売れてます「ウナギイヌ」関連商品
浜松市のマスコットキャラクターで、「福」市長に就任している「ウナギイヌ」を活用した商品が売れている。
今年1月から8月の売り上げは、対前年比150%増。販売先は全国イベントを除き基本的に、
浜松駅のキオスクや静岡県内の土産物店、高速道路のサービスエリアだけだが、
タオル、ハンカチなどは「売れ行きに生産が追いつかないほど」と、関係者はうれしい悲鳴をあげている。
開発、販売を担う「ワン♪だふる浜松」(福地三則代表)は、2008年から市や商工会議所から
「浜松・浜名湖プロモーション認定事業」の認定を受けた地元企業で構成するグループ。
従来、メーカーの下請けでさまざまなものを作ってきた会社が、「ウナギイヌ」利用をきっかけに、
それぞれの技術を使い、自社商品を開発。
現在市内の14社でどら焼き、アイスクリーム、ペンポーチ、手ぬぐい、ストラップなど14商品を発売している。
今後は、うなぎの粉末入りまんじゅうやせんべい、エコバックなどを発売予定だ。
ウナギイヌは、マンガ「天才バカボン」(原作:赤塚不二夫)に登場する人気キャラクター。
福地代表によると、「著作権を管理するフジオプロダクションも地域おこしのために利用していることを理解し、
格安の料金で使える。市がキャラクターの権利を取ってくれたおかげ」と感謝。
鈴木康友浜松市長も「市長就任後、最初に記者会見したのが市のキャラクター採用。
自分の名刺から飛び出して活躍してほしいと願っていたが、見事に活躍している」と
感慨深げ。官民一体で「ウナギイヌ」効果を拡大し、市の知名度アップと地元企業の再生を狙っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000030-jij-soci