もしもみやびちゃんと梨沙子が同じ学校の先輩後輩だったら
1 :
名無し募集中。。。:
王道だけどこれが一番萌える。。。
2 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:06:08.40 0
3 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:07:19.00 O
みやりしゃきたか
4 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:08:21.13 O
学校だとどうしても渡部が連想されてしまう…
5 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:17:46.32 0
色々考えるけど結局これに行きついてしまう
6 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:20:13.68 O
州*‘ -‘リ<あ〜 夏焼先輩? 適当に聞き流しといてよ 長いから
7 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:21:38.54 O
みやびちゃんの方がりーちゃんのこと好きなのか!
8 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:23:49.59 O
みやびちゃん
自分
りしゃ丸
みたいだと思った
9 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:25:46.63 0
みやりー
10 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:26:46.03 O
告白の噴水広場はみやびちゃんが梨沙子に告白したあとの物語
返事を聞くのが怖くて謝って逃げて翌日から普段通りに接しちゃうみやびちゃん
11 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:35:40.22 0
みやりしゃっていいよなぁ
梨沙子がみやびちゃんに必死すぎで
ヲタですら「またか梨沙子」といいたくなるような必死さ
それがいい
12 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:35:46.27 O
みやびちゃんっぽいなw
13 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:37:14.69 0
告噴は完全にみやりしゃのPVだよな
>>10に限らずいろいろ妄想できる
14 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:44:31.52 O
山梨遊園地もよかったなぁ〜
15 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:45:47.40 0
>>11 梨沙子ヲタだが逆だろw
雅ちゃんが梨沙子の事可愛い可愛いいってるんだろ
16 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:47:25.50 0
>>15 いやいや逆じゃないだろ
梨沙子ってみやびちゃんと一緒だとテンションおかしいし
ニコニコしまくりだぞ必死の一言だ
みやびちゃんは年下メンに優しくて懐かれてるだけ
17 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:50:06.46 O
二人とも違う学年に興味もたないからお互いに知らずに卒業
将来どこかで知り合っても
いたっけ?
みたいになる
18 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:52:57.56 O
1つだけ言えるのは梨沙子の雅ちゃんといるときの
テンションの高さは尋常じゃないってこと
19 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:54:14.27 0
梨沙子はみやびちゃんに対して肯定ばっかだろうな
20 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:54:16.92 0
表では「夏焼先輩」ってよんで体裁を保ってる梨沙子だけど
2人っきりになるととたんに「みや、みや」って甘えるんだよなぁきっと
21 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:55:05.44 O
みやびちゃんはヲタに限らず基本的にがっつかれると干すから
22 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:56:01.42 O
ツンデレですねわかります
23 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:57:31.44 0
州*‘ -‘リ < 好きで大好きでもう全部知ってるくせに
これ以上近づけないよ、みやとりさこはだって友達だから
Buono! You're My Friend
24 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:58:17.69 0
梨沙子にとって
キャプ=みやびちゃんを狙うライバル
桃子=おもちゃ
千奈美=うるさい
茉麻=ママ
みやびちゃん=ラブ
熊井ちゃん=?
