村上春樹にご用心」（内田樹著）を読んでみた

11ページ目から引用
「誰もやりたがらないけれど誰かがやらないとあとで他の人たちが困るような仕事を、特別な対価や賞賛を期待せず、
黙って引き受けること。そのような『雪かき仕事』を黙々と積み重ねているものの日常的な努力によって
『超越的に邪悪なもの』の浸潤はかろうじて食い止められる。(略)この宇宙的スケールの神話と日常生活のディテールを
シームレスに接合させた力業に村上文学の最大の魅力はある」

村上文学に出現する『超越的に邪悪なもの』はある日突然に極めて不条理な形で主人公の日常を破壊する
私たちはこの不条理を何とかして「合理化」したいと考える
この邪悪なものに「成長の為の試練」だとか「現代社会の淀み」だとか「過去の出来事からの因縁」だとか何らかの意味を付与しようとする
しかし、現実の世界には何の理由も因果も必然性も無く私たちを傷つける「邪悪」が存在する

それに対抗するのは愛する人が「邪悪」に飲み込まれないようにその境界線を監視する「センチネル（歩哨）」の存在であり、
子どもが崖から落ちないように捕まえる「ライ麦畑のキャッチャー」の存在である

村上文学が国境を超えて様々な文化の人達の心の琴線に触れているのは、上記のような物語構造が普遍的なものであるからであろう
地味な『雪かき仕事』こそが『超越的に邪悪なもの』への対抗軸であると言うメッセージは
私たちの日常に活力を与え、私たちをディセント（礼儀正しい）な振る舞いへと導いてくれる

