106 :
名無し募集中。。。:
【滋賀知事“首相は責任ある判断を”】
野田総理大臣が8日夕方、記者会見を開き、大飯原発の運転再開の必要性を国民に訴える
ことについて、滋賀県の嘉田知事は「目の前の行き当たりばったりの判断ではなく、
あすへ向けての責任ある判断をしてほしい」と述べました。
野田総理大臣が大飯原発の運転再開の必要性を国民に訴えることについて、滋賀県の
嘉田知事は「国民なり市民の声を受けた政治家が政治主導で変えていかないと、
今の原子力体制は変わらないと思う。野田総理には、目の前の行き当たりばったりの
判断ではなく、あすへ向けての責任ある判断をしてほしい」と述べ、原発依存からの
脱却に向けた将来的なエネルギー政策の見通しを示すべきだという考えを強調しました。
また、運転再開に向けた今後の政府の動きについて、「決めた以上は早く手を打ってほしい。私たちは、再稼働は電力のひっ迫期に限ってという条件を出しているが、早く決めていただか
ないと経済界などが心配している。効果が出るような意志決定を政府としてはしていただきたいと思う」と述べました。
さらに、6日、京都府と共同で、政府に対し運転再開は期間を限定すべきだとしたうえで特別な監視体制に滋賀や京都を含めるよう求める提言をしたことについては、「仮に運転を
再開しても、県民の中には安全性への不安が相変わらず残ったままだ。提言をまっすぐ受け止めていただいて実現してほしい」と注文をつけました。
◎
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120608/t10015704461000.html 【大飯再稼働「9月まで」と大阪府市 橋下市長は「正直に説明を」と会見前の首相牽制】
橋下徹大阪市長は8日、野田佳彦首相が同日夕に大飯原発の再稼働の必要性を会見で国民に直接訴えかけることについて「首相の説明を聞いて国民が納得するかどうかだ」とし、
「あくまで暫定的な安全判断(に基づく再稼働)だと正直に説明しないと国民の信頼は得られない」と牽制(けんせい)した。
松井一郎大阪府知事も同日、出張先の東京都内で「再稼働の同意権は地元にある。首相は福井県知事からリーダーシップを求められている」と指摘した。
また、大飯再稼働をめぐり、大阪府市エネルギー戦略会議(座長=植田和弘京都大教授)が
近く提言する声明文で、期間限定を求める再稼働時期について今夏の節電期間が終わる
「9月まで」と明記されることが同日、明らかになった。声明は橋下市長や松井知事の意向を反映、委員の総意としてまとめる。
関係者によると、声明では、大飯再稼働に関する政府の安全基準は暫定的で不十分だとして、今夏の電力需給の逼迫(ひっぱく)した時期のみの再稼働にとどめるべきだと指摘。また、
今国会で成立する見通しの「原子力規制委員会」のあり方について、国際標準の安全基準を作る観点から、メンバーの過半数は海外の専門家を登用することなどを求める。
◎
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120608/wec12060813440002-n1.htm ◎関連
【電力】「大飯原発再開は電力がひっ迫している時期に限定すべき」--滋賀と京都の知事、政府に新たな提言を共同提出の方針 [06/05]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1338887081/ 【電力】「外国人に頼るしかない」--大阪府市エネルギー戦略会議、『原子力規制委員会』の在り方提言へ [06/06]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1338976709/
107 :
名無し募集中。。。:2012/07/03(火) 13:04:16.10 0
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n3.htm [1/2]国内に100万人もの患者が存在するといわれるアルツハイマー型認知症薬の開発が、
曲がり角を迎える可能性が出てきた。これまでの対症療法的な薬品に対し、原因を根本的に解決する「根治薬」について、
製薬世界最大手の米ファイザーが今月にも新しい臨床研究成果を学会で発表すると見込まれているためだ。根治薬は日本の製薬会社も開発を進めているが、ファイザーの開発成果によっては軌道修正を迫られることも考えられる。
国内の製薬会社は新薬の開発に巨額の投資をかけにくい環境となってきただけに、欧米の製薬大手との“格差”が拡大する恐れもはらんでいる。
■対症療法から変化「根治薬の研究は、7月中旬のファイザーの学会発表が大きな分岐点になる」。
ある研究者はアルツハイマー型認知症の新薬開発についてこう指摘する。
アルツハイマー型は脳内に変異タンパクがたまり、神経細胞が死んで脳の萎縮や記憶力、理解力の低下などを起こし、やがて死に至る難病だ。
その根治薬はまだない。国内の臨床現場で広く使用されているエーザイの治療薬「アリセプト」や、第一三共が昨年発売した「メマリー」などは、いずれも神経活動を活性化させる対症療法的な薬で、進行を食い止める程度の効果しか見込めない。
これに対し米ファイザーが開発中の治療法は、変異タンパクを抗体を使って生成しにくくしたり、分解する仕組みとみられ、すでに臨床試験の最終段階にある
