佐藤「先生が空中に上がってったの」

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 佐藤                 工藤
「ちょっと来て、くどぅーお願い」   「何、どこにいんの?」
「お願い、一瞬でいいからお願い」   「やだ」
                   「隠れ家なの?分かったよ」
「隠れ家じゃない、何かね、先生が」  「本番だよ、ふざけない、自分集中して」
「先生がね、ちょ聞いて」
「先生が空中に上がってったの」    「あよかったね、エレベーター?」
「違う、いきなりそこをグゥーって」  「そんなわけないよ、バカ」
「だから聞いてって言ってんの」    
                   「ねぇ、本番始まってんだから集中して」
「いや、そうだけどさ・・」      「ねぇ、いい加減にして」
「いやそうだけど、先生が消えたの」  「ねぇ、うっさい」
                   「よかったね」
「ねぇ聞いて」            「よかった、よかった、よかった、ああよかったねー」
「ほら、くどぅーが悪いんだよ」    「何で?意味わかんない」
「まーちゃんが悪いけどさ、きつく言うから」
「まーちゃんくどぅーに教えようとしてるだけなのに」
                   「別に遥そんなん教えて欲しいって言ってないもん」
                   「集中して、いい加減にしてほんとに」
「だってビックリしたんだもん」    「じゃあ、行って来ればいいじゃん勝手に一人で」
「怖いのー」             「知らないそんなの」
「真っ暗だもん」           「うん、よかったよかった」
「いや〜、イジワル・・」       「てかさ、本番始まってんのよ?」
「そうだけどさ、いやそうだけど」   「考えて」
「階段みたいなのが・・」       「どう思いますこれ?」
                   「おかしいですよね?本番始まってんのにこんなふざけてて」
                    誰か「終ってから言ったらいい」 「ほらぁ」
「う〜ん」
「先生がどっか行っちゃったんだよ」  「だって、ここに居るんでしょ?」
「いや違うここら辺絶対動いてんだよ今」「んなわけないでしょ、気のせい目の錯覚」
「ありがとうございます」       「ほんと嫌だ・・」
http://www.youtube.com/watch?v=xxY39xIBeN8