女生主ってけしからんな その909

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福島第一原発、竜巻が来ても大丈夫か−専門家の間で懸念 2012/06/22

6月22日(ブルームバーグ): 「東京電力・福島第一原子力発電所を秒速100メートルを超える竜巻が
来たらどうなるのか」。専門家の間で使用済み核燃料プールがむき出し状態になっている上に、施設内
タンクに貯蔵している汚染水が満杯の原発の危機管理対策を問う声が高まっている。

今週、台風4号が日本列島を縦断したが、1カ月前には、福島第一原発から約170キロメートル南西の
茨城県つくばで竜巻が発生、長さ17キロメートル、幅500メートルにわたって被害をもたらした。男子
中学生1人が死亡したほか、約50人の負傷者、住宅約300戸に被害が出た。専門家の中には、竜巻が
発生した場合、水素爆発で建屋の屋根部分が吹き飛ばされた使用済み核燃料プールへの影響を懸念する
声が出ている。

九州大学の工藤和彦特任教授(原子力工学)は「3号機と4号機の使用済み燃料プールは今、むき出し
の状態」のため、つくばを襲ったような竜巻が直撃すれば、使用済み燃料プールの水が巻き上げられる
可能性があるとの懸念を示した。工藤氏は原子力安全・保安院の意見聴取会でこの懸念を東電側に
伝えたという。

工藤氏は、原子炉を解体し廃炉にするまでは何十年もの長期にわたるため、例え短期的には可能性が
極端に低いとしても、東電は余震や津波だけではなく竜巻や大型台風に対する対策をとる必要があると
主張した。工藤氏は東電の信頼性向上対策に係る実施計画に関する意見聴取会の12人の委員のうちの1人。

東電の松本純一原子力・立地本部長代理は5月7日、記者団に対し「今後福島地区、浜通りでどういった
竜巻が起こりうるのか、ということも含めて調べていく必要はあろうかと思っているが、現在、何か活動
し始めることはない」と述べた。 (中略)

九州大学の工藤教授によると、福島第一原発で懸念されるもう一つのリスクは施設内で貯蔵されている
放射能汚染水の存在。



▽Bloomberg日本語版 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M60B9A6JTSE801.html