統の“数学バトル”!私涙で…!涙で前が見えばぜん!!(ちょっと嘘泣き)』
56 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:30:35.76 0
道重『れいな様〜!!』
桜田『れいな!!』
鈴木愛『れいな!!』
矢島『れいな!!』
中島『目にものを見せてやる…!』
―数分後―
田中『さゆのいる教室は…Сの教室!!』
中島『!!』
桜田『もしさゆみがいなかったら退学…』
田中『空けるよ!!』
中島『空けなさい…!』
バンッ!!
道重『れいな様〜!!』
田中『さゆ!!』
鞘師『さゆみがいたのはСの教室…!数学バトル!れいなとさゆの運命を背負った熱く壮絶なモンティホール問題!エリート軍団の野望はここに敗れバトルを制したのはなんと…!!田中れいな〜!!!!』
ワアアアアァァァー!!!!!
57 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:49:41.22 0
中島『れいな…!あなたよくも私の野望に泥をぬってくれたわね。』
田中『…!』
中島『天晴ね…ライバルよ…』
田中『(ニコッ)』
―数日後―
村木『今日このクラスに転校生が来ることになりました!』
全員『?』
真野『おはようございます。今日から皆さんとご一緒させていただくことになりました。真野恵里菜です。
数学が大好きでこの数専にやってきました。ちなみに私のパパは真野コーポレーションの社長をしています。
楽しくやっていきたいと思っているのでよろしくお願いします。』
パチパチパチパチ…!
桜田『なんか…不吉な予感がする…』
―数時間後―
村木『おーい悪い悪い!ちょっと休み時間中なんだけど注目してくれ!』
全員『?』
58 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:53:52.94 0
真野『皆さん集まってくれてありがとう。いきなりだけど校則を変えたから発表するね。』
全員『はっ!!?』
真野『言っちゃえばこの学校、下品だから私には合わないの。だから私が居心地いいように決まりを変えさせてもらったってわけ。
方言禁止!自意識過剰禁止!バカ禁止!ミステリー禁止!食いしん坊禁止!…』
道重『何でそんな権利あるのよ!!?(ガタッ!)』
村木『まぁごめんごめん!あの彼女の父親うちの1番のスポンサーなんだ。
もし彼女の身に何か起これば…“上級生”が駆け付けてくるから…な?絶対に逆らわないように…』
徳永『村木先生のお陰で最悪の事態は避けられましたな…』
清水『あの女は田中れいなの一味、新人狩りの道重です。』
吉川『あの一味はイカレた連中ばかりと聞いてるが…“お嬢様”に反抗するとは正気じゃない。』
鈴木愛『あの人一瞬もの凄い殺気放ったな…獣ねあれは。』
田辺『2番手にして数学偏差値79。人に従うような女には見えないが…れいな様の度量が伺えるな…』
59 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:56:34.20 0
―廊下にて―
譜久村『おかみさん、お腹すいたよ…』
須藤『わかってるわよ。もうこっちだって一緒よ。』
鈴木香『はぁ…(ドサッ)』
須藤『あっ香音、大丈夫かい!?』
鈴木香『おかみさん、もう私…』
生田『喋らなくていいから…』
鈴木香『無理だよ!今まで1日8食だったのに!食いしん坊禁止で1日3食だなんて…ありえない!!うぅ…』
須藤『香音!しっかりするんだよ!早く!早く保健の先生呼んできて!!』
譜・生『はい!!』
須藤『香音!香音!…くっそおぉぉぉ!!』
―教室にて―
須藤『恵里菜!恵里菜あんたを倒す!!これ以上あんたの横暴っぷりを放っちゃおけねえ!!』
真野『いいわ。いい暇つぶしよ。』
60 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 22:59:44.00 0
―1分後―
須藤『私の負けだわ…』
道重『お嬢様ってだけじゃなく、半端なく強い…!!』
真野『口ほどにもない。さっきまでの元気はどこに行ったのかしら?』
田中『許せん…』
真野『本当食いしん坊って嫌よね。邪魔だから早く消えて。』
宮本『消えなさい。目障りよ。』
田中『(ブチッ)』
スタスタ…
須藤『…待ってくれ…ハァ…れいな!』
田中『!』
須藤『ダメだ…ハァ…ハァ…怒らないで…私がドジッたんだよ。目の前で誰がどうなろうと!
お嬢様に逆らったら上級生が…どうせ私は食いしん坊だったんだ…悪い事したからその報いだ。
ごめんなぁ…子分達を救いたくて…れいなにとんこつラーメンの償いをしたくて…役に立ちたかったんだけども…』
61 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:05:27.21 0
矢島『おかみさん…』
須藤『やっぱり私は昔から何やってもドジだから…!本当にドジだから…結局迷惑ばっかりかけて…ごめんなぁ…!(グスン、グスン)』
田中『…』
スタスタ…
矢島『やめてれいな!れいなもただじゃ済まないわよ!!』
真野『私に勝負を挑むの?いいわ、ポーカーで勝負よ!私の手は…ストレート!』
田中『れいなのカードはハートの9と13!』
道重『さゆみはハートの5と8!』
ざわっ…
宮本『4枚全部ハートだ…』
生徒『何する気だあいつら…!』
嗣永『本気か!?』
桜田『僕のカードは…僕のカードはこれです!!!!』
パサッ…
62 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:11:24.59 0
“ハートの2”
田中『やったあぁ!!!!』
鞘師『決まりました!お嬢様ストレート!れいなチームフラッシュ!変形ポーカーバトル勝者はれいなチーム!!』
中島『(ニヤリ)』
嗣永『(ニヤッ)』
ワカ様『(チラッ)』
生徒『れいな一味がお嬢様を手にかけたぁ〜!!上級生が来るぞ〜!!!』
―校長室にて―
校長『…またあの小娘か…!次から次へと…!あの一族の血はどうなっとるんだ…!!』
職員『情報では田中れいなに加え道重さゆみと桜田通を確認。主犯格は当然お嬢様に勝負を挑んだ田中れいなと見られています。
とにかくお嬢様に数学バトルで勝つという前代未聞の凶悪事件と判断しております。』
校長『何か要求はあるのか?』
職員『校則を元に戻せと…』
??『何がどうであれお嬢様に手を出されて我々が動かん訳にはいかんでしょう。校長…』
校長『上級生…』
??『わっしらが出ましょう。すぐ戻ります。ご安心なすって。』
63 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:19:59.59 0
―教室にて―
ビュン!!
道重『これは…矢文!?時代劇でよく見る…』
田中『違う!コンパス文!数専伝統の。』
桜田『伝統?これが?』
パサッ…
桜田『ファイナルバトル…?』
道重『デビルシスターズ?』
鞘師『数専の生ける伝説。誰も姿を見たことのない。
噂によると彼女達はこの学校を支配し続けるために15年以上留年してるって聞いたわ。』
道重『なんて恐ろしい!!』
桜田『いや…卒業しなきゃ!』
田中『わかった!このバトルに勝てばその時はとうとう数学番長になれるってことやろ?
