1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:14:41.27 0
3 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:14:59.39 0
4 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:15:19.71 0
5 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:15:29.27 0
6 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:15:55.07 0
7 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:16:56.41 0
テンプレ以上で終わり
続いてそれぞれの作者さんの直近の作品転載しておきます
8 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:19:02.86 0
「おかーさん、朝ごはんご飯まだー?」
お茶碗片手に、炊飯器の前に立つと、調理中のお母さんが目を丸くして振り返った。
「え・・・ちょっとアンタ、大丈夫?今食べたところでしょうが」
「へ?本当に?」
そう言われてみると、確かにスカートがきつくなってる感じはする。
持ってるお茶碗も、どう見ても使用済み。
「あはは・・・ボーッとしてた。
どうもさっきから、胃に鈍痛が走ってると思ったら」
「まったく・・・しっかりしなさいよ。今日は大事な日なんだからね」
「はぁーい」
部屋に戻って鞄を取り、またリビングを通って玄関へ向かう。
「茉麻。」
「ん?」
「はい、これ!」
お母さんが手渡してくれたのは、いつものとは違うランチボックス。
「前からリクエストしてた、ベーグルのサンドイッチ。お昼にそれ食べて、頑張ってきなさい!」
「お母さん・・・」
「しっかりね、次期生徒会長さん!」
その声に後押しされるように、私はシャキッと背筋を伸ばして家を出た。
4月某日。少し肌寒い空の下、バス停を目指して歩いていく。
道すがら、昨日散々読み返したメモを取り出して、また目を通す。
「・・・前年度、生徒会長の矢島舞美さんより指名を受け、本日より私、須藤・・・ああー、大丈夫かな、本当に!」
9 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:19:33.22 0
247 :名無し募集中。。。 :2011/11/21(月) 16:58:19.57 0
私の大きな独り言に、すれ違った猫がビクッと反応した。・・・ごめんね、いろいろと余裕がないもので。
*****
“茉麻、次期生徒会長は任せたよ!あははは”
唐突にこんな連絡を受けたのは、昨日の夜のことだった。
矢島舞美。前年、前々年と生徒会長として、うちの学校を率いてきた、(いろんな意味で)伝説の人。
難関といわれる系列の大学の中でも、1番の狭き門と言われている体育学部に進学した今でも、彼女は中・高等部の生徒たちに、絶大な支持を受け続けている。
うちの学校の生徒会は、代々、前任者が後任を決めるしきたりとなっている。
副会長だった佐紀ちゃんは、愛理を指名した。
もう一人の副会長は、前年度と同じくなっきぃが引き受けた。
前年、愛理がやっていた会計は、補佐だった栞菜へとつつがなく引き継がれた。
書記はえりかちゃんから、千聖お嬢様へと引き継がれた。
・・・まあ、この流れで、自分が生徒会長になるかもしれないっていうのは、うすうす気がついていたんだけれど・・・それはあまりにも唐突だった。
もちろん、引き受けはしたけれど。・・・明日生徒会のみんなに、報告しないと。なんて思いながら。
“ほんと、突然でごめんね!”
「いえいえ。もしかしたらこうなるかもって、思ってたからね」
“でね・・・実は、明日全校生徒に向けて、このことを発表してほしいんだ”
「・・・・・・は?」
“ごめん!実は忘・・・いや、ずっと言いそびれてて!
もうすぐ5月なんだから、今月中に引継ぎを完了させなさいって言われてたのね。
で、明日のお昼休みに発表するって、先生方に伝えてしまって・・・”
「舞美ちゃーん・・・」
というわけで、急遽スピーチ用の原稿を作った私は、緊張感いっぱいのまま、今学校へ向かっているというわけだ。
もう、舞美ちゃんたら!
10 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:20:14.59 0
基本的にはしっかり者なんだけど、時折こうやってとんでもないミスを犯す、なんとも危なっかしい人だ。
昨日のうちに思い出してくれただけでも、不幸中の幸いと思うしかない(なっきぃあたりがせっついたのかもしれないけど)。
しばらくすると、バスが到着した。
「まーさ!」
乗り込んですぐ、奥の席から元気な声に迎えられる。
「・・・梨沙子、2人がけは独占しちゃだめだよ」
「まあ、空いてたんだし、いいじゃん!隣来て!」
私と梨沙子は、わりと近いところに住んでいる。
電車で言うと、1駅離れた場所。バスで言うなら、4個停留所を挟んだところ。
そんなわけで、こうして朝、バスの中で会って、ご一緒することがしばしばある。
「まーさ、何かあったの?」
「ん?・・・何で?」
「怖い顔してる」
――ええ、ありましたとも。それこそ、朝ごはん食べたか忘れちゃうぐらい、衝撃的なことがね!
でも、これは機密事項。優しい梨沙子の、お心づかいはありがたいけれど、打ち明けるわけにはいかない。
守秘義務を遵守するのも、生徒会長としての重要な心構えなのである!(キリッ)
「大丈夫、なんでもないよ梨沙子!心配してくれてあr」
「あ、そーだまーさ。
せーとかいちょー就任おめでとう!昨日愛理からメールで聞いてさ・・・茉麻?」
私は盛大に椅子からズッこけ、梨沙子の足にしがみついた。
もー、頼むよ、舞美ちゃんったら!順番が違うでしょーが!
11 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:20:36.80 0
以上本編
続いて少年編
12 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:21:18.05 0
292 :名無し募集中。。。 :2011/11/24(木) 14:38:22.40 0
>>229 もぉ軍団御用達のカフェ。
今日もいつものように角のテーブルを確保する。
いつもこの時間に席を取っておくように熊井ちゃんに言われている。
それが僕の役目なのだそうだ(当たり前のようにそう指示された)。
だが、こうやって毎回テーブルを押さえておいても、結局もぉ軍団の人は誰もやってこないということもある。
というかむしろ、いくら待ってても誰も来ないという日の方がずっと多い。
最初は、人に席を取らせておいて誰も来ないとはなんて軍団だ! と憤ったりもしたけれど。
熊井ちゃん曰く、そういうものなんだそうだ(全く悪びれることなくそう言われた)。
だが、それにも慣れた。
もぉ軍団の人たちが来ない日、僕はそれなりにこのカフェで有意義な時間を過ごしているのだ。
学校帰りにこのカフェで過ごすこの時間は、今では僕の生活パターンの中で結構楽しみな時間になっている。
評判の美味しいカフェラテを飲みながら、落ち着いて読書をしたり勉強をしたりすることのできるこの時間。
ひょっとしたら、むしろ軍団の人たちが来ない方が素敵な時間の過ごし方が出来ているのではないかとry
13 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:21:49.93 0
時間が経っても熊井ちゃんたちはやって来なかった。
今日も誰も来ないみたいだな。よしよし、落ち着いて読書できる。
よけいな邪魔も入らず優雅な時間を過ごすことが出来そうだ。
そう思ってくつろいでいたら、今日は珍しく軍団の人がやってきた。
ドアを開けて入ってきた小柄なその人は、店内を一瞥すると迷わず僕の取っていたテーブルに歩いてきた。
やってきたのは、なんと軍団長様じゃないですか。
いつも来る人といえば熊井ちゃんばかりだったので、桃子さん一人で来るのは初めてだ。
そういえば、もぉ軍団の人たちって言っても軍団の人が勢揃いしたことって無いんだな。
梨沙子ちゃん。彼女が全然来ないから。
いちばん彼女に来て欲しいのになあ。というか、来て欲しいと僕が積極的に思ってるのは彼女だけry
それに比べて熊井ちゃんのよく来ること。よっぽどヒマなんだろうな。
閑話休題。
やって来たのは、桃子さんだった。
「よっ!少年」
僕の前に座ると、ココアを注文した桃子さん。
「桃子さん、おひとりなんですか?」
「うん、大学の帰りだから」
14 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:22:16.95 0
「大学の? ひょっとして合格発表・・・」
合格発表のその帰り?
暗い顔をしてるわけじゃないから、いい結果だったんだろうけど、何となくストレートに聞きづらい。
そんなことを脳裏に思い浮かべながら緊張気味に言いかけた僕に、桃子さんは噴き出しそうになりながら答えてくれた。
「あはは、違うよ。わたしは推薦入学だから。学園の系列大学のね、今日はガイダンスだったんだ」
あの学園の系列大学に推薦で進学なんて、薄々感じていたけど桃子さんって本当に優秀なんだ。
「春から大学生なんですね。おめでとうございます!!」
「ありがと」
見事大学生になれるっていうのに、桃子さんは飄々としてるなあ。
桃子さんのその雰囲気からは、“大学とは、入ることが目的なのではない。入ってから何をするかが大事なんだ”って感じが漂っている。
かっこいいなあ。急に桃子さんが大人っぽく見えた。
桃子さん、大学生かあ。
大学か。
僕もそろそろ進路のことも考えないといけないのかなあ。
「桃子さんは大学では何を専攻なさるんですか」
「教職課程を取るつもり。教育学部だからね。小学校の先生になりたいなと思ってぇ」
桃子さんが学校の先生・・・
ただでさえ少子化が問題になってるのに、日本の未来は大丈夫なんだろうか・・・
なんて一瞬思ってしまったけれど、決してそれを顔には出さなかった。
15 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:22:45.71 0
未来の日本というテーマに思いをめぐらせていた僕。
桃子さんの言葉で我に返った。
「少年、なに読んでるの?」
僕の読んでいた本に桃子さんが興味を示されたようです。
「これですか。“こころ”です」
「なーんだ、真面目な本だったか。つまんないの。ふーん、夏目漱石なんて読むんだ」
「日本文学の名作はひととおり読んでおこうと思って。勉強にもなるし」
「意外と勉強熱心なんだね。そっちの本はなに?」
桃子さんがテーブルに積んである文庫本を手にとって表紙を一瞥する。
「舞姫、ねえ・・・」
桃子さんの顔が苦笑いになる。何がおかしいんだろう。
「少年、これ題名だけでこの本を選んだでしょ」
「えっ? なんで分かったんですか?」
「そりゃ、わかるっつーの」
少年が期待しているような物語じゃないと思うけど、なんて桃子さんはつぶやきながら更に文庫本を手に取った。
「こっちは何? 源氏物語? 古典も読んでるんだ」
16 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:23:11.64 0
「何か参考になるかなと思って。千年も前の話ですけどね」
「参考にするって、何を?」
「光源氏の、、、いや、別に何でもないです」
源氏物語を読んでそのストーリー(次々と現れる美女!)を参考に妄想するのに最近ちょっとハマってるのは内緒。
そんな僕をニヤニヤとした顔で見る桃子さん。全てを見透かしているようなその眼差し。
舞ちゃんや栞菜ちゃんとはまた違う、桃子さんのやり方で心の底まで読み取られそう。
何て言うか桃子さん、この人はまあ何ともカンの鋭い人だな、って感じがするもん。
「いやその、今度映画化されるんで面白そうだから見に行こうと思ってるんです。その前に原作もしっかり読んでおこうかなあと」
「源氏物語、映画化するんだ」
「えぇ、キャストが何とも豪華なんですよ。これは絶対見に行きたいなと」
「映画見るの好きなの?」
「はい、映画見るのは大好きです。初めてのデートではまず映画を一緒に見に行こうと決めt
「そっか、源氏物語ね。チェックしておくよウフフフ」
ちょっと・・・最後まで言わせてください。僕の舞ちゃんとの初デート大作戦を最後まd
「この文庫本の表紙が光源氏役の人?」
「そうです。カッコイイですよねー、この役者さん」
「そっかぁ。こういう男性が好みなんだ、少年は」
好みって・・・ちょっと使う言葉がおかしくないですか?
17 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:23:35.13 0
「くまいちょーの言ってた通りだねウフフフ」
??
なんだろ?また熊井ちゃんが何か変なこと言ってたのか。
もういちいち気にしていたらキリがないから、彼女が何て言ったのかは気にしないけどさ。
「そっか。少年そんなに映画好きなら、じゃあ今度もぉ軍団でも映画見に行くけど一緒に行く? ホラー映画だけど」
「いや・・その・・・みなさんの邪魔をしたら悪いので遠慮しておきますね」
「なんでさー? 遠慮なんかしなくていいのに」
女の子と映画を見に行くのって僕の夢なんです。きっといつかは舞ちゃんと・・・
それなのに、初めて映画を一緒に見に行くその相手がもぉ軍団の人達って。何かトラウマになる出来事でも起きたらどうしてくれるんだ。
「わかった! ホラー映画、苦手なんでしょ」
「違いますよ(本当はそれも図星なんだけど)。ホラーならゾン○デオは見に行こうと思ってますけど。これもキャストが魅力的だから。みなさんは何を見に行くんですか?」
「王様○ーム。面白そうでしょ。ゴメ○ナサイも見たかったんだけど」
カバンから映画のパンフレットを取り出して見せてくれる桃子さん。
このタイトル聞いたことある。携帯小説で有名なやつか。
あんまり興味なかったんだけど、パンフレットを見たら主演の子がとてもかわいい。あ、このメガネの子もいいなあ。
この手の映画は出演している役者さん目当てで見に行っても面白いのかも。
カワイイ子がたくさん出てるみたいだし、見に行ってみようかな。
でも、見に行くなら一人で見に行こうっと。
ホラー映画見てビビってるところをもぉ軍団の人達に見られたら確実に笑いものにされるだろうから。
そう、一緒に見に行ったら、桃子さんにはビビってるのを見抜かれて、さんざんからかわれるだろう。そして熊井ちゃんからはトドメの一撃をry
そんな展開になるのがはっきりと目に見えるよ。
18 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:25:25.49 0
転載以上です
スレ立て遅くなりましてすみません
19 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 20:35:03.98 O
乙乙
作品転載までありがとう!
