世の中には、「えっ、それを食べるの?」というようなものを口にする異食症があります。
異食症とは土や紙、粘土など栄養価のないものを無性に食べたくなる症状のこと。
特に、妊娠中の女性で鉄欠乏性貧血が重くなると起こりやすいそうなのですが、
近年は妊娠していない若い女性にも多い症状なのだそう。
今回は、異食症の中でも割合の多い氷をバリバリと食べる“氷食症”についてお話します。
■氷食症の原因
レストランやカフェで、ドリンクのグラスに入っている氷をバリバリと
食べる人を見たことはありませんか? ただ単に氷が好きで食べる人はいいのですが、そうでないケースもあるのです。
「無性に氷が食べたくて仕方がない」という衝動に駆られ、好きでもないのに食べてしまう……。
そんな人は“氷食症”かもしれません。
この氷食症の原因は、体内の鉄分不足!
赤血球が不足することで脳に十分な酸素が行き届かず、自律神経に狂いが生じて、
体温調節がうまく出来なくなることが氷が恋しくなる理由と考えられています。
女性は毎月生理が来るので、鉄分を失って貧血になりやすいですよね? 近年は約2割の女性がこの
“氷食症”を発症しているというので他人事ではないのです!
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20120618/Biranger_43182.html