もちろん挑戦する!!』
64 :
eatkyo363013.adsl.ppp.infoweb.ne.jp:2013/03/08(金) 23:24:10.84 0
―2年Α組にて―
??『よくぞここまで辿り着いた。褒めてやろう。』
??『これよりファイナルバトルを開催する。』
??『我々は数専3年…デビルシスターズ!!』
桜田『あれが…デビルシスターズ?』
保田『リーダーの保田圭だ!!』
飯田『副リーダーの飯田圭織よ!』
道重『これが…高校生??』
―5分後―
飯田『イヤー!!私は確かにアラサーよ!!でも可愛いもん!!』
保田『私は確率のウィザードなのに…!負けた…!!』
飯田『よくも…よくも…この学園を出たら覚えてなさい!!』
道重『それじゃあこれでれいな様が数学番長?』
桜田『あっけなさ過ぎる…』
65 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:27:18.22 0
田中『…』
パチ…パチ…パチ…!
道重『!?』
田中『姉ちゃん…!?』
桜田『えっ?お姉ちゃん!?』
田中『何で姉ちゃんがここに…いると?』
石川『あなたと戦うためよ!』
田中『姉ちゃんは数学番長になった直後失踪した。だけんれいなも同じ景色見ればって…』
桜田『だから…数学番長目指してたんだ。そんな過去があったなんて知らなかった。』
田中『姉ちゃん答えて!何で姉ちゃんが…』
石川『決まってるでしょ?世界中の数学者を支配するためよ!今まで準備をしてきたけど…機は熟したわ!
私は腐った数学界に革命を起こすの!あらゆる数学者達にバトルを挑み…二度と立ち上がれないように完膚なきまでぶちのめす!』
田中『れいなが知っとう姉ちゃんはそんなんじゃなかった。いつも優しくて…笑って…
数学の話になると目がイキイキして輝いておった。でも今の姉ちゃんの目は死んどお!数学界を支配する?そんなのおかしい!!姉ちゃん、勝負して!!』
66 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:42:01.19 0
石川『フッやっぱりあなたを生かしておけないわね。これがあなたのラストバトルになるわ。お題は…1+1=2を証明せよ。』
桜田『そんなの当たり前すぎて…』
道重『とうとう始まった…!!』
田中『(どうすればいいと?1+1=2の証明?今までそんなこと考えたことなかった。)』
石川『どうしたのれいな?何もできないならこっちからいくわよ。まず0と自然数の集合をNとする…』
道重『(ゴクッ…)』
…
石川『…これがペアノの公理よ。』
田中『もうダメ…さすがに姉ちゃんは強い…』
道重『…!れいな様!これで力をつけて!!』
パシッ
田中『さゆ…』
道重『食べて!れいな様!!』
桜田『僕も!こんなことしかできないけど…これ食べて力取り戻して!!』
パシッ
田中『ありがとう…さゆ…召使い!ありがとう!(パクッ)』
67 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:50:32.76 0
石川『…』
田中『(ゴクッ)…姉ちゃん…れいなの力はこんなもんじゃない!!』
石川『こ、この後は…』
田中『姉ちゃんできんと?じゃあれいなが行く!証明の続きはこう、まず証明するための準備として公理には定数記号0しか明記されてないから…』
道重『やったー!れいな様完全復活!!』
桜田『いけー!!』
石川『…!!』
田中『(姉ちゃん…昔のれいなやったらこの証明はできんやった。姉ちゃんに勝つなんてありえんやった。でも、れいなは強くなった。
ライバル達との戦いがれいなを強くしてくれた。)ラストいくよ!1=S(0)であるからS(1)=S(S(0))=2。
これがA。したがって@とAより1+1=2!以上、証明終わり!!』
石川『!!!』
道重『か、完璧な証明!!』
田中『数学的に言うと1+1=2。でもれいなはそれがあっとおとは思わん。』
桜田『え?どういうこと?』
68 :
募集中。。。:2013/03/08(金) 23:58:55.66 0
田中『1+1は3にも4にも5にもなる。仲間がいれば10にも、100にも、1000にも!れいなはそんな仲間に出会えて…本当に幸せ。』
道重『れいな様〜!!』
桜田『(ニコッ)』
石川『さすがね…れいな。私の…妹!(ドサッ…)』
道重『勝った〜!れいな様の勝ち!!』
田中『やったー!!サイン!コサイン!メンタイコ!☆れいなに負けるようじゃまだまだやね。そんなんで数学界支配できると思っとうと?』
石川『フフフ…!アハハハハ!ヤバいヤバい、面白かった最高なんだけど!!!』
桜田『え?何!?』
石川『ごめんごめん…これ全部私が仕組んだアレだから。あれ!ドッキリハッピー!!』
桜田『えー!!全部嘘!?あの数学界を支配するとか何とかの…え!?』
石川『できの悪い妹を持つと…姉貴は心配なんだ。おめぇらもコイツにゃ手を焼くだろうがよろしく頼むよ…』
道重『妹想いのイイ奴だ…!!』
69 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:01:59.55 0
こんにちは桜田です!
数学女子学園編に最後までお付き合いくださった皆さんどうもありがとうございました!
僕はあれからいつもの日常を送っています。
女の子達にどつかれ命令されるのにもすっかり慣れて…
いやむしろ快感になってきたような…
田中『召使い!メンタイコパンまだ!?』
はいー!!
新垣『廊下は走らないでほしいな。(ニッコリ)』
メンタイコパン買ってきました!!
田中『あーサンキュー!』
道重『遅い!もっと早く買ってこれないの!?』
だったら君が買いに行けばいいじゃないか!!そうそう、あれから他の生徒達も…
―中庭にて―
石田『…行っちゃったな隊長…』
工藤『ああ…でもさ、あの人達と一緒だからちょっと安心したよ。』
飯窪『そうそうあんな強い人達見た事ないもん。』
70 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 00:02:38.54 0
オリジナルストーリー?
キモすぎだろ…
71 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 00:02:39.41 0
東京オリンピックだろ
俺絶対反対だけど
共産党と同じになりたくないから黙ってる
72 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:04:46.33 0
石田『他の生徒達に話したら寂しがるだろうけどな。』
飯窪『1人で賑やかだったからね…隊長。』
佐藤『まーちゃん1つ考えたんだ!!』
飯石工『何を!?』
―廊下にて―
??『シュワワワワワ!機は熟した…!!そろそろ動きだすか。』
―食堂にて―
譜久村『ラーメン巡り打ち切り…』
須藤『当然だろう…?私は負けたんだ…約束は守る。これでしまいだ。』
鈴木香『おかみさん…』
生田『おかみさん…!!』
須藤『お前達本当に…今までありがとう。私なんかの夢によく付き合ってくれた。』
鈴木香『そんな…水くせぇじゃねぇか!!』
須藤『なぁお前達…』
譜生鈴『…』
須藤『次は…どんなメニュー制覇しようか…』
73 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:07:11.69 0
譜生鈴『…!!!!』
鈴木香『ウォーホー!!!』
生田『ウッキー!!!』
譜久村『どこまでもついて行きますわおかみさん!!!』
―ベンチにて―
吉川『お疲れ。』
清・徳『お疲れ様です!』
吉川『どれがいい?これ私のおごりだから。』
清水『え?いいの?ありがとう。なんか最近友優しくなったかも!』
徳永『そうかも!』
吉川『別に…そんなことないから。(ニコッ)』
―エリートエリアにて―
中島『しっかり力つけるのよ。3バカのキングダム実現のために!』
萩原『わかってる。』
岡井『我がリーダーながら…恐ろしい。でもまずは偏差値40を…』
中島『(ギクッ)』
74 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:09:46.00 0
―鏡の前にて―
嗣永『鏡よ鏡よ鏡さん?世界でいっちばん可愛い子は誰?ももち〜!ももち可愛いにゃん!にゃんにゃん!』
―校庭にて―
和田『れいな先輩のお気に入りは私達だから!』
高木『何言ってんの!私達の方が好かれてる!!』
和福田『私達!』
高吉田『私達!』
田中『できたー!!できたできたできたできたー!!!!!』
全員『…!!!!』
―中庭にて―
佐藤『いくよ!!』
石田『本当にやるのかよ!』
工藤『やるさ!隊長の後は私達が継ぐんだ!!』
飯窪『それじゃあいくよ!!』
すぅーーっ!!
