女生主ってけしからんな その910

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[マドリード 15日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は15日に公表したスペインに関する年次報告書で、
同国の2012年の財政再建目標は未達成となるとの見通しを示し、
経済が著しく弱体化している時に公的赤字の削減を急ぐべきではないとの立場を示した。

IMFは同報告書で、スペインが2012年に財政赤字を対国内総生産(GDP)比で2011年の8.9%から
5.3%に削減することを目指していることについて、
「成長見通しの弱さを踏まえると、赤字は圧縮された時間枠の中では埋め合わせることはできない」とし、
今年の財政再建目標を達成できない公算が大きいとの見方を示した。

そのうえで、「中期目標はおおむね適切」としながらも、「著しい弱体化が見られている間は、
より平坦な道筋をたどることが適切だ」とした。

また、欧州各国が合意したスペインの銀行の資金増強に向けた最大1000億ユーロ(1260億ドル)の支援について、
IMFは、銀行に対するてこ入れを行い、金融セクターを再編するために、スペインは同支援を最大に利用するべきと提言。

そのうえで、スペイン政府は、外部支援を必要としている銀行と存続が不可能な銀行の区別を早急に行うと同時に、
政府が行う金融支援の中身についても早急に策定する必要があると提言。
付加価値税(VAT)などの間接税の引き上げや、民営化、
公的部門の給与引き下げなど含む改革を推し進める必要もあるとした。

さらに、ユーロ圏首脳に対し、銀行の資金調達を確実にし、債務危機を収束させるため、
「財政同盟」と「銀行同盟」の実現に向けた行程表の提示に向け早急に行動するよう呼びかけた。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE85F00720120616