ケニアへの直行便を21日に就航する韓国の大韓航空が、ケニア人が「原始的」だと
受け取れる表現の英語広告を同社のウェブサイトに掲載、インターネットで批判が
高まり、同社は同日までに広告を削除して謝罪した。地元メディアなどが伝えた。
大韓航空によると、直行便はソウルとナイロビを週3回往復する予定。
同社はサイトに「大韓航空でナイロビに飛び、雄大なアフリカのサバンナや
サファリツアー、原始的エネルギーに満ちた先住民を楽しもう」との英語の広告を載せた。
これに対し、短文投稿サイト「ツイッター」などのソーシャルメディアを通じて
「ケニア人として不快」「侮辱だ」などと多くの反発が出た。
大韓航空は18日、自社のツイッターで謝罪を表明した。
AP通信によると、大韓航空のケニアでの広報担当者は、韓国語から英語への翻訳で
ミスがあったと述べた。(共同)
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mcb1206210831025-n1 同じニュース
2012年06月19日 ケニア人を「原始的エネルギー」と表現、大韓航空が謝罪
http://www.afpbb.com/article/economy/2885046/9141540 (前略)
この広告はケニアで大きな反響を呼んだが、多くの人は怒っているというより、
むしろ面白がっているようだった。
あるケニア人はこうツイートしている。
「私の #原始的エネルギー (#PrimitiveEnergy)を処理するために
今日はライオン狩りとゾウいじめをしようと思う」
別のケニア人はこうツイートした。
「私は毎朝起床するために #原始的エネルギー を使っています」
(中略)
東アフリカの人々に対する侮辱的、あるいは見下しているような表現が
話題になったのは、この1週間で2度目だ。
前週は、スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相が財相宛ての
テキストメッセージで、欧州連合(EU)との交渉で断固たる姿勢を取るよう
指示した際に、「スペインはウガンダではないのだ」と表現したことが明らかになり、
ウガンダで大きな反響を呼んでいた。