飯石佐工『事件よ〜!!!!!!!』
75 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:17:29.83 0
4月
日本全国でハロプロに関連する怪事件が次々に発生する。
―某大学の入学式―
学生Α『ん?誰だ?おめぇ!学生じゃねぇな?』
学生Β『ここで何してる?』
学生Α『クマみてぇなヤローだな。』
??『クマか。的を射ている…!!』
学生Β『?』
学生ヲタ『…そりゃおめぇ…只者じゃねぇハズだよ…!(ガタガタ)』
学生Α『!?』
学生ヲタ『こいつは“ハロプロ七美隊”の一人だ!!“暴君”ギャクサバーノ・くま!!!かつて…アイドルとしてギャクサバの限りを尽くした女…』
学生Β『ええ〜!!?ウソだ…!“ハロプロ七美隊”!?そんなバカな…“猫の手”と同列の女が…な、何しにこの大学へ!!?』
熊井『(な、なぜ私だけ初日でバレる…!?)』
76 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:19:32.99 0
―某バスツアーの5号車にて―
ヲタΑ『ハァハァ、いた…落ち着いて聞いてよ?バスのデコレーションの最中で言いそびれたんだけどこのバスには…もう一人…いたの…!!』
新垣ヲタ『?』
ヲタΑ『“モーニング娘。”が………!!!』
新垣ヲタ『!!?…な…!今…何て!!?』
新垣ヲタ『あれが“モーニング娘。”!!?』
新垣ヲタ『た、ただの女ヲタじゃねーか!!!』
生田『なかなか評判が高いぞお前達。ガキさんのヲタには腕の立つ、できたヲタが数人いるとな。』
全員『イヤイヤイヤイヤ(ニヤニヤ)』
ヲタΑ『一人残らず照れとる場合かぁ!!』
生田『色々と騒ぎを起こしているんだ。知らず知らず名が揚がるのは…何もメンバーだけではない。』
―5分後―
新垣ヲタ『やっぱりお前はイイ奴だったんだぁ!!』
生田『ジョ〜〜ダンじゃなーいわよーう!!』
新垣ヲタ『んがっはっはっはっは!!!』
77 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:21:55.40 0
―某事務所の倉庫にて―
真野『く…!なぜあれしかハロプロのCDが店に入荷されていない…!!』
??『…フッフッフッフッフッフッ!!真野…オリコンはもう“トップ音楽情報サービス会社”の称号を背負うにゃ力不足だ…
“人気がなくなった”ってした方が説明しやすいだろ?“返品がきかなくなった”ってのよりよぉ!!』
真野『……誰のさしがねだ…電通か…!?』
??『いやぁ…!もっと上だ…!』
真野『!!!』
このような怪事件が多発する中ハロプロメンバー同士の小競り合いが発生する。
―某事務所にて―
マネ『つんくさん!つんくさん大変な事に!!』
つんく『どうしたん?』
マネ『先日向けられた事務所名物プロ剥がし人の制止を振り切り!四巧“すーさん。”と同じく“豆ガキ”が直接接触を!!』
つんく『何やと!?』
78 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:24:41.41 0
―モーニング娘。の楽屋にて―
飯窪『新垣さん!新垣さん!“すーさん。”が新垣さんに会わせろと!!』
新垣『あぁ…通してやれよ…いい情報持ってきたんだろうなぁ小娘が。』
譜久村『リーダー!“すーさん。”を迎えます!!』
光井『来るぞ“すーさん。”が。』
道重『若ぇ衆は下がってろい。身が持たねぇぞい。』
石田『え…身が持たねぇってのは一体…』
鈴木香『?』
道重『いいから奥へ行ってろいっての。』
ドサッ!!
バタ、バタ、ドサッ!
生田『え?おいお前らどうした!何が起きてんだ!?』
道重『ああ…もう手遅れかい。騒ぐな4人とも気ぃ失ってるだけだい…』
光井『半端な覚悟じゃ…あの女の前で意識を保つ事さえできねぇ…(ビリビリ…!)』
工藤『相変わらず…スゲェ“アイドルオーラ”だ。』
スタスタ…
79 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 00:28:09.22 0
レスはさんでいいもんかな
ちゃんと読むからがんばれよー
80 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:31:06.55 0
81 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 00:33:18.42 0
佐藤『(ゴク…)』
鈴木愛『失礼。他グループの楽屋につき…少々威嚇した。』
新垣『てめぇの顔見るとあの“四巧”から受けた傷が疼きやがる。』
鈴木愛『療治の抹茶を持参した。喧嘩の意志はない。やはりあの2人はこの場にいないみたいだが…話し合いたいことがあるんだ。』
新垣『“アイドルオーラ”をムキ出しにして現れる女の言い種かバカヤロウ…マメメメメ…!!』
道重『オイ“すーさん。”!てめぇ何してくれてんだい!!』
鈴木愛『お!バラエティー担当のみっしげさんだな。あなたウチに入らないか?』
道重『うるせぇよい!』
光井『新垣さん…私達は…』
新垣『あぁ…喧嘩はしねぇらしい…2人にしてくれ。』
…
新垣『…安倍さん…愛ちゃん…村上…あの頃のハロプロを知る者はもうずいぶん少なくなった。』
鈴木愛『10年たった…当然だ。』
新垣『おめぇもよく成り上がったモンだぜ…ハロプロの…ただの見習いだった小娘がよ…!』
鈴木愛『…(ニヤッ)』
82 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 01:00:16.62 0
新垣『℃-uteとはよく歌いあったせいで妙な顔馴染みになった…お前と一緒にいたあの面白ぇテンション野郎はもう辞めたか?』
鈴木愛『…梅さんか!懐かしいな…卒業ツアーの日、ステージで別れてそれっきりだ…風の噂でモデルをやってると聞いた。』
新垣『あっという間よ私にとっちゃあ…伝説と語り継ぐ者も少なくねぇ、お前と“猫の手”との決闘の日々も私の耳にはまだ新しい…
おめぇ程の女が事務所で度肝を抜かして帰って来た時ぁ…誰もが驚いたもんだ。どんなメンバーにくれてやったんだ、その度肝…』
鈴木愛『…アレか。』
“こんちくわ〜!!”
