KDDI(au)が展開する米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)
「iPhone(アイフォーン)4S」が好調だ。
調査会社イード(東京都中野区)によると、KDDIに対する満足度が、
同じくアイフォーン4Sを扱うソフトバンクモバイルを上回った。
イードが、KDDIとソフトバンクのアイフォーン4Sの購入者各1000人に
5月に実施した調査によると、アイフォーン4Sに「満足」と回答したのは
KDDIが61%、ソフトバンクが49%だった。
昨年11月の前回調査ではKDDIが53%、ソフトバンクが49%で、
両社の差が広がった。
「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」で満足とした回答は、
KDDIの62%に対し、ソフトバンクは19%にとどまった。
一方、「端末価格の安さ」の満足度ではソフトバンクが41.7%で、
KDDIは19.8%だった。
「ビジネスでは、つながりやすさを重視する」(KDDIの担当者)ため、
KDDIのアイフォーン4Sの販売は法人向けにも拡大。
5月に住友商事が、6月には三井不動産ビルマネジメントが他の機種も含め、
それぞれ500台導入した。
ただ、「プラチナバンド」と呼ばれる900メガヘルツ周波数帯の獲得で、
ソフトバンクの通信品質も改善が見込まれるため、満足度も変わる可能性がある。
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120615/bsj1206150502001-n1