遼・今季2度目の予選落ち
ツアー記録58達成で運をすべて使い切ったか
●日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯長崎
石川遼(18)が今大会3年連続で予選落ちだ。1アンダー17位発進の2日目はバーディーを
ひとつも奪えずに、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと崩れるいっぽう。
通算7オーバーで80位タイまで順位を落として今季2度目の予選落ちだった。
ちなみに、バーディーゼロはプロ初のワースト記録だ。
「自分のゴルフをさせてもらえなかった。(3年連続予選落ちは)特に気にしていないです」
初日同様に、ギャラリーから携帯電話のカメラのシャッター音に悩まされ、さすがに
石川サイドも「運営がうまくいかないなら、遼は(来年以降)大会に出られないかも」と
主催者にケチをつけた。もっとも予選落ちはギャラリーのマナーの悪さが原因ではなく、
“石川セッティング”でなかったからだ。
ツアー新記録の58を出した中日クラウンズと比べるとよく分かる。
たとえばラフの長さは今大会55〜70ミリに対し、名古屋GC和合Cは50〜80ミリ。
データを見ただけでは和合の方が長いが、「和合は平均すると60ミリ弱でグリーン回りは
短かった。しかし、日本プロはグリーン回りは70ミリと深く、日照時間が長い分、
芝は元気よく伸びて、ラフに入れるとクラブの抜けが悪くなった」(ツアー関係者)という。
(
>>2以降へ)
2010年5月15日発行の日刊ゲンダイより
【関連スレ】
【ゴルフ】石川遼はOB3発の大崩れ、通算7オーバーの80位で予選落ち…日本プロゴルフ選手権
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1273833521/ 【ゴルフ】石川遼は尾崎将司同様に世界三流ツアーの「お山の大将」で終わる可能性大…日本ツアーは他選手がだらしなく、コース設定も易しい
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1273832337/ 【ゴルフ】予選落ちした石川遼の父、運営側に苦言…今後のツアー欠場の可能性を示唆 ギャラリーや報道陣のシャッター音と着信音を問題視
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1273886740/ (
>>1より)
●日本プロは3年連続の自己ワースト記録
石川はこの日、14ホール中2ホールしかフェアウエーキープできず、
「ラフからグリーンを狙うことが多かった」(石川)。パー3を除いた14ホール中、
半分の7ホールしかパーオンしなかった。つまり、ラフに苦しめられたわけだ。
今大会はどうして、通常大会と設定が違うのかといえば、日本ゴルフツアー機構(JGTO)
ではなく、日本プロゴルフ協会(PGA)が主催しているからだ。ゴルフ関係者はこう言う。
「男子ツアーの目玉選手は遼くんですから、テレビ中継がある決勝ラウンドまで残って
もらわないと注目されません。そこでJGTOは遼くんが予選を通過できるようにコース設定を
甘くしています。実際、プロ1年目の2008年コカ・コーラ東海Cは遼くんが予選落ちしたので、
その後の某大会主催者が『ラフをもっと短くしろ』と急きょコース設定の変更を指示したことが
あります。今週は日本一のプロゴルファーを決める大会という位置付けですから、
PGAも特定選手のために手心を加えることはしません。だから遼くんはいつものように
好スコアを出せなかったのでしょう」
石川の“本当の実力”があぶりだされてしまった。
(終)
【ゴルフ】石川遼が予選落ちした原因は「石川セッティング」ではなかったから…JGTO主催時は石川が予選通過できるように甘いコース設定に
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1273922336/