さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」38.5

このスレのプロローグ――
さゆえりレズSEXを不意に目撃してしまったれいな
拒否反応を示して嫌悪感をあらわにするれいなを捕獲するさゆえり
抵抗するれいなを口封じのために２人で気持ちよくさせて一言
さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」
れいなは抵抗するものの、自然と漏れてしまう甘い吐息
れいな「ハァハァ」

キャラ紹介兼相関図最新ver.
http://image02.wiki.livedoor.jp/m/9/mdpg119/4a3d6cffa630dabb.jpg

前スレ
さゆえり「れいなはココが感じるの？ｗ」38
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1333771915/

まとめサイト
http://wiki.livedoor.jp/mdpg119/

規制で書き込めない方はこちらの避難所へ
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/morning/1305815840/

AAまとめ

从*´ ヮ｀) れいな♀　ﾉd*´ ヮ｀) たなか♂　ﾉc|*´ ヮ｀) 成人たなかクン♂

ﾉﾉ*＾ｰ＾) えりりん♀　ﾉd*＾ｰ＾) かめい♂　ﾉc|*＾ｰ＾) かめい先輩♂

从*・ ｡.・） さゆみん♀　ﾉd*・ ｡.・） みちしげ♂


カプまとめ

基本♀は名前、♂は名字。

【例】
れなえり（♀×♀）
たなえり（♂×♀）
たなしげ（♂×♂）

♂シンボルまとめ

っ　ちびれいな君

n　 ちびれいな君フルパワー（半角エヌ）

つ　亀さん（かめい君）

∩　大亀さん

⊃　弟重君（みちしげ君）

ｎ　 新垣てんちょ（全角エヌ）

テンプレ終わりー

http://image.books.rakuten.co.jp/books/img/item/parts/book/2012/0418i/9784048954488in1.jpg

>>4
ﾉd;＾ｰ＾)＜乙ですよ？ﾊｧﾊｧﾑﾗﾑﾗ

おつです！

>>4
おつんつん


かめい君の手にジャストフィットするサイズだなれなπはﾊｧﾊｧ

ﾉd*´ｰ｀)　　ﾁｬｲｺｰ///
　从*´ ﾛ｀)　ﾊｧﾝ…///
　　 つ)(⊂

揉んで良し！
吸って良し！！
摘んで良し！！！

おつおつ！

从*´ ﾛ｀)oO（はずかしいと///）

ﾉd*＾ｰ＾)９ｍ＜よくも落としてくれましたね・・・？

ﾉd*｀ ｡.´）＜どうして保全しなかったの！

（；■_■）＜申し訳ありません若！

>>4
ﾉd*＾ｰ＾)＜あの水滴！谷間にあるあの水滴舐めたい！いやなりたい！なってれいなの体を滑り落ちるんだ！

昨日からハッスルしっぱなしのかめい君ｗ

よく見てるなかめい君ｗｗ

とりあえず落ち着けかめい君ｗｗ

ﾉc|；´┴｀）＜すいません、スレ落としてしまいました・・・　
从*＾ｰ＾)＜先生は私に落ちてますよ？

>>4さんおつです

>>17
別れたはずなのにバカップルだなｗ

かめい君のれなニーオカズまとめ

http://images.amazon.com/images/P/4048954482.09.MAIN._SCRMZZZZZZ_.jpg
http://images.amazon.com/images/P/4048954482.09.IN01._SCRMZZZZZZ_.jpg
http://img.7netshopping.jp/bks/images/b9/1106159289_1.jpg
http://image.books.rakuten.co.jp/books/img/item/parts/book/2012/0418i/9784048954488in1.jpg

今のところ画像はこれくらい？

おっとピンクがヌケてた


かめい君のれなニーオカズまとめ

http://images.amazon.com/images/P/4048954482.09.MAIN._SCRMZZZZZZ_.jpg （表紙）
http://images.amazon.com/images/P/4048954482.09.IN01._SCRMZZZZZZ_.jpg　(amazon)
http://img.7netshopping.jp/bks/images/b9/1106159289_1.jpg (セブン)
http://image.books.rakuten.co.jp/books/img/item/parts/book/2012/0418i/9784048954488in1.jpg (楽天)
http://img.hmv.co.jp/news/image/hmv_pc/12/0417/news1804195.jpg （HMV）

http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20120418/2010336_201204180459368001334736366c.jpg
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20120418/2010336_201204180459507001334736366c.jpg
http://cache2.nipc.jp/entertainment/news/img/et-f-20120418-001-ns300.jpg

舞台やるんだっけ
ガキさんいないのは寂しいねぇ…

从*・ ｡.・）＜さゆみもいないの

http://ng2.orz.hm/ReinaT/souce/ReinaT_6912.jpg

http://www.oricon.co.jp/news/movie/2010336/full/

物語は、15歳から17歳までの少女が突然命を落とし、歩く屍《ゾンビ》と化す「ステーシー化現象」が蔓延する近未来を舞台にした物語。
一度死した少女たちに二度目の死を与える“再殺”を行うべく、完全武装の部隊が結成される。
爆発的に数を増やし続けるステーシー化現象を収束させることはかなわず、人間とステーシーたちとの戦いは泥沼の様相を呈していく。

>>23
ごめんさゆもだった
スケジュールの都合ってなんの仕事かね

http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki9016.jpg

>>26
れいな君がニヤニヤしてるのが目に浮かぶｗ

>>22　
川=´┴｀)＜・・・

ﾉd*´ ﾛ｀)　ｲｲﾝﾁｮ…ｲｲﾝﾁｮ…///

　　 つn゛ ｼｺｼｺ

>>26
ﾉd；’ー’)｡ｏO（ガキさんに似てるやよー)

>>28
ごめん愛佳も！ホントに悪気はなかったｗ

>>29
壁｜ｰ＾)

>>30
ﾉd*´・e・）oO(たかーし君なに見てるのだ？)

ﾉd*´) (｀)　ﾘｻπ…ｶﾜｲｲ ﾌｸﾗﾐ…ﾌﾜｧ…ﾀﾏﾗﾝ///

　　 つn゛

↑
れいな君　変態仮面モード

変態すぎるｗｗ

ﾉd*´ ヮ｀)つ[真空]　ﾚｰﾅﾉ ｵﾀｶﾗｰ♪　　　　　　とりだす


ﾉd*´ ﾛ｀)つ▽ ｻｽｶﾞ ｲｲﾝﾁｮ ｼﾞｭﾝﾊﾟｸ///　　　　めでる


ﾉd*´ -｀)　ｸﾝｸﾝ ｴｯﾁﾅ ｶｵﾘ ｽｰﾊｰ　　　　　　　 かぐ
　　つ▽O


ﾉd*｀ ﾛ´)つ▽ ｳｵｫｰ! ｶﾞﾏﾝﾃﾞｷﾝ!!　　　　　　　　 こうふん


ﾉd*´) (｀) ﾑﾊｧ/// ｲｲﾝﾁｮﾃﾞ ｲｯﾊﾟｲｯﾁｬﾝ><　　　かぶる
　　∩ ∩






｜ｰ＾)　ｴﾘﾆｰ ﾓ ｼﾅｲﾄ ﾕﾙｻﾅｲﾝﾀﾞｶﾗ

ｶﾞｷﾆｰは許すのかｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜たまに絵里もガキさんでムラムラしますしｗ
Σ（* ゜ｅ゜）＜か、カメェ？！

ガキさんにげてーｗｗ

≡（* ゜ｅ゜）ﾉｼ ＜さゆすけ大変なのだ！カメが変なことを言っｔ

从*・ ｡.・）＜え？さゆみもたまにしますけど ガキニー。

（； ゜ｅ゜）＜へ？

从*- ｡.-）＜そういえば昨日もお世話になりました その節はどうも ﾍﾟｺﾘ

（*;゜ｅ゜;） …///

川；’ー’)＜あ、あーしは何もししししてないやよぉ〜ぉ？

|||9|‘_ゝ‘)｡oO(してみようかな…)

変態娘。

りほりほも肌フェチだし……
変態しかいねぇのかよww

>>41
まだしてなかったのか意外だなｗ

した次の日

　 ノハヽ　ノハヽ
　|||9|-_ゝ（； ゜ｅ゜） ﾋｨｰ
　ノ　　　つ　　　ﾉ
　　　ｳｯﾄﾘ


ﾉd��;‘ _l‘;）＜えりぽん…

聖くん……ｗ

早めにおやさゆみんﾉｼ

ﾉd；´ｰ｀) いっぱいれなニーしちゃった…ｗ

　　　∪

れなﾆｰもいいけど
やっぱりｲﾁｬｲﾁｬしたいよねw

れいなとしてはエッチ休みになって少しありがたいかもしれないけどｗ

从*｀ -´)＜毎日してたられーなの身体が持たんと

女の子の日以外はほぼ毎日だからねぇｗ
かめい君ムリさせちゃだめだよ

ﾉd；＾ｰ＾)＜分かってはいるんですけどねぇ

れいなが乗り気じゃない時にかめい君がエッチしたそうな雰囲気になったら
これからはストックしといた水着写真あげて、れなニーで我慢してもらおうｗ

从*´ -｀) ←でも多少無理やりされるのも嫌いじゃないドMにゃんこ

ﾉd+｀・ ｡.・）ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ


壁｜■_■)oO(若……)

パイパニック対談れーにゃ

おはみん

保全

ｍ９ﾉﾉ*＾ｰ＾)ﾉd*＾ｰ＾)９ｍ
　　 れーなはパイパン！！

落とさせないの！

｜■_■）

保全

ﾉc|=´┴｀)＜次の問題、田中さーん

Σ从；´ ヮ｀)oO(ヤバッ！)


保全

从；｀ ﾛ´)n＜いいんちょ教えて…!! （小声）
（｀ ・e・）＜ちゃんと授業聞いてない田中っちが悪いのだ
从*- ｡.-）＜どうせ先生の事考えてたんでしょ


ﾉﾉ*>ｰ<) へっくしょん!!

ﾉc|=´┴｀)｡oO(で、分かったんやろか？)

从；｀ ﾛ´)ｱﾀﾌﾀ

从*・ ｡.・）｡oO(バカなの)

从*・ ｡）n(＾ｰ＾*川
　　　ｺｿｺｿ

川*＾ｰ＾)＜田中さん、放課後（特別♥）補習授業があるので帰らないでくださいね？ｗ
从；｀ ﾛ´)＜あわわわわ…ｿﾞｸｿﾞｸ
从*> ｡.・）v＜チクっちゃったｗ

さゆGJｗ

月末の亀井先生待ちｗ

川*＾ｰ＾) 大人っぽく見える不思議ｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾) 通常りん
ﾉd*＾ｰ＾) かめい君
ﾉc|*＾ｰ＾) かめい先輩
ノﾉ*＾ｰ＾) 恋愛事情りん
从*＾ｰ＾) 記憶りん

亀井先生とかか？
川*＾ｰ＾)＜出席とりますよー

先生だねｗ
AAって奥が深いわ

35スレ目にあったやつをちょっといじってみたｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾) 通常りん
ﾉﾉ*＾,ｰ＾) 肉食りん
ﾉd*＾ｰ＾) かめい君
川*＾ｰ＾) 亀井先生
ﾉc|*＾ｰ＾) かめい先輩
ノﾉ*＾ｰ＾) 恋愛事情りん
ﾉd ＾ｰ＾) 絵里君
从*＾ｰ＾) 記憶りん
ﾉﾉ*´ｰ｀) 光射すりん

みんな可愛いｗ

実際のえりりんもそうだけど
髪型やメイク次第でずいぶん変わるもんねｗ

川*＾ｰ＾)＜はい、プリント集めますよー


从*´ -｀)oO(なんか今日のせんせぇ可愛いっちゃん)

ﾉc|=´┴｀)・・・・・・

从+＾ｰ＾)＜誰見てるんですか？

�繁c|；´┴｀)

从*´ ヮ｀)　通常れいな
ﾉd*´ ヮ｀)　れいな君
ﾉc|*´ ヮ｀)　恋愛事情れいなクン

从*・ ｡.・）　通常さゆ
ﾉd*・ ｡.・）　みちしげ君
川*・ ｡.・）　恋愛事情さゆ


案外えりりんに比べてバリエーションが少ない二人

確かにｗ
もうちょっとあった気がするけど

35スレ目>>537を勝手に改変ｗ

从*´ ヮ｀)　通常れいな
从*｀ ﾛ´)　かめれな
ﾉd*´ ヮ｀)　れいな君
从*｀ -´)　絵里君
ﾉc|*´ ヮ｀)　恋愛事情

从*・ ｡.・)　通常さゆ
ﾉd*・ ｡.・)　みちしげ君
从*> ｡.･)　たなえりさゆ
从*・ -.･)　絵里君
川*・ ｡.・）　恋愛事情さゆ

たなえり大好物

>>70と>>77見ると
さゆれなは髪型のバリエーションが少ないのか

ﾉd*・e・）
（ ・e・）

ﾉd*’ー’)
川*’ー’)

ここも2つだけだな

ﾉc|*’ー’)　恋愛事情高橋クン

すまんこれしか浮かばなかったｗ

（０´〜｀）ｙ-~

（　＾▽＾）

恋愛事情にはこの人たちも出てたねｗ

ﾉdo´ｩ｀ﾘﾉｼ

人材豊富ｗ

久々にまとめサイトのキャラ紹介見たけどキャラ豊富だねｗ
たなえり・かめれな世界の中等部もいるし
ちょこっとだけ登場の中澤先生とか藤本先生もいるしｗ

そういえば昔はジュンジュンリンリンがよく出てきてたなあ

>>87
新参だから知らないけどそうなのかｗ

川*^A^)川´・_o・)

なんか出してあげたいなあ…

出すなら留学生役とかかなｗ

ネタはあるんですけど全然まとまらないｗ
なんとか形にはする！とまた宣言してみますｗ

逆に以前はどういう風に出てたんだい？

リンリンはさゆの慰み者として何度か登場してた気がする

ｼﾞｭﾝｼﾞｭﾝはたまにAAで現れるぐらいだったと思うけど
ﾘﾝﾘﾝはれなえりに相手してもらえないエロッキさゆとｴﾛｴﾛしてたｗ
さゆリンは結構人気あって作品も何本かあったけど
一時期スレで揉めてさゆリンは別に専用スレが出来た
現行スレはもう無いと思うけどまとめWikiは今でもあるよ

新狼に現行スレあったけどほとんど動いてないみたいだね

なんで揉めたの？

エロッキスレなのに6期以外のキャラが目立っていると
他メン否定派と肯定派で結構なレス数使って揉めた
今では考えられないことだけどねｗ

>>92
ありがとう
って揉めたのか…スレチだから？

>>95
ごめんかぶった回答ありがとうｗ
いまじゃたかにぃあり・中等部あり・光井先生ありのスレだけどねｗ
まあいまでも否定派はいるかもしれないけどね

当時はまだネタ切れになってなかったからかもしれないね
今はキャラ増やして話のバリエーションも増やさないと難しいしｗ
ただエロッキがメインで主役である事は守られ続けてる伝統

ちなみに自分は常に今現在のエロッキスレが好きよｗ

勝手にキャラ増やしてるのは自分だったりするのでそう言っていただけると嬉しいですｗ
6期メインというのだけは変えてないけど個人の好みもありますから6期以外は嫌って人もいるだろうし

今は娘メンまでならOKって感じかなｗ
エロ解禁はJKになったら、ぐらいが個人的理想ｗ

確かに9期でエッチはまだ抵抗あるかも…w

過度に脱線してスレチにならないようにがんばりますｗ
エッチ解禁もまあそのうち・・・ｗ

ではおやさゆみんﾉｼ

川´・_o・)＜田中起キルダ

Σ从；｀ ﾛ´)

ﾉﾉ*´ｰ｀) まだ眠いですよ…

>>101
ズッキだけはほんとに妄想もできんw

9期はえっちはアレだがスカートめくりぐらいはおｋかな？
それに注目したれいな君がえりりんにビンタとかw

えりぽんに嫉妬するえりりんが最高です

>>106
チュウぐらいはアリだと思うｗ
生田君は聖ちゃんといつキス出来るかなぁｗ

れいな君と生田君はどちらもヘタレな博多弁キャラなので書き分けが難しい

>>108
それには鞘師君というライバル(？)をクリアしなきゃなぁｗ
それに聖ちゃんの気持ちもハッキリしてないし…

鞘師君は日常的に聖ちゃんの豊満なボディをタッチしまくってるエロ坊主
一方手も握ったこともない生田君ｗ

ﾉ9|｀_ゝ´) ぐぬぬ…

ナマタは負けず嫌いなのに自分に自信が無くてすぐ凹んじゃう性格だよね

ﾉ9|;´_ゝ｀;)＜どうせ衣梨はイケメンやないしヘタレやし、里保よりダンスも歌も出来ないし…

ﾉd*´ｰ´ﾘ ふふんｗ

ﾉ9|;´_ゝ｀;)＜それに太ってるし…
从+´◇｀）＜えりぽん、喧嘩売ってる？


ヘタレえりぽんの音源聞いた時にこれ言っててマジで↑ズッキの気持ちになりましたw

ナマタ可愛いよナマタｗ

ノﾉ�刀e _l‘)oO(えりぽんがよくわからない…)

鞘師はフクちゃんのお肌大好きだし
だーいしの唇狙ってるし性欲爆発気味

生意気な中学生だなｗ

ﾉd*・e・）

ﾉd*＾ｰ＾)＜ガキはーん

ﾉd*・e・）＜どうしたのだカメー？


壁｜へ’)……

かめい君世界の男はヘタレが多いぞｗｗ

gakikame！！！

にーがき君の相談話は良かったなぁ
かめい君の優しさが分かる

定番は愛ガキ、ガキカメだけど最近はガキれなも自分の中でキテる

和解スレ落ちちゃったよ…

和解カプは特にたなりさに期待してる

956 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2012/04/19(木) 20:48:04.18 0
950を過ぎてスレが落ちたら笑うｗ

957 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2012/04/19(木) 21:01:21.49 0
そんなことになったら殺伐認定だな

978 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2012/04/20(金) 18:07:31.30 0
1000ならガキれな和解

ここでスレ落ち

完走間近で落ちるとは…ｗ

>>118
フクちゃん大好き・だーいしの唇も狙う鞘師君にツッこむ後輩の工藤君
http://www.youtube.com/watch?v=0MjK20XzGHQ&feature=relmfu

ﾉd*´ｰ´ﾘ＜だーいしの唇がぷるんてして可愛いなって
ﾊ；o´ ｡｀ﾙ＜…鞘師さんどこ見てるんですか？

りほりほは変態3号襲名だなｗ

なるほど変態という同族だから
みちしげ君の女の子モードも見破れたのかｗ

たなえりとPONPONの保全小ネタどうぞｗ


今日も高等部の屋上は賑わっていた。
れいな君と絵里はふたり並んでお弁当を食べ、それを横からさゆみがニヤニヤと見ている。
その向かいに聖くんと衣梨奈が座り、同じようにお弁当を食べていた。
この5人で昼食を摂るのはもう日課のようなものになっている。

いつものようにくだらない雑談をしているうちに、昼休みは終わりそうになっていた。
ああ、これから午後の授業は面倒だなぁとれいなは思ったが、サボるわけにもいかない。
鬼の中澤先生からの大量の宿題をプレゼントされるのだけは御免だった。

「そろそろ行くよれーな」

絵里の明るい声が聞こえ、れいなも渋々立ち上がる。
それに倣うように、さゆみ、衣梨奈と立ち上がったときだった。
春のいたずら風が屋上を吹き抜けていった。
唐突にやって来た衝撃にれいなと聖は思わず伸びていた前髪を押さえた。
女性陣はというと、当然、その制服のスカートを押さえる。


「強い目の風がスカートを、めくってもそんなの気にしない」


世の中にはそんな歌もあるのだが、実際、女性は気にする。
絵里、さゆみ、衣梨奈は「きゃっ」と軽い悲鳴を上げたあと、スカートがめくれるのを防いだ。

しかし、衣梨奈は一瞬だけ反応が遅れ、スカートはふわりと風でめくり上がる。

「いやっ！」

それはまさに刹那の出来事だった。
衣梨奈のスカートは風に乗ってめくれ、その下に穿いていた下着がれいなと聖の視界に飛び込んできた。
不可抗力とは言え、急にやって来た刺激にふたりはギクッと反応し、背筋がピンと伸びた。
れいなにいたっては目を輝かせ、その一瞬の出来事をなにひとつ逃さぬように瞳に焼き付けた。

「み、見た……？」

衣梨奈がスカートを押さえながらふたりに問うた。
彼女の顔は真っ赤に染まり、その瞳は微かに揺れている。もしかして、恥ずかしさのあまり泣いてしまったのだろうか。
聖の心臓は途端に高まり、とてもじゃないが、その質問に応えられそうにはなかった。
れいなはというと、久しぶりのパンチラが見られたことにご満悦なのか、だらしなく頬を緩め、シアワセそうな表情をしている。

それも束の間、絵里の高速の鉄拳を顔面に食らい、鼻血を出してノックアウトされた。
地面に無様に倒れたその顔ですらニヤけていたため、さゆみは思わず「ばかなの…」と呟いた。


そんな高等部の先輩たちを尻目に、衣梨奈はキッと聖を睨みつける。
その瞳には微かな涙が溜まっており、聖はなにも言えなくなる。
衣梨奈はなにかを言いかけたが、結局は躊躇し、そのまま踵を返して屋上から走り去った。


―白……


「ってバカ！！」

聖は頭の中に一瞬だけ浮かんだ邪さを消し去るように叫んだあと、衣梨奈のあとを追った。



春のいたずら風にご用心　たなえりPONPON保全

>>106のネタを勝手に使ってみたけど……
難しいねぇ…ｗ

さすがパンツコレクターれいな君ｗｗｗ

いいよいいよー
ニヤニヤが止まらん

れいな君が一番変態な件

ここでちょくちょく見るPONPONネタ（♂♀どちらのバージョンも）好きなんだけど
まとめサイトだと小ネタにあるんかな
見返したくなった

まだ小ネタまとめてないんだよね
申し訳ないが過去ログを読み返して欲しい

ぽんパンはやっぱ紫色なのかな
学生らしく薄紫か、はたまた縞々か…ﾊｧﾊｧ

薄紫で縞々がイイ…

白ったら白だ！

>>140
とりあえず書いた本人なのでまとめてみましたｗ

34スレ
>>488-490 ふたりは友だち　PONPON保全小ネタ
>>642-645 それぞれの片想い　たなえりPONPON保全小ネタ
>>713-721 微妙な恋心　たなえりPONPON保全小ネタ

36スレ
>>499-503 雨の放課後　かめれなPONPONピンポンダッシュ保全小ネタ
>>810-812 中等部のホワイトデー小ネタ

37スレ
>>527-528 不器用な雨　たなえりPONPON保全小ネタ

気晴らしにどうぞｗ


パンツ紫にしようか迷ったけど中学生なんで・・・・・・ｗ

ﾉd*｀ ヮ´)＜にひひｗ教えてやらんとーｗなぁフクちゃん？
ノﾉ�刀ｿ _l∩）＜はい、そうですね…///


その夜気を失うまでぽんニーしちゃった聖くんでした

性別逆になったPONPONの立場が真逆で笑えるw

>>146
聖くん……ｗ

変態2号だからぽんニー妄想の内容が凄そうだｗ

从*・ ∀.・）＜ぶっちゃけると妄想の中では初体験なんてとっくに済ませていて、さらに…
Σノd;�刀K_l゜）＜それ以上はやめてください！

さらになんだよさゆみん

おっとり系美少年なのに変態なのか…ｗ
妄想だからといって無理やりしちゃいないだろうなｗ

変態というよりムッツリが近いかなｗ

>>145
うわっありがとう
6期ありきだけどPONネタも楽しみにしとりますので
これからっもっどうぞっよろしくね〜♪

ﾉﾉ*＾ｰ＾)　肉食
ﾉd*´ ヮ｀) 変態
从*・ ｡.・)　変態
|(*・e・)　Hに興味深々
川*’ー’)　れいなに夢中
ﾉd�刀e _l‘）　ムッツリ

こう並べるとたなえり世界ではぽんと愛佳がまともに見えるｗ

>>153
いつも見ててくれてありがとう
感想書いてくれてありがとう〜♪

>>154
でも愛佳はわざわざ下の毛を剃ってる変わった性癖の持ち主だぞｗ

>>156
そうだったｗ
光井先生がまともだからつい…ｗ

ﾉc|=´┴｀) ＜……僕は変態やないですよ
从*＾ｰ＾) ＜時々暴走しますけどｗ

かめれな世界のフクちゃんと香音ちゃんは今のところまともっぽいけど…ｗ
というか9期は香音ちゃんしか常識人がいない…

从*´◇｀)＜苦労するんだろうね

リアルに表向きはひょうきんなキャラやってるけど
かなり真面目な子だよな香音

真面目だから逆に不安にもなるけどね
表向きのキャラで発散できてれば良いんだが…

ﾉd*´ｰ´ﾘ ＜おやすみなさやし
从*´◇｀) ＜おやすみなんだろうね



壁｜ ｡.☆）oO(おやさゆみんなの)

川*´ｰ｀)...zzZ


从*´ -｀)oO(風邪ひくっちゃよ)



朝、ずれ落ちた毛布を亀井先生にかけ直すれいな保全

おはようなの

落とさせん！

今みんなバスツアーで盛り上がってるからな
落とさないようにしないと

@MorningMusumeMg: 【新垣】生田の乗ったバスが2ショット会場に到着！まもなくガキさんとご対面！♪( ´θ｀)ノ

　 ノノハヽ　ノハヽ
　|||9|＾_ゝ＾（*´・e・）
　ノ　　　 つ　　　ﾉ

ホントに参戦してるのかナマタｗ

【生田】 2shotしました(^^)自分の気持ちを抑えきれず泣いちゃった(泣)ポーズなんにしたかも忘れた(笑)

　 ノノハヽ　　ノハヽ
　|||9|;´_ゝ｀;)（・e・ ；）

ヤバいぽんが愛しすぎるｗｗｗ

てんちょ×えりぽん に期待ｗ

　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　新垣ﾏｰﾄ名物!!!!　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　| ﾆｨﾊﾟﾝ ずんだ抹茶味|
　　　　　　　　　　　　　　　　　.￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 ノハヽ　　 ノﾉハヽ　　　　　　（・e（・e・）e・）・）
　　（； -e-）　(＾<_＾|9|||　　　　　（・e・（・e・）e・）e・）
　　（||<V>|）　（|<V>||）　　　　　（・e・（・e・）・e・）e・）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

「新垣さんと一緒にレジできるなんて幸せっちゃ♪」
「いやいやいや、中学生は雇っちゃ駄目だから」
「バイトじゃないですよ？お手伝いするだけです♪」
「そのくせバッチリ制服まで着ちゃってんじゃん」
「亀井さんに借りました♪」
「やっぱり亀井さんか…」
「あ、バイト代もいらないんで安心してくださぁい ｴﾍﾍｗ」
「こっちがお金欲しいくらいなのだ…ﾊｧ」


|||9|n＾_ゝ＾)n ＜世界一ｶｯｺｲｲ店長さんがいる新垣マートはこちらで〜す♪

【スタッフルーム】

　　　　　　ｳﾏｳﾏ
∋oノハヽ　　　　 ノハヽ
　从*´ )-｀)　　 (＾ｰ(＾*从
　ノ つ(・e・)o　o(・e・)⊂ ヽ

なんかグロいｗ

　　　　　　(ё)
　　　　　　(ё)
　 ノハヽ　(ё)　ノﾉハヽ
　（； ・e・）　|⊂(＾<_＾|9|||

　　「・・・」　「ﾆｨﾆｨだんご作ってみました♪ｴﾍﾍｗ」

だんごっつーか焼き鳥だな

焼き豆

(ё)誰が豆だってのよー！

（・e・）
（^_ゝ^）ﾊｻﾏﾚﾀｯﾁｬ♪
（・e・）

生豆

コンビニｲｲﾈｗ

>>146
れいな超嬉しそうだなおい

>>181
れいな君もそうだが聖くんも男子なんだなぁとしみじみｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)

ﾉd*｀・ ｡.・）＜さゆみの活躍が少ないの…

ﾉd*＾ｰ＾)

