モーニング娘。の館で肝試し

近所で有名な幽霊屋敷、モーニング娘。の館
この屋敷には世にも恐ろしい８人の幽霊が出るという

細かい理由は置いといてそんな屋敷を一人で訪れることになった俺
懐中電灯片手にいざ突入！

お化け屋敷といえば

お化けは触らない約束になってる

突入より挿入したい

軋んだ音を立てて重厚そうな扉が開く
屋敷の中へと一歩足を踏み入れると、なんとも奇妙な寒気を感じた
さすがは有名な幽霊屋敷といったところか

薄暗い屋敷の中を見渡すと８つの扉が並んでいる
どうやらこの８つの扉の向こうにに一人ずつ幽霊がいるみたいだ
部屋の配置なんかについては各自で適当に思い浮かべといてくれ

とにかくその８つの扉を開けていかないと始まらない
何が始まらないのかは俺も分からない
その辺も勝手に理由つけて適当に考えておいてくれ

俺はポケットから鍵を取り出し、まず一つ目の扉の鍵穴に差し込んだ
なぜ鍵を持っているかはまあ気にすんな
もうめんどくさいから適当に屋敷の持ち主の孫だとかもっともな理由つけて考えとけ

一つ目の扉を開いて部屋の中へと踏み入れる
暗くてよく見えないが、窓が開いているのか風が俺のジャケットを揺らした

「誰かいませんかー？」と一応聞いてみるも、もちろん返事はない
ふとどこからか女の笑い声が耳に入り背筋に悪寒が走る

「……ﾋｬｰ、ｱｯﾋｬｰ、ｱｰｯﾋｬｯﾋｬｰ」
よく聞くとその甲高い笑い声がなんだか癇に触った
ｱｯﾋｬｰってなんだよ、幽霊の笑い声なんだから空気読め
と、ちょっとイラッとしながら俺はその声の主を探した、すぐに見つかった

部屋の隅、闇に紛れて小柄な長髪の女がおどろおどろしそうに立っているのが微かに見てとれた
その姿にさすがに恐怖を感じて後ずさった俺の眼前に、一瞬の間にその女が迫ってきた
「…っ！」
驚いて声も出せずにいた俺にその女は耳元で囁いた

「ようこそ、モーニングむしゅめの館へ」

うわぁ、噛んだよこいつ、幽霊のくせに、幽霊のくせに噛みやがった
しかも何事もなかったかのように進めようとしてやがる、幽霊のくせに、気にいらねぇ

なんだかテンションが下がったので俺はその部屋を後にした
「ちょ、ちょっと待ってー、どこ行くんやー」とその女が後を追ってきた
うるせえ噛み噛み星人、ついてくんじゃねぇ、とその声を無視して俺は次の扉へ向かった

次の扉を開ける、同じように薄暗闇が広がっている
「暗い〜、なんも見えん〜」と俺の後ろにさっきの幽霊がぴったりとくっつく
いやいやお前も幽霊だろうが、なんで俺の彼女みたいになってんだよバカ

ふいにガタッと奥に置いてあるベッドが動いた
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」「うわああっ」
とその音じゃなく、その音に驚いた噛み噛み幽霊の悲鳴に驚いて思わず声をあげてしまった
だからなんでお前が驚くんだよ、お前も幽霊だろ、ていうかそれ悲鳴じゃなくて雄叫びだろ、おっさんか

「なんかいる、なんかいるって！」とその雄叫び幽霊WAO!が怯えながら指差す方を見ると、確かに人影が見えた
真っ白な服にショートカット、これまた小柄な女が頭に三角頭巾をつけて、手を前に垂らしたお化けポーズで近づいてくる

「うらめしや〜」

うわぁ…、今どき「うらめしや〜」はないだろ「うらめしや〜」は、小学生でも言わねぇぞ
ていうか三角頭巾て、いやいや三角頭巾て、久し振りに見たわ三角頭巾
あと今どきそのポーズもないわ、もう今どきだらけじゃねぇか、昭和からタイムスリップしてきたのかよ
おい、背中にくっついてるお前もこんな古臭い幽霊に怯えてんじゃねぇ、てかお前も幽霊だっつってんだろ

