マーサー王物語 〜エピローグ�V〜

※仮スレです

前スレ

マーサー王物語 〜エピソード�U〜
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1250146688/
※まとめサイト（保管庫様に感謝！）
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/kingdom.html

まとめwikiです
http://www29.atwiki.jp/masao001/

作者さんの連絡待ち

落ちたか

落ちたね

度々ありがとうございます＞＜
昼は鬼門みたいですね・・・

いえいえ
世界陸上で朝までの巡回はバッチリだったんですがその後爆睡してしまって・・・

とりあえずコンタクトが取れてなによりです

突如現れてぶつかってきたサトタにナカサキは対応出来ず、そのまま吹き飛ばされてしまう
そこまでの加速は無かったとは言っても馬の突進なので当然ダメージは大きいだろうと思われる
（ナニコレ！・・・無い、無いんだけど、私・・・左っ側が無い！）
まるで左半身が吹っ飛んだかのような感覚にナカサキは苦しまされてしまっている
実際はちゃんとそこに「ある」のだが、あまりにショックに脳が痛覚をシャットダウンしたのだ
もっとも痛覚だけでなく感覚まるごと消し去ってしまったのは迷惑な話ではあるが・・・
「何をしてるんだナカサキ！着地しろおおおお！！！」
何が起きたか分からず思考が馬鹿になっているところにマイミ団長の声が聞こえてくる
今吹っ飛んでいるナカサキはなんと頭から地面に落ちそうになっているので
たまらずマイミが叫んでしまったという訳だ
（マイミ団長？・・・うわ、地面がこんなに近い・・・！）
慌てて体勢を整えようとするナカサキであったが、気づくのが遅すぎたために対応が間に合わず
額からゴツンと固い地面に衝突する
「ぎやっ！！」
言うまでもなくナカサキの頭はパックリと割れてしまう
頭が割れると人間は血液のシャワーを惜しみなく噴出する、出血大サービスとも言えるだろう
確変の血の巡りがここにきても悪影響を与えてしまったのだ
胸と頭両方からドクドクと血をたれ流しているナカサキを見て周囲の一同は目を覆いたくなってしまう
「うわぁ酷い！」
「もう棄権しろよ・・・続けられるわけがない」
普段二人の戦いを見慣れている食卓の騎士からもこのような声があがるのだから
帝国剣士達にはなおさらそれが酷いものに見えてならなかった
特にはじめっから勝負に反対していたサユはもう我慢の限界だ
「即刻辞めさせなさい！！これのどこが決闘ですかぁっ！！」

保全隊

またか

ヒル

サトタが北海道選挙ＣＭに出とるらしい

勝負が一方的すぎるし、何より２対１なんて決闘の美学からはほど遠い
いくらナカサキが許可したからと言ってもこれ以上ほっとく訳にはいかなかったのだ
「あまりにも酷い、こんなの力の差がつきすぎてる・・・勝負が見えすぎてます！
　確かに殺し合いをするって言ってたけどっ・・・このままじゃ本当に死んじゃいますよ！！」
そう言うとサユはナカサキの元へと駆け寄ろうとした
誰も止める者がいないのならば自らが盾になってクマイチャンの斬撃から守ろうとしたのだ
しかしそんなサユの腕をマイミがぎゅっと掴み出す
「辞めておけ」
「離しなさいっ！！あれを放置するなんてあなたは本当に団長なの！！？」
「お前はナカサキが負けるとでも思っているのか？」
「は、はぁ！？」
この期に及んでまだナカサキの勝利を信じているマイミを見て、サユもさすがに呆れてしまう
どう見てもナカサキは全身血だらけの圧倒的劣勢だと言うのに
それでもなおナカサキに勝機があると思うなんて親の贔屓目以外の何者でも無い
「現実は確かな眼で見た方が良いですよ・・・団長に就いているならなおさらね」
「サユ・ミチョシゲ・ラドノイズ・・・確かナカサキと同じ二刀流スタイルだったな」
「は？それがいったい」
「ナカサキはお前より強いぞ、ずっとずっとな」
「はぁああああああ！？いったい何を根拠に・・・ていうか今はそんな事関係無いの！！」
怒り心頭するサユをあまり気にせず、マイミは発言を続ける
「サユどころかここにいるほとんどよりも強い、なんせキャリアが違うからな
　ナカサキの経験に比べたら私たちなんてしょせんヒヨッコだよ」

おと

クマイチャンを屠る特訓の経験値が段違いなの？

おおっと！

ナカサキのキャリアって・・・

バキみたいな妄想疑似スパーリングのことだろ

結局はあと５回後・・・

頭割れる経験が…

マイミの言うキャリアがサユにはいまいちよく分からなかった
確かにナカサキは幼い頃から食卓の騎士として活躍してきただろうが
それは他の食卓の騎士も、そして帝国剣士たちだって同じだと言える
いったい何をもってキャリアがあるというのか、まるで分からない
「キャリアっていったい・・・」
「ナカサキには３つのキャリアがあってな、それを合計すると私たちを遥かに凌駕しているんだ
　まず1つ目はだね・・・」
マイミが解説をしようとするちょうどその時、周囲から歓声が上がる
「うわあああ！！」「そんな、すごい！！」
どうやらクマイチャンとナカサキの戦いに動きがあったようで
それによってマイミが説明をするタイミングが完全に消滅してしまったのだ
だがここからのナカサキの活躍を納得して頂くにはキャリアについての説明が必要不可欠である
なのでマイミに代わって筆者がどういう物なのか述べさせてもらおう
先にマイミは「ナカサキには３つのキャリアがある」と言っていた
その３つのキャリアとは妄想、希少、窮地の３つに分類される
最も大事な窮地は後回しにするとして、まずは妄想について説明するとしよう
ナカサキ・キュフフは寝る前に布団の中で妄想をするのが日課となっているのだ
・・・とは言っても如何わしい妄想をしているという訳では無い、大真面目なイメージトレーニングをしているのである
まだ食卓の騎士に入りたての頃からナカサキは英雄のように活躍する自分を夢見ていた
趣味である読書も相まって、どういった戦況で自分がどう行動するかを常に思い描いていたのだ
はじめは必ず自分が勝利するハッピーストーリーであったが大人になるにつれて負けも増えていく
それは「自分は英雄になれない」という現実を知ったからではない
むしろ英雄になるために負け戦とはどういう物かを想像するのが大事だと気づいたのだ
なのでナカサキは毎晩不利なシチュエーションでの妄想をかかさなくなった
それがもう3年も続いているのだから不利な状況でのキャリアは単純に365×3＝1095戦！
ここまでネガティブなイメージをし続けた者など他にいないだろう