从*´ ﾛ｀)＜ってかさっき 焼小籠包が家にあったけん チンして食べたらベロヤケドした


ﾉd*＾ｰ＾)＜そのベロ吸わせてｗ

w

ちょっとそのネタ色々妄想してムラムラしてきた…仕事中なのにw
仕事落ち着いたら小ネタ書く！

期待してます＾o＾

ﾉd*＾ ｡.＾）ふぁいとなのー


川=´┴｀)いつもの扱いやろ…とはいえへん

愛佳それは言っちゃダメｗ

シゲの話が浮かんだが文章にできん…
ごめんよw

かめれなっぽいエロ漫画見つけた

ﾉd*´・ ｡.・）

>>193
タイトルはー？

シゲ•••w

>>193
kwsk

携帯に移りました

>>195-196
てりてりお「冬に吹くゆきにゃ！」って作品です
エッチ大好きで脳天気な彼に振り回されちゃう素直じゃない女の子のラブラブ話
直リンするわけにはいきませんが作者名と作品名で検索すると良いことあるかもですｗ

>>197
その説明聞いただけでかめれな想像したｗｗ
あとで調べるわ

ﾉd*＾ｰ＾)ｳﾍﾍｗ

从*∩ ﾛ∩)oO(恥ずかしいから検索せんでほしいと///)

ﾉd*＾ｰ＾)oO(まぁれーなはもっと可愛いですけどね)

ﾉd*｀ ｡.´）ｻﾕﾐﾝｻﾕﾐﾝｻﾕﾐﾝｻﾕﾐﾝｻﾕﾐﾝ不足

シゲが不憫でならないｗｗ
なのにネタが浮かばなくてごめんよ……

川#’Д’）＜最近あーしも出てないがし！

愛ちゃんがキレたww
たかーし君が大活躍だけど不満なのか？

从*´ -｀)...zzZ


川*＾ｰ＾)oO(風邪ひいちゃいますよ)


>>162
朝、ずれ落ちた毛布をれいなにかけ直す亀井先生保全


こういう静かな感じ好きよw

まだねむい

れいな今すぐ日テレ見ろ！

Σ从；｀ ﾛ´)！

从；｀ ﾛ´)φﾉd*・ ｡.・）φバストアップにはまずリンパを刺激してからっと･･･

从*’ー’)＜あーしは無関係やよ

（＾e＾）＜…

笑顔が怖いｗ
これが最近話題のガキ様なのか・・・？

|||9|＾_ゝ＾)

バスツアーは楽しかったかい？

>>209
必死だなｗｗ

从*｀ ﾛ´）＜ほ！

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ぜ！

从*・ ｡.・）＜ん

エロ

http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/dd4bfcad_640.jpg

この画像見ながら
フクちゃんのことをガキさんに相談する生田君って話が浮かんだけど書けないｗｗ

>>219
たしかにぽいなw

ゾンビ映画を一人で見れないヘタレれーにゃ

>>219
生田君イケメンだなぁｗ


ﾉd*´ｰ´ﾘ ……

田中クンの恋愛事情１９投下します

白を基調にした清潔感溢れる病院内。
誰一人として喋ることを許されていないような、沈黙に包まれた静かな廊下のとある一室。
れいなは、未だ眠り続けている。

「・・・」

２日前、深夜に突然のさゆからの電話を受けた絵里は自宅を飛び出してからまだ一度も帰っていない。
わりと常識人のさゆが夜中の１時に電話をかけてくること自体が稀有な例で、それだけでもなにか異常事態が起きたんだと予想できた。

『れいなが刺された』

さゆの冗談だとは全く思わなかった。
虫の報せというのか、その日はどうも体調が芳しくなく、仕事を途中で切り上げて早退をしていたんだ。
予感は当たった。
その日から絵里は、ずっとれいなの側にいる。

「・・・」

呼吸すらしていなさそうなほど微動だにしないれいなの体は、肌の白さもあいまってもう死んでいるのではないかと錯覚させるほど。
腕と繋がっている点滴の存在がそれを否定してくれる。

「・・・ばか」

さゆを守ってヒーローにでもなったつもり？
自己犠牲の精神がカッコイイなんて思ってるのはれいなだけなんだから。
振り回されるのは、いつだって周りの人間だよ？

「だから、」

説教してあげるから、さっさと起きてよ。

**********


お昼前、れいなが心配でロクに寝ていないせいかうつらうつらと船をこぎだした丁度その頃、
控えめなノックの音が響いて瞬間的に目を覚まし来客の姿を確認すると、

「絵里、れいなの様子、どう？」

さゆだった。
家に一度も帰っていないらしい、絵里と同じすっぴん姿でバッグも持っていない適当すぎる格好でれいなの見舞いに来た。

「相変わらず寝たまんまでまだ目覚ましてないよ。さゆの方こそ警察どうなったの？」
「ん、やっと解放されたよ。ヤツは久住くんの活躍で現行犯逮捕されてそのままムショ送り。今までのことも洗いざらい愚痴ってきた。
　お宅に相談したんですが何も対応してくれませんでした、ってこともね」
「そっか・・・よかった」
「・・・」

重ねて積んであった丸椅子を持ってきたさゆが絵里の隣で腰を降ろす。
２人で静かに眠るれいなの顔を見る。なんとなく話しかけづらい空気で、やや気まずい沈黙が室内を包んだ。
どういう話題を振ろうかなと考えているとさゆがれいなの顔を見たまま会話の口火を切った。

「ごめんね」
「・・・」

その"ごめん"はれいなに向けて言ったのか、それとも絵里に向けて言ったのか。
判断ができなかったため言葉を返すことができないままさゆの次の言葉を待った。

「もう知ってると思うけど・・・れいなは、さゆみを庇って刺されたの。さゆみが、れいなを巻き込んだから・・・」
「・・・」
「自分が危ないってのにさゆみのこと守ってくれて・・・」
「・・・」
「だから、絵里はさゆみのこと、恨んでいいよ」

え？なんでそうなるの？
濡れ衣を着せられた死刑囚のように全てを諦めきったような声色でそんなことを言うさゆの顔には悲しみも怒りも何もない、
いつものポーカーフェイスが貼りついていた。
・・・予想はしてたけど、完全に自分に責任感じちゃってるみたい。
気にしないでって言いたいけど、絵里が刺されたわけじゃないから・・・

「どうして絵里がさゆのこと恨まないといけないんだよー」
「・・・だって絵里は・・・、れいなの、・・・彼女じゃん」
「元、ね。今は特別な関係じゃないから絵里にれいなのことでそんなに気を遣わなくてもいいよ」
「え？」

さっきまでの暗い雰囲気はどこへやら。さゆの頭上にはでっかいクエスチョンマークが浮いていた。
呆けた顔をしているさゆに、

「だから、絵里はれいなとは恋人関係じゃないから。絵里のことは気にしなくていいよってこと。
　そりゃれいながこんな状態で絵里も悲しいけど、さゆが悪いわけでもないし、」
「・・・・・・れいなと付き合ってないの？」
「え？あ、うん」
「ヨリ戻してないの？」
「うん」
「・・・・・・なにそれ・・・」

頭を伏せて震えるさゆを見て、もしかして泣いてる？と思ったが、
突然立ち上がって部屋から出て行こうとするので今度は絵里の方が頭の中がクエスチョンマークで満たされた。

「もう帰るの？」
「うん。・・・・・・・・・絵里」
「なに？」
「ごめんね・・・」

なにが？
とは聞けないままさゆは扉の向こうに消えた。
どうしちゃったんだろうさゆのやつ・・・わけわかんないよ。


**********


人間は飲まず食わずのままだと３〜５日間くらいで天に召されてしまうみたい。
というわけでさすがにフラついてきたので胃になにか入れようと病院内にあるコンビニに足を運ぶと思わぬ人と遭遇した。

「あ・・・、あ！」
「！！　え、絵里さん！？なんでこんなところに」
「高橋さんこそ・・・！」

童顔で絵里より少しだけ身長が高いスーツ姿の男性。
過去、お付き合いをしていた高橋愛さんが雑誌コーナーで少年誌を立ち読みしていた。
すごい。デパートとかスーパーで偶然会っちゃった、とかならわかるけど病院ってのはなかなかレアなんじゃない？

「お、お久しぶりです。えーと、あの時は、どうも、失礼しました・・・」
「謝るのはこっちの方ですよ！こんなところでお会いできるなんて。話したいこと、たくさんあったんです。
　それにしてもどうして病院に・・・？」
「ちょっと、知り合いの付き添いで・・・。友人が入院したらしくて、はい」
「そうなんですか・・・」

なんか少し丸くなったような。
久しぶりに会った高橋さんは以前の近寄りがたい雰囲気から一変して親しみやすさを感じるようになった。
今も、強固だった彼の殻が破れて素の性格がちらちらと見え隠れしている。

「ええっと・・・俺、じゃねーや私も絵里さんと話したいこととかあるんですけど、場所が場所ですし今日はツレもいるので・・・
　後日、私の方から連絡するので、場所を設けてまた会いませんか？」
「あ、はい。わかりました」

「じゃあ近い内にまた連絡しますんで。それでは、じゃあ、また」

すたこらさっさー。
キョドりながら風のように去っていく高橋さんを見て人ってこうも変わるもんなんだなあって思った。


**********


偶然とはいえまさか絵里さんに会ってしまうなんて。しかも今度会う約束までしてしまうなんて。
約束の時間１分前、会う日いつにしようかなと考えていると廊下の向こうからヒヨコみたいな小股走りでガキさんがやって来た。

「愛ちゃんお待たせ・・・」
「待ってないよ。・・・随分暗い顔してるな。そんなに重症だったのかガキさんの友達は」
「うん・・・ずーっと寝たままでピクリとも動かない。命に別状はないらしいんだけど・・・・・・、」
「お、おいおいこんなところで泣くなよ？」
「大丈夫よ・・・」

いつも意味もなくアハハーって笑ってるくせにそんな今にも死にそうなほど辛い顔をされると本当にただの友達なのかと疑ってしまう。
まぁ昼休み中に購買の仕事ほっぽり出して見舞いに来てる時点でただの友達ではないだろうということは火を見るより明らかなのだが。
自分の中でそれを否定したいという気持ちがあることが未だに信じられない。だってあのガキさんだぜ？
それでもやはり一度気になると聞かずにはいられない、確かめることにした。

「ガキさんのその友達って・・・本当に、ただの友達なのか？」
「・・・彼にとっては私はただの友達ね」
「・・・・・・」
「でも私にとっては・・・」

次に言うセリフが手に取るようにわかってしまう。が、まだそうと決まったわけじゃないと否定する自分も存在している。
こんな風に悶々としている時点で俺は相当風邪をこじらせてしまっているらしい、よりにもよってこんな変な女に。
ガキさんだけが世界から切り離されスローモーション再生になった。やけに遅い唇の動きに全視神経と全聴神経を集中させる。
ガキさんにとってそいつは・・・

「特別な人ね」

またも、俺は打ちのめされた。

「・・・そうかい」

その言葉を聞いてもなお全く諦める気が起きない、自分の不屈の恋心に。


＊＊＊＊＊


『れいな、今日の放課後屋上に来て欲しい』
『ん？なんで？』
『話したいことがあるの』
『別にいいっちゃけど、大事な話なん？』
『あ、ううん。そんなでもないよ。結構、うん。どうでもいいことだから。そんな緊張しなくてもいいよ。
　ほんと、どうでもいいから』
『んー行けたら行く』
『うん・・・』


『待ってる』


＊＊＊＊＊


・・・。
目を開けると、模様もなにも無い白一色の天井に明かりのついていない白熱灯が見えた。
寝起きの頭でボーっとそれを見ていたがなんの面白みもないので窓の方に視線を向けると雲１つ無い真っ青な空がそこにあった。

段々と覚醒してくる頭に今の状況を把握しようとする細胞も起きはじめたようで、
今は何時だとかここはどこだとかなんでこんなところにいるんだとか、腹が減っているのに食べ物よりも情報を欲している。
とりあえず、誰かいないかなと上半身を起こそうとすると、

「い゛っ！！？〜〜〜・・・い、いだだだ・・・」

何、何！？なんだよこれ！？
なんでこんなに体が痛いんだ・・・？

「！！　れいな！？」
「へ・・・？」

ドサドサと物が落ちるような音がしたかと思うと絵里がれいなの側にやって来て優しい手つきでれいなの体を支え、元の位置に戻してくれた。
って、どうして絵里がここに・・・？
混乱する頭をどうにか正常に戻そうと猛スピードで情報を処理していくがまだ寝ぼけているようで記憶と今の状況が噛み合わない。

「なんで、絵里がおると・・・？」
「れいな・・・」

ポロポロと音がしそうな程の量の涙が絵里の瞳から零れ落ちるのを見てぎょっとした。
なんで泣いてるんだ？どうして絵里がいるんだ？どうしてれいなの体はこんなに・・・、

「あ、」
「・・・思い出した・・・？ヒック・・・あうう・・・」
「れいな、さゆのストーカーに刺されたんやった」
「そんななんでもないかのように言わないでよ・・・絵里、めっちゃ心配して・・・うう〜」
「泣くなよ・・・」

そうか、そうだった。れいなはナイフか何かで刺されたんだ、あのストーカー野朗に。
れいなの部屋にしてはやけに質素だなあと思ったらなるほど、ここは病院だったのか。
しかし腰刺されて生きているなんて・・・案外しぶといなあれいなも。

「うえ〜ん・・・グスっ」
「まだ泣いとったと？」

未だベソベソ泣き続けている絵里の頭をよしよしと撫でてやるとなぜか拗ねたような顔して睨んできたので、
何よ？と少し後ずさる。蛇足だが実際は体が痛くてそんなことはできないのであくまでフリである。

「さゆを庇って刺されて、俺カッコイイとか思ってないよね？」
「はあ〜？思ってなか。あん時は必死だったけん」
「もう、バカな真似しないでよ・・・？絵里だけじゃないんだからね心配してたの・・・。
　ほんと、れいなバカなんだからマジで・・・」
「バカ言うな。心配させたんは・・・ごめん」

今回ばかりはぐうの音も出ない。でも絵里に生きてまたこうして会えてよかった、ほんと。

「はぁ。れいな２日も寝てたんだからね、お腹空いたんじゃない？今、コンビニ行ってきたんだけど、これじゃ物足りないだろうし、
　物食べていいのかもわかんないしとりあえず看護師さん呼んでくるから」

ドアの前で落っことしたコンビニの袋をれいなのベッドの脇に置いてある丸椅子の上に置いて絵里が病室から出て行こうとする。
コンビニの袋からちらりと見えるアーモンドチョコレートの箱を見て、季節はずれな質問を今更、聞きたくなった。

あの変な夢にあてられたせいなのか。
なぜか今、聞かないと駄目な気がしたんだ。

「絵里・・・今年のバレンタインさ、何作ったと？」
「えっ？トリュフだけど・・・それがどうかした？」
「それ、何味作ったか覚えとう？」

絵里は突然何言ってんだこいつ、体に穴開けられておかしくなったんじゃないかって顔をしながら、

「ビターだけど？」

なんて、至極当たり前のように言った。

「そっか・・・」
「！　もしかして欲しかった？ごめんね、あの時はまだ高橋さんとお付き合いしてたから、れいなにあげるのはやめといたの。
　ほんとはあげたかったんだけどね。ごめんね、さゆにあげちゃった」
「うん・・・」
「あ、来年は作ってあげるから！」
「おう・・・」
「じゃあ絵里行くね。すぐ戻ってくるからじっとしててよ？無茶したら怒るからね？またね」
「ああ・・・」

パタン。
そうして室内は、また静寂に包まれた。
バレンタインデーにれいなの部屋のポストの中に置いてあった、あの差出人不明のラッピングが綺麗だった箱の中身、
甘いものが大好きなれいなのために作ったであろうそれは、ミルク味のトリュフだった。
ビターじゃない。

「・・・」

目を瞑りながら自分の回顧録を紐解き、過去の出来事を確認するための記憶の旅に出発する。

『付き合いだけならあんたよりはこっちのが長いから。れいなの好きな食べ物、嫌いな食べ物、趣味、嗜好、癖。
　なんでも知ってる』

好きな食べ物ね・・・。
・・・こんなこと言ったのは、どこのどいつだったか。


＊＊＊＊＊


「はぁ、はぁ、はぁ」

病院ってのはエレベーターでビューンと楽に屋上まで行っては駄目だという決まりでも作ってあるのか？

それともこの病院だけなのだろうか。最上階に着いてまた非常階段をえっちらおっちらと上らなければ屋上に辿り着けないのは。
起きたばっかでまだ体の傷が完全に塞がっていないであろう体に鞭打って慣れない松葉杖を使って苦労してまで行くからには居てくれなきゃ呪う。
別に、今日でなくとも、おそらく明日もいるだろうに・・・なんでれいなはこんなに必死になってまで・・・、

「・・・はぁ」

罪の意識があるからだ。
もう待たせたくなかった。
"待ってる"と言ってそれからずっと中等部の校舎の屋上で待っていてくれる、彼女のためにも。
これ以上の遅刻は、自分が許せなかった。

「・・・」

ノブを数回回し、施錠がされていないことを確認してから、扉を開いた。

「・・・おお〜」

何日も薬臭い部屋に閉じ込められてグースカ寝てたのでお天道様の下に出ると体に活力が戻ってきたような気がした。
意味もなくすぅはぁと深呼吸を繰り返し、体の中に気持ちのよい空気を取り込む。都会なので綺麗ではないだろうが。
そうして周りを見渡すと・・・

「・・・やっぴぃ」
「あ・・・起きたんだ。久しぶり、おはよう」
「うん。おはよう・・・さゆ」

果たしてそこに彼女はいた。

「・・・ごめんね・・・。さゆみのせいで、れいなが・・・、」
「んなことどうでもよか。れいなが勝手にやったことやし、それに謝るのは・・・れいなの方っちゃよ」
「え・・・」

長い黒髪がサラサラと風に弄ばれながらうるさそうに片手で顔にかかる髪をはじくさゆは、れいなの顔を見て全てを察してくれた。

「・・・そっか。約束、思い出してくれたんだね」
「うん」
「遅いよ」
「ごめん」

柵に背を預けていたさゆがれいなの方に近づいてくる。
そして・・・

「１回しか言わないから。耳かっぽじってよく聞いといてね」
「・・・うん」
「好きです」

風がぴゅうぴゅうと吹き荒れてうるさいはずなのにその言葉だけはなぜか耳にすっと入り、簡単に認識された。

「８年前からずっと、好きでした」

おいおい１回だけしか言わないんじゃなかったのか。

澄み渡るような青空の下、れいなとさゆを中心に世界が放射状に８年前の姿に戻っていく。
あの青かった、青春時代に。


＊＊＊＊＊


不揃いだったパズルのピースが全て揃い、カチリとはまった。
妙な違和感の正体・・・役者は絵里ではなかった。

舞台は９年前のかつて通った学び舎、朝陽学園中等部。役者はれいなと・・・・・・、
道重さゆみ。

以上です。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。
れいなは刺されたぐらいじゃくたばりませんでした。丈夫にできてるようです＾＾

次回はさゆ視点の過去編の予定です。
さゆ編はもうちっとだけ続くんじゃ

感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではﾉﾉ*＾ｰ＾)/~

うわああああああ
さゆぅぅぅぅぅぅぅ
みんな愛しいみんな幸せになってほしいな
作者さんいつも感動をありがとう

ドラマチックなストーリーですねぇ…すごい！

モテ男れいなクンは罪作りな男やでｗ
とりあえず無事でよかったなぁ

ﾉc|*｀ ヮ´)＜モテる男は辛かねー！

れいな君絡みで振り回され続けてる愛クンが少し可哀想になってきたなｗ

ﾉc|*’へ’)

（TeT）＜ﾀﾅｶｸﾝ…

ガキさんw

>>239
ちょっと心配したけど
やっぱりもう1回刺されてこいｗｗ

>>241
当たって砕けるんだ愛クン

いや砕けちゃダメだろｗ

バレンタインの話読み返したんだけど完全に騙されたなーｗ
えりりんから貰ったチョコだとばかり思ってたｗ
一人称視点だから読んでるとどうしてもれいなクン目線になっちゃうんだよなー
作者さんから許可頂いたので絵描くの頑張りますね。自分ファイト。

記憶の中の登場人物が実はさゆだとは全く考えてなかったね
そう思って読み返してみるとこれまた面白い

そうそう。読み返すとなるほどーﾆﾔﾆﾔｗってなる部分が結構あるね
さゆがれいなクンのこと好きなんて全然予想してなかったしｗ
さゆえりガキさん
ちょっとモテすぎやでれいなクン！ｗ
川*´ ｡.｀)＜おやさゆみん

れいなが裏山

おやさゆみん

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1335115563/57


57 ：名無し募集中。。。：2012/04/23(月) 02:53:20.39 0
れいなは永遠の17歳だしカワイイ子猫ちゃんだから叩かれないんだよ

　　　　↑
この朝鮮部落民　馬鹿すぎるだろ

せめて「田中」と呼べ
　

2ｃｈ工作　＝　24時間全方位叩き　　＝　田中れいな

おやさゆ

从*´ｰ｀)...zzZ


ﾉc|=´┴｀)｡oO(風邪ひきますよ)


>>162>>205
朝、ずれ落ちた毛布を記憶りんにかけ直す光井先生保全


なんかそんな夢見たから便乗ｗ

おはみん

ﾉc|=´┴｀)＜…雨やといろいろ思い出しますね


行ってきますのほ

だいぶ前の話題だけど残しておきたかったので一応

311 名前：名無し募集中。。。[] 投稿日：2012/04/15(日) 20:55:26.91 O
4月15日静岡夜、さゆれなMC。お題「泣いちゃった」
（道重）＜さゆみ基本的に泣かないからな〜（客から「ラジオ！」の声。それを田中がさず拾う。
うさぴーを知ってる客から歓声。道重イヤイヤながらしょうがなくその話をすることになる）
えええ〜このあと歌いづらくなるよｗ今から歌う愛しく苦しいこの夜にって曲で照明がオレンジになるの
（田中）＜え、それ今回の？（まったくピンと来ておらず客ええ〜）
（道重）＜照明もオレンジで、お客さんの中にもちらほらオレンジのサイリウム持ってて
（田中）＜それ工藤のファンやないの？（客大笑い）
（道重）＜そんな六期の曲で工藤のファンが出さないでしょKYじゃないんだから
それで照明さんが監督さんにオレンジにしましょうって言ったかどうかはわかんないけど
まるでここに絵里がいるみたいな、絵里が守ってくれてるみたいな話をしたら泣いちゃって(笑)
（田中）＜なんでそれ（オレンジの照明）言ってくれんかったと？
（道重）＜さゆみはラジオでオレンジの照明についてのメールが来る前から意識してたよ
（田中）＜れいなだって映像見てるけど・・・照明とかあんま気にして・・・(苦笑い)（客えええ〜！！！）
（道重）＜自分の顔しか見てないんでしょ(笑)
（田中）＜はい！自分の顔しか見てません！（客喝采）これからは照明も見ます！
（道重）＜あと今日亀井絵里ちゃんとメールしてたんだけど
「今から本番行くね」って送ったら返ってきたのが「おやさゆみん」（客笑い）
（田中）＜いまなにしてんのやろね〜(笑)
（道重）＜寝てるんじゃないかな(笑)それじゃ六期の曲を聴いてください


なんで気付かなかったの？ﾉﾉ*＾ｰ＾)つ＜;｀ﾛ ´;*从ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

照れ隠しに気づかなかったという設定だと解釈したが…ないかｗ

ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜れーなのニブチン

从*´ _｀)ｼｮﾝﾎﾞﾘ

ニブチンを鈍いチ○ポと勘違いをした事があるヲレが通りますよ

ﾉd*´ ﾛ｀) ﾌﾆｬｧ///

　　　 n⊂(＾ｰ＾*从

れーなはﾁｿﾁｿだけは敏感ですよｗ

れいな君ww

えりりんの吐息でイッちゃうレベルだからな

　　　　　　　　　　　 ノハヽ
　　　　　ｲ､ｲｷｭｯ!! (>ﾛ <；bヽ
　ノハヽ
ﾉﾉ*＾ 3＾) ﾌｩ〜♥　Σn ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

吐息はえりりん限定なのかな？
それにしたって早すぎるがｗｗ

ﾉd*´ ﾛ｀)＜えりのプルップルのアヒル口から繰り出される吐息が一番ったい＞＜
　　　　　　　風の勢い、息の暖かさ、ﾌｩ〜♥って音、全てが絶妙にマッチすると///
　　つn゛　　考えてたらまたﾑﾗﾑﾗしてきたっちゃん…えりの吐息思い出して…ﾊｧ〜気持ち良かぁ///

幸せなやつww

（ ∩e∩）何も見てないのだ///

（*∩・e∩）ﾁﾗｯ

壁｜ｰ＾)

　　＜ﾉd*｀ ヮ´)　　　　　♪
（（　　　（　 n　）＞　））
♪　　　＜　　＼

れいな君、素っ裸でハンター踊ってくれ

　⊂ヽ　 ⊂ヽ　　　　♪
　　 |ノノハ| |o∈
　　 (ヮ ´*bヽ
　 　　|　n 　|
　 　<_<￣>_>　

へんたいwwwwwwwww

りほりほ狙うさゆと良い勝負だなｗｗ

ﾁｿﾁｿをプルプルさせてるんだろうなｗ

((○))ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
( ・e・)

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙと跳ね回るﾁｿﾁｿをお口だけで捕獲するハンターりん

　っ(＾ *从≡
　ﾊﾟｸｯ!

ﾉd*´ ﾛ｀) ふにゃぁぁ

∋o　　　　　⊂ヽ　 ⊂ヽ ≡
　ノハヽ　　　　|ノノハ| |
ﾉd*´ ﾛ｀)　　　(ｰ＾ *从　≡
　　　　　　　　　.|　　　 |
　　　 っ　　　　.<_<￣>_> ≡

「れーな、エッチするよエッチぃ〜ｗ」
「夕方したばっかりやろぉ〜///」

ﾉd*｀ ヮ´)　ﾋｬｯﾊｰ!!

　　 つn゛

http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki9059.jpg
http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki9060.jpg
http://omame.dnsalias.net/offgaki/dat/offgaki9061.jpg

川*’へ’)｡oO(ガキさんいいなぁ…)

>>282
おっぱいろこー

ﾉd*｀ ヮ´)＜俺には見える！いいんちょの慎ましやかな膨らみが見せるっちゃよ！うぉー！

　　"つn゛ ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ!!!

×見せる
○見える

まちがた

もしかして卒業しないと豊胸できないのか？
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1335187535/

（； ・e・）＜これは…




単純にダンスしなくなるから太るってのもあるだろうねｗ
ガキさんはプニっても胸無かったけどｗ

たしかにアロハロ4のときプニガキさんだったけど
胸はいつも通りだったような気がするw

ガキさんはツルペタのままが一番

おやさゆみん

ﾉﾉ*´ｰ｀)

おやさゆ

从*＾ｰ＾)＜先生やっぱり変態じゃないですか、股間のアップなんて
ﾉc|；´┴｀)＜ｱｳｱｳ・・・
http://stat.ameba.jp/user_images/20120423/16/mitsuiaika-blog/ab/8d/j/o0480035911932282984.jpg

ちょっｗ

光井先生なにしてるｗｗ

そりゃ生徒とナニしちゃったからな・・・

从*＾ｰ＾)＜ナニされちゃいましたよ？

ﾉc|；´┴｀)＜ｱｳｰ……

从*＾ｰ＾)＜問題教師ぃｗ
ﾉc|；´┴｀)＜あんまイジメんでください

ひどい言われようだな先生ｗ

いいんちょ可愛いよいいんちょ(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ
http://www.sanspo.com/geino/images/20120424/ido12042405040000-p1.jpg
http://www.sanspo.com/geino/images/20120424/ido12042405040000-p2.jpg
http://www.sanspo.com/geino/images/20120424/ido12042405040000-p3.jpg
http://www.sanspo.com/geino/images/20120424/ido12042405040000-p4.jpg


ﾉdヽ´ ﾛ｀)＜4枚目お股が見えるっちゃよぉ…ﾋｨﾋｨ///

　　 つn゛

ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜ヌキすぎ！

おっぱいろこー？

フラット3の1人がいなくなるのは寂しいねぇｗ

ﾉd*´ ３｀)ﾑﾁｭﾑﾁｭ

　　 つn゛

授乳プレイ妄想ニー

>>301　
live2chの差胸で見ると亀ちゃんに見えた

逝ってきます・・・

今更だが>>294もっこりしてるよな？

ﾉc|*´┴｀)

　　　 ⊃

光井先生は巨根

確かに……ｗ

乳もデカイとあそこも大きいのかなｗｗ

从*＾ｰ＾)＜初めてのときは痛かったんですからねｗ
ﾉc|*´┴｀)＜申し訳ないですぅ…

本人は自覚ないみたいだけどなｗ

从*＾ｰ＾)＜だから自分のサイズに気づかない鈍感な人なんですよ

ﾉc|=´┴｀)？

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜初めてのとき痛かったんだからね！ｗ

ﾉd*｀ ヮ´)〜♪

ﾉﾉ*´ｰ｀)＜なんて言ってみたかったかも…

それは無理な話だなｗｗ

ﾉd；｀ ヮ´)＜れ、れいなだっていつか……

えりりんのｷﾂﾏﾝでもﾁｭﾙﾝｯて挿っちゃったんだろうね

从；・ ｡.・）。o（そういえばさゆみもそうだったの…）

ﾉd；´ ﾛ⊂) べそべそ



壁｜ｰ＾)ｿﾝﾅﾚｰﾅｶﾞｽｷﾃﾞｽﾖ

れいな君ｷｬﾜ

いいことあるよれいな君ｗｗ

えりりんに出会えただけでなく結婚までできるんだから
良いことづくめだろｗｗ

ﾉd*｀ ヮ´)> ｴﾍﾍｰｗ

つかモテまくりだし羨ましいんじゃこのやろー

ﾉd*｀・ ｡.・)＜そうなのモテすぎなの！さゆみにももっと出番よこせなの！

そんなみちしげ君の中学時代
http://sayu.no-ip.com/fairy/img/rabbit3752.097.jpg

　∋o
　ノハヽ
ﾉd；゜ ﾛ゜)　…!!
⊂　　　 つ
　ヽ　 u　ヽ

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0421&f=national_0421_023.shtml

どれだけ強く握ったらそうなるんだ

　　　 ∋o
　　　　ノハヽ　　　 ノハヽ
　　　ﾉd；´ ﾛ｀)　　(＾ｰ＾*从
　　　ノ　⊃　⊃　　(　　　 )

これからは少し優しくしてほしいと…

ちょ...