20 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 21:38:09.33 0
乙です
落ちてたか
21 :
名無し募集中。。。:2011/11/25(金) 22:56:15.53 0
リ*・一-リ<ありがとうございます
22 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 00:47:54.29 0
お嬢様眠そうですね
23 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 02:34:45.00 0
お嬢様お先に寝ませていただきます
24 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 07:41:49.08 0
リ*・一・リ<けいたいでんわはだいじね
25 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 10:34:58.55 0
お嬢様おはようございます
26 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 11:31:08.18 0
こおゆう寒い日わ味噌ラーメンがおいしいんでございますゆーお嬢様
寒くなくても味噌ラーメンはおいしゅうございますけどねオホホー
27 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 13:11:04.73 0
りーちゃんお嬢様言葉がちょっと変だよりーちゃん
28 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 15:40:39.28 0
お嬢様とおやつ
29 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 17:52:28.45 0
ル*’ー’リ<ウフフフフフ
30 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 19:19:17.39 0
もも姉ちゃん!!
31 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 20:47:30.21 0
リ*・一・リ<さんらーたんめん・・・
32 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 22:24:39.78 0
リ*・一・リ<すっぱいものが最近美味しいのよね
ノソ;^ o゚)<おおおおじょじょじょお嬢様!?
33 :
名無し募集中。。。:2011/11/26(土) 23:21:19.95 O
リ*・一・リ<にがいのも美味しいのかしら
Σノソ;^ o゚)<おおおおじょじょじょお嬢様!?
34 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 00:41:41.50 0
お嬢様の寝顔独占中
35 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 01:25:10.85 0
深夜
お嬢様他も寝静まった頃
お嬢様のお部屋にある
とあるぬいぐるみの眼が鈍く光り
かすかなうめき声にも似た音が(ry
36 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 02:31:09.69 0
お嬢様おやすみなさい
37 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 05:09:49.78 0
若執事の朝は早い
38 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 07:03:31.15 0
朝ごはんの時間ですよー!
39 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 10:21:13.47 0
ベッドに運ぶんだかんな
もちろん2人前だかんな
40 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 11:29:51.15 0
ちしゃとと舞の分でしゅね
41 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 11:42:06.87 O
若執事フレンチトースト作るでしゅ
42 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 13:25:45.43 0
43 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 15:37:59.74 0
t
44 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 17:12:25.45 0
お嬢様とツグさんとシミハムさんって背の順で並べるとどうなるの
45 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 17:17:28.69 0
桃子が一番低くて佐紀ちゃんが一番デカイ
46 :
エレコマニア・マリオJ 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【Dmorningcoffee1307279389629168】 【東電 90.8 %】 :2011/11/27(日) 19:03:47.09 P BE:20076757-PLT(12001)
47 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 20:22:52.87 0
お嬢様まんまるです
に見えた
48 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 21:37:21.88 0
お嬢様もTVの前で大はしゃぎだな
49 :
名無し募集中。。。:2011/11/27(日) 22:20:43.31 0
お嬢様補
50 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 00:25:07.56 0
オヤスミナサイ
51 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 01:40:40.79 0
お嬢様おやすみなさい
52 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 06:29:28.46 0
リ*-一-リzzz・・・
53 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 07:09:45.73 0
お嬢様いってまいります
54 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 12:07:41.49 O
ランチは寒天
55 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 15:33:39.38 O
おやつも寒天
56 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 15:37:53.25 0
リ*・一・#リ キーッ!!!
57 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:30:28.27 0
こんばんは作者です
スレ立てと転載ありがとうございます!
続きを書かせていただきますね
58 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:30:51.51 0
「おはよーございまーす。一列に並んでくださーい」
校門に足を運ぶと、学園の生徒がズラーッと列を形成していた。
本日は我が高名物、風紀チェックが行われているみたいだ。
「げっ・・・聞いてないんだけど」
「そりゃあ、事前に公開してたらチェックにならないし」
本日はつけまつげてんこもりな梨沙子、くるんくるんになったそれをパチパチさせて、これ、自前の睫毛ってことでごまかせないかな?なんてとんでもないことを言う。
「ま、あきらめるんだね。せめてなっきぃに当たらないよう、祈ってなさい。
それにねー、いっつも言ってるけど、梨沙子はメイク薄いほうが絶対可愛いんだから。
せっかくそんなかわゆい顔に生まれてさ、しかもまだまだ若いのに」
「ふんっ、なんだよー、まーさったらおばちゃんみたいなこといって!」
「お、おばっ」
口を尖らせてぶーたれる梨沙子。
「もっとさー、茉麻だって制服着崩したらいいのに!それじゃ真面目でつまんなーい」
「私はいいの、これで!ほら、いっといで!梨沙子の番だよ!」
まったく、私のベビーちゃんたら、反抗期かしら!
小型犬のようにキャンキャン吠えながら、係の子の前に赴く姿を見送って、次は私の番。
「おねがいしまーす!」
「いいですか、そこにある除光液でマニキュアを・・・あ、茉麻ちゃん!キュフフ、おはようございまーす」
本日の担当は、なっきぃ。
59 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:33:57.02 0
「今日、寒いねー」
「ねー」
あきらかに問題ナシな私相手だから、チェックも雑談を挟んでのゆるーい感じ。
別に、ビビることないじゃんね。普通にしてればいいの、普通に。
奥の方で、梨沙子が風紀委員の人に一生懸命言い訳している声が少し聞こえて、思わずニヤニヤしてしまった。
「・・・はい、いつもどおり問題なし!
やっぱり制服の着こなしはこうでなきゃ、ね?さすが次期生徒会長っ!」
「あー、やっぱなっきぃももう知ってたんだ」
「ん?生徒会長就任の話?だってみぃたん、ずいぶん前から言ってたからね。後を継いでもらうのは、茉麻ちゃんに決めてるって。
寮のみんなももちろん知ってるし、お嬢様だって。
下手したら、お嬢様のお屋敷のメイドさんたちも知ってるかもよ。みぃたん、本当嬉しそうにいろんなとこで言ってたから。キュフフ」
「・・・私それ、昨日聞いたばっかなんですけど」
「へえ!?うそー」
まったく、みぃたんたら!と頭から湯気を出すなっきぃ。
でも、あの大型犬のようなほえーっとした笑顔の前に立ったら、なっきぃのこの怒りだってすぐ静まっちゃうんだろうな。
「え、じゃあスピーチとか大丈夫?発表、今日なんだけど」
「うん、一応昨日用意して、覚えてきた。つもり・・・」
「そか。私も万が一と思って、簡単に原稿作ってきてたけど、なら平気だね、さすが茉麻ちゃん。もう、それにしてもみぃたんたら・・・ごめんね、あとでクレームいれとくから!」
プンプン怒る顔はどこか可愛らしくて、真面目で規律に厳しい風紀委員長なのに、決して恐れられてはいないなっきぃらしい。
このしっかり者が、今年も副会長としてサポートしてくれるというのは本当にありがたいことだ。
60 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:34:15.14 0
「あら、茉麻さん。ごきげんよう」
そんな調子でなっきぃとおしゃべりしていたら、突然後ろから声をかけられた。
「あ、おはよう!」
「ウフフ、なっきぃ、書類をお持ちしたわ。
千聖の担当場所は、もう終わったから」
お上品な口調の、小さい体の小犬顔の女の子。
大きな青いリボンをキュッと結んだ胸に、バインダーを抱えた千聖お嬢様が、ニコニコしながら立っていた。
「キュフフ、お嬢様。ご協力感謝いたします。
おかげで風紀チェックがはかどりました」
「お役に立てて嬉しいわ」
「え?どういうこと?お嬢様、風紀委員やってるの?」
思わず、2人の会話に口を挟む。
「いいえ、そういうわけではないのだけれど。
ただ、今日は委員の方がお一人欠席なさると聞いたので、お手伝いをさせていただいてるの」
「へー・・・」
「お嬢様ったら、“私、なっきぃをお助けしたいわ!”なんて言ってくださるから、もう嬉しくて嬉しくて。
早起きは苦手なのに、今日はわざわざ私と一緒に、徒歩登校してくださったんだよ!」
2人とも、すごく優しい顔をしている。
去年の今頃は、せっかく放送委員会に入ったのに、全然お仕事を回してもらえないと落ち込んでいたお嬢様。
でも今は、こうして自分から、お手伝いを申し出るような勇気を持てるようになった。
放送委員の方も、学校放送でしばしばその声を聞くぐらいだから、順調なんだろう。
大人になったのね・・・と私はしみじみしてしまった。
61 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:34:35.99 0
赤だった制服も、高等部の青色に変わり、男の子みたなショートヘアーは、ツヤツヤの栗色セミロングになった。
いつも眉を困らせて、捨て犬みたいに不安そうな表情だったのに、最近は凛々しい表情で、人の目を真っ直ぐ見て話すようになった(中身は相変わらずぽわんぽわんだけど)。
誰かが守ってあげないと、どうしようもない感じだったお嬢様は、どんどんたくましく、美しい大人になっていく。
それは嬉しいような、寂しいような、そして眩しいような・・・。
「キュフフフ、茉麻ちゃん、おかーさんみたいな顔してる」
「えっ」
可愛らしい前歯をぴょこんと出して、なっきぃが楽しそうに笑う。
「お母さん、って・・・」
別に、貶す意味で言ったんじゃないのはわかるんだけど。さっきの梨沙子の言葉が脳裏をよぎる。
“まーさ、おばちゃんみたいなこといって!”
「・・・茉麻ちゃん?」
「ねー・・・、私って、おばちゃんっぽいかなあ」
比較的真面目な部類に入る相手にだから言える、愚痴のような相談のような私の言葉に、目をパチパチさせる2人。
「おば様・・・ですか?どうして?茉麻さんは、千聖の叔母や伯母とは、全く違うと思いますけれど」
「あー、いや、そういう意味じゃないんだけど」
どうやら、千聖お嬢様には私の質問の意味がわからないらしい。
それなら、なっきぃ!と思い、視線を向けると、わかりやすく焦った表情で「そそそんなことないよ!キュキュキュフフ」と見え透いた慰めの言葉を送ってくださった。
62 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:34:54.98 0
「あー、やっぱそうだよね・・・」
「いやっ、違・・・」
「梨沙子にも言われちゃった、茉麻はおばちゃんみたいだって」
嘘のつけないなっきぃは、でも、とか違うの、とか言いながら、ますます慌ててしまっている。
私は私で、どんどん自分の声のトーンが落ちていくのを感じた。
だってだって、今日から生徒会長なんですよ!フレッシュ感とかあるじゃない、あれって大事だと思うの。
なのに・・・
「・・・あの、茉麻さん」
あまりにへこんだ顔だったからか、千聖お嬢様がスッと白いハンカチを差し出してくれた。
「すぎゃさんが仰りたいことの意味はわからないのだけれど・・・千聖にとっては、茉麻さんはおば様というより、お母様のような存在だと思います」
「お母さんか・・・うーん」
フォローになってるんだかいないんだか、それでも千聖お嬢様は一生懸命に話し続けてくれる。
「千聖ね、普段ママ・・母と離れてくらしているから、どうしても寂しくなってしまうことがあるのだけれど、茉麻さんとお話していると、心が安らぐわ」
「そ、そうそう!ほんとその通り!生徒会室にまあさちゃんがいると、ああ、今日は安心だなって思うもん。
あれだよ、りーちゃんはさ、どーせ服装のこととかでまあさちゃんに反発したんでしょ?
まったく、嗣永さんほどじゃないけどさ、りーちゃんも結構着崩すようになってきたよね。これはぼちぼち個別指導を・・・」
最後の方は独り言みたくなって、なっきぃの関心は私を慰める事よりも、風紀問題のほうへと向いていったようだった。
63 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:35:12.37 0
「ま、でもまあさちゃんがトップになったなら、みんなまあさちゃんに倣って、ちゃんと制服着るようになるよねっ
本当、頼もしいわ〜。
お嬢様も、お化粧は色つきリップだけですよ!今日みたいな格好が一番!」
なっきぃは満足そうにキュフフと笑って、私とお嬢様を見比べた。
ノーメイクで、髪の毛のアレンジは可愛いシュシュで一つにまとめる程度。
リボンは多分、自分には似合わないと思うから、ネクタイ。
スカートは膝がのぞくぐらいにして、靴下は紺ハイソ。靴は無難な配色のスニーカー。指定の鞄にはディ○ニーキャラのおおきめのマスコットを1つだけつける。
そんな感じで、ハメを外さない私の姿は、なっきぃには大変好ましく映るらしい。
お嬢様も大体私と同じような感じで、私との違いはネクタイがリボン、スニーカーはローファー、鞄にはマスコットとかはつけてない。ヘアスタイルは結構こだわるタイプ。
ごく普通の格好なのに全く野暮ったくないのは、そこはかとなく滲み出るお嬢様オーラと、よく整った気品あるお顔のおかげだろうか。
「2人共、模範的で素晴らしいよ!キュフフフ。だからまあさちゃん、本当に気にしなく・・・」
突然、なっきぃの言葉が途切れた。
「どうしたの?」
くりんと丸い両目が、私の肩越し、斜め上に向けられたまま、静止している。
「まあ、ウフフ。今日も個性的ね」
のほほんと微笑むお嬢様も、視線はだいぶ上の方。
64 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:35:44.10 0
何となく、嫌な予感を覚えつつ、私は目線を追って後ろを振り返った。
小柄な2人が首を上に向けているという事は、その対象となっている人物は高身長。
うちは女子校だから、背の高い人は目立つ。
そんな中でも、背だけではなく、あらゆる意味で目立つ人と言ったら・・・
「・・・やっぱり」
「あ、まーさになかさきちゃん!お嬢様も!セイホーオ、YOチェケラッチョ!おはYO!」
膝を曲げ、カクカクと妙な動きをしながらこっちへ向かってきたのは、言わずもがな。
当校随一の変人、大きな大きなベアーさん。
一体、うちの学校はいつから私服登校になったというんだろう。ダ
ボダボのパーカーのフードをすっぽり被り、超ミニスカートの下にシャカシャカ素材のジャージを合わせた熊井ちゃんは、イヤフォンから爆音でヒップホップを垂れ流しながら私達の方へ歩いてきた。どうみても最凶DQNです本当にありがとうございました。
「ごきげんよう、大きな熊さん。今日はシルバーのアクセサリーをつけていらっしゃるの?とても大きなリングね。髑髏のネックレスも、とても存在感があるわ」
「HOO!さすがマイメンだぜ。これは弟からが借りてきたっていうか貰ってきたんだぜ!何か知らんけど泣いてた!」
これにひるまないお嬢様もどうかと思うけれど、隣のなかさきちゃんなんて、もう飛び出そうになっちゃってる。目玉とかいろいろ。
「てかうちさー、今後はヒップホップで食べてこうかと思ってー。うちもそろそろ10万17歳だし」
「熊井ちゃん、その人はヒップホップじゃないから」
「く、く、くまいーーー!!!!!!お、おま、おまおまおま」
私のツッコミも、せっかくのなっきぃの大爆発も、熊井ちゃんには特に何の効果もないらしく、何怒ってんだYOとか言って火に油を注ぐ始末。
65 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:36:08.35 0
「またわけわかんないものに感化されて!いい、ゆりなちゃん!もう最上級生なんですからね!これからは生活態度を」
「あ、そうだなかさきちゃん」
天然なのか、悪い子なのか。
はなっからなっきぃの話を聞く気がない熊井ちゃんは、また話を強引にぶった切る。
「こ、今度はなによゆりなちゃん!」
「忘れてたけど、これからよろしくね」
「は・・・?」
いぶかしむなっきぃ。・・・あれ、もしかして“あのこと”知らないのかな?
