もしもBuono!の三人が義理の妹だったら？

お兄ちゃん達ちょっと集合

義理の妹って弟の嫁ってこと？

義兄弟の契りを結んだってこと？

懐かしいスレだな
でも妹達は結構大人になったな

アゴ女だけ嫁に出してももちと愛理ちゃんと一緒に暮らす

３人のおまんこを並べさせて
「ビバ！パエリア！」と言うよ

下品そのもの

義理の妹にそんなことさせんのか

ただいま妹達

桃子に挿入しながら雅ちゃんとベロチューして愛理に乳首なめてもらう

おぉ随分久し振りに見たスレだな

復活アリガト
でも週末は家に帰れない
ゆっくり楽しみたいから週明けまで保全頼む

職人が来てくれないと話が進まない

桃子を寵愛する

まとめってなくなっちゃったんだよね？

妹にしてもかわいくない年代だろ

最近のもしもシリーズにはキレがないな

お兄ちゃん達カンバッ〜ク！

ももちセクシー

愛理に「起きろったら！なんつってー」って言われ隊

あら久しぶりに好きなスレが立ってるじゃない

職人待ちか

おやすみ妹たち

おはようももち

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜うふふ

転載でいいから載せろよ

もしも、Buonoの三人が義理の妹だったら？
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1211287005/
もしも、Buonoの三人が義理の妹だったら？2
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1212483690/
もしも、Buonoの三人が義理の妹だったら？3
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1213311959/
もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？（実質４）
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1225719997/
もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？（実質５）
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1228002170/
もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？６
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1229567865/
もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？７
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1230473437/
もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？８
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1233253154/
もしもBuono！の三人が義理の妹だったら？９
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1233815992/
もしもBuono！の三人が義理の妹だったら？７（実質10）
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1234182295/
もしもBuono！の三人が義理の妹だったら？8（実質11）
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1236938418/
もしもBuono!の三人が義理の妹だったら？12
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1239666127/
もしもBuono!の三人が義理の妹だったら？13
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1239931695/
もしもBuono!の三人が義理の妹だったら？14
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1241271929/
もしもBuono!の三人が義理の妹だったら？15
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1241952134/
もしもBuono!の三人が義理の妹だったら？16
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1242654157/

もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1248162572/

もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1249081079/

復活です！もしも、Buono!の３人が義理の妹だったら・・・？
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1261486672/

とりあえずこれだけは持ってる
過去ログも見落としてるのたくさんありそう

ＧＪ
読むのにだいぶかかるな

シリーズスレは入り込みにくいな

気にする事はない

妹たちの年齢も上がったし家の中の雰囲気も変わったかね

二人は高校を卒業したわけで
桃子はＪＤだとして
雅は進学する感じがしないからOLさんかなぁ

87 ：名無し募集中。。。：2008/05/23(金) 02:47:17.91 0
「ただいま」

あれ？返事がない。
いつもなら誰か一人はいるのにな。

学校とか部活が長引いてるのかな？

とりあえずありあわせの物で一人夜御飯。
一人で食べる御飯がこんなにおいしくないなんて…
あいつらが来るまでは感じたこともなかったのに。

このままずっと帰ってこなかったらどうしよう。

もう一人で御飯を食べる生活には戻れそうにない。

いやだ。
絶対にいやだ。
目頭が熱くなって、その熱さが涙に変わる瞬間

「「「「ただいまぁっ！！」」」

３人揃ってのご帰還だ。

俺は緩む口元と熱い目頭を押さえて必死で兄を演じるんだ。
これからもこの生活を続けるために。

転載でもいいたくましく育って欲しい

うｍ昔の名作を見つつ新作を期待しよう

>>33
カフェやショップでバイトとかしてそうなイメージ
でいきなりキャバびちゃんやボブびちゃんにイメチェンして帰ってきて兄貴焦るみたいなｗ

懐かしい

おはＢｕｏｎｏ！

朝起きて妹が居ればいいな

うむ

職人待ちか

無理っぽいな

age

新参だけど
過去スレ見て研究中
暫し待ってくれ

期待

義妹たちと暮らすようになって３年が経った。
３人もそれぞれ成長して､桃子は大学２年生､愛理は高校２年生になった。雅はというと高校卒業してからはフラフラと生きてるみたいだ。
そんな俺も２６歳になった。ただ３年前と違って俺には彼女がいる。もちろん３人は内緒だ。

｢ただいまー｣
｢お帰り、おにぃ｣
どうやら雅しか家にはいないみたいだ
｢あー疲れた…｣
｢はいはい｣と口では言いながら上着を脱がしてくれる雅。
｢おにぃ、彼女出来た？服から女物の香水の匂いがする｣
｢そんなはずないだろ｣とあえてハッキリと否定した
｢冗談だってば。それとも本当にいるからそんなに否定したの？｣
雅のカンの鋭さにはびっくりしたけど、ここでバレるわけにはいかない
｢なわけないだろ！｣
｢だよねー。おにぃに彼女なんて想像できない…いやしたくない｣と最後は小声で言ったけど俺にはしっかり聞こえていた。
｢最後のほう聞こえなかったな。何て言ったの？｣
｢おにぃには聞こえなくていいの！｣と顔を赤らめて台所のほうに行った。

｢(彼女バレたら俺どうなるんだろう)｣

おーいいね

みやのデレはなかなか良いね

愛理にバレたらヤバそう

今日はもう無理かな？

ストーリー性があるものと単発の話はどっちが良いかな？

どっちでも嬉しいよ

正直長いの途中で飽きるから
単発で萌えれる話が好き

とりあえず>>47の設定で５つぐらい書いたんでそれ終わったら
短い萌え話に移行します

乙です
楽しみに待ってます

えらい

｢ねぇ起きて､起きてよお兄ちゃん｣甘い声で愛理が俺を起こそうとする
｢うん…｣
｢早く起きてよ。2人でどっか行こうよ｣
『２人で…』この言葉で思い出した。今日は彼女とデートの約束をしてたんだ。
｢待って、今日は大事な用事があ…｣と言い終わらないうちに
｢最近のお兄ちゃんはなんかよそよそしくなった。もう愛理のこと嫌いなったの？｣愛理の目には涙が溜まっていた
｢そんなことないよ｣
｢じゃあ遊びにいくよね？｣末っ子特有の交渉の上手さに負けそうになっていたら
｢愛理、抜け駆けはダメだよ。にぃにぃは可愛いももとデートするんだから｣
｢愛理が先に言ったんだから愛理とデートするの｣
俺が困り果てていると
｢うるさいなー。まだ寝てるんですけど。｣雅まで来た。これはややこしいことに
｢みや聞いて、ももがお兄ちゃんを独占しようとしたの｣
｢ちーがーう！先に独占しようとしたのは愛理じゃん｣
｢うるさいなー。２人とも。おにぃに決めて貰えばいいじゃん｣と人ごとのように言った雅だが、目で訴えかけてくる。

｢じゃあ、４人で遊園地でも行こう！｣
３人は『えー』と言ったもののすごく嬉しそうだった。


彼女には悪いことをしたけど､３人にお願いされると断れない、いや断りたくない。だって３人の大好きな兄でずっといたいから…

懐かしいな！

あー良い。

びちゃんの目で訴える感じが想像できて堪らない

早く別れちゃえばいいのに…

｢まいったな｣
彼女にデートを断ったことを謝らないといけないけど､理由が理由だけに困っていた。
でも今日中に電話しないといけないと思って電話した。
｢もしもし、舞美？今日はごめん…実は｣
ガチャ。嫌な音が聞こえた。
｢誰と電話してるのー？｣桃子が部屋に突然入って来た
彼女に『誰？』と聞かれたので『妹』と答えた。
すると桃子は
｢だからー、誰と話してるの？｣としつこく聞いてくる

この状況での正解がわからない。彼女にフラれる覚悟で『ただの会社の後輩』と言うか、正直に『彼女』というか…



しばらく沈黙があったあと



俺は
｢会社の後輩だよ｣
｢ホント！？ももに内緒で作った彼女じゃないの？｣
｢なことはないよ。今日だって４人で遊んだじゃん。彼女いたらそんなことしないだろ！｣
｢そっかあ♪やっぱりにぃにぃはももにメロメロなんだ｣と言って部屋を出て行った。


彼女にはフラれるだろうけど､何故か気持ちがスッキリした。

舞美はこれぐらいじゃ気づかないだろ

｢ダメ！今日はももがお弁当作る｣
｢何言ってんの？今日の当番はみやでしょ｣
｢だってにぃにぃの心を繋ぎ止めないとどこか遠くに行ってしまいそうだから…｣
｢まさか、もも気付いたの？｣
｢えっ…｣
｢うち、実はおにぃのケータイ見たんだ｣
｢それはしない約束じゃ｣
｢この前、おにぃに冗談言った時の態度がおかしかったから｣
｢うーん。それなら大丈夫。安心して｣と言って私は昨日の夜のことを話した
｢ウソ…彼女じゃなかったんだ。彼女だと思って、みやずっと悩んでた…｣と普段人前では泣かないみやが泣きながら言った
｢もうなかないの。そうだ♪今日は２人でお弁当作ろう｣
｢今日だけだから｣
いつもの強がりなみやにちょっとだけ戻ったのが私はすごく嬉しかった。