とされる。抗体以外の薬品や手法の研究も進むが、「発表内容によっては新薬開発の潮流も抗体に大きく傾く」(同)こともありそうだ。
アルツハイマー型認知症にかかる世界の治療費などは、2012年に16兆円、50年には80兆円規模に膨らむとの試算もある。
その半分程度が医薬品とみられており、根治薬開発の魅力はきわめて大きく、外国メーカーに先手を打たれれば打撃も大きい。
[2/2]
■資金力の差証明もファイザーが先行しているのは、開発費の違いも大きいとみられる。
日本製薬工業協会のまとめによると、10年のファイザーの研究開発費は約94億ドル(約7500億円)。国内最大手の武田薬品工業が約2890億円だから、2.5倍以上だ。
ファイザーに限らず、欧米大手との経営体力の違いは長年指摘されてきた。ただ、「根治薬の開発には相当時間がかかる」(別の研究者)といった指摘もある。
アステラス製薬と共同研究を進める理化学研究所の西道隆臣博士は、変異タンパクの分解酵素を特定するなど先端的な成果をあげてきたが、「発症メカニズムの解明など
基礎研究に10年程度を費やすべきだ」とし、根治薬の早期開発には慎重だ。
このため、国内の製薬会社からは莫大(ばくだい)なコストを要する根治薬開発に慎重意見も出始めている。もともと日本では医療費削減の観点から、薬価基準は引き下げ傾向が強い。
たとえ新薬開発に成功しても、特許は実質的に10年程度で切れ、その後は割安の後発薬が台頭。数百億円ともされる大型薬の開発費回収が難しくなっている事情もある。
世界保健機関(WHO)によると、世界のアルツハイマー型認知症患者は、2050年には現在の3倍以上増えて1億1540万人に達する。国内でも10年の116万人が、25年には約2倍の220万人との予測もあり、
根治薬市場は膨大となりそうだ。今回のファイザーの開発成果次第によっては、内外の開発格差が鮮明となり、資金力の差を再び証明する結果となるかもしれない。
-以上です-
“アルツハイマー型認知症の国内患者数”というグラフは
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120703/biz12070309160007-p1.jpg 関連スレは
【医薬】後発薬普及が医薬品市場の拡大阻む--製薬協医薬産業政策研[12/7/03]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1341277522/l50
108 :
名無し募集中。。。:2012/07/03(火) 13:04:48.90 0
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n3.htm [1/2]国内に100万人もの患者が存在するといわれるアルツハイマー型認知症薬の開発が、
曲がり角を迎える可能性が出てきた。これまでの対症療法的な薬品に対し、原因を根本的に解決する「根治薬」について、
製薬世界最大手の米ファイザーが今月にも新しい臨床研究成果を学会で発表すると見込まれているためだ。根治薬は日本の製薬会社も開発を進めているが、ファイザーの開発成果によっては軌道修正を迫られることも考えられる。
国内の製薬会社は新薬の開発に巨額の投資をかけにくい環境となってきただけに、欧米の製薬大手との“格差”が拡大する恐れもはらんでいる。
■対症療法から変化「根治薬の研究は、7月中旬のファイザーの学会発表が大きな分岐点になる」。
ある研究者はアルツハイマー型認知症の新薬開発についてこう指摘する。
アルツハイマー型は脳内に変異タンパクがたまり、神経細胞が死んで脳の萎縮や記憶力、理解力の低下などを起こし、やがて死に至る難病だ。
その根治薬はまだない。国内の臨床現場で広く使用されているエーザイの治療薬「アリセプト」や、第一三共が昨年発売した「メマリー」などは、いずれも神経活動を活性化させる対症療法的な薬で、進行を食い止める程度の効果しか見込めない。
これに対し米ファイザーが開発中の治療法は、変異タンパクを抗体を使って生成しにくくしたり、分解する仕組みとみられ、すでに臨床試験の最終段階にある
とされる。抗体以外の薬品や手法の研究も進むが、「発表内容によっては新薬開発の潮流も抗体に大きく傾く」(同)こともありそうだ。
アルツハイマー型認知症にかかる世界の治療費などは、2012年に16兆円、50年には80兆円規模に膨らむとの試算もある。
その半分程度が医薬品とみられており、根治薬開発の魅力はきわめて大きく、外国メーカーに先手を打たれれば打撃も大きい。
[2/2]
■資金力の差証明もファイザーが先行しているのは、開発費の違いも大きいとみられる。
日本製薬工業協会のまとめによると、10年のファイザーの研究開発費は約94億ドル(約7500億円)。国内最大手の武田薬品工業が約2890億円だから、2.5倍以上だ。
ファイザーに限らず、欧米大手との経営体力の違いは長年指摘されてきた。ただ、「根治薬の開発には相当時間がかかる」(別の研究者)といった指摘もある。
アステラス製薬と共同研究を進める理化学研究所の西道隆臣博士は、変異タンパクの分解酵素を特定するなど先端的な成果をあげてきたが、「発症メカニズムの解明など
基礎研究に10年程度を費やすべきだ」とし、根治薬の早期開発には慎重だ。
このため、国内の製薬会社からは莫大(ばくだい)なコストを要する根治薬開発に慎重意見も出始めている。もともと日本では医療費削減の観点から、薬価基準は引き下げ傾向が強い。