25 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 11:58:55.78 O
>>20 それいいな
はじめは愛理がみやびちゃんのことが好きで
愛理が紹介して知り合って
気付いたら自分もすきになっちゃったりな
26 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:00:19.99 0
>>23 都合のいいように解釈すんなw
愛理は不可欠だなぁみやりしゃにとって
27 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:01:42.22 0
熊井ちゃんはお姉ちゃん
28 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:02:21.91 O
29 :
圭一 ◆nvitZrA8hA :2009/06/21(日) 12:04:42.82 0
菅「学校では話しかけないでね」
夏「・・・・うんわかってる・・」
30 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:05:14.59 0
固定で書き込むな
31 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:05:28.14 O
愛理がいないときに限ってたまたまみやびちゃんに会っちゃって距離が縮まったり
でもみやびちゃんは偶然だなぁしか思ってない
32 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:05:54.53 O
みやびちゃんが高3で梨沙子が高1になるのか・・・
33 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:08:53.00 0
中3 中1のときのりしゃみや力はすごかった
34 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:11:44.10 O
一時のあやみきを彷彿とさせる関係だよな
35 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:13:44.79 0
梨沙子が高校生とか信じられない
36 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:19:34.55 O
年下の誰にでも優しいみやびちゃんに胸を痛める梨沙子
みやびちゃんが何も考えなくうちの部のマネージャーになってよって誘って
舞い上がっちゃう梨沙子
37 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 12:20:18.68 O
この歳で始まるとしたらどのような出会いになるだろうか
38 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 13:31:03.18 0
梨沙子みやびちゃん触りすぎ
39 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 14:00:58.83 0
きっと梨沙子は生まれた時から雅ちゃんのこと好きだったんだろうなぁって思うぐらいベタベタしてるな
40 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 14:34:09.40 0
41 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 15:08:31.46 0
幼馴染で小さい頃はいつも一緒に遊んでいたがりしゃこが引っ越して離れ離れに
数年後二人は高校で再会し、そして恋へ
42 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 15:11:51.28 0
いいねそのシチュ・・・
書こうぜ
43 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 15:37:54.77 0
いつも高校で悪そうな仲間といるギャルの雅
みんな雅を怖いと言うが、根は優しく明るい性格の雅に新入生の梨沙子はどんどん惹かれていく
雅は最初はうざがっていたものの自分を見た目で判断しないで懐いてくれる梨沙子を可愛いがるようになり
二人はどんどん親密に
44 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 15:51:23.23 0
学年や教室が違うから授業中は離れ離れ
でも休み時間になると一目散にみやに会いに行く梨沙子
でも一緒にいたいからいつまでもいすぎて休み時間終わりギリギリになることしょっちゅう
だから2人とも授業に遅れることがしばしば
でも梨沙子は授業中もみやに会うことばかり考えている、もちろん雅も授業中に梨沙子のこと意識しちゃってる
そして放課後はもちろんwwww
45 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 15:53:03.33 0
この2人がもしもベリーズではなくても、どこかで出会う運命な気がする
46 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 16:30:33.08 O
見た目は派手だしギャルだけど部活は真面目なみやびちゃん
みやびちゃんの真剣な目に真剣な惹かれる梨沙子
47 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:01:51.76 O
48 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:05:55.02 O
梨沙子のことは可愛いなぁと思ってるけど
忘れられない人がいるみやびちゃん
そのことひみやびちゃんの言動で気づいちゃってあきらめようとするけどやっぱり無理な梨沙子
49 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:07:14.24 O
>>2 落ち着いてますとか言われてるけど
みやびちゃんと二人きりだからおすましさんなだけだなりーちゃん
50 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:11:45.40 O
馬鹿でヤンキーでへたれな夏焼先輩だけど
テニスコート裏に捨てられてた仔猫に毎日餌をあげてるのをりしゃこはしっている
51 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:18:53.92 0
梨沙子を空き教室に連れ込む雅ちゃん
「みや先輩、どうしたんですか?」
「いいからカーテン閉めて」
52 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:26:38.42 O
雅ちゃんに迫られたらりしゃこは絶対拒めないと思う
53 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:28:54.34 0
むしろ恥じらいながら喜ぶ
54 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:32:59.55 O
エヘヘ恥ずかしいゆ
55 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:33:46.96 0
「駄目だよ・・・みや・・・人が来たら・・・」
「大丈夫・・・誰も来ないってば・・・」
「でも・・・せめて鍵だけは閉めて・・・お願い」
「もう閉めたよ・・・」
56 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:34:00.20 O
なんか初夏近くになるとこの手のスレ立つな気のせいかな
57 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:37:18.51 O
58 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:38:14.13 0
授業をさぼって廊下の隅のロッカーの陰でキスする二人
59 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:41:33.68 0