バキのというのは近かったですね
でもあそこまで高精度の妄想はできませんｗ

なんか負け癖もつきそうだけども

キャリアを越える才能ってのもあるだけにね

負けるイメージは噂のブラックメール？

魚釣りしながら巡回

朝だ

おはようございます

うむ

妄想・希少・窮地のうち「妄想」は先に説明した通りである
お次は「希少」について話す事になるがこれはさほど特別なものでは無い
ナカサキは最終決戦にてミキティと一騎打ちで戦うという経験をした、これこそが「希少」なのだ
ミキティほどの絶対的な力を持つ戦士と一騎打ちという経験はレアもレア
その経験がどれだけ彼女を育ててくれるかは想像に難くないだろう
（正確にはクマイチャンとオカールもいたが、ミキティと1対1で戦ったのは事実なので一騎打ちとする）
ところで以前コンコンもジンギスカンと戦いたがっていたが、その理由もナカサキに似たものであった
要するに自分より強く、そして滅多に戦う事の出来ない戦士と戦う事こそが経験となるのだ
これらの経験は技術や判断能力以外にも「舞台度胸」を育ててくれる
とても恐ろしい敵と剣を交わした後ならばちょっとやそっとの恐怖ではビビらなくなるのは当然だろう
「この中にミキティと対峙した事のある者がどれくらいいる？いないだろう
　あのナカサキは一騎打ちで戦ってみせたんだぞ、どうだ凄いだろ」
・・・という言葉をマイミは言いたかったのだがいかんせん全ての者が二人の戦いに集中している
なのでこの自慢話はまた今度となるだろう

ブラックメールは確かに連想しました
なかさきちゃんはベリキュー屈指のネガティブかつ努力家だと思ってます

ご指摘の通り努力に勝る天才というのはいるので
ナカサキより強い戦士はたくさんいます
キャリアだけならトップですけど

ならジンギスカンと一騎討ちをしたクマイチャンがもっとすごいという理屈にはならなかったのだろうか団長

なんかウメサン救済ユニットが誕生したようだが・・・

はははそんな馬鹿な

梅田矢島熊井で新ユニットｷﾀ━━━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━━━!!!!!!
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1250654908/

あらホントだ

なっきぃ

最後の花道だなウメサン

流れ早いな

ボルト期待

相変わらず流れ早い

世界陸上と釣りをしながら巡回

妄想、希少については解説し終えたので最後に「窮地」について話そう
何を隠そうこの窮地のキャリアこそが最も実践的かつ重要なものであり
クマイチャン優勢のこの状況を打破するのにマッチした要素でもあるのだ
ではここで数日前のキュート達の練習風景を見てもらう事にしよう
それを通じて分かってもらえるはず

「・・・ナカサキ、本当に良いの？」
「うん！情けなんていらないよ」
その時ナカサキは訓練場のど真ん中でアイリ、オカール、マイマイの3人に囲まれていた
だがただ囲まれているという訳では無い、なんと全身に重りをつけているのだ
体のあちこちに巻きつけられた重りを全て合計すると３０キロもなる
いったい何が目的でそのようなものをつけているのだろうか
「練習台になってもらうのはありがたいから俺は本気でやるぜ」
「私だってやりますよ、ナカサキが願ってる以上その通りにしてあげるのが礼儀です」
そう言うと３人はスッと構えを取り始める、誰一人例外なくナカサキを狙っているのだ
本来ならばこの訓練場にて組み手を行う場合には先の尖っていない安全な武器を用いるのだが
今回彼女らは普段愛用している棍棒、ジャマダハル、斧をその手に持っている
つまりナカサキが避け切れなかった場合には恐ろしい事態が待っているだろう
しかしナカサキの表情には恐れのようなものが感じられない、本気で避けきるつもりでいるのだ
「さぁ来いっ！」
ナカサキがそう声をあげた瞬間にアイリ、オカール、マイマイらはいっせいに飛び掛る

>>31
从；・ゥ・）＜・・・・・・
ジンギスカンに対してクマイチャンが行ったのはただヤマザキャリバーを斬るだけでしたけど
ナカサキは何回もミキティを転ばしたということで・・・なんとかｗ
もちろんクマイチャンもあの戦闘でかなり成長しています

>>43
素直でよろしい

つくコ:彡くコ:彡くコ:彡

どうやらナカサキは℃Ｍらしい

つまり団長はバカだなあと

ジンギスカンのおっさんと仲良くしてたから死闘を繰り広げたイメージ湧かないんだろ

たしかに仲良しｗ

おひる

ジンギスカンがクマイチャンに戦い方をレクチャーしてる可能性もあるってことだね？

確率は低いけど

「ふぎぇっ！」
アイリ、オカール、マイマイの3人の猛攻をナカサキはモロに受けてしまった
あれほど直撃はまずいと念を押したのに何も出来なかったのだ、３０キロの重りをナメていたとしか思えない
そのままぐてんと倒れいくナカサキを見て３人は目が飛び出るほどに驚いてしまう
「む、無策かよっ！」
「ナカサキ大丈夫！？」
ナカサキの事だからてっきり考えがあるのかと思い、３人は本気の一撃を食らわせていた
アイリの棍はナカサキの弱点である顎上部の謎のデッパリにヒットし
オカールのジャマダハルによる連撃はナカサキの胸部に一瞬にして１０もの傷をつけている
マイマイの斧だって腰にざっくりと入り、尾てい骨にヒビを入れていた
ゆえにナカサキは３箇所から出血する事となってしまっている
一箇所一箇所の負傷はリアルタイムでのクマイチャンの斬撃やサトタの突進によるものより軽いが
こうも多くの箇所から血を流してしまえばトータルで見れば同程度だと言えるだろう
おまけに「実践に近い訓練だから確変しなきゃね！」とか言っていたので血の巡りが無駄によくなっている
イコール、出血量が通常の倍近くまで増えているのだ
この事態にアイリ、オカール、マイマイの３人は大慌て、必死で医療班を呼びに行こうとするが
ちょうどその時ガラリと戸を開けてマイミ団長が入ってくる
「おーいナカサキー約束通りマラソン行くぞマラソンー」
あまりにものん気に言うマイミに３人は完全に呆れてしまう、状況が見えてないのだろうか
「行ける訳ないだろっ！絶対安静モノだっての」
「えっ、でもナカサキは何があってもマラソンに行くって・・・」
「だからなぁ・・・そのナカサキが今こんな事になってるんだよ」
そう言うとオカールはナカサキの方をビシッと指差す
しかしそのナカサキはどうやら病室へと行くつもりは無いようだった
「行きます！・・・私大丈夫です、走れます」