舞美は気付かないで話を進めるつもりだったけど長編は飽きるから止めた

ちなみに次でラストです

舞美は絶対気付かないなwww

ラストも期待してます

ええええええええええええええええええええええええええええええ

もうラスト？早いよｗ

このシリーズがラストでまた読めるんだよな

ヽ('∀`)ﾉ わーい！楽しいな〜♪

ラストが終わっても書いてくれるんだよね？

会社に着いてから忘れ物に気付いた。部屋の机の上にUSBメモリーを忘れたみたいだ。だけど今から取りに帰っても、１０時からの会議には間に合わない。
あれこれ考えてるうちに､妹に持ってきて貰うことを思いついた。
まず家電にかけてみた。
誰もいないみたいだった。
次は桃子のケータイにかけた。
｢今どこ？｣
｢お菓子の家｣と言われたが相手をしてる時間はない
｢大学？｣
｢そうだよ。どうかした？｣｢いや何も｣
｢そんなにももの声が聞きたかったんだ。ウフフッ｣そういうことにして電話を切った。
雅にかけるけど電源が入ってないみたいだ。
愛理も電話に出なかった。
仕方ないので、上司に報告しようとした時だった。
｢〇〇さん電話です｣
｢つないで｣
受付から電話だった。妹が来てるとのことだった。

行ってみると、雅がいた。正直、意外だった。届けてくれるなら愛理だと思ってたから。
｢雅、ありがとう！ホント助かった｣
｢そう！？おにぃが困ると思って急いで持ってきたよ｣と言って雅は『傘』を渡した。
｢午後から降水確率８０％なのに、おにぃが傘忘れるから｣
｢雅が持ってきてくれなかったらずぶ濡れになるところだったよ｣
USBが欲しかったことは確かだけど､それでも嬉しかった。雅がこんなことしてくれるとは思わなかったから。
｢良かった♪じゃあお仕事頑張ってね｣と言って帰って行った。

とりあえず上司に報告しなきゃと思い、オフィスに戻ろうとしたら
｢お兄ちゃん！｣と愛理の声がした。
｢お兄ちゃん、USBメモリ忘れたでしょ？机の上にあったよ｣
｢ありがとう！何でわかったの？｣
｢昨日の夜、お兄ちゃんの部屋覗いたらお仕事してて、そのUSBをパソコンにつけてたから｣
覗いたことは気になったけど触れないでおこう。
｢あと､この事はみやには内緒ね｣
｢なんで？｣
｢お兄ちゃんってホント鈍感。みやはお兄ちゃんの為に傘を持ってきたのにお兄ちゃんが望んでる物じゃなかったってわかったら嫌でしょ｣
そういうことか。気がつかなかった。鈍感な自分に呆れた。
｢じゃあ桃子や雅に内緒で愛理には今度洋服買ってあげるよ。でそれを着て､どこか遊びに行こうか｣
自分からデートに誘ったのは初めてだった。

(おわり)

泣けるううううううううううううううううううううううううう

読み返さずに書き込んだけど最後のところ急すぎると思ったら下書きから３行抜けてました…
なんか変な感じになってすいません

最後のやつはいい話だ

ちなみに誰推しなの？

これ推敲せずに書き込むとはどれだけ才能あるんだよ

おー良いラスト
ただやっぱり舞美の絡みは見たかった

こういうの初めて書いたんで今までの職人さんには劣ると思いますが、こんな下手な話で良ければまた書きます

今日は俺の27歳の誕生日。
早く帰るって行ったのに、課長に押し付けられた膨大な残業ですっかり遅くなった。
どこの家も真っ暗で、自販機と街灯の明かりだけがぼんやりと帰り道を照らしている。
楽しみにしてたあいつらに、合わせる顔がないな。

「ただいまーっ・・・」
返事はない。そりゃもう寝てるか。
真っ暗なリビングの電気を点けると、机の上にちょこんと小さな箱がひとつ。その脇には手紙。
手紙を読むと、こう記されていた。

「おにいちゃんへ。
　お仕事お疲れ様。そして、お誕生日おめでとう。大好きなおにいちゃんの誕生日を4人で祝えなかったのは残念だけど、頑張ってるおにいちゃんが私たちへの最高のプレゼントだよ。
　あれれ？何でおにいちゃんの誕生日に私達がプレゼントもらっちゃうんだろ？ということで、お返しとしてプレゼントを置いておくね。私とお揃いだから、たまにはつけてよね♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛理より」

箱を開けると、淡い緑色がさわやかな、指輪だった。
いつも俺のことを考えてくれている愛理。そのやさしさが伝わってきて、なんともいえない気持ちになった。
ふとソファに目をやると、投げ捨てられたように置かれた中くらいの箱と、メモ用紙が添えられていた。
メモ用紙には、書きなぐったような字でこう書かれていた。

「約束守らない男なんてだいっキライ。ばーか。仕事仕事で倒れられて困るのはあたしたちなんだからね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みやび」

箱を開けると、6本入りの栄養ドリンクにハンドマッサージ機。
なんだかんだ言って心配してくれてるんだな。素直じゃないんだから雅は。

さて、風呂にでも入るかと思い風呂場に向かうと、床になにやら大きな箱が。箱の上には紙が乗せられていた。
その紙にはでかでかとこう書かれていた。

「はっぴーばーすでー、おにいちゃん！お風呂よりも食事よりも、何よりも最初にこの箱を開けてね♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛しの桃より」

なにやら箱が小刻みに動いているような気がする・・・桃子め。
「おい、バカなことしてないで出て来い」
箱に向かって呼びかけると、もそもそと箱の中から桃子が出てきた。
「何してんだ？お前は」
「だって、せっかくの誕生日だからサプライズしかけよっかなって・・・だからこんな時間まで待ってたの」
うつむきながら指をいじいじさせる姿にどうしようもなくいとおしくなり、桃子を抱きしめた。
「きゃっ」
桃子の体は熱を帯びじんわりと汗ばんでいて、それが俺の胸の温度を加速度的に上昇させる。
「バカ。お前たちみたいな最高の妹がいることが、もう十分すぎるサプライズだよ」
「おにいちゃん・・・」

「なにやってんのよ、ヘンタイ！」
入り口に目をやると、雅と愛理がいた。
「アンタねぇ、せっかく待っててあげたのに何してんの？呼びにこない上に桃に手だすとかサイッテー！死ね！」
「いや、これには事情が・・・ドゴスカバキッ」
「もう知らない！」
完全にヘソ曲げた雅は、怒りを表すようにドンドンと足を立てて階段を上っていった。
「おにいちゃん、だいじょぶ？あ、お誕生日おめでとう♪」
愛理が無邪気な笑顔で倒れた俺の顔をのぞきこむ。
「あ、ありがとう、愛理。桃子もありがとな。」
「・・・もう少しだったのに」
「・・・桃子？」
「あーん、ももち汗かいちゃったからシャワーあーびよっ。ほら出てって出てって！」
嵐のように騒ぎが過ぎ、風呂場の外で俺と愛理で二人きり。
「まったく、大変な妹たちを持ったもんだ」
「ふふ、でも、みんなおにいちゃんのこと大好きだよ。」
「ん、そっか。ありがとな。」
まだまだ暑い9月の夜。熱いくらいにあたたかい幸せをプレゼントしてもらった、27歳の誕生日だった。

職人さんが書いてくれることに期待して
保全

めっさ作品きてるー
乙乙

>>85
ももちらしいなｗ

寝とったー
投稿乙
今晩も期待しとるよ

｢あれ誰だろ？｣
街を歩いてると愛理が男と一緒にいるのを見かけた。
いけないとは思ったけど､気になったから後をつけてみた
すると２人は公園のベンチに座って話していた。
｢俺、愛理ちゃんのこと好きなんだ。愛理ちゃん彼氏いないみたいだから付き合ってくれるよね？｣
｢うーん。確かに彼氏はいないけど､好きな人はいるの｣
｢えっ誰？｣
｢教えなーい。ただヒントはとても近いんだけど遠い存在｣
｢なんだそれ｣
｢でも､いつかはこの気持ち届くといいな｣