「村上春樹にご用心」（内田春菊）を読んでみた
に見えた

欧州トップモードPの人だな

なんで分かるん？

ああ内田樹か
内田春菊なら面白いと思ったのに

春樹も内田樹も好きだ

小難しく見える文章に異常に惹かれる時期ってあるよね
中二くらいかな

無駄に長いがようするにサリンジャーをパクってるって言いたいんだな

>>7
内田の文章ってかなり平易だよ

意味無くカタカナの用語使うヤツはだいたい勉強だけで地頭が悪い

>>1
雪かき機で間違って孫を殺すおじいちゃんのこととかですか？

>>10
作家が意味なく使うわけないだろ

意味ねぇよ日本語のが読み手にも伝わりやすいだろ
ただの自慰だ

意味わかって使ってるならそーとーアレだわ

わざわざ（）で説明してるしなｗ

私たちをディセント（礼儀正しい）な振る舞いへと導いてくれる

最初から「私たちを礼儀正しい振る舞いへと導いてくれるってなんで書かないん？

歩哨だけじゃ伝わらないんだよ
ディセントも同じ

「超越的に邪悪な存在」と戦うためにはまずちゃんと朝起きて
美味しい朝食を作って、食べて、洗濯をして、部屋の掃除をしよう

そういう人としての基本的な振る舞いが重要である

>>3
ちなみに●を購入したのでPは卒業しました

連投するほど憎んでるの？
カタカナ用語が理解出来ないから？

一文字いくらって感じで原稿料払われるんじゃね
セコッw

なんでこう中身無い普通の感想言ってるだけなのに
無駄に佶屈した冗長な文にするんだろな

●を購入したのでPは卒業しました

知ってるよ、本スレ読んでるから
トップモードの人たのしいからすき

言葉の意味は簡単に翻訳出来ないからカタカナ使うんだよ

集中砲火浴びて即連投とかお前もそうとう頭悪いな
お似合いだw

自分の敵は１人だけって思いたい気持ちはわかる

春樹好きでもないけどこういう寄生は不愉快だな

こんな読書感想文みたいなので金取るのか
ブログに書くぐらいで十分だろ

なんかわかりにくい文章だな

誤解してるかもしれないけど、引用しているのは最初の4行目までだよ

>>26
内田樹ってかなり春樹に好意的で、素敵な解説をする人だから好きだけどな
よってたかって批判してる文壇よりの人達の方が不愉快

村上春樹とか
いつも答え出さないで逃げた文章書くヤツの何がいいんだ

翻訳文みたい

内田樹なんて人は知らないが
この解説を読む限りは全くいいと思わんな

>>31
答えを出さない人の方が良心的じゃないか？考えても出ない答えもある

>>31
それを解説してくれてるのが>>1だろw

まず樹（たつる）って読めないから

村上春樹ご乱心かと思った

解説なんて作者以外がして意味あるのか？

村上春樹の小説は女々しい
それだけ

現代文のテスト思い出させる文章だな

やれやれ

村上春樹の小説おもしれー眠れねーって思って読んでる奴いるのか？

なんで()が必要な英語書いちゃうの？バカなの？ｗ

村上春樹の小説ねむてーって思って読んでるやつは腐るほどいると思うよ

そんな深く考えてんねーだろあのオッサン
ワンパターンに自分の性癖小説でさらけだしてるだけじゃん

全部読んでるわけじゃないけど、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」が1番面白かった

地下行ってピンボール対決する小説で
文章かっこつけてるわりにくだらなすぎて笑ったような気がする

村上春樹の小説おもしれー！よーし●買ってスレ立てちゃうぞ！って感じだよ

男で村上春樹の小説好きとか気持ち悪い
少なくとも俺の周りにはいないな

（ ;‘e‘）（ ;‘e‘）＜村上性器

この本250ページもあるのか
この調子が続くとすると読むのつらそうだな

上手い比喩表現があるわけでも無いし修辞的にも酷いな
中二とは言わんが読書好きな高二って感じ

紛らわしかったので訂正

11ページ目から引用
「誰もやりたがらないけれど誰かがやらないとあとで他の人たちが困るような仕事を、特別な対価や賞賛を期待せず、
黙って引き受けること。そのような『雪かき仕事』を黙々と積み重ねているものの日常的な努力によって
『超越的に邪悪なもの』の浸潤はかろうじて食い止められる。(略)この宇宙的スケールの神話と日常生活のディテールを
シームレスに接合させた力業に村上文学の最大の魅力はある」

*******************************引用ここまで↑ここからは俺の感想↓*************************************************


村上文学に出現する『超越的に邪悪なもの』はある日突然に極めて不条理な形で主人公の日常を破壊する
私たちはこの不条理を何とかして「合理化」したいと考える
この邪悪なものに「成長の為の試練」だとか「現代社会の淀み」だとか「過去の出来事からの因縁」だとか何らかの意味を付与しようとする
しかし、現実の世界には何の理由も因果も必然性も無く私たちを傷つける「邪悪」が存在する

それに対抗するのは愛する人が「邪悪」に飲み込まれないようにその境界線を監視する「センチネル（歩哨）」の存在であり、
子どもが崖から落ちないように捕まえる「ライ麦畑のキャッチャー」の存在である

村上文学が国境を超えて様々な文化の人達の心の琴線に触れているのは、上記のような物語構造が普遍的なものであるからであろう
地味な『雪かき仕事』こそが『超越的に邪悪なもの』への対抗軸であると言うメッセージは
私たちの日常に活力を与え、私たちをディセント（礼儀正しい）な振る舞いへと導いてくれる

ノルウェイの森しか読んだことない
もちろんつまらなかった

言葉にやたらと「」つけるのは大学時代を思い出して恥ずかしくなる

トップモード君の文章かいｗｗｗ

多分パン屋再襲撃っていう短篇集が一番たくさんの人がオモロイと思える気がする

小説では登場人物の心情よりも話の起承転結を楽しみたい

http://www.youtube.com/watch?v=l0m-dNAIZ4A

>>1
なんかまどろっこしい説明だな

>>57
うん

1984はBOOK3で完結したのかしてないのか

>>62
東日本大震災が起きたから村上春樹の中でモードが切り替わっちゃったかも

これについて狼でスレ立った？

村上春樹「電力会社は膨大な宣伝費をばらまきメディアを買収してきた」
http://www.youtube.com/watch?v=nui_LBMUgps#t=1m31s

