女生主ってけしからんな その983

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183名無し募集中。。。
先日、夫婦でとあるスーパーに買い物に出かけました。ここは、南米や欧州、
そしてアジア系の食材を色々と扱っているインターナショナルなマーケット。
もちろん日本の食べ物もそれなりにそろうので重宝しています。さて、最近
ダイエット宣言をしたクローニン家のご主人さん(大体3か月に1回の頻度で
“宣言”しているのですが……)が、このお店でとあるものを購入しました。
「しらたき」(糸こんにゃく)です。
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米国では、ダイエット食品としてここ数年「しらたき」が人気なのだとか。なにしろ、
低カロリーな上に炭水化物も少ない、食物繊維が豊富でお腹も満杯になり、ベジタリアン
食品で、さらにグルテンフリー! とばかり、米国人が「健康やダイエットに良し!」と
信じて疑わないようなキーワードが満載なのですから、この国の人が放っておくハズがありません(笑)。
しかし、この「しらたき」人気。その栄養素の利点から米国人にウケまくっていることは
分かるのですが、反対に、普通のこんにゃく(固まりのもの)はまだ認知度が低い……。
なんでだろう? と思っていたら、それは「しらたき」がこちらでは「麺類」としてマーケ
ティングされていることが理由のようです。固まりのままのこんにゃくは、まだまだ
「ぐにゃぐにゃで、灰色で、なんだか不思議な食べ物」として映ってしまい、手を出すにも抵抗があるようですが、細長くなっている状態なら、
「なるほど、パスタの代用品か」
と、米国人も納得してくれたらしく、すんなりと食生活にも溶け込んでいる様子なのです。
なのでこちらでは、「shirataki」と呼ばれているほか、「shirataki noodle」という
ネーミングのほうが一般的。さらに「太らない食品」ということを強調するためか
「Miracle Noodles」なんて商品名で売られていることも(笑)。
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それにしても「しらたき」。やっぱり所変われば品変わる……、もとい「食べ方変わる」で米国人の「しらたき」レシピは、なかなかスゴイ。
日本人ならまず、すき焼きや煮物ですが、米国人は先にも書いた通り「パスタの代用」という認識のもとに調理するので、日本の食材がかなりイタリアンに暴走しています。なにしろ、
本当にパスタのような形状に変身している「しらたき」まで市場に出回っているほど。
ハウス・フーズの「Tofu Shirataki」は、その名の通りお豆腐が入った「しらたき」で色が白いのが特徴。スパゲティ、エンジェル・パスタ(カッペリーニ)、フェットチーネ、
そしてマカロニの形を模したものが売られています。
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さすがにこんにゃくなので、本物のパスタのように「ちょっと固めのアルデンテ」とはいかないでしょうが、見た目は本当にパスタです。
それにしても、お豆腐とこんにゃくの組み合わせって、逆に日本だと珍しい気が。ハウス
・フーズも冒険したなぁ、と感心せずにいられませんが、とにかく米国では大当たりみたいですね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120713/1041936/?top4_img