女生主ってけしからんな その909

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-続きです-
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■人員削減に給与カットで「それほど楽じゃない」?
過去にも不況の際には、就職先として公務員を選ぶケースが増えたことはある。
それでも近年は、先行き不透明で未来が保障されない就職、就業環境のなかで若者の
マインドも「確かな居場所が欲しい」として公務員を選ぶ風潮が以前より強まっていると
常見氏は感じるという。

だが「公務員もそれほど楽ではありません」(常見氏)。
公務員制度改革の一環で野田内閣は2012年4月3日、2013年度の国家公務員の
新規採用者数を2009年度比で56%減とすることを閣議決定した。
これに先立ち2月には、国家公務員の給与を2014年3月末までの2年間、平均7.8%カット
する特例法が成立、4月から実施されている。地方公務員にも今後、給与削減の波が
押し寄せる可能性がある。
自治体の組織も、例えば橋下徹・大阪市長のように首長が改革を推し進めれば、
役所の職員は安穏としていられない。北海道夕張市のような「財政再建団体」では、
乏しい予算で行政サービスを維持するために職員の負担は大きいだろう。
「数十年先の国の体制がどうなるかは分かりません」と常見氏は、公務員になれば
「一生安泰」という見方に疑問を呈する。

インターネット上には、現役公務員がブログで「最近風当たりが強くなってきた」とぼやく
様子が見られる。終身雇用を望む若者は、リストラされず定年まで勤めあげられる職業
として公務員を考えるのかもしれないが、常見氏は「就職活動中に公務員のOB、OGと
実際に会って、直接仕事の話を聞くことが大切」とアドバイスする。公務員の安定性に
過大な期待は禁物、というわけだ。

-以上です-
■レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/
 2012年05月22日 2013年新卒 就職活動の意識/動向調査(4月度)
 http://www.leggenda.co.jp/news/press/20120522-01