(前略)
ニコニコ生放送の解説を聞きながら、オフィシャル放送でアイドルの顔を眺めていると、なんとなく感情移入してきて楽しかった。
TVでは同時視聴をすることは難しい。だがニコニコ生放送は同時視聴することを前提とした番組構成にしていた。
きっちりと国民的アイドルたちを眺めるのは、初めてだった。だが、秦佐和子氏を見たとき、ぼくのはじめての推しメンが生まれた。
何あの清楚ガール。めちゃくちゃカワイイじゃないの。よくよく調べてみるとAKB0048の神崎鈴子役を演じている声優選抜メンバーだった。
よし、ぼく、しゃわこの応援する!
なんていう風に、アイドルたちのお披露目会のような効果もあったのではないだろうか。興味の無いひとたちも、
あまりに他の人たちが騒ぐので思わず見る。ぼーっと見ていると、多種多様のオンナノコたちがそこにいて、おもわず推しメンが生まれてしまう。
ちくしょう、アイドルの虜になっちまったぜ。やっちまったぜ。まるで、小林よりしん状態じゃねぇか。
TwitterもAKB48総選挙に揺れていた。Hotワードは総選挙放送中、途切れることなくAKB48総選挙関連キーワードで埋まっていた。
また、Twitterには、流行に便乗した診断メーカーが出回る風潮がある。今回は「総選挙やったら何票取れったー」が回ってきた。
元弥きとで調べてみると、93,166,983票だった。大島優子氏が108,837票なので、べらぼうな票数だ。
ハッシュタグも荒ぶった。ハッシュタグとは、Twitterではツイートの後ろに「#◎◎◎」とつければ「◎◎◎」というタグをつけることが出来るのだ。
ジャンプアニメで人気沸騰中の「黒バスキャラ総選挙」や「スフィア総選挙」、他には「歴代仮面ライダー総選挙」などなど総選挙便乗ハッシュタグが多数飛び交った。
AKB関連のツイートはもちろんのこと、「世間はAKB総選挙だなんだと言っているけども」を枕詞とした関係ないことをするツイートなど、
どれもこれもAKB48総選挙に染まりきっていたように感じた。
AKB48総選挙によって多少は影響するだろうと考えていたのだが、ここまでWEB社会がAKB色に染まりきるとは、流石に予想していなかった。
まるでバルス祭りのような熱気を感じた。
なお、今回ぼくにとって推しメンになった秦佐和子氏は声優を目指しているそうだ。愛称は、しゃわこ。これからのしゃわこの活躍に期待だ!
……いや、1位は大島優子氏ですよ!
そこはお間違えなきように!!
http://www.terrafor.net/news_kkJ9gSUNHm.html