「あのね、なっき」
「うち、生徒会入ったから!うちらの戦いはこれからだ!ユリナ先生の活躍に御期待ください!みたいな!あははは」
キュフゥ・・・
もはや半笑いのなっきぃが、音もなく崩れ落ちた。
66 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 17:36:43.35 0
今日はここまで
こんなこと言ってるけどヒップホップかハロプロばっか聞いてます
>>12 少年作者さん乙です!
熊井ちゃんたら毎日場所取りさせてたんですねwてっきり会合のある日だけかと
というか会合なんてもともとないのかもしれないですね・・・ワルの溜まり場が欲しいだけで
少年は今の時間軸だとももちゃんが先生になることに不安を覚えていますが
のちにあの地震の件でちゃんと認識が改まるのですね
心の推移の伏線を見れたようでにやりとしてしまいました
あと源氏物語!お気遣いいただいてw
毎日主演男優様の源氏写真集を見ながら顔面崩壊させている日々です
こないだふとちさととナマタさんが何かで共演したら私はどこを見ればいいのかと真剣に悩んで眠れなくなったりもしました
話は戻りますがりーちゃんたまにはカフェに寄ってあげて!!
>>21 ハァハァハァウインクしてきたかんな私にだかんなやめろ萩原お前のはずがないだろ
>>26 リ*・一・リ<ちさとのおうちで煮込みラーメンパーティーをやりましょう!
リ#・一・リ<どうして寒天麺とお野菜しか入ってないの!めぐ!
>>32,
>>33 な、なに動揺してるんでしゅかなっきぃは
舞は大人の女性でしゅから何も心配してないでしゅうっせえ若執事みてんじゃねーぞあっちいけでしゅ!ちきしょうめ
(執△事;)<とばっちり・・・
>>42 おじょじょじょスカートが短いケロ!タイツを履くケロ!履くケロ!
>>47 キーッ!
余談ですが前スレで花のあすか組について書かれていた方がいて
まさかこのスレでその名前をと動揺が
少女漫画で一番好きなので何となく嬉しかったでした!女の子の集団っていいですよね!
67 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 18:15:44.04 0
まーさんの滲み出るビッグママ感というか女将っぽさの起因は何か
これが新生生徒会の第一回の議題か
そして毎度nkskさんから緊急動議される
熊井ちゃん自由すぎる件について
68 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 19:18:49.66 0
熊井ちゃんの弟と番外編の少年は熊井ちゃん被害者の会を立ち上げてもおかしくない
69 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 20:21:22.60 0
どこから突っ込んでいいのか分からないよ熊井ちゃんw
70 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 21:52:25.23 0
从o゚ー゚从<舞美ちゃんはいつもああだとゆいたい
71 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 22:27:40.28 0
私服登校wここの熊井ちゃんは自由だなあw
不憫な弟w
あすか組は小高恵美が可愛かったですね他はあんまり
72 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 23:46:06.68 0
ゆりなちゃん
73 :
名無し募集中。。。:2011/11/28(月) 23:48:42.55 0
DQN熊にも優しく接するピュアお嬢様
74 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 01:58:07.12 0
お嬢様おやすみなさい
75 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 07:11:47.12 0
お嬢様いってまいります
76 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 07:34:35.95 0
いづれ触れられるとは思うが
まいみん梅さんはもう寮には居ない?
77 :
エレコマニア・マリオJ 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【Dmorningcoffee1307279389629168】 【東電 73.4 %】 :2011/11/29(火) 08:47:14.24 P BE:27533568-PLT(12001)
梅さんが地獄のダイエットでやつれていた時に
まいみんはお嬢様に大学の学食云々と言ってたよーな
ヒップホップと言えばエレコマニアとしてはドギージャムを(ばき☆)
78 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 12:12:39.98 O
卒業後もいると公式発表されてたはず
舞美さんはずるいわ、のお話で
79 :
エレコマニア・マリオJ 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【Dmorningcoffee1307279389629168】 【東電 81.0 %】 :2011/11/29(火) 12:57:16.58 P BE:17208656-PLT(12001)
もしも…
姉妹校を卒業?したサキさんが
お嬢様のお世話係で寮に入ったら…
80 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 14:04:55.24 0
教えてくれた人達ありがとう
思い出した
学園と同じ系列の大学・専門学校に進学したから寮にいるんだったなそういや
81 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 14:07:46.50 0
梅さんは卒業しても居座りそうw
82 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 17:31:49.07 O
仕事帰りに生徒会長の写真集買ってくる
83 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 19:20:18.76 0
生徒会長もこれからはどっちなのか分かりにくくなるな
84 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 19:28:45.95 0
毎年替わるものだと思っていたから2期務める人が居ることが驚き
85 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 20:29:01.53 O
副会長職を矢島会長の頃から4期も務める(予定の)子もいるんだぜ
次期会長になれなければ
86 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 20:36:21.18 0
前任者が指名なら順当に選ばれるんじゃないかな
投票だとネタに走ってベアーさんとか℃変態さんに投票する生徒が出るかもだけど
87 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 20:42:24.58 O
むしろ熊井ちゃんが次期に誰を選ぶのかと
88 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 22:05:10.55 0
川*^∇^)||<?
89 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 22:05:14.60 0
>>83 巨乳生徒会長と巨漢生徒会長という書き分けでいいと思う
90 :
名無し募集中。。。:2011/11/29(火) 22:34:00.53 0
前会長乙
91 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 00:07:25.35 0
92 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 02:12:26.75 0
お嬢様おやすみなさい
早朝巡回…
94 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 07:11:01.15 0
お嬢様いってまいります
95 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 10:30:38.36 O
96 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 14:07:10.94 0
97 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 15:57:01.13 0
「あー、うん。そうだよ。舞が誘ったの」
「ギュフーーーーー!!!!!」
早朝の生徒会室。
朝っぱらから大噴火を繰り返すなっきぃを、舞ちゃんは冷ややかな目で眺めた。
「なっちゃん、何カリカリしてんの。カルシウム足りてないんじゃない」
「怒るに決まってんでしょーが!な、なんで!なんでくくくまい」
「SAYホーオ」
「ホーオ」
「乗るな!」
生徒会に入ったよ!などというラッパー熊井の言う事が信じられず、尋問のためとりあえず生徒会室に連行したなっきぃ。
そこに一人でいた舞ちゃんに事情を説明したところ、予想外の答えが返ってきて、ただいま絶賛キュフキュフ中といったところ。
「な、なんでゆりなちゃんを。生徒会に?信じられない」
「千聖もとても驚いたわ。でも、大きな熊さんと一緒に仕事をするのは、とても楽しそうね」
「おじょじょじょ!」
なっきぃからしてみれば、学生の代表である生徒会に、学園一の奇人が入り込むなど、考えても見なかった事態なのだろう。
変人といえば、例えば栞菜だって相当アレなタイプだとは思う。だけど、やることはきっちりやった上でけじめのついた変態であるからして・・・勉強はできるし、深く知らなければ、まじめで大人しい優等生にも見えるわけで。
熊井ちゃんのように“装う”ことを知らない人とは全く違う。
「どどどうしてこんなことに。嗣永さんだって、空気読んで生徒会仕事には関わらないでいてくれたっていうのに」
「あ、それは違うぜなかさきちゃん!ももはめんどくさがりなだけだぜ!今日のお昼のデザートは桃だぜ!」
「熊井ちゃん、韻を踏むっていうのはそういうことじゃないでしゅ」
98 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 15:57:57.60 0
「そんなのどうでもいいから!もー、茉麻ちゃん、何とかいってやって!生徒会長でしょ!」
「えっ」
みんなの視線が刺さる。・・・何とかと、言われましても。舞美ちゃんなら、どう答えるのかな・・・
“あはは、まあ、細かい事はどうでもいいじゃないか!それより、走(ry”
――はい、あてにならなかったでした。
「んー、じゃあ、舞ちゃんに聞きたいんだけど」
「うん」
少し考えて、私は舞ちゃんに話を振ることにした。
「熊井ちゃんを生徒会に誘ったのは、舞ちゃんだって言ってたよね?それは、どうして?」
「決まってるじゃん、必要だと思ったからだよ。ダメ?」
「おー・・・」
間をおかず、当然のようにそう答える舞ちゃん。無駄じゃね?その質問。といわんばかりに。
天才で自信家だなんて、世の中にはすごい子がいるもんだと今更ながらしみじみ感じる。舞ちゃんという存在そのものに、説得力があるというか。思いっきりはしょったその答えにも、無条件で納得してしまいそうになる。
「ギュフ!舞ちゃん、これは生徒会存続の危機といっても過言ではないケロ!もっと詳しく理由を!」
だけど、学校でも家でも一緒にいる相手にはその俺様理論は通用しないようだった。
「舞ちゃん。私はね、ゆりなちゃんが嫌いで言ってるんじゃないの。
でも、私たちは守っていかなきゃならないんだから。みぃたんや佐紀先輩、えりこちゃん・・・もっともっと前の先輩たちが作り上げてきた、生徒会を」
99 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 15:59:12.68 0
生真面目ななっきぃらしい、強い責任感を感じる発言。
私はというと・・・さっきから、言うべき言葉というか、この場を取り繕ういい意見が見つからず、一人で動揺している。
なっきぃの言いたいこともわかる。だけど、熊井ちゃんには熊井ちゃん、舞ちゃんには舞ちゃんの考えがあっての行動だというのも理解している。
だけど、当の舞ちゃんはいつもどおり余裕綽々の態度で、ニヤニヤ笑いを浮かべながらなっきぃをからかう。
「ふふん。なっちゃんってほんと頭かたーい。
転んで頭打ったら、割れるんじゃない?地面の方が」
「なっ・・・!」
怒りでプルプルしつつ、言葉では舞ちゃんにかなわないってわかってるから、口をモゴモゴさせるのが精いっぱい。
負けず嫌いななっきぃ、もうあからさまに涙目になってるから、とりあえず口を挟ませてもらうことにした。
「舞ちゃん、言い過ぎだよー」
「エヘヘ」
まったく・・・私がちょっと叱ると、子供みたいに嬉しそうな顔するんだから。
「ウフフ。舞ったら、茉麻さんのことをお母様みたいにお慕いしているから、怒っていただく事が嬉しいのよね?だからといって、なっきぃをいじめてはだめよ」
すると、援護のつもりなのかなんなのか、お嬢様が思わぬ方向から舞ちゃんを突っつきだした。
「舞ったら、大人ぶっていても、そういうところは可愛らしいのね」
「はぁ!?子ども扱いすんなっていつも言ってるでしょ!ちしゃとのほうが絶対子供!」
「はいはい、ウフフ、そうね。舞のいうとおりね」
「もー!なんだよっちしゃとのくせに!」
おお・・・つええ、お嬢様。
何も考えてないように見えて、人の痛いとこを突いてくる。
100 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 16:00:07.12 0
岡井さんは無邪気に傷をえぐる天才!という梨沙子の言葉が脳裏をよぎった。
「なかさきちゃん」
すると、今度は熊井ちゃん。
ヘイヨーとかチェキラとか言ってたテンションはどこへやら、今は真顔に戻って、まっすぐになっきぃを見つめている(ただし格好はチャラ熊)。
真面目な顔してると本当に凛々しくて、見た目だけなら剣道部とか、弓道部とか、和装を身につけて行うスポーツを嗜んでそうな雰囲気。
普段が普段だけに、忘れそうになるけれど、やっぱ異質な美人だなーなんて感じる。
「な、なによゆりなちゃん」
「あのさ、本当にこのまま前の生徒会のカラーと同じでいいのかな?
たしかに、去年はバランスよかったってうちも思うよ。生徒側からも先生たちからも信頼されてたし。
だけどね。もう何も改革するとこがないぐらい、完璧だったかって言ったら、それは違うと思う。
生徒会をより善く機能させる方法ををみんなで考え、模索し、実現させていくことこそが、先代の幹部への最大の恩返し且つ、学校や生徒の為に尽力する組織、という理想的な姿へ近づく第一歩なのではないでしょうか」
――いきなり何真面目な事言ってんだ、こいつは。
なっきぃは完全に気圧されて「お、おう」とか言ってるし、舞ちゃんはほら見ろ!って感じになぜか得意気に胸張ってる。
「ウフフ、素敵な生徒会になりそうね、茉麻さん」
「素敵かぁー・・・?」
こんな濃いメンツに囲まれて、私、本当に生徒会長なんてやってけるんだろうか・・・一抹の不安が胸をよぎった。
101 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 16:02:17.10 0
今日はここまで
川*V―V)|| キリッ
>>71 あすかの実写は見たことがないのですがグーグル先生に画像貰ったらキリッとしてて可愛かったです!
>>76 まさかこんなに書き続けさせてもらえるとは思わなかったのでその辺は考えてなk・・・とりあえず学生なので寮はOKということで!キュフフ!