えりりんは優しいだろ



たぶんｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜ケガするギリギリで虐めますよｗ

ﾉd；´ ﾛ｀)oO（ケガはせんけん、痛いっちゃん…）


ﾉd；´ ﾛ｀)oO（でも絵里のは気持ちいーと）

ドＭめｗｗ

ちびれいな君はサイズに似合わず案外タフｗ

　　　　　　ノハヽ
　∋o　　(＾ｰ＾+从
　ノハヽ （|　　　|）
ﾉd；´ ﾛ｀)「￣　 )　←踏む気ﾏﾝﾏﾝ
　　　　　(＿).|　|
　　　　　 n　(＿)
　　↑
踏まれる気ﾏﾝﾏﾝ

それはさすがにやめてあげてｗｗ

浮気のお仕置きがこれで済むなら安いもんさｗ

また浮気したのかれいな君ｗ


ﾉd；｀ ヮ´)＜う、浮気なんてしてないっちゃよ！

保全代わりに亀井先生のつづきあげようか悩む午前1時ｗ
途中までだしｗ

期待してますよ

（☆e☆）

1人の方がいたので投下しますｗ
途中までですが保全代わりにどうぞ


学校から帰って来た絵里の話を聞き、れいなは黙って天井を仰いだ。
れいなの知らなかった愛佳の過去。
たったひとりの生徒を愛し、なんとかして護ろうとした彼の信念がそこにはあった。
愚直とも言える姿は、教師としてではなくひとりの男としての責任を表していたのかもしれないと思う。

「光井先生……辞めんよね？」

れいなの問いに、絵里は答えることは出来なかった。
生徒指導部長と愛佳の間にできた埋めがたい溝。
月曜日に行われる会議は、間違いなく愛佳への処分を検討したものであった。
結果次第では、再びの異動、最悪の場合、辞職も考えられる。

「絵里も、なんとかしたいとは思ってるよ」

そう言ったものの、なにができるだろうと自分に問いかけた。
家庭科教師が学校という組織において立場が弱いことくらい百も承知だった。
そして、生徒指導部長の持つ見えない権力性だって分かっている。
だが、それを肯定してこのまま引き下がるわけにはいかない。
愛佳がその身を挺して、絵里とれいなを護ったように、絵里もまた、愛佳を助けたかった。


―――だいじょうぶですよ、亀井先生

あの日、過去を話した愛佳は最後にそうして笑った。
なにがだいじょうぶなのか、きっと確証なんてなかっただろうに、愛佳は絵里に心配させまいと笑った。
それが結局、あの人のどうしようもないほどの優しさであり、記憶の中にいる彼女への償いなのだろうなと思った。

すいません2人でしたｗ



―――いろいろありがとうございました。でも、亀井先生…

そこで愛佳は言葉を切る。
そして困ったように笑ったかと思うと、つづけた。

―――キスしたことは、謝りませんから

その言葉を思い出し、絵里は瞬時に顔が赤くなる。
そういえば、2回もキスされていたのだと自覚すると同時に、あの唇の感覚が甦る。
愛佳の唇は甘くて優しくて、何処か、切なかった。

「せんせぇ？」

唇を押さえる絵里を心配そうにれいなは見つめた。絵里はその瞳に、嘘をつきたくなかった。
正直に話そうと、絵里はれいなの手を握り、「れーな、あのね……」と口を開いた。

キスされたことを聞いたれいなは驚愕したが、どうしても、愛佳を責める気にはなれなかった。
愛佳の想いは分かっていたし、そうすることで、彼が自分を保とうとしていたことも知っていた。
なんども崩れそうになった愛佳を支えていたのは、記憶の中の彼女への想いであり、亀井先生という存在なのだろうなとれいなは思った。

「…嫉妬なんか、せんよ」

いつだったか、絵里が愛佳と食事に行った日の夜、れいなは己の中に嫉妬の青い焔を滾らせた。
どうしようもないくらいに寂しくなり、その欲望に任せてれいなは絵里を抱いた。
だから、今日は絶対に嫉妬しないとれいなは必死に堪える。
だが、絵里と目を合わせると、そんな決意はすぐに消えてしまう。
そんなに切なそうに、見ないでほしいっちゃんと、れいなは絵里の唇にキスをした。

「んっ……」

甘い甘い、これ以上ないほどのキス。
嫉妬なんてしないと決めたのだけれど、彼女を見ると途端にダメになってしまう。
この柔らかくて優しい唇を、自分以外の誰かになんか渡したくなかった。

「あっ…ん…」

甘い声に誘われるように、れいなは角度を変えて絵里にキスをする。
なんどもなんども、啄ばむようにキスをし、舌を絡み合わせ、そこに絵里が居ることを感じる。
絵里も優しくれいなに舌を絡ませ、その甘い蜜を吸い、れいなへの想いを確かめた。
れいなはそっと唇を離すと、肩で息をする。ずいぶん長い間、キスしていたのだなと苦笑した。

「光井先生のこと、嫌いやないけん……消毒やから」

照れて真っ赤になりながらもれいながそう言うと、絵里はクスッと笑い、その頭を撫でる。
単純に、れいなのそのすべてが可愛いなと思い、絵里はそっと目を閉じた。
れいながきょとんとしていると、絵里は口を開く。

「消毒は終わり。だから……」

耳元で囁かれた言葉にれいなの顔がこれ以上ないくらいに紅潮する。
心臓が高鳴り、もうなにも考えられなくなった。
たぶん、これが、「好き」っていうことなのだろうなと直感したれいなは絵里を押し倒した。


―――れーなのキス、ちょーだい？


ベッドがギシッと音を立てたかと思うと、れいなは貪るように絵里に口付ける。
舌を突き出し、絵里を求め、れいなを求め、角度を変えて、愛を探した。
だけどもう、すでにそれはそこにある。優しさも、想いも、確かな輪郭を成して、ふたりを包み込んでいた。
れいなが少しだけ距離を置いて絵里を見つめると、透明な唾液がふたりを結んでいる。
その姿が無性に愛しく、同時に官能的で、れいなは自然と欲情していた。

「れーな…」
「せんせぇ……」

それ以上は、言葉は必要なかった。なにを求めているのかなどハッキリと分かる。
れいなは絵里のシャツのボタンに手をかけた。絵里は抵抗することなくそれを受け入れ、シャツを脱がされる。
シャツの下に着ていたキャミソールまで脱ぐと、絵里の上半身は布1枚に覆われていた。
久しぶりに触れる絵里の体に心臓が爆発しそうになる。暴走しそうになる欲望を堪え、れいなはその頬にキスをする。

「……緊張、してる？」

絵里がれいなの頭を抱えるように抱きしめてそう聞いた。
確かに久々のせいか、なんだか初めて体を重ねるときのようだと思ったが、れいなはそれを口には出さず笑った。

「せんせぇが、綺麗やけんね」

そう言うと絵里は照れたように笑い、れいなの後頭部に右手を回した。
ちょっとだけ手に力を入れるとれいなの顔が近づいてくる。ふたりは再び唇を重ねた。
甘い香りがれいなの中に広がり、絵里以外のなにも考えられなくなる。
絵里のすべてに支配され、そのまま溶け合ってしまいたくなるような感覚に襲われた。
れいなはぼんやりとしながらも右手を絵里の腰へと伸ばし、穿いていたスカートを脱がし始めた。

「っ…早いよぉ」

唇が離れた途端にそう言った絵里に対し、れいなは一瞬目を丸くする。

「だって、せんせぇの裸、見たい」

その言葉に絵里はいよいよ赤くなった。
あれ、この子こんなこと言うような子だったっけ？と視線を外していると、するりとスカートを脱がされた。
絵里の体を覆っているのは、もう下着だけになっている。それを自覚すると途端に恥ずかしくなってしまう。

「きれーよ、せんせぇ……」
「んっ……ぁっ…」

耳元でそう囁き、耳朶を口に含む。
熱っぽいれいなの吐息に触れると体中に電流が走ったような感覚に襲われる。
心地良い狂乱に痺れていると、れいなの手が絵里の胸元へといき、ゆっくりとブラジャーの上から揉む。

「あっ！」

柔らかい絵里の胸がれいなによって形を変えていく。
ゆっくりと緩急をつけて揉むと、絵里はピクッと反応する。
いったいだれのせいで、こんな風になってしまったのだろうと思っているのも束の間、絵里のブラジャーが取り払われた。
え、いつの間に？と声に出す前に、絵里の乳房はれいなの口に含まれた。

「はぅ……」

れいなは絵里の乳房にキスを落としながら、右手で揉んでいく。
柔らかくて真っ白な胸に与えられる刺激に絵里は反応し、次第にその声が甘く高くなっていく。

「んっ…やっ……ぁ…」

れいなは胸から口を離し、そのまま絵里にキスをした。
するりと絵里の唇の間から舌を挿入し、絵里と絡んでいく。
じゅるりという音がなんどか響き、絵里とれいなは互いを求めるように貪り合う。

「んっ…ふっ……ん！」

甘いキスの音が聞こえるなか、れいなは絵里の胸元の手を動かした。
突然の刺激に絵里は背中を反らせるが、れいなはキスをやめることなく、舌と手を同時に動かす。

「っ……んん！…っあ！」

くぐもった声が部屋に浮かんでは消える。
れいなによって与えられる快感に絵里は体を捩らせる。
久しぶりに触れられる喜びと、れいなの温もりを感じ、絵里の瞳からは自然と涙が零れる。
どうしようもなく、気持ち良くて、どうしようもなく、愛しかった。

「ふぁっ！」

だが、ずっと自分ばかり攻められているのもつまらなかった。
絵里はれいなの胸元に手を伸ばし、その小さな胸を優しく揉んでやると、れいなは素直に反応した。
一瞬の隙に、絵里はれいなのシャツの中に手を入れ、するりと下着を取り去った。

「れーなも、脱ご？」
「…いま、れながシとるとにぃ…」

れいなは拗ねた子供のように唇を尖らせたが、自分もそろそろ限界だったのか、素直にシャツを脱いだ。
その下から現れた彼女の素肌は真っ白で、絵里は急に心臓が高鳴っていく。
絵里はれいなの胸の突起を口に含み、舌で転がした。

「んっ！…あ、あっ……」

れいなは急にやってきた刺激に震える。
自分の体を支えていた両腕が肘からがくりと折れた。両手で絵里の頭を抱え込み、もっと刺激をねだるように絵里に胸を押しつける。

「れーな……えっひぃ」

絵里はクスッと笑ったかと思うと、舌でれいなの胸をべろべろと舐めまわす。
左手はもう片方の胸を揉み、時折その尖った突起を指で弾く。

「あんっ！」

絵里は器用に右手を伸ばし、れいなの耳朶を触り、指先でなぞる。
予想外の場所にやって来た刺激がれいなを震わせ、下腹部がどんどん熱くなってくる。
早く、早く、先生に触ってほしかった。
れいなのそこは、絵里からの刺激を欲しがるように愛液を垂れ流して待っている。
絵里はそれを察したのか、いったんれいなの胸から口を離す。

「れーな…ほしいの？」

絵里は目を細めて笑い、そう訊ねた。
たったそれだけの行為なのに、単純に、絵里は美しいと思う。
テレビでよく見かけるアイドルや女優よりも、というよりも世界の誰よりも、綺麗だった。
そんなことを言えば調子に乗るから言わないのだけれども、れいなは生唾を呑み込む。

「っ……せんせぇ…」

れいながそれだけ呟くと、絵里はなにもかも分かったかのように笑い、れいなの服を脱がせた。
彼女の体を反転させ、改めてなにも身に纏っていないれいなを見下ろす。
何処までも真っ白なその肌は単純に美しくて羨ましい。
れいなの美しさは、外見もあるだろうけど、内面にある弱さとかヘタレとか、だけど真のある強さの反映だろうなと絵里は思った。

「――んっ！」

絵里はれいなの太股に指を這わせたあと、熱を帯びている下腹部に触れる。
卑猥な音が聞こえるそこは絵里を待っていたかのように、新たな愛液を垂れ流す。
絵里はクスッと笑い、れいなの入口をなんどか擦ってやると、れいなは背中を反らせて喘ぐ。

「んんっ……せん、せぇ…あっ…」

その浅い刺激だけでは足りないのか、れいなは自然と腰を揺らす。
絵里の指を奥まで呑み込もうとするその姿が愛しく、絵里は人差し指をれいなの中へと入れた。
途端にれいなの体が震える。挿入された絵里の指は優しく動き、れいなに快感を与えた。

「あっ！あ……やっ…あぁ！」

甘い声が室内に響く。
ぽつんと浮かんだその喘ぎ声は絵里の脳内にまで響き、もっともっとと催促する。
れいなのすべてが欲しいと思った。れいなのすべてを愛したかった。れいなが愛しくて、愛しくて、堪らない。
絵里はれいなの鎖骨にキスをし、そのまま舌で舐めていく。

「にゃぁっ！せんせ…んんっ……」
「れーな…れーな……」

指の動きを徐々に加速させながら、絵里はれいなの体を舐める。
鎖骨から胸へと移動し、尖った突起を口に含んでは転がす。肥大化した突起はまるで飴のようだった。

「んっ、やっ…はぁ……ぁ…あっ」

絵里はいちど顔を上げてれいなを見つめた。
遠ざかった快感が恋しいのか、彼女は絵里に両腕を伸ばし、ぎゅうと抱きしめた。
圧迫されるような感覚だったが、それさえも、いまは愛しく、絵里も同じようにれいなを抱きしめる。
れいなの中に入れた指は2本に増えていた。

「んっ！んん、せんせ……れ、れなもう…あっ！」

れいなの熱の籠った声が耳元で囁かれてぞくぞくする。
絵里も同じように彼女の耳元で「れーな、イきそう？」と囁くと、彼女はビクッと体を反らせた。

「はぁ…ダメぇ……せんせぇ…！」
「れーな……好きよ、れーな」
「うんっ、れなも…好き…あっ、好き！」

最後はもう、叫びのようだった。
れいなを知り尽くした絵里の細い指が、れいなの弱い部分を容赦なく攻め立てた。
絵里の真っ直ぐな愛に支配され、ぐちゅぐちゅという卑猥な音に催促される。
久しぶりにやってくる快感になにもかもが飛びそうになる。
気持ち良い場所に触れられ、れいなは嬌声を上げて達した。ビクビクと体が震え、絵里の指をぎゅうと締め付けた。

ﾉd*°e゜）支援

一応新狼から
作者さんおつ！


[224]名無し募集中。。。[] 12/04/25 01:42:58
AAS
本スレに途中までですが亀井先生投下したら猿さんくらいましたｗ
つづきは明日とかに投下しますのでタイトルもそのときに…
お目汚し失礼しました

久々にドエロいもん読んだ気がするｗ
作家さん乙です、つづき期待してます！

>>348
てんちょドンマイｗ


ってにーがき君か？ｗ

川*＾ｰ＾)(´ヮ ｀*从

ﾉd；°e°）oO（よ、夜中に勃ってしまったのだ…）

　　　 ｎ

亀井先生とれいなで抜きなさいｗ
名前一緒だから明日れいなに会ったら意識しちゃうかもだけどｗ

ぐう

ちょき

ぱいぱん

ほ

亀井先生キター！

保全なの

ﾉc|=´┴｀)｡oO(今日は人少ないですね)

たまにする右下のれいなの顔好き
http://ng2.orz.hm/ReinaT/souce/ReinaT_6913.jpg

>>361
昨日は先生の股間晒しショットで盛り上がったからw

それはおいといて亀井先生ｷﾃﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!

>>362

从*｀ ｰ´)ﾑﾌｰｗ

>>363
晒し言うなｗｗ

(■ｰ■)保全

ﾉc|；´┴｀)ｱｳｰ……

川*＾ｰ＾)

ﾉd*’ー’)＜ガキさーん、宿題教えて
ﾉd*｀・e・）＜たまには自分で考えるのだ

亀井先生のつづき今夜あげます
たぶん21時くらいになりそうです
長いので2分割くらいになりそうですが……

>>369
なんだかんだ言うけど結局たかーし君に教えてあげるのがにーがき君ｗ

今日はライブで読めそうだす

ぴーひゃら

オレは高校生探偵、田中れいな。
幼なじみで同級生の亀井絵里と遊園地に遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取り引き現場を目撃した。
取り引きを見るのに夢中になっていたオレは、背後から近付いて来る、もう一人の仲間に気付かなかった。
オレはその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・


体が縮んでしまっていた！
　　∋o
　　ノハヽ
：ﾉd；゜ ﾛ゜)：
　　ﾟし-Jﾟ

ﾉd*´ヮ｀) えりねーちゃん

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜レナンくぅ〜ん

黒ずくめの男といえば……
( ■_■)

怪しい薬も持ってそうだなあの財閥ｗ

　oノハヽo
　从*■｡.⊆0＿＿＿,,
　　(つニ∩,---'￣￣
　　(__ノ"(__)

黒の組織のボス、道重さゆみ（コードネーム：梅酒）
幹部、高橋愛（コードネーム：いいちこ）
下っ端、新垣里沙（コードネーム：ホッピー）

コードネームがいちいち安っぽいｗｗ

少年探偵団の配役がうまくいかない…

ホッピーってギリギリ酒じゃないww

>>380
そこはやはり910期でしょうｗ

ﾊo´ ｡｀ﾙ：光彦
从*´◇｀)：元太
ノﾉ�刀e _l‘）：歩美

うーんしっくりこない…

フクちゃんは哀ちゃんぽい

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘが哀ちゃんでも良いかと思った

歩美ちゃんはそのまま川c ’∀’)とか？

元太はﾊo´ ｡｀ﾙ だろ
体格は違うだろうけど

>>386
性格的に合いそう

コナン君話で盛り上がってるところをぶった切りますが亀井先生投下
>>339-347つづきです


「うへへぇ、イっちゃったね、れーな」

痙攣がおさまったあと、絵里はそっとれいなの中から指を抜くと、れいなの目の前でその指を舐めた。
その姿が妙にエロくて恥ずかしくて、れいなは顔を赤らめて逸らした。
それでもなお、絵里は音を立てて指を舐め上げる。

「あほっ……」

れいなはいちど達したことでそのまま眠ってしまいそうだったが、そうさせないほどの欲望に火が付く。
今日はどうしても、途中までではなく、最後までやりたかった。
もぞもぞと下へと移動していくと、絵里はきょとんとしたままれいなを見ている。
れいなは絵里の腹部に口を伸ばしてキスをした。

「んっ…」

絵里が少しの声を上げるたびに、腹部は動く。
れいなはそれを感じながら、追いかけるように舌を伸ばしてキスを続けた。

「れ、なぁ…くすぐったい、よぉ…」

絵里がそう呟いたのも束の間、れいなは絵里が身に纏っていた最後の衣類に手を伸ばし、ぐいと下ろした。
突然の出来事に絵里は声をあげそうになったが、れいなはそんなのお構いなしに、絵里のそこを指で撫でた。

「あっ―――！」

にゅるっという音がするほどに濡れた絵里の下腹部は熱かった。
たった一瞬だけれいなの指が掠めただけで絵里の全身は甘美に震えていた。

（｀・e・）そのこ

「可愛かぁ…」

れいなはそう呟いたあと、さらに下へと移動し、絵里の下腹部に噛みついた。

「ひゃっ！」

指ではなく舌を感じた絵里のそこ。
れいなは絵里の腰を掴んだあと、舌を伸ばして絵里を求めた。
溢れ出る愛液を少しも逃さぬように丁寧に舐め上げると同時に、鼻でクリトリスを擽る。

「んっ、あっ……あ、はぁっ！」

与えられる快感に絵里は自分を支えられなくなったのか、腕を肘から折り、上半身をベッドに寝かせた。
代わりに高く突き上がった腰をれいなは逃さぬように掴んで引き寄せ、絵里を舐める。
ねっとりとした愛液は唾液と混じり、れいなの頬から顎へ伝っていく。

「んん、れ……れーなっ…あっ……」

わざと音を立てることで、絵里はよりいっそう駆り立てられる。
舐めるだけでなく、もっと強い刺激が欲しくなる。
絵里は震えながらも腰を突き出し、れいなに押しつけると、れいなはさらに強くしゃぶりつく。

「っああ！」

れいなの舌に、体が震える。
もう絵里のそこはとっくに溶けてしまっているのではないかと勘違いてしまうほどに熱い。

「れーなぁ…あっ！もう……ちょーだい…」

絵里がシーツに顔を押しつけながらそう懇願するも、れいなはきかない。
まるで仔猫のように絵里の下腹部に舌を伸ばして丁寧に舐め続ける。
それは焦らしているというよりも、絵里に夢中になってしまっているが故の行為のようにも見えた。
それ自体は愛しくてしょうがないのだが、絵里の下腹部はそんな悠長なことを言っている場合でもなく疼いていた。

「あっ！あ……れーなぁ…れーなぁっ！」

絵里は自然と腰を振ってれいなを求めた。
舌だけじゃ足りない、もっと強い快感が欲しかった。れいなの細い指で、絵里の中をぐちゃぐちゃにしてほしかった。
口には出せないその言葉を胸の中に抱いたまま腰を振っていると、れいなもようやくその気配に気付いたのか、いちど口を離した。

「入れるけん……」

そう言うと、れいなはその細い指を絵里の中に突き立てた。
待ちわびていた感覚に絵里のそこはぎゅうと締め付け、声にならない声を絵里は上げた。
れいなは今度は体を上へと移動すると、絵里は必死に体を浮かせた。その途端に、れいなは絵里の胸に噛みついた。
ビクッと震えた絵里を尻目に入れている1本の指を小刻みに動かすと、絵里は高く啼いた。

「んっ！れ…れーなっ！あ、はぁ……あっ！」

挿入されたその指に絵里の愛液が絡み付く。
れいなが胸を舐めると同時に指を動かすと、絵里は甘い声を上げる。
それでももっと愛してほしいのか、絵里は腰を振り、れいなの名を呼ぶ。

「れー……あん！あ……れーなぁっ、れーなぁ…！」

漏れる絵里の声が愛しく、れいなは夢中で指を動かした。
まだ触れていない絵里の胸の突起も充分に肥大化している。れいなはいちど鼻で突起を擦ったあと、それを口に含んで噛んだ。

「あっ！か…噛んじゃぁ……やぁ…あっ！」
「でもせんせぇ…メッチャ気持ちよさそうよ？」

れいなはそうして「ニシシ」と笑って言った。
彼女の言う通り、絵里は気持ち良くて堪らない。
燃えるようなキスも、肌を重ねるセックスもなんどもしてきたのに、今日ほど快感を覚えたことはなかった。
愛している人に愛される感覚。
言葉で伝えずとも、その全身から伝わってくる想いを、絵里は一身に受けとめた。

れいなは絵里に入れた指を2本に増やし、その動きを加速させる。
2本目であるというのに絵里のそこはあっさりと受け入れ、れいなの指をあっという間に濡らした。

「あぁっ、れーなぁ！はっ……あっ、あん！」
「せんせぇ…亀井先生……！」

れいなの指は絵里の弱い箇所を掠めてはいるが、あくまでも一定のリズムだった。
ギリギリのところで止まっている快感に耐えられず絵里は腰を振るが、それでも頂点にはたどり着けない。
行ったり来たりする快感の波に絵里は揺れ、れいなを求めてぎゅうと彼女を抱きしめた。

「れーなぁ…あっ…お願い……も、もう…」

絵里がそう切なく漏らすと、れいなは絵里と唇を重ねた。
角度を変え、自然と絡み合う舌。口の隙間から互いの吐息と甘い声が漏れる。

「ふぁっ…んん…」
「せんせぇ……っ」

れいなはいちど唇を離すと、空いた左手で絵里の頭をぐいと引きよせた。
首筋にキスを落としながら耳元へ辿り着き、耳朶を甘噛する。

そして、聞こえるか聞こえないかの小さな声で、熱く、甘く囁いた。


「…愛しとぉーよ……絵里先生…」


その言葉を絵里が反芻しようとしたのも束の間、れいなの指が絵里の弱い箇所を突いた。
焦らされ続けた感覚を埋めるかのように与えられた強い快感に体が震えた。
絵里の下腹部に入れられた指は、奥に辿り着いたと思うとギリギリまで引き抜かれ、さらに中に入っていく。
不規則な刺激が絵里に与えられ、絵里は正直に声を上げた。

「ああっ、れーな！絵里、絵里もっ……」

絵里は必死に伝えた。
いまの自分の正直な想いを。
消えることなく心に刻まれた、この想いを。
ただ純粋なる胸の高鳴りと、あなたへのどうしようもないほどの想いを。


「絵里もっ…あ、はぁっ…愛してるよ、れーなっ！」


れいなは確かに、その声を聞いた。
なんども迷い、なんども立ち止まり、それでも前に進んできた。
いままでも間違いだらけで、たぶん今後も間違いを犯してしまうのだろうけど、それでも良いと思えるほどの力。
それは何処にでもあるようで、だけど世界でたったひとつの、純粋な想いだった。

「先生…絵里先生……」
「れーなっ！あ…あぁっ、イっちゃうよぉ！」
「愛しとぉよ、せんせぇ……」
「うんっ、えり…絵里もぉ！あっ…ふぁ………あぁぁっ！」

絵里が今日いちばんの声を上げた途端、絵里の下腹部がぎゅうとれいなの指を締め付けた。
ビクビクと震え、絵里の頭の中は真っ白になる。
絵里はれいなを、れいなは絵里を、もうこのまま溶けあってひとつになるように、抱きしめ合った。

さるさん喰らいそうなのでとりあえず此処までです
つづきはまたあとで投下しますﾉｼ

ドキドキが止まらないのだ…///

てんちょｗｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)続き期待してますよ？




http://stat.ameba.jp/user_images/20120425/10/nakajima-saki-official/f5/b3/j/o0240032011935345761.jpg
関係ないけどキャプ下はいてなくみえるｗｗ

http://stat.ameba.jp/user_images/20120425/21/shimizu--saki/35/db/j/o0400064011936244992.jpg
まちがった

>>339-347,>>388-394つづき投下です


どれくらい、そうしていただろうか。
絵里とれいなは顔を見合わせてはキスを交わし、抱きしめ合い、髪を撫で、互いの温もりを感じた。
眠るのが惜しいように、初めて体を重ね合わせたわけでもないのに、ふたりは照れくさく笑った。

「れーなぁ……」
「うん？」
「うへへぇー、なんでもない」

絵里はそうしてれいなの髪を撫でる。
そんな他愛のない仕草さえも愛しく思うのは、もう病気なのかもしれないとれいなは思う。
だけど、この人に此処までハマってしまう恋の病があるとするならば、もうそれは完治しなくても良いかもなと笑う。
どうしようもないほどに、やっぱり、好きだから。

「好き……」

絵里はれいなの額にキスを落としたかと思うと、そう呟いた。
まるで自分の心が見透かされていたようで照れくさくなったれいなは顔を赤らめる。
そんな姿も可愛いのか、絵里はクスッと笑ったあと、れいなに囁いた。

