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名無し募集中。。。:
さゆは極上の女だ。
陶器細工のように白くきめの細かな肌に、清純を印象づける黒い髪が映える。
目はぱっちりとしており、はっきりとした顔立ちで、口元に一つ付いた黒子がそのバランスを崩すことはなく、
むしろ男に劣情を抱かせる役目を担っている。
さゆは極上の雌だった。
陰核に触れただけで愛液をしたたらせ、肉棒をくわえ込んだら離さない肉穴。
柔らかな無数のひだを絡ませる肉壁。
さゆを一目見た男なら誰でも、彼女と交わることを夢想するだろう。
僕は自分の性器に目をやった。
びくびくと、ときおり苦しそうに脈をうっている。
ただそれだけだ。
僕が射精することはない。
さゆのような極上品でも、僕にとっては役立たず。
さゆは特別じゃない。
ただの雌だ。
でも、この手で壊してしまうのは少し惜しい。
そう思った僕は、さゆの首筋に伸ばしかけていた手を引っ込めた。