一方その頃クマイチャンは野生動物を相手に修行していたとかいなかったとか

なんだｗ

ナカサキもノープランかｗ

いや作者からノープランだから

腰椎やったら半身不随では？
まあ全員バケモノだから気にしない

マイミがバカ故に聞き逃そうとは思ったけど帝国の人間は努力をしてないみたいな言い方は違うな

たしかにそうだ

尾てい骨にヒビ入る程度ならなんとか完治出来るみたいですよ

ナカサキはキャリアが倍なだけで努力が帝国以上とは言ってません
要はナカサキが異常な訓練をしてきたということです
ベクトルの向きこそ違えど大きさには大差なしという感じで

ああ尾てい骨か
なら安心だ

いや尾てい骨つうか仙骨は非常に重要なトコだぞ
丹田と同じ位重要だからここやられると武術家としては致命的

バックドロップと見せかけてのアトミックドロップはケツが２つに割れるぐらいの痛みだ

サユがこの訓練を異常だと考え止めようとしてるとこから帝国の訓練の質を類推したわけだ　

アトミックドロップ最強

おはようございます
またもやボルトが世界新を出したワケだが食卓の騎士随一のスピードスター・オカールの脚力はいかに？

こっからはナカサキのターン？

ずっとナカサキの

たんた

あぶね

上に書いた異常な訓練と今回の戦いは一致しませんよ
そういうのは分かるように書いたつもりですけど伝わりませんでしたかね？
私には「人が死ぬかもしれない特訓を止める」＝「帝国は怠けてる」の理屈が分からないのですけど
どうやってこう繋がるんですか？
帝国がサボってるというニュアンスがどこにありましたか？
いちいち丁寧に「一方その頃帝国は〜」という描写が必要でしたか？
何を書いても現実の娘叩きに持ってきたいのならもうお手上げです
言える事はあと十回読んで俺の考えを察しろくらいですよ

じゃんじゃか

まず帝国＝なまけてる、というくだりはないよね

ちょっと考察してみたけどナカサキは今回人並み外れたキャリアは積んだろうけど訓練の量自体は他の騎士や剣士と変わらんかも
要は質の問題というところみたい
精神的な部分を飛躍的に鍛え抜いたからその分の差が団長に「ここにいるほとんどより強い」と言わしめたのかな、と感じたんだけど

その後ナカサキは本当にマラソンを始めてしまった
最低限の応急処置をしてからのランニングではあったが、負傷が負傷だけにとても苦しいものとなった
１０キロそこいらを完走するのに３時間もかかってしまったのだから苦労したというのが分かるだろう
では何故ナカサキはこのような馬鹿みたいな事をしたのか・・・それにはちゃんと意味があったのだ
「私はね、みんなより限界スレスレで戦う機会が多いじゃない、ほら確変のせいで」
「あ〜確かにいつも苦しそうだもんね」
「うん、だから私は人一倍限界の苦しみを知らなきゃならないの、むしろそれが普通なくらいじゃなきゃいけない
　毎回訓練で苦しい思いをしたら本番で死にそうになっても少しは楽かなって・・・そう思ったんだ」
「そうだったんだ・・・それなら応援するよ、でも無理だけはしないでね」
ナカサキの狙いを聞いてはじめてキュート戦士団らは納得をする
日ごろから苦しい練習をし精神を鍛えるというのは戦闘だけでなくスポーツの練習にも取り入れられているが
全身に致命傷を負いながらなおかつランニングに行くなんていう鍛錬は異例も異例だ
しかしそれを行うのがナカサキだというのなら理解も出来る
人間は疲労や負傷によって本来の力を発揮できなくなるのが普通である
だからと言ってその「普通」に甘えてしまえば、常人以上に苦しい思いを強いられるナカサキは戦ってられやしない
苦行を乗り越え、苦しい時のパフォーマンス低下を極限まで抑える事に成功する事ではじめて確変が活きてくるのだ
そしてナカサキは負傷マラソンを何ヶ月か続ける事によって「パフォーマンス低下抑制」に成功する
もし仮にここにいる全員が今現在のナカサキと同等の負傷を負ったとしよう
そうなった場合、間違いなく能力の低下の少ないナカサキがＴＯＰの実力を発揮する事が出来る事だろう
そういった意味でマイミはナカサキこそが最強だと言ったのだ
しかしそんなマイミにも一つ知らなかった事があった
それはサユが極限にまで追い詰められると「マリコ」へと変身し、それまでのダメージなど無視した強さを発揮する事だ
つまり正確にはナカサキではなくサユこそが窮地最強、となるのだが・・・
まぁ今戦っているのはナカサキとクマイチャンの二人な訳だし、この事実は一旦どこかに置く事としよう

ナカサキはぬかりないな

ぬけさくのくせに、ぬけさくのくせに！

まあさ

負荷トレーニングてヤツ？

あぶない

限界を超えるとアドレナリンがなんちゃらで何も感じなくなるんだよ

身体を苛め抜いて強くなるのはＦＦ�Uみたい

要はＭ

朝です

眠い

今日も暑い

昼なのに流れ速いね

これから書きますねー

説明が全て終わったところでナカサキとクマイチャンの決闘に戻ろう
ご存知の通りナカサキは見た目こそ苦しそうではあるが実際のところはそうでは無い
キュートの3人に致命傷を負わされた後に走った１０キロマラソンと比べたらこれくらい屁でも無いのだ
いや、それよりむしろマイミとノーグローブスパーリングをした後に行ったすり足２時間のがキツかったかもしれない
いやいや、夜道にウメサンを辻斬りする事で勃発したマジバトルのが辛かったかもしれない
とにかくそれらに比べたら今の状況なんてなんとも無いのである
苦しくないと自覚すると頭も冴えてくる、これから何をすべきかが見えてくるのだ
（さっきはサトタを意識の外に置いちゃったから不意打ちを食らっちゃったんだ・・・
　でも落ち着いて私、相手はクマイチャンとサトタの二人だけなんだから
　その両方が見えている今が最も安全な状態・・・二人とも走ってこっちに来てるけどぜんぜん怖くない
　クマイチャンはもともと足が遅いし、サトタだって撃たれたせいか鈍足になってる
　問題は私も走れやしない事か・・・でもね、走れなくても回避する方法くらいあるんだから）
ナカサキは分かっていた
今本当に頭がおかしくなっているのは優勢なはずのクマイチャンの方なのだ
ナカサキほどでは無いがクマイチャンは胸に曲刀と銃剣による怪我を負っている
わざと苦行の海に潜り込みそれに慣れようとする訓練を受けていない限り、その程度の負傷でも人は取り乱してしまうのだ
特にクマイチャンは自身の勝利を確変による自滅のせいにしたく無いという心理が働き
自分でも気づかないうちに焦ってナカサキを仕留めようとしている
そういった状態に陥っているクマイチャンはまさにカモ
一番はじめに見せたナカサキの技をここで再現してやれば良い
（今のクマイチャン・・・とぉ〜っても転ばしやすいよ
　そしたら引きずり込んであげる、私とクマイチャンしか居ない本当の地獄にね！）