一向に怯えない俺にもう一度「うらめしや〜」とか言ってきやがったので、うるせぇと頭をはたいてやった
すると「こ、こら！お化けには触れない約束になってるんだからっ！」とか訳の分からないことを言い始めた

なんだかテンションが下がったので俺はその部屋を後にした
「うおーい、どこ行くんだー」とこれまた昭和なオーバーリアクションでその女が後を追ってきた
うるせぇドリフ女、今は平成だ、ついてくんじゃねぇ、とその声を無視して俺は次の扉へ向かった

この調子だとあっという間に8人分終わるな

次の扉を開けると、またまた薄暗闇が広がっている
「ちょっと待ってや〜」「ちょ、愛ちゃん引っ張んないで」となぜかさっきの二人もついてきている
だからお前らも幽霊だろうが、なんで男女３人グループで肝試しにきましたみたいになってんだよバカ

暗闇に目を凝らしてみるも何もいそうな気配がない、仕方ないので少し待ってみるも何も起こらない
「あれ？絵里は？」「おかしいな、ベッドから出て来るはずなんだけど、おーいカメー」と二人が呼び掛ける
幽霊が出て来ないから呼び掛けるってどうよ、しかも呼んでる方も幽霊て、いろいろ間違ってるだろ

しかしいくら呼び掛けても反応がないのでベッドの方へ歩み寄ってみると、確かにベッドの布団が盛り上がっている
ここにいるのは間違いないらしい、という事で思い切って布団を剥いでみた、おりゃ！バッ

「…スー、…スー」

うわぁ、気持ち良さそうに寝てる〜、寝息立てながらぐっすり寝てる〜、やる気ね〜
「ガキさん、絵里寝てるで」「えー！コラー！カメー！起きなさーい！」とその幽霊を二人が起こし始める
「う〜ん、あと５分〜」とその幽霊はアホの子みたいな声で、よくある朝の風景みたいな事を言った
幽霊って寝るんだ〜、と感心するのもアホらしくなったので、こいつらをほっといて俺はその部屋をあとにした
「あれ〜、どこ行くんですか〜」と寝ぼけまなこのままその女が後を追ってきた
うるせぇアホ、眠たいんだったら寝てろ、ていうかお前もう永遠の眠りについたんじゃねぇのかよ、とその声を無視して俺は次の扉へ向かった

長い

良スレ

ついにストックきれたか

次の扉を開ける、言うまでもなく薄暗闇が広がっている
「ここも暗いな〜」「ちょっと愛ちゃん引っ張らないでってば」「…ｚｚｚ」
もう当たり前のように３人が付いてくる、なんだか突っ込むのもめんどくさくなってきた

いるいるいるよ、部屋のど真ん中に何やらぼんやりといやがるのが見えますよ
どうせまたうるせーめんどくさい幽霊なんだろ、とため息をつくとそこにいた幽霊がぼそっと呟いた
「…私、キレイ？」
とても小さなその声がやけに俺の耳にはっきりと響いて、なんだか嫌な汗が背中を伝った
そういえばその幽霊は顔を隠す真っ黒な長い黒髪と、透き通るような真っ白な肌を持ったザ幽霊というでも言うべき佇まいだった

こんな時なんて答えればいいんだっけ、と答えあぐねていると、いつの間にか眼前に迫っていたその女が再び聞いた
「…私、キレイ？」「ねえ、キレイでしょ？ていうか可愛いでしょ？さゆみ可愛いでしょ？ねえねえ可愛いよね？」
俺の肩を両手でがっしり掴んで揺さぶりながら必死に聞いてくる
「極度に可愛いでしょ？ねえ、ねえってば、可愛いって言えなの」

「幽霊になると鏡に映らないからね〜」「自分の顔見れなくなってずっとああだねさゆみん」「…ｚｚｚ」
何呑気に解説してんだてめえら、ていうかもう突っ込むのもめんどくせーって言ったろ、ずっと寝てんじゃねーてめーは
鏡に映らねーくらいでわざわざ問い詰めてくんじゃねぇ、幽霊のくせに、可愛いじゃねーかこのバカ、くそったれ
「ね？ね？可愛いでしょ？ほら、うさちゃんピース」とか言ってるバカを無視して俺はその部屋を後にした

