こんにちは!洒落で娘。を共有しよう!Part245

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また田辺聖子の、芥川賞受賞作品「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」は、
なかなか面白く、文体もすがすがしい。
しかし、如何せん、描くテーマのスケールが、あまりにも小さいのです。
いい作品と言っても、こんな作品が、現代作家のほとんどなのです。
だから、古典的名作に、どうしても心が向くのです。
それは、映画でも同じ事が言えます。

ところで、私は、擬古文体というのも好きです。
泉鏡花が一番好きですが、高山樗牛(たかやまちょぎゅう)の「滝口入道」や、
三島由紀夫、明治期の作家など、好きなものが沢山あります。
高校を卒業するまで、ほとんど読書しなかった私は、
浪人してから、本の虫に変わりました。
きっと、あの時、守護霊が交替したのでしょう。
1日1冊本を読み、飲まず食わず、眠らず休まず、夢中で本を読むのが楽しかったのです。
そして、18歳から19歳頃は、白樺派が好きで、ほとんど全て読みました。