「ねぇ、れーなぁ…」
「うん？」
「絵里先生って呼び方、好きですよ」

そう言われた瞬間にさらに顔が紅潮した。
「絵里」と呼ぶには早すぎて、だけど「亀井先生」と呼ぶにはなんだか物足りなくて、間を取ったようなその呼び方。
ちゃんと名前で呼べる日がいつになるかは分からない。
それでもれいながれいななりに考えた結果の呼び名は、ふたりの歩んでいく新しい日々への一歩のようにも絵里は感じた。

「れーなっ」
「……」
「れーなぁ」
「……せんせぇ…」
「う〜ん？」

そうしてからかうように言うと、れいなも観念したのか、頬を真っ赤に染めながらその名を呼んだ。

「……絵里先生」
「うへへぇ」

絵里はそれを聞いて心底嬉しそうに笑った。
くすぐったい呼び名でも良かった。
彼女なりの精一杯は、彼女の無垢なる想いだと知っているから。

「好き」
「…好いとぉ」

なんど言葉を伝えても足りなくて、なんどキスを交わしても足りなくて、なんど体を重ねても足りない。

でも、足りないのに、満ち溢れていた。

此処に在る、柔らかくてフワフワしていて、掴みどころがなく不確定で、脆くて、だけど確かに在る、「愛」。
好きと云えること、好きと云われること。指を絡め手を繋ぐこと。キスを交わすこと。体を重ね合わせること。ただ隣で歩くこと。
ふたりでいっしょに日々を重ねていくことは、他にはないシアワセの形だと、思った。

「れーな……？」

絵里がそっと呟くと、れいなは目を閉じ、規則的な寝息を立てていた。
さすがに疲れちゃったかと絵里は微笑んだあと、れいなにシーツをかけようとした。
しかし、れいなの手はしっかりと絵里の腰に回され、離してはくれなかった。

「もぉ……えっちぃ」

そうしてふざけたように笑ったあと、絵里はれいなに再び覆い被さり目を閉じた。

「絵里……せんせぇ……」

何処まで寝言か分からないれいなの声を聞いたあと、絵里はクスッと笑い、その耳元で囁いた。

「おやすみ、れーな……」



http://aewen.com/momusu/kamei/img/aewen3154.jpg



愛してる―――



新しい日々へ　おわり

新狼にも書いたけどこちらにも一応転載します

というわけで以上になります
亀井先生（光井先生）シリーズはもう少しだけつづきます
たぶん次の光井先生でラストの予定ですのでしばしお付き合いを

いまさらですがこの亀井先生はもともとのエロッキスレのドS亀井先生ではないですｗ勝手に作者が改編してこんな感じになってます
なので「絵里先生」って以前にれいなが呼んでいるかもしれませんがご容赦を…

では次回まで

いつも乙です！
さゆが嫉妬するほど甘かったですｗ
最終回ワクワクして待ってますね！

ﾉﾉ*´ ｡.｀）

嫉妬というよりﾎﾟﾜﾜってなってないか？ｗ

川*´ｰ｀)(´- ｀*从

ｲﾁｬｲﾁｬ

乙です！んもぉ〜すげーあまいなぁ〜ｗ
てかドＳ先生じゃないの！？
ドＳ先生がしおらしくしてるから余計にドキドキしてたのにｗｗｗ

さゆぅ
お前も幸せになれよ！

>>408
ドＳじゃないというか自分が書けないから書ける範囲のキャラに引き込んでるという方が正確かもしれないですｗ
同一人物なんですけど以前の先生のイメージとかけ離れてたら申し訳ないですが…

ﾉd*´e｀）キュンキュンしたのだ…

エロッキスレの全キャラで一番ケンカが強そうなのは誰なの？

( ■_■)＜私です


(*■_■)ﾅﾝﾃ

キレた時のかめい君は何気に超ー強い気がする

キレた時のれいな君は何気に超ー弱い気がする

かめい君かなぁ筋肉質っぽいし
寝技、しかもイケメン相手限定ならみちしげ君かもｗ

えりぽん絡みとかなら聖くんとかも強そうだな
光井先生も何気に怖いがｗ

字名が「暴走列車」な恋愛事情のえりりんも強そうw

梨華ちゃん

ﾉd*･ ｡.･)＜絵里のパンチも本当は余裕で避けれたの

亀井先輩

絵里君と愛君

最弱なられいな君
にーがき君も弱そうだけど

結局アソコのサイズと比例してるｗｗ

ﾉd*＾ｰ＾)ﾉd*’ー’)ﾉd*・ ｡.・）ﾉd*・e・）ﾉd*｀ヮ´)

大きさの順番→強さの順番かｗ

おやさゆ

おやさゆみんﾉｼ

いつかのたなかめのように襲われそうになるえりぽん
間一髪のところで聖君が登場してぶちギレる→乱闘

って話が浮かんだけど書く体力がないのでおやさゆみんｗ

ごめんたなえりｗ
たなかめなわきゃないｗｗ

たなかめが出会ったらどうなるのか

>>429
ぶちギレ聖くんみたいｗ

たなかめが出会うと…
彼女自慢か？ｗ

妙に馴れ馴れしい女顔のイケメンに警戒するれいな君
愛しの彼女そっくりの男についいつも通り接しそうなかめい君

ﾉd*＾ｰ＾)＜れーな今日はなんだか珍しい格好してるね！でも可愛いなぁ〜

ﾉd；｀ -´)oO（こいつだれよ…でもどっかで見たことあるような……つか女顔やね）



壁｜｡.☆)oO（すごいことになってるの！）

ﾉd；｀ -´)｡oO(イケメンやし身長高いし…でもヘラヘラしとぉ変なやつ)

ﾉd；＾ｰ＾)｡oO(あれ、今日はれーなご機嫌ななめ？)

ﾉd*＾ｰ＾)＜あ、もしかして男装？それも似合っちゃうからなぁれーなはｗ
ﾉd；｀ ﾛ´)＜あのー…おたくどこの誰？
ﾉd*＾ｰ＾)＜誰ってボクのこと忘れたのマイハニー？ｗ
ﾉd+｀ ﾛ´)＜は、ハニーって俺は男やし！
ﾉd*＾ｰ＾)＜え、なに？今日はそういうプレイ？ｗ
　　　　　　 たしかに男の子化したれーなも悪くないかもぉ…ｳﾍﾍｗ
ﾉd；｀ ﾛ´)＜ｳﾍﾍｗ って絵里みたいやん…
ﾉd*＾ｰ＾)＜やっと『絵里』って、名前で呼んでくれたねｗ
ﾉd；｀ ﾛ´)＜はぁ〜？！どういうことー？！



壁｜｡.♥） 。o（このまま絵里が勘違いしたままHしないかなぁｗ ﾜｸﾜｸｗ）

ﾉd*♥ ,｡.♥） れーなきゅんのｷｭﾝｷｭﾝのｱﾆｬﾙを絵里ご自慢の暴れん坊で…ﾊｧﾊｧ/lｧ/lｧ/ヽｧ/ヽｧ

もう夢も現実もお構いなしだなｗｗ
とりあえずれいな君全速力で逃げてーｗｗ

ドキッ！！男だらけのなんちゃらｗ

ニブチンれいな君はえりりんに会うまで誰に似てたかずっと考えてそうｗ

ﾉd；｀ -´)＜さっきの男どっかで会ったような…しかも凄く身近で…
ﾉﾉ*＾ｰ＾)ﾉｼ＜れーなおぱよぉ〜ｗ
Σﾉd；｀ ﾛ´)σ＜あぁー！おったぁー！
ﾉﾉ+＾ｰ＾)o＜なによいきなり人のこと指差してぇ！

逆にかめい君は最後まで気付かなそうだわｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜ありぇ？れーなどこいった？
从*´ ヮ｀)＜あ、おはよぉえり
ﾉd*＾ｰ＾)＜もー、さっきも会ったじゃんｗ
从*｀ ﾛ´)＜はぁ？

かめい君はれいなの事になると途端にアホになっちゃうなｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜ねぇねぇ放課後さっきの格好でHしようよぉｗ
从；｀ ﾛ´)＜はぁ？さっきの格好ってなんなん？
ﾉd*＾ｰ＾)＜やだなぁ忘れたの？男子のブレザーだよ、ウチの学校のじゃないやつｗ
从；｀ -´)＜そんなん持っとらんし…
ﾉd*＾ｰ＾)＜とぼけちゃって可愛いなぁｳﾍﾍｗ



ﾉd；- ｡.-）＜しょうがないから放課後までに用意しといて
（　■_■）＜承知いたしました若

シゲくんが健気すぎるｗｗ
前のスレで報われないさゆの歴史があったけどそれで良いのかｗｗ

今さらだが亀井先生おつ！

クライマックスだし亀井先生読み返してきた
最初の2話で亀井先生の名前をどう呼ぶかみたいなやり取りあっておお！って思った
れいな成長したなぁｗｗ
次も楽しみにしてますよ！

ﾉd*＾ｰ＾)　ﾑﾗﾑﾗﾊｧﾊｧ

　　　つ
http://aewen.com/momusu/tanaka/img/aewen7066.jpg

段々亀さんに見えてきたｗ

こりゃ咥えるの大変なわけだ

ﾉd*＾ｰ＾)＜太くてごめんねｗ長くてごめんねｗ

今さらだがえりりんに付いてたらデカそうって最初に考えた奴天才だなｗ

まあ加入当時から巨根キャラだったんだけどねｗ

加入当時からなんだ
なんかきっかけあったの？

自分はアロハロの写真集で股間が膨らんでたからってのしか知らないなｗ

そう
もっこりしてた

自分は（　｀.∀´）司会ハロモニの「6期を学びましょう」（？）の短パンからと思ってたが

画像検索しても出てこねー

これもなかなか
http://blog-imgs-19-origin.fc2.com/c/e/l/celebnude/kame070327.jpg

かめいきゅん
http://eri-kamei.org/tekitou/image/tekitou1203.jpg

立派なの生えてるね

从*´ ヮ｀)＜幼い絵里可愛いー

ﾉd*＾ｰ＾)＜でしょでしょｗ

>>458
自分が>>456で指摘したのはこれです
タイトルがあってるか自信なかったけど（　｀.∀´）司会というのは覚えてたんで

それにしてもまだ上半身華奢だったな・・・

ﾉd*｀ ﾛ´)o＜でも脚はすでにたくましい！たまらん！

ﾉd*｀ ,ヮ´)＜あの頃はまだｽﾏﾀやったなぁ…懐かしか

えりりんがオトコなのかオンナなのかわからなくなってきた

性別は記号でしかないからね
えりりんはえりりんだよｗ

かわいいのぉ
http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/c67ccce0_640.jpg

ﾉd*＾ｰ＾)＜れーなはいつも可愛いですよ

ﾉd*＾ ｡.＾）＜さゆみは？さゆみはー？

ﾉd；＾ｰ＾)＜カワイイデスヨ

おやさゆみん

おやさゆ

おはみん

>>467
普通に可愛いと思ってしまった…ｗ

道重財閥保全部隊出動

壁｜_■) 保全します

>>474
薄メイクみん可愛いよね

そうそう
さゆはメイク薄めが好きｗ

基本的にみんなメイク薄い方が可愛い

ほぼすっぴんでもよろし

ﾉd；＾ｰ＾)。o（シゲはノーメイクの方が可愛いなんて言えない…ｗ）


ﾉd*＾ ｡.＾）＜今日も張り切ってメイクして絵里に可愛いさゆみを見てもらおうっと♪

道重財閥保全委員会出動

从*´ ﾛ｀)

ｼﾔｯ 三_■) 保全

部隊と委員会があるのかw

保全

ﾉd*´ｰ｀)

教室にて
从；｀ ﾛ´)φ＜光井先生、居残り勉強なんてひどすぎるっちゃ



職員室にて
ﾉc|=´┴｀)＜留年させる訳にはいきませんからねぇ
川*＾ｰ＾)＜ビシビシやって下さいねｗ

良い子にしてれば後で肩揉んでもらえるかも

そのまま胸も揉んでもらうのか


胸ないけどｗ

从*｀ ヮ´)＜将来は絵里先生よりナイスバディになるとよｗ

从*・ ∀.・）＜貧乳のれいなにはムリなのｗ

ｵﾏｴﾓﾅｰ

（・e・）…

川*’ー’)フフンw

愛ちゃんは胸だけでなくお尻も素晴らしいっちゃよ

ちょっとスレチ気味かもしれないがこのスレ的に尻に定評があるメンバーの
代表格はれなさんと愛ちゃんか？

どうだろ
でもプリケツといえば愛ちゃんとれいなって感じ
エロッキスレ以外でもよくその２人の名前が挙がるような

脚やお尻など下半身がたくましいイメージのあるえりりんもお尻のイメージあるなぁ
あの大きなお尻で顔に乗ってもらって窒息したひ

　　　　　 ノハヽ
ﾌｶﾞﾌｶﾞ　(＾ｰ＾*从
　　ノハ ﾉ　つ つ
　ﾉd*´ （　　　ﾉ
　（　　つし´∪

実はガキさんのお尻も隠れた名尻っちゃん

ミキ様曰く、
あやや・愛ちゃんは小ぶりでプッとあがったかわいいお尻。
えりりんは下半身がしっかりしてるのでドゥンッと安定感のあるお尻。
れいなはパンパースを履いてるような、叩くとポフ…とするようなお尻。
だそうです

えり　エロデカ尻
さゆ　小尻
れな　プリケツ
あい　プリケツ
がき　小尻

こういうイメージ
さゆはぽこみんだが下半身は細い

＞えりりんは下半身がしっかりしてるのでドゥンッと安定感のあるお尻。

安産型ですね＾＾

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜大家族になっちゃうかもね〜ｗ
ﾉd；´ ヮ｀)＜ハハハハハ…

でも種付けができな…おっと

ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜愛があれば大丈夫だもん！

何年後か分からないけど
がんばれーな！ｗ

ﾉd*＾ｰ＾)

　　　つ←ビッグダディ


ﾉd*｀ ﾛ´)

　　　っ←リトルダディ

ﾉd*・ ∩.・）ｸｽｸｽ

从*＾ ｡.＾)＜こっちの世界は避妊させる必要がないから楽なの♪


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方


：ﾉdヽ゜' ｡.゜)：ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･ﾈｵｻﾝﾌﾟｰﾝ砲…発射ー･･･

w

ｷｬﾜｲｲ鞘師きゅん見て元気だせシゲ君ｗ
http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/22dcdfdc_640.jpg

ﾉ9|｀_ゝ´)ぐぬぬ…

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜フクちゃぁん♪フクちゃぁん♪
ノﾉ�刀O _l＾）＜なぁに里保ちゃん
ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ＜なんでもなーいｗ


ﾉ9|+｀_ゝ´) ｸｯｿｰ

ガキさんの写真集でも買って元気だせ！

　ノノハヽ
ﾉ9|*＾_ゝ＾)＜にーがきさんソックリのアイドルの写真集買ってきたっちゃ♪
（　つ[新]O

そんなことやってるからフクちゃんに誤解されるんだろｗｗ

ﾉd； -e-)＜生田ぁ…アンタは女の子が好きなの？男が好きなの？
ﾉ9|‘_ゝ‘)＜もちろん女の子ですけど？ってか聖ですけど♪
ﾉd； ・e・)＜じゃあなんで僕そっくりのアイドルの写真集なんて買うのだ？
ﾉ9|*＾_ゝ＾)o＜衣梨はにーがきさん推しですからっ！
ﾉd； -e-)＜分からない…分からないのだ…



ﾉd*＾ｰ＾)＜ガキさん見てると楽しいですよｗ

にーがき君は生田君より自分の恋愛を考えなよｗ



ﾉd*’ー’)？

>>519
ﾉd； -e-)＜分からない…分からないのだ…



ﾉd*＾ｰ＾)＜世の中分らないことだらけですよ？ｗ

にーがき君がたかーし君を友達として好きな理由はあったけど
たかーし君がにーがき君を好きな理由ってまだ書かれてないよね？

わがままだけど期待して良いですか作者さんｗ

ﾉd*´- ｡.-)＜ね〜むれ〜♪ね〜むれ〜♪い〜い〜加減にね〜むれ〜♪

>>521
たしかにｗ
でも好きな気持ちには理由なんてないとも言うしなぁｗ

（　-e-）

おはエロ

>>523
ﾉd*’‐’)｡oO(好きな理由か……)

三( ■_■)＜保全しますっ

　　　　∩　三
　　　　| |
(■_■)/　　　三　　　保全
＼　
　 ＼＿⊃　三

黒服の人のヲタになりそうw

奇遇だな自分もだｗ

自分も黒服すきｗ




ﾉd*｀ ｡.´）

少年たちを無自覚に弄ぶ少女の図かな
http://29.media.tumblr.com/tumblr_m34q2nPbaO1qzegu6o1_500.jpg

生田と鞘師はフクπに夢中だな

生田君も鞘師君も見すぎｗｗ

ﾉ9|*‘_ゝ‘)。o（みずπ…///）
ﾉd*´ｰ´ﾘ。o（フクπ…///）

ひとり蚊帳の外な10期メンバーは♂なのか♀なのか

これは誰？
まぁちゃん？

どぅ

>>131とかあるから♂だと勝手に想像したｗ

ﾉ9|｀_ゝ´)｡oO(里保に聖は渡さんと)

ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ｡oO(フクちゃんかわいいなぁー)

くどぅはれいな君の弟みたいな存在かね

田中さんﾊｧﾊｱ

な後輩か

どんな後輩だよｗｗ

れいな♀×どぅー♂

で、かめい君ヤキモチ

>>544
最高だなハァハァ

ﾉdo´ ｡｀ﾙﾉｼ　(｀ヮ ´*从



ﾉd+＾ｰ＾)　あの子れーなに対して馴れ馴れしいですよ！

ヤキモチやくかめい君キャワ

実は弟分としてまーちゃんの登場を考えてた
まーちゃんデカチンっぽいしｗ

特技が乗馬とかドラムって確かに凄いよなｗｗ
かめい君ライバル多いぞｗ

ﾉd* ^_>^） たなかしゃ〜ん

　　　 ⊃

ﾉd；＾ｰ＾) なんか似てますよ…

ﾉd* ＾_>＾) こんちくわーｗ

ﾉd* ^_）^）

なんかお尻が笑ってるみたいだｗ

AA決める時「尻」って言われるが嫌だから『 ＾_）＾ 』を全力で阻止したらしいよ
すっかり||c||* ^_>^）で慣れちゃったけど

川* ^_〉^)

こうじゃないの？

ごめん打ち間違えてたｗ

どおりでｗ鼻が高すぎると思ってたｗ

ﾉd；＾ｰ＾)＜優樹くんとかいう子…あの鼻の大きさを見ると下も…いいライバルになりそうですよ…

れいな君×えりりんで何か書きたいなぁ
浮気なしのラブラブなやつｗ

从*´ -｀)？

れいな君がまた浮気にぃニーしちゃう＞＜
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80766.jpg
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80767.jpg
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80768.jpg
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80769.jpg
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80770.jpg
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80771.jpg


しかしいい小尻っぷり…ふぅ

>>454
一応見つけたんで
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80765.jpg

同じスレ見た予感ｗ
http://aewen.com/momusu/kamei/img/aewen779.jpg

俺も見たw
>>562はあまりにもアレなんで貼ろうか迷ったw

かめい君ご立派……ｗ



从*｀ -´)｡oO(改めて見るとおっきいっちゃね)


ﾉd*☆ ｡.☆）｡oO(さすがえりなの！)

>>558
期待！

>>561>>562
デカ過ぎワロタ

かわいい顔と凶暴な亀さんとのギャップにメロメロなしげれな

>>560

ﾉd*´ ﾛ｀) にぃニーが止まらんっちゃ///

　　つn゛

（*∩e∩）ﾋﾜｲﾅﾉﾀﾞ！

手が淫らと書いて手淫だからなそりゃ卑猥だわなｗ

えりりん、さゆ、愛ちゃんとみんなちびれいな君に夢中だからなぁ
いいんちょも一度味を知ってしまったら…

（*∩e∩）れいなくん…//

おやさゆ

おは

（　・e・）＜田中っちぃ〜

ﾉd*´ ヮ｀)＜いいんちょー

|||9|＾_ゝ＾)＜れいなくーん

ﾉd*´ ヮ｀)＜どしたと、えりぽん




壁｜ｰ＾)

今日の恋愛事情たのしみ

川*＾ ｡.＾)♪

亀井と生田推しの自分からしたられいな君が羨まし過ぎる

ショタれいな君を好き放題出来る女性陣も羨ましい

この世界の誰もが羨ましいｗ

>>582
シゲにはなりたくないな

毎夜毎夜神経すり減らしているシゲくん
　　　 _, ,_
：ﾉdヽ゜' ｡.゜)：ﾊｧｧｧ…

れいなと口喧嘩できるのは羨ましいけどねｗ
たまにかめれなHのおこぼれ貰えそうだしｗ

ﾉd*・ ｡.・）

もしこの世界に行けたのなら光井先生の授業を受けてみたい
いや、Hな方じゃなく中の人が歴史好きだから安心していいよ記憶りん

光井先生は亀井先生と違って真面目に授業しそうだしねｗ
時折歴史の裏側とか教えてくれそう

从；＾ｰ＾)｡oO(でもちょっと眠いですよ)
ﾉc|=´┴｀)｡oO(寝たらどうなるか分かってますよね？)

光井先生お仕置き？ｗ

田中クンの恋愛事情を書いている者です。
まだ最後の仕上げが出来ていない状況で急遽予定が入ってしまいましたので
投下はおそらく明日の昼頃になりそうです
土壇場でこうなって申し訳ありません。よろしくお願いしますm(--)m
く、悔しい

気にしなくて大丈夫ですよ
楽しみにしてま〜す

気長に待ってますよー

ﾉd；´ｰ´ﾘv

http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/c32e44ac_640.jpg
http://st73.storage.gree.jp/album/23/42/27952342/9d94b03a_640.jpg


ﾉd*♥ ｡.♥）　りほりほがさゆみのTシャツ着てくれたのﾊｧﾊｧ!!

ﾉハ*ﾟ ゥ ﾟ)ﾉd*｀ ヮ´)(^〈_^ *川
ﾉﾘ*´ｰ´ﾘ|||9|‘_ゝ‘)(´ ｡｀oﾊ

http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/11/tanakareina-blog/39/c8/j/o0640048011942355250.jpg

突然だがれいなの腕が好きすぎて困る
白くてスベスベで細いのに二の腕は程良くムチムチしてる
そんな腕にかめい君が日常的にベタベタチュッチュしてるかと思うと…(；´Д｀)ﾊｧﾊｧ
http://stat.ameba.jp/user_images/20120429/11/tanakareina-blog/4d/8c/j/o0640048011942355258.jpg

>>595
落ち着けｗ

れいなは全身魅力的すぎるｗ

同性でも羨ましいですｗｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜二の腕と服の境い目のあの脇のお肉をまず鼻でフニフニこすって次はチュッチュとキスするんですw
その後ペロペロ舐めてからハムハムして〜たまに歯を立てて甘噛みして怒られるのが大好きなんだなぁ〜www

透き通るような肌
尖った肩
細くてプニプニの腕
小ぶりで柔らかそうな胸
可愛いおへそ
ぷりんっと上がったお尻
細く美しい脚

ﾉd*＾,ｰ＾)＜そして何よりﾄｩﾙﾄｩﾙなﾏｿﾏｿｗ

>>599
羨ましくてヨダレ出ちゃいそうｗ

かめい君ってすぐ挿れちゃうイメージあるけど
本気で前戯したら一時間ぐらい平気でやっちゃって
本番前にれいながクタクタになっちゃうからだと妄想してるｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜出来ることなら一年中れいなに触れていたいですよ？

>>599
>>600
別に腋フェチじゃないけどれいなの腋はﾄｩﾙﾄｩﾙで好き
何年か前に腋いじりだけで一本話書いたぐらいｗ

>>601
れいなが好きで好きでたまらないんだろうなｗ
想像しただけで鼻血出そうだわｗｗ

唇と舌と左右10本の指を別々の生き物のように動かして
れいなを愛撫するかめい君は究極のテクニシャンｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜キスの時は片腕で頭を包み指で耳をいじって
　　　　　もう片方の手は背中やうなじを優しく撫でてあげると
　　　　　れいなの身体はビクビク喜んじゃうんですｗ

ﾉd｀・ ｡.・）φ.....


ﾉd*’∀’)φ.....