鈴木愛『“新しい時代”に懸けて来た…』
新垣『…悔いがねぇなら結構だ。』
鈴木愛『豆ガキ…私は…色んな試練を乗り越えて数々のキズを負ってきたが、今…!疼くのはこの傷だ…!
こいつは…レッスン中の怪我でもなければ“猫の手”から受けたものでもない…私にこの傷を負わせたのはあんたんとこの…“サイダー”…!!』
新垣『…』
83 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 01:06:51.36 0
鈴木愛『私は油断などしていなかった。私が言いたい事がわかるか!?豆ガキ!あいつはじっと機を待ってた…
エースの座にもつかず名を上げず自分を隠し今まで“豆ガキ”というデカイ名の陰に潜んでいたんだ!!そして“力”を得て…
動きだした。最終的には頂点を狙ってくるぞ、自分の意志で!!いずれ豆ガキの座をも奪いに来る!』
新垣『…私にどうしろってんだ?それが本題だろう。』
鈴木愛『千聖を止めてくれ!!』
新垣『!?』
鈴木愛『若くも私のグループの裏メインボーカルを任される女だ。千聖は強い…!そんな事はわかってる…
だがその名声と信頼が話をこじらせる。今はまだあの2人をぶつける時じゃない!!“サイダー”から手を引いてくれ!たったそれだけの頼みだ。』
新垣『…フフ…マメメメメ!!ハナタレ小娘が言うようになったな!』
鈴木愛『…!』
新垣『あいつの罪は…アイドルとして最もやっちゃならねぇ“先輩越え”だ…鉄の掟を破ったのさ。
私のグループに入れたからにはどんなバカでも私の後輩よ。抜かされた先輩の魂はどこへ行くんだ…
仁義を欠いちゃあこのアイドル界は渡っちゃいけねぇんだとサイダーのバカに教えてやるのが私の責任だろうがよ…!!
わかったかアホンダラ、私に指図するなんざ100年早ぇ。』
84 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 01:11:38.94 0
鈴木愛『誰にも止められなくなるぞ…!!暴走するこの時代を!!(スチャ!)』
新垣『恐れるに足らん!!私は“豆ガキ”だ!!(スチャ!)』
新・鈴『おらあぁぁぁぁ!!』
ドオォォーン!!!!!!!!
―℃-uteの楽屋にて―
矢島『…!』
中島『やりやがった!喧嘩か!?』
萩原『そりゃしねぇっつってたろ愛理は…』
―事務所の廊下にて―
生田『“すーさん。”さんのヤロー新垣さんに何を…!』
道重『待て待てい、んなバカな事やる女じゃねぇよい!』
光井『…だが何らかの話は決裂した様だ。見ろ空を。』
佐藤『雲が…!』
工藤『いや…!!天が割れた!!!』
ゴゴゴゴゴ…
第1章(1月〜4月)終了
85 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 01:18:25.18 0
―――第2章(5月〜9月)予告―――
涙!涙!涙!の卒業
ハンカチ必須!
そして動きだすハロプロメンバー達
黒幕は誰か?
ついにバトルシーンも!!?
今日はこれで寝ます。読んでくださっている方、どうもありがとうございます。
もし明日もこのスレが生き残ってたらまたお会いしましょう。
何か感想や意見がある方は書き込みお願いします。
ほ
87 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 05:53:12.28 0
ぜ
88 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 06:47:09.37 0
状況説明がほとんどなく会話で話が進んでるけど
口調をハロメンに寄せて無いから誰が何をしゃべってるのかよくわからない
マンガで例えるなら背景もコマ割りもされて無い紙の上で
名札下げたへのへのもへじがやり取りしてる感じ
89 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 07:14:31.02 0
ネタ小説だから口調がでたらめなのはいいんじゃね
場面展開が急でついていけないところはあるけど
90 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 08:04:22.12 0
であればハロメンを使う必要がないなw
91 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 08:16:16.30 0
それ言ったらボブ面白いすらだめじゃん
92 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 08:24:29.95 0
自分の頭の中でだけ状況整理できてるけどってタイプか
93 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 08:35:54.34 0
例えば
>>84の会話も口調をちょっと変えればメンバーが何かをやってるように理解しやすいと思う
生田『“すーさん。”さんのヤロー新垣さんに何をしとう…!』
道重『待つの待つの、んなバカな事やる女じゃねぇなの!』
光井『…だが何らかの話は決裂した様やな。見てみい空を。』
佐藤『くもがー!』
工藤『いや…!!天が割れたでしょ!!!』
94 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 08:54:54.47 0
ありゃ確かに
95 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 10:48:14.49 0
元ネタのワンピースがわからんから余計難しい
96 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 11:26:14.95 T
乙
97 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 11:32:50.11 0
マンガなら絵を見りゃわかるけど文章だからね
98 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 11:38:24.40 0
おはようございます。
皆さん色々と意見ありがとうございます。
確かに93さんの言う通りにしたほうがもっとわかりやすいし、
自然な感じになると思いました。
でも2012年のハロプロの出来事は本当にワンピースの名シーンと重なる場面が多いので、
そこは原作を尊重して原作の言葉遣いは変えないつもりです。
ただ、直せるところは直します。
それでは今日も投稿してくのでお時間があれば読んでください。
99 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 11:42:10.83 0
5月
医者『まぁ待て、手っ取り早く言うと…お前達の仲間は怪我の傷が深すぎる。ずいぶん豪快な活動をして来たんじゃろう。』
新垣『そりゃもー、激しいダンスしたり、ハロモニやったり、ハワイツアー行ったり色々やったからなー。ちゃんと治してやりてぇんだ!もしかしてまだ時間がかかる?』
医者『…いや、はっきり言うがお前達の仲間はわしらの腕でももう治せん…』
新垣『!!』
道重『え…』
医者『…例えば無理に踊らせたとして…次のステージで成功する確率は“0”じゃ。』
新垣『そんな…!でも順調に回復していたのに!!』
田中『(愛佳お前…本当にもう…踊れねぇのか?)』
―9・10期の楽屋にて―
生田『光井さん!!』
飯窪『光井さーん!!』
光井『ぬははは…切なげな声を出すんじゃねぇお前達!ハァ…ハァ、泣く子も笑うモーニング娘。の名が泣くぜ!私は…一足先にモーニング娘。を後にする…!!』
100 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 11:48:31.77 0
101 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 11:48:39.10 0
譜久村『光井さん…』
光井『…まさかこんな脱落の道を辿るとは…悪いなお前達!ぬははは!シケた顔してんじゃないよ!シャキッとしろぉ!!』
石田『はい!!』
光井『よし!もう時間だから早くレッスンに行け!!』
全員『…はい!失礼します!!』
スタスタスタ…
光井『…香音。』
鈴木香『はい。』
ガシッ!
鈴木香『……!』
光井『無念だ…!!(ヒック…ヒック…)』
鈴木香『…光井さん!私!その言葉忘れませんからね…!!ねぇ光井さん!この胸に今刻みました!!』
ギュッ!