梨沙子のがちょっと背が大きいとこが萌える
60 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:43:13.12 0
お互い遊びで付き合うけどだんだん二人ともマジになってくみたいなのもいいなw
61 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:43:43.29 O
自転車通学の夏焼先輩
毎日後ろに乗せている人が違って落ち込む梨沙子
62 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:46:49.64 0
63 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:50:44.13 O
>>57 桃子だな
初恋の相手でお互い想い合ってたけど桃子が引っ越して別れたが
梨沙子とちょっといい感じになってきたときにみやびちゃんの前に戻ってくるとかな
64 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 17:57:51.14 0
65 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 18:01:02.45 0
みやびちゃんを牽制する桃子にヤキモキする梨沙子
66 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 18:03:44.63 0
お互い想い合ってたんならキャプテンのが良いのに
「みや、愛理と話す時顔近付け過ぎ」
「あれは愛理が・・・」
梨沙子が口を尖らせて近付いて来る
ウチより少しだけ体格が良いから、梨沙子がいくら年下だって言っても
そういう風に近付かれるとそれなりに威圧感がある
「みや、何にも分かってないよね」
「えっ?て言うか、あれは本当にウチ悪く無いし」
「みやが悪いよ・・・」
梨沙子はどんどん近付いてきて、ウチらの体は密着寸前
体温、脈拍、そういうものが上がっていくのが分かる
梨沙子にそれをどうしても知られたく無いウチは視線をそらして、体を押し返して抵抗する
「梨沙子、近いって・・・」
「愛理より近くでみや見てたいんだもん」
「えっ?」
発言に驚いて梨沙子を見ると顔が音も無く近付いてきた
と、認識した瞬間に唇が重なった・・・
「気をつけてないと、こういうことされちゃうよ」
梨沙子はそれだけ言うとクルリと体を翻し走っていった
梨沙子の背中を眺めながら唇をなぞる
唇から伝わった梨沙子の体温はウチと同じくらい熱かった
続かないよ
68 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 18:14:15.72 0
韓国空港にベリーズ面々が来たときの組み合わせは
みやりしゃだったな
2人手を繋いで歩いてた
69 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 18:21:14.48 0
70 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 18:32:59.48 O
いやぁーりしゃみやって本当に良いもんですね
71 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 18:39:53.64 0
3時間目終わったら屋上集合!
というメールが頻繁に入り、その度困ったなぁと思うけど結局行っちゃう梨沙子
72 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 19:16:58.48 0
10.VERY BEAUTY/雅・梨沙子
73 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 20:02:22.61 0
74 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 20:15:19.04 0
朝鮮ライブ
75 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 20:46:30.53 O
76 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 21:25:12.08 O
りしゃみやベリビュー是非DVD化してくださいお願いします
77 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 21:29:35.15 O
>>67その投げっぷり
いつかのどっかのスレのnkskを思い出したぜorz
78 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 21:43:33.66 0
りしゃみやのベリビュ見てー!!!!orz
79 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 21:59:09.41 0
80 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 21:59:46.14 0
ついこの前入学したと思ったのに気がつけばもう中3
周りはみんな恋してるのにあたしはそんな感情知らない
「りーちゃん、宿題やった?あたし今日やってなくて・・・」
あたしに声をかけてきたのは鈴木愛理
中1で同じクラスになってから3年間ずっと一緒
今では一番の親友だってお互い思ってる
「うん、やったけど愛理が忘れるって珍しいね」
あたしはがノートを渡すとなぜか嬉しそうな戸惑っているようなそんな表情の愛理
「う、うん・・・ちょっと・・・昨日は・・・夏焼先輩とたまたま会って・・・」
顔を赤らめて話す愛理
そう、最近あたしの親友の愛理も恋って言うのをしているらしい
相手は高等部の「夏焼先輩」。
うちのクラスでも人気があるらしくてよくみんながキャーキャー騒ぎながら
その名前を口にしている
あたしはその「夏焼先輩」って人の顔を知らないけどみんなの話を聞く限り
軽いし、遊んでそうな感じ・・・。
愛理はそんなことないってかばうけど・・・
あたしは愛理の味方だから・・・そんな軽い人はやめるようにっていつも言ってる
愛理が傷ついてほしくないから・・・
81 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 22:05:41.36 O
告白の噴水広場→青春大通り
歌詞的に繋がりはないけど独断と偏見でこんな2人であってほしい
82 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 22:09:33.70 0
なんかキター
83 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 22:48:14.82 0
>>80 梨沙子は夏焼先輩って知らなくて出会って一目ぼれして
名前聞いて愛理の想い人って知っちゃって・・・だけど諦められなくて・・・
でも夏焼先輩には
>>63のように初恋の人がいて
って感じですねwktk
84 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 22:50:28.38 0
モテみやか
85 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:02:54.29 0
86 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:06:38.37 0
お昼休みにお弁当を持って屋上に向かう梨沙子と愛理
その途中で先生に呼ばれちゃう委員長・愛理
「りーちゃんごめん、先行ってて」な愛理
教室に戻るのもアレなので一人屋上に行く梨沙子
87 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:09:25.74 0
リレーする?
88 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:16:40.96 0
りしゃみやスレきたー
89 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:19:53.04 0
>>40 なんて優しい目でりしゃこをみるんだ雅ちゃん
90 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:34