ところで、昨日は『プラチナ9DISCO』の演出面を褒めたんですけど、セットリスト的には決してベストとは思いませんでした。
アルバム曲は比較的楽しい曲も多いのですが、直近のシングルがどれも辛気臭過ぎる!
吉川さんのアルバムとはちょうど逆で、せっかく盛り上がったテンションがシングル曲によって水を差されて、寸断されてしまいます。
もう完全にシングル曲の役割として逆でしょう。
一部ではこの頃の演出面、スキル面での高さを「プラチナ期」として評価する向きもあるようですが、そりゃあこんなけ湿気たシングル連発してれば、
せめてスキルや演出面にバリューやプライドを見い出すしかないですよ。
その期のパフォーマーとしての「成熟」や「貫録」はそれはそれで評価はするんですけど、モーニング娘。の魅力の一端は、その「成熟」とは相反する、
初々しさとか、ひたむきさとか、荒削りであるが故のエネルギーでもあるわけです。新メンバーが新メンバーとしての機能を真っ当していないこともあって、
私としてはやっぱりバランスが悪い時期だという印象でした。
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