女生主ってけしからんな その910

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--6月1日から日本円と中国の人民元の直接取引が可能になりました。
 国際化が進む時代、日本人はどんな心構えを持つべきなのでしょうか?

6月から日本円と中国の人民元の直接取引がスタートしました。これまでは米ドルを仲介
しなければ交換できませんでしたが、今回の措置によって二重手数料が解消されることに
なります。為替に関しては各国の思惑があり、損得を一概に語ることはできませんが、
少なくとも個人レベルでの手続きは簡素化されるので、互いの国を旅行する両国民に
とっては十分にメリットがあるでしょう。

昨年の東日本大震災以来、風評被害もあって日本を訪れる外国人観光客が減ったといわれます。
もちろん中国人観光客もしかり。今回の直接取引開始を機に、人と物の流動が活発になれば
いいと思います。

以前、日本のある機関から依頼され、日本の良さを中国でアピールして観光客を誘致する
プロジェクトに参加しました。そこであらためて感じたことは、日本に来るか来ないかは
あくまでも中国人の自由だという当たり前の事実。日本政府も国策として中国人観光客の
誘致を考えるなら、ビザの緩和など制度改革をさらに進めないまま、ただ「来てくれ」では
お話になりません。
遅かれ早かれ、「国を開く」ことは日本にとって止められない流れである。ぼくは
そう考えています。そして、中国人に対して国を開くことのメリットは3つあると思います。
ひとつ目は、単純に「内需拡大」。中国人が銀座や新宿、秋葉原といった繁華街で高額な
ブランド品や家電製品を買い求める姿をよく見かけますが、これは日本経済にとってはありがたいことです。
ふたつ目は、「中国人の反日感情の改善」。日本を訪れた中国人の99%は「日本って
こんなにいい国だったんだ!」と、好印象を抱いて帰国します。日本人のホスピタリティに
触れ、反日教育で植えつけられたイメージが払拭されるんです。本当の日本を知ってもらうことは、今後の国際交流を考えても必要なことです。
そして、3つ目は「移民時代への準備」。少子高齢化によって日本では今後、生産人口が
減っていきますから、いずれ移民を受け入れることになる可能性は十分にあります。来る
べき時代に備え、日本人は身近で外国人を知る必要がある。そうすることで、少子化が
社会保障や景気悪化など多くの問題の原因であるということも、あらためて国民が広く
認識できるのではないかと思います。(※続く)
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/06/18/12023/