「采配」（落合博満著）を読んでみた

やたら「オレ流」と評されるこの人の哲学を知りたくて読んでみたが、本人も言っているようにそんなに突飛な発想ではない
にも関わらず個性的と言う見方をされるのは野球界の常識が世間の非常識であることの裏返しであろう

彼の考えの本質は「自分の仕事を自分の頭で考えろ」ということである
落合中日は「管理が厳しい」「練習が激しい」と言うイメージであるが、それは首脳陣が強制的にやらせた結果ではない
選手の自主性に任せた結果、選手は自らの頭で自らが必要な練習を考え実行しているに過ぎない
レギュラーポジションが限られている以上、同レベルの選手が1時間やれば自分は2時間とごくごく正当な競争が始まる
練習をしなくて力量が上がらなくても、練習をしすぎて怪我をしても、全て自己責任である
無理やり長時間の練習を強制されても、選手はやらされ感を持ち、ただただ時間が過ぎるのを待つだけである
自主性に任されて初めて自分の頭で考え、動いた結果があの猛練習である
その為に、コーチ監督が為すべきことはアドバイスを求められた時に適切な答えを返せるように「しっかり見ておくこと」
そして、選手が練習に打ち込めるような「環境を整備すること」（タニマチから選手を守ることも含まれる）
彼は選手を含めたチーム全体の実に細かいところまで観察している
選手1人1人の心技体のコンディションから球場の些細な不具合、果ては野球協約などのルールの不備までしっかりと把握し、そのインプットを環境整備と言うアウトプットに繋げる

また、（一般的な業界では当たり前の話だが）「契約」と言うものを最重要視している
勝利至上主義と批判された彼であるが、プロ野球球団の中で勝利至上主義じゃない球団があるのだろうか
少なくとも彼は中日球団から優勝できるチームを作ってくれと言われて契約した
だから彼はその契約を全うできるよう最大限の努力をしただけで、勝利以外のモノを求めるならそれを契約に盛り込むべきである

WBCに対するスタンスも明確である
WBCで優勝したことにより日本全体が盛り上がり、野球界にも好影響があったのは確かである
それならば何故日本代表チームに関するルール作りに対して球界全体での議論が起こらないのか
現在は「日本のために」と言う「大義名分」と選手個々人の「男気」と言う実に曖昧な概念に立脚している
野球日本代表は国際化の流れの中でこれから更に重要なコンテンツになりうる
それだからこそ、選手、球団、日本野球機構がそれぞれ納得できるしっかりとしたルール（契約）を作ることが必要ではなかろうか

その他、開幕川崎、山井交代、アライバコンバートなど様々な議論を巻き起こしたトピックスについても語られているが
全て彼のブレない哲学に則った当然の策であることが伺える

なぜこのようなシンプルかつ合理的で結果も出している考えが「オレ流」などと言う言葉で異端視されているのか私には理解出来ない
他の球団は順位表を真摯に受け止め、優勝した中日の模倣をすることは決して悪いことでは無いと思うが・・

どこのコピペだ

さいはいおじさん

コピペちゃうわ
俺がカタカタやったっちゅーねん

VIPで見たな

おおお
お

オーシャンビューーーー！

お前が言ってるようなことはまぁ中日ファンにしてみれば常識だよ
無能記者や無能監督が深読みしすぎて勝手に振り回されてただけで

3行でまとめろ

読書感想文書いて褒めてもらえるのは小学生のうちだけやで

これは感想文？それとも本の紹介をしているの？

ステマ？

ちわきなおみの曲かと見間違えたわ

題目が違うと集まる面子もまた異なるな

原が中日相手に満塁策とったら代打にウッズ出されたのはいい思い出

私ってのは>>1のことか？

なんか団塊と団塊ジュニアあたりに過大評価されてるよね

こんな低級ビジネス書でスレ立てとは失望したよ

凡人ほど「天才」を作って納得したがるのと同じ
無能な奴らは落合が凄すぎて理解できないから変人奇人として自らを納得させてたんだろう

端的にまとめると落合を我がカープの監督として迎えたいと言うことです
ケンジローはいらん

落合が世間の常識ってのは納得しかねるな

>>16
根拠の全く無い妄想してる時点でお前は一生落合の足元にも及ばない

カープは金がないからつらいんじゃ

野村いらないけど落合もやだな

素直に落合は凄いって認められる人間はまだマシだけどな

カープってOB以外が監督になったことある？

外人もOBだっけか

「衣笠祥雄は、なぜ監督になれないのか?」（堀治喜著）を読んでみた
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1328313643/