愛理をぎゅっと抱きしめたい

朝から乙
兄は絶対愛理泣かすなよ

夕方から雨が降ってる
最初は小雨だったけど､今はだいぶ強く降ってる
雨の音を聞いてるとつい思い出すことがある

あれは２年前かな
その日は雅の帰りが遅かった
はじめは友達と遊んでると思ったけど､いつもだったら必ず連絡をくれるのにその日は無かった
さすがに日付が変わる頃になると心配になっていた
探しに行こうと思いカーテンをあけて外を見ると
そこには若い女の子が外で雨に濡れていた
すぐに雅だとわかった
でもなんで？まさか失恋？
心の中で勝手に雅は自分のことが好きなんだと決めつけていたから…
でもそんなことは俺の都合の良い解釈だとわかって､胸が締め付けられるような感覚に襲われた
でも､雅を迎えに行かないと
そう思いながら外に出た

｢気付くの遅すぎ｣
｢まさか外にいるなんて思わなかったから…｣俺の声は安堵と悲しみで震えていた
｢鍵落としちゃったんだよね♪｣
｢えっ失恋じゃないの？｣心の声が思わず口から出た
｢なにそれ！まさかみやが失恋したと思って悲しんでたの？｣
｢そんなことない｣とは言ったものの明らかに涙が出ていた
｢泣いてる？｣
｢雨粒だから｣小学生みたいな言い訳をした
｢でもそれならそうと電話してくれれば｣
｢おにぃなら絶対助けに来てくれると思ってたから｣雅も泣いてるみたいに見えた
｢まさか泣いてる？｣と茶化すように言った
｢雨粒だから｣と言いながら雅は俺の胸に凭れかかって
｢みやがピンチの時は今日みたいに助けに来てね｣



｢おにぃ、ごはんできたよ｣｢わかった。すぐ行く｣
元気な雅の声が聞こえて
思い出から現実に引き戻された

素直じゃない雅にめっちゃ萌える

みやびーー
そんな好きじゃないみやに萌えてしまった

乙
みやの話が凄くイイ

今日は休日出勤させられたものの、仕事がさくさく進み、昼すぎには片付けることができた。
給料日前だから余裕がないが、あいつらをカフェくらいになら連れてっていけるかな。
「ただいまーっと、ん？」
靴が2足ある。ただ、1足は桃子のだとわかるが、もう1足は見慣れないものだ。
「桃子ー、誰か来てるのかー？」
問いかけてみても返事がない。2階の部屋にいるみたいだ。

「桃子開けるぞー、ガチャ」
ドアを開けると、桃子と知らない女の子が勉強に興じていた。
「あっ、おにいちゃん！もー、帰ってきたならなんか言ってよー。」
「ただいまーって言いました。で、こちらは？友達か？」
「あ、高校の時の後輩。受験が近いから勉強教えてくださいって。くまいちょーっていうの」
「く・・・くま？何だって？」
「あ、あたし、桃先輩からはくまいちょーって呼ばれてるんですけど、熊井友理奈っていいます」
友理奈ちゃんは立ち上がってぺこりと頭を下げた。座ってるとわからなかったが凄く背が高い。
「友理奈ちゃん背高いねー、モデルさんみたいだ」
「はい！身長は176cmあります。」
「はー、こんなスタイルよくてかわいいからもてるでしょ？」
「そ、そんなことないですよぅ。もー、お兄さんたら。」
友理奈ちゃんは顔を赤らめながら、俺の肩をぺしっと叩いた。
「ははははは。」
そんなほんわかしたやりとりをしていると、
「お・に・い・ちゃん、ちょっといい？」
「ん、何だ桃・・・おっとっと」
桃子が急に俺の腕を引っ張り部屋の外へ連れて行った。

「どうしたんだよ桃子、急に。」
「おにいちゃん、ずーっとデレデレした顔でくまいちょーのこと見てた。」
「ん？そうか？いかんいかん。いやー、友理奈ちゃんすっごくかわいいよな。」
俺が楽しそうに言うと、対照的にむすっとした声色で桃子は言った。
「目の前にこーんなにかわいい妹がいるのに、その妹の後輩に浮気する気？」
「大げさだなぁ、そんなんじゃないよ。それに浮気も何も、俺と桃子は兄妹だろ。」
すると、急に桃子の瞳が潤み出した。
「・・・もう知らない。今日の晩御飯おにいちゃんの分抜きだからね！」
「は？何言ってんだよ。そんなんじゃお兄ちゃん餓死しちまうぞ。」
「うるさーい！もう、あっち行って！バタン！」
そう言い放つと、桃子は勢いよく部屋のドアを閉めてしまった。
なんだあいつ、勝手に一人で突っ走りやがって。いいもんねーだ。今日は愛理と雅連れて外食行ってやる。

くまいちょーきたあああああああああああああああああああああああ

職人本当にありがとう

>>100
そんなこといわないで桃も一緒に外食連れて行ってあげて

愛理out
梨沙子in

なんだよこの小説みたいの

乙です
俺の書くのより上手くて嫉妬しますｗ

懐かしいスレが立っているじゃないか

老婆心ながらボノメン以外のメンバーは単発ゲストにしとくのが吉でっせ
レギュラー化させるとそのメンバーの好き嫌いで荒れる元になる
悲しいかなこの手のスレのお約束なのよね

愛理の部屋のドアが開いてる。閉めようと思い部屋の前に行くと、机に日記が置いてあった
見てはいけないと思ったけど誘惑には勝てず、日記を手にとった


私はももみたいに上手に甘えることができないし可愛くもない。
みやみたいにオシャレじゃないし美人でもない。
そんな自分の無力さにへこむ。
たぶん、お兄ちゃんが構ってくれるのも末っ子だから…。
でもお兄ちゃんを好きだという気持ちは２人には負けない､いや負けたくない
いつか、お兄ちゃんが振り向いてくれるようなイイ女に
私はなりたい。



俺は愛理がそんなことを思っていたなんて知りもしなかった
だから次に会ったら言ってあげよう



｢愛理の笑顔は世界一だよ｣と

>>98-100だけど続きは夜にかきます

>>107
知ってるからチョイ役
気遣いありまと

待ってるよ

>>108も乙

>>109だけど、バイト行ってくるから他の職人さんもバリバリ書いてくださいね！

盛り上がって参りました！

おお職人さんいるじゃないか
乙

>>100から続き
プルルルル・・・ガチャ
「何か用？」
「あ、雅、今日夕飯外で食おうかと思ってんだけど、どうだ？」
「ん、今日はバイト遅いから。今やっと休憩取れたトコ。」
「そうか・・・」
「どうかした？」
「いや、何でもない。バイト頑張れよ。」
雅はダメか・・・愛理にかけてみるか。
プルルルル・・・ガチャ
「もしもし、おにいちゃん？」
「おう愛理、今日の夜外食しよっかなーって感じなんだけど、行けるか？」
「ごめんね、おにいちゃん。今日美術部の友達とカラオケで遅くなるの。」
「あ、それならいいんだ。うん。」
「ごめんね。でもおにいちゃんの気持ちだけは受け取っておくから。」
「そうか。じゃあ楽しんでこいよ。」
今は俺の気持ちよりSOSを受け取ってほしかったんだけどなぁ・・・
さて、困った。

外が夕焼けに包まれて、月も顔を出そうという時間になってきた。
「じゃあ、そろそろ帰ります。今日はありがとうございました！」
友理奈ちゃんはさっきのように、大きい体を目いっぱいたたむようにお辞儀をした。
ここで友理奈ちゃんを帰してしまうと、この家には俺と桃子が二人っきり。いかん、それは避けたい・・・
「あ、あのさぁ、友理奈ちゃん。きょ、今日うちで夕飯食べていかない？せっかく来たんだし・・・」
とっさに変に高い声でお誘いをしてしまった。俺、相当おかしなやつに見えるぞ。仕方ない、俺の夕飯のためだ。
やはりおかしかったようで、友理奈ちゃんはクスクスと笑い出した。
「・・・どうかな？」
「あはは、す、すいません。おかしくって。すごくありがたいです。」
「じゃあ・・・」
「あ、でも、今日は両親の帰りが遅くて、私が弟たちの夕飯を作らなきゃいけないんです。」
「そ、そうかぁー、じゃあしょうがないな。偉いねー、友理奈ちゃん！」
これまた妙に明るい声を作って話してしまった。
「すいません。また今度お邪魔させてください！」
再び友理奈ちゃんは床に頭がつくんじゃないかと思うくらい深々とお辞儀した。
「いや、謝ることはないよ。じゃあ、気をつけて帰ってね。」
「はい！お邪魔しました！」
そう言うと友理奈ちゃんは夕焼けに包まれながら去って行った。途中で振り返ってまたもやお辞儀をした。
うーん、画になるなぁ。なんて美しい子なんだ。
いや、そんなことを考えている場合ではない。今からどうしようか・・・

