女生主ってけしからんな その909

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★県、鞆架橋やめ山側トンネル

【写真説明】江戸時代の港町の風情を残す鞆港。広島県は埋め立て・架橋計画を撤回する
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 江戸時代の面影をとどめる福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画をめぐり、
広島県の湯崎英彦知事が港町の景観を損なうとの指摘のある同計画を撤回し、
景観への影響が少ない山側トンネルの整備を推進する方針を固めたことが21日、分かった。
25日に同市で羽田皓市長と会談し、県の最終判断として伝えるとみられる。
景観保護をめぐって住民の賛否が割れ、訴訟にまで発展した事業は計画浮上から30年目に転換点を迎える。

 県は架橋推進、反対の住民の意見を集約した結果、鞆町中心部の混雑を解消するための
道路整備と景観の保全の双方を望む点で住民の思いが共通していると判断。

 景観を変える架橋計画をやめる一方、港の背後に通す山側トンネルを採用すれば道路整備と
景観保全を両立できるとして方針転換する。駐車場や下水道、港湾の整備、観光振興にも力を入れ、市と住民の理解を得たい考えだ。

 埋め立て・架橋計画は1983年に県が原案をまとめた。
賛成派と反対派の対立が続く中、2度の改定を経て藤田雄山前知事時代の2007年、
県と市が免許権者の知事に埋め立て免許を申請。道路が狭い鞆町中心部を迂回するバイパス道路として整備する狙いだった。
 一方、反対派は埋め立て免許の差し止めを求めて提訴。
広島地裁は09年10月、「鞆の浦の景観は国民の財産」と認定し差し止めを命じた。県は控訴した。

 翌11月に就任した湯崎知事は、推進派と反対派が対話するための住民協議会を設置。
県はバイパス道の工法として、架橋▽山側トンネル▽海底トンネル―を提示した。

 住民協議会で仲介役を務めた弁護士はことし2月、バイパス道路整備と景観への配慮をともに必要とする報告書を県に提出した。
これを受け、県と市が計画の是非を協議。架橋以外の手法を視野に入れる湯崎知事に対し、
羽田市長は「架橋が最善」と主張。認識の違いが表面化していた。

中國新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206220051