光井『…!』
鈴木香『体…大事にしてくださいね!光井さん!!ここで別れますけど…お互い…これから頑張りましょうよ…ねぇ光井さん!!』
光井『…なぁ香音。私の好きな歌で…見送ってくれよ…』
102 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 11:54:04.78 0
今は私の魅力に
気付かぬ鈍感な人
まあね確かにあなたの後ろ
チョロチョロしてるだけだもん
…
そして卒業ステージ。
光井『少しだけ冒険をしました。それは平穏な日常を吹き飛ばす“希望”を探す旅でした…滋賀を離れて見る都会はとても大きく…
そこにあるのは信じ難く力強い人々。見たこともない風景…されど夢とたがわぬ風景。ステージで奏でる音楽は時に静かに小さな悩みを包み込む様に優しく流れ、
時に激しく弱い気持ちを引き裂く様に笑います。暗い暗いアイドル低迷期の中で一隻の小さな船に会いました。船は私の背中を押してこう言います。“お前にはあの光が見えないのか?”
闇の中で決して進路を失わないその不思議な船は踊るように大きな波を越えて行きます。時代に逆らわず、しかしパフォーマンスはそのままに…たとえ逆風だろうとも。
そして指を差します。“みろ光があった”…歴史はやがてこれをアイドル戦国時代と呼ぶけれど私にはそれだけが真実。』
ヲタA『何の話だ?』
ヲタB『人知れず怪我と闘ったアイドルの話さ。』
光井『そして田中さん…やっぱり私…!ハロプロは辞めません!!』
ヲタС『バカな…怪我はまだ治ってないはず。』
田中『…………』
103 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 11:58:02.13 0
光井『怪我をしっかり治して、元の生活に戻りたいけど…私はやっぱりハロプロを愛してるから!!!!だから踊れなくなってモーニング娘。は辞めてしまうけど、ハロプロは辞めません!!!』
田中『…そうか!』
光井『みんな!私は…私は…事務所に残るけどいつかまたステージで会えたら!!もう一度仲間と呼んでくれますか!!?』
黙って左手をあげるモーニング娘。メンバー。
光井『…!!!』
きっといつかは2人で
もっと分かち合えるまで
私黙ってあなたの後ろ
チョロチョロしてるつもりです
そして2人は寄り添い
手と手を繋ぎ歩くの
遠い未来に起こる全てを
乗り越えながら歩きたい
その頭の回転の早さを生かし、彼女は天才MCとしてハロプロを支えていく人材となっていく。
そして新垣里沙の卒業ステージを迎える
104 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:06:09.60 0
>>100 場面に応じて誰が誰役なのかは変わります。
例えばルフィは5人くらいが演じています。
ただ、原作でいう四皇と七武海の11人(12人)はなるべく固定しています。
今後彼女達にピッタリなアイドルの実と共に登場します。
105 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 12:08:20.97 0
そもそも何のスレだよ
106 :
名無し募集中。。。:2013/03/09(土) 12:10:34.78 0
ケータイ小説世代だなあ
107 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:11:25.80 0
〜
数ヶ月前。モーニング娘。の楽屋にて
新垣『今から伝えるのは…最後の“リーダー命令”だ…!よぉく聞け…お前ら!!』
全員『!!?』
道重『最後ってちょっと待ってよガキさん!縁起でもない!!そんなもん聞きたくないよ!!一緒に“国民的アイドル”へ帰るんだろ!!?』
新垣『お前らと私は今度のツアーで別れる!!全員!必ず成長して!栄光を取り戻せ!!!!
私は昭和アイドルの残党だ…平成アイドル時代に私の乗り込むグループはねぇ…!進めぇ!お前らー!!!』
生田『いやだ新垣さーん!!!!!』
鞘師『リーダー命令だ!受け入れるんだよ!!』
新垣『(振り返るな、時代は変わる!!)』
“アイドルがアイドル女王に興味ないなんて、一体何が欲しいの?ねえガキさん!!”
新垣『(ずいぶん長く喧嘩した…決着をつけようぜ…田中っち!!)』
始まりはあの日…
10年前、モーニング娘。の楽屋にて
??『やっと静かになったみたいね。』
飯田『ああ…!?』
108 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:16:27.07 0
全員『ってお前誰だ!!?』
矢口『あんたいつからこの楽屋に!』
??『ずっとよ。ちょっとコネを使ってね…安倍なつみさん。』
安倍『ん?』
??『あなた私に何をしたか忘れてはいないわよね?』
保田『な、何ってなっちてめぇこんな子供に何しやがったんだ!!』
安倍『おいお前ウソつくな!!私はなんもしてねぇぞ!?』
??『いいえ、耐え難い衝撃を受けました。責任…とってくださいね。』
加護『?あれは…誰で…何なんだ?』
吉澤『出てゆきなサーイ。警備員を呼ぶゾー!!』
安倍『意味わかんねぇ奴だなどうしろっていうんだよ。』
新垣『私を仲間に入れて。』
全員『………!!は!!?』
新垣『普通の生活を望む私をあなたは魅了した…それがあなたの罪。私には行く当ても帰る場所もないの。だからこのグループにおいて。』
安倍『なんだそうか。そらしょうがねぇな。いいぞ。』
全員『なっち!!!』
109 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:21:46.51 0
9年前
つんく『6期メンバーが入って初めてのシングルだけど…センターは田中れいな!』
田中『!!』
新垣『…』
5年前
つんく『モーニング娘。誕生10年記念隊のメンバーを発表します。安倍・飯田・後藤・久住、そして…新垣。』
新垣『!!』
田中『…』
3年前
道重『さゆみは少々…心配でもあります…』
高橋『どうした?』
道重『人の上に立つということは…少なからず酷な判断も要するもの。そのためにガキさんはお優しすぎる。』
高橋『さゆよ…』
道重『は…』
高橋『いいのだ。モーニング娘。はこれでいいのだ。』
道重『…お供しましょう。この若さ尽きるまで。』
110 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:29:14.54 0
2年前
高橋『私小学校からセーラー服だったから…』
全員『えー!!』
高橋『田舎だからかな〜わかんない。』
光井『エスカレーター式ちゃいます?』
高橋『いや違う違う。』
新垣『いや〜愛ちゃんの時代はまだ階段でしょ?(キリッ)』
高橋『そん中でも一瞬…なんて?』
新垣『階段でしょまだ!』
高橋『はい?』
新垣『まだ階段でしょ!』
光井『何の話ですかー!?』
新垣『なにー?エスカレーターって!?』
高・道『(ズコー!!)』
新垣『なにー!?』
ざわざわ…
111 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:34:02.99 0
1年前
新垣『あんたが辞めるって?愛ちゃん…』
高橋『ああ、もう長くねぇ。アイドル女王の秘密でも教えようかガキさん。』
新垣『聞いても意味ねぇ。興味ないからな…』
高橋『近頃世間が…彼女を何と呼んでるか知ってるか?“前田・憂佳”だ…違う!彼女は“前・田・憂佳”!!』
新垣『時々会うな“田”を名に持つ奴ら…ウチにも現在2人いる。“田”ってのは何なんだ…』
高橋『おお、知りたいか。よし教えてやろう…少し昔の話だが…ある伝説のバスツアーで…』
〜〜
―卒業ステージ―
新垣『あいつじゃねぇんだ…前田憂佳が待っている女は…少なくともあいつじゃない…
前田憂佳の意志を継ぐ者達がいる様に、いずれうちのエースの意志を継ぐ者も現れる…』
田中『!!』
新垣『そうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた…そして未来…いつの日かその数年分の歴史を全て背負ってこのアイドル戦国時代に戦いを挑む者が現われる…
日本政府はいつか来るその日本中を巻き込む程の“巨大な戦い”を恐れている!!興味はねぇが…あの地位に誰かが就いた時…日本はひっくり返るのさ…!