「食事まで誘っちゃって、そーんなにくまいちょーのこと気に入っちゃったんだー？」
今は遠く小さくなった友理奈ちゃんを見送っていると、後ろから何やら不穏な空気が。
「そうよねー、もも見たいにチビじゃないし足も長いし、大人っぽいし当然よねー。」
声が笑ってない。これはマズいぞ。
「いや、誰もそんなこと言ってないけどなぁ。」
「いーのいーの。嘘つかなくっても。あと、くまいちょーがいてもおにいちゃんのご飯はなかったからね。」
げ、ばれてる。変なところで桃子は勘が鋭い。
「そういうんじゃないから。まったく、いつまでヘソ曲げてるんだよ。機嫌直せよ。」
「だ・れ・も・機嫌悪くなんかないですけど？」
そういうのを不機嫌だって言うんだろうが・・・仕方ないな、やってみるか。

「あのさ、どーしても俺の夕飯作ってくれないんだよな？」
「あったりまえじゃん。」
「じゃさ、いっそのこと、今日は家の飯なんにも作んなきゃいいじゃん。」
「え？どういうこと？」
「今日は雅と愛理が帰り遅いらしいんだよ。」
「それで？」
「あの・・・あれだ。久しぶりに二人で外食でも・・・どうだ？」
これがダメならお手上げだ。俺はベストを尽くした。どうにでもなれ。
しかし、桃子は何も答えない。おいおい待ってくれよ。
「・・・ダメか？」
これはやってしまったかと思ったその時、
「・・・ふふ」
「ん、なんだって？」
「うふふ、うふふ・・・」
「おい、何とか言えよ。」
「うふふ、そーんなにももと外食行きたい？そうよねー、こーんなかわいい妹を外に連れていきたいのは当然よねー♪」
「お、おう。そういうことだ。ほら、さっさと支度しろ。」
「はーい！なーに食べよっかなー？？ ♪ナポリタン あとオムライス ピッツァマルゲリータもおす〜すめ〜♪」
ふぅ、何とか丸く収まったな。難しいんだか単純なんだかわかんないやつだな。そんなところもかわいいんだけど。
「準備かんりょー！ねーねー、腕組んでもいーい？」
「し、仕方ないな。今日だけだぞ。」
「やったー！うふふ♪あ、やっぱおにいちゃんあったかーい♪」
俺は、妹たちに甘い気がするなぁ・・・まぁ、いっか。

これを知った次女三女に何を言われるやらw

いい

ただいま妹たち
妹たちの行動で癒してもらおうかな

>>82-85、>>98-100&>>114-117と書いてきましたが、ちょっと詰まってきたので意見が欲しいです

意見くれとかリクくれとかやるとあんま良い方向にいかんよ

別に感想でもいいんですけど
創作意欲のある今モチベをさらに上げていきたいというのがありまして

んだね
ネタができたら書くでいいと思うよ
義務で書かなきゃいけないわけじゃないんだから

保全代わりにちょっとした妄想とかも書かれるしそういうとこから拾える物は拾えばよろし

いつぞやも骨折した人に向けてバタバタと投下された事もあったよね

じゃあゆるりと考えますのでお待ちを
ただリクはいらないですけど感想はお願いします

ﾙσ’ｰ’ﾘlσ∂_∂'ﾙσ´・ ｖ ・）

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜にぃにぃ
ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜おにぃ
州´・ ｖ ・）＜お兄ちゃん

昨日の職人さんは？

気が付いたらにやにやしてる俺キモい！

大丈夫正常です

「「「「じゃんけん、ぽいっ！」」」」
夜の住宅街にこだまする大声。
「よっしゃああああああ！勝ったああああああ！モンブランは俺のものだ！」
「うっそー、何で？何でみやが負けなの？」
「ふえーん、桃が狙ってたのにぃ〜！」
「あーん、負けちゃった〜！」
「へっへーん。君たちは残ったものでガマンしなさい。」
今日はたまたま会社の同僚が洋菓子屋で差し入れを買ってきてくれて、その争奪戦というわけだ。
「なんでみやが残ったものから渋々選ばなきゃいけないのっ！」
「仕方ないだろーが。負けは負けだ。そんじゃ、いっただっきまー・・・」
フォークで一口大に切ったモンブランを口に運ぼうとすると、
「じぃーーーーーーーーーっ。」
「・・・桃子？」
「じぃーーーーーーーーーっ。」
た、食べにくい・・・熱烈な視線を浴びせられている。

「た・・・食べるか？」
「いいの！？わぁーい♪」
「ちょっと！何で桃はいいの！？おかしいじゃん！」
「だってあんなに凝視されたら食べにくい・・・うわ、何だ？」
いきなり雅が俺の横に腰を下ろし、ぴったりと身体を密着させてきた。
「せっかくぅ、みやがこんなに頼んでるのにぃ・・・おにぃのイ・ジ・ワ・ル。」
風呂上りの洗い髪から漂うシャンプーの香りが鼻腔をくすぐる。
そして、スレンダーな体とは裏腹な、女性らしい身体の柔らかさが俺の触覚を包みこみ、なんともいえない気分になってゆく。
「わ、わかった。雅にやるよ。」
「ホント！さっすがおにぃ！かーっくいー♪」
「ねぇ！桃が先にもらったんだから桃のものだってば！」
「おにぃはみやにくれたの。色気10%の女にはくれないってさ！」
「うるさい！みやなんかツルツルのペッタンコのくせに！」
「なんだってぇ〜！」
「あー、もう！こんな下らんことでケンカすんな！もうどっちにもやらん！」
まったく、俺も俺だが、こんなことで何で大騒ぎできるんだか、こいつらは。

そんな騒ぎの中、愛理はすっと残っていたシュークリームを手に取った。
「愛理は、このシュークリームでいいや。」
「ん、愛理はモンブラン、いらないのか？」
愛理は微笑みながら言った。
「モンブランはもちろん好きだけど、こうやって4人で仲良くおやつを食べられること自体が大好き。
　だから、4人ならなんでもおいしいから、いいの。」
すると、桃子と雅は元通り自分の席に戻った。
「桃も、この時間が大好き。おにいちゃんと私たち3人がいる、この時間。」
「みやも・・・うん、なんかほっとするしね。」
「じゃあ、みんな食べよっか！愛理、絶対他のケーキもおいしいと思うよ！」
すっかり愛理のペースにもってかれちゃったな。出来のいい妹だ、まったく。
「じゃあ、俺もモンブランを心おきなくいただけるな。いっただっきまー・・・」
今度こそはと思ったが、
「「「じぃーーーーーーーーーっ。」」」
3人が俺のモンブランの行く先をみつめている。
「まったく・・・3人で分けろ！」
「「「やったーーーーーーーー！」」」
やっぱり、俺は妹たちに甘い。まぁ、いっか。

ベリーズ仮面のファーストフードでバイトしてるオレンジみやびちゃんが
ここの妹みやびちゃんと被って更に妄想に奥行きができました

末っ子がなにやら悩みを抱えてるようだ
兄は何をしてやれるだろう
そんなことを考えながらねむりに落ちるまですごそうか

おやすみ妹たち

お休み

最高傑作きたああああああああああああああああああああ
ちょいエロみやびいいわあ

>>133-135
朝から存分にニヤニヤさせて貰いましたｗ
ごちそうさまでした

>ツルツルのペッタンコ
雅ちゃんｶﾜｲｿｽw

事実だから仕方がない

ツルツルって雅ちゃん下がツルツルって事？

下はゴワゴワだったよ

三女が相変わらず良い子で安定

3時のおやつ

期待age

職人さんまだかなぁ

オイオイ懐かしいスレが立ってるじゃないか
早く教えろよ！

ﾉﾉl#∂_∂'ﾙ＜ふん！ももなんて知らない！

このスレの桃子は色気10%どころか5%未満だな

ただいま妹たち

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜おかえりぃ♪

今日は珍しく家に1人でいる。前はこれが普通だったけど今はそうではない。
久々に1人になったもののやることは無く、改めて３人に依存していたことに気付かされる
｢よし。３人の為に夕食を作って待ってよう｣
そう思い、夕食を作って待っていたがなかなか３人は帰って来ない。
やっと２２時頃になって帰って来た。もちろん料理は冷めていた…。
｢なにこれ！にぃにぃが作ってくれたのー？｣
｢お兄ちゃんの手料理なんて珍しい｣
と喜ぶ桃子と愛理
｢でもさっき食べたばっかじゃん｣
｢みや！それはにぃにぃに失礼でしょ｣
｢ホントのことじゃん｣
こういう喧嘩が始まると愛理は涙目になって黙り込んでしまう。
｢ならもうみやは食べなきゃいいじゃん｣と桃子
｢言われなくても、そうする｣と言って雅は２階の自分の部屋に行った。
｢お兄ちゃんごめんね…｣
｢なんで愛理が謝るんだよ。気にしてないよ。タイミング悪いのは事実だし｣
｢さぁ、食べよう♪食べよう♪｣とちょっと大袈裟なぐらい明るい声で桃子がいうと場の空気は和んだ
｢うん！｣愛理も少し落ち着いたみたいだ