>>79 サキさんがお屋敷潜入という感じで妄想膨らませて見ますね!
ドギージャムで調べたらつべにあったのでダラダラっと見てみました!ドコドコしてていいですねー
>>81 家賃さえ払えばお屋敷のおいしいご飯がついてくるんだよ・・・意地でもしがみついてやるんだよ・・・
>>89 うん
>>91 おっかわゆい三人組!コスプレ風味の制服ですな
あとこれブレザー着てるけど絶対目立つ!胸部が!!ヒャッハー
102 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 16:39:41.19 0
熊井ちゃんその説得の言葉は舞様に仕込まれたんじゃないのか熊井ちゃん
103 :
名無し@募集中:2011/11/30(水) 16:46:42.24 0
チンプイさんお疲れ様です
このスレってもう三年くらい続いてるよね、その間も変わらないクオリティで書き続ける能力に改めて感服します
104 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 18:04:33.25 0
今期の生徒会って前期に負けず劣らず活躍するとは思うんだけど
中島さんの胃に穴が空きそうで心配だわw
105 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 19:39:48.24 0
居なくなってもちゃんと機能しそうw
106 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 21:11:52.35 0
まぁちゃん前途多難だなw
107 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 22:09:20.94 0
熊井ちゃんが噛まずにこんなに長いセリフを言えるなんて
マイマイはどんな魔法を使ったんだw
108 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 22:24:23.93 0
さては階段から落としたか
109 :
名無し募集中。。。:2011/11/30(水) 23:34:32.93 0
110 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 01:15:44.70 0
お嬢様お先に寝ませていただきます
111 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 04:36:49.17 O
112 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 07:14:09.03 0
お嬢様いってまいります
113 :
【吉】 :2011/12/01(木) 11:28:29.91 0
師走でございますねお嬢様
114 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 14:01:36.30 0
今日は寒いですねお嬢様
115 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:38:38.49 0
>>17 っていうか、もう既に見抜かれているようだ。
「男のくせに怖いのぉ? でもホラー映画って言っても、これは心理ホラーだから、いわゆるホラー映画の怖さはあまりないよ」
「いや、それでも怖いんですよ。夢に出てきそうで。最近はいい夢を見れることが多いから、その流れを止めたくないし・・・」
慌てて口をつぐむ。言わなくても言いことを喋りそうになった。
それを桃子さんが見逃すわけが無い。
「いい夢を見るってなーに? どういう夢を見てるの? それ、もぉに詳しく話してみて」
ほらね。この人は本当に鋭いんだから。
適当な話しを作って誤魔化してもいいんだけど、嘘をつくのは苦手なんだよなあ。
それに、桃子さんはそういう嘘を一発で見抜きそうだし。
まぁ、別に本当のことを言っても問題は無いだろう。別に恥ずかしいことは何も無いんだ。
「最近、舞ちゃんの夢をよく見るんですよ」
「やだー! どうせ変な夢なんでしょ・・・ 女の子にそんな話しないで!」
わざとらしく目を見開いて、握った手で口元を押さえる桃子さん。
全っ然、違います!
勝手に変な夢にしないで下さい。僕を見くびらないでもらいたいです。
116 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:40:07.59 0
>>115 彼女のそんなリアクションにあきれながらも、思わず立ち上がって声に力を込める
「違いますよ! 変な夢なんて見てません!!」
気を取り直して、持っていた本のページを開いて桃子さんの前に差し出す。
ここを読めば分かってもらえるはずだ。僕の気持ちを代弁しているかのようなこの一節。
僕は、ゴホン!とわざとらしく咳払いをして、荘厳な面持ちを作り桃子さんに諭すように話しかけた。
「桃子さん、“こころ”の、この一節を読んで欲しいです。僕の気持ちは正にここに書いてある通りなんですから」
-----引用ここから-----
私はお嬢さんの顔を見るたびに、自分が美しくなるような心持がしました。お嬢さんの事を考えると、気高い気分がすぐ自分に乗り移って来るように思いました。
もし愛という不可思議なものに両端があって、その高い端には神聖な感じが働いて、低い端には性欲が動いているとすれば、私の愛はたしかにその高い極点を捕まえたものです。
-------ここまで-------
主人公のお嬢さんに対するこの気持ち、これには共感を覚えてならない。
まさに僕の心境はこの文章の通りなのです。僕の場合は相手がお嬢様ではないけれど。
でも、お嬢様のことを考えると気高い気分が乗り移ってくるっていうのには、自分の気持ちを重ね合わせてしまいそうにもなる。
これは千聖お嬢様のことにも当てはまるんだから。
この本を読んでいると、何か錯覚も感じてしまうのだ。
だんだんとお嬢さんに恋心を寄せるようになる先生と呼ばれる主人公。
その気持ち、分かるんだよね、何となくだけど。
読んでいるうちに感情移入してしまい、現実と虚構の世界の区別がつかなくなりそうになる。
117 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:41:14.56 0
>>116 そんな感じでまた虚構の世界に入り込みそうになっていた時、僕の視線と意識がある一点に集中した。
桃子さんに力説するために立ち上がったことで、さっきまでテーブルで見えなかった桃子さんの制服のスカートとニーソのその間、そこがばっちり僕の視界に入ってきたのだ。
いわゆる、絶対領域。
はい、俗物の僕は一瞬で虚構の世界から目の前に広がる素晴らしい現実世界に戻ることができました。
僕の目は釘付けになる。桃子さんスカートみじかすぎ・・・
そこに見とれてしまうのは、男の性なのだ。それはしょうがないことだ。
でもだからと言って、そんなところに見とれていることがバレてもいいということにはならない。
ましてや、相手は桃子さんなのだ。それがバレたら、僕にどんな制裁を下されるのか考えるだけで恐ろしくなる。
いいものが見れた・・・
いやいやそうじゃなくて、今すぐそこから視線を外さなければ。
いやいや、もう少しくらいいいでしょ。いやいや、バレたら大変なことになるからすぐにやめろ。
いやいや、そうは言いましてももう少しくらい見ていたいし。いやいや、相手が悪すぎるだろバレないわけがない。
いやいや、別に見てはいけないものをこっそり覗いてるわけじゃないんだからいいじゃないか。いやいや・・・
(ここまで考えること所要時間0.2秒)
気付くと、桃子さんは僕のことをじっと見ていた。
な、なんですか、その顔は。
これはやはり僕の葛藤を見抜かれてしまったのだろうか。
だが意外な事に、桃子さんはそこには触れてこなかった。どういうわけだかスルーしてもらえたみたいだ。
しかしそこには、これは貸しにしとくからね、という無言のメッセージも感じられるような。
やはりバレちゃったのかな、そこがはっきりしなくて何とも落ち着かない。
118 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:42:36.48 0
>>117 桃子さんは、あらためて先ほど僕の言ったこと、そっちの方に言及してきた。
「つまり、見ているのは神聖な内容の夢だってこと?」
皮肉っぽい笑顔が浮かんでる。やっぱり見とれてたの完全にバレてるよ。
それでも僕は動揺を悟られないように、あくまでもキリッとした顔を保って真顔で答えた。
「そうです。最近舞ちゃんの夢をよく見るんですよ」
「それは分かったから、二度も言わなくていいよ」
「高い極点を捕えてる、とか何とか立派なこと言ってる割には舞ちゃんの夢を見てニヤニヤしてるんだ」
「ですから、ニヤけてなんかいません。今言ったように、僕の彼女への想いは神聖なものなんですから」
「いや、だから、実際ニヤけてるんだって。それ自覚してないのぉ、ひょっとして?」
そうなのか、それは素で気づいていなかった。
このあいだ栞菜ちゃんにも同じこと指摘されたっけ。
そんなにいつもニヤケてる顔してるんだろうか。気をつけよう。
あの時は、なかさきちゃんを目の前にして、そりゃ彼女のかわいさについニヤケちゃったのかも知れないなあ。
・・・なかさきちゃん?
そうだ、思い出した!
「ところで桃子さん、最近なかさきちゃんに何か言われたりしましたか?」
119 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:44:40.12 0
>>118 「風紀委員長さん? 最近? 何か言われたかなあ?特に覚えて無いけど」
「そうですか。それならいいんですけど、あの時なかさきちゃん凄い剣幕だったから」
「いいんちょさんにはしょっちゅう色々言われてるから、そんなのいちいち覚えてないよ。ウフフフ」
なかさきちゃん、桃子さんに別に何も言わなかったのかな。
それっきり、桃子さんはそのことには特にこれ以上触れようとはしなかった。
僕の言ったことに、“凄い剣幕ってどういうこと?”とかさえ聞いてこないんだな。
これが例えば熊井ちゃんだったら、こういう発言は聞き逃さずがっつり食いついてくるだろう。
彼女は自分が納得するまで、徹底的に物事をハッキリさせないと気がすまない人だから。
対照的に、桃子さんはいちいち気にしないんだ。
こういうことには淡白だよなあ、桃子さんって意外と。自分のすること以外には、あまり興味を示さないというか。
他人から何を言われたとかそういうことは全く気にしないんだろうな。男らしい態度だなあ、見習いたいものだ。
「そんなにしょっちゅう、いろいろ言われてるんですか?」
「風紀委員長さん、もぉのこと大好きだからね」
「はぁ」
なかさきちゃんのあの口ぶりからは、とてもそんな感じには聞こえなかったけど・・・
「もぉが卒業しちゃったら、いいんちょさん寂しさのあまり元気なくなっちゃうんじゃないかと思って、それがとても心配で心残りなの」
ウフッ、と笑った桃子さんが続ける。
「でも、くまいちょーがいるから、いいんちょさんも元気なくしてるヒマないだろうね」
そうですね。
きっと、そうなるんでしょうね。その光景が目に見えるようです。
120 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:46:18.07 0
>>119 「ところで、少年は何でいつもくまいちょーの言うことを聞いてるの?」
「え、どういうことですか?」
「こうやって席を取っておいたりとかさ、くまいちょーの言った事はその通りにするでしょ」
何でって言われても。そんなこと疑問に思ったことも無いけど。
わざわざ聞いてくるってことは、僕の取ってる行動はちょっとおかしいのかな。
「それは・・・ 熊井ちゃんの言うことは絶対ですから」
ちょっと違う気もするけど、説明するのが難しい。
「よく分からないんだけど、くまいちょーに何か弱味でも握られてるの?」
「あ、そういうのとは全然関係無いです。確かにそんなものはいくらでも握られてそうだけど、それとはちょっと違います」
「ひょっとして少年、くまいちょーのこと大好きだったりなんかしちゃったりして?」
「ち、ち、違いますよ!」
な、なんですかそのニヤニヤ顔は。
ここで僕が動揺してはまた桃子さんに格好のネタを与えてしまう。だから僕は真面目な表情をつくる。
「熊井ちゃんの言うことはいつも正しいんです。だから彼女の言うことには従ってしまうわけで」
その僕の答えがピンと来なかったのか、ん? って感じで小首を傾げる桃子さん。
その仕草は、不覚にもかわいい!と思わされてしまった。
「そうかなー? くまいちょーってけっこう天然な子だなと思うけど」
121 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:47:59.00 0
>>120 「彼女の言ってることは、見当外れのこと言ってるようでも、実は本質を突いていたんだって後から分かることが多いんですよ」
ちょっと力を込めてそう言った僕に、桃子さんはうんうんと頷いてくれた。そして予想外に優しい顔を見せてくれる。
その顔は、妹を褒められたお姉さん・・ちょっと違うか・・メンバーを褒められたリーダーかな、そんな感じの顔だった。
その表情からはお互いの信頼感が感じられて、そういう関係にあるのっていいなあと思ってしまった。
もぉ軍団とはお互いを尊重しあう崇高な団体なんだYO、って言ってたのを思い出した(その時は話し半分にしか聞いてなかったけど)。
「あとは、条件反射ですね」
「条件反射?」
「昔のクセで。昔は熊井ちゃんの言うことに逆らうことの出来るやつなんかいなかったですから」
「みなさんが彼女と接するときの感じを見て、熊井ちゃんのこと、ほえーっとした温厚キャラだと思われてることがちょっと意外でした」
「うん、確かにそういうイメージ持ってる人が多いかもね」
「そりゃ確かに元から天然な人ですけど、昔はもっと怖かったのに。熊井ちゃん丸くなりましたよね、性格」
昔は本当に怖かったんですよ。
ま、今もじゅうぶん怖いけどさ、いろいろな意味で。
昔の彼女の怖さは、睨み付けられたり恫喝されたりはたまた殴られたり、ストレートに言えば暴力的な意味の怖さだったのに。
そうだよな。あの頃に比べると、熊井ちゃん本当に穏やかになってるよな。
122 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 16:51:50.09 0
>>121 「丸くなったかなぁ? 今でも怒ってる顔を見せることもあるけどね。筋の通ってないこととかは大嫌いみたいだから」
さすが桃子さんは熊井ちゃんのことを知り尽くしてるんだろう。
もうちょっと、熊井ちゃんのこと桃子さんがどう思ってるかそれを聞きたい。
「正義感(無駄に)強いからねーw でも、そういうところもくまいちょーらしくていいんじゃない」
「でもさ、ひょっとしたら変わったのはくまいちょーじゃなくて、周りの人達の方なのかもしれないよ」
「くまいちょーが大人になったんじゃなくて、周りの人達自身が大人になったから、そういう風にイメージが変わって見えるんじゃない?」
なるほど。
桃子さんの言うことには目からウロコが落ちた。
熊井ちゃんの感情の起伏っていうのは、周りのひとの人間性を映し出している鏡のようなものなのか。
つまり、熊井ちゃんが温厚なキャラに見えるとしたらそれは、この学園の人達自身が柔和な人達だっていうことの証明なんだ。
昔は相手が誰であろうと、お構い無しに感情をぶつけるような気性の激しい女の子だったのに。
今考えてみると、それはいわゆるクソガキな子供っぽい男子の相手をしてたからってことなのか。
その実害を受けてきた人間からすると、あんなに恐ろしかった女の子でも穏やかになるものなんだな、っていうのが正直な気持ちです。
大人になるってこういうことか。
でも、「三つ子の魂百まで」ってことわざにもあるように、人の性格っていうのはそう簡単には変わらないと思うんだよなあ。
つまり、今の熊井ちゃんは休火山のようなもので、落ち着いていても次いつ噴火するか全く分からないような状態っていうことなのだろうか。
怖すぎるだろ、それ・・・
それを想像して、僕は一人で背筋を冷やすのだった。
123 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 17:25:31.84 0
もうちょい続きます
ノソ*^ o゚)<ツグナガァ! 私のいないところで何を言ってるケロ
>>66 チンプイさん乙です!
