http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E5%8D%9A%E5%B9%B8 >2007年から2010年3月までエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社取締役コーポレート企画本部担当。2008年から総務省通信・放送問題タスクフォース委員も務める。
>2010年3月よりエイベックス・マーケティング株式会社取締役。同年4月よりエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問。
http://www.kouenirai.com/profile/5284 岸 博幸
慶應義塾大学大学院教授
エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問
エイベックス・マーケティング取締役
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/19/news089 「ルールもリアルと同じでなければならない」──岸教授
岸教授と久保利弁護士は賛成の立場から意見を述べた。
岸教授は賛成の根拠として3点を挙げた。まず「日本の文化を守る点から不可欠。良いコンテンツ、
良いアーティストに資本投下したレコード会社が正当に報われるようにしなければならない。ネットで無料入手できる環境は改める必要ある」とした。
また「コンテンツを流通させるネットビジネスを発展させる、ベンチャーが成功できる環境を作るためにも
市場を公正なものにしなければならない。価値あるものにはお金を払うものにしなければならない」ことを挙げた。
「コンテンツはなるべく無料でいい」という、「アメリカのネット企業などが作った価値観」がそのまま入ってきている状況で、
「日本企業が日本型ビジネス作っていかなければならない。そのためにも市場を公正なものにしなければならない」と指摘する。
さらに「ネットは特別なものだ、リアルとは違うという価値観が広がってしまっている。ネットがこれだけ生活やビジネスに不可欠になってる以上
、ルールもリアルと同じでなければならない」として、違法ダウンロードは「リアルの店で万引きするのと同じ」と指摘。
「リアルでは万引きすれば捕まる。本来有償で売られているものを違法と知りながらただで入手することに対してバランスを失している。
そこを改善することがネットとリアルを同じ環境にすることからも大切だ」とした。