結局、食べ終わるまで雅は降りてはこなかった。

俺は寝る前に雅の部屋に行った。中に入ると恥ずかしいから部屋の外から話しかけた
｢あのな、俺はわかってるから｣この場合はこの一言で良いんだと、俺は感じていた。
｢私素直に喜べなくて―｣
｢そういう所もひっくるめて雅なんだろ？｣
｢ありがとう…｣
｢なんだ『ありがとう』って素直に言えるじゃん｣
｢今のはー｣
｢わかった。わかった。じゃあ､おやすみ｣
顔は見えないけど､今雅がどんな顔しているかは容易に想像がついた。

雅ちゃんはあむちゃんを越えるツンデレ！(？)

「で、明日の10時からでいいんですか？」
「おう。せっかくの夏休みに悪いなぁ。嬢ちゃん達にもよろしく言っといてんか。」
「まぁ、あいつらのいい社会勉強にもなりますよ。その代わり、終わったら一杯おごってくださいね。」
「しゃーないなぁ。そんじゃ、み・ず・ぎで当むでぇ〜、ニヒヒ。」
「はいはい、わかりましたよ。それじゃ・・・ピッ」

「・・・と言うわけで、こちらが本日お世話になる寺田さんだ。」
「こんな暑い中すまんなぁ。今日はいっちょよろしく頼むでぇ！」
夏休みも中盤、さんさんと太陽が照る真夏日、俺たちは海の家のアルバイトに来ていた。
この話を持ちかけてきたのは寺田さんという、俺の叔父さんの友人だ。
学生のころはお年玉をもらったりしてよく会っていたのだが、ここ数年はふらふらとどこかに行っていたらしい。
そんな寺田さんから急に昨日電話がかかって来て、バイトに来てくれと頼まれたわけだ。
「なーんか急にスタッフみんな腹下してもうてな。昨日のスタッフ全員サザエ大食い大会であたったんかいな？ハハハ」
なぜあなたは平気なんだとツッコミたくなるが、まぁ気さくでおもしろい人だ。
「ちょっと、おにぃ。この人の下で働いて大丈夫なの？」
雅が疑いのまなざしで俺を見てきた。
「まぁ、やることはやる人だし、大丈夫だと思うけど。」
「いーじゃんみや、面白そうだし。海ってカッパに会えるのかなぁ？」
愛理の目がキラキラしているのはいいことだが、ごめん、カッパは無理だ。
「まぁ一日よろしくな。それにしても、3人ともめっっっちゃカワイイなぁ！頼んで正解やったわ〜。」
「そうですかぁ？？うふふ、よく言われますぅ♪」
「なんや嬢ちゃん、えらいゴキゲンやなぁ！その調子で頼むでぇ！」
桃子もノリノリだし、一日なんとかなりそうだな。
「こんな感じだし、まぁ楽しくやってくれよ。」
「おにぃがそういうなら・・・いいけどさっ。」
雅もなんとかやってくれそうだ。俺も久々に料理の腕を振るうとするか。

「いらっしゃいませー！海の家ボーノへようこそー！」
愛理の澄んだ声がビーチに響き渡る。
「お、お嬢ちゃんかわいいねぇ。新入りさんかい？」
「あ、今日だけお手伝いに来てるんですけど、よかったら寄っていってください！」
笑顔もバッチリだな。看板娘と呼ぶのにぴったりだ。
「はい5番テーブルと7番テーブル、あと10番も。雅、持てるか？無理すんなよ。」
「心配いりませんよーだ。こんくらいへっちゃらだもんね。」
雅はファストフード店に勤めてるからか手際がいい。ポテトばっかり揚げてるとか言ってたが。
「桃、このビールを3番の人によろしく。」
「はーい。タッタッタッ・・・」
「おい、あんまり急ぐと転ぶ・・・」
そう言った瞬間、桃子は足を滑らせた。
「きゃーっ！」
持っていたジョッキの中味が豪快にお客様にかかってしまった。
「あーっ、もうビショビショだよー。」
「あーん、すいませーん！でも、許してニャン♪」
桃子は笑顔で猫マネをして誤った。あいつはバカか。そんなんで許してもらえるはずが・・・
「あはは、お姉さんおもしろいね！可愛いし、許しちゃう！」
「ありがとうございますぅ♪もー、お客さんたら♪」
いいんかい。俺は心の中で壮大にツッコミを入れた。
「ハハハ、カワイイって得やなぁ！俺ならボコボコにされとるで。」
そう言いながらフライパンを振る寺田さんの料理の腕は確かだ。俺も負けていられないな。

「ちょっと一段落したかな、愛理、お疲れさん。」
そう言いながら俺は裏口で愛理に冷えたジュースを渡した。
「ん、ありがとう、おにいちゃん。」
愛理は両手でこくこくとジュースを飲み干した。
「にしても愛理はなんでも出来るなぁ。料理も出来たしホールもバッチリ。完璧だよ。」
「そんなことないよ・・・仕事はできても、未熟なことばっかり。」
「・・・愛理？」
愛理は遠い空を見つめながら、小さな声で話した。
「いつもみんな、私をすごいとか、完璧とか言うけど、本当はそんなんじゃない。失敗だってするし、泣きたいときもある。
　恋愛もちゃんとできないし、やきもちだってやく。私は、完璧なんかじゃない。」
徐々に愛理の瞳が潤んでくる。
「今もこうやっておにいちゃんに迷惑かけてる。こんなこと言ったってなんとかなるわけじゃ・・・きゃっ。」
「もう言うな、愛理。」
たまらなくなって、愛理を抱きしめた。
「お兄ちゃんは、迷惑だなんて思ってない。それに、弱い所もやきもち妬く所も全部ひっくるめて愛理なんだ。
　そんな愛理のすべてを俺は好きなんだ。」
「おにいちゃん・・・うん、ありがと。」
涙を拭いて、愛理は俺に笑顔を見せた。それはどんな花よりも美しい色彩を放っているように見えた。
「じゃ、また一仕事頑張りますか！」
「うん！よーし、やるぞ〜！」
よかった、元気出してくれたみたいだ。俺ももう一頑張りするか・・・
「やめてって言ってるでしょ！離して！」
店から雅の怒声が聞こえた。
「おにいちゃん・・・！」
「うん、急ごう！」
急いで俺たちは裏口のドアを開けて店へと飛び込んだ。

「離してよ！もう、しつこいな、このバカ！」
雅は、若い2人組の男にからまれていた。
「いーじゃんよ、俺君みたいな強気な子、タイプだぜ。」
「ハハハ、お前会う女全員にそんなこと言ってないか？」
「あれー、そうだっけっか？ま、いんじゃね？」
ヘラヘラと笑う男達に悪びれる様子は微塵もない。
「サイッテー・・・離せ！」
そう言って思い切り振り払った雅の手が、横にいた男の顔面を直撃した。
「痛ってーーーー！このアマ・・・！」
激昂した男は、雅に向かって右手を振り上げた。
「可愛いからって調子乗るんじゃねえ！」
男が右手を振り下ろそうとした、その時、
「ガシッ！！」
寺田さんが、男の右手を間一髪で捕まえた。
「すんまへんなぁ、大事なスタッフに手あげんといてくれるか？」
「てめ、ふざけんな・・・ぐはっ」
寺田さんの膝蹴りが思い切り男の腹に突き刺さった。
「これでも陸上やってたんでなぁ、足にはちーっと自信があるんやわ。用途は違うけど、どや？」
そう言うと、男はその場に倒れこんだ。
「この野郎、何してやがる！」
もう一人の男が寺田さんの背後から殴りかかろうとしたが、
「おっと、そうはいかないな。」
今度は俺が男を後ろから羽交い絞めにした。
「ちくしょう、離せ！」
「さっきうちの妹がそう言ったとき、そこのぶっ倒れた兄ちゃんは離してくれなかったけどな！」
そう言って俺は男の首に手刀をお見舞いした。しばらく気絶してるだろう。ちょっと昔に武道をかじったことがあったのが活きたな。
「おう、よーやったな。さすがやわ。」
「寺田さんも、年の割りに張り切りますね。」
「ホント勘弁してほしいわ。ケンカなんかやったの何年ぶりやっちゅーねん。」
そう言う寺田さんは、なんというか、大人の格好よさが滲み出ていた。

「あ・・・ありがとう。おにぃ。」
雅はまだちょっと動揺しているらしく、落ち着きがない様子だ。
「お礼なら寺田さんに言え。先に助けてくれたのは寺田さんだ。」
「あ、ありがとう・・・ございます。」
「ええってええって。まぁ、可愛いのもたまには罪やなぁ〜、ハハハ。」
寺田さんは笑って雅の肩をポンポンと叩いた。
「ほな、愛理ちゃんも休憩終わったようやし、また頑張るか！」
「「はい、頑張ります！」」
二人は背筋を伸ばして、笑顔でそう答えた。
「よっしゃ、いい返事や。」
寺田さんも、満面の笑みでそれに応えた。すると、
「もーぅ！早く仕事してよ！桃ばっかり働かせないでよー！」
プンプンと桃子が頬を膨らませながら怒り出した。すっかり忘れてたぜ。
「あー、悪い悪い、今戻るからな。」
昼下がり、海には楽しげな子供達の声が鳴り響いていた。