誰かが見つけだす、その日は必ず来る…“アイドル女王”は実在する!!』
112 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:39:02.60 0
全員『!!!!!』
電通『…!!貴様っ!!!』
??『シュワワワワ…!!』
新垣『(私はここまでだ…思い残すことがあるとすれば…)』
田中『ガキさん!!』
新垣『…!田中っち…』
田中『れいな…本当は…本当はガキさんともっと…!』
新垣『言葉はいらねぇ…1つ聞かせろ、田中っち…私が先輩でよかったか?』
田中『勿論だ!!!』
新垣『マメメメメ…』
和解ヲタ『(…ポロッポロッ)いつか、いつかきっとこんな日が来ると信じていた…』
殺伐ヲタ『フッ…』
道重『(そういえば何であの2人は喧嘩したんだっけ?)』
113 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:42:59.03 0
〜
その昔モーニング娘。という名の国民的アイドルがたしかにいた。
それを率いる2人のエース、“なっち”と“ゴマキ”の人気は特に凄まじく、もはや普通のメンバーの力では太刀打ちできぬと半ば野放しにされた。
そして…誰もが思っていても決して口にしなかったことをある1人の少女が言ってしまう。
新垣『マメメメメ!安倍さんほど人気なアイドルはいねぇよ!!なんたってグループ結成当時から…』
田中『にゃはははは!後藤さんほど人気なアイドルはいねぇよ!!なんたって後藤さんがグループに入ってから…』
辻『…それはどっちが人気だったの?』
新垣『…どっ』
田中『ちが?』
…
新垣『安倍さんに決まってるだろ!』
田中『ぬかせ!後藤さんの方が人気だ!!』
新垣『何を!?』
田中『何だ!?』
道重『2人ともやめてくれぇー!!!!』
それは遠い昔の出来事〜〜
114 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:46:02.94 0
新垣『(そうだ、最後に一言だけ…)』
〜
亀井『おかしいよアイドルがアイドル女王に興味ないなんて!一体何が欲しいの?ねえガキさん!』
新垣『…10年前から欲しかったものがある。』
亀井『おお!教えて教えて!』
新垣『…ファン。』
亀井『ふーん。ガキさんらしいや!!』
〜〜
新垣『10年分の…楽しかった人ー!?』
ヲタ『はーい!!!!!!!』
I'll Never Forget You
忘れないわあなたの事
ずっと傍にいたいけど
ねえ仕方ないのね
You'll Never Forget Me
忘れないであたしの事
もっと傍にいたいけど
もう旅立つ時間
ああ泣きだしそう
115 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 12:49:17.20 0
―次の日。9期・10期の楽屋にて―
??『いやー昨日の新垣さんの卒業コメントの素晴らしさといったらもう…』
??『いやー昨日の田中さんの贈る言葉の素晴らしさといったらもう…』
佐藤『(ニコニコ)』
飯窪『ん?どーしたの、まーちゃん?』
佐藤『…それは、どっちが素晴らしかったの?』
??『…どっ』
??『ちが?』
…
??『新垣さんに決まってる!!』
??『何を寝呆けた事を言ってるんですか!田中さんの方が素晴らしかったです!!』
??『何を!?』
??『何だ!?』
譜久村『2人ともやめなさ―い!!』
それはきっと、近い将来の予兆
116 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 13:21:24.09 0
6月
ハロプロ史上最高の番組と称された“ハロプロTIME”が終焉を迎える。
??『フッフッフッフッフッフッ!!』
矢島『笑い事じゃないでしょう……!?あなたの番組じゃないの!!ハァ…ハァ…ジョーカー、あなた今どこにいるのよ!
もう番組の信用も失ったし…あの事務所の事よ、私の自転車対決ご褒美企画もなかったことにするはずだわ…!あなた何とかしてちょうだいよ!!』
??『フッフッフッフッフッフッ…!おめぇな…“自撮り”なんて古いんだよバーカ…!』
矢島『!!?え!??』
??『時代は“農業”さ。もう私のトコへかけてくんじゃねぇ…舞美おめぇにやるよその番組は…!フッフッフッフッフッフッ!』
矢島『何よ!!この過去最高のチャンスに私を見捨てるの!?』
??『黙れ…面倒臭ぇ野郎だ。てめえが…自分の不幸を私のせいにしている間にも“新時代”は近づいて来ているのだよ舞美君。』
矢島『……!?』
??『私は今…いや私達は今…指原の“強制召集”を受けている。お前は…この未来をどう読む?“指原軍団”vs“Bouno!”』
矢島『!!!』
117 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 13:29:50.94 0
―そしてこの月の最後の日。ある“記念日”から10年を迎える―
〜むかしむかしのものがたり。
それは今から10年も昔のお話。
アジアの海のある国にベリ夫というアイドルヲタがいました。
アイドルヲタのベリ夫の話はいつもウソのようなスーパーアイドルの話。だけど国の人達にはそれがホントかウソかもわかりませんでした。
あるときベリ夫は旅から帰ってアイドルヲタ達に報告をしました。
ベリ夫『私は偉大なるアイドルのあるグループで黄金のような15人の原石達をみました。』
ゆうきあるアイドルヲタ達はそれを確かめるため2000人のヲタをつれて偉大なるアイドルを探しにいきました。
世間の冷たい目や他アイドルヲタ達との戦いをのりこえてそのアイドルグループにやっとたどりついたのはベリ夫とそしてたった100人のヲタ達。しかしそこでヲタ達が見たものは8人の女の子。
ベリ夫はうそつきの罪でついに出禁になりました。ベリ夫のさいごの言葉はこうです。
ベリ夫『そうだ!黄金のような原石達は2人で1つになったんだ!!』
アイドルヲタ達はあきれてしまいました。もう誰もベリ夫をしんじたりしません。ベリ夫は出禁になるまでウソをつくことをやめなかったのです。
《アイドル民話「うそつきベリ夫」》
118 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 13:35:49.35 0
そして2012年春。
ヲタС『おい!ちゃんと話せ!一体何を聞いたんだ!!』
ヲタB『いいから黙って聞いてみて!ちゃんと両方で確かめなきゃ…私だってまだ自分の耳を疑ってるのよ!』
…
ヲタB『ハァ…ハァ…聞いてこれ…!聞き覚えあるでしょ!?』
ヲタС『どういう事だ?何でベリーズ工房のアルバムにあったもんがここに…同じ曲だろ?』
ヲタΑ『…いいえ!違うわ!これはベリーズ工房のアルバムで聞いた曲の“片割れ”よ。つまりこの2つの曲はもともと1つの曲なのよ。』