>>25はルーツ監督を知らないのか

落合はフロントが全面支援してくれて補強費に糸目を付けない球団しか行かないでしょ

金銭的な面で落合を雇えるのは巨人かソフバンだけだと中日球団関係者の知人が正月に語っていた

カープの監督はどんなに成績が悪くても5年は続けてもらうし
成績が良くても5年しか続けさせないという暗黙のルールがある

ただし達川には触れてやるなよ

阪神も大丈夫だろ

>>27
お猿さんだからじゃないのか？

世間の常識も大概ウソだけどな

>>32
資金面はＯＫでもヲタが文句ったればっかで
それが逆らえない世論みたいな感じだし
あとフロントが100％味方してくれるか？

またオチシンが暴れてるのか

>>18
天才に関してはそれは違うけどな
理解しているかどうかじゃ無く単なる基準の問題
上の方を基準にして天才じゃ無いってのは客観視が出来てないだけ

天才といわれてる人間にしてみりゃ
努力もしないで天才といってるクズどもにイラつくんだよ

外人監督も確か現役中に広島在籍してたはず

>>38
そんなの天才による
それに天才であろうと無かろうとクズとレッテル貼って批判するやつは人として駄目だな

それでも客が減ったのは事実なんだよね
いくら一流の料理を作る腕前があってもお客が来なければ意味はないんだよ
サービスを怠って料理の腕だけを上げたのが落合野球だ思う

料理の腕だけを上げたのなら自分で店を出すも良し
他の店で料理長になるも良し

まだ監督を営業と勘違いしている奴がいるのか

都合の悪い事を言う奴みんなオチシンにする空気が恐かった

そして今も違うんじゃないか？と言っただけでオチシン扱いされるのが怖い

無愛想な店員さんばっかりじゃ客も来ないわな

能力はあるけどある程度以上の客足は望めないって高橋リーダー時代の娘だな

でも高橋は客には無愛想だがスポンサー相手にはこれでもかと媚売ってたか

監督にサービス精神を求めるのなら
最初から契約に盛り込んでおけって話だろ

>>546
遠藤ななみの2作目見たけど、今回放尿無しだな
期待外れ

>>48
誤爆です
このスレはこのまま落として下さい

客入りがどうのこうのなら板東監督宇野ヘッド以外選択肢はないだろうし投手守備コーチに権藤＆高木なら己の職を全う出来そうなんだけどな

もちろんドアラはファンサービスなんて鎖に縛り付けず自由に適当にやってもらうのは大前提でな

>>48

だね

>>27
松田元に憎悪されてるからだよ

「衣笠祥雄は、なぜ監督になれないのか?」（堀治喜著）を読んでみた

プロ野球球団でもっとも重要なことは何だろうか？
私は「優勝すること」だと思う
ファンを楽しませる、スポーツ界を盛り上げる、地元地域への貢献を行う、・・・・
他にも様々な意義があるが最優先すべきは勝って、勝って、勝って、優勝をすること・・これに尽きると思う
負け続けるプロ野球球団に誰が魅力を感じるだろうか？

ところが「球団を現体制で存続させること」を最優先業務に置いているチームがある
そして、それは実質的なGMの地位に野球ではなく経理のプロを置き、徹底したコスト削減を行うことで、
この大不況の中、30年以上連続の黒字経営と言う形で見事に成功している
記録的な、歴史的な黒星の記録と引き換えに・・・

カープファンは現状をどう受け止めて、何を求めているのか？
現体制に対する批判はあっても、本気で打倒しようという動きは無い
もしかしたらファンも口では不満を言いながら、この「経営的には健全、スポーツ的には不健全」と言う現状の維持を望んでいるのかもしれない
確かに現体制が崩れ、大資本がカープの経営を握れば、カープのアイデンティティを形成するいろいろなものが変わってしまうかもしれない
広島から移転される可能性もある、名前が変わってしまう可能性もある
そうなるくらいなら（強いに越したことはないが）弱くても構わないと思っているのではなかろうか