テレビで惜しげもなく生腕を披露するれいな
http://p1213d12.vacau.com/292327_776_1.jpg

ﾌﾆﾌﾆしてぇ〜！！！

ﾉd*＾ｰ＾)＜れーなの二の腕に『ハプッ♥』って歯立てないで噛みつくのが好きですｗ

从*´ヮ｀)ｲﾔﾝ

　　　　　ｽﾞｻﾞｻﾞｰ
三⊃■_■)⊃　保全

おやさゆ

从*´ ヮ｀)＜おはよーっちゃ

>>605
2人して何メモってんだｗｗ

ゴールデンウィークはみんなお出かけかな？

>>604
高校生なのにとんだテクニシャンだな

http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80791.jpg
れいなクン生意気だなｗ

9期10期「イエーイ亀井さん見てるぅ？」

ﾉﾉ+＾ｰ＾)

ﾉd；｀ ﾛ´) ごごご、誤解っちゃ！

从*・ ｡.・）＜そんな事言ってしっかり肩に手回してんの

幸せなやつだなｗｗ

壁｜_■) 保全します

恋愛事情の続きを待ってるこのタイミングで初めてのれいなからの抱擁とかｗ

Σ从；･ ｡.･) ´ﾛ ｀；从＜緊張する〜
　　　　　　　⊂　　　ヽ

ｰ＾)

れいなから抱きついたらしいな

kwsk

えりりんが怖いｗ

田中クンの恋愛事情２０投下します

"可愛いね"、"綺麗だね"、"美人だね"
よく言われる。
もう聞き慣れすぎて、昔ほど胸がピンポン玉のように弾むことはなくなってしまったけど、言われて悪い気はしない。
むしろ自分は勝ち組なんだって優越感に浸れるからもっと言ってほしい。
世の中最初から綺麗なものなんてそうそういない。自分は選ばれた人間。
妬んでくる者もそりゃいるけど自分に自信があればわりかし孤独でもなんとかやっていける。
私、道重さゆみは、自分の容姿に絶対の自信があった。


＊＊＊＊＊


朝陽学園。
全国から突飛した能力を持った学生が集まる、小学校〜高校までを収容した私立の名門。
さゆみは故郷の山口から転校して１年前この学園に編入してきた。
とにかく頭が馬鹿でも何か１つだけこれだ！っていう特技があれば猿でも入れちゃうところなんだけど、
あいにくさゆみは容姿以外これといって自慢できるものはなにも無く、親が札束で学園長の頬をはたいて無理矢理入学させたらしい。
さゆみの家って先祖が結構偉い僧侶だったみたいで、その人の遺産が未だ残ってるらしく一般の家庭よりは少しお金に余裕があるんだとか。
財力にものを言わせて名門校に入学するのがいけないことなのかどうかはわからない。
でも入り方が少し違うだけで入学したらみんな同じようなもんでしょ？
さゆみはそういう考えだったんだけど、当然周りはそれでいいなんて考えは持っちゃくれないみたいで。
入ったはいいけど特技がなにもないからコネで入ったのはバレバレだったらしく、
転校生＋外部編入＋裏口入学のトリプルパンチで入学早々さゆみは露骨にハブられた。

「でも気にしないもん♪」

そんなわけで今日も屋上で一人飯としゃれこむのだ。
勝手に作った屋上の合鍵でドアを開錠してからいつもの場所へと足を運ぶ。
入り口から死角になる場所、給水塔の影になってる部分がさゆみの特等席。
独りで優雅に便所飯ならぬ屋上飯を楽しんだ後、惰眠を貪るのがさゆみにとって学校での唯一の娯楽となっている。
まず誰も来ないので気楽に羽を伸ばすことができるのだ。

「ぅぅ〜〜〜っぐ、ひっくひっく、グスッ、うっうっ・・・」

だが、今日は先客がいたらしい。

「・・・あの、もしもし？大丈夫？誰だか知らないけど、なに泣いてんの？」

さゆみの聖域に土足で踏み入り、それも特等席を陣取り、男のくせにベソベソと泣いているのが気に食わなかったので
少々怒気を孕んだ口調で話しかけてみた。
泣き虫ヤローは一瞬ビクッと肩を震わせてから恐る恐るとさゆみの方に振り返り、

「ぅう・・・」
「───、」

その相貌に、さゆみが、息を呑んだ。
男子の制服を着ているので男なんだろうけど顔だけ見たら女の子そのもの。
汚れ無き白い肌と長い下睫毛に中途半端に伸びた髪の毛、学ランを着ていなかったら間違いなく女と勘違いしていただろう。
他人の顔を見てショックを受けるなど未知の体験で、さゆみはしばらくの間そのまま固まって言葉を発することすらできなかった。
女男の泣き声で我に返る。

「ちょ、ちょっと。いつまでも泣いてないでよ。どうしたのか理由ぐらい言ってくれてもいいじゃん」
「うう〜・・・恥ずかしくて言えんちゃ〜言えんちゃ〜・・・」

ちゃ？
って確か福岡だっけ。もしかして九州の生まれだったりするのかなこいつも。

「なにを恥ずかしがって、」

・・・、よく見てみると、服が乱れていた。髪もボサボサでところどころ泥がついている。
もしかして、イジメかな。さゆみの中でこいつに対する仲間意識が芽生えてきた。

「別に恥ずかしくないよ。何されたかさゆみに言ってみ？笑わないから」
「・・・ううう、うぐぐ、うっうっ・・・服を脱がされて、体触られた・・・男に〜・・・うわあああん」

「うげ」

まぁこの外見なら同姓から襲われるのも無理ないかもしれないがそちらの世界の事情にあまり首を突っ込みたくないノーマルなさゆみとしては
聞くんじゃなかったと早くも５分前の自分の行動を悔やみつつあった。

「それは災難だったね。でもあんたもさあこんな女みたいに髪伸ばしてるから悪いんじゃない？」

一房持ち上げて指でクシクシ触ってからぐっと握ってみるが全く癖がつくことなくスルリとさゆみの手を滑っていった。
茶ッパに染めてるくせにキューティクルに艶があって羨ましい。

「別に伸ばしてるわけじゃなか・・・切るの面倒なだけっちゃん・・・」
「面倒くさがってる場合かっ。さっさと切りなよ。男は坊主が一番」
「坊主・・・はやだ」
「坊主じゃなくてもいいから切れよ」
「・・・ぅぅ」

ちょっと。目がウルウルしてるんだけどまさかまたピーピー泣くんじゃないよね。
男のくせに情けないやつ・・・

結局、そいつにかまけていたせいで昼食を食べ終わったのは昼休み終了ギリギリの時間でシエスタはできなかった。
ヤンキーみたいな格好してるくせに泣き虫なそいつはご飯も食べずにずーっと泣いていた。
どっか行ってくれないかなと思いつつも泣いている人間にうるさいからどっか行ってと言えるほどさゆみは非情ではなかったので
終始最悪な気分で昼休みを過ごした。
できればもう会いたくない。


**********


「あ、またいるし」
「・・・」

そもそもこの屋上の入り口は毎回施錠してあるはずなんだけど、さゆみみたいに合鍵を持っているわけじゃないだろうしどうやって開けてるの。
泣き虫くんは以前見た時とはうって変わって今日は不機嫌そうだ。可愛い顔にシワ寄せて仏頂面を決めこみながら手摺に肘を乗せて校庭を眺めている。

「何見てるの？」
「・・・」
「無視？何見てんだよチビ太くん」
「バカ共がバカみたいにバカ騒ぎして遊んどぅなって見てたと。あとチビって言うな」

さゆみの方を見向きもしないでぶっきらぼうにそう言うチビ太くんの表情はどこか憂いを帯びていて・・・ああもしかしてこいつ。

「友達いないの？」
「・・・」
「図星か」
「うるさい。福岡から転校してきたばっかやけんしょうがないやろ」
「え！マジで！・・・転校早々ホモに襲われるとかあんた何か憑いてるんじゃない？ありえないでしょ」
「・・・慣れとぅし」

どうやらいろいろ辛い思いをしてきたらしい。もしかしたら転校してきたのもそれが理由なのかも。
今までの人生をリセットしようと意気込んで新天地に来たもののいきなりあんなキツイ洗礼を受けたらまぁ・・・ああなるのも頷ける。
境遇がさゆみと被る部分が多々あって、こいつのことをもっと知りたいと思った。

「あんた名前なんて言うの？」
「田中れいな・・・」
「れいな。私は道重さゆみ。家族からはさゆとかさゆちゃんとか呼ばれてるからそう呼んで」
「・・・さゆ」
「うん」
「・・・さゆ。なぁ、さゆ。あれ何？」

れいなが校庭に向かって指を差した方向を見ると双眼鏡でこちらを覗く男子生徒がいた。
双眼鏡はれいなではなく明らかにさゆみの方を向いている。
男子生徒はその場所から微動だにせず、双眼鏡を降ろすこともせず、ただただこちらを蛇のようにじっとりと覗いているだけ。

「ああ、あれねえ・・・さゆみのファンでしょたぶん」
「ファン？芸能人じゃあるまいしバカじゃないと？」
「さゆみが可愛すぎるからしょうがないでしょ。前いた学校でもさゆみの追っかけいたし、もう慣れた」
「可愛い？さゆが？・・・自分で自分のこと可愛い思っとぅの？」
「うん。他人からもよく言われるし。実際さゆみ可愛いでしょ？」
「えー・・・普通やない？」
「！？」

１０万ボルトの電流を脳天に叩き落されたような衝撃が走った。
生まれてこの方、顔については可愛い未満の評価を貰ったことがなかったさゆみにとってその言葉は
タンスの角に小指を１０回連続でぶつけた後に素足で画鋲を踏むよりも痛烈な痛みを伴った。
しかし顔にはおくびにも出さないよう努める。こんな軟弱者のふとした言葉に本気で傷つけられたなんてムカツクし。

「えー！れいなおかしい。絵里、普通なんて言われたの始めて。ちょっとショック」
「れいなお世辞言うの得意じゃないけん、本当に思った時しかそういうの言わん」
「冷たいんだなあ・・・。他の男の子はみんなさゆみのこと可愛いって言ってくれるのに」
「・・・おまえ女の友達いないっちゃろ？」

この鈍感がなかなか鋭いことを言ってきたので少々戸惑った。

「ドキ。なんでわかったの？」
「そういうの、女は嫉妬するけんね。性格的に好かれそうな感じじゃないし、よく一人でいるし」
「恥ずかしいからあんまり見ないでよ」
「目立つけん自然と目に入るんよ」

やっぱり目立つんだ。
そりゃそうだよね、こんな美少女が取り巻きも引き連れずずっと独りでいるんだもん、一般人にはさぞかし好奇の対象として映っていることだろうさ。

「でも、れいなだって友達いないじゃん」
「・・・」
「さゆみもいないけどれいなもぼっちじゃん」
「うるさか」

「・・・」
「・・・」
「友達、なる？」

ほんの少し勇気を出してそう呟くと、ようやくれいなはさゆみの目を見てくれた。
出会って間もないが、こいつと話してわかったことがある。
れいなはさゆみと少し似てる。
性格とかではなく、境遇が。どちらも外部からの編入生で友達がいない。そして今後もできる見込みがない。たぶん。
さゆみも長い間独りで過ごしてきたが、別に孤独が好きというわけでもないしできるものなら同姓の友達とキャピキャピしたい。
でも・・・

「マジでさゆみと友達にならない？」
「・・・なんで」
「なんでって・・・普通理由とか聞くぅ？れいなってデリカシーの欠片もないね。愚鈍すぎ！ぼっちなのも納得だね。
　だからさっきも言った通りさゆみには友達がいないの！寂しいの！だから友達欲しいの！れいなだってそうじゃないの！？」
「うん・・・」
「でもさゆみ嫌われまくってるからさぁ・・・」
「うん」
「だから、」
「よかよ」
「え？」

向日葵のような大物に例えるのは大袈裟すぎる、公園とかにポンポン生えまくってるシロツメクサがふわっと花開いたような
慎ましやかで、どこか不器用そうな笑顔を見せながら彼はもう一度同じセリフを言うのが照れくさいようで、

「えっと・・・友達になってあげるっちゃよ。さゆがそう言うなら」
「・・・」
「・・・聞いてる？」
「・・・・・・あは」
「なんで笑うと？意味わからん・・・」

そりゃ笑いもするよ。

れいなが、言葉とは反対にすごい嬉しそうな顔してるんだから。
そして彼の目にはさゆみも同じように映っていたんだろうね。


**********


お互いにお互いしか仲間がいなかったからだろう。
さゆみとれいなは異性同士でありながらも友達としてすぐに打ち解けた。
周りからひやかしの目で見られていても独りじゃなかったので然程気にしたりもしなかった。


**********


夏休み。
相変わらずさゆみにはれいなしか友達がいないのでこれといって誰かと遊ぶ等の予定が入っていたりとかは全くなかった。
かといって暇なの？と問われるとそうでもない。
さゆみは馬鹿だった。というかさゆみは基本ルックス以外のスペックは全て平均以下である。
人は生まれてくる時に何がしか秀でているものが必ずある、無能で生まれてくる運のないやつもたまにいるが。
さゆみはそれが能力ではなく顔だったに過ぎない。
つまり体力、知力、画力等に分配されるはずだった人間のエネルギー体みたいなプラズマっぽいものがさゆみの場合全て顔に集束されたんだ。
だから基本的に無能なんだよさゆみは。
前置きはここまでにしてつまり何が言いたいかというと、無能ゆえ学校のテストはボーナス前のリーマンの財布の中身並に悲惨な状況だったので、
補習があったのである。
そしてそれはれいなも同じだった。

「れいな、今日一緒に帰ろ」
「うん。帰りに本屋寄りたいっちゃん。でもれいなこの後英語の補習もある・・・さゆは終わったと？」
「英語はギリギリで回避できたからね。じゃあ待ってるよ。時間になったら来るから、またね」
「うん」

図書室で１時間ぐらい寝て、それかられいなを迎えに行こう。


**********


「やば」

図書室の時計を見ると起きる予定だった時間から１０分も過ぎている。完全に寝過ごした。
まだれいなは教室で待っていてくれてるかな。１０分ぐらいでギャーギャー言うようなら泣かそう。うん。
ハタから見るとゾウガメを彷彿とさせるような鈍足を極めた走りだっただろうがさゆみなりに急いでれいなが待つ教室へと向かった。

「〜〜。でさ〜」
「キャハハハ」

廊下を走っていると周りの迷惑を気にしない井戸端会議をする主婦のような耳障りで甲高い声がれいなの待つ教室から聞こえた。
同じ補習組の子達だ。さゆみのクラスメイトでいつも４人くらいで徒党を組んで行動している。
学校によくいる、目立つ系に属することも出来ない連中が中途半端に悪ぶっている感じ。
さゆみの苦手なタイプなのでその声が聞こえた瞬間、足が一層ノロくなった。
廊下にまで聞こえてくるほど大きな声で喋るなんて女の子とは思えない行儀の悪さにうへぇってなる。
教室に入りたくないけどれいながいるし仕方ないよね、と自分に言い聞かせながら開きっぱなしのドアから身を──

「マジで道重ってさあ自分以外の女みんなブス〜とか思ってそうだよね」
「思ってそう思ってそう！性格の悪さが顔に滲み出てるっつーかさあ！」
「コネ入学の無能のくせに追っかけがいるからって完全に調子こいてるからねあいつ〜」
「追っかけっつってもキモい系しか相手にしてねーし？」
「「「「キャハハハハ！」」」」

・・・・・・うわ、最悪。
ラッキーなことにさゆみが教室に入ろうとしたことに気付いていなかったのでそのままＵターンして廊下の影に隠れる。
バレないようにチラっと中を覗くとれいなもさゆみの存在に全く気付いてなかったようで、一人ポツンと絵を描いていた。
あーもう健気にさゆみのこと待ってないで出てこいよバカ！こんな状況でノコノコと教室に入れるわけないでしょこの愚鈍ー！

「道重って自分の顔利用して街でおっさん引っ掛けて金巻き上げてるらしいじゃん？」
「え、それって援交？マジ？」

マジなわけないだろ誰だよそんな噂発信したの殺すぞ。

「マジマジ。おっさんの涎とか汗とか道重の体にこびりついてるんだよ」
「うわっドン引き。なんかニオいそうじゃねそれ」
「キャハハ！あーなんかおっさん臭いかも道重！それが原因だったんだー！ヤバーイ」
「数学の補習の時もあいつの周りだけなんか空気が澱んでたし。ウチ隣だったんだけど机ちょっと離して離脱したから」
「あ、ウチも５ｃｍくらい離した」
「おまえら酷いことしすぎ。道重が可哀相じゃん・・・・・・・・・２ｃｍくらいにしとけって！」
「次からそうするわ！キャハハハ！」

・・・・・・。
・・・さすがに、直でこんなの聞くと、キツイなー・・・。
なんか、死にたくなってきた・・・。

「そういえばさぁ道重のやつ最近、」

バンッ！

「「「「！」」」」

？
机を思いっきり叩いたような音が廊下にまで響いてきて何があったんだろうと教室内をちらりと見ると、

「うるさか」

絵を描いて大人しくしていたかと思っていたれいなが机に両手を乗せて一人突っ立っていた。
目線の先はさゆみの悪口言いまくっていたやつらに向いている。
突然の出来事に陰口集団だけでなくさゆみまでポカンとしてしまう始末。

「あ、あんまり人の悪口とか言うの、よくないけん」
「「「「・・・・・・」」」」
「れいなの友達のこと、悪く言うな」
「「「「・・・・・・」」」」
「・・・終わり。」

れいなが教室から出てこっちに向かってくるのがわかって、さゆみは瞬時にその場を離れた。
後から聞こえてくる『チビうぜー』だの『ヒーロー気取りかよ』だのの言葉がさゆみの心を深く抉った。
今、れいなと顔を合わせたくなかった。


**********


『待ちくたびれて先に帰っちゃった。ごめん（；´д｀）』
送信。
・・・ほんとはまだ学校にいるけど、これでれいながさゆみを探しに来ることはないだろう。そのまま真っ直ぐ帰ってくれ。
携帯を閉じて給水塔に背を預けて空を仰ぐ。
これで安心。

「・・・」

『れいなの友達のこと、悪く言うな』

「あは・・・」

ビビリで泣き虫のくせに、足と唇震わせて頑張っちゃって・・・。

「ううっ・・・」

なんで後先のこと考えずにあんなこと言ったの？
あいつらに食って掛かったら自分もターゲットにされて悪口言われることぐらい、れいなの足りない脳みそでもわかりそうなものじゃない。

自分が悪口言われたわけでもないし、放っとけばその内終わったのに、なんでよ？
なんで自分が不利になることをワザワザしたのよ？
バカじゃないのホント。
ほんとーに、バカ。

「グスッ・・・ぅぅ〜〜っ」

違う。
ほんとは嬉しかった。
カッコよかった。
さゆみのためにあんなこと言ってくれたれいなが。
だって初めてだったんだもん、あんな風に守ってもらったの。

「ぁりぁとぉ・・・れいなぁ・・・うう〜、ありがとぉ・・・」

さゆみの目から流れるしょっぱい水が屋上の地べたを塗らした。


**********


トクントクン。
れいなといると自然と胸の鼓動が早くなって息苦しくなる。
れいなに見つめられるとポワポワって顔が熱くなって、真っ直ぐれいなの目を見れない。
授業中でも休み時間でも、ずっとれいなのことを考えている。
そして最近、学校に行くのが楽しい。
なんでこんなに幸せなんだろう。
この気持ちはなんなんだろう。


**********

新学期初日、昼休みのことだった。
外が何やら騒がしい。
夏休み気分がまだ抜けていないバカなやつが校庭でSurvival Danceでも踊っているんだろうか。
イエイイエイイエイイエイイエイ♪ウォウウォウウォウウォウ♪ってやつ。
少数の人はスルーしてたけど野次馬根性丸出しの大多数の人間はなんだなんだとこぞって窓から外を眺めていた。
そしてさゆみも野次馬側の人間である。
さゆみの席は一番端っこの窓側の席だったので席から少し背伸びをすれば外の様子が見えた。

「ん？」

見れば、騒がしいバカな人間の正体はれいなだった。正確にはれいなと、あともう一人男子生徒がいる。
その２人が学校の玄関口の前で何か揉み合いになっていた。
れいなではないもう一人の生徒が『好きになっちゃったんだよ！』と大声で喚き散らしている。恥も外聞もない。
一方のれいなは終始キモイキモイとそれを拒否していた。
窓から眺める野次馬連中がホモ頑張れーだのキスしろーだの野次を飛ばしていてその姿にイラっとくる。
・・・助けに行かないと。
そう思い席を立ったが、

「おい道重ーおまえ今日日直だろー？職員室行ってプリント持ってこいよー。５時間目の授業それないと困るじゃんよー」
「えっ」

こんなタイミングで日直の仕事を言い渡されるさゆみは本当に間の悪い人間だ。
それどころじゃないと断ろうと口を開いたが、冷静になって考えてみると断ったとしてさゆみの代わりに誰に仕事を頼む？
さゆみにはれいな以外友達はいない。

「あ、うん。今から行くから・・・」

ごめん、れいな。
この用が済んだらすぐ行くから！

この時。
もしもこの時、さゆみが日直の仕事を後回しにして、すぐにれいなを助けに行っていたら、
未来は、変わっていたのかな。

以上です。
遅れてすみませんでしたm(--)m

ハッ！いきなり>>629でミスをしている・・・
１０行目の"＊＊＊＊＊"は"**********"です。すみません・・・

前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。
２０話近くでやっとさゆの本当の気持ちを書けてスッキリしています＾＾
さゆはクーデレです。

次回はさゆ視点の過去編続きです。
感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではﾉﾉ*＾ｰ＾)/~

毎週の投下おつです！
クーデレって何のことかと思ってググったらまさに恋愛事情さゆｗ
来週はえりりん登場かな
楽しみにしてます

乙です！
えりりんが出てくるのは次回かな
れいなクンの過去の夢ににこんな裏側があったなんてなるほどなって思いました
ちゃ、ちゃゆうううううう

いや〜面白い！たなさゆの過去が明らかになってこっちもスッキリですｗ
しかしもう20話なんですね〜読ませて貰ってる方としてはあっという間な感じ

福岡コンから帰宅
さゆれなの絡みを堪能したところで恋愛事情読みますｗ

( ■_■)あとで読ませていただきます

吉澤さん不足！

（０´〜｀）y-~ﾌﾟｶﾌﾟｶ

黒服さんも読んでるエロッキスレ

恋愛事情 毎週楽しく読ませていただいています
ずーっとれいなクンがえりりんとどうやってヨリを戻すのか
そこだけに目が行ってたけどまさかの大どんでん返しあるかな？
れいなクン、えりりん、さゆはもちろん高橋さんやガキさんも
みんな幸せになってほしいですね

訂正です。
>>633の
＞「えー！れいなおかしい。絵里、普通なんて言われたの始めて。ちょっとショック」
の"絵里"の部分は"さゆみ"です(--；)
ミスありすぎてすみません！
それと補足ですがれいなの夢の記憶と少し改変されている部分がありますが
仕様でありミスではないのでスルーしちゃってください。よろしくお願いします。
G.Wなので次回は日曜よりも少し前に投下するかもしれません

さっそくの感想レスありがとうございます。いつも励みになってます。とても感謝してます＾＾
それでは

オレンジパンツのあの子が出て来るのかな？
次の更新が楽しみだ〜！

( ■_■)｡ｏO（今日はおみくじだな・・・）


(■_■)＜おっと保全

从；´ ﾛ｀)＜もうそんな時期かぁ…なんか嫌な予感がすると

おみくじに強いさゆは健在か楽しみだｗ
ホント光射すとかに分けてやりなさいｗｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)ﾉd*＾ｰ＾)＜GWはお家にひきこもってのエッチ三昧に限りますよ？ｗ


ﾉd；´ ﾛ｀)从；´ ﾛ｀)＜今回ばかりは本当にデキてしまうかもしれん…///


从+・ ｡.・）ﾉd+・ ｡.・）＜映像だけじゃもう満足できないの！少しは混ぜろ！

三( ■_■)

そっかおみくじの季節か

（　・e・）

てんちょはそろそろ新垣マートじゃなく
ぽんとの恋愛をおみくじに託せば？ｗ

（* ・e・）＜でも肝心の相手がいないのだ…///

从*｀ ヮ´)＜それなら運命の人に出会えますようにってお願いすればいいっちゃ

（　＾e＾）＜なるほど！では早速、【大吉】だったら僕の運命の人が現れ…

≡|||9|＾_ゝ＾)ﾉ＜はいはーい！ここにいま〜す♪

（； -e-）＜…

ﾉc|=´┴｀)＜運命の人かどうかわかりませんが梅干が好きな人を知ってます
从*＾ｰ＾)＜先生、梅干がどうかしましたか？

まだ付き合う前の2人の会話

|||9|＾_ゝ＾)＜大吉やったら衣梨がにーがきさんの運命の人っちゃ♪

ぽん残念ｗ

|||9|｀_ゝ´)ぐぬぬ・・・

从*´ -｀)＜大吉やったら今度のデート中に…

从*∩ ﾛ∩)oO（絵里に告白できるなんて言えんと！）

ﾉﾉ*´ｰ｀)？


壁｜e・)oO（阻止なのだ）


光射すおみくじ保

三⊃■_■)⊃


(；■_■)ﾌｩ

ﾉd*＾ ｡.＾)＜いつもご苦労様なの


(*■_■)ｲ､ｲｴ

このふたりのやり取りで1本書きたいｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜二の腕に噛みつきたいですよｗ
http://aewen.com/momusu/tanaka/img/aewen7069.jpg

ﾉd*＾ｰ＾)９ｍ＜大吉だったられーなとボクの赤ちゃんがデキる！
　　　　　　　　　大吉以外だったられいなの二の腕をいつでも好きなだけ触れるｗ

ﾉd*＾ｰ＾)>＜ちぇ〜外れちゃったぁ〜ｗ

ﾉd；・ ｡.・）＜ちっとも悔しそうじゃないの
从*｀ ﾛ´)＜れーなは許可しとらんよ！

どうせﾌﾆﾌﾆしてるんだろうなｗｗ

くすぐったいだけだったのが徐々に性感帯になっちゃうエロ猫れいなｗ

从*´ ﾛ｀)＜ふにゃぁ…

ﾉd*＾ｰ＾)＜もー、れーな可愛すぎですよ ﾌﾆﾌﾆ

从*∩ ﾛ∩)｡oO(えりは気持ちよすぎっちゃん)

ﾉd*｀ ｡.´）ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ


壁｜_■）oO（若……）

ﾉd*＾ｰ＾)入(´ﾛ ｀*从
　　　 ﾌﾆﾌﾆ♥

ﾉd*’ー’)＜大吉やったらまたガキさんとデートできるやよ

ﾉd*ＴーＴ)＜うぅ…ガキさん……



ﾉd*´・e・）｡oO(なにを泣いているのだ？)

ﾉﾉ*＾ｰ＾)９ｍ＜大吉だったられなﾁｿを一生独占！ｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)o＜よっしゃ〜!!!

ﾉd；｀ ﾛ´)＜あわわわわ…
从*・ ｡.・）＜もう浮気できないねー（でも夜這いは浮気に入らないのｗ）

いやその理論はおかしいだろさゆｗ

http://stat.ameba.jp/user_images/20120501/19/mitsuiaika-blog/41/25/j/o0320042811947471925.jpg
まっ平らだな

ﾉc|*＾ｰ＾)　大吉だったられーなと映画デートできる！

>>684
先輩やったな！

ﾉd*- 人.-）＜【大吉】なら絵里はれいなよりさゆみの事が好きになる好きになる好きになる好きになる好きになる好きになる好きになる好きになる

Oh...

壁｜_■）＜大吉なら若と絵里様は結ばれます

黒服さんはやっぱりハンター01こと笠原さんのイメージ
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aby-fon/20110228/20110228033714.png
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/5f/68/kaede_mh2/folder/1047421/img_1047421_43616743_0?1277906883

おい黒服！ｗｗ

>>688
シゲ....

>>689
イメージ通りだわｗ

>>688
ﾉd*＾ ｡.＾）＜よくやったの！

(*■_■)＜は！

ﾉd；＾ｰ＾)勘弁してえええ

从+｀ 皿´）＜阻止っちゃ！

从*´ ヮ｀)＜大吉やったらゴールデンウィークに皆で遊びに行くと
川*＾ｰ＾)＜大吉じゃなかったら5月中に皆で遊びに行きましょう

从*＾ ｡.＾）＜楽しみなのー
川*’ー’)＜あーしらも行くやざ！
（*・e・）＜愛ちゃんはじゃがないの



ﾉc|=´┴｀)｡oO(仲良き事は良い事かな)

中身は素敵なのによりによって大凶って……ｗ


ﾉc|=´┴｀)oO（引き弱いんやなぁ……）

ﾉc|=´┴｀)＜大吉なら皆理解し合える

>>697
というか光井先生の引き強いｗｗ
先月も記憶りんをカバーしてたし…ｗ

ちょっと早めにおやさゆみん

εε=ヽ( ■_■)ノ

愛ちゃん大胆＞＜
http://aewen.com/momusu/takahashi/img/aewen10469.jpg

>>702
エロオオオオオ

早速浮気かれいな君！

ﾉd；｀ ﾛ´)＜昔の写真やから！

満足顔しやがって……ｗ

おはみん

>>702
れいな君の目が変態チックやな

変態チックというか…変態ｗ
娘。の2トップの良い写真なのにｗ

( ■_■)＜お早うございます若

黒服さんがかわいすぎるんだがｗ

またキャラ投票したら上位に来そうな予感ｗ



(；■_■)＜滅相もございません！

ﾉd*｀・ ｡.・）＜負けないの

もーぅ(〃´o｀)
http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11239281397.html

↑
すごくAAっぽいｗ


从*´ ﾛ｀)＜もぉ〜///
ﾉd*＾ｰ＾)＜ｳﾍﾍﾍｗ

かわいいｗｗ

( ■_■)

黒服さんが保全に大活躍だなｗｗ

ﾉd+・ ｡.・）＜さゆみより目立つんじゃないの！

(；■_■)＜も、申し訳ありません若

http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11239411804.html

ﾉd*＾ｰ＾)＜れーな くびれないね〜

从*｀ ﾛ´)＜うるさいわ。どーせないですょ くびれなんて

ﾉd*＾ ｡.＾)＜さゆみにはあるの♪絵里〜見て見て〜♥（全裸）

从+｀ 皿´)＜見せんな！

ﾉd*＾ｰ＾)＜シゲはくびれよりぽこみんの方がエｒ

从+｀ 皿´)＜あぁ？

ﾉd；＾ｰ＾)＜なんでもありましぇん…

昨日のおみくじの効力なのか……？ｗ



壁｜_■)

でもこういう時に限ってみちしげ君は気付かないというお決まり

ﾉd´・ ｡.・）＜今なんて言ったの？よく聞こえなかったの
从+｀ ﾛ´)＜なんでもないっちゃ!!

ﾉd；＾∩＾)。o（思わず本音が出ちゃった）

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2928031.jpg

ドSフクちゃん登場か？ｗｗ

フクちゃんのブラ盗んだのがバレて怒られてる生田君

ﾉ9|;‘_ゝ‘;)＜ごめんなさい…
ノﾉ��+‘ _l‘）＜えりぽんのヘンタイ
ﾉ9|;´_ゝ｀;)＜出来ごころやったんよぉ…許してみずきぃ




壁｜´ｰ´ﾘっ△-△ ﾌｯﾌｯﾌ

おい鞘師君ｗｗ
香音ちゃーん出番ですよｗ

　∋o
　ノハヽ
ﾉd*´ ﾛ｀)　えりのおぱんちゅ…ｽﾝｽﾝ///
（　つ▽O


　ノﾉハヽ
ﾉ9|*＾_ゝ＾)　みじゅきのブラ…ｽﾝｽﾝ///
（　つ△△O


エロッキスレの九州男児勢は女子の下着が大好きｗ

萌えるwww

いやいやただの変態だろｗ

愛ゆえにだから許してやってｗ

ﾉﾉ*＾ｰ＾)＜えりのパンツならどんどんあげますよｗ

たなえりはともかく
生田君は聖ちゃん嫌がってるから犯罪だぞｗ
あと鞘師君もｗ

ﾉ9| ´_ゝ｀) ｼｭﾝ

ﾉd*＾ｰ＾)＜そう落ち込むな、えりぽん君よ
ﾉ9| ´_ゝ｀)＜亀井さん…衣梨どうすれば…
ﾉd*＾ｰ＾)＜諦めずにアタックし続ければきっとフクちゃんも振り向いてくれるさ
　　　　　　　ボクの熱意と根性であのツンツンれーなが振り向いてくれたようにね
ﾉ9| ‘_ゝ‘)＜そうですかねぇ…
ﾉd*＾ｰ＾)＜男は黙って当たって砕けろ！ですよ？
　　　　　　 それに彼氏彼女の関係になったらブラなんて嗅ぎ放題だよ？ｳﾍﾍｗ
Σﾉ9|*゜_ゝ゜)＜まじですかスカ！！！
ﾉd*＾ｰ＾)＜マジマジｗ あ、れーなには内緒だけどねｗ
ﾉ9|*゜_ゝ゜)＜衣梨もう少し頑張ってみます！では亀井さんさようなら！


≡ヽﾉ9|*゜_ゝ゜)＜　みずきぃー！もう一回謝らせて欲しいっちゃー！


ﾉd*＾ｰ＾)＜若いなぁ〜ｗ
从+｀ ﾛ´)＜全部聞いとったよ、えりっ！
Σﾉd；＾ｰ＾)＜ひぃいっ！

どっちもバカすぎるｗｗｗ

　　　　　　∋oノハヽ
　　ノハヽ　　从*｀ ﾛ´)
　ﾉd；＾ｰ＾)つﾉ　つ▼▽O
ノ　　　 つ　(　　　　ﾉ

　　ﾏｯﾃﾖ〜　　没収!!　

