千葉、静岡、神奈川の各県で窃盗を繰り返した上、女性に暴行したなどとして、強盗強姦
(ごうかん)などの罪に問われた会社役員元川直次被告(40)の裁判員裁判で、横浜地裁
(小池勝雅裁判長)は8日、「犯行は卑劣で悪質」として、求刑通り懲役23年の判決を言い渡した。
小池裁判長は、元川被告が被害者から奪ったカメラで女性らの裸を撮影し、「泥棒に入ら
れて、こういうことされてどんな気分だ」「おれの子ども産めよ」などと追い打ちを掛けるように
いたぶったと指摘。「女性らが味わわされた恐怖感や絶望感は甚大で、哀れというほかない。
厳罰を希望するのは当然」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101008-00000137-jij-soci