なにこのヤンデレ？

愛憎の泥沼劇ならウェルカムですが血みどろ劇は・・・

それより摺り足と辻斬りが気になる

おっっ

辻ちゃん？

やはり例の武道館があるから流れ速いね

油断できないな

眠いな

人がいませんね

うむ

巡回しときます

おはようございます

涼しいな

辻斬りについては各自の想像にお任せします

おひる

>>100
辻を切り刻む？

（まずは・・・サトタ！）
ナカサキはクマイチャンより先に突っ込んでくるサトタに向けて銃弾を発射する
いくらサトタが足を負傷したと言ってもそのスピードは駿馬のそれだ
だがだからこそサトタには銃弾の速度が速く感じられる
サトタの走りの速度＋銃弾の速度な訳だから相対的にかなりのスピードになっているのである
（普通の人だったらこれ出来ないだろうけど・・・私には出来る！）
ナカサキの放った弾丸はギュルギュルとサトタの足へと飛んでいく
しかもその軌道は見事に先ほど撃ち込んだ場所へと突っ込んでいっている
この状況で前と同じ場所に二度撃ち込むなんて芸当はナカサキにしか出来ない
まず大怪我の中で冷静に狙った場所を撃つというのも難しいし
そもそもそんな狭いところに狙いをさます事自体が難しい
だがナカサキはそのような困難を様々な訓練によって吹き飛ばしてきたのだ
前にも述べたがナカサキの今の精神は怪我人とは思えないほどに安定している
つまり日ごろの射的訓練と同じテンションでサトタの足を撃ち抜くが可能となっているのである
（ごめんねサトタ、ここからは私とクマイチャンの二人っきりの地獄になるの
　部外者は誰一人例外なく外に出てもらうから！！）
サトタが再度転倒し苦しみもがくのを確認した後にナカサキはクマイチャンの方へと体を向ける

親の仇のように殺し合おうとするなこの２人は

ヤンデレとツンデレだから

きっかけはトマト戦争

サトタは頭撃ちぬいたほうがいいんじゃないの？

サトタの頭には何も無いぞ

よく知らないけど銃剣て片手剣より小さいサイズだと思うのね
だから大型生物の頭蓋骨を撃ち抜くほどの威力はないと思うの
あくまでも「兼用」の武器だから

おっと

すでにウメサンよりは凄くなってるｗ

危ないって

ナカサキはウメサンを追い剥ぎしようとしたんだろうか？

今日も流れ速いね

巡回です

じゃあ俺も

（しめた、ナカサキはサトタに夢中でこっちに集中していない！）
謀らずもサトタが囮になってくれたのでクマイチャンは喜ぶ
人はどうしても二つ以上の物体に対して同時に集中する事は出来ない
なのでナカサキがサトタを撃った今、クマイチャンは自由に動く事が出来るのだ
少なくとも注視という束縛を受けている状態と比べたらずっと楽である
（ごめんねサトタ、でもサトタのおかげでナカサキの注意をそらす事が出来たよ
　これで私はナカサキに勝てる・・・天国に送ってやれるんだ！）
ナカサキがサトタを見ているほんの１,２秒の間にクマイチャンは５メートルだけ距離を詰めた
ここまで来ればあと数歩前に進むだけでナカサキが射程に入るのだ
射程にさえ入れれば後はミヤビに習ったトリックを使って斬ればいいだけ。
さっきまでは長刀の先の先を持つという「第１のトリック」を使ったが
ネタがバレてしまったので今度は「第２のトリック」を使おうとクマイチャンは思っている
（第１のトリックでは長剣のリーチを最大限に使う事でナカサキを惑わせたけど
　これからやる第２のトリックは私クマイチャンのリーチを最大限に使うんだ
　４ｍ５０センチのリーチからは誰も逃げる事が出来ない！！！）
クマイチャンのやろうとしている事はとても単純
ただ手を伸ばして、背伸びをして、ナカサキに倒れこもうとしているだけなのである
クマイチャンのつま先から伸びた手までの長さは大体２ｍ２０センチ
長刀の全長２ｍ３０センチと合わせて４ｍ５０センチものリーチでの攻撃が可能なのだ
もちろんナカサキはクマイチャンが迫ってきているのに気づいているであろうが
まさか４ｍ５０センチもの距離を一瞬で縮める攻撃法を持っているとは夢にも思っていないはず
当然その攻撃をした後のクマイチャンは転倒をする形になってしまうが、それに関して彼女は気にしていない
何故ならその一撃でナカサキにトドメを刺すつもりだからだ

ナカサキの銃弾は指摘の通りあまり殺傷能力がありません
なのでサトタの足止めを最優秀に撃ったわけです
狙撃の腕は確かにウメサン越えしましたねｗ
一応辻斬りの時に散弾銃の雨あられを受けたナカサキが「弾を受ける側の気持ちを理解してキャリアアップ」という話を考えてましたが
また長くなりそうなんでやめました

銃剣って殺人用の道具なのに殺傷能力無いの？

>>119
低めってことだと思うの

実際には見たことないけど冷静に考えれば銃と剣が一体化してるのに単独の銃や剣より威力が上なわけないだろうし
何よりこう言う話題はカンナが出たときに語られるべき話なんじゃないのかと

カンナはいらない子

いやいるね

ひる

あと数歩だけ前に出てから倒れこむだけ
ちゃんとクマイチャンは己のやるべき事を理解していた・・・ところが体がその通り動いてくれなかったのだ
（あれ？・・・まだだよ、まだなのになんで？）
クマイチャンの体はクマイチャンが思っているより速い段階で倒れようとしている
「あと数歩だけ前に」というのが大事だったのでこのままでは剣のリーチはナカサキに届かない
どうして勝手に倒れてしまったのか・・・クマイチャンは頭の中で少しだけ考えて、一瞬で答えを出す
（そうか・・・ナカサキが最初にサトタを転ばせたアレだ・・・）
そう、この時クマイチャンが転んだのはナカサキの奇妙なステップのせいだったのだ
ミキティを、サトタを転倒させたこのステップがある限りナカサキには誰も突っ込む事が出来ない
このステップはこの戦闘の間はナカサキに標準装備されていると思ってもおかしくは無いだろう
むしろクマイチャンが何故このステップの存在を忘れていたのか、という事の方がおかしい
やはり負傷は頭を冷静から遠ざけてしまうのだろうか
それを確認したナカサキはニヤッとしながらクマイチャンの方に向いていく
（確信したよクマイチャン！やっぱりこの戦いの中で頭を冷静に働かせる事が出来るのは私だけだったみたい
　さっきクマイチャンのトリックを見破れなかった時は恥ずかしくも取り乱しちゃったけど・・・
　でも全てが分かった今、混乱する必要は無くなったんだよ）
ナカサキは彼女が出来うる最速のダッシュでクマイチャンの方へと駆けていく
これから始まるのはナカサキの思い描く地獄
ナカサキも、クマイチャンも、今から地獄の苦しみの中で戦わなくてはならなくなる
しかしキャリアを積んでいる分、同じ地獄の苦しみならばナカサキの方が若干有利なのだ
（クマイチャンは決闘に綺麗さなんて求めてないよね？・・・いっしょに汚れようよ）