高校生になられたお嬢様に、茉麻さんともども感動していたら
その後に出てきた熊井ちゃんに全部持っていかれてしまいましたw
私服通学してくる生徒がやってきたら委員長さんもそりゃ絶句しますよねー
学園一の奇人の座も嗣永さんから熊井ちゃんにしっかりと引き継がれてるんですねw
少年作者自身はあまり映画とか見に行かない人なんですけど
せっかくだから王様ゲームと源氏物語は見に行ってみようと思っております
源氏物語は本屋さんに行ったらポスターがたっくさん貼ってあったので興味を引かれたんですね
このポスターをチンプイさんも見てるのかなーと思って、妙な一体感を感じてしまいましたw
>>97 やっぱり前生徒会長を始めとする生徒会の力で昔は荒れてた学園を今の落ち着いた学園にしたんだから
なっきぃにとってはそこは絶対に守りたいんでしょうね!悪の権化のように見える熊井ちゃんからw
でも、熊井ちゃんは、他ならぬなっきぃの前だからこそ、そこまでふざけられるんじゃないかなあ、なんてことも思うわけで
それとも大きなベアーさんはそんな甘いもんじゃねえ!なんでしょうか
大きなベアーさんはどんどんスケールアップしていきますねw
どうなるのか先が楽しみです
124 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 18:15:11.91 0
ポケモー『アーティストQ&A』
Q:気合いをいれる時の掛け声を考えてください! (2011.12.01)
从・ゥ・从<たのばるぞー!おう!!(楽しむ+頑張る!)
ノソ*^ o゚)<っしゃあっ!!!!
州´・ v ・)<℃-uteでは(´ω`☆)<℃-ute!まいみ、さき、あいり、ちさと、まい!5人そろってー。はじけるぞい!!
Buono!では(´ω`★)<もも、みやび、あいり!今日もおいしくー。いただきます!
リ ・一・リ<よっしゃ行くぞーーーーーーーーーっ(笑)
(o・D・)<まいみ、さき、あいり、ちさと、まい 5人そろってはじけるぞぃ↑↑
125 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 19:47:04.46 0
ル*’ー’リ<ホントに面白い子w
126 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 20:12:28.09 0
少年の熊井ちゃんに対するインプリンティングが思いのほか強力だったw
矢島さんの気合いを入れる時の掛け声が普通に噛んだだけとしか思えないw
127 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 21:51:38.46 0
リ*・一・リ<たのしいかたなのね
ノソ#^ o゚)<ダメ!ゼッタイ!
128 :
名無し募集中。。。:2011/12/01(木) 23:28:42.86 0
お嬢様今晩は
129 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 00:08:21.04 0
まるでバーソロミュー・くまじゃないか熊井ちゃんw
130 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 02:04:51.57 0
お嬢様おやすみなさい
131 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 06:57:50.06 0
リ*・一-リ
132 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 07:08:22.44 0
お嬢様いってまいります
133 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 10:24:18.69 0
お嬢様もみんなも寒いから風邪に気を付けて
134 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 11:09:12.24 0
若執事防寒具買って来いよ
寮生とちしゃとの分な
有原のはいいでしゅ
135 :
エレコマニア・マリオJ 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【Dmorningcoffee1307279389629168】 【東電 90.4 %】 :2011/12/02(金) 12:08:50.15 P BE:16061647-PLT(12001)
舞様ひでえw
136 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 12:33:09.93 O
あたしのはオメーが縫えばいいかんな
カタログ用意してやったから同じの作れや
137 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 14:48:01.96 0
キーッ!
138 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 16:38:19.03 0
ついに若執事の堪忍袋の緒が切れたか
139 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:23:47.98 0
「どうなの、なっちゃん。
熊井ちゃんだって、生徒会の事真剣に考えてるってわかったでしょ?」
「う・・・うん」
「いや、チョット待った!」
懐柔されはじめたなっきぃを制すべく、私はバシッと右手を突き出した。
「これはおかしい」
「な、なんでしゅか茉麻ママ。やぶからぼうに」
私は視線を熊井ちゃんへ向ける。
相変わらず、女剣士のような勇ましい真顔をキープしているようで・・・だけど、長い付き合いだからわかる。こんな熊井ちゃんは、まずありえない。
いつだったか、お母さんに聞かれたことがある。
茉麻の高校の友達の熊井ちゃんって、一体どんな子なの?と。
聞くたびに印象が違って、よくわからない、と。
たしかに、熊井ちゃんほど気が変わりやすく、マイペースな子も珍しい。
ガングロギャル、ラッパー、チーマー。最近はワルの匂いのするものに関心を持ってるらしく、それは今日のように、態度や服装に露骨に表れる。
だけど決して、流されやすいというわけではない。
むしろ、こんなに自己が確立している人も珍しいんじゃないかと。
熊井ちゃんはどこで何をしていても、あくまでも熊井ちゃん。
根底に確固たる己があるからこそ、全く異質なものを自分の中に取り入れるという高度な遊びが出来るんだと思う。
だから、お母さんにはこう答えた。「熊井ちゃんは、熊井ちゃんというジャンルの人だよ」って。
和名:熊井友理奈 熊井目・熊井科 希少種。
それで私のお母さんまで納得させてしまうんだから、やっぱりすごい子なんだ。
140 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:24:03.52 0
閑話休題。
「さて、熊井ちゃん。一体何を企んでるの?ママに言ってごらん?」
さっきの、なっきぃを説得すべく行われた熊井ちゃんの演説。
あれ、いかにも怪しい。すごく引っかかる。
「考えすぎでしゅ。熊井ちゃんは今度は真面目な生徒会役員に憧れただけだし」
「だとしても、あんなボキャブラリー、熊井ちゃんが持っているはずがないもの。おかしい」
「いいえ、私は心から今期の生徒会の在り方について述べているのです。
私、熊井友理奈は必ず、この組織に新しい風を吹き入れる存在となるでしょう。現幹部の皆さんと手を取り合い、学校とは何か、生徒会の役割とは何かということを考えたいのです。」
あっけにとられてるなっきぃや私を放置して、まだ演説は続く。
お嬢様なんて、口を半開きにしたまま、ワクワクした表情で熊井ちゃんを見ている。それはさながら、動物園の珍獣コーナーに見入る小学生のごとく・・・さすが、面白い生き物大好きっこ!
「この室内で繰り広げられる論争に、時に私たちは傷つけあい、青春の涙と汗に塗れることもあるでしょう。
しかしながら、そこで育まれる真実の愛と友情・・・ああ、なんと尊いものなのでしょう。それ故に舞は・・・あ、やべ。じゃなくて、ゆり・・くま・・えーと」
しかし、突然のハプニング。
よどみなかった口上は、熊井ちゃん本人のとんでもないミステイクによって止まってしまった。
「ああん?」
当然、なっきぃの眉間に皺が寄る。
「ゆりなちゃん、今なんて?」
「違うよ、全然違うよ!」
141 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:24:19.47 0
慌てる熊井ちゃん、詰め寄るなっきぃ。
「今舞って言ったよね!言ったよね!」
「気のせいだよ。夢でも見ていたのではないでしょうか!なかさきちゃん疲れてるんだよ。ゆっくり休むがいい」
「ごまかすなすぐ!」
「ウフフフ」
すると、唐突にお嬢様が小さなお口をハンカチで押さえて笑い出した。
「なーに?」
「いえ、あの、ウフフフフいやだわ大きな熊さんったら」
よっぽどツボにはまったのか、体を丸めて咳き込み出す始末。
「もう、しょうがない子。大丈夫?」
どうも、小柄で子犬感のある彼女といると、口調がママになってしまうから困る。
何度か背中をトントン叩いてあげ、落ち着きを取り戻したお嬢様は、スッと目を眇めて私を見た。
「ん?」
魅力的な三日月スマイル。
普段なら心が和んで、一緒にニコニコしちゃうところなんだけど・・・だんだんわかってきた。この無邪気そうな笑顔もよくよく見ればバリエーションがあって、今何かは若干イヤーな色が浮かんでいる。
「あー・・・ちしゃと、気づいちゃった感じ?クフフ」
「だって、舞の・・・ウフフ、これは言わないほうがいいのかしら?」
いつもの品あるお嬢様の仮面はちょっと脱いで、舞ちゃんと目を合わせて含み笑い。
あまり、私といる時にはこういう等身大の女の子って感じの顔を見せてくれないから、ほほえましく感じてしまう。
こういうところが、おばちゃん(by梨沙子)なんだろうなぁ。
142 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:24:39.54 0
「お、お嬢様!なんですか、隠し事はなしですっ私とお嬢様の中じゃないですか!」
でも、なっきぃはそこまで懐柔されてはいないらしく、鼻息荒くお嬢様に詰め寄っていく。
「お嬢様!」
「もう、そんなにお顔を近づけなくても。・・・ほら、なっきぃ、見て頂戴。舞の頭の上」
丸っこくて可愛らしい、お嬢様の指が示した先にあるのは、卒業生から寄贈された大きな鏡。
少し上の方に掲げられたそこには、正面――つまり、私となっきぃとお嬢様の背後にある、ホワイトボードが写っている。・・・びっしりと文字が書かれた、ホワイトボードが。
「まさか・・・」
私は後ろを振り返った。
“本当にこのまま、前の生徒会のカラーと同じでいいのかな? たしかに(ry”
おや・・・さっき聞いた覚えのある言葉が、ボードにつらつらと並んでいる。
“否定された場合→いいえ、私は心から今期の生徒会の在り方について述べているのです。私、熊井友理奈は必ず(ry”
「もー、熊井ちゃん!どこにも“舞”なんて書いてないでしょー?何で間違えちゃうかなぁ」
「でへへ、ごめんねー。舞ちゃんが考えたセリフ、って思いながら読んでたら、つい名前出しちゃって」
――つまり、こういうことか。
(わかってたことだけど)さっきの熊井ちゃんの見事な演説は、舞ちゃんがホワイトボードに書きなぐったのを読んでいただけだ、と。真顔でカッと目を見開いていたのは、字を追うのに集中していたからだろう。
143 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:24:55.94 0
で、お嬢様は向かいにいる舞ちゃんと熊井ちゃんをじっと見ているうちに、二人の背後の鏡に映るホワイトボードが気になり、ちょっと振り向いたら・・・ということなのかな。
「あはは・・もう、しょうがないなあ」
何かからくりがあるのはわかっていたけれど、簡単すぎて逆に気がつかなかった。
イタズラ、大成功!みたいな顔でハイタッチしてる2人を見ていたら、怒る気にもなれないというもの。
「キュフゥ・・・」
それはなっきぃも同じみたいで、もはや激怒する気力も失せたのか、半笑いで机にほっぺをくっつけている。
「ねー・・・なっちゃん。
こんだけ熊井ちゃんが生徒会入りたがってるのに、やっぱり反対なの?
そりゃあ今の筋書き考えたのは舞だけどさ、熊井ちゃんだって実際やる気だからここにいるわけだし」
144 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:25:16.28 0
今日はここまで
>>103 なんというかあまりたくさん書いてる自覚がなく
まとめサイトさんを見ると我ながら驚く事がありますw楽しいことはいくらでもできてしまういい例かとw
>>109 手で顔を覆う癖がいとうしゅうていとうしゅうてたまらんのじゃけん
あとなかさきさんの調子に乗りまくった言葉責め!調子のってるギョカイうざかわ!
何であんなに可愛い生き物が存在するのか・・・ちしゃとだけでも破壊力がすごいのに℃-uteちゃんだとそういう妖精さんたちが5人ですよ!ベリキューちゃんだと12人!えりかんなも入れたら(ry
>>115 少年作者さん乙です!
ももねえちゃんの絶対領域で固まる少年・・・なんか年頃の男の子の下ネタ方面の一面が見れて楽しいですw
無害系とはいえ少年も男です(キリッ からね!
少年に接するももちゃんは結構大人びている印象で
舞ちゃんに対する純粋な思いと自分へのピンクな目線を照らし合わせてのからかいに他の子にはない余裕を感じました
いろいろ言いつつも見守る目が優しく温かいのがすごくいいなあと
「こころ」はなかなか深いですよね!
思春期に読んだときは私○ねよみたいな感想しかなかったんですがいい年になってくるといろいろ見えてくるものもあり
恋愛は人を狂わせますからね!少年の思いが清く崇高なままでありますように!
源氏の人のポスターはすでに入shモゴモゴモゴ
>>124 ちしゃとそれは
>>138 切れたところで彼に何が出来るというのでしょう
結局は駅ビルへ可愛いモコモコルームウェアを買いに行かされることとなるのです
うさちゃんの耳のついたパーカーを大量買いする執事服の男性
ヒソヒソと遠巻きに見遣るJC・JK・KB(警備員)
外は冷たい雨が降っていて、彼の痛チャリを濡らしています
私はそっと涙を拭いました (ナレーション:梅田えりか)
145 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 17:48:37.00 0
マスター!そこの机に突っ伏して虚ろな笑いを浮かべているレディに胃腸薬を差し上げて
そして個性的な自転車を押しながら傘を挿してるのに顔が濡れてる若い執事さんにも
146 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 19:39:26.95 0
リ*・一・リ<たのしいせいとかいね
147 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 21:07:04.34 0
作者さんおつです
148 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 22:16:20.65 0
>これはおかしい
決して周囲に流されない新生徒会長
やはり適任です
149 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 23:29:33.58 0
洞察力は生徒会長に必要な資質だからね>从・ゥ・从
150 :
名無し募集中。。。:2011/12/02(金) 23:43:37.58 0
前任の生徒会長は洞察力というより動体視力の方が優れていたような
151 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 00:06:46.89 0
152 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 01:38:19.72 O
なんだ
岡井ちゃん寝るならともかく
153 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 07:34:37.27 0
お嬢様おはようございます
154 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 10:43:08.19 0
リ*-一-リ<まだねむいわ・・・・・・zzz
155 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 12:05:06.29 O
お昼ごはん
156 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 13:31:24.38 O
お嬢様頑張って
157 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 15:23:55.80 0
お嬢様頑駄無って
158 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 15:43:42.99 0
从・ゥ・从<がんだむよー!