「それじゃ、本日はホンマにお疲れさん。みんなよーやってくれたわ！」
日も暮れだし、海もオレンジ色に染まりだした頃、長い1日の仕事が終わりを迎えた。
「どうだった？今日のアルバイトは。」
「そうねー、まぁ大変だったけど、桃の可愛さをみんなに届けれたし、楽しかったかな♪おにいちゃんの料理もおいしかったし。」
「お前、勝手につまみ食いしただろ。夕飯抜きだな。」
「あーん、おにいちゃん、許してニャン♪」
「それの効力は1日1回までです。よって効きません。」
「もーぅ、ひどい！いじいじ、いじいじ・・・」
桃子は楽しくやれたようだな。よかったよかった。
「雅はどうだ？」
「うん、まぁハプニングもあったけど、助けてくれたし、楽しかったかな。」
「せやろ〜、どう、俺かっこよかったか？」
「そうですねー、おにぃには歯が立ちませんけどね〜、フフッ。」
「うわ〜、フラれてもうた。ヘコむわ〜！」
雅も楽しくやれたようだ。
「愛理はどうだった？楽しかったか？」
「うん。こうやってみんなで何か成し遂げるって、いいね。なんか、すがすがしいな。」
「そっか。そんなに家族が好きか？」
「うん、大好き！いつまでも、ももと、みやと、そしておにいちゃんと、一緒にいたいな。」
愛理もいい経験になったみたいで、よかったな。
「それじゃ、みんなでメシでもいくか！今日は俺のオゴリや！」
「「「「ありがとうございまーす！」」」」
俺も、こいつらと一緒にいるのが幸せだ。こいつらとなら、どんなことも、笑ってやっていけそうだからな。

>>156-161と書きましたが、いささかストーリー重視になってしまいました。
駄文ではありますが、目を通していただけると幸いです。

乙

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜許してニャン♪

おお寝てる間に二つも新作が
154はみやびの特性が出ててすごくいい
海の家は3人の水着を脳内再生してる
次のゲストを自分なりに想像していたがまさか光男とは
次も楽しみにしてます

州´・ ｖ ・）＜ごっはん♪ごっはん♪

それぞれのキャラが確立されてていいね

｢おにぃ､今日どっか行こうよ｣
突然雅に誘われた。こんなこと一度も無かったから驚いた。
｢どこか行きたいところあるのか｣少し恥ずかしいのでそっけなく答えた
｢うーん。おにぃとならどこでもいいや｣
甘えてくる雅にうろたえる俺

こんな妄想をした土曜日の夜だった

ワクワク

妄想するなｗ

お城みたいな外装のホテルですか？

おにいとならどこでもいい
ハァハァ

ﾉﾉ;∂_∂'ﾙ＜今日のにぃはちょっとキモい…いつもはかっこいいのになんでだろ?

兄貴はまさか桃子や愛理でも妄想するのか？

てか昨日風呂入ってるとき
寺田さんゲストにだしたらどうなるかと妄想してたら
早速あってビックリしたw

州´・ ｖ ・)＜妄想とかホントやめて欲しい

妄想でも犯したりしない兄が可愛い

>>126
その骨折してたものです当時のスレによる妄想のおかげで骨折も最速で完治しました
あの時は皆さんありがとうございました

どんな感じで励まされたかkwsk

>>179
肘をサッカーで骨折→ボーノの３姉妹が骨折したお兄ちゃんを看病したり怒ったりの話をたくさん書いていただく→読みながら肘の激痛を忘れる→完治

http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1248162572/190-334
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1249081079/364-393
過去ログ漁ってみたらこの辺かな

風呂の話し書いた覚えがあるわw

　　州´・ ｖ ・) ・・・保全しとかなきゃ♬
　＿_(_っ/￣￣￣/＿
　 　 ＼/ BELL /
.　　　　 ￣￣￣

どうしてもみやびちゃんに寄ってしまう

>>181
お前気が利くな

お兄ちゃんは優しいのです

｢タイミングが全然ダメ｣
｢仕方ないじゃん､素人なんだから｣
桃子と雅は２人で漫才をやるらしく、その練習をしてるんだけど
ずっと言い争いをしてるみたいだった
俺はとばっちりを受けないようにリビングから逃げようとしたが、桃子がそれを許さなかった
｢にぃにぃ、みやにお手本見せてあげて｣
桃子は困るとすぐムチャぶりをする。悪いクセだ
｢いや、俺笑いのセンスないから…｣
｢とりあえずやってみてよ｣
｢おにぃもできないって｣と雅が語気を強めて言う
｢やるから、台本は？｣
｢ないよ。ネタ書くのだるいじゃん？｣
いかにも雅らしい発想。だけどそんなんだから上手くいかないんじゃないかと言おうとしたけどそれどころじゃない。
スベったら妹たちに馬鹿にされるからそれだけはなんとしても避けたい。

俺桃＜どーも。兄桃ちゅです。よろしくお願いします。
俺＜『兄』はおかしくない？
桃＜名前だと語呂が悪いもん
俺＜そんなことはないはず
桃＜悪いよ。だってドルゴルスレン・ダグワドルジでしょ？
俺＜誰が元横綱だよ！
桃＜ごめんごめん。間違ってた。
俺＜だよな
桃＜『ドルゴルスレン・ダグワドルジの兄』の『兄』を取って付けたんだった
俺＜間違いはそこじゃねーよ！だいたいなんで朝青龍縛りなんだよ
桃＜にぃにぃ、サッカーやってたんでしょ？
俺＜そこかよ！だったら巷は朝青龍だらけで怖くて歩けないよ

バンッ！
机を叩いた音が鳴り響く
｢もういいよ！おにぃと２人でやればいいじゃん｣
怒った雅は部屋を出ていった

『ちょっと待て』と言おうとしたら
｢にぃにぃってすぐみやに構うよね。なんで？｣
桃子のやつ答え難いことを言ってくる
｢もちろん妹だから｣
｢ももにはそんなやさしくないもん｣
確かにそうかもしれない。最近みやに構ってばかりだ
と黙って考えていたら
ももが抱きついてきた。
いつものふざけた桃子じゃない、女の顔をした桃子に少しドキッとした
｢行かないで。今はももだけのにぃにぃでいて｣
こんなことを可愛い子に言われたら、もう言いなりになるしか術はない。
｢わかった。でも後でちゃんと雅に謝ろうな｣
｢もちろん♪｣

こんないいものを読んで眠りにつける俺は幸せ

ここは自由でいいね

兄貴結構ツッコミできるやんｗ

>>187-188
漫才とは思いつかなかったですｗ面白い
ちょっと今夜中に投稿できるか暗雲が・・・

>>192
待ってるから焦らないで

ヽ('∀`)ﾉ わーい！楽しいな〜♪

これだけ職人が着てくれるということは
読み手だけでなく書き手もこのｽﾚを待ち望んでいたということなのか

職人さんと>>1さん乙です

朝青龍の本名って起立礼着席でやったよな
なんか懐かしい

保

おはよう妹たち

州´・ ｖ ・)＜はいおはよう

川*＾∇＾)||＜200

雅ちゃんは基本逆ギレキャラなんだな

桃｢最近テレビつまらないよね｣
雅｢そうかな？｣
桃｢ちょっと前にやってた『浜ちゃんが』は可愛い子が出ててよかったけど｣
愛理｢・・・｣
雅｢ああいう女子大生タレントが一番イラッとする｣
愛理｢私は口パクアイドルのが嫌かな｣
雅｢確かにね､バカにしてるよね｣
愛理｢歌には人を救う力があると思うんだ｣
桃子｢ならももたちで歌っちゃう！？｣
雅｢ももはいいや｣
愛理｢ｗｗｗ｣
桃子｢ももち悲しい…｣
雅｢そういうの本当にいらない｣
愛理｢そういえば今度オーディションあるみたいだからみんなで受ける？｣
雅｢シャ乱Ｑのつんく♂がやるやつだよね｣
桃子｢いいね！｣
雅｢だからももはいらないって｣
桃子｢みやーっ！｣
愛理｢でもいつかは大きな舞台で歌ってみたいね｣
雅｢武道館とかでね｣
桃子｢みんなでオーディションまで歌の練習しよう！！！｣
愛理｢その前にももはちゃんと大学行かないとね｣
桃子｢愛理ぐらいは味方してよ…｣