よく考えりゃこの２人カンナの形見で殺し合ってるんだな

カンナの時に威力について触れてませんでしたっけ？
なんか記憶が曖昧に・・・

カンナ

二人きりの天国じゃなくて地獄なのね

ここからが本当の地獄だ

ハロメンに持たせたい武器
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1251024617/

ぴったりだ

大切なものを壊したい年頃なのかね？

637

血で血を洗う抗争

夜中

この二人の決着はなかなか着きそうにないね
だが、それがいい

見事な決闘・・・と言えばどのようなイメージがあるだろうか？
美しい技の攻防の末に決着のつく決闘、それは文句なしに見事な決闘だろう
では互いにけん制し合い、勝負がつくのは一瞬である決闘はどうだろうか？これもまた見事な決闘だと言える
戦士という職に就いたからには誰もがそういった戦いを夢見る事だろう
しかしそういったものは狙って出来るようなものではない
むしろ狙ってなどいたら勝てる勝負も勝てなくなってしまうのである
なのでナカサキははなから「見事な決闘」など考えてなかった
勝利をもぎ取れるなら見苦しく汚らしい「泥仕合」でも構わないと思っていたのだ
（間合いを詰めて！間合いを詰めて！距離を、距離をゼロに！）
クマイチャンが転倒すると同時にナカサキは５ｍ弱もあった距離を縮めようと走り出した
長剣はリーチが長すぎるのが欠点であるためにこうして接近されてしまえば一気に無効化されてしまうのである
だがクマイチャンは先ほどもリーチを詰められた時、両手を上げ刀身を下に下げる事でナカサキを追っ払っていた
また今度もそれをやられてしまえばナカサキの体が傷つけられてしまうのは本人もよく分かっている
（近づかれた時の対処法がクマイチャンにあるのはさっき身をもって感じたよ
　だから私は思いついたの、中途半端に近づくからクマイチャンに斬られちゃう・・・ならばもっと近づけば良い）
クマイチャンが起き上がろうとするより先に、クマイチャンがナカサキを追っ払おうとするより先に、
ナカサキはクマイチャンの胴体目掛けて飛び掛る
その様子はまるで子供が自分の母親に抱きつきにかかるようであった
（ゼロ距離だよ！ゼロ距離ならばクマイチャンには斬れないはず！！
　でもねクマイチャン・・・私にはゼロ距離でクマイチャンを殺す手段が山ほどあるんだよ）

秘伝というか裏技として柄の攻撃があるんだよね
日本人は刃の方にばっか気を取られるから食らいやすい

めざまし

１０cmの爆弾

青龍円月刀の柄頭見れば分かるが金属の尖りあるでしょ
あれは飾りじゃないんで必殺の暗器とでもいうモノなんですよ
人間というものは相手が棒や杖なら両端の攻撃を警戒するが薙刀や円月刀等の場合は刃の破壊力に目と意識が釘付けに
なりついつい手元の柄を意識から外してしまいがちになり思わぬ一撃を食らう羽目になる

ためになるなあ

流星

>>142
石突きの部分？

>>139、>>142
なるほど、参考になります
ナカサキとクマイチャンには別の手段で戦わせますけど
そっちの方が隙無く戦えそうですね

キャラの感想を再開しますね
どこまで書いたか忘れたんでとりあえずエッグを

☆ユーカ・ブルーパレット
モデルはS/mileageの前田憂佳（通称ゆうかりん）
名前の由来は当時ゆうかりんが出てた昼ドラです
そのドラマの中でアイドルユニット「パレット」のメンバー「あおい」だったのでそう名づけました
当時はあまりデータが無かったんですよね・・・今ならネタがいろいろありますけど。
このユーカ・ブルーパレットには相当猟奇的になってもらいました
ヒトミの腕をスッパ斬ったり、一族を抹殺したり、あの子の首斬ったり・・・
（最後のやつは自分の中でも賛否両論、リアルの彼女とは結び付けないようにしてます）
必殺技の「コンプレックス」はまんまHigh-kingです
しかし必殺技とは言ってもただ暴走するだけなんでリシャコのと大差ないですね
High-kingメンバーという事でシミハム、マイミ、レイニャにボッコボコにされたという可哀想な子でもあります
今思えばあんなに酷い扱いにする必要なかったなぁ・・・そんなに強くなかったし
ちなみにラストでユーカはレイニャの炎によって生まれた灰をどっさりとかぶりますが
あれは「シンデレラ」を直訳した「灰かぶり」からきてます
基本的にユーカは幸せになれないシンデレラでした、次回作ではちょっと幸せになるかもしれませんけど

ゆうかりん

かも〜

エッグは今のがキャラ立ってるね

>>139
インドの狂虎なんかサーベルの柄でしか相手を攻撃しないぞｗ

>>151
あんな刀身じゃケガひとつ負わせられないよｗ

奴のはパフォーマンスだから

このケースとは違うけどそういえば昔の時代劇では切ると見せかけて刀の柄で当て身を食らわせて気絶させる場面が
結構あったね

ドカベンの殿馬の秘打にグリップで打つのがあったような

んと

600

さんま効果で流れ速い

もっと武器の話しておくれ

武器の話言われましても・・・

銃と剣が合体した「銃剣」の他に盾と剣が合体した「シールドピストル」なるものが西洋にあったそうな
守りながら撃てる・・・と、いいことずくめのように思えるが弾がなんと一発しか装填出来なかったのであまり普及しなかったとか