たなえりの場合えりりんの方から毎日下着を送ってそう

汚パンチュ好きなれいな君のために3日に1回という感じかもよｗ
それでもひどいがｗ

ﾉﾉ+＾ｰ＾)＜浮気したらパンツあげないから

ﾉd；´ ﾛ｀)＜絶対しないっちゃ！

http://ng2.orz.hm/ReinaT/souce/ReinaT_6920.jpg

　　　　頑張ってバイクの免許を取る
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　れいなを後ろに乗せる
　　　　　　　　　　　　↓
　恐がりなれいなは一生懸命くっ付いてくる
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　背中にれなπﾌﾟﾆﾌﾟﾆ
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　ラブホ直行
＼＿＿＿＿O＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　o
　　ノハヽ　。
　ﾉd*＾ｰ＾)



≡ﾉd*＾ｰ＾)　ちょっと教習所いってくるｗ

えりりんもそういえばバイク雑誌に載ったよねｗ
まさしくかめい君のイメージだったけどｗ

http://aewen.com/momusu/kamei/img/aewen2528.jpg
かっこいいよねｗ

ちょｗｗかっこよすぎｗｗ
あれ？でもなんか・・・胸がな（ｒｙ

大型バイクに乗りたいと思うもどんなに頑張っても
倒れたバイクが起こせず泣く泣く原付で我慢するれいな君

ﾉd；´ ﾛ｀)ﾋｨﾋｨ　←実は原付もやっと

>>744
かめい君でもありかめい先輩でもあるなｗ
なんつーイケメンｗｗ


>>746
君は自転車でも良いんじゃないかなｗ
矢島君のがんばり見てたらそれも難しいかもしれないけどｗ

ちょっと書いてみたくなったので投下
休日前の保全代わりにどうぞｗ



彼の1日はこの家の実質の当主でもある、みちしげ君を起こすことから始まる。

「お早うございます、若」

そうして低く頭を下げると、キングサイズのベッドに寝ていたみちしげ君はぼんやりと目を覚ます。
ごしごしと目をこすり、焦点の合わない視線をこちらに向けてきたので、彼は優しく笑いかける。

「お時間ですので、ご支度を」
「……うん、ありがとうなの」

みちしげ君は枕元に置いてあった携帯電話で時間を確認すると、ベッドから降りる。
少しだけ寝癖のついた髪をかきながら窓際へ行き、外の天気を確認する。生憎の雨模様にみちしげ君はふうと溜め息をついた。

「雨、なんだね」
「はい。昨日から止まないようです」

彼がそう答えると、みちしげ君は寂しそうに視線を落とした。
当主の表情の変化に気付いた彼は目を細め、心配そうにみちしげ君に近づくが、なにも言うことはしなかった。
もしかして、あの日を思い出しているのだろうかと思考を巡らせていると、みちしげ君は小さく呟く。

「あの日も、雨だったね」
「……」
「お父さんとお母さんが、外国行ったの」

果たして予想は当たってしまったので、彼は黙って頷いた。

数多くの企業を傘下に持つ『道重財閥』という名前を知らぬ人はいない。
小国家の年間予算程度の資産、そして同等の権力を持つ財閥の一人息子、それが道重さゆみであった。
両親は、未来を背負って立つ息子を寵愛したが、自らの仕事が忙しく、年中、海外を飛び回っていることも事実だった。
みちしげ君がまだ幼いころ、両親はみちしげ君を置き、外国へと仕事へ旅立った。

彼はそのとき、涙を堪えて両親の乗った飛行機を見送るみちしげ君の隣に黙って立っていた。
みちしげ君は溢れんばかりの涙を携えていたが、決してそれを零すことはしなかった。
ただ必死に、唇を真一文字に結び、自分のズボンをぎゅうと握り締め、冷たい雨の降る空を睨みつけていた。
その姿は、幼い少年には似つかわしくなく、道重財閥を背負うひとりの当主そのものだった。

だからこそ彼は、みちしげ君に両親の愛情と変わらぬものを注ぐことを決意した。
その決意は、道重財閥に代々仕える我が家の「血」なのだと理解した。

「シャワー、浴びてくるの」

みちしげ君の言葉にふと我に返った彼は深く一礼した後、部屋のドアを開けた。
長く続く廊下を歩き、みちしげ君はバスルームへと向かう。
本来ならば背中を流すのも彼の役目だが、今日はそっとしておこうと、ただそこに立ち竦んでいた。

するとそのとき、彼のイヤーモニターに音が入る。
だれだろうと確認しながら入ってくる音に耳を澄ませていると、彼は思わず目を見開いた。
慌てて走り出す直前、彼は無線に「車、もしくはヘリの手配」と指示を出し、長い廊下を走りだす。

「若！」

最初に伝えたい。
ずっとずっと、長く使えてきたあなたの笑顔が見たいから、いちばんにあなたに伝えたい。


今日、たった今、ご両親が帰国したことを―――



みちしげ君と黒服さん保全　おわり

-------



ﾉd*｀・ ｡.・）φｶｷｶｷ...

ﾉd*・ ｡.・）＜こんなもんでどうかしら？

（ ■_■）＜完璧でございます、若

ﾉd*＾ ｡.＾）＜こんな感動ストーリーをえりに見せればきっと振り向いてくれるの！我ながら完璧な作戦なのｗ



今度こそおわりｗ

架空の人物なのに黒服さんがあまりに愛しいので書いてみたくなったｗ

道重財閥のくだりとか黒服さんはSPなのか執事なのかそこら辺がテキトーなのはご愛嬌ｗ
雰囲気で話を読んで下さいなﾉｼ

こういう少し陰のある設定好きですｗ
黒服さんに連れられてるみちしげ少年を想像したら萌えたｗ

ショタしげﾊｧﾊｧｗ



ってしげ！ｗ

黒服さん背中流してくれるんだなｗ
スーツ脱いだらムキムキなんだろうなぁ

ﾉd*＾ ｡.＾)｡ｏO（サイズは大きいけど皮被りなの♪)

>>744
かめい先輩っぽいｗｗｗ
ﾉc|*＾ｰ＾)｡oO（バイクか･･･いいかも）

>>748
乙ですｗｗ最近の黒服さん人気すごいなー

黒服さんの人気に嫉妬ｗ



ﾉd+｀ ｡.´）＜今日は1人でお風呂入るの！
(；■_■)＜若……

おやしげみんｗ

おは

幼いシゲくんに寄り添う黒服さんもまだ若くて15・6歳とかだったら現在が>>689のイメージに合うよねぇ
両親との別れに幼いながらも凛とした態度でいたシゲ君に父性というか弟のように
愛情を注いでいったとかだと胸アツだw

そしてちょっと>>756に興奮しているいけない自分がいる…w

黒服さんﾊｧﾊｧ

幼いシゲも良いけど
16歳くらいでシゲに一生仕えるって決意した黒服さんもカッコいいｗ

いい話だなと思って読み返してみたら>>750の4行目は
三助的なものだろうとは思うが一瞬アッー！的ものと思ってしまったw

>>764
シゲ×黒服さんかｗ


ﾉd*｀・ ｡.・）＜やなの！えりがいいの！

从*｀皿´)阻止っちゃ！

れいな阻止がんばれｗ

大丈夫ｗボクはれーなが一番好きだよ？ﾉd*＾ｰ从*´ ﾛ｀)あぁんっ！えりぃ…///

昼間からエロエロｗ

976 名無し募集中。。。 New! 2012/05/03(木) 15:01:58.75 O
ラスト曲前の宣伝トーク
（新垣）＜4月22日に私のモーニング娘。としてのラスト写真集が発売されました
私の10年間がギュギュギュッと詰まっていて、ロングだったりショートだったり水着だったり（客歓声）
いろんな新垣里沙が見れるので是非見てください

（田中）＜れいなも5月9日に8枚目（8冊目じゃなくて8枚目って言ってた）の写真集が出ます
3年半ぶりくらいの写真集で、グアムで撮ったんですけどすごい楽しくて
衣装あわせの時に水着が多いなと思って（客歓声）れいなが大人になったからかなと思ったけど
でもれいなって水着を着てもいやらしくなくて、ほら体型がこうやから(笑)
愛佳が水着になってたりするとセクシーで触りたくなるのに
（光井）＜いや〜ｗｗ
（田中）＜れいなだとなんかイエーイ！みたいな
（光井）＜元気な感じで
（田中）＜写真集発売の握手会もあります。神戸の福家書店とあと東京でも予定してるんで是非来てください
（光井）＜新垣さんも田中さんも水着が多いということで男性の方たちはむふふですね

とりあえずこんなところで
あと最後の恋愛ハンターで冒頭のサビのあとのゾンビダンスの時に
飯窪さんがタイミング間違えて一人だけ移動してすぐに戻ったのにﾜﾗﾀ

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1335615918/976　
君達何ちゅう会話してるんだw

このスレ向きの会話ｗｗ
なにしてんだｗｗ

川=´┴｀)＜男性の方たちはむふふですね

まさかこの人からこんな発言が出るとはw

自分がどんだけエロいカラダかまだ分かってないのかれいなは

ﾉd*＾ｰ＾)＜今度のエッチの時に鏡に映してよく見せてあげないとｗ

エロすぎるなそのプレイｗｗ

行ってきます前の光井先生か光射すをGW終わりにあげますと宣言保全ｗ

>>772
愛佳どうしたんだｗ

ﾉd*＾ｰ＾)＜ノーパンれーなﾊｧﾊｧ!!

　　つ∩゛
http://ng2.orz.hm/ReinaT/souce/ReinaT_6924.jpg
http://ng2.orz.hm/ReinaT/souce/ReinaT_6925.jpg

（　・e・）＜気持ちよかった人ぉ〜？

>>770　　
从 ´ ヮ｀）＜愛佳が水着になってたりするとセクシーで触りたくなるのに

これはセクハラ？それともパワハラ？

>>777
財宝温泉水吹いたw

http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80851.jpg

>>777
ﾉd；’Д’)＜がががが、ガキさんなに言ってるやよ

ﾉd*´ ﾛ｀）＜愛佳が水着になってたりするとセクシーで触りたくなるのに

ﾉﾉ*＾ｰ│壁

>>776
ちょｗ完全に履いてないｗｗｗ

>>779
いったいどういうつもりでこれを書いたのかぜひともガキさんに問いたださねばなるまい

>>779
これコラじゃないんだろ？一体ガキさんになにが…？ｗ

いやコラだよｗ

(；・ｅ・)＜さすがにそこまでブッとんだことしないのだ

>>776
服のしわが股間を押さえつけてるように見えてビビった

ﾉd*＾ｰ＾)＜ね？ボクがムラムラしちゃうのもしょうがないでしょ？ｗ

从*∩ ﾛ∩)///

ダボダボの部屋着を着たれいなの裾から顔を入れて包まれるのが大好きなかめい君

>>784
びっくりしたぁ…すまんありがとうｗ

>>785
そう見えたｗ
かめい君が羨ましいねぇ

ﾉd*＾ｰ＾)＜あの中れいなの香りでいっぱいなんだぁｗ ｳﾍﾍ

胸の辺りまで裾をめくって欲しいﾊｧﾊｧ

>>775
ｗｋｔｋ

光作者さん楽しみｗ

ちょっと早いけどおやさゆみん

ﾉd*’ー’)ガキさんとデートしたいやよー

おみくじ外れちゃったしねぇｗ

从*・ ｡.・）

（　-e-）ぐぅ

おは

おはみん

おは

>>796
デート誘うしかないねｗ

これ入ってる？
http://stat.ameba.jp/user_images/20120503/23/tanakareina-blog/d3/16/j/o0240032011951974736.jpg

ｽﾏﾀってところかな

完全にさゆが勃起しちゃってるな

ﾉd*｀ｰ´)れいなあああああ！

あーららｗｗ

>>804
光乳の感触を楽しんだ後を踏まえての>>770の会話かもな

( ■_■)保全

今さらだが愛佳ブログの
これ↓はこのスレへのオマージュだろうか

hunter(♯▼▼)

川=▼┴▼)

さゆデカチン

>>812
柄悪いなｗ

http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/635472947
終わってすぐ、お姉ちゃんからも絵里からもメールがきたょ♪
絵里からは、『ヒルナンデス良かったよ！』って♪

http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11241244003.html
えりからメール入っとったし
えりって亀井さんね。笑
ヒルナンデス見てくれたみたい アリガトー

鞘師君変態
ttp://www.youtube.com/watch?v=RFmhW7fgOkI&feature=g-all-u

せ、先生が・・・
http://www.helloproject.com/news/1205041300_musume.html

引退ではなくてよかったよ
でも寂しいな

マジかぁ……ショックだな

http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11241375360.html
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

覚悟はしていたが寂しいなぁ
残るさゆれな超ガンバレ

前向きに考えると卒業後はまずエロエロ写真集に期待ｗ

ﾉd*´ ﾛ｀) 愛佳ぁ…ﾊｧﾊｧ///

　　つn゛

れいな君はそれしか頭にないのかｗ

从*´ｰ｀)＜寂しいですよ…

光井先生卒業で下がるの早いから保全よろしくm(__)m

さゆえり・れなえりのメール話にほっこりしてたらなんじゃこりゃorz

と思ったら>>822ｗ

光井先生の作者さんは大丈夫だろうか…？

保全！

壁｜_■)｡oO(陰ながら…)

川=´┴ﾉd*´ ﾛ｀)ふにゃ

今日光井先生投下しようと思っていたら……orz
ハロプロ引退ではないので前向きに考えようかなと思ってます
ただちょっと書き直しするので投下はもう少し先になりそうです



ﾉc|=´┴｀)＜これからもちょくちょく顔出しても良いですか？

まず主役のえりりんなんか引退してるからねｗ
ガキさんも愛佳もどんどん登場しちゃいなよ！

>>831
生存報告ありがとうございます
从*＾ｰ＾)＜先生おｋですよ既に生徒に手だしてるから
>>832
引退μ ’ヮ ’μ　
せめて復帰未定の休業言うてくれ

ﾉc|；´┴｀；)＜………優しくて泣けます


早めにがんばりますね
普通に夜中に投下するかもしれませんがｗ

期待して待ってるｗ

>>833
ある意味μ ’ヮ ’μの方がキツい…（苦笑

保全含めて光井先生投下しますｗ
途中までですがどうぞ



春の桜が咲き始めていた。
愛佳は車から降りると駐車場に咲いた桜の木をぼんやりと見つめた。
今年もこの季節が来たんですねと思いながら、カバンを片手に職員用靴箱へと歩く。

靴箱を開けると、そこには1通の封筒が入っていた。
愛佳はだれかのと間違えたのかといちど閉じるが、ネームプレートは「光井」となっている。
自分宛の封筒であることは間違いないようだと確認した愛佳は封筒を手に取った。差出人の名前はないが、どうもラブレターの類ではないような気がした。
さてどうするのが良いだろうと考えていると、廊下の奥の方からドタバタ走ってくる音がした。
これは彼女だなと思いながら、愛佳はスーツの胸ポケットに封筒を仕舞った。

「光井、先生……」

果たして相手は彼女だった。
れいなは息を切らして愛佳に対峙する。

「珍しいですね、まだ始業時間には早すぎますよ」

からかうようにそう言うが、れいなはなにも言わずに愛佳に歩み寄る。
怒っているようにも見えたが、彼女の瞳は怒りに震えてはいない。

「光井先生……辞めんよね？」

急にストレートを投げてきたピッチャーを、愛佳は思わず見送った。
ボールはドスンと音を立ててキャッチャーミットにおさまる。ストラーイクといった感じか。
そうだ、彼女は良くも悪くも飾らずに、自分の想いを伝える子だっけと愛佳は理解した。

ﾉd*＾ｰ从*´ ﾛ｀)

「まー、なんとかなりますよ、たぶん」
「たぶんって……」
「人数の少ない公民教師を追い出すほど、向こうもバカじゃないってことですよ」

そう答えて見たものの、処分されないという保証はどこにもない。
確かに、公民教師はもともと人数が少なく、この学校にも愛佳を含めて3人しかいない。
別の公民教師のあてもなく、貴重な人材を追い出すことが得策だとはどうしても思えない。
かと言って、いちど嫌疑のかかった愛佳を、不仲の生徒指導部長がこのまま置いておくとも思えないが。

「田中さんが心配する話やないですよ」

そうして愛佳はれいなの肩に手を置く。
だが、れいなはその手を振り払って愛佳を睨みつけた。

「っ……なんでそんなやとよ」
「え？」
「なんで、先生はそんな余裕やとよ！」

そのときのれいなは怒っている、というよりも、困惑しているように見えた。

「分からんよ……そんなの…」

れいなは頭をガシガシとかく。
その姿は高校2年生の17歳そのもので、愛佳は無性に愛しくなった。
彼女が「大人」になるのはいつだろうかと考えるが、彼女の場合、いつまで経ってもこんな子どもで居てほしいとも思う。
無茶苦茶で、理不尽を嘆いて、自分の気持ちに素直で、我慢をしないでいる、17歳の子ども。
そんな彼女が、やっぱり羨ましかった。愛佳には出来ないことをさらりとやってのける彼女が、羨ましかった。
愛佳は困ったように笑って返した。

「余裕なんてないですよ、いつでも」

れいなと向き合って愛佳が言葉を渡すと、彼女は顔を上げた。
互いの瞳は実に対照的な輝きを放っていたが、その奥にある想いは同じだった。

「ちゃんとしっかり、護ってくださいね、亀井先生を」

そうして愛佳は笑い、再びれいなに背を向けようとした。
れいなは、彼のその姿に、なにかを返したかった。
いままで散々助けられてきた彼に、いつも見えないところで自分たちを護っていてくれた彼に。

「っ……出来ること、やるけん！」

ただひたすらに、返したかった。
自分の想いにフタをし、記憶の中にいる彼女に弱音を見せまいと、黙って背中を向け、17歳の記憶の中の「亀井絵里」を護った光井先生に。

「み、みんなに協力してもらうっちゃん！ほら、なんやっけ…」

愛佳が困ったような笑顔をれいなに向けると、彼女は必死に言葉を探していた。
先を促すことはせず、れいなの答えを聞こうと愛佳が黙っていると、れいなはその言葉を見つけた。

「住民票みたいな」

そしてその答えに愛佳は撃沈した。

「住民票って、みんなの住んでるとこ聞いてどうすんねん」

愛佳は思わず、笑った。
顔をぐしゃりと崩し、眉をひそめ、肩を震わせて笑った。
れいなは言った瞬間に自分の間違いに気付いたのか、真っ赤になった顔をおさえ、正しい答えを探す。そんな彼女もまた、笑っていた。

「田中さん、相変わらずアホですね……」
「あ、アホやなか！」
「褒めてるんですよ、これでも」

そう言いながらも愛佳の笑いは止まらない。
こんなに笑いのツボにハマったのは久しぶりだなと思いながら、目尻から零れる涙を拭う。
そんな姿を見せながら「褒めている」と言っても、彼女は信用しないのだろうなと思うが、それでも愛佳は笑う。

「署名と住民票を間違えるって、良い神経してますよ」
「そう署名！」

愛佳から正解を聞き、れいなはポンと手を叩いた。

「惜しかった…」
「いや、全然惜しくないですよ」

そう、子どもだ、彼女は。
まるっきり子どもで、前に突き進むことを恐れない。
彼女のように、無垢で、そして理不尽な現実に抗うことを恐れなければ、未来は変わっていたのかもしれないと愛佳は思う。
でも、だからこそ愛佳は、今日、退くことなく、立ち向かうことを選んだ。
此処で、この学校で公民教諭として、まだ働いていたいと思ったから。

「ありがとうございます。期待してますよ、住民票」

愛佳はそうして笑うと、れいなに手を振り、背中を向けた。
結局、自分の「バカ」を露呈しただけな気がするが、それでも自分たちの思いは伝わっただろうかと、れいなはその背中を見つめる。
彼の背中は、いつだったか、れいなが万引きを疑われ、それを助けに来てくれたときに見た、決意を固めた男の姿そのものだった。

「無茶苦茶なことしますね、ホントに……」

愛佳はトイレの個室で、朝受け取った手紙の中身を拝読し、溜め息をつく。
こういう無茶苦茶さは「彼」のお家芸なのだろうかと苦笑し、再び手紙をしまい込む。
トイレを後にし、職員室へ向かう。恐らくこの手紙は「目的の人物」の手にも渡っているはずだった。
どういう意図で「彼」がこれを入手したのかは定かではないが、少なくとも、彼はいまでも、僕の味方なのだと理解した。
そのやり方すべてを、享受することはできないけれど。

「光井先生」

職員室に入る直前、愛佳は声を掛けられて振り向く。
そこにはまさに、「目的の人物」である生徒指導部長が立っていた。

「今日の会議の件ですが………延期になりました」

愛佳はその言葉が返ってくることを半ば想定していたが、わざと眉を顰めてみせる。
此処で尻尾を出してしまってはなんの意味もない。
左胸の内ポケットに入れた手紙を意識しつつ、愛佳は彼に向き合う。

「延期とは、なぜですか？」
「それは……いろいろな理由です。校長も、今日は急きょ予定が入りましたので」

彼は、焦っていた。
愛佳と目を合わせることはせず、自分のワイシャツの袖のボタンを弄っている。
その仕草は苛立っているようにも見えて、愛佳は正直に、同情した。
これ以上の詮索は逆に立場を危うくすると悟り、愛佳は素直に退くことを決めた。
「分かりました」と一礼すると、彼は苦虫を噛み潰したような表情を見せた。

「新しい日時が決まり次第、また改めてお伝えしますので……」

それだけ伝えると彼は踵を返して歩き出した。
愛佳はふうとひと息吐き、改めて職員室へと入る。もう、その「新しい日時」は恐らく来ないのだろうなと、半ば確信をしながら。

「光井、先生……」

自分の席へと歩くと、隣の席にいた亀井先生が立ち上がった。
今日の職員会議の延期のことを聞いたのだろうか、絵里は困惑した表情のままこちらを見ている。
愛佳は困ったように笑い、声にはしないまま「だいじょうぶ」と伝え、絵里に座るように促した。
絵里はその声を理解したのか、素直に座った。

「……なんで、延期に…？」

職員会議、特に緊急の会議が延期になることは珍しい。
この時期は春休み前と云うこともあり、カリキュラムの編成、職員の異動、配置入れ替え、予算編成など、仕事は山のようにある。
そんなときに、わざわざ時間をつくった会議を直前に延期するなど異例とも言えた。

当然の疑問を口にした絵里に向き合い、愛佳はちらりと周囲を見渡す。
幸いにも周囲にはほとんど人はおらず、絵里と愛佳の会話を聞いている教員はいなかった。
愛佳は人差し指を口元に立てておどけるように話し始めた。

「面倒で、とても強かな友人のおかげですよ」
「え？」
「彼らしいやり方です。最低限の犠牲と、最大限の利益をつくろうとした、彼の方法ですよ」

そして愛佳はそっと胸ポケットにしまっていた封筒を取り出し、絵里に渡した。

放課後、愛佳は手紙に指定されていた時間に、指定されたファミリーレストランへと向かった。
「ロイヤルジョナドンキ」なんて、いろいろ混ざったような不思議な店内へ入ると、相手はすぐそこにいた。
愛佳はわざとらしく溜め息を吐くと、彼の向かいの席に座った。

「あのやり方はないんやないですか」

開口一番にそう伝えると、彼は肩を竦めて笑った。

「なーに。久しぶりに会ったのにその言い方」
「……事実を捻じ曲げるのはどうなんですかって聞いてるんですよ。傷つくのは生徒指導部長ですよ」

愛佳が鋭くそう言い返すと、ウェイトレスが注文を聞いてきた。
畳みかける言葉を呑み込んだ愛佳は、「ドリンクバーを」と彼女に頼んだ。

「捻じ曲げた、なんてだれが書いたよ？」

ウェイトレスが去った直後に出てきた彼の軽妙な言葉に愛佳はぴくりと反応する。
まさかと思い眉を顰め、その疑問を口に出そうとすると、彼は実に楽しそうに笑った。

「たまたまだよ、たまたま」
「……偶然あんな写真が入手できます？」
「だーかーら、オレの人脈なめんなって、光井せんせ」

そうして笑う彼に愛佳は大袈裟に肩を竦めた。
約1年振りにあったというのに、彼、藤本先生は何も変わっていない。
その明るい茶髪も、少しきつめの眉も、歯に衣着せぬ物言いも、あの頃と同じだった。

「……不倫、ですよね、あれ」

愛佳が口に出すと、藤本は話を逸らすように「ドリンクバー、行かなくて良いの？」と切り返した。
彼の笑顔に翻弄されるかのように、愛佳はひとつ息を吐いて立ち上がり、珈琲を取りに行くことにした。
ファミリーレストランのドリンクバーで珈琲の味を期待してはいけない。
そんなことは分かっているが、あまりに美味しくない珈琲を飲むと、自然と愛佳の頭には、彼女の笑顔が浮かぶ。
まったく、いつになったら、彼女を解放してあげられるのだろうと苦笑して席に戻った。

「まあそんなことよりさ、今日は大事な話があって呼んだんだよ」
「……その前に答えて下さい」

席に着くなり話を始めようとした藤本を遮った愛佳に、藤本は「どうぞ」と手を出した。

「あの写真は何処で入手したんですか？」
「気になる？」
「それに、どうして僕が追い込まれていることを知ったんですか？
僕が異動するかもしれないなんて話、外部の人間であるあなたに分かるわけがないのに」

愛佳の当然の疑問に、藤本は紅茶のカップを傾けた。
話をはぐらかされるわけにはいかない愛佳は真剣な眼差しを向けると、藤本も観念したように肩を竦めた。

「来年度からそっちに異動になるんだよ」
「……は？」
「だから、4月から体育教諭として働くの、そっちで」
「あなたが、うちの学校に？」

愛佳が確認のように聞き返すと藤本はニッと笑い頷く。

「……それで、調べたんですか、うちの学校を」
「そりゃある程度は。元同僚の行った先だしねぇ。そしたらなんと、同僚がまた危ない目に遭ってるって話を耳にしたってわけ」
「どういう調べ方をしたらその結論に辿りつくんですか」

もともと、この人は捉えづらい人だったと愛佳は思う。
同僚の中でも最も飄々とし、強かに社会を生きてきたこの人は、どういう人脈を持っているかもわからない。
知り合いの知り合いに興信所に勤めている人間でもいるのだろうかと珈琲を飲んだ。

「で、あの生徒指導部長の不倫現場を写真に撮ったってわけ」
「それを彼に送りつけたんですか……」
「いや、光井先生と同じように、校長と彼の靴箱に放り込んでおいただけ。彼は不倫していますって手紙付きで」

それはもはや一種の脅迫だなと愛佳は思う。
下手をすれば、異動するのは愛佳ではなく生徒指導部長の方になりそうだ。
不倫をしたのが事実だとすれば、そのツケを払うのが「責任」というものだろうとは思うが、それでも愛佳は純粋に納得できない。
こんな幕切れで本当に良いのだろうかと、頭のなかのもうひとりが問いかけていた。

「相変わらず、真面目だねぇ、光井先生は」

そんな愛佳の思考を読み取ったのか、藤本は笑いながら紅茶を飲む。

「だいじょうぶだよ。いくら不倫だって言っても、証拠はあの写真だけだし、差出人は不明。
せいぜい校長と教頭に呼び出しくらって事実確認して、給与カットってところが関の山じゃん？」
「……それでも充分な罰則やないですか」

