BPO放送倫理・番組向上機構、AKB総選挙はファンに無理を強いるものと批判を公表

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◇意見概要
6月の視聴者意見は1,534件と前月より192件増加した。
(略)

 アイドルグループ内の順位を決める人気投票、"総選挙"をめぐっては、宣伝や
販売のためにファンに無理を強いるものだとの批判が寄せられた。

(略)

その他
 電力不足で節電が叫ばれる中、違和感を持つのは、テレビのスタジオだ。照明が煌々と
 照らされ、スーツを着込んだアナウンサーや司会者が汗ひとつかかずに進行している。
 その内容が節電特集だったりするから白ける。テレビもクールビズできないのか。
 自分達で実践もせず、押しつけられても説得力はない。

 オタクと呼ばれる人の趣味への傾倒を、不当に笑い者にする番組の構成は、「差別しても
 よい人間」や「笑い者にしてもよい人間」を作るようで、大変不愉快に感じた。オタク趣味は
 幼稚であるから笑い者にしてもよいという風潮は差別につながる要因であり、また商品や
 作品に携わっている人々への侮辱である。多様化される文化の中で、一趣味を不当に
 愚弄してよいとする態度は番組として不適当だ。

ソース:BPO放送倫理・番組向上機構
http://www.bpo.gr.jp/audience/opinion/2011/201106.html