ヲタB『…おかしな曲だとは思った。あの曲には不自然な間があったから…あんな間隔で歌声を入れない理由はない…あの間は“歌の裂け目”だったんだ。』
…
ヲタB『これは引き裂かれた歌の片割れ。この曲は…“ベリキュー”なのよ!!』
―この2曲が世の中に出回る数ヶ月前。とある楽屋にて―
つんく『鈴木…お前達のヲタ…大戦士究斗が、ベリキューをどうしても取り返したかった理由がもう1つある。』
鈴木愛『もう1つの理由?』
119 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 13:42:13.40 0
つんく『そうだ、それこそが…究斗にとって1番の無念。いいか、大戦士究斗には…1人の親友がいたのだ。』
鈴木愛『究斗さんの親友…』
つんく『そうだ、10年前…究斗の許を訪れた彼の名は…ベリ夫。』
―10年前―
ベリ夫『私に見せたいものとは一体何だ、究斗。』
究斗『ついてくればわかる。』
…
そこには15人の小学生アイドルが。
究斗『言葉も出ないか…?“黄金アイドルハロプロキッズ”。俺はこの15人のヲタだ。』
ベリ夫『15人の小学生アイドル…夢を見てるようだ。』
しかし2年後、突然“ベリーズ工房”の結成が発表される。15人全員でなく、8人の選抜によるものであった。
ベリ夫『おい、どうした急によそよそしくなって…』
究斗『元々…よそものだったんだ俺たち。もうあんたに会いたくない…いつになったらヲタ卒するの?あんた。』
ベリ夫『え…』
120 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 13:53:20.88 0
―数日後。ベリ夫がついに里帰り―
究斗『(何が…ベリーズ工房…!!ベリ夫…これがお前の言う“進歩”の為の犠牲ならばおれ達はお前を受け入れるべきじゃなかった!!)』
モーヲタ『例えば…!例えば大切な“メンバー”の人数が多すぎたとして…その“メンバー”の多さがメンバーを蝕み、
グループ全体を壊す毒だと事前にわかっていたとしたら…!私達ならその大切な“メンバー”をどうしたでしょうか!?』
究斗『…?何を言ってる、モーヲタ。何の話だ!!』
モーヲタ『究斗!早く行って彼を呼び止めて!』
究斗『バカな…!あいつがどれだけ羨ましい…』
モーヲタ『このまま別れたらきっと一生後悔する!!せっかく出会った掛け替えのない親友を、
私達ハロヲタの仲間を一生傷つけたままにしてしまう!!』
―1日前―
つんく『言い訳になるだろうな…だが彼女達の名誉の為に言わせて貰う。君の言うその7人には物凄く期待している。』
モーヲタ『え!?』
121 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 13:57:52.21 0
つんく『“大人数アイドルグループ”の本当の怖さは応援する気持ちが分散してしまうという厄介さにある。メンバーからグループへ、グループから他グループへ。
そうやってやがて大きなアイドルグループそのものを滅ぼしてしまった例もいくつかある。その恐さを知っているからこそ私はあれ程声を上げてヲタ達を説得した。
ヲタが100人ヲタ卒する事態さえ“大人数アイドルグループ”にとってはまだ序の口。あの時点で私が半分に区切ったから被害はあれで止められた。』
モーヲタ『本当に…』
つんく『だがもう心配しなくていい。入れ代わりのチャンスがあるから選ばれてない7人もステージに上がれる可能性は十分にある。
プロデューサーは理由なくアイドルを傷つけたりしない。』
…
…
モーヲタ『つんく♂さんはいつでも彼女達の事を思い守ってくれていたのに…私達はただ失う事を騒ぐばかりで…!このままだと本当に失ってはいけないものを私達は…!!』
究斗『…じゃあ彼女達のためにやってくれた事なの?…なのに俺…』
全力で海岸まで走る究斗。
究斗『(すまん!ベリ夫!まだ行くな!!)』
海岸にて。
ベリ夫『よし!出航だ。』
通行人『…!この曲は!!』
122 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:01:25.70 0
がんばっちゃえ!
毎日過ごす時間は
早いもんだね
少しずつ大人になって
淋しさを知った
がんばっちゃえ!
いつでも心強い
あなたでいて
少しずつ私も個性
磨いてゆきたいわ
グッドラッグ!
究斗『ベリ夫ー!!!』
ベリ夫『究斗…』
究斗『…!また来いっ!!この客席でおれはお前を待っている!ここでずっと15人が一緒に歌う曲を踊り続ける!!
また来る日のお前の船が海で迷わないように!!嵐の中でもこの客席を見失わないように!!フリコピをして君を待つ!!!』
ベリ夫『(…!ポロッ…ポロッ…)』
究斗『またいつの日か必ず会おう!!親友よ!!!』
ベリ夫『また来てもいいのか…?戻るとも…必ず戻る!!またいつか!必ず会おう!!!』
123 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:08:25.61 0
アジアの海のある国にベリ夫という男がいました。アイドルヲタのベリ夫の話はいつもウソのようなスーパーアイドルの話。だけど国の人々はそれがホントかウソかもわかりませんでした。
あるときベリ夫は旅から帰ってきてアイドルヲタ達にほうこくをしました。
ベリ夫『2つに分かれてなお美しく融合するそのアイドルグループの名は“ハロプロキッズ”。“黄金の原石達”とはまさにあの15人のことです!!』
ドルヲタ『よし!来年みんなで応援しに行こう!』
―次の年―
ベリ夫『それでは出航です!大きな危険をご覚悟なさいませ。』
ドルヲタ『ベリ夫!他ヲタが現れた!助けろ!』
ドルヲタ『ベリ夫!教育委員会が抗議してきた!助けろ!!』
ドルヲタ『3番船いません!逸れました!!』
ドルヲタ『ベリ夫ー!なんとかしろー!!まだ着かないのか!!』
ベリ夫『(にわか知識のヲタ達ではやはり乗り切れんか…!何としても俺のいるこの船はだけは死守せねば…!!)』
―数ヶ月後―
ドルヲタ『ここなのか!ベリ夫!?』
ベリ夫『ええ。間違いなく。』
…
ベリ夫『なぜ…なぜメンバーが8人しかいないんだ。ステージ裏にも誰もいない…』
124 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:18:22.93 0
ドルヲタ『ベリ夫!貴様!!この私達を騙したのか!?15人の小学生アイドルが一体…どこにいるというのだ!!』
ベリ夫『(なぜ…?7人はどこへ…?入れ替えもありで15人でやってくんじゃなかったのか?この15人に何が起きたんだ?究斗…)』
―数日後―
通行人『ベリ夫の公開出禁が始まるぞー!』
ドルヲタ『アイドルヲタのベリ夫を虚言の大罪で“出禁”に処す!!』
うそつき!!
うそつき!!
ベリ夫『(究斗…君は今どこにいる?ヲタ活しているのか…?ただ君の身を案ずる。)』
うそつき!!
うそつき!!…
ベリ夫到着の1ヶ月前
つんく『残ったハロプロキッズ7人で新しいグループを結成することになりました。グループ名は“℃-ute”!』
ベリヲタ『新しいグループが結成されただと?引きずり出せ!!我らこそベリヲタなるぞ!!』
℃ヲタ『みんな無事か!?フリコピの準備を早く!!』
ベリヲタ『弾き出せぇ!!』
℃ヲタ『究斗!何者かが…!!』
125 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:22:08.35 0
究斗『女・高齢者を守れ!迎え撃つぞヲタ達!!(…何だ?うまくフリコピができん…)』
ベリヲタ『この客席は我らが物とする!我らはベリヲタなり!!』
究斗『何が“ベリヲタ”…!この客席を奪われるわけにはいかん!!』
…
約束したよなベリ夫
またいつの日か必ず会おう
お前が再び客席に着いたら…消えた我らをどう思うかな
もう少し待て
今伝えるから
おれ達はここにいる!!
あれからメンバーも変わったんだ
nkskが可愛くなったよ
熊井ちゃんの身長が凄いことになりそうなんだ
話したい事が山程あるんだベリ夫
同じ客席でいつの日か必ず会おうベリ夫!!
究斗『ベリキューの灯をともせぇ!!!!』
126 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:25:46.31 0
―とある楽屋にて―
つんく『大戦士究斗は…叫び続けた…“ベリキューの灯をともせ”』
愛理『…』
つんく『ただの一度でよかった“ベリキューの灯”は必ずその響きで親友ベリ夫に全て伝えてくれると信じたからだ。
“おれ達はここにいる”と。だがたった一度のベリキューソングは鳴らなかった。そしてベリヲタと℃ヲタの紛争は勃発した。後に客席にやってきた古参によって全ては伝えられた。
大恩あるベリ夫は地元で我らのアイドル、ベリキューを誇り出禁になったのだと…“うそつき”と呼ばれてなお、我らが故郷ベリキューの存在を決して否定する事なく出禁になったのだと…
だが時すでに遅く彼の親友究斗もまた友に我らの存在を知らせる為あの客席で偉大なる出禁を遂げていた。ただの一度もその想いを届ける事なく…それが大戦士究斗の無念…!!』
愛理『…ねぇ、つんくさん。』
つんく『…』
愛理『まだ届くかな、ベリキューソング!!今鳴らしてもベリ夫さんに届くかな!!!』
つんく『!…………そうだな、ステージは客席に近いから…』
〜〜
127 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:33:29.50 0
―そして2012年6月30日―
℃-uteのコンサートにサプライズゲストが呼ばれる。
ヲタС『あれは…ベリーズ工房!?』
ヲタB『何が起きたの!!?』
ヲタΑ『7年前…東京湾であるアイドルヲタが“15人の黄金アイドル”を見たとウソをついた。
世間は笑ったけど彼の後輩達は彼の言葉を信じ今でもずっと客席で“ベリキュー”を探している。
ベリキューソングを鳴らせば“ベリキュー”が存在したと彼に伝えられる。後輩達はそう考えてる…
素敵な理由じゃない?ロマンがあって…そう、今日は彼女たちが誕生してから10年の記念日だわ。』
ヲタС『そいつの…その後輩の名は…?』
ヲタΑ『…ベリ子。おそらく今もこの会場のどこかにいるわ。』
ヲタB『…』
ヲタС『ならば7年前の…先輩の名は、ベリ夫か…』
ヲタB『え…』
ヲタΑ『あなた達まさか…!?』
ヲタС『(これは奇跡かな…大戦士究斗。)』
ヲタВ『鳴らせぇ!“ベリキューの灯”を!!!』
ヲタС『聞かせてくれ…“ベリキューソング”を!!!』
128 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:36:42.18 0
ヲタ同士の戦いが始まって7年…求めたのはたった一度の…
愛理『届けーーーー!!!!!』
Because Happiness
十分な程
More Happiness
幸せなのよ
世界一
あんなに大きな
夢があるし
Because Happiness
何を食べても
More Happiness
おいしそうな顔
2人は
こっちまで笑顔になるな
Ah
ヲタВ『何て美しい…』
ヲタС『何という奇跡…8年の沈黙から…もはや二度と鳴ることのない曲と半ば諦めていた。大戦士究斗…聞こえますか。“ベリキューソング”…』
愛理『聞いていますか?ベリ子さん。ずいぶん待たせました。あなたの先輩に届くといいですけど…』
129 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:40:30.02 0
―会場の周辺―
古参ヲタ『ベリ夫さん…これぁ…』
ベリ夫『間違いねぇ…ロマンじゃねぇか…これだけ鳴り響く曲は1つさ。俺はウソつきじゃなかった…!それを教えてくれたんだろう?ステージから…なぁ愛理…“ベリキュー”はそこにあったのか?ありがとうよ…ウウッ…!』
古参ヲタ『ベリ夫さん…!?どうした?具合が悪いのか!?』
ベリ夫『あいつら…無事でよかったぜ…(ポロッ…ポロッ…)俺は心配で心配で…』
古参ヲタ『(ニヤニヤ)…究斗さんも…ベリキューは証明されたぜ。だからもう…』
究斗『では…我々はもう…会場の中に入っていいのか…?我々の願いは果たされたんだな…!?(ポロッ…ポロッ…)』
古参ヲタ『…ええ。』
130 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:43:16.01 0
―再び会場内―
新参ヲタ『この曲は?』
ベリ夫『ベリキューソングである。』
新参ヲタ『貴様!ベリヲタだな!』
究斗『騒ぐな。ハロプロのヲタに区別はない。』
新参ヲタ『究斗さん…!℃-uteは?俺たちにはまだ彼女らを守り抜く使命が…』
究斗『急ぐな新参…少し成り行きを待て…遠い過去にたとえどんな壮絶な戦いの理由があったとして…今生きる我々にはこの客席が故郷…』
新参ヲタ『究斗さん!』
究斗『聞け…新参。少なくとも客席は何者も拒んではいない。』
ベリ夫『…そうだとも。少なくとも…!ヲタ達は今誰1人、戦いなど望んではいない。』
新参ヲタ『!!!』
…
全員『和解だー!!!』
131 :
募集中。。。:2013/03/09(土) 14:45:39.81 0
ふと見渡すと
目に映るステージ
夢かうつつか
雲の上のハロプロアイドル
遥か前方30メートル先
耳を澄ますと聞こえるベリキューソング
今日も鳴る
明日もまた鳴る
声高々に鳴るベリキューソングが
さまよう客席を
誇り
歌う
132 :
募集中。。。:
―時を少し遡る―
??『フッフッフッ!』
ハロヲタ『な、なぜだ…!』
他ヲタ『何であいつが“ヘビロテ”をあの位置で踊ってるんだ!!?』
夏焼『フッフッフッ!やがて始まるぞ!急げ!急いで準備を整えろ!!本物のアイドルだけが生き残れる時代がやってくる!!力のねぇ奴は逃げ出しな!!
手に追えねぇうねりと共に豪傑共の…!“新時代”がやって来るのさ!!フフフフフフ!!』