159 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 17:51:19.46 0
悪魔的天才頭脳舞様にくまくま突破力のフリーダム熊井ちゃんのタッグ結成とか
nkskちゃん100人束になっても勝てる絵が思い浮かばないw
160 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 18:59:38.91 0
>>122 興味深い考察を僕に披露してくれた桃子さん。
その時、ガラス越しに見える外の歩道に知り合いを見つけたようだ。
僕からは死角になっていて見えなかったが、桃子さんがその人を手招きで呼び寄せている。
誰だろう?
桃子さんのちょっと驚いたような、お!って感じからするともぉ軍団の人ではなさそうだな。
店のドアが開く気配が聞こえる。どうやらその人が入ってきたようだ。
そして、テーブルにやってきたその人を見て、僕は驚愕のあまり椅子から転げ落ちてしまった、リアルで。
あ、あ、あ、愛理ちゃん!!
その瞬間、僕は固まった。頭の中が真っ白になってしまう。
桃子さんと愛理ちゃんが何か会話しているが全く耳に入ってこない。何も反応できない。完全に思考が停止してしまっている。
「やっほー、愛理」
「ももが誰かと2人っきりでいるなんて珍しいね」
「くまいちょーも梨沙子も来ないからさー。ちょうどいいところに来てくれたよ、愛理」
床の上で腰を抜かしている僕に、頭上から桃子さんが声を掛けてくる。
「愛理が来たっていうのに何やってるの少年? ほら、愛理だよ?」
161 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 19:03:13.10 0
>>160 話しかけないで!!
お願いですから、僕ごときに構わず2人で会話を続けて下さい。
そんな僕を愛理ちゃんが見てきた。その愛らしいお顔が、きょとんとした眼差しで僕を見ている。
その瞬間、また記憶がすっ飛びそうになった。
こんなに間近で愛理ちゃんを見ることが出来るなんて! その破壊力の凄さにとても平常心を保てない。
恐れ多くて、愛理ちゃんを直視することが出来ない。
現実感がないフワフワとした感覚に包まれて、時間が止まってしまったかのように体が動かなくなる。
普段の生活行動の中では、まずもって経験することのないこの感覚。この緊張感。
なんだ、この気持ちは。
好き、っていう気持ちとかとはまったく違う。
うん、そこは本当に全く違う。いまそれが実感としてわかった。
アイドルって言うのは偶像っていう意味なんだっけ。なるほど、すごく実感できる。
そんな緊張の極みにいる僕とは見事なまでに対照的な、愛理ちゃんののんびりとした声。
「へー、もも軍団の人だったんだぁ」
ち、違いますよ、愛理ちゃん!!
反論しようにも緊張のあまり声が出ない。アホの子みたいに口をパクパクさせるばかり。
162 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 19:05:50.29 0
>>161 そんな僕を桃子さんがニヤニヤと見ている。
そうだ、桃子さんがいたんだ。
すみません。軍団長のこと忘れかけていました。
だって、目の前の愛理ちゃんのことで僕の頭の処理能力は既に限界を越えているわけで。
そうであっても、桃子さんのいる前で愛理ちゃんに見とれてしまったのは良くなかったんじゃないだろうか。
今更ながらそんな不安を抱いたのだが、桃子さんは案外この事態を面白がってた。
この人は面白いことが何よりも好きなんだろう。
助かった。またこのことでネチネチといびられるのかと思った。
愛理ちゃんを前にして、あまりにも恐れ多くて声が掛けることさえできない。
いま僕はそれぐらい緊張しているのだ。
でも、これだけはどうしても伝えなければ!って思っていることがある。
あの時の感動をありがとうって。
それだけは何としても愛理ちゃんに伝えたい。
腰を抜かしている場合ではないのだ。
だから僕は気持ちを伝えるべく直立不動の姿勢で、座っている愛理ちゃんの前に立った。
すると、愛理ちゃんは見上げるように僕を上目遣いで見てくれたわけで。
!!!
破壊力抜群だ。
そりゃ記憶も飛びそうになりますよ。
でも、こんな幸せな瞬間を記憶から飛ばすわけにはいかない。
163 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 19:08:48.38 0
>>162 僕は勇気を振り絞って愛理ちゃんに話しかけた。
「あの、あの、学園祭のライブ拝見させていただきました。愛理ちゃん、とてもカッコよくて・・・・」
「ありがとうございますぅ。ケッケッケッ」
「もう、本当に心の芯から痺れました。あのライブ見て僕は人生観に影響を受けたぐらいで!」
「いやー、そんなぁ、大げさですよぅ」
「でも本当のことなんです。どうしてもこれだけは伝えたくて。愛理ちゃん本当にありがとう! これからも頑張ってください。応援しています」
何か後ろから強制的に横へ流されるような気配を強く感じて、つい自分からその場を離れてしまった。
最後の方は早口で一方的に話しかける感じになってしまったが、決死の思いでこれだけ言うことができた。
そんな僕の言ったことを愛理ちゃんはしっかりと聞いてくれた。それだけで上気する。
言うべきことは言えた。
空いていた一つ隣りのテーブルに彼女達を背にする感じで座りこんで、そこで放心状態になる。
愛理ちゃんに話しを聞いていただけるなんて、何という光栄。
感動に全身を包まれ、その興奮のあまり自分の置かれている状況を忘れていた。
164 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 19:13:40.77 0
>>163 だから、繰り返しになるが、この場には桃子さんがいるんだ。
どうしても忘れてしまいがちに・・・
桃子さんが振り向いて今僕のいるテーブルを覗きこんでくる。
「なにやってんのー、少年(笑) こっち座ればいいじゃん」
と、とんでもない!!
僕は声も出せず、黙って首を左右に振るのが精一杯。
愛理ちゃんと同席なんて、そんな恐れ多くも僭越なことなどとても出来ないです。
それに、言うべきことは伝えられたので、もう何も思い残すことはありません。
達成感でいっぱいになり、再び思考回路は停止してしまった。
だめだ・・・
この今の素晴らしい状況にとても耐えられない。
素晴らしい状況に耐えられないって意味不明なこと言ってるみたいですが、それが今思う率直な感想なんです。
この場に僕のような不純物がいてはダメだ。愛理ちゃんのためにならない。
別に卑屈になってるわけでないですよ。全く逆に、純粋な気持ちの表れです。
ホント限界だ。もう帰ろう。
「いえ、結構です。もう僕は帰りますから」
165 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 19:38:58.74 0
あれ?終わらない
なのでまた明日に続きます
>>139 チンプイさん乙カレーライス!!
舞ちゃんの入れ知恵だったんですねw
風紀委員長さんはそりゃ突っ伏しちゃうでしょう、あの熊井ちゃんにあの舞ちゃんが付いてしまうとは
長口上につまずいてしまったところの熊井ちゃんの動揺がまたのんびりしていて、熊井ちゃんかわいいよ
>否定された場合→
とか想定問答集の作成までしているとはさすが天才舞様ですね万事抜かりない
熊井ちゃんを上手く扱い始めてる舞ちゃんにはちょっと笑ってしまいましたが、なぜそんなに熊井ちゃんの肩を持つのでしょう
謎は深まるばかりです
この事態でも冷静さを失っていない茉麻さんはさすがトップに立つ人だけのことはありますね!
166 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 21:01:39.44 0
分かるよ少年、目の前にいると何も出てこなくなるその気持ち
千葉のベリキューコン参戦。
やっぱりお嬢様はベリメンとの絡みやアイコンタクト多目で。
雅ちゃんと絡みの多いベリのあの曲の笑顔可愛すぎでした。
167 :
名無し募集中。。。:2011/12/03(土) 22:24:57.42 O
チンプイさんおつであります
168 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 00:14:52.31 0
週末の夜ですねお嬢様
169 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 00:33:49.23 0
幸せ過ぎると怖くなるって言うのはわかるわ−
でも恐慌状態にならんでもw
すーさんでこれじゃあ舞様と御対面したらマジで爆発するんじゃないか
170 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 01:59:08.55 0
お嬢様おやすみなさい
171 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 04:53:46.94 0
おやすみなさいお嬢様
172 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 08:33:37.51 0
そしておはようございます
173 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 09:46:10.80 0
雪が重くてゆるくないわ
若執事さんに手伝って欲しい
174 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 13:04:05.20 0
若執事は手伝うでしゅ
175 :
エレコマニア・マリオJ 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【Dmorningcoffee1307279389629168】 【東電 65.9 %】 :2011/12/04(日) 15:43:38.55 P BE:13766483-PLT(12001)
オレッチは思った
学園編でも少年編でもお嬢様と舞様と桃ちゃんと熊井ちゃんが組んだら
天下無双の軍団が出来上がるのではないかとw
176 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 17:56:33.40 0
>>164 愛理ちゃんとのやりとりを黙って見ていてくれたり、更に今も一緒に座れだなんて、今日の桃子さんは妙に優しいな。
やっぱり軍団長は大人なんだ。さすがだな。
そんな桃子さんにも申し訳ないから、もう僕は帰ります。
ありがとう桃子さん、なんて思っていたら、桃子さんが愛理ちゃんに話しかけているのが聞こえてきた。
「聞いたでしょ、愛理。この少年は愛理のこと特別に想ってるんだって。人気者だねぇ、あいりん」
僕の耳がピクッと反応する。
前言ちょっと保留。
桃子さんのちょっといやらしいその言い方。しかも、何かそんなことわざわざ言わなくてもいいのにってことを言っている。
これはたぶん、わざと僕に聞こえるように言ってるんだ。
それを無視することの出来ない単純な僕は、つい話しに割り込んでしまった。
「桃子さん!」
「あれ? なーんだ、こっちのテーブルにしっかり聞き耳を立ててるんだ。もう帰ります!!とか言ってたくせにw」
僕が振り向いたとき、桃子さんはすっごく楽しそうな笑顔だった。
その表情を見て僕はようやくわかった。
桃子さんは僕と愛理ちゃんのやりとりを黙って聞いていてくれてたんじゃない。
じっとタイミングを計っていたんだ。仕掛けるタイミングを。間違いない。
「少年、愛理のこと好きなんでしょ? いま言ったのはそういうことじゃないの?」
177 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 17:57:46.34 0
>>176 刺激的なセリフで僕を挑発する桃子さん。
僕には分かる。桃子さんが何を言いたいのか。
というか、桃子さんが僕に何をさせたいのかということが。
これはこの前お嬢様とご一緒した時と同じことなんだ。状況も同じなら桃子さんの表情も同じなんだから。
また僕をもてあそんだ挙句に、僕の気持ちを僕自身の口から大発表させようと誘導しているのだ。
なんでそんなことをするのかって?
そんなの、もちろん桃子さんが自分で面白がるため。ただそれだけのために。
そう何度も同じ手を食うものか。
だから、桃子さんの挑発的な質問にも慎重に答える。
「違いますよ」
「なに?好きじゃないの? じゃあ愛理のこと嫌いなんだ」
「まさか! そんなわけないじゃないですか」
「ほら、好きなんじゃん。意味がわからないよ、少年」
だめだ、相手が悪い。
桃子さんの攻撃がじわじわと効いてくる。
178 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 17:59:04.49 0
>>177 でも、僕に愛理ちゃんの前で大発表させようとしているのは、また僕の舞ちゃんへ対する想いなんでしょと早合点したが、そうではないのかな。
いまずっと桃子さんが聞いてくるのは、ひたすら僕の愛理ちゃんに対する気持ちのことだ。
そうか、そっちでイジりに来たか。
今しつこく言ってきてるのは、愛理ちゃんに対して「好き」っていう言葉を僕から引き出そうとしているんじゃないだろうか。
だから桃子さん、「好き」の意味が違うんですよ!
