マツダは、製造を打ち切るロータリーエンジン(RE)車「RX―8」の生産終了日を22日に決めた。
1967年に販売を始め国内外で200万台弱を販売したRE車は、いったん姿を消す。
スポーツカーのRX―8は本社宇品第1工場(広島市南区)で生産している。現在は、昨年11月に発売
した最後の特別仕様車「スピリットR」などを1日20台余り生産しており、22日の夜間操業が最終日となる。
RE車は67年に「コスモスポーツ」として販売を始め、スポーツカーの「RX―7」などが販売を
伸ばした。今年4月末時点の累計生産台数は199万6511台。22日の生産終了により、
199万7千台余りで生産が止まることになる。
REは燃費性能などが課題で、RX―8の後継車の発売の予定はない。マツダは性能を改善した
次世代REの開発を目指すとしている。また来年には、水素を燃料にREを発電機として使う
電気自動車をリース販売する。
[中国新聞]'12/6/20
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206200036.html