話を聞いていた俺はいつか妹たちが遠い存在になるんではないかとただならぬ不安を感じた

新作きたあああああああああああ
武道館きっと実現するよ

良いね良いね！

州´・ ｖ ・）＜お兄ちゃん元気？

愛理｢DVD借りてきたの？｣
俺｢うん、ちょっと見たいのがあって｣
桃子｢ももって存在がありながら！｣
俺｢そっ､そんなんじゃねーよ｣
雅｢おにぃだって男なんだからそういうの見たくなるよ｣
愛理｢…リビングでは…見ないでね//｣
俺｢だーかーら、そんなんじゃないって｣

バッ！
桃子にDVDを奪われる。

桃子｢戦国自衛隊！？｣
俺｢だから言ったろ、そんなんじゃないって｣
雅｢うわっ！そっち系なの…｣
俺｢どんな思考回路だよ！会社の先輩の娘さんがこの映画の舞台に出るらしくて、一緒に見に行くから予習しようと思って｣
桃子｢(疑いの目で)ふーん。娘さんね…｣
俺｢ロリコンでもないから！｣

桃子雅愛理｢…(絶句)｣
俺｢いやいや、、、｣
愛理｢お兄ちゃん晩御飯無しね｣
雅｢変態は置いといて、みんなでエビフライ食べよう！｣
桃子｢だね♪｣

兄カワイソス

保全

雅はフリーターだっけ
働いてお金稼ぐ大変さがわかるようになったかな

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜おにぃおこづかいちょうだい♪

俺｢おはよう｣
｢・・・・｣
雅｢あら､変態さん｣
俺｢だから誤解だって｣
桃子｢変態さん近づかないでください｣
俺｢おいおい…｣
愛理｢みや､もも､止めようよ…お兄ちゃん可哀想だよ｣
雅｢出た出た、愛理の良い子ちゃんモード｣
愛理｢そんなんじゃないもん｣
桃子｢あいりん、変態さんが悪いんだから仕方ないよ｣
愛理｢でも…｣
雅｢ここで許したら変態が付け上がるから｣
俺｢なあ、俺そんなに悪いことしたか？｣
桃子｢自覚がないなんで怖いですぅ〜｣
雅｢生粋の変態だｗ｣

俺｢わかった、わかった。反省するから｣
愛理｢口だけなんでしょ？｣
俺｢ちょっと！急に愛理まで２人の味方するなよ｣
愛理｢長いものには巻かれろってことで｣
俺｢あー、もう。じゃあ３人の好きな物買ってあげるから｣
雅｢お金で解決しようという考えるなんて最低｣
桃子｢大人の嫌な部分垣間見えた｣
俺｢何でもだぞ｣
愛理｢じゃあ､オーディションで歌うからBoAさんのＣＤが欲しい｣
桃子｢ちょっと！あいりん！ダメだよ｣
雅｢みやはオーディションで着る服が欲しい♪｣
桃子｢みや！｣
俺｢じゃあ３人で買い物に行くか｣
愛理雅｢うん！｣


桃子｢ももも連れてって欲しいんですけど｣
俺｢変態は近づかないで欲しいんだろ？｣
桃子｢にぃにぃのいじわる！！｣
俺｢冗談だよ。桃子にもちゃんと買ってやるから｣
桃子｢にぃにぃ大好き♪｣
俺｢やっぱ止めたｗ｣
桃子｢もう！｣

兄の年収が気になる

女が結託するとめっちゃ怖い

すごい懐かしいスレだｗ
今の狼でよく作者さん来てくれたね

3人から変態って言われてえ

事実に基づいてるようでそうではない不思議な世界

>>210
雅｢もうあと1000円しかないし…｣
桃子｢えっまだ９日だよ｣
俺｢バイト増やせばいいじゃん｣
雅｢そうしたいんだけど…｣
桃子｢まあ、今月はね｣
俺｢何かあるのか？｣
愛理｢この前話してたオーディションを本当に受けることにしたの｣
雅｢だからその練習があるからバイトを増やすわけにはいかないし…でもお金はないし…｣
桃子｢わかった。ももが貸してあげるよ｣
雅｢いい､貸しを作りたくない｣
桃子｢人がせっかく親切にしてあげたのに｣
愛理｢ごめん、あいりは貸せるほど持ってない｣
雅｢大丈夫だよ､気持ちだけで十分｣

３人の視線が俺に注がれる
雅｢おにぃ、お小遣いちょうだい♪｣
俺｢うーん､お小遣いは無理だけど、貸してあげるよ｣
雅｢意外にケチだね｣
俺｢別に貸さなくてもいいんだけど｣
雅｢うそうそ｣
俺｢返すのはお金じゃなくていい｣
雅｢どういうこと？｣
俺｢俺､高校の時バンド組んでてメジャーでやるのが夢だったんだ。でも俺にはそこまでの才能が無かったんだ。だからその夢を俺は３人に託したい｣
桃子｢にぃにぃにそんな夢があったなんて信じられない｣
雅｢わかった。絶対メジャーデビューするよ！それで初めて出すＣＤをおにぃにプレゼントする｣
愛理｢じゃあ、絶対にオーディション合格しないとね｣
雅｢ももが足引っ張らなければいいんだけどｗ｣
桃子｢ももは可愛さでカバーするから大丈夫♪｣

「・・・ん、朝かぁ？・・・ムニャ」
俺は友人たちと呑んでたはずなんだけどなぁ・・・目あかねぇや。
確か思い切り酔ってマコ姉に介抱されたんだっけ・・・
くんくん・・・あー、焼き立てのベーグルの匂い。懐かしいなぁ。よくガキの頃マコ姉の家で朝飯食ったなぁ
「ほら、起きて、朝だよ。」
「ん〜、マコ姉、まだ眠いって・・・」
マコ姉の声ってこんなんだっけ？ちょっと舌ったらずな感じは同じだけど・・・まるで愛理みたい・・・ん？
「・・・おにいちゃん？」
「・・・ってうわぁ！あ、愛理？？」
え？？どういうことだ？？ここは俺の家？？えーっと・・・ズキン！
「あ、頭いてぇ・・・あ、愛理、水・・・」
「はい、おにいちゃん。」
俺は思いっきりコップ一杯の水を飲み干した。
「あー・・・生き返った。サンキュ。」
「麻琴さんは昨晩おにいちゃんをうちまで送り届けて帰ったよ。他の人に迷惑かけないでよね。」
「あー、すまん。マコ姉に謝っとかないと・・・」
「・・・そんなに麻琴さんと仲いいんだ。」
「い、いやなんつーか、昔からの仲で、そう。彼女とか言うんじゃないから。」
「ふーん・・・寝言に出るほどなのに？」
そう答える愛理の声は、不機嫌そうだった。
「うーん、弱ったなぁ・・・あ、そうだ！今日暇だし、どっか出かけようか、愛理。」
自分でも何言ってんだかわからんが、とにかくそうでもしないといけないような気がした。
「なーに？ご機嫌取り？別に怒ってなんかないけど。」
あ、マズい。逆効果だったかな・・・
「・・・桃とみやには内緒だからね。二人っきりで、ね？」
そう言って微笑む愛理の目はちょっとだけ潤んでいたが、うれしそうだった。
「もちろん。久々のデートだな。」
「デート・・・デートかぁ。ふふっ♪」
徐々に弾んだ声になってきた。よかったよかった。
「あ、朝ごはんさめちゃうよ。早く食べよ！」
「おう。いっただっきまーす。」
そう言ってかじりついたベーグルからは、あたたかい味がした。

率直に言わせてもらうが妹たちのセリフをもっとがんばってくれ
ストーリー進める事だけ考えすぎて説明ゼリフばかりになってるぞ

ﾙ*’ｰ’ﾘ

夜更かししすぎた兄貴が寝る前に

ヘイ、アニキ！

兄貴はしばらく旅に出ます
探さないでください

マジで旅に出ます
明日のベリイベのために今日から東京いきます
東京観光兼ねてるのでしばらく帰ってきません
数作書いてきましたが・・・まぁ書けたら書きます

州´・ ｖ ・）＜お兄ちゃん出張ご苦労様

もうちょい続けてみます？

続けたまえ

腹へった

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜にぃにぃ〜♪

暑苦しい時に桃子にベタベタくっ付いてこられたらイラッとしそうだな

今日は日曜日、もう夏も終わりなのに暑い
そんな日なのだが、愛理は部活、桃子も学校で補講があるとかで二人ともいなかった
雅と二人リビングでくつろいではいるものの会話もなく妙な沈黙が続く・・・・

雑誌を読んでいる雅をチラ見しながら
彼女の手は３人の中で指が一番長くて整ってるし、きれいだなぁなんて思っていたら
ふと、とあることを思い出した。特に気を使うわけでもないし、言ってみようと声をかけてみた

