女生主ってけしからんな その918

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関西電力管内で電力不足が続く中、企業などの情報を保管するデータセンター(DC)の
契約が関西で伸び悩んでいる。東日本大震災直後は、リスク分散のため関西のDCを利用
しようという動きがみられたが、電力不足や計画停電への不安から、移転先候補から関西
を外すケースが増加。大阪市内に2月に完成したDCで契約ゼロの状態が続く一方、電力
不足と縁のない沖縄県内ではDCの活用が急増している。

関東が電力不足となった震災直後は、多くの企業が西日本への移転を検討。39カ所の
DCを運営するNTT西日本への問い合わせは一時、前年の5倍以上になったが、関西が
電力不足となってからは、震災前と変わらない水準にまで激減した。DCは大型コンピュー
ターを冷やすのに、大量の電力を消費するためだ。

象徴的なのが今年2月に完成した京阪神ビルディングのDC「西心斎橋ビル」(大阪市西区)。
利用契約はいまだに成立しておらず、担当者は「計画停電に耐えられる発電装置など最新
設備を備えているが、関西というだけで不安だという声がある」と嘆く。

そんな中、注目を集めているのが、本州から遠く離れた沖縄県。沖縄電力は原子力発電所を
持たないため、原発の稼働停止とは無縁で電力は十分ある。また、関東などで地震が発生
しても沖縄には影響がないことから、非常時のバックアップにもなる。

県内最大規模、約2300平方メートルのDCを持つ沖縄電力の子会社、ファーストライ
ディングテクノロジー(FRT・同県浦添市)とは昨秋以降、約50社が新たに契約した。
FRTの担当者は「東京の企業からは『関西に移そうと思ったがやめた』という声も聞く」
と話す。

関西の企業の場合、沖縄にDCを移せば、もともとDCがあった場所の消費電力を削減できる
ため、今後も沖縄への移転が加速する勢いという。

●ファーストライディングテクノロジーのデータセンター。
 沖縄のデータセンターには震災、問い合わせが相次いでいる。
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120617/wec12061720480008-p1.jpg

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120617/wec12061720480008-n1