愛佳の言葉に再び藤本は肩を竦めた。
今回の一件はすべて、彼の入手した1枚の写真で肩がついたことになる。
何処で入手したかは定かではないが、藤本は生徒指導部長の不倫現場の写真を校長と本人、そして愛佳に送りつけた。
生徒指導部長が若い女性とラブホテルに入る写真と、「彼は不倫しています」という手紙の効力は大きい。
愛佳の過去の出来事を再び問題視するよりも、彼の現在の不倫疑惑を問いただす方が先決だと考えるのは自明の理だった。
もちろんそこには、ふたりの教師を天秤にかけた校長の思惑もあったのだろうけど。

「そろそろ、本題に入っていい？」

まだまだ疑問は解消されていないが、藤本の言葉に愛佳は素直に頷いた。
どうせ彼を問いただしたところで、すべてが解決するわけではないことを愛佳はその経験から知っていた。

「渡したいものがあるって手紙に書いてたでしょ？」

藤本の言葉に愛佳は「ああ」と頷き、胸ポケットから封筒を取り出した。
今朝、愛佳の靴箱に入っていた封筒の中には、1通の手紙も同封されていた。
そこには、「なにかのお役に立つかもしれない不倫写真だよｗ」という文章のあとに
「渡したいものがあるから、今日の17時に駅前のファミレスに来てほしい」と付け足されていた。
最後まで差出人の名前はなかったが、その筆跡や文章の書き方から、愛佳はこれが藤本が書いたと推測し、今日、此処へ来た。
正直、彼の言う「渡したいもの」など、なにかは分からないが。

「これ、あの子から」

そうして藤本は胸ポケットから1枚の紙を取り出した。
綺麗に折り畳まれた小さな紙切れに、愛佳は見覚えがあるが、それが何処かは思い出せなかった。

「カメちゃん、此処で待ってるって」

彼の言葉が空に舞った瞬間、愛佳は思わず目を見開いた。

支援

新狼から

[227]名無し募集中。。。[] 12/05/05 01:51:49
AAS
トイレから帰ってきたら猿さんでしたｗ

本スレ>>837-847
今日は此処までになります
住民票のくだりは去年の秋ツアーよりｗ

つづきは明日の午前中にでも投下する予定です
ではまた

藤本先生ナイスｗ
ついに再会かぁ…

おやさゆみん

あぁ続きが気になる…

ﾉﾉ*＾ｰ＾)

ｴﾛｴﾛ

wktk

作者さん乙でした
昨日の夜から＿|￣|◯状態だったんですが前半部の例のネタで笑ってしまいましたw
そしてれいなと先生との似たようなやりとりが卒業報告のときにあったんかなと勝手に
想像してみる

住民票ネタ好きだー

リアル光井も光井先生も幸せになってほしい

愛佳へのブログコメントが暖か過ぎて泣きそうな光井先生作者ですｗ
午前中に投下すると言いましたが手直しとかしますので12時くらいになるかもしれないです
宜しくお願いします

相変わらず長いので>>837-847つづき途中までかもですが投下します



「どういう……意味ですか？」
「そのまんまの意味だよ。カメちゃんは今日、此処で待ってるんだよ」

「今日、此処で待ってる」というその言葉をどう噛み砕いても、愛佳は納得のいく結論にはたどり着かなかった。
その思考をフル回転させ、必死にロジックを組みたてようとするが、砂上の城の如くすぐに崩壊する。
眉を顰めて藤本を見つめるが、彼の瞳は真剣そのもので、嘘や偽り、からかいなどは含まれていない。
だとするならば、導き出される回答はもう、必然的に限られてくる。

「カメちゃん、辞めたんだよ、高校」
「……退学になったんですか？」
「いや、自主退学だよ、光井先生が異動してすぐ、だったね」

藤本はその小さな紙切れをそっと愛佳の方へと差し出した。
愛佳はそのまま動くこともできずに、ただその紙切れと愛佳を交互に見つめる以外に術はなかった。
その紙切れが、絵里がよく使っていたメモ用紙だと気付いたのは、そのときだった。
愛佳がどうすることもできずに佇んでいると、藤本は紅茶を一口飲んだあと、そっと話し始めた。

-------

「辞めるって、本気なの？」

藤本の言葉に、絵里は振り返った。
放課後の図書室にはふたり以外には誰もいない。
絵里は鼻歌交じりに図書室の窓から外を眺めている。春の風が絵里の髪を優しく撫でた。

「今日、校長先生には退学届出しましたから。受理されれば正式に辞めます」

藤本の言葉をさらりと受け流すように彼女は答えた。
その、さも当然と言わんばかりの態度が、藤本には理解できなかった。

「……なんのために、あいつが異動したと思ってんだよ」

藤本は絵里の横に並び、怒声を押し殺して問い詰める。
愛佳がどんな想いで、どんな気持ちで異動したのか、絵里は分かっていないのではないかと思った。
絵里を護るために、絵里がこの先の人生を歩んでいけるようにした愛佳の最善の措置を、どうして彼女は踏み躙ろうとする？

「絵里のためですよね」
「……え？」
「光井先生は、絵里のために、自分から異動願いを出したんですよね」
「だったら……！」
「好きだから！」

矢継ぎ早に交わされる言葉の中、最後に彼女はそう叫んだ。
絵里の気迫に押され、藤本は思わず言葉を呑み込んだ。絵里はぎゅうと拳を握り締め、藤本を見つめる。
その瞳には大粒の涙が溢れんばかりに溜まっていた。

「絵里だけシアワセになんてなれないよ……絵里、そういうの、分かんないよ……」

絵里は本当に困ったように頭をかいた。
短い髪が春風に揺れる。いまにも零れ落ちそうな涙を、藤本はただ、見つめる以外に術はない。

「いまでも、好きなの、先生が」
「………」
「だから、私だって背負いたい。私の人生を、光井先生が背負ってくれたように、私も先生の痛みを背負いたいの」

17歳の彼女はそうして涙を流した。
愛佳の選んだ道。絵里を護ろうと、傷つけまいと、彼なりに必死に考えて出した最後の選択。
その意図が分かるからこそ、絵里は自らだけシアワセになる道は選択できなかった。
愛佳の真意、愛佳の想い、愛佳の気持ち、それらを振り払ってでも、絵里は自主退学と云う道を選んだ。
愛佳が必死に絵里を護ったように、絵里もまた、愛佳を護りたかった。

「………バカだろ、そんなの」
「バカで良いんです。光井先生だって、バカですから」

絵里はそうしてハンカチを取り出し涙を拭った。その顔は何処か嬉しそうで、やはり藤本には理解できなかった。
だけど、もう、頭では理解出来ていた。このふたりは、結局、互いのシアワセを願っているのだと。
自分の犠牲なんて二の次で、相手の痛みや苦しみを背負ってでも、前に進もうとしていた。
それは傍から見ればどうしようもなくバカなんだろうけど、そのバカさ加減が、どうしようもなく愛しいと、藤本は思った。

「……辞めて、あてはあるの？」
「お父さんの紹介で、働けることになりました、最初はアルバイトですけど」

絵里は明るい声でそう答える。
もう、彼女を心配する必要はないのだなと理解した藤本は、「どこで？」と聞いた。
すると絵里は、優しく微笑んで、「本屋さんです」と返した。


-------

「本好きのお前に影響されて本屋なんて、カメちゃんらしいだろ？」

藤本の説明を聞き、愛佳はもう呆気にとられる以外になかった。
亀井さんが自主退学？しかも理由が、自分だけシアワセにはなれない？なんで、なんで、なんで……
なんで彼女はいつもそうやって、愛佳のことを考えて生きていこうとするのだろうと愛佳は頭を掻き毟った。

「カメちゃんが退学して、本屋で働き始めてもう1年になる。そして、つまり…」

藤本は机をトントンと2回叩き、それがなにかの合図かのように優しく微笑んだ。

「もうふたりは、教師と生徒じゃない」

その言葉に愛佳は思わず息を呑んだ。
そう、いまの彼の言葉を信じる限り、絵里は1年も前に退学し、現在は書店で働いている。
アルバイトであるのか、正社員の昇格したのかは定かではないが、とにかく彼女はもはや、高校生ではない。
愛佳は一瞬だけ、ほんの一瞬だけ頭に浮かんだ考えを振り払うように珈琲を飲み干した。

「あの子はずっと、お前のこと、待ってるんだよ」

その瞬間、聞きたくて、聞きたくなかったその言葉が愛佳を貫く。
絵里の想いが、真っ直ぐな心が、愛佳を包み込んで捉えて離さない。
あんなにひどいことをしたのに、散々傷つかせて泣かせたのに、どうして彼女はいまもまだ、自分を待っているのだ。
どうして自分の新しい人生を歩もうとしないのだ。

「好きな子、待たせんなよ、もう」

藤本にそう言われ、愛佳は思わず泣きそうになる。
「好き」という感情は、いまもなお、絵里の心の中に存在している。
絵里の中に咲いた小さな花。恋に色づき、失意の雨に降られても、彼女はまだ、愛佳を想ってくれている。
だからこそ、彼女はいま、この瞬間さえも、あの紙切れに書かれた場所で待っている。

「………どの面下げて、僕があの子を迎えに行けって言うんですか」

愛佳は苦虫を噛み潰したような顔で、その言葉を絞り出した。
傷つけて、泣かせて、これ以上ないほどにボロボロにして。
自分の身勝手で振り回して、自分本位な考えでいた僕が、どうして亀井さんを迎えに行けるって言うんですか。
愛佳は震える拳を握り締めて、頭の中に浮かぶ彼女の笑顔を消そうとする。
絵里はいつだって、愛佳に笑顔で手を振って名前を呼んでいた。
春のように暖かい笑顔を携え、「光井せんせー！」とその舌っ足らずな甘い声で呼んでいた。

「情けない面下げて行けば良いじゃん」

愛佳はその言葉にふと顔を上げた。
目の前にいる藤本は眉間にしわを寄せ、愛佳を黙って睨みつけていた。
その姿は、いつか見た、病床に伏せる父親と重なって、思わず愛佳は胸が締め付けられた。

「大事なのはさ……」

そうして藤本は右の拳で愛佳の胸を突いた。
ドンという鈍い痛みが広がり、思わず呻き声をあげそうになるが、それでもお構いなしに彼は続けた。

「先生の“心”じゃねえの？」

愛佳はそう言われて、ドクンと心臓が高鳴った。
そう、分かっていた。初めから。ずっと。
自分の中に一瞬たりとも消えることなく浮かんでいたこの感情の名前を。
彼女とともに時間を過ごすうちに大きくなり、別れてもなお、鮮やかに色をつけて輝いた、この感情の名を。
だが、愛佳はそれにフタをした。キツくフタをして、この学校に赴任し、新しい生活を送ろうとしていた。

それなのに、記憶の中の絵里と似た亀井先生と出会ったことで、そのフタはあっさりと開くことになった。
外見が似ているという入口から始まったが、亀井先生の奥に、愛佳は絵里を重ねていた。
自分は亀井先生に恋をしているのだと思い込んでいたが、それは間違いだった。
愛佳は亀井先生にキスをしたあの瞬間でさえも、記憶の中にいる17歳の絵里に恋をしていた。
いつも愛佳に笑顔をくれた、たくさんのシアワセをくれた彼女に、どうしようもなく、恋をしていた。


―――光井せんせー！


瞬間、彼女の声が聞こえた。
聞こえるはずのない、記憶の扉の向こう側にいる、絵里の声。
絵里は相変わらず楽しそうに、そして綺麗に笑っている。

屈託なく輝き、優しく笑いかける彼女が好きだった。
舌足らずで片付け下手で、だけど一生懸命な彼女が好きだった。
オレンジ色のエプロンが似合って、ちょっとしたことで嫉妬する彼女が好きだった。
短くて明るい髪を揺らし、子どものようにはしゃぐ彼女が好きだった。

好きだった。
好きだった。
好きだった。

いまでも、好きだ―――


もう、もう二度と、泣かせくなかった。


結局のところ、それ以外の答えを見つけられなかった。
ロジックが不完全であったとしても、愛佳はもう、行くしかなかった。

愛佳はテーブルに置いてあったその紙切れを掴み、立ち上がった。
藤本は驚いたような顔を一瞬見せるが、愛佳はそれに応えずに、ただ深く一礼した。

「行ってきます」

それだけ言うと愛佳はジャケットを羽織り、レストランの入口へと走った。
「ありがとうございましたー」というウェイトレスの声のあと、愛佳は外へ飛び出した。

「あーあ。ドリンクバー代、請求しなきゃね」

その姿を目で追いかけた藤本はおどけたように笑い、伝票を手にとって立ち上がった。
ファミリーレストラン内に聴こえるBGMを背に、藤本は会計を済ませようと財布を取り出した。


―――誕生日にもらった腕時計　今日も時を刻んでる　美しい思い出たちならとっくに止まっているのに


藤本はジャケットを羽織り、外へと出ると、ふわりとピンクの花びらが舞い落ちてきた。
ああ、今年もこんな季節がきたねぇと桜の花びらを握り締め、藤本は歩き出した。


ふたりの時間はあの日のまま、綺麗な思い出も止まったまま、か。
でも、それを動かしちゃいけないって誰が決めた？また新たな時間を刻んじゃいけないって誰が決めたよ？
シルバーの腕時計が動いているというのなら、またふたりでイチから始めたら良い。
止まったままで動かないでいるよりも、その方がよっぽど、楽しいだろ？


「………なんてね」

藤本は楽しそうに肩を竦めて笑った。
「がんばれ」なんて言葉はもう必要ない。あのふたりに必要なのは、「また、明日」だと、なんとなく、思った。

とりあえず此処までです
猿さん喰らいそうなのでラスト更新はまたあとで…
中野に行ける方は楽しんでください！

つづきいきます


噴水と何本かの木とベンチしかないその公園は殺風景ではあるが、愛佳も絵里も好きな場所だった。中心に置かれた噴水に光が乱反射して眩しい。
此処に来るのは約1年ぶりだったが、なにも変わっていないなと愛佳は苦笑する。
そうか、彼女と別れてから来るのは初めてなんだなと改めて理解する。
以前はなんどか、彼女とこの公園でのんびり時間を過ごしていたっけとひと息吐いた瞬間だった。

噴水の向こう側、水と光の織り成す空間の先に、彼女が立っていた。
5分咲きの桜をぼんやり眺めていた彼女に愛佳は視線を奪われる。
その姿は、別れたあの日と同じように凛として、ただただ美しかった。

思わず息を呑み、思考を失った。
なにもかもを忘れてしまい、自分の理性すらも失くしてしまうような破壊力。
そんなの反則だろと言ってしまうような存在。
愛佳の、ただひとりの想い人がそこに立っていた。

心臓がうるさいくらいに高鳴る。生唾を呑み込む。
一歩、震える脚で進むと、彼女は振り返る。

視線が絡み合い、瞬間、呼吸を忘れる。
あの頃と同じように、短い髪を揺らした彼女。
驚いたような、だけど何処か優しい笑顔を携えた彼女。
そんな彼女が、どうしようもなく、美しい―――

「……です…」

卑怯だ。クズだ。そんなの反則だ。ゴミだ。卑劣だ。
ああそうだ。なんとでも言え。罵ってくれて構わない。だけど、だけどこれだけは言わせてほしい。
届かなくても良い。応えてくれなんて言わない。ただ、ただ叫びたかったんだ。
あなたを見た瞬間に、こんなにもこの胸から想いが溢れ出てしまったのだから―――

「亀井さん、あなたが好きです！」

ひどいやつです。
自分勝手な理由であなたを放っておいて、泣かせて、傷つけて、ひどい目に遭わせて。
どの面下げてあなたの前にまた立っているんだと、罵られることは当たり前です。
たぶん、ひどく情けない間抜けな面をしていることくらい分かっています。
赦してくれなんて言いません。二度と逢いたくないと言われたって構いません。
でも亀井さん、これだけは信じてほしいんです。

「愛しています、亀井さん！」

若すぎるが故の破滅的な恋でした。棘のある薔薇を摘むことなんて、あの頃の僕にはできませんでした。
身勝手な想いから、あなたにひどい別れを告げてまだ1年しか経っていません。
でも、それでも僕は、いまの僕なら胸を張れます。
たとえすべてを失ったとしても、あなたを、あなただけは絶対に護り抜くと―――

心の底からの純粋な想い。
ただそれは、ひとりの女性をシアワセにしたいという、祈りだった。
水のように透明で、柔らかくすべてを包み込んでしまうような想いは、絵里へのどうしようもないほどの、“愛”だった。

愛佳の言葉を胸に受けとめた彼女は目を細めて優しそうに微笑んだあと、目を伏せる。
そして顔を上げたとき、その瞳には大粒の涙を輝かせていた。

「……遅すぎですよ、光井先生」

彼女―――亀井絵里がそう微笑んだ瞬間だった。
愛佳は迷うことなく、絵里のその小さくて細い体を抱きしめた。
1年振りの彼女の温もりは、あの頃となにも変わっていない。
絵里の香り、絵里の笑顔、絵里の優しさ、そのすべて。絵里を絵里たらしめるすべてに、愛佳は支配される。
ずっと変わることなく存在した、絵里へのどうしようもないほどの愛情。

分かっている。
人生であと何回でも躓くだろうし、何回でも困難はやってくる。
だけど、たとえなんど迷ったとしても、もう二度と、あなただけは手放したくなかった。
絵里を、絵里だけを護りたかった。だれも傷つかない方法で。自己満足の自己犠牲ではなく、本当に、あなたをシアワセにしたかった。

「……遅すぎ…ばか…ばか…好きだよぉ」

絵里は涙で声を震わせながら、愛佳の肩でそう呟いた。
それを感じた彼は、抱き締めていた力を緩め、そっと彼女と向き合う。
絵里は顔を真っ赤に染め、涙でぐしゃぐしゃになりながらも、必死に伝えた。

「愛してるよ、光井先生……」

それだけで答えは充分だった。
長く支配されていた記憶の迷路に、漸く一筋の光が射した気がした。

「亀井さん……」

彼女はもう、17歳の記憶の中の絵里ではなかった。
此処にいるのは、19歳の等身大の亀井絵里その人だった。
愛佳はそっと絵里の頬に手をかける。絵里はその温もりを確かめるように、自らの手を愛佳に重ねる。

「先生……」

どちらからともなく、ふたりは口付けを交わした。
1年振りのキスは、何処までも甘く、柔らかい。
痛みも、哀しみも、切なさも、泣きだしたくなるくらいの愛情もそこには混在している。
だからこそ、ふたりはその唇を重ねた。
どうしようもないほどの想いを確かめるように、そこにある愛を呼ぶように。
逢えない時間を埋めるように、これからの日々を生きていくために、ふたりは熱く、キスを交わした。

「好き、先生…好きよ……大好きっ」

短く途切れ途切れになりながらも、絵里はキスの合間にそう伝える。
角度を変え、舌を突き出し、ただ純粋に、あなたを求めた。
それに応えるように、愛佳もまた、言葉を伝える。

「亀井さん……好きです、亀井さっ……！」

甘くて切ない口付けに翻弄されながらも、愛佳は漸く気付いた。
絵里のシアワセは、愛佳にとってのシアワセであり、互いが笑顔で居ないと意味がないことを。
身を引くということは確かに美徳かもしれないが、それでも絵里は愛佳を想っていた。だからこそ彼女はいま、此処で愛佳を待っていた。
愛佳のシアワセを純粋に祈っていた彼女に、どうしても応えたかった。その大きな瞳に愛佳だけを映していた絵里に、なにかを返したかった。

「愛してますよ、絵里……」

長いキスの終わり、愛佳はそっと絵里に呟いた。
その言葉の真意が分かった絵里は、涙を携えた瞳を向けるが、ぐしゃりと顔を崩し、笑った。

「愛してるよ……愛佳」

言葉じゃ足りない。キスじゃ足りない。溢れるほどの、この想い。
それでも、それだからこそ、ふたりは一緒にいたかった。これから先の未来、長く続いていく未知なる路を、ふたりで歩いていきたかった。
そうやって日々を重ねていく中で、互いが互いに返せることがあるのではないかと愛佳は思い、再び絵里にキスをした。



桜の木の下で破滅的な恋は終わりを告げ、新たな恋がいま、始まる―――

支援

-------

春の空は青くて高い。白い雲が途切れ途切れに浮かんだその空間が好きだった。ふうと息をひとつ吐いて、ぐっと伸びをする。

「かいちょー、サボるなー」

その声とともに屋上に上がってきたのは新垣里沙だった。
生徒会長である高橋愛は「見つかったかぁ」と苦笑しながら頭をかいた。

「生徒会室の掃除、今日中にやんなきゃダメでしょーがぁ」
「だって大変なんやもん」
「だからって屋上でサボらないの」

里沙にそう言われ、愛は大袈裟に肩を竦める。
全く、彼女には敵わないなと思う。いまだって、サボって15分しか経っていないのに、里沙は愛を見つけた。
実際、その15分だって、彼女が愛に与えた休憩時間なのだろうと思う。
新垣里沙は、そういう人なのだと、愛はボンヤリ考えた。

「ねえ、ガキさん……」

そう愛が呟くと、里沙は「うん？」と振り返る。
たったそれだけの仕草が愛しくて、愛はほぼなにも考えないままに、その小さな唇にキスをした。
軽い音を立てて消えたキスに、里沙は目を丸くし、口をパクパクさせる。それはまるで子どものようで、単純に可愛いなと思った。

「じゃ、行こっか」

愛はしてやったりの表情で笑って立ち上がると、里沙は漸く我に返り、「もー！なにすんの！」と怒った。

「ホラ、今日はいー天気やし、キスもありやろ」
「い、意味分かんないから！」

怒ったと言っても、頬を紅潮させたその表情では全く説得力はないなと思いながら、里沙と愛は並んで生徒会室へと歩き出した。

「なんでこんなに汚いっちゃよ、せんせぇの部屋…」
「いやー、絵里片付けるの苦手ですから」
「それにしたってこれはひどすぎなの……」

れいなと絵里、そしてさゆみの3人は家庭科準備室の掃除をしていた。
春休み中に片付けたいという絵里たっての願いをふたりは聞き入れたが、とかくこの部屋は汚い。
どうして此処まで汚くできるのか、逆に不思議でならなかった。
全く、この人は本当にこれでも家庭科教師なのだろうかと苦笑しながら、れいなはふと作業の手を止めた。

「どうして亀井先生が家庭科の先生になれたのか不思議なの」
「そーゆーこと言わないの！」

後ろで言い合っている声を背中に受けながら、れいなは窓を開けた。暖かい春の風がふわりと家庭科準備室へと入りこんでくる。
その風に気付いたのか、絵里とさゆみも作業の手を止め、れいなの隣へと並んだ。

「どうしたの、れーな？」
「いや……なんかさ…」

そうしてれいなは窓の外に広がった空を見上げた。

「きれーやなと思ってさ」

3人はふと空を仰いだ。
何処までも高い青空が一面を支配している。抜けるようなその空は、確かに綺麗だった。
春の太陽は淡く輝き、満開の桜はその優しいピンク色で街を染めている。
切なくて儚くて、だからこそ美しい春の季節は、人々の想いすべてを包み込んでいた。

「春ですねぇ」

絵里のその言葉に、3人は目を細めて微笑み、その輝きを見つめていた。
此処から始まる新しい日々の予感を、確かにその胸に覚えながら―――




同じ空の下で　おわり

これにて光井先生シリーズは一応の終幕です
このあと光井先生は記憶りんとちゃんと話して濃厚なエッチしたんですがそこはもう体力の限界だったので割愛ｗ

藤本先生が新たに赴任することで時空は歪みますが波乱も起きますｗ
記憶りんそっくりな亀井先生に口をパクパクさせたり、亀井先生とれいなをからかったり、まさかのさゆと良い感じになったり
同じクラスになった矢島舞美がれいなに自然と優しくベタベタして亀井先生が嫉妬りんになったり
転校生の真野恵里菜が舞美にアタックしようとするも舞美はれいなにも優しいから、おっぱいなら勝ってるもんと貧乳のれいなとなぜか対決したり
留学生のリンリンが「道重サン可愛いデースｗ」とか言いつつ、購買部をオリジン弁当にしようとか言い出したり
同じく留学生のジュンジュンがオリジンでチャーハンを作ったり、れいなにちょっかいを出しちゃったり
さらに中等部のナマタちゃんが生徒会のガキさんに猛アタックして愛ちゃん複雑な気分だったり
そんな中でも亀井先生とれいなは相変わらずラブラブで、光井先生と記憶りんもラブラブで
じゃあ4人でデートしようかって言いだしたけど、それはもう複雑すぎてムリだろってダメだしされたり…

って後日談もあるんですがそこまで広げるともうなにがなんやら分からなくなるし飼育でやれって話なので妄想で補完をｗ


此処まで書いててホントに楽しかったですｗ
新参のDDですが光井先生として書いていく中で愛佳を好きになったので今回の発表はショックでしたが
1番ツラいのは彼女だと分かっているので今後も変わらずに応援していくつもりです
光井先生シリーズがこんなに長くなるとは思ってなかったけどいままで愛してくれてありがとうございました！

次回は光射すでお会いしましょう！


ﾉc|=´┴｀)人（＾ｰ＾*从
川*＾ｰ＾)人从*´ ヮ｀)人从*・ ｡.・）
川*’ー’)人(・e・*)


お疲れさまでしたﾉｼ

お疲れ様でした
家帰ってからゆっくり読ませて頂きます

うわーっお疲れ様です！
気付けば超大作になりましたね！エロッキスレなのにｗ
そして作者さんの妄想果てしなさすぎるｗｗｗ
さゆとミキサマとくっつけたくなる気持ちわかりますｗ
いやぁ…みんな幸せになってよかった…
現実の愛佳も幸せになってほしい…

と、ＧＷで激混みのデパートで人を待ちながら感想を書くｗ

なんか大作がきてるぅぅぅ
あとで家帰って読みます！
乙です！

その妄想を飼育でも良いので形にしてほしいｗ

（ ；e；）＜保全するのだ

从；｀ ﾛ´)＜て、てんちょ？

>>876
超おつかれいなです！！！！！
(■_■)あとでゆっくり読みます

まずは大作の完結おめでとうございます!!
素晴らしいお話でした…最後は本当にウルっと来ちゃいました
一時はどうなることかと思ったけれどみんな幸せになれて本当に良かった

あと出来れば光井先生×記憶りんの濃厚なエッチも是非お願いしたいですｗ
こっちはいくらでも待てますんでｗ

妄想は恥ずかしい事ではありません

三⊂( ■_■)⊃

光井先生シリーズお疲れ様でした
思えばあのおみくじからすべてが始まったのではないかと思いますが　
読み応えのある作品ありがとうございました
後日談も自分的にツボな話になりそうなのばかりですw

　　　ノハヽ
　 ((ﾉc|*´┴)ノハヽ
　 　 ﾉ　　つ(ｰ｀ *从 ))
((　（　 (⌒ヽ　　　ヽ､
　　 ヽ(＿_)､ ＿人__つ
　　 （_＿）

　　お　め　で　と　う

幸せそうだなｗ
離れていた時間を埋めるように愛し合っておくれｗ

>>887
（ °e °）

>>875

　 ノハヽ
　(*;´e｀;)　ﾖｶｯﾀ
　(||<V>|)　 ﾎﾝﾄｳﾆ ﾖｶｯﾀ
￣￣￣￣￣


>>887

　　ノハヽ
Σ( ゜ｅ ゜) !!
　 (||<V>|)
￣￣￣￣￣

　　　　ｎ ﾋﾟｺﾝ

てんちょ正直すぎｗｗ

てんちょは最初からこのシリーズを追いかけてた人だからねｗ

>>887
エロいけど凄く幸せな気持ちになるな
愛佳にも幸あれ

SEXはキスの次に想いが伝わる愛情表現だと思ってる
でもやっぱキスが最強ｗ

キス最強ってなんとなく分かるｗ
エッチも良いけどキスが1番気持ちが伝わる感じがする

　　　 chu♥
　ノハヽ　ノハヽ
ﾉc|*´┴)( ＾ *从
ﾉ　　　つ⊂　　 ヽ

幸せカップルだなぁｗ
記憶りんのこと大事にしてくれよ光井先生

从；´ﾛ｀)先生にそっくりっちゃ

そういえばれいなは記憶りんが亀井先生に似てるって知らないんだっけ？
光井先生と記憶りんのデート目撃したらまた勘違いしそうｗｗ

从*＾ｰ＾)c|=´┴｀)♪

从；´ ﾛ｀)＜あれは絵里先生と…しかも先生髪切っとぉ


从*;｀ ﾛ´;)＜先生の馬鹿ぁ！
川*＾ｰ＾)＜おかえり、どうしたのれーな？
从；｀ ﾛ´)＜も、もう髪伸びとる…先生スケベすぎ！
从*・ ｡.・）＜アホなの

■）

>>901
アホだｗ

これだ3サイズまで一緒なんて事ないだろうな？w

勝手なイメージだけど先生の方がスタイル良さそうｗ


从*｀ｰ´)＜私だって大きいですよ！
ﾉc|；´┴｀)｡oO(形とか柔らかさはともかく大きさは…)