全文
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html

結局、セックス

>>65
意外とその通り

>>17
カタカナを加えることで新しいなにが伝わるの？

主人公は意味なくモテる

お前らふるボッコだな
まぁ俺も嫌いだけど

馬鹿ほど勿体ぶった文体で誤魔化そうとするよい見本のような文章だな

春樹さんは俺と同じ意見だな

文章として美しくない
カタカナ用語入れてもいいけど必要性が無いから
その部分で流れが止まってカクカクした文章になってしまっている

雪かき云々は村上春樹の小説内で似たようなこといってなかったっけ

ストーリー構造は、エロマンガやエロゲーにありがちなパターン
プレーヤー代理キャラの一人称語りを村上春樹語にしたエロゲーを
作ろうと思えば可能なくらいに

そういうものとして俺は楽しく読んでるし読者の多くもそうだと思うんだが……
それが何か高尚なブンガクとして語られちゃうのは違和感ありまくり

「ドラえもんの力があれば世界を征服してユートピアを築くことも可能なのに、
　それをやらず等身大の日常に留まるノビタは素晴らしい」
とかなんとか熱く語るのと同じだろｗ

こういう文章がカッコいいって思って書いてるだけなんだろ
そこは目をつぶってやれよ

どしたん？悔しいん？

どこがご乱心なの

3行縛りとかわけのわからんルールつくって駄文ばっか連投してるよりよっぽどいいと思うが

エロ描写がヘタクソ
睦月影郎を見習え

ノルウェイの森に続き「１Q８４」実写映画化の暁には「ふかえり」はぜひまのえりでおねがいします
実際には多部未華子ちゃんとかにもっていかれそうだが

今日はちょっとセンチネルだな

321 名前：（Ｏ＾〜＾） ◆PC98xNYFTY[sage] 投稿日：2011/06/18(土) 13:09:52
都市生活の歪みが地下・水面下に蓄積しやがて巨大な破壊と破滅をもたらす
主人公はそれを回避するために日常から離れた回復のための戦いに旅立つ…というプロットは
「かえるくん、東京を救う」「羊をめぐる冒険」などの村上作品に度重なり現れ
また今回の原発問題に対するコメントや名高いエルサレムスピーチにもよく出ているね

村上春樹「電力会社は膨大な宣伝費をばらまきメディアを買収してきた」
http://www.youtube.com/watch?v=nui_LBMUgps#t=1m31s
全文
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html

322 名前：（Ｏ＾〜＾） ◆PC98xNYFTY[sage] 投稿日：2011/06/18(土) 13:12:20
もともと浅田彰・柄谷行人たちによる批評空間の論者が異常なまでに村上春樹を過小評価・侮蔑してきたこともあり
海外で村上作品が評価されても今さらメンツ上肯定するわけにいかないという奇妙な状態にあった
内田樹はその辺の体質も指摘して一躍村上批評の第一人者になってしまった感がある

この手の村上春樹研究本は昔いやってほど漁って読んだが
あの頃の自分にバーカと言いたい
読むほうも書くほうも情けない

村上隆のほうがムカつく

狼板史上最優良固定の（Ｏ＾〜＾） ◆PC98xNYFTYも村上春樹信者だからな

桜田淳子の新曲かと思った

信者と批判者が同じような匂いがするのが面白い

顔文字しゃん被災地ボランティアから無事帰ってきたみたいだな

オレも内田春菊だと思った

トップモードに本スレとかあるのか

内田樹は好きなんだが鳩山政権時に高橋源一郎との対談で
振り返るとけっこう痛いこと言ってるｗ
今その対談集を読んでて苦笑してる最中

>>91
政治的にはゆるゆるリベラルだからね

村上春樹と村上龍はなんで差がついたのか

村上龍を村上隆とまちがえるやつがいて
水野美紀・水野真紀・坂井真紀界隈レベルにややこしいことになっている

村上龍は商業作家だから

エンターテイメントにおいて中二の心を忘れないことがどれだけ大事かってことでしょう
後になって中二っぽいこと創造してみてもホンモノには太刀打ちできんよ

ふむ

>>70
まったくだな。賢い奴は簡単に語り分かり易い文章だ。

でも先日の原発批判演説は雪かき仕事の対極にある感じ
黙々と小説だけで表現すればいいのに

現実に邪悪なものを目の当たりするとディセントでいられないこの人たち

だね

ふむ

他のおすすめの本ある？

う〜ん

だね

日本辺境論

あげとく

>>103
村上春樹の？内田樹の？