世の中が「自分のような人間」ばかりであったらたいへん住みにくくなるというタイプの人間は自分自身に呪いをかけている

道徳律というのはわかりやすいものである。
　それは世の中が「自分のような人間」ばかりであっても、愉快に暮らしていけるような人間になるということに尽くされる。それが自分に祝福を贈るということである。
　世の中が「自分のような人間」ばかりであったらたいへん住みにくくなるというタイプの人間は自分自身に呪いをかけているのである。
　この世にはさまざまな種類の呪いがあるけれど、自分で自分にかけた呪いは誰にも解除することができない。

内田樹「邪悪なものの鎮め方」より

どうした久々に本でも読んで感動したのか

詐欺師みたいな人間は完全に自分に呪いをかけているよね
だって全員が自分みたいな狡賢い人間になったら自分は儲けられないんだから

そんなことはあり得ないっていう現実に即して生きてるだけだろ
俺も大学入った頃ぐらいまでは現実見えてなかったからそうも思ってたけどな
みんな違うんだよ

　ビジネスの現場において、「私の仕事」と「あなたの仕事」の隙間に「誰の仕事でもない仕事」が発生する。
これは「誰の仕事でもない」わけであるから、もちろん私がそれをニグレクトしても、誰からも責任を問われることはない。
しかし、現にそこに「誰かがやらないと片付かない仕事」が発生した。誰もそれを片付けなければ、それは片付かない。
そのまましだいに増殖し、周囲を浸食し、やがてシステム全体を脅かすような災厄の芽となる可能性がある。
　災厄は「芽のうちに摘んでおく」方が巨大化してから対処するよりずっと手間がかからない。
　共同体における相互支援というのは要するに「おせっかい」ということである。最初に「災厄の芽」をみつけてしまった人間がそれを片付ける。
　誰もが「自分の仕事」だと思わない仕事は「自分の仕事」である、そう考えるのが労働の基本ルールである。

内田樹「邪悪なものの鎮め方」より

ふむ

（ ;‘e‘）（ ;‘e‘）＜俺の得意技はトマホークボンバー

全員同じだったらどんなタイプの人間だろうと滅ぶ

被害者の呪い

「被害者である私」という名乗りを一度行った人は、その名乗りの「正しさ」を証明するために、そのあとどのような救済措置によっても、あるいは自助努力によっても
、「失ったもの」を回復できないほどに深く傷つき、損なわれたことを繰り返し証明する義務に「居着く」ことになる。
もし、すみやかな救済措置や、気分の切り換えで「被害」の傷跡が癒えるようであれば、それは「被害者」の名乗りに背馳するからである。
「私はどのような手だてによっても癒されることのない深い傷を負っている」という宣言は、たしかにまわりの人々を絶句させるし、
「加害者」に対するさまざまな「権利回復要求」を正当化するだろう。
けれども、その相対的「優位性」は「私は永遠に苦しむであろう」という自己呪縛の代償として獲得されたものなのである。
「自分自身にかけた呪い」の強さを人々はあまりに軽んじている。

金儲けが正義の世だからな
文明発達が止まった原因でもあるけど
金にならないことはやらないからｗ

オンリーワンを目指すことは自分自身に呪いをかけることなのか

文明発達しないでこのまま金の奪い合いだけで終わるのかね？
んで使いきれないほど金集めて何がしたいの？

オンリーワンは変人宣言でしかないからな

社会の落伍者になるか　大成功者になるかの二択しかない

そして９９．９９９９％は落伍者になる

保

田

リーダーになるだけで勝ち組気分になってる奴らか
金持ってる奴が動かなきゃ時代は進まないどころか退化していくぞ

うむ