_■)＜保全します



それにしても黒服さんは暑くないのだろうか？ｗ

ﾉd；・ ｡.・）＜夏でも黒のスーツ着てるの。でも汗はかかないの…

いや実はメッシュなんだろw

_■)＜………

从；´ -｀)｡oO(今日も暑いっちゃねぇ)

ﾉd*＾ｰ＾)＜れーなのアソコもアツアツですよ

ﾉd*・ ｡.・）阻止なの

ﾉd+＾ｰ＾)＜ちぇー
从*´ ﾛ｀)｡oO(ちょっとほっとしたかも…)

妄想電話のれいながかわいすぎる！！！

(■_■)

田中クンの恋愛事情２１投下します。
ちょっと長いです。

『ああ田中？あいつなら保健室行ったぞ。昼休みなんかあったらしいな。それで気分が悪くなったとかで。
　行ってもいいけど５時間目の授業に遅れないようにしろよ道重ー』

昼休み終了１０分前。
次の授業に遅れるのも構わずさゆみは保健室へ走った。

「れいな！」

冷静さを失うと人間ってのはここまで周りが見えなくなるものなのか。
中には保健の先生や体調不良の人がいるだろうに他人の迷惑などまったく省みず室内に響くほどの音を立てて扉を開くと、

「ん？あ、さゆ。やっぴぃ」

朗らかな笑顔が可愛い、不健康そうにはとても見えないヤンキー男が頭だけ起こした状態で寝ながらさゆみを迎え入れてくれやがった。
そしてれいなの寝ているベッドの横には・・・

「あなたが道重さゆみちゃん？れいなから話は聞いたよ。どうも初めまして、３年の亀井絵里です」
「！」

この学校に編入してきて２度目の衝撃がさゆみの脳天を貫いた。
かの世界三大美女、楊貴妃を例えた四字熟語がある。"解語之花"。言葉を理解する花という意味で要は美人ということ。
この言葉が実にピッタリ当てはまる。花の種類は向日葵やハイビスカスといったところか、そこらの雑草とはわけが違う。彼女こそ大物に例えるに相応しい。
さゆみは、自分が山の頂からガラガラと落ちていくのを実感した。
ファーストコンタクトで自己愛の強いさゆみをここまで堕とす亀井絵里に畏怖さえ覚える。
彼女には、勝てない。

「キモいホモ男から助けてくれよったんよ亀井先輩が」
「まっ、あれだけ騒いでりゃーねえ。超目立ってたしさあ、放っとけないよねえ。絵里の翔穹操弾でチョチョイのチョイだったよ」
「でも先輩、学校の生徒全員にパンツ晒しとったっちゃけどね」
「いやっ！言わないでっ！もうそれは絵里のメモリーカードから抹消されたの！今後その話題出したら亀パンチ喰らわせるからね」
「亀パンツ？」

既に未来を予見していたのか亀パンツの"パ"の部分で亀井先輩の回転の入った右ストレートがマッハ１００でれいなへと解き放たれた。
れいなは『ぶふっ』なんて妙にリアリティのある痛感篭った悲鳴をあげた後、そのまま枕に顔をうずめたままピクリとも動かなくなった。

「あ、あの・・・れいなとは以前からの知り合いだったんですか？」
「んーん、今日初めて会話したんだよ。道重さんはれいなとは友達？でいいのかな？」
「さゆって呼んでください。そうです、れいなとは友達です・・・たった一人の」
「えーそうなんだ！れいな以外友達いないの？」

無言のまま頷くと亀井先輩はニパーっと後光が眩しすぎる１０００ワットの笑顔を浮かべながら、

「じゃあ絵里とも仲良くしよっ！絵里もさあ、なぜか同じ学年の人達からビビられちゃってて友達あんまいないんだよねえ。
　道重さん・・・じゃないね、さゆ可愛いし仲良くしたいなあ絵里」
「えっえっ。そ、そんな、あの、恐縮です・・・。でも、嬉しいです・・・」
「携帯のアドレス交換しよ！敬語もやめてさあ、あと絵里って呼んでほしいな」
「で、でも先輩ですし！」
「固いこと言わないの。ただ１年早く生まれたってだけで偉そうにしたくないし」
「・・・」

この人は、きっと損得とか何も考えていない。
ただ純粋な気持ちでさゆみと友達になりたいんだ。
さゆみよりも年上というプライドが少しでもあったら、こんなこと言えない。
常にリスクや他人の腹の内を探ろうとする自分が、途端に矮小な人間に思えてきた。
せめてこの人と付き合う時だけは、自分も純白でありたい。
だから素直に、今自分がこうしたいって思ったことを実行することにした。

「よろしく・・・絵里」


**********


それでもさゆみはやっぱり汚れた人間だ。

純白なんて程遠い。
だって絵里が"れいな"って、れいなのことを既に呼び捨てにしていることに、
まるで胸が茨で絞めつけられるような苦しい痛みを覚えるほど、醜く嫉妬しているんだから。


**********


夏も終わり、本格的な秋を迎える暦上では１０月の今日この頃。
いつも通りすっかり約束の場所となった屋上で昼食を食べていると珍しくれいなが遅れてやって来た。

「さゆー」
「あ、れいな。遅かったね」
「突然っちゃけど今週の土曜さぁ美術館行かん？○○市のあのでっかいとこ」
「え？」

れいなはさゆみの隣に座り、手に持っていた野菜スティックの封を開けてきゅうりをポリポリ食べながら、

「れいなの好きな画家さんが個展やるんよ。それ行きたいけん、けど１人で行くのはなんか寂しいやん？」
「・・・」
「だけん一緒に行かん？」
「・・・うん。行く」
「じゃあ駅で１３時に待ち合わせな」
「うん」

れいなはさゆみの返事にこれといって嬉しいとかホッとしているなどのリアクションは無く、ポリポリポリポリと
無感動に野菜スティックを齧っていた。
さゆみもそんなれいなを見て顔に出さないよう頑張っていたが顔の筋肉がどうしても緩んでしまいだらしない顔になる。
それをれいなに見られるのが嫌で、地面にお金が落ちているわけでもないのに下を向いてそのままお弁当を食べた。
これってデートなのかな？れいなはそんなつもりじゃないだろうけどでも２人きりだからデートみたいなものだよね？
せっかくのお母さんお手製のたらこスパゲティだったのに味がよくわからない。

でもたらこスパゲティを食べている時よりも胸の中が嬉しくてくすぐったいような、幸せな気持ちに包まれていて、
昼休みが終わるまでずっと顔の赤みとニヤケは収まらなかった。


**********


あーもう最悪っ。もう少し早起きすればよかった。
腕時計を確認すると１３時１０分過ぎ。まごうことなき遅刻だ。
気合い入れすぎて初めてお化粧なんてしたせい。最初は１人で頑張ってはみたものの何からやればいいのか、この道具は何に使うのか、
全くちんぷんかんぷんでそこで時間をロスしてしまい、急いでお母さんに手伝ってはもらったものの気が付けばもう１３時になるところだったという。
自分以外の誰のせいでもないがとりあえず化粧という文化を作った過去の偉人を呪いながられいなとの待ち合わせ場所へと急いだ。

「はぁ、はぁ・・・。あ！」

あれだけ切れ切れ言ったのに人の忠告を無視してすっかり伸びきったロンゲをキャップからだらしなく出し、
背中にキングギドラのような双頭の龍が描かれているスカジャンを羽織り、
サルエルパンツを履いた派手な格好のチビが改札口で携帯をいじりながら突っ立っているのを発見して自然と足が軽やかになる。

「れいなー！れい・・・、な」

かけた声は途中でしぼんだ。

「あ、さゆーやっぴぃ」
「さゆー！こんにちわんこそばぁ。あ！お化粧してる〜可愛いねえ」
「・・・・・・お待たせ」

絵里も一緒だったんだ。

「１０分くらいの遅刻は不問にしてあげよう。では、者共、行くっちゃよー」
「しゅっぱーつ！」
「・・・」

既にれいな達が買っておいてくれた切符を改札に通し、ガラガラの電車に３人で固まって座るとすぐに扉が閉まって
電車がその重い車輪をゆるく動かし始めた。
動き始めた電車は一定のスピードを保ちながらアナウンス通りに各駅で停車を繰り返しつつ、さゆみ達を目的地へと案内してくれる。
ガタンガタンという眠気を誘うリズミカルな音と揺れがなんとなく病院で流れるクラシック音楽のようで、３人の間に沈黙を生んだ。
会話が無いと自然、頭の中が黒い靄に覆われていく。さゆみは被っていたキャスケット帽を目深に降ろした。
・・・２人きりじゃなかったんだ。
絵里も一緒だって、言ってくれればよかったのに。
こんな頑張って化粧なんかしちゃって、しかもれいな気付いてないし、バカみたい。
あんなに喜んで・・・ほんとバカみたい。
ほんと、さゆみって惨めだ・・・。


**********


美術館は有名所なだけあってまるで中世ヨーロッパに出てくるお城のようなデザインをしていた。
といっても凄いのは外見だけで中に入ると美術にさして興味もない日本らしく質素な作りをしていて、
ただ均等に絵を並べてあるだけなので絵の良さが全くわからないさゆみは来て早々飽き始めていた。
瞳をキラキラさせながら食い入るように１つ１つの絵画を見ていくれいなにバレないよう欠伸を噛み殺すと同じく堂々と欠伸をかます絵里と目があった。
絵里は絵に夢中で気付かないれいなを置いてさゆみの腕を掴むとそのままトイレへとさゆみを連行しようとする。
あそこに居てもつまらないので絵里のなすがままにしていた。

「れいなとさゆと遊ぶの初めてだったから結構ドキドキしてたけど美術館ってぶっちゃけつまんないね〜」

来館者数が少なかったためトイレは広いわりに人っ子一人おらず、手洗い場はさゆみと絵里の独占状態だった。

「れいなは楽しそうだけど」
「絵、好きだもんね。美術専行で朝陽に入学してきたくらいだし。れいなの抽象画もわけわかんないけどここの絵もわけわかんないよ〜」
「・・・れいなって美術で朝陽入ったの？」
「うん。そうらしいよ。ジャンルがジャンルなだけに上手いのか下手なのかよくわかんないけど」
「そう、だったんだ・・・」
「あ、さゆ知らなかったの？でもあんまりれいなの前で絵のこと口に出さない方がいいかも。長いウンチク聞かされるからね」

「そっか・・・」

そんな話一回もされたことない。
さゆみの方がれいなと付き合い長いのに絵里の方がれいなのことをよく知っている気がして胸がチクリと僅かに痛んだ。
暗い考えばかりが浮かぶさゆみの心中を察したのか絵里が下からさゆみの顔を覗き込みながら、

「元気ないね。なんかあったの？」
「ううん。別になにもないよ。気のせい」
「そ〜お？まぁ絵里の気のせいならいいんだけど・・・なんか悩みあったら絵里に相談してね」
「え・・・」
「だって〜友達でしょ？友達は友達に遠慮とかしちゃだめなんだよ？」
「・・・」
「絵里はさゆの味方だからね」

そう言ってニパーっと悪しき心を浄化させる力を持ってそうなを笑みを見せる絵里。
その笑顔を見て罪悪感に苛まれた。
絵里はとてもいい子だ。
れいなのことで絵里に嫉妬なんてしたくない。
絵里は何も悪くない、悪いのは勝手に嫉妬するさゆみだ。
れいなのことが好きなさゆみが全部悪いのに・・・。


**********


その後はずっと絵里と手を繋いで遊んだ。
１人だけ除け者にされて拗ねるれいなをからかいつつ夕陽が沈むまで遊んだ。
れいなと絵里の関係とか考えないように、バカみたいに笑いながら。


**********

「寒っ！寒ぅ〜〜〜〜〜！！」

真冬の寒空の下で食べるご飯のなんと不味いことか。
さすがにここ最近は屋上で昼食を摂るのをやや避けてたんだけど、こうして久しぶりに来てみると
やっぱり冷たい風がびょうびょうと吹きすさぶシベリア寒気団が働きすぎなこの時期は自ら外に出るべきじゃないなって改めて思う。
それも新年明けて１月の絶賛真冬真っ盛りの時期に好んで外に出て日光浴をするやつなんざさゆみ以外にいないんじゃないだろうか。
と、思っていたがどうやらその考えは甘かったらしい。

「さゆ！屋上来るの久しぶりやないと？」

寒さが全く気にならない馬鹿が元気良く屋上の施錠されたドアからするりと入ってきた。
馬鹿は風邪をひかないので自分の体調に気を遣わなくてもいい分余裕があるみたい。
れいなはねずみのおもちゃを与えられた子猫のようにテンションMAXでさゆみの側に走り寄って来てそのまま隣に腰を降ろした。

「最近屋上であんま見んけん寂しかったと。まぁ帰り一緒に帰っとぅけど。なんで来んくなったんよ？」
「寒いから。れいなよく平気でいられるね・・・きっと女だったら年中、生足出してるんだろうね」
「生足はわからんっちゃけど、そんな寒かないやろ〜」
「寒いよ！１月だよ？ツンドラだよツンドラ！う〜寒い〜お手々ちべたい」

寒いせいで全く味わえなかったお弁当をさっさと仕舞い、教室に戻ろうかなと迷ったがせっかくれいなと２人きりなのでそのまま屋上にいることにした。
れいなは相変わらず好物の野菜スティックをポリポリ齧っていて、それだけでお腹いっぱいになるのかと常に疑問に思う。
女子のさゆみより食べる量が少ないってどういうこと？育ち盛りなのに。

「そっか、１月か。早いな〜もう３年になるやん」
「うん。結構あっという間だったね」
「・・・絵里も、高等部に進学やし・・・」
「うん・・・」
「高等部って近いようで遠いけんね〜」
「今みたいに一緒に帰れるのかもわかんないしね」
「・・・寂しくなるっちゃね」
「はぐれ者同士３人で固まってたのにね」
「はぐれ者・・・」

「その通りじゃん？１人はホモに追いかけられてばっかの男性恐怖症の泣き虫男、２人目は学校中で暴れまくりのマイペース暴走列車、
　３人目は無能だけど世界一可愛いちょっぴり自己愛の強い女の子。みーんな周辺の人からドン引きされてるでしょ」
「・・・ちょっと待ち。世界一可愛い？？さゆが？・・・。・・・・・・。・・・・・・・・・う〜ん・・・」

れいなはまるで眼鏡を取られた近視の人みたいに眉間にシワを寄せながらさゆみの顔を凝視してきた。
見つめられただけでちょっとドキドキする単純な自分が憎い。ムカつくこと言われているだけに。

「れ、れいなってさゆみのこと一度も可愛いって言ってくれたことないよね。初めて会った時からずっと！」
「お世辞は得意じゃないって言ったやん。本当にそう思った時しか言わんて」
「あっそーですか。フン」
「で、なんの話やったっけ？」
「さゆみとれいなと絵里の話！変人同士だからこそ簡単に友達になれたんだよってこと言いたかったのさゆみは！
　もう！れいなが茶々入れたせいで台無し」
「あーごめんごめん。そうっちゃね。２人がいたけんれいな今めっちゃ楽しいし学校」
「・・・」

さゆみだって、れいなと絵里という友達がいたからこそ中学２年生の青春ライフは充実してたと胸を張って言える。
この２人は、さゆみの宝物だ。

「・・・」

友達・・・か。
もし、さゆみがれいなに告白したら友達だった関係が崩れたりしちゃうのかな？
絵里ともぎくしゃくして、修復できない関係になったらさゆみは・・・

『友達は友達に遠慮とかしちゃだめなんだよ？』

・・・。
・・・・・・うん。そうだったね。

「れいな。２月のバレンタインさ、チョコ欲しい？」

突然話題が１８０度変わったことに、れいなは細い眉毛をＵの字に曲げて、

「バレンタイン？・・・っていつやったっけ。チョコくれると？」
「うん。あ！ほっ本命じゃないから！・・・どんなチョコが好きなの？」
「めちゃくちゃ甘いやつ。舌が溶けるくらい甘いやつ。超甘いやつ」
「女みたいだよねれいなってホント。わかったよ、砂糖ドバドバのミルクね」
「マジでくれると？やったーそれなりに楽しみにしとくっちゃん」
「一言余計」

決めた。
バレンタインにれいなに告白する。


**********


待ち遠しかったんだか、一生来てほしくなかったんだか。
寝て起きたらバレンタイン当日になっていた。
いや実際はそりゃいろいろ経過を経てバレンタインを迎えたわけだけど、それぐらい閃光のように時が過ぎていったということ。
それこそ文字通りあっという間に。

「れいな、今日の放課後屋上に来て欲しい」

朝のホームルーム前の人が忙しない時間帯に騒ぎに乗じてさりげなくれいなのクラスにお邪魔すると、
１人でボーっと外を眺めていたれいなが眠そうな顔のままさゆみの方に視線を向けてきた。

「ん？なんで？」

予想通り、女の子に全然モテないれいなはバレンタインにも縁が無いため今日がその日だってことに全く気付いていなかった。
たぶん、以前さゆみがチョコあげるって言ったこともサッパリ忘れてると思う。

「話したいことがあるの」

「別にいいっちゃけど、大事な話なん？」
「あ、ううん。そんなでもないよ。結構、うん。どうでもいいことだから。そんな緊張しなくてもいいよ。
　ほんと、どうでもいいから」
「んー行けたら行く」

低血圧のれいなは朝はとことん弱いようで、さゆみの会話を無理矢理区切ろうと再び窓の方に視線を向け始めた。
これ以上しつこくするのも可哀相だし恥ずかしいし、自分の教室に戻ることにする。

「うん・・・待ってる」

さりげなく念押ししてから。


**********


「も〜！」

こういう時に限って日直だったりするんだからさゆみは！
日直の仕事って黒板消すだけで十分なんじゃないのと独りで愚痴りつつ、屋上へと続く階段を急ぎ足で上っていく。
さぁ、もうすぐそこだ。

「・・・」

段差がなくなって、足が止まる。
屋上と学校内を隔てるこのドアを開けばリテイク無しの本番。
片手に持ったれいなへのチョコレートを確認する。昨夜、悪戦苦闘しながら作った努力の一品だ。
ラッピングに生花を施し、メッセージカードも目に汚く映らないよう苦労して明朝体で書いた。
中身のミルクトリュフもれいな以外にはくどすぎてウヘァってなりそうな程甘く作った。
右手中指に巻いてある絆創膏は努力の証。ヘタクソなりに火傷しながら頑張った自分の名誉ある勲章と思いたい。

「・・・ふぅ〜」

心音はアップテンポを刻んでいて臓器ごと外に飛び出しそうなほどの勢い。真冬だというのに緊張で額から汗まで滲んできた。
大丈夫、さゆみなら言える。
例えフられてもれいななら今まで通り友達として付き合ってくれる。だからそんなに臆する必要はない。落ち着け。
手のひらに人という字を書いて飲み込んでからキリスト信徒でもないのに神のご加護を〜と胸で十字を切る。
そしてドアノブに手をかけ、一回だけ深呼吸をしてから扉を開いた。
そこには───、


**********


「さゆのやつ遅いっちゃねー」
「そうだねえ」
「どうでもいい用って言っとったし、寒いし、帰ろっかな」
「あ、待ってれいな。・・・これあげる」
「なんこれ？」
「バレンタインチョコだよ。れいなもしかして知らないの？」
「あ、あーあーあー！もちろん知っとぅよ！そっかぁ今日だったのか〜なんも貰わんけん気付かんかったと」
「マヌケすぎ！うへへへ〜、あのねえ・・・そのチョコ本命だよ？」
「えっ！？」
「うへへへ〜。あのね、絵里、れいなに言いたいことがあるの」
「な、なん？」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・好き」
「・・・、」
「れいなのこと大好き！」
「えっうそ、えっ」
「嘘じゃないよ〜・・・。結構前から好きだったんだから」
「ま、マジかぁ・・・」
「マジだよ・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・で、返事は？」
「れ、れいなも・・・」

「！」
「れいなも、絵里のこと、好いとぅ」
「・・・ほんと？」
「・・・ほんと」
「嬉し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」
「わっ」
「れいな〜！好き！大好き！やったぁ〜！！絵里、嬉しいよ・・・！」
「れいなも嬉しか。こんな可愛い彼女できて」
「可愛いって・・・もぅやだぁ〜！れいなったらぁ！お世辞なんて言っても何も出ないからね！」
「ぐふっ！お、お世辞じゃな・・・！絵里、く、苦し」


**********


・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。


**********


屋上に出ると、うら寂しい殺風景なコンクリートの大地が広がっていた。
夜の帳が下りて、人工的で温かみのない灯が僅かに灰色の大地を白く照らしている。
うるさい運動部の連中もとっくに活動を終えて家に帰宅し、今頃は疲れた体を癒すためお風呂にでも浸かっているんだろう。
風の音しか聞こえない。

「・・・」

れいなは、いなかった。

「・・・」

そりゃそうだ。だってもう２１時だし、帰ったに決まってる。
何時間粘ったのかわからないけど５時間も６時間も待ち続けるなんて聖人君子か激烈なお人好し以外、普通しないだろう。
切り替えの早いれいなのこと、もう明日には忘れているんじゃないかな。

「・・・」

馬鹿でアホで愚鈍で頭が回らないれいなのことだから、さゆみから告白される可能性なんて微塵も考えなかったに違いない。
なんか知らんっちゃけどさゆに呼ばれたから一緒に屋上行かん？って軽いノリで絵里を誘って一緒にさゆみのことを待ってたんだ。
単純すぎるれいなの行動なんて２００６年の有馬記念の勝ち馬以上に簡単に予想できる。

「・・・」

なんとなくわかってはいたけど、やっぱり絵里はさゆみのライバルだったか。
あんな泣き虫のチビヤンキーに惚れるなんて、お互い男の趣味悪いよね。
だってさ、超小さい虫にもひぃ〜とか叫び声あげちゃうくらいビビリだし、腕相撲も絵里より弱いし、
運動音痴だし馬鹿だし鈍感だし自分勝手だし性格良くないしデリカシー０だし。
なんであんなの好きになっちゃったんだろう。
なんでれいなが絵里のこと好きだったって今まで気付かなかったんだろう。
絵里のこと、可愛いだってさ。
さゆみには１回も言ってくれたことないくせにね。

「・・・あはは」

無駄になってしまったチョコレートの封を開けて一粒口に入れてみる。

「・・・くそマズ」

くどすぎてウヘァってなった。

**********


後日談。
れいなと絵里は性格上、さゆみに気を遣うとか遠慮するとかそんな気配りはいっさいなく、隠しもせず堂々とラブラブ宣言してくれた。
２人共超ニブチンでさゆみの気持ちに気付くことなんて一切なく、まぁここまで見せ付けてくれると逆に清清しい。
れいなが顔に似合わずドエロ野朗で、付き合って早々・・・確か２日後ぐらいで絵里に手を出したとか。
絵里もセックスの内容とかキスを１日で２００回やったとかいちいちさゆみに報告してくるので聞いているさゆみも笑顔の仮面を貼り付けるのに必死だった。
愚痴っぽくなってしまったが２人はとても幸せそうで、さゆみはそれだけで胸が湯たんぽになったみたいに暖かくなる。

あ、そうそう。言うまでも無いけど、
れいなはもちろんバレンタインの約束なんて綺麗さっぱり忘れていた。

・・・。

それでも。
待っていたら来てくれるんじゃないかって
さゆみは今日もあの場所で彼を待つのだ。

以上です。
前回の話に感想レスをくださった方、ありがとうございました。毎度励みになります・・・m(--)m
これにてさゆの過去編は終了です。次回からはれいな視点の現代編に戻ります。

それと、光井先生作者様。完結お疲れ様です！
光井先生が記憶りんと再会できてよかったです。いろいろ後日談のおまけまでついていて妄想が広がりますね。
ハッピーエンドでよかったです本当に。

感想レスくださる方、読んでくださる方、まとめ人さん、いつもありがとうございます。
それではまた来週投下しますね。ではﾉﾉ*＾ｰ＾)/~

さゆが切なすぎる…なんて意地悪なストーリー作るんだｗ
鈍感な二人のノロケ話を延々と聞かされるなんて本当地獄だわｗ
次も楽しみです！

ﾉc|*｀ ヮ´)> （・ ｡.・*川

「実は昨日えりと初体験してしまったっちゃんｗ」
「…良かったね」
「うんｗ お互い初めてやったんやけどね、絵里がバリエロくてさーｗ」
「…」


ノﾉ*＾ｰ＾) 川；- ｡.-）

「でねでね、れーなったらスケベなんだよぉｗ 昨日なんてさ〜ｗ」
「はぁ…」
「あれ、さゆ聞いてるぅ？」
「はいはい聞いてますよ…」


これは地獄すぎる…ｗ

れいなクン罪な男だな…
自分の気持ちを押し殺して
二人のヨリを戻すのに協力する現代のさゆが切なすぎます

さゆが強気に感じたのは自分を抑えるためだったのかなぁ

二日後ｗｗｗ｀;:ﾞ;｀;･(ﾟεﾟ )ﾌﾞｯ!!
れいなクンちょっとそこに座りなさい

ﾉc|*´ ﾛ｀)＜えりがエロすぎるんやもん///

http://stat.ameba.jp/user_images/20120506/21/tanakareina-blog/2c/a5/j/o0478064011958773138.jpg
びっくりしてるよｗｗｗ

>>931
恋愛事情作家様いつもお疲れ様です！
さゆの想いが伝わってきて切なくなりますね…鈍感なふたりに振りまわれるのも不憫ですけど
それでもふたりを応援するさゆの健気さが大好きです

光井先生シリーズが無事に完結出来てなによりです
この場をお借りしましてお礼申し上げます
読者の皆さま、完走をくださる皆さま、まとめ職人さま、ネタを提供してくださる皆さま、
おみくじで光井先生をしてくれた皆さま、本当にありがとうございました！

光井先生の作者さんも感動のストーリーをありがとうとゆいたい！
>>935
かもね
えりりんに遠慮してれいなにあんな態度とってたのかも

しかしれいなクンは鈍感にも程があるなｗ
ちょっとそこに直れｗ

なんで田中クンはこんなにモテるんだ…？
そこに直れｗ

　ノノハヽ
ﾉc|；｀ ﾛ´)
　（　∪ ∪
　と＿_）__）

　　　　　　　　　 　　　　ノﾉハヽ
　　 ＿ノ⌒＼＿ノ　　ﾉc|*;´ ﾛ｀;) ﾆﾞｧﾝﾆﾞｧﾝ
　／　　　　　　 ﾋﾟｼｯΣ （=====）
(＼oノハヽo　彡　　　　 ( ⌒)っ)｡'｡ﾟ_・ﾟ　ﾋﾟｭﾋﾟｭｯ
　< 川+・ ｡.・）　／￣￣￣'し￣￣／＼
　　＼　　⊂ ）　￣￣￣￣| |￣￣￣￣
　　／　　　　＼　　　　　　| |
　　し￣￣￣＼)　　 　 .／　＼

新しいｗｗｗ

＞絵里もセックスの内容とかキスを１日で２００回やったとか

このエピソードを外伝として作品にして欲しいｗ
ラブラブだった頃のれいなクン×えりりんって、たなえりより甘そうｗ

>>943
oh.......

れいなクンとえりりんは対面座位で繋がったままポッキーゲームとかしてそうで恐い
まんじゅう恐い

上も下も繋がってるねってか
甘あああああい

�@ お互い端から食べていく
↓
�A ポッキーを食べ終え自然とキス
↓
�B 触れるだけのキスからだんだんと深くなっていく
↓
�C 口を離してもまだ離れたくないと言わんばかりに繋がる涎
↓
�D ﾆｼｼｗ ｳﾍﾍｗ と恥ずかしそうに笑いあう幸せな二人
↓
�E 最後の仕上げにれいなクンの口の周りについたチョコをペロペロお掃除えりりん
↓
�F 再度�B→�C→�Dへ