女生主ってけしからんな その910

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108名無し募集中。。。
県北地域の農家が中心となり、県をジャンボニンニクの全国一の産地にする取り組みが
進んでいる。今年収穫された約25万球のほとんどを増殖に使い、来年は100万球の
収穫を見込んでおり、全国に流通させて長崎ブランドの確立を図る考えだ。

佐世保市重尾町の農業吉村圭さん(39)方の約200平方メートルの倉庫。県内各地で
収穫された二十数万球のジャンボニンニクが入った籠が、天井近くまで積み上げられ、
7月上旬まで乾燥作業が続く。

「今ここにある量だけでも全国一だと思う。でも全国に流通させるには、まだまだ足りない」と
吉村さん。県ジャンボニンニク推進協議会のメンバーで、専門は花の育種だが、約10年前に
ジャンボニンニクに出会い、花の球根を増やす技術を活用して、生産量を伸ばしてきた。

2年前からは他の農家にも協力を求め、全国に流通させる量を確保する態勢を整えた。
ブランド名は「長崎ジャンボリー」と決め、商標登録も済ませた。

ジャンボニンニクは1球500グラムほどで、通常のニンニクの5、6倍はあるが、においの
強さは5分の1程度にとどまる。大規模な産地はなく、現在はほとんど流通していないという。

吉村さんは「においがきつくなく、女性も食べやすい。ジャガイモのようにほくほくした食感で、
かけらを丸ごとシチューの具にするなど、これまでにないニンニクの食べ方を提案できる」と
自信を見せる。

佐世保、松浦、平戸各市も球根の購入費を助成して、農家の新規参入や規模拡大を後押しするなど、
産地化を推進している。約30の農家でつくる同協議会も「もっと生産を増やしていきたい」と
栽培農家を募集中だ。
すでに大手流通業者などからの引き合いもあり、今年は“お披露目”として少量を出荷する予定。
吉村さんは「大量に出荷できる産地が一番強い。ニンニクと言えば青森だが、ジャンボニンニクは
長崎と言われるようにしたい」と意気込んでいる。
●倉庫でジャンボニンニクを手にする吉村さん
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120621-530874-1-L.jpg
◎ガーリックソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20120621-OYT8T01270