>>160
間違えた
「盾と剣」じゃなくて「銃と盾」だった
申し訳ない

ギャンの盾みたいなもんか

あさ〜

一人と呼ぶには大きすぎ二人と呼ぶにはメンバーの人数の辻褄が合わない

それがクマイチャン

巨人

>>164
どこの古舘伊知郎ですか？

ナカサキは抱きつくなり余らせた両手を思いっきりクマイチャンの背に叩きつける
その手には二本の剣が握られており、刀の刃は勢いよくクマイチャンの肉をえぐっていく
「ぎゃぁっ！！」
ぐぐぐっと肉の内へと入っていったのでクマイチャンは痛みのあまり声をあげてしまう
至近距離すぎるゆえにナカサキも思ったよりは上手く剣を扱う事は出来なかった
しかしそれでも十分なダメージを与える事に成功したらしい事はクマイチャンの声を聞けば分かる
（もっと奥へ！もっと奥へ刃を突き刺せばいいんだ！とても柔らかいクマイチャンのお肉を・・・
　そう、ステーキを斬るようにスッパリと、ザックリと！）
これさえ終われば見事クマイチャンを殺す事が出来るだけに、ナカサキの身体はどんどん震えていく
しかしそういった精神の乱れは冷静な判断を損なわせてしまう、なのでナカサキはゆっくりとそんな自分を抑えていく
もはや９９％自分の勝ちが決まったようなものであるがそんな時だからこそ冷静に努めなくてはならないのだ
その理由はクマイチャンの反撃手段が完全に失われてはいないからに他ならない
いくらリーチを殺し長刀を使用不可能にさせたとしても、クマイチャンにはいろいろとやりようがあるのだ
例をあげるならば、抱きつくナカサキを押し倒すとかだろうか
「ううっ・・うああああああ！！」
「ちょっ、キャ！」
クマイチャンは体重を前にかけてナカサキを押し倒していく
その結果ナカサキは背中を勢いよく地面に叩きつけられる形となったので、つい手の力を緩めてしまう
しかもクマイチャンの体重が重いために地面に挟まれたナカサキはどんどん圧迫されていっている
確変後で、しかも大怪我をしている中でこうクマイチャンに押し潰されてしまっては剣を握るどころでは無い
実はこの対処法こそがクマイチャンにとっての「正答」。
これ以外の方法でナカサキの刃を止める事はとても難しかったのである
このままナカサキに乗っかり続ければ後は勝手に血反吐を吐いてくれる、動けぬくらい血液を失ってくれる
だがしかしその当のナカサキはまだ諦めの顔をしてはいなかった
（さすがだねクマイチャン、それでこそこの決闘をした意義があるってものだよ
　でも私だって閃いたんだから！・・・今すぐどかしてあげるんだから！）

>>162
一応そんな感じだけど構造上銃身が短くて狙撃するのは不向きだったから接近戦・護身用程度だったみたい
ギャンの盾みたく使えなかったようだ

押し潰した後は頭突き連打しないと

倒れる際に長刀をナカサキの首にあてがっておけば首チョンパだったのにね

猟奇END

予定通り８月までで決着だろうか？

>>170
自分の心臓もざっくり行きますわｗ

>>173
川#＾∇＾)||＜胸ぐらいあるよ！

それバカダナーやカッパー・ダボトールが良く使ってるアーマーだろ？

あそっか
首チョンパしたあたまが胸元にあるから刃は体に届かないのか

>>176
うん
でも自分の指や手首を切り落とす危険もあるけど

死ぬよりマシだけどね

あげよう

夜間巡回

８時

最近は涼しい

ひるやで

なんで二人は殺し合うんだろね

ナカサキの次の手は？目潰しかウメボシか耳を千切るか・・・

あげときますね

今日の更新は夜になります

トマト祭りに熊井ちゃん連れてって泣かせたい

>>188
熊井ちゃんを泣かすヤツはオレが泣かす

トマト

トメィトゥー

これから書きます
もう決闘も最終曲面なので八月には終わらせたいですね

まち

週刊ウルフ

クマイチャンがナカサキを押し付けて勝負は決まりかと思われた時
突然パァンといった銃声が鳴り響き、周囲の者を驚かせた
音の元はナカサキの持つ銃剣「ロケットエンピツ」
その銃口から発せられた轟音であったのだ
しかも銃口はいつの間にやらクマイチャンの脇腹にグググと押し付けられている
そして発せられた銃弾はどこに行ったのかと言うと・・・
「肩から抜け出たみたいだ・・・あの様子じゃ内臓をグッチャグッチャにされたな・・・」
肩から脇腹を剣でぶっ刺された経験のあるミヤビが不快そうな顔をしている
だが実際に今銃弾をもらったクマイチャンはその数倍以上の苦痛を感じていた
「ぎぃっ・・・ぐ、ぐぅう・・・」
クマイチャンは絶対に反撃されぬよう、しっかりとナカサキを抑えていた
確かにそれでナカサキは剣を触れぬようになっただろう
どんどん血が失われる事によって腕力もほとんど失われただろう
しかしそんなナカサキにも引き金を引くくらいの力は残っていたのだ
たった少しの労力でクマイチャンを苦しませる事に成功した
おかげで上から下へと押さえつける重量からも開放された、形成は逆転だ
これも全て銃剣のおかげだと言えるだろう
（持っててよかった、やっぱりこの銃剣使えるよ・・・これで勝てる）

なるほどナカサキにはその手があったか・・・

ところで少し疑問が沸いてきたのが「銃剣の装填弾数」なんだよね
脳内補填ではリボルバー式のイメージがあるからあまり弾が沢山撃てないのでは・・・と思ってみたり
しかし「銃剣」で検索しても出てくるのはライフル？の先っちょにハンドナイフをぶっ挿したものしかでてこないし

小っちゃなことは気にしたら負けかな？と思ってみたりもする
まぁいいか・・・

もう寝ます

カートリッジなんじゃないかな

そんなことより銃剣の銃口をどうやって相手の体に押し付けたのかってことと
この体制で引き金引くのは結構大変なんじゃないかなってとこかな
一般的な銃剣のデザインで想像すると上記点が引っかかるよ

銃剣用の銃があるわけでなく普通の歩兵銃に銃剣を装着するだけだと思ったな
昔の日本軍なら三八式歩兵銃とかがよく映画に出てきてた記憶がある

最初から外してたってことだな

ん？確かカンナの『ロケットエンピツ』の設定はＦＦ８の『ガンブレード』みたいな形状だったと記憶してるんだ
だから現代の銃の先にナイフを着けた『銃剣』ではなかったと思う

一応辻褄の合う形としてはナカサキが二刀流に使ったのはいつもの曲刀『レイトウバナナ』で『ロケットエンピツ』は予備で持ってた・・・と

（作者）＜こまけぇことはいいんだよ！

それもそうだな

フィクションの世界だからな
そういうもんだということで現実と擦り合わせるなんて馬鹿なことは考えないようにしたほうがいい

そんなとこ突き詰めてたらそもそもジンギスカンって何よ？って話だよなｗ

でも基本的なとこは摺り合わせないと物語に締まりがなくなりだらけてしまうわけで

お昼

暑いな

まとめサイト→登場人物のページにある銃剣のイメージは以下の通りです
http://ookami-bc.hp.infoseek.co.jp/txt/img/arms/kannna.jpg
これ見るとあまり弾が入っているようには見えませんよね
なので作中のものはカートリッジで補充できるようにしています
ただ、今の決闘ではまだ5発ほどしか撃っていないので交換する必要がありませんね
（もともとナカサキも短期決着を覚悟しているので予備をそんなに持ってません）