あの時説明したことの繰り返しになるだけなんですが、それをさせようとしてますか。
また長々と言葉の使い分けの違いを説明して、そしてお嬢様への僕の気持ちにも言及せざるを得なくなりry、って。
それをさせるのが狙いなんだろうか。
そんな説明、恥ずかしくてここで出来るわけがない。目の前にいるのはあの愛理ちゃんなんですよ。
お互い振り向きながらやりとりする僕と桃子さんを、愛理ちゃんがテーブルに頬杖をつきながら微笑を浮かべつつ眺めている。
桃子さんの後ろ側に見えるその光景に、また僕は固まってしまう。
・・・無理。
僕の気持ちなんか、愛理ちゃんに知っていただく必要はありません。
僕の彼女へのファンとしての気持ちはさっき本人に直接言った通りだから、それ以上の余計なことは言う必要なし。
179 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 18:00:21.72 0
>>178 愛理ちゃんのこと だ け を考えている僕に対して、桃子さんがそろそろ御立腹のようです。
「こらー!! もぉのこと素通りして、後ろの愛理に見とれるとか、どういうことだ少年!」
そうですよね、ちょっと露骨に見入っちゃいましたから。
「謝りなさい、わたしに」
なーんだ。
いろいろ言ってるけど、僕が他の子に見とれていることに嫉妬してるんだな桃子さん。
ちょっと彼女のことを、かわいいな・・なんて思ってしまった。
「ご、ごめんなさい」
もちろん僕に見て欲しいなんて、そんなこと桃子さんが思ってる訳はないわけで。
ただ単に、他の子に見とれてるのが感情的に気に入らないだけで。
そして、それと同時に自分が優位な立場に立つための言葉のトラップなんだ、これは。
やばいぞ、この展開は。
桃子さんは意識的に誘導している。この会話の展開を。
今ので完全に主導権を桃子さんに握られてしまったようだし。
僕のかなう相手じゃないのだ、桃子さんという人は。
180 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 18:05:03.63 0
>>179 「Buono!のファンとしてあるまじき態度だよ。リーダーに対してそんな態度、許されると思ってンの?」
「許されるも何も、・・・そりゃ自分の推してるメンバーの方に見とれちゃいますよ・・」
「なに?声が小さくて聞こえない! 少年はこれからもぉと愛理のどっちを応援するわけ?」
「Buono!のときですか? 愛理ちゃんですね(キッパリ)」
挑発的な桃子さんとやりとりするうちに、僕もつい聞かれたことにムキになって答えてしまう。
「ちょっと、もぉと愛理のどっちが好きなの。ハッキリしなさい」
その答えは質問される直前に、これ以上無いぐらいハッキリと答えたじゃないですか。しつこいな。
舞ちゃん以外の人の誰が好きかなんて、その議論は意味がない。もうこの話しは終わりにしたい。
それでも容赦の無い桃子さんは、その口調と表情と仕草で僕を徹底してイライラとさせてくれる。
そして、意外な人の名前が出てきたことで、僕のイライラはピークに達した。
「あ、分かった! やっぱり一番好きなのはくまいちょーなんだぁ!!」
頭の血管がピキッ!と音を立てるのが聞こえた。
思わず頭に血が上ってしまい、思いっきり叫んでしまう。
「熊井ちゃんのわけないでしょ! 僕が一番好きなのは舞ちゃんなんですから!!」
僕の発言を聞いた桃子さんの口角がニヤーッと歪む。
その後ろで愛理ちゃんが、その大きな目をさらに見開いていた。
・・・・・
僕は、馬鹿なんだろうか・・・
分かっていたのに、結局同じ手に引っかかってしまうなんて。
181 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 18:07:20.89 0
>>180 いや、違うよ。
恐ろしいのは桃子さんなんだ。罠に落ちないように気をつけていたのに。
分かっていも、桃子さんにはまるで歯が立たなかった。さすが、軍団長・・・
周りのテーブルの人からもクスクス笑われている気配がする。
顔が真っ赤になっているのを自覚する。
この場の空気にもう耐えられない。
「ぼ、僕はこれで失礼します!!」
「えー・・・もう帰っちゃうのぉ? せっかくだから、みやも呼ぼうと思ったのにぃ」
そんな桃子さんのからかいももう僕の耳には入ってこなかった。
あわててカバンを掴んで、二人に頭を下げてその場を後にする。
恥ずかしかった。愛理ちゃんの前であんなこと宣言しちゃうなんて、恥ずかしすぎる。
そして、明日もこのカフェに来て場所取りしなければならいことを考えると、さらに恥ずかしさがつのる。
気が重いなぁ。でも、席取りをさぼったりしたら熊井ちゃんから怒られるからそれは出来ない。
まぁ、明日のことは明日のことだ。
それに、僕はいま意外とそれほど気分は落ち込んでいないのだ。
そう、思いがけず会えた愛理ちゃん。そのことが僕の顔を緩ませる。まさか愛理ちゃんに会えるなんて!
間近で見る愛理ちゃん、本当にかわいかったなあ。
ひょっとしてもぉ軍団とやらに関わるってことは、それほど悪いことでは無いような気もしてきたのだ。
だって、この間はお嬢様とお会いできたし、今日はこのように愛理ちゃんに会えたのだから。
うん、それだけおいしい思いが得られるなら、軍団と関わることで生じる多少の苦労は我慢できるんじゃないだろうか。
しかし、もぉ軍団がそれほど甘い集団では無いということ、それはこれからの未来が証明してくれることになるのだが、今の僕にはそんなこと知る由もなかったのだ。
182 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 18:33:17.75 0
桃子さんは年下の男の子の扱いがとてもお上手
せっかく雅ちゃんに会えるチャンスだったのに・・・少年
(少△年;)<(Buono!のリーダーって雅さんだとずっと思ってました・・・)
>>166 話すことをいろいろ考えていても、いざ目の前にするともうどうでもよくなったりしたことを参考にしてみました
雅ちゃんを目の前にしたとき、まさにそうなってしまったのを思い出します
そんな私事など雅様には聞いていただかなくて結構ですって感じで
この気持ち、学園りーちゃんには分かってもらえるでしょうか
>>169 あんな美少女目の前にしちゃったら・・・ですよね!
少年、愛理ちゃんには現実感が感じられなくてすぐ飛んじゃうんですね
いっぽう舞ちゃんは僕にとって現実の女性(ひと)なんです(キリッ
>>175 きっと風紀委員長は学園の平和を守るためとお嬢様奪還のために
その濃い面子に対抗できる唯一の人、鬼軍曹とよばれている女性に援軍を依頼するに違いないと
後に火の七日間と呼ばれて語り継がれる抗争の火蓋が今ry
183 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 18:45:17.31 0
184 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 20:47:55.48 O
少年作者さん乙ですー
なっきぃには熊井ちゃんと栞ちゃんのせいで悪い方に勘違いされまくりだったけど
愛理にはもぉ軍団長のおかげ(?)で事なきを得た少年w
>>183 それ全力で枕をぶん投げる準備できてますよね?舞美ちゃんw
185 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 21:06:20.90 0
この状況なんだか黒愛理が発動しそう
186 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 21:52:26.08 0
>>175 それってもぉ軍団に舞ちゃんが加入した場合?
だとしたらまとまらないのでは
団長と舞ちゃんは必要に応じて手を組むドライな関係が似合うw
187 :
名無し募集中。。。:2011/12/04(日) 23:24:26.77 0
\\ ノノハヽヽ
\\川*^∇^)||
\\∪ ∪
\\☆ノハヽ ∋oノハヽo∈
\\ リ*・一・リ (・v・#) ________
\ ...☆Buono!☆\
\\\\\ \ ☆L☆I☆V☆E☆\
\\\\\\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∞ノノハヽ
ノソ*^ o゚) \\
\\★ノノハヽ\\\
\\从*´∇`)\\\\ ∋oノハo∈
\\\\ ノノハヽヽ\\\ (・ v ・`州
\\\\从o゚ー゚从\\\\ (( dヽ b ))
\\\\\\\\\\\\\\ し―J
ノハヾ8 ∈
\\\\\\★ノノハヽ\\\\\\\\ リ’ー’*ル
\\\\\\川´・_・リ☆ノハヽ\\\\\\\ ⊂ ノ
\\\\\\\\\从*・ゥ・)\\\\\\\\ (つ ノ
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ (ノ
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ ノノハ★
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ ★ノハヽ \ ((\(∂∀∂*从/))
\\\\\\\\\\\\\\\\\MIYA 州*‘ -‘リ .雅\ / /
\\\\\\\\\\\\\\\\\\MIYA ∪MIYA ⊃| \ し―J
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ ∪∪ \\
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ ノノハヽヽ\\
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ ル|*‘ヮ‘)| \\
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ | )⊃\\
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ `~しし'~ \\
188 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 00:25:35.38 0
すぎゃさんw
189 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 02:08:21.52 0
お嬢様おやすみなさい
190 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 07:08:32.67 0
お嬢様いってまいります
191 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 08:12:10.53 0
リ*・一・リノシ
192 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 09:30:08.49 0
MIYAMIYAwwwww
193 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 12:06:34.47 O
お昼にございますお嬢様
194 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 15:13:50.59 O
おやつ(お嬢様以外)
195 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 15:15:46.35 0
サーバーが移転しましたんで
197 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 18:58:49.81 O
リ*・p・リ<雅ちゃん雅ちゃん
198 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 19:02:44.67 0
199 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:17:43.27 0
℃-ute写真集とお嬢様DVD楽しみだー
200 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:57:46.38 0
こんばんは作者です
本日は大人気の執事さんと少年で短編を1つ
前後編です
201 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:58:07.79 0
「ご苦労様でしたー・・・」
高級野菜専門の宅配便を門扉で見送り、屋敷に一歩足を踏み入れたところで、今日の食材を確認する。
良く熟れたトマト、色艶の美しいパプリカ、形の整ったズッキーニ。大ぶりの茸。
あと・・・まるまる太ったナス、か。
リ*・一・#リ<ナスは入れないでと言ったはずでしょう!命令よ!
お嬢様がキーッ!と怒り、はぐれ悪魔超人コンビが僕を言葉の暴力で叩きのめす様が脳裏をよぎり、キリキリと胃が痛む。
「うぅ・・・」
普段は可憐でお優しいお嬢様はともかく、あの2人。せっかくあんな可愛い顔に生まれてきたっていうのに、絶対に間違ってる。
一体、どんな人生を送っていたらああいう性格になるっていうんだ。
罵倒美少女とか、その筋の人々には需要があるかもしれないけれど・・・生憎僕は、ヘタレなだけで℃Mではないのだ。
もっとこう、女の子って言うのは、おしとやかで清楚に・・そう、つまり、鈴
「・・・やめよう」
僕の脳内に侵入し、勝手に心を読み取り文句をつけてくるあの方が、近くにいたらたまったもんじゃない。
それより、献立だ献立。ナスの処遇を考えなければ。
村上さん曰く、千聖お嬢様は、形が残っていない状態なら、最近はナスも食べてくださるらしいから・・・そうだな、料理長がチキンソテーを作ると言っていたから、ラタトゥイユを作って一緒に出してもらおうか。ナスはペーストにすればいい。
丁度、作ってみたいのがクッ○パッドに・・・
「ん?」
202 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:58:27.47 0
ぼーっと考え事をしつつ、ふと垣根に目をやると、外に誰か佇んでいるのが見えた。
背格好からして、男のようだ。
林道に繋がっているとはいえ、メインストリートからはだいぶ遠い位置にあるこの屋敷に、アポなしのお客様がくるというのはまず考えられない。
まして、ここは美少女だらけの夢の国。変質者ならば、騎士(僕)が退治しなければ!
ククク…学生時代の体育の授業では基本的にサンドバッグ、実験台、人数合わせとして定評があったこの僕の実力を、ついに発揮する時が来たようだな。
防犯用の警棒に手をかけながら、ゆっくりと門扉から外へ顔を覗かせ、垣根の前にいる人物を見る。
――あれ?
そこにいたのは、学生服の男だった。
僕より若干背が高く、どことなく人が良さそうな顔をしている。
学ランのボタンを開けたりしてるが、別に悪い部類の人間じゃないだろう。年頃らしく、適度に硬派ぶってるフツーの男子。そんな印象を受けた。
とはいえ、女の園をしげしげと覗くという行為は感心できない。
相手が年下だと踏んだこともあり、僕は勇ましくその男へ歩み寄って行った。
「そこの君・・・何か、御用でしょうかァ?」
「えっ」
203 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:58:47.78 0
――はい、声裏返りました。うるさいよ、緊張してたんだよちくしょうめ。
こんな場面、あのはぐれ(ryに目撃されたら、向こう1年間はネタにされるだろう。
再現VTRとか作って、夕飯の時間に流されたりして。それを見て、ケッケッケと笑う僕の鈴・・・
「うぅ・・・」
「あのー」
僕が妄想の世界で痛めつけられているうちに、その少年はこっちに小走りで近寄ってきていた。
「大丈夫ですか?」
「お気遣いなく。それより」
「ああ。・・・失礼しました。決して怪しいものではありません。これ、生徒手帳です。
この先のバス停を利用して、通学しています。名前は・・・」
言われなくても生徒手帳を提示し、落ち着いて自分の身分を証明してみせる。
この年頃の男にしては、随分冷静じゃないか。それに、親しみやすい、というか話しかけやすそうにも見えるし、何ていうか友達多そうな奴だな。
「ここは住居なので、あまり外から観察されるのはちょっと」
「はい、すみませんでした。
いろいろと考え事をしていたもので、気がついたら林道のいつもの道を外れてしまって。
で、このまま歩いたらどこに繋がるのか気になって進んだんですけど、突き当たりにこの邸宅が。
こんなすごい家、一体どんな人が住んでいらっしゃるのかな、なんて考えてついつい見入ってしまったんです
僕の知り合いの中にも、かなりのお嬢様が一人いらっしゃるので、彼女の暮らしなんかも妄想してしまって」
「なるほど」
204 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:59:08.41 0
確かに、こんな大きいレンガ造りの瀟洒な建造物、滅多にお目にかかれるもんじゃない。気持ちはわかるぞ、少年よ。
「・・・まあ、たしかに豪華な造りの邸宅ではありますが、意外と、皆様普通の暮らしをしているんですよ」
「そうなんですか?」
なかなか、素直なリアクションを返してくれるものだから、こっちもスラスラと口が滑る(もちろん、執事としてあるまじきことは喋ってませんよ!)。
少年も少年で、実は現在片思いをしていて・・・なんて話を打ち明けてくれたり、なんというか、学生時代の後輩と喋ってるような、純粋に楽しい会話っていうのを思い出した。
205 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 20:59:30.12 0
今日はここまで
>>151 なんかきとる!
岡井ちゃん寝るみたく過去のが見れない仕様じゃありませんようにどうか偉い人!
>>160,
>>176 少年作者さん乙ですー!
ももちゃん小悪魔っぷりが加速していますね
少年から舞ちゃんの件を引き出してからかうため愛理を手駒にするあたりの策士っぷりがツボですw
少年のあいりんへのリアクションがまんま私の想像する握手会でwキモヲタになりきらないあたりやっぱりいい子だね少年
あいりんも一筋縄ではいかない性格なわけで舞ちゃん情報が今後どう転がされていくのかとても楽しみです
今回の短編で少年を登場させていただきました
事後報告ですみません・・・一編やってみたかったもので!
若執事から見ればなかなかの好青年なイメージで書いています
>>175 ふふん
場合によっては業務提携もアリでしゅよ
>>183 私は人間が出来ているので全然興奮とかしていないんですがそうですか・・・あいりんとお嬢様はそういう体勢でお三方はそっち派ですか・・・うん本当全然ハァハァハァハァギョカイさんの白い内腿がなんとなく腹立つ!
>>187 学園祭ステージ!大量のみやびちゃんグッズまで再現を・・・ありがとうございます!
