BBCのサイトを読んで青ざめた
以下、日本のメディアが報じないこと
・年間100ミリSv以上の放射線を浴びると、がん発症率の
明らかな上昇が確認される。
これは「年間」の放射線量であるが、日本のメディアは
「1時間あたり」の放射線量のみを強調して報道しており、
故意かどうかは分からないが、リスクを過小評価していると
思われる。
例えば、1時間あたり12マイクロSvの放射線をを24時間、
365日間浴びた場合、年間では100ミリSv(10万マイクロSv)に
相当し、がん発症リスクが明らかに上昇する水準になる。
ちなみに、生涯350ミリSv以上の放射線を浴びる可能性のある
地域は、チェルノブイリにおいて強制移住の基準となっている。
今日の時点で、福岡第一原発から西に20〜60キロ離れた地点での
放射線量は1時間あたり6.7〜80マイクロSv。
80マイクロSv/時間は、年間では700ミリSvに相当する。
この数値に対して、日本政府は「身体には全く影響がないレベル」
と主張している。
また、「放射線業務従事者が1年間にさらされて
よい放射線の限度」は、現在では年間20ミリSvと記載されている。
(1年間50ミリSv、というのは以前の基準)
ソース
http://www.bbc.co.uk/news/health-12722435