本書タイトルは「オーナーのお気に入り以外（衣笠や慶彦）からも優秀な人材を球団に取り入れ、球団を改革しろ」と言うメッセージである

しかし、おそらくではあるが、今年以降もチームは黒字と黒星を重ね、ファンも地元マスコミもそれを消極的に支持するだろう
誰が見ても合理的なBクラスと言う結果をさも意外で不運なことであったかのように語り、
相変わらずの貧弱な戦力で「来年こそは優勝」と誰も本気で思ってもいない空虚な気勢を上げる
ファンも球団も誰も本気で変わることを望んでいないのだから、改革など期待すべくもない
そして、意識の高い優秀な選手はそんな球団に愛想を尽かして他チームへ去って行く

本書では何十年も続いてきた松田家の支配が球団を腐らせ、稚拙なフロント陣がチームの弱体化を招いていることを指摘している
残念ながら、特に真新しい情報は無く既知の現状指摘に留まっており、これから先の具体的な希望を持った未来は示されていない
しかし、今までは誰もが知りながらもアンタッチャブルであったカープの暗部を晒す主旨の本が発売され、一定の反響を得ている事実が
何か次の大きな動きのきっかけになることを切に望む

「広島にカープはいらないのか―カープ主砲論を語る」（迫勝則著）と言う本を読んでみた

挑発的なタイトルである

この本の主題は2つ
�@球界再編の波の中でカープはこの先生きのこるためには？
�Aカープの4番バッター論

この刺激的なタイトルから想像すると�@の話題がメインかと思いきや、�@は2割程度で�Aが8割を占めている

この本はあの球界再編騒動が一段落した2005年1月に発売されている
当時のカープは成績も集客も低迷し、新球場問題も暗礁に乗り上げており、球団存続の危機さえ叫ばれていた
（ちなみに2010年末現在、成績は相変わらず低迷しているが、新球場効果で集客は回復傾向にある）

そんな中、カープが市民球団として生き残るためにどうすべきか？と言う議論はされたが、そもそもカープが広島に必要なのか？と言う議論はなされたことは無かった
だからこそこの本のタイトルに惹かれたが、残念ながら完全な肩透かしを食らった
「若手を使ってチームを強くしておもしろい野球を見せるべき」と言う「ふ〜ん」としか言いようがないことしか書かれていなかった

それでは、この本は何が書いてあるのかと言うと、カープの過去の主砲の思い出と、これからの主砲に対する期待である
草創期の藤井弘や興津立雄、黄金期の山本浩司、衣笠祥雄、近年の江藤智、前田智徳・・・そして未来の新井貴浩、嶋重宣、栗原健太へと
特に著者の(この時点ではレギュラーにも定着していなかった）新井に対する思い入れは半端ではなく、彼の天性の長打力と周囲に愛されるキャラクターをラブレターのごとく書き綴っている
「新井貴浩の本」と言っても過言ではない

この本が出版された10ヶ月後、著者の期待通り新井はセリーグの本塁打王になり、カープの不動の4番へと成長した

この本の出版された36ヶ月後、著者の期待を裏切り新井は虎さんチームへと去って行った

カープは原爆で全てを失った広島市民の希望として誕生した球団である
カープの選手は市民にとって「彼ら」ではなく、「私たち」自身であったし、これからもそうあり続けるはずである・・・そのように願っている

なんで料理長が店の営業面まで面倒みないといけないのだろう・・・

料理長がお得意様を怒らせたちゃったから
オーナーがかばいきれなくなった

落合=無愛想な一流シェフ

真の一流店はサービス味共に最高級
味が良いからサービスを疎かにしていいというのは一流になりきれない奴の自己満エゴ
ドヤ顔で言うことではないね

糞マズイ料理を作るけど気さくで人のいいシェフ
めちゃくちゃ美味しい料理を作る無愛想なシェフ
どちらのお店に入りたいと思う？

喩えを前提にするならそりゃ店主一人でやってるラーメン屋とかなら愛想も必要だろうが
組織で役割分担しながらビジネスしてるなら料理長に上手い料理以外を求めるのは筋違い

>>61
球団は集客力も求めてるでしょ
良い料理を作ればいいというだけの立場ではないね

落合は確かにそれなりの結果を残してはいるが確実にファンは離れている
勝っても人気が上がらないのならもう落合を起用しての上がり目は期待できない
勝敗だけを見るなら安定した落合を起用するのがベターかもしれないが球団から見ればまだまだベストを模索する余地は十二分にある
まあファンサービスを怠ったツケということだな

今年は料理下手で無愛想な料理人が指揮する訳だが

落合は自分を守るためにやっちゃいけないことをやり続けた
もうどこの球団も奴を使わないだろうね