一昨日、AKB48の新曲『フライングゲット』を買おうと思ってCD屋さんに行ったら、すでに品切れ!
発売初日に品切れだって?そんな馬鹿ながあるか!昨日再び行ったら、入荷しても1時間で売り切れると言うから予約してきた。
新聞報道で知ったが、『フライングゲット』は発売初日に100万枚を突破していたのだ!
23日だけで102万6000枚に達してたらしい。発売初日のミリオン突破はCDの売り上げとしては史上初ではないか?
『Everyday、カチューシャ』は総選挙の投票権を付けたから売れたのだとか、難癖つけてた奴がいたが、
『フライングゲット』は投票権をつけなくても、もっと売れたではないか!
この徹底的にCDが売れない時代に初日に100万枚突破というのは、せせこましいくだらん中傷を完全に吹っ飛ばした快挙である!
何しろパソコンでただでダウンロードしたり、インチキな楽曲の入手が流行ってる時代にCDで100万枚なのだからすごい!
商法や戦略だけを分析して、この成功を評価するのも間違っている。
6年前に秋葉原の小劇場で彼女たちがデビューしたときは、客は関係者しかいなかったのだ。
篠田麻里子は劇場の外でビラ配りをして、一般客を入れようとしていたのだ。
その彼女たちの真っ直ぐな努力、あくなきサービス精神、日々美しくなっていく目移りさせる魅力の数々、目を釘付けにするダンスの面白さ、
秋元康の作詞のコンセプトの明快さと斬新さ、楽曲の素晴らしさ、これらのすべての創作努力の結晶が、巨大な「国民的スター」を誕生させるに至った。
いまどき「国民的」 と言えるスターの誕生はものすごく難しいと思われていた。
人々の趣味が多様化して「蛸壺化」 していると言われていたのだ。
これで今年のレコード大賞をAKBがとらなかったら、確実にインチキだろう。
しかしAKBがこれほどまでの大メジャーになってしまっても、まだその魅力がわからない者がいるのが不思議である。
一体どこまで感性が鈍磨してるのだろう?
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