たとえ新薬開発に成功しても、特許は実質的に10年程度で切れ、その後は割安の後発薬が台頭。数百億円ともされる大型薬の開発費回収が難しくなっている事情もある。
世界保健機関(WHO)によると、世界のアルツハイマー型認知症患者は、2050年には現在の3倍以上増えて1億1540万人に達する。国内でも10年の116万人が、25年には約2倍の220万人との予測もあり、
根治薬市場は膨大となりそうだ。今回のファイザーの開発成果次第によっては、内外の開発格差が鮮明となり、資金力の差を再び証明する結果となるかもしれない。
-以上です-
“アルツハイマー型認知症の国内患者数”というグラフは
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120703/biz12070309160007-p1.jpg 関連スレは
【医薬】後発薬普及が医薬品市場の拡大阻む--製薬協医薬産業政策研[12/7/03]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1341277522/l50
109 :
名無し募集中。。。:2012/07/03(火) 13:06:06.99 0
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120703/biz12070309160007-n3.htm [1/2]国内に100万人もの患者が存在するといわれるアルツハイマー型認知症薬の開発が、
曲がり角を迎える可能性が出てきた。これまでの対症療法的な薬品に対し、原因を根本的に解決する「根治薬」について、
製薬世界最大手の米ファイザーが今月にも新しい臨床研究成果を学会で発表すると見込まれているためだ。根治薬は日本の製薬会社も開発を進めているが、ファイザーの開発成果によっては軌道修正を迫られることも考えられる。
国内の製薬会社は新薬の開発に巨額の投資をかけにくい環境となってきただけに、欧米の製薬大手との“格差”が拡大する恐れもはらんでいる。
■対症療法から変化「根治薬の研究は、7月中旬のファイザーの学会発表が大きな分岐点になる」。
ある研究者はアルツハイマー型認知症の新薬開発についてこう指摘する。
アルツハイマー型は脳内に変異タンパクがたまり、神経細胞が死んで脳の萎縮や記憶力、理解力の低下などを起こし、やがて死に至る難病だ。
その根治薬はまだない。国内の臨床現場で広く使用されているエーザイの治療薬「アリセプト」や、第一三共が昨年発売した「メマリー」などは、いずれも神経活動を活性化させる対症療法的な薬で、進行を食い止める程度の効果しか見込めない。
これに対し米ファイザーが開発中の治療法は、変異タンパクを抗体を使って生成しにくくしたり、分解する仕組みとみられ、すでに臨床試験の最終段階にある
とされる。抗体以外の薬品や手法の研究も進むが、「発表内容によっては新薬開発の潮流も抗体に大きく傾く」(同)こともありそうだ。
アルツハイマー型認知症にかかる世界の治療費などは、2012年に16兆円、50年には80兆円規模に膨らむとの試算もある。
その半分程度が医薬品とみられており、根治薬開発の魅力はきわめて大きく、外国メーカーに先手を打たれれば打撃も大きい。
[2/2]
■資金力の差証明もファイザーが先行しているのは、開発費の違いも大きいとみられる。
日本製薬工業協会のまとめによると、10年のファイザーの研究開発費は約94億ドル(約7500億円)。国内最大手の武田薬品工業が約2890億円だから、2.5倍以上だ。
ファイザーに限らず、欧米大手との経営体力の違いは長年指摘されてきた。ただ、「根治薬の開発には相当時間がかかる」(別の研究者)といった指摘もある。
アステラス製薬と共同研究を進める理化学研究所の西道隆臣博士は、変異タンパクの分解酵素を特定するなど先端的な成果をあげてきたが、「発症メカニズムの解明など
基礎研究に10年程度を費やすべきだ」とし、根治薬の早期開発には慎重だ。
このため、国内の製薬会社からは莫大(ばくだい)なコストを要する根治薬開発に慎重意見も出始めている。もともと日本では医療費削減の観点から、薬価基準は引き下げ傾向が強い。
たとえ新薬開発に成功しても、特許は実質的に10年程度で切れ、その後は割安の後発薬が台頭。数百億円ともされる大型薬の開発費回収が難しくなっている事情もある。
世界保健機関(WHO)によると、世界のアルツハイマー型認知症患者は、2050年には現在の3倍以上増えて1億1540万人に達する。国内でも10年の116万人が、25年には約2倍の220万人との予測もあり、
根治薬市場は膨大となりそうだ。今回のファイザーの開発成果次第によっては、内外の開発格差が鮮明となり、資金力の差を再び証明する結果となるかもしれない。
-以上です-
“アルツハイマー型認知症の国内患者数”というグラフは
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120703/biz12070309160007-p1.jpg 関連スレは
【医薬】後発薬普及が医薬品市場の拡大阻む--製薬協医薬産業政策研[12/7/03]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1341277522/l50