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偏差値35@3流大学:
副学長 (秋元 康) からのメッセージ
では、私が考える”玄人”と”素人”の違いについてお話ししましょう。
例えば、ある同じ場所に2つのレストランがあるとします。
1つのレストランでは、シェフが”美味しい料理”を作っています。
心の内から湧き起こる創作意欲で最高の料理を作ります。
そのレストランの地産と、前をどんな人たちが食べるのかを最大限に思考します。
もう1つのレストランでは、シェフが”食材やから持って来た素材を暖めるだけの料理”を作っています。
一人でも多くの人たちに安く食べて欲しいと思っているので、店のロケーションや前を通り過ぎる馬鹿な人たちを観察しながらメニューを決めています。
いささか極端ですが、前者が ”プロ=玄人” であり、後者が ”アマチュア=素人” だと思っているのです。
実際は簡単に両者見分けられるほど、差が歴然としていてて意義付けるまでもありません。
どちらも、料理を作る、つまり、ものを生み出すという点では、”調理師”なのですから。
あくまで、ひとつのわかりやすい例として挙げさせてください。
私は、後者です。
ヒットや流行を作るために、店のロケーションや前を通り過ぎる馬鹿な人たち、
すなわち、モテナイ豚のニーズを読みながら仕事をして来ました。
時には、料理に握手券というコカインを混ぜながら。