こんにちは!洒落で娘。を共有しよう!Part246
それを決定し、決定通りに、時代を動かす神権があるのが、仕組の神です。
それが、あまりにも人智を超えたものなるが故に、「機(はた)織る仕組」と表現するのです。
そして、「人間は、小ざかしい予見を捨て、只今、只今に、真心をもって一生懸命やればよい。
後で振り返ると、立派な紋様が織れているぞ」と、諭すのです。
しかし、組織となれば、なんらかの方向性や、指針を示さないと、全体として動けません。
そこで、諸葛孔明や仕組に参画する神々などの、それなりの展望の神示が必要なのです。
と言うよりも、本当は、菊理姫に聞いても、「さあね」と言って答えないのです。
そして、ギリギリになると現れ、「実はこうなのよ」と割って入ります。
「なぜ、最初に、何度も聞いたのに答えず、ギリギリで現れ、いつも覆すのですか」と、
私がタメ息混じりに聞くと、答えはいつも同じです。
「そんな事すると、ほかの神々の出番がないじゃないの。
あなたも、自分で考え、自分で予感し、自分でこの世の法則や知識を学び、
神意を推しはかる努力をしないと、人々に、神意を深く解説できないじゃない。
そうなれば、神人としては育たなくなるわよ。
『のろ』や『いたこ』のような、なんでも、神霊の言う事だけを伝える、
低級な霊媒になってもいいの? いやでしょう?
じゃあね。フ、フ、フ、フ、フー…」というものです。
これが、何百回も続いてるのです。
これが、神人合一の実像です。
ヤーベとモーゼのやり取りや葛藤が、そのまま「トーラ」や旧約聖書になったように、
仕組の女神と私との葛藤や、やり取りがそのまま手記になり、教典になるのです。