まあみんな可愛いわなｗ

続きは明日

こんなに遅レスだと落ちるだろ

なんとなく立ててみたけどネタためてなかったんだもんあっはっはっ

がんばれ密かに応援してる

ﾜﾛﾀｗ
落とさないようにがんばろｗ

このスレには期待してる

いっぱい期待

じゃ俺も保全しよっか

光井をどう料理するかに期待

れいなの幽霊は凶暴そうだな

期待age

なかなかいいよ〜

いい展開

小説スレだったのか

次は猫娘。ですね

お気にに入れたぉｗ

>>28-29
４時間経ってるけど
何時間でスレ落ちすんの？

その時の狼のレスの量によるらしい
最近は過疎ってるからスレが落ちにくい

ある意味スレが落ちにくい今の狼がお化け屋敷かも

次の扉を開ける、薄暗闇が…広がってない、明るい
そんな部屋の真ん中に鎮座してる女が「遅い！何やってると！」と何やら怒っている
どう見ても幽霊には見えないけどここにいるって事はそうなんだろう、なんせ茶髪に原色の服着てやがる
やけにケバケバいしい、ていうか電気点けてるってどうよ、お前幽霊だろ

「ちょっと田中っち、なんで電気点けてんのよ、私たち幽霊なんだから暗くないとダメじゃない」
「だけん怖いもん、仕方ないやろ！」「こんな場所にれいなを一人にせんで！お化け出るやん！」
なにやら逆ギレしてる、お化けはお前だろうと突っ込んでもなんだか怒られそうなのでやめておいた

昭和幽霊とギャルヤンキー幽霊が言い争ってる横で、雄叫び幽霊がまあまあと宥めてる、相手にされてないけど
おい、そこのお前、いくら鏡見ても映らねーっつってんだろ、いい加減諦めろ、写メでも無理だ、幽霊のくせに携帯持ってんじゃねぇ
ていうかさっきからずっと寝てるお前、どさくさに紛れてベッド入って熟睡してんじゃねぇ、おでこに「中」って書くぞこの野郎

「だから幽霊ってのは」「ともかくれいなはガキさんにお団子なくなったのが気に入らんと！」「まあまあおちｔｗて」
もういい、勝手にやってろ、なんか暖かいと思ったら暖房入ってるし、生活感出してんじゃねぇ、もう幽霊とかどうでもいいわ、全然怖くねぇ
何もかもアホくさくなったので俺はその豹柄カーペットの敷かれた部屋を後にした

「ちょっ、どこ行くと！一人にせんでって言っとるやん！」
はいはい、どうせついて来るんでしょ、勝手にしてくれ、ていうか幽霊が博多弁喋ってんじゃねぇ、この明太子が、くそったれ

>>34
最初のスレ主のとは違う違和感があるんだけど

カモン

続き

いいよいいよ〜

おもしれえーーｗｗ

なんだ小説スレかよ

なんだこれ保守しとくぞ

こうやって見ると現メンキャラ立ちしてるよな

光井はどーすんだ
お寺の娘で、どっちかというと
お祓いする方だろうが

>>43
深く考えすぎるのがお前の悪いところだとあれほどｗｗ

続きは？

> ふとどこからか女の笑い声が耳に入り背筋に悪寒が走る
>
> 「……ﾋｬｰ、ｱｯﾋｬｰ、ｱｰｯﾋｬｯﾋｬｰ」
ﾜﾛﾀ

お客さんには指一本触れない事
約束ダヨ

まだー

こんな館行ってみたい

まだー

次はみっつぃーがでてくるなｗ

　 　 　 　 _,△_
　　　　　(　・e・)　ｳﾗﾒｼ・・・
　　　　　 l U　U
　　　　　　)ノ


　 　 　 　 _△_
　　　　　( ・e・ )　ﾔ!!
　　 　 　 U　 U
　　　　　　)ノ

面白いな頑張ってくれ

まだ

おい完走しようぜ

そうだそうだ！

完走したけりゃネタを出せ

ひゅ〜〜どろどろ

从*｀ ﾛ´）

つ ネタ

良スレ