りーちゃんたらちょうど席もみやびちゃんの真ん前w
ちしゃまい2人をつまんで捕まえといてる熊井ちゃんが好きですw
>>198 さすがの嗣永プロ!
206 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 21:23:22.23 O
チンさんおつです
学園編で人気男キャラTOP2の競演キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
スピンオフ作品から本編デビューとか少年出世したなあw
もしよければ少年目線での若執事とのファーストコンタクトのも見てみたいですw>少年作者さん
207 :
名無し募集中。。。:2011/12/05(月) 23:02:10.51 0
男性キャラしか出てこない話は初めてだなw
208 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 00:06:24.85 0
リ*-一-リ<・・・おやしゅみなしゃい・・・zzz
209 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 00:15:22.88 0
若執事はお嬢様方以外には普通かやや優秀と思ってたら基本ヘタレ気味だったか
少年の説明過多というか語るに落ちるスキルがさっそく発揮されとるwだから玩具にされるのに
210 :
187:2011/12/06(火) 00:52:19.66 0
作者さん乙です
やっぱり若執事にはシンパシーを感じます
久しぶりに出してみましたが概ね好評のようで喜んでおります
学園祭の企画が上がった頃から作ってみようと思っていましたが
やたら規制にあっている間に登場人物がどんどん増えて
(初めは客席にはすぎゃさんと村上さんしか置かないつもりだったので) で
どこかで妥協しないとと思い切った結果真野ちゃんと客席の有象無象を諦めました
211 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 01:47:45.29 0
ハァハァ…
| ̄ ̄ヽ あ…悪魔にだって友情はあるんだかんなーっ!!
| ̄ヽ|k|‘ρ‘)/ ̄|
|:::: ノノハヽ ::::|
|::: lリ;・一・リl::::|
l::iつ( っCとi:::l
|ヽi|ヽ.∧,/|i./|
|__.|,,,,,,◆,,,.|__」
|-][+o・D・][`| オマエのは劣情でしゅよ!
212 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 02:27:17.81 0
|ヽi|ヽ.∧,/|i/|
|__.|,,,,,◆,,,.|__」
|-][o・D・][`| 弱小男子はご退場願いましゅか
ヽゲーッ!その言葉取り消せー!(棒読み)/
ヽS/ ヽ | /
(*少∀年)(;執д事)
213 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 02:33:59.98 0
おー、遂に本編で少年登場か、本格的なコラボって感じがするね。
俺も出来ればこの場面の少年目線が見てみたい
214 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 03:28:15.41 0
若執事と少年が出会った−
从*o゚ー゚从=3 ムハー
州*´・ v ・)=3 ムフー
215 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 07:05:29.92 0
お嬢様いってまいります
216 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 08:20:27.99 0
リ*・一・リノシ
217 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 09:17:23.96 0
218 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 10:55:43.45 0
今日は寒いですよお嬢様
風邪を引かないように
219 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 12:59:29.48 0
今日は雨も降るようなのでお嬢様気を付けて下さいね
220 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 14:12:09.80 0
221 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 17:25:47.88 O
保全しとくかんな
222 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 17:58:05.94 0
223 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 19:38:50.23 0
224 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 21:09:23.71 0
225 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 21:10:38.68 O
一気に過疎るな
226 :
名無し募集中。。。:2011/12/06(火) 22:41:15.26 0
227 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 00:51:13.00 0
お嬢様おやすみなさいませ
228 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 01:17:33.01 0
>>224,226
これはありかんさんの盗撮写真かまいまいさんの秘蔵写真か
229 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 02:05:03.07 0
お嬢様おやすみなさい
230 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 07:05:54.41 0
お嬢様いってまいります
231 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 08:10:21.53 0
リ*・一・リノシ
232 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 08:15:01.12 0
今日は二十四節気の大雪
さあお嬢様、栞菜という名のコートを羽織って登校するかんな
233 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 12:42:58.72 O
かんちゃん自重
234 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 15:30:42.11 0
「・・・それで、彼女は普段はムスッとして見えることもあるんですが、友達といると優しい顔になってるんですよ。
僕はその笑顔を見るのが好きで、いつかは自分にもそうやって笑いかけてほしいと思ってるんです」
なかなか、難しいんですけど。と苦笑する表情もどこか幸せそうで、青春だなぁなんてしみじみしてしまった。
少年の片思い相手は、どうやらお嬢様や寮の皆さんと同じ学校に通っているらしい。
もしかしたら、その子はお嬢様たちの知り合いの女の子だったりして。世間は狭いな。
「どうしたらもっと仲良くなれますかね?」
「そうだなあ・・・」
アドバイスを送りたいのはやまやまだが、僕もそう、大した恋愛経験があるわけでもない。
大体がこっちの勘違い(そもそも付き合ってなかったパターン)、本命に対する当て馬、そしていつも言われるのは甲斐性なし、根性なし、いくじなし・・・
「・・・うぅ」
また、この少年ときたら、とてもいい表情をしているんだ。
目がキラキラ輝いている。本当にその、片思い相手の子のことが好きなのが伝わってくる。
先日、「100均でも売れ残る変なお菓子」「枯れた盆栽」「茶色くなった米」「変な前髪」などというひどいあだ名を(萩原さんに)つけられたばかりの僕としては、この彼の爽やかさが若干妬ましくもあり・・・少々意地悪をしてやりたくなった。
「相手の子が、ちょっと冷たいんでしたっけ?」
「はい」
「だったら、とにかく彼女の興味を引かなくては。
そうだなあ・・・例えばチャラ男になりきってものすごく馴れ馴れしく話しかけまくるとか、男なんだし強引に迫ってみるとか?“放課後、ちょっと俺に付き合えよ。いいから黙ってこっち来いよ”的な。
スキンシップはどうです?頭ぽんぽん撫でるのはエロg・・・恋愛小説では定番ですよね」
――まあ、これらは全部、僕が学生時代に実践して女子に罵倒されまくったNG行為なんですがね。
235 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 15:30:59.81 0
「頭ポンポン・・・次の瞬間には腕ごともってかれそうだな。
チャラ系で強引に迫る・・・なっき、いや、彼女の友達にキャンキャン罵倒されそうだ」
「なんだ、結構慎重なんですね」
「はい。本当に彼女が好きなので。怖がらせたり、嫌な気持ちにさせたくないんです。
僕は彼女の笑う顔が見たい。それだけなんです」
ほう・・・見かけだけの硬派気取りかと思いきや、なかなか見所のある奴じゃないか。
こういう少年に慕ってもらえたなら、少しは性格が丸くなったりするんじゃないだろうか。H原さんとか、A原さんとかも・・・。
「あ・・・お仕事中に引き止めてしまってすみません。そろそろ」
その後もニ、三どうでもいい世間話をしたところで、少年が腕時計に目をやった。
「この後ちょっと、友達に喫茶店の席取りを命じられていまして」
聞けば少年、最近はモデル級の美人だけど変人な友達や、年上のぶりっ子な先輩など、様々なタイプの女の子たちにパシられまくっているらしい。
「まったく、困っちゃうんですよねー」
「・・・それ、ハーレムっていうんですよ。自慢か!」
その幸せそうな表情、僕みたいなリアルな下僕とは違って、何だかんだいいつつ楽しんでる感がはんぱなく伝わってくる。何が硬派だ、コンニャロ!取り消し取り消し!
「では、お世話になりました」
「いえいえ、それでは」
お互い背を向けて別れかけた刹那、ふいに少年が足を止めたのが気配でわかった。
236 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 15:31:15.20 0
「何か?」
僕の顔をしげしげと見つめた少年は、「しかし・・・本当に、日本にも執事さんって存在するんですね」と、今更な感想を漏らした。
「メイドさんなら、実際にいるっていうのは知ってたんですけど」
「・・・職業体験も出来ますので、機会があればどうぞ」
まあ、醤油顔の君に燕尾服は似合わないと思いますが。
それに君のようなタイプはあの、はぐれ悪魔超人コンビに完膚なきまでに叩きのめされるでしょうけどね!あと、鈴木さんには近寄らせませんから。それとお嬢様(ry
*****
「オメー、どこで油売ってたんだかんな」
「ずっと、ちしゃとが探してんだけど。まったく、主を待たせるなんて執事としてどうかと思いましゅ」
お屋敷に戻ってきた僕を、腕組みで出迎えてくださるお二人。
「あ、はい。お嬢様がお呼びなんですね?ご親切に、どうも」
いつもと違う僕のリアクションに、おや?と目をパチクリさせている。
久しぶりに、仕事から解放された、ごく普通の会話っていうのが出来たから、心が潤って余裕が出来たのかもしれない。
「あれ・・・?」
ふと、萩原さんが握っている携帯電話に目が止まる。
つけているストラップの、ペンギンみたいなキャラクター、それって・・・
「何だオメー、人のケータイじろじろ見て、変態でしゅか」
237 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 15:31:30.29 0
「新しいあだ名は“覗きクソ野郎”だかんな」
「そのまんまじゃないですか。・・・じゃなくて、そのストラップ」
これ?と軽く携帯電話を振る萩原さん。
「いや、大した話じゃないですが、さっき外で少し会話した男子高校生が、同じキャラクターのキーホルダー鞄につけていたものですから」
「こんなとこに、人が来るって珍しいね」
「何か、林道を外れて迷っていたみたいです」
「・・・そうなんだ」
なぜか、首を傾げて黙り込む萩原さん。
「あ・・・何か、気に障ることでも」
「・・・別に」
地雷を踏んだわけじゃなさそうだが、いきなり攻撃の手を止められると、それはそれで戸惑ってしまう。やっぱり、女の子って難しいなあ。
「ふーん、ポッチャマの・・・」
「はーん?・・・ほんと、珍しい趣味してるかんな」
「趣味?」
℃変態はだまってろよっ!なんて言って、2人はジャレながら走り去って行ってしまった。
その会話の意味は、やっぱり僕には全くよくわからないものだった。
まあ、天才にして変態という、世俗を超越したような二人組ですから、理解しようなんて考えるほうが無駄なのかもしれない。
「あ・・・いた。・・・・あのー、そちらの執事さーん」
「ぎゃふん」
238 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 15:31:45.85 0
そのまま玄関先で、ボーッと考え込んでいた僕に話しかけてくれたのは・・・天使様だった。
か・・・かわゆすぎる。ふわんふわんのオーラと、ぽわんぽわんの陽だまりの笑顔。その愛らしい瞳には、今ぼぼぼ僕だけが映っ・・・
「あら、戻っていたのね。よかったわ」
「は!お、お探しいただいていたようで。申しわけありません」
続いて現れたのは、こちらも僕の癒し。麗しのワンコ・・・じゃなくて、千聖お嬢様だった。
おそろいのモコモコしたルームウエアに身を包んだ2人は、なんと、恐れ多いことに、僕の前に小走りで近づいてきてくれた。
「ウフフ。あのね、今日のお昼の、バジリコのパスタ。
とても美味しかったわ。それで、次に両親が帰ったときに、千聖が作ってさしあげたいから、レシピを聞きたくて」
「もちろんです。それでは、早速調理場の方へ・・・」
「ケッケッケ、私にも教えてもらえますかー?いつも美味しいお料理、ありがとうございます。・・・あれ、執事さん?」
――ああ、神様仏様河童様。僕は何という幸せ者なのだろう。
幸せすぎて、胃痛が。
「フガフガフガ♪」
「モゴモゴ♪」
何を言ってるのか全く判らないが、ご機嫌に言葉を交わすエンジェルズを見守りながら、僕は顔を弛緩させて食堂へ向かった。
そこに、調理器具を持ったはぐれ悪魔超人コンビが待ち構えているとも知らずに。
「ふっふっふ。食材が到着したようだかんな・・・」
「丸焼きと串刺し、好きな方を選ぶでしゅ」
239 :
名無し募集中。。。:2011/12/07(水) 15:32:06.70 0
(o・D・)<ポッチャマのキーホルダー・・・
(o・D・)<まあ、別人か
|k|‘ρ‘)<さっさとくっつけや。そしたら私がお嬢様(ry
以上、前後編でした!
次回は学園進めます
>>210 3人のダンスがそれぞれ違っていたりなんといってもりーちゃんw
丁寧に場面をよみがえらせていただき本当に嬉しいです!
規制は困っちゃいますね・・・私も携帯がちょいちょいやられてます
>>211,
>>212 わーい!キン肉マンらいすっき!
アシュラマンは本当に舞ちゃんぽいというかなんというかwサタンクロスは舞美ちゃんでどうでしょう!
栞シャインの左手はどう考えても伸びてますよね・・・チサ肉マンのそちらに
カナスペネタは見ただけで笑いますw少年と執事ぴったりでしゅ
それにしてもマイシュラマン再現されすぎw
そういえばどこかのスレでnkskはブロッケンJr.とか言われててこれほどまでに同意できるキャスティングは珍しいと思いましたw
>>220 得意げにウインクとかしてやがる・・・ナマイキな
開いてるほうの目に近づけてやりたくなる!こおろぎとか!
>>223 私のパソコンの待ちうけ(ツルワキ)!!!この口の閉じ方が好きです
>>224,
>>226 アマゾンさんが意地悪をするので到着予定日はまだ先なのです・・・ああエロい・・・エロ・・・エ・・・
岡井さんの横乳には人類の夢と希望と愛が詰まっているようで今回も破裂しそう
あと水着でホッピングとか本当やめてほしくないです
>>232 リ*・一・リ<よくわからないけれど、そのコートを持ってきてちょうだい栞菜、命令よ!
リ*・一・#リ<どうしておんぶさせようとするの!離れなさい!腰をカクカクさせないでちょうだい!
240 :
名無し募集中。。。:
書き忘れ・・・
まとめサイト管理人様更新拝見しました!
詳細まで纏めたレポ読み応えがあり楽しませていただいてます
ちょっとした相槌や会話の流れを押さえて書かれていて妄想が膨らみますw
ベリキューコンりーちゃんちさとペアが結構多かったのですね
2人の絡みは好きです!
余談ですが・・・管理人さんのダンスや歌のチョコッとした感想が好きです
推しメンさんのケーキですか!というかどなたなのでしょう!