生田「道重さんスパゲッティーを食べませんか?」2

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譜久村聖は机の下で驚愕していた。
最初は憧れを抱いていた道重の部屋を物色したい、あわよくば下着でも、という軽い気持ちで忍び込んだのだ。
しかしその途中で道重が帰ってきてしまい、あわてて机の下に隠れたのだ。
それがそのうち生田も入ってきて、いつの間にか激しく口付けている。
「このままじゃ私、のぞきをしてる変態だ・・・」出るに出られない譜久村であったが、
さすがにこれ以上隠れているわけにもいかず机の下から出ようとした。が
「道重さんのカワイイトコロ、もっとよく見せてください」
生田はそう言うと、道重の下着をおろすと道重の両手を机につかせた。
「!・・・出られない・・・」図らずも道重に栓をされた形になってしまい、譜久村は机の下から出られなくなってしまった。
「・・・それにしても、道重さん綺麗・・・」
譜久村の目前で道重が尻を突き出し、今まで譜久村が見たことのないような淫らな、しかし妖艶な声をあげている。
その声を上げさせているのは生田だ。生田もまた、今まで譜久村が見たことのないようなイタズラっぽい、しかしゾッとするくらい美しい笑みをその顔に浮かべている。
「二人とも・・・・」
聖はもちろん悲しかった。尊敬する先輩。同期の親友。その二人が自分に隠れてこんなことをしていたなんて・・・。
「私を、ひとりぼっちにしておくわけ・・・?」
しかし聖は、無意識のうちに自分の右手が自分の胸をさすりだしていることに気がつかなかった。