女生主ってけしからんな　その911

企業の海外進出が進み、国際的に活躍できる人材へのニーズが高まるなか、
外国語が堪能なバイリンガルの大学生を対象とした就職説明会が東京で開かれました。

東京・江東区で開かれた就職説明会には、商社やメーカーなど１９５社が参加し、
海外の大学などで学び、英語や中国語などの外国語が堪能な日本人の大学生
およそ２４００人が集まりました。

各企業のブースでは、採用担当者が今後の海外展開の方針などを説明したり、
英語などを交えて学生に質問したりしていました。

主催した会社によりますと、不況や円高の影響で企業の海外進出が進むなかで、
日本で学ぶ外国人留学生を採用する企業が増えていますが、最近は、日本の
文化や習慣などが身についている日本人学生へのニーズも高いということです。

このうち、説明会に参加した神奈川県のアパレルメーカーは、この秋、ニューヨークに
進出する予定で、出店の準備や英語のホームページ作成に対応するため、英語が堪能な
人材を募集しています。

メーカーの役員の貞末奈名子さんは「私たちは日本のものづくりの会社なので、
商品について正しく理解して、英語で発信できる学生を採用していきたいです」と
話していました。

会場を訪れたアメリカの大学に通う男子学生は「日系企業の情報が少ないので
一時帰国して参加しました。日本の就職環境は厳しいですが、語学や専門性を
生かして夏までに就職先を決めたいです」と話していました。
外国語が堪能な大学生を対象とした就職説明会は、このあと今月２７日には大阪市で、
来月２日には名古屋市でも行われ、合わせて４０社余りが参加する予定です。
●参考
http://global.mynavi.jp/contents/event/expo2012/summer/img/summer_header_735x249.jpg
●参考/マイナビ国際派就職EXPO2012サマー
http://global.mynavi.jp/contents/event/expo2012/summer/index
◎http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120624/t10013068421000