「みーやび！」
「ふぉえ？おにぃ、なぁに？」

雑誌に集中してたらしくきょとん顔をこちらに向けた・・・
ちょっと小動物っぽい動きはやはり末っ子と同じ属性を持っているらしい。

「あのさ、手出して！」
「手？なになに？？なんかくれんの？」
「いや、そういうわけじゃないんだけど・・・」

笑顔で右手が差し出された。
（ぎゅっ！）

「ちょ！お、おにぃ、何！？急に手握らないでよ！暑苦しいでしょ！」
「いやぁ、雅の手いつも冷たいじゃん、暑いときでも冷たくて気持ちいいのかなぁって」
「ばっかじゃないの！あたしは冷えピタかなんかの代わりなわけ！？邪魔しないで」

手を振りほどかれ、切れ長の目で睨まれた。あ、軽くキレてる

「いいじゃんか、不思議だったんだよ。それに手が冷たい人は心が温かいって言うから、きっと雅の手はいつも冷たいんだろうなって」
「えっ！？・・・そ、そうかな？ふふふ・・・・で？あたしの手はどうだった？」
「やっぱ冷たくて気持ちよかった、でも気持ちよかったのは冷たいからじゃなくって雅の手だからかな？あはは、何言ってんだ、俺」

ちょっと赤くなった雅は手をまた差し出してきた
「おにぃ、バカぁ？・・・兄妹なんだからあたしで良ければいつでも手くらい握ってあげるよ。何？意識しちゃってるの？」

差し出された手を再び握ると、おや・・・？
「あれ？雅、さっきより手あったかいよ？なんで？」
「なんでじゃないわよ、・・・バカっ！」
「ま、今日は暑いもんな」
「っ！この鈍感！・・・」
「冗談だよ、ところで雅、なんで顔まっかなの？」
「知らない！バカっ！！」
「なぁ、このまま二人で出かけよっか、ちょうど昼飯の時間だし」
「・・・それならおにぃ、支度してくるから手離して。」
さっきは手を無理やり振りほどいたのだが、今回は俺が離すまでずっとそのままだった、はて・・・？

支度をしてきた雅の右手が俺の左手をさらっていったのは言うまでもない、今日は手がふさがってるし車じゃなくて電車だな。

今日は暑かった、でも雅と一緒にいたら冷たくて気持ちいどころか一段とまたあっつくなってきた・・・

さて、二人が帰ってきたら、背筋が凍るような体験ができるかもしれない
今日のことは雅とだけの秘密にしておかないとな

雅ちゃんはツンデレさんが似合うなぁ

みやびちゃんの手を独占とかうらやましすぎるぞ兄

そういえば昔何かのイベントで握手した時
雅ちゃんの手がすごく冷たかったことあったな
同じこと思ってるひといるんだね

「♪〜♬」
雅が鼻歌まじりでご機嫌にプリクラ帳にシールを貼ってる
いつもはいいけど今日はリビングでやらないでくれ
昼飯食ってプリクラをせがまれ撮ってしまったのは俺としたことがうかつだった

そして桃子と愛理も雅の機嫌がいいことを気になっているようだった

「さぁってと、お風呂入ってこよっと！」
雅が立ち上がるとパサッ・・・っと何かが落ちる音が・・・
（ん？うわ・・・プリクラ帳放置かよ！みやび、それはまずいって！）
二人が気づかなければいいと思ったが、すぐに桃子が拾い上げた

「ねぇ、愛理ぃ！みや、プリ帳おきっぱだよ！みちゃおっか」
「え〜みやに悪くない？」
「まーた始まった、愛理のいい子ちゃんモード！気にならないの！？みや、めちゃくちゃ機嫌いいじゃん」
「そうだけど・・・いつも見せてくれないから見られたくないんでしょ？」
「だ・か・らぁ、内緒でちょこっとだけ、今日の分だけだって！他は見ないならいいでしょ！」
「そうかも！あんだけ嬉しそうなら見ても多分平気っかな？」
（愛理、頑張れよ！そこで悪の道に走るんじゃない！）と思ったがどうにもならない

「ね！結局愛理も見たいんじゃん！共犯だよ、じゃ、にぃにぃも共犯にしちゃお♪」
「あ、それいい！」
（ま、まずい！これは大人になって意地でもとめないと・・・）
「おいおい、妹だからって勝手に人の見るのは感心しないぞ？」
「ぶーぶー！にぃにぃのケチ！減らないんだし、おきっぱにしたみやも悪いって！」
「だーめ！、妹だけど女の子の私物を勝手に見るような趣味はない！」
「そうだね、流石に異性はあれかも。じゃあお兄ちゃんはいいよ、あたしたちだけで見るもん」

あっ・・・まずい、論点がすり替わっちゃった、もう逃げるしかない・・・

「さ、俺はもう寝るかな・・・」
「あー！！！これ！にぃにぃとみやが二人だけで一緒に映ってる！」
「あ！ほんとだ！しかも今日じゃん！これ！そしてお兄ちゃんもみやも超笑顔！」
「ちょっと！にぃにぃ！これどういうこと！」
「あたしたちが学校で頑張ってる間に二人で何してんの！？ほんと止めてほしい」

雅のプリ帳を手に桃子と愛理が俺に攻めてきた。

（うわ、おれ、めっちゃうれしそうに写っとるやん！ま、嬉しかったししゃあなしか）
心の中で関西弁で突っ込んじゃうほどテンパってる
「あ、こ、これはさ、飯を食いに行っただけで・・・・」

がちゃ・・・リビングの扉が空き雅が頭を拭きながら雅さん登場。
「気持ちよかった、次・・・って！あー！３人ともなにやってんのよ！あたしのプリ帳勝手に見ないでって言ってるでしょ！」
「いや、俺はちがっ・・・」
「ちがくなーい！乙女の秘密見ちゃダメなんだからね！桃でしょ、勝手に開いたの！信じらんない！」
「だって！にぃにぃとみやが仲良くしてるのが悪いんじゃん！」
「いや、悪くねぇだろ？別に」
「だって二人で食事の後にプリなんてずるいよね？愛理？」
「えっ！？もも、もしかして連れて行ってもらってないの？」
「えっ！愛理もこういうのあるの！？あたしは最近全然・・・え？え？え？」
「うん、この前ね、楽しかったぁ・・・」ぽわわと光悦の愛理さん
「その話、みやもきいてないなぁ・・・ま、いいけど」
「にぃにぃ・・・！今日のもその時のも含めて白状しなさい！そして今度は桃と二人でご飯！」

その後は雅が桃を説教、桃は俺を説教、そして愛理はひとりポワワしてるという地獄絵図があったとかなかったとか・・・

愛理ひとりで安全地帯ｗｗ

長女だけ可哀相だぞにぃにぃw

みやびちゃんエピソード大好き

>>240
長女を侮るな
実はにぃにぃのほっぺにチューとかしてるプリクラを隠し持ってしらばっくれてる可能性があるぞ

a

>>242
本当にありそうで怖いｗ

朝から俺もひとりﾎﾟﾜﾜしたわ

Σ州´・ ｖ ・）＜あーっ！！

どうした愛理？

州´￣ ー￣ ）＜ふえるワカメ!

おいしい顔

ほ

州´・ ｖ ・）＜お兄ちゃん！

t

この3人はキャラがあっていいな

州´・ ｖ ・）＜せやで

>>248
そういや最近ふえるワカメ見てないなｗ
去年の夏は岡井ちゃんがモノマネするくらいやってたのを思い出す

ももみやには完璧にスルーされるふえるワカメをちゃんと相手してくれる優しい兄にどんどん惚れていく愛理が目に浮かぶ

おやすみ妹達

さて、三女を起こしに行ってくるか

三女が一番早起きなイメージ

三女は起きれないってエレガントミーヤに相談してた

長女　寝起きよし
次女　寝起き悪し
末っ子　寝起き悪いも家事のため早起き

このスレのイメージだとこんな感じか

みやびちゃん起こしたい
オレに文才があれば…

>>261
末っ子けなげや・・・

長女の小指は不眠不休

長女の後ろに立って2つ結びの髪の毛を持って遊ぶ兄

兄対３姉妹で枕投げ

ももちがいじめられそう

愛理と同じ学校の岡井と萩原が加勢するからな

こっちは千奈美と佐紀ちゃんもももち苛めるぜ

ももちだから問題ない

千奈美はポニーテールを掴むぜ

誰も助っ人がいない長女に加勢する兄

ただいま妹たち
月がきれいだったよ

そろそろボーノを題材に芥川賞とりたいな

州´・ ｖ ・）＜お団子・・・

どちらかというと直木賞向きなネタだろとﾏｼﾞﾚｽしてみる
職人さんたち期待してます

お休み

おはよう目が覚めて最初に会えたらいいんだけどな

良い歌詞だよね
ｷｭﾝｷｭﾝする

ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜眠いよぉ・・・

>>280
つエビフライ

ﾙ*’ｰ’ﾘ＜にぃにぃ！