で、次は銃口を押し付けた問題ですが
上の図を見てもらうと、持つ部分から銃口までの距離がほとんどありませんよね
なので刃のほとんどをクマイチャンの背にくっつけた形を想像してもらえば良いと思います
ちなみになんで刃の方を押し付けなかったのかと言うと
その程度の痛みならドーパミンビンビンのクマイチャンが耐えて押し切っちゃうかもしれなかったからです
だったら銃弾を発射して体内の重要な機関を破壊した方が得と。


あ、今のナカサキは曲刀と銃剣の二刀流です

「うにぃぃぃっ！」
ナカサキは残った力を振り絞って苦しむクマイチャンを突き飛ばす
下へのプレッシャーが無くなったからこそこれが可能となったのだ
しかしナカサキだって体中全ての器官にガタがきている
ゆえに突き飛ばしたと同時にまたも血反吐を吐いてしまう
「ゲホッ！！・・・うぅ」
口からダラダラと血液をたれ流し続ける様は見ているだけで痛くなってくる
しかし実際にナカサキが感じている苦痛は見た目の数倍数十倍数百倍
ほぼ全ての血管が物凄い勢いで収縮していき、激痛という名の悲鳴をあげている
言わば全身で頭痛の痛みを味わっているようなもの
確変による酷使とクマイチャンの押し付けがここまでナカサキの体器官を蝕んでしまっていたので
しかしナカサキはやらねばならない
両手に持った二本の剣でクマイチャンを刺さねばならない
（くらぇえええ！！！！）
ナカサキの繰り出した突きはヘナチョコと言っていいくらいに弱々しい突きであった
しかし苦しんでいるクマイチャンはそのヘナチョコから避ける事も出来ず
腹で受けてしまう、刀がズブリズブリとクマイチャンの肉の奥へ奥へと刺さっていく
ナカサキの集中力が極端に低下していたため一本は外してしまったが
それでももう一本はクマイチャンの腹に見事突き刺さっている
後はもうちょっと力をこめて、はらわたをグッチャグッチャにかき混ぜれば良いだけなのだ
腹をグチャグチャにされて生きていられる人間なんていくらいるだろうか？
つまりその時点でナカサキの勝利は確定する
クマイチャンが反撃するより先にその腹を滅茶苦茶にすればナカサキは勝者になれるのだ！

相変らずスプラッターですね
実写化はムリだなｗ

これだけやっておいて死合いが終わればデレデレだったらある意味すごい

>>208
へーこういうのあったんだね
これは明治以降の銃剣と違うね
軍隊仕様の銃剣というより昔の貴族が持ってた護身用の隠し武器に近いみたい

クマイチャン快挙！

熊井ちゃんがCMに出てるよ!！！！！！！！！！！！！！！！
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1251458727/

3 名無し募集中。。。 2009/08/28(金) 20:27:28.20 0
■熊井友理奈 （Berryz工房、BBBアルバム「(WHAT IS THE) LOVE & POP?」のTVスポットCMに出演）
「LOVE & POP?」は、ノリが良い曲が多く、元気をたくさん貰えるアルバムだと思いました★
特に「Stairway Generation」と「海になりたいpart.2」がお気に入りです！何回もリピートして聴いてます
ライブにも是非行ってみたいです

http://www.emimusic.jp/bbb/recommend.html

CM効果でスレ落ちそう

熊井ちゃんもとうとう独り立ちかぁ

http://www.youtube.com/watch?v=PMiDGZsXMPM

レモンかじって血がついてるけどこれは死合い後なのかな？

レモンは中島家の飼い犬だよ

>>217
確かにかじったら血が出てるな
レモンなのかも

でナカサキはヘロヘロの状態からいかにしてクマイチャンを料理するんだろうか？

血をトマト汁だと思い込ませるんだよ

トマトジュース

あれ実はnkskの頭なんだぜ

そうか
最後はクマイチャンが丸かじりで勝利・・・なわきゃないよね
それとも主人公が死んじゃうバッドエンディングなのか

おきどき

はやい

いやぁエラい事になりましたね
BBBの存在は知っていましたし、熱狂的なベリキュヲタだったのも知ってましたけど
まさか本当に熊井ちゃんをCM起用しちゃうとは・・・
なんか親近感沸いてアルバム買いたくなっちゃいますね
銀魂のOPは良い曲だと思ってたところだし

で、本編のほうですが
賛否両論・・・いや、非難轟々になラストになっちゃいそうです
でもその締め方がベストだと思っているのでそのまま突っ切りますね
更新は夜になります

さてエンディングの予想なんだけど非難轟々というからには後味が悪いかぼかした終わり方か最後の死合いがぶち壊しか・・・
今の段階じゃ想像つかないな

個人的な予測としては星闘士☆星矢パターンかと

男坂

青春なんて気持ち悪い

終わり

夢オチじゃなければなんでもいいよ

小説で完走してる例がほとんどないから完走して欲しいな

24時間TVの影響で流れ速いね

だね

8:50に娘。11:00に娘。とベリ
明日の24時間TVを期待と不安で待つ

これから書きますね
夢オチは無いです

夜なのにまだ流れが速い

「ナカサキ、貧血みたいだね」
疲労のあまりもうヨレヨレになってしまったナカサキを見てウメサンが呟く
確かに腹に剣を突き刺したという有利な状況下において未だ決着をつけきれてないのは出血のせいであろうが
だからといってそれは今言うべき事だろうかとサユは疑問に思う、あまりにも今更すぎるのだ
そしてそんな風におかしく思っているところにマイマイまで口を出し始める
「あんなに血を流してたらいつ気を失ってもおかしくないかもね、ねえマイハ」
「うん、人間が活動出来る限界を越えかけてるね、いつ目の前が真っ暗になっても全然おかしくない」
突然説明口調で会話をし始めるマイマイとマイハに、モーニングの一同は何かよくわからぬ恐怖を抱いていく
いったいどうして二人は突然このような会話をし始めたのだろうか
不自然な説明口調にはどういう意味があるのだろうか
やはり説明をしている訳なのだから誰かに状況を伝えたがっているのかもしれない
誰に伝えたがっているのだろうか？帝国剣士にだろうか？それともクマイチャンに？ナカサキ？
それとも自分たち食卓の騎士たちに？
（なんなのいったい？・・・まるで自分達に何か言い聞かせているみたい・・・）
サユどころか全ての部外者たちが困惑しているところに、お次はモモコが口を出す
「ねーねーシミハムぅ、今の当番って誰だったっけ？」
モモコはすぐ側にいたシミハムの服をギュウギュウと引っ張りながら質問をしだした
とは言ってもシミハムは喉をやられているため声を出す事が出来ない
なのでシミハムは質問に答えるためにチナミの方へと指をさす
「あっチナミだったんだ？そっかそっか、今日は5月だったっけ」
「そうだよ、偶然にもね」
「えっ偶然って？」
「うん、マーサー王が拉致された直前の二人の決闘もね、5月だったの
　あの時の当番も私だったからよく覚えてるよ」

