>>200 年表ありがとうございます
今年の初めに某国営放送の番組で興味を持ち出した超ド新規なんでとても助かります
では、
>>113のお目汚しの続きをば・・・
楽屋に戻ると、メンバー達は食事の真っ最中だった。
箸が転がっても笑い転げる年頃の中高生がメインとあって、ワイワイガヤガヤと賑やかな食事風景である。
先刻さゆみに甘えていた年少組の3人など、既に口の周りをべたべたにしながら何かを頬張っている。さゆみや飯窪といった年長組が彼女らに話しかけながら世話を焼いている姿を見ると、幼稚園児じゃあるまいし、と、微笑ましい反面腹立たしくも呆れてしまう。
「えりぽん、私達も食べよ」
「そうやね」
聖と二人、食事が並んでいるテーブルに行き、思い思いに料理を取った。
野菜が苦手な衣梨奈の皿の上は、肉料理と主食のご飯物が殆どを占めている。
これからまたステージだし、スタミナを付けるには丁度良いか。
ステージ上で息切れしては様にならないからな。
「あ!またえりぽんお肉だけじゃん」
隣で聖が呆れたような声を出す。
「良かったい。ステージに備えてスタミナ付けるっちゃもん」
口を尖らせて反論しながら席に着くと、会話を聞きつけたさゆみがこれもまた呆れ顔でやって来た。
「生田、あんたまた野菜食べてないの?」
「スタミナ付けるのにはお肉が一番なんです!」
「駄目駄目、野菜も食べないとスタミナ付かないって聞いたよ。ちょっと待ってて」
すっとさゆみは席を離れ、皿に何かを載せて、またこちらに来た。
見ると、皿の上には、野菜炒めやサラダなどの野菜料理が満載である。
「ほら、食べられるだけで良いからこれも食べな」
「いえ、別に良かです。食べるモン充分ありますけん」