>>954 「ふふ」
急に笑い声がしてまた傷つくような事を言われるのかと身構えていると
唇に柔らかなものが押し当てられた。
咄嗟に涙に曇る目を開くと今までにない程近くにさゆみの顔があった。
「な…」
「目、閉じたらするって言ったよね」
言ってまた押し当てられる。
肩を押して離そうとするも力が入らない。
胸からの刺激のせいで手が震える。
まともに抵抗が出来ない事を感じ取ったのかさゆみの口元の笑みが深くなる。
その動きは唇を合わせている衣梨奈にも伝わり
自分の状態を一番悟られたくない相手に知られてしまった事に気付いて
恥ずかしさでまた新たな涙がこみ上げてきた。
続きは次スレで。