ああ当番か・・・

お風呂当番しか

朝

プリキュア観てて娘。の出番見逃したorz

次の１１時にかける

みうなに続きついにこの人も表舞台に・・・

メロンの札幌ライブにBIGゲストあさみ(元カントリー娘。)登場！！
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1251532257/

出番オワタ
やはり予定調和のでっかい宇宙だった
娘。ベリと辻矢口で

まあヨシとするか

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最終回

おっと

夕方

一向に流れが遅くならないな

書きますね

選挙で荒れるな

クソスレ立ちまくりだろうな

予想はしてましたが凄い流れの速さですね
ニュースゼロ見ながら続き書いてます

報道ステーションなんか番組開始３分で民主圧勝を報道してたからヒドイ

よっぽど嬉しいんだろｗ

マスゴミは自分たちが煽動して政権交代を産み出したと自画自賛なんだろ
小泉チルドレンと同じ過ちをまた作り出すつもりなんだな愚かな

せめて王国くらいは揺るぎないしっかりとした国になってもらいたいな

ナカサキの手はもうビリビリに痺れてしまっていた
何度も言うがナカサキはあとほんの少しだけ力を入れるだけで勝利が当確という地点まで来ている
なのでなんとしてでも一突き食らわせたいと思っているが
それでもやはり身体にかかる負担のせいで手すら自由に動かす事が出来ない
このままでは「突き」をするより先にナカサキの方が「尽き」てしまうだろう
クマイチャンも、ナカサキも、互いに精神的に首の皮一枚繋がったといったところで戦っているので
出来れば周囲にいる食卓の騎士たちから「負けないで、負けないで」といった応援が欲しかった
しかし今はその応援もパッタリと止んでいる
この応援が止んだのにはどういう意味があるのだろうか
あまりに戦いが長引きすぎて観戦者の興味がすべて別に移ってしまったのか
それとも二人だけに勝負を託したのか
どちらにしろ真意はクマイチャンとナカサキには分かりようが無い
ゆえに二人は、特に優勢であるナカサキは外野に頼らずただ目の前の勝負に真剣に挑む他に道は無いのだ
しかしナカサキが外野を無視したとしても
外野はそのナカサキをほっとく事はしなかった
突然ナカサキの目の前が真っ暗になり、今まで張り詰めていたものが全て弾け飛んでしまう
（あ、あれ・・・もう、時間切れなの？）
まだあとちょっとだけ行けると思っていただけに、ナカサキは今の自分の身体が限界に達した事にひどく驚いている
ナカサキはこれまで何度も己の限界を知る訓練を積んできていた
なのである程度はどこまでやれるかを知っていたはず
だというのに今回はその予測よりやや早く身体の機能が停止している、これはおかしい
だがナカサキはその疑問について深く追求しようとはしていない、もう何かを考える事さえ面倒なのだ
（読み違えちゃった・・・こんな日もある、か）

社会党が勝った時と同じで何も変わらないのにな

マスゴミがどうこう言うならカノンにもう一仕事来そうだな

大いに変わったろ社会党の時ｗ
村山談話なんか未来永劫足枷になってんのに

ナカサキに邪魔が入った訳じゃなさそうだけど・・・

選挙特番ばっかでTVつまらん

見なければいい、俺はそうしている

ナカサキ

少しくらい流れが落ち着いて欲しいもんだ

ふふんふ

おはようございます

チナミがなんがした

うん

ドサッと崩れ落ちるなり、周囲にいたほとんどの者らが二人に駆けつける
実践でも稀に見るような死闘であっただけに早急に治療を施さないと生命が危ういのだ
という訳でクマイチャンとナカサキはあっという間に応急処置を受け、医療室の方へと連れられてしまう
決闘が終わってから治療が始まるまでの流れがあまりにもスムーズであったので帝国剣士らはあっけにとられる
まるでいつ戦いが終わるかが分かっていたかのように慣れた対応であったので置いてかれてしまったのだ
「うわぁ・・・食卓の騎士は凄いなぁ・・・コハルなんて目がまわって何も出来なかったのに」
「まったくネ、ナンカ怖いくらいヨ」
「同感ダ」
コハルとリンリンとジュンジュンは食卓の騎士らが対応している間、ただグルグルしている事しか出来なかった
なのでクマイチャンとナカサキを救うため一致団結して救命活動を行った一同に心から感心をしているのだ
しかしそんな3人と違ってガキは別の感想を抱いていた
ロッキー三銃士だってガキと同じだ、目の良いアイカだって同様の事を思っている
「この勝負・・・引き分けという事になっているのか？」
「はいガキ団長、クマイチャンもナカサキも攻めずに倒れたから引き分けになります」
「そりゃあ無いだろう・・・コハルやジュンジュンリンリンは気づいていないようだけど
　あれは明らかに邪魔が入っていたのだ、こんなのが決闘だなんて・・・馬鹿馬鹿しいにも程がある！」
憤りを露にするとガキはヅカヅカとチナミの方へ接近し、細い腕をガッと掴みながら怒鳴り上げる
「なんだこれは！！戦士の決闘というものを侮辱しているのか！？」
「わっ、大きな声出さないでよ・・・」
ガキの怒声に驚いたチナミはうっかり手に持っていた何かを地面に落としてしまう
それは何やら小型の銃のようなものであった
「こいつを使ってナカサキを撃ったんだろう？いくら味方のクマイチャンが殺されそうだからって・・・
　お前には横槍を入れて良い時とよくない時の区別もつかないのかぁっ！！！」
「もー・・・だからちょっと黙っててばぁ・・・これにはちゃんと取り決めがあって・・・」
「謝れ！この場にいる全員に謝れ！そしてナカサキに謝れ！クマイチャンに謝れ！」
「ううぅう・・・」
ほっとけばいくらでも説教をしそうなガキに対しとうとうマイミからも静止が入る
「まぁまぁガキ、ここは大人なんだから落ち着いてくれないか」
「マイミ団長！お前だって何か言ってやったらどうなのだ！こいつはナカサキを・・・」
「いや、良いんだ」
「はっ？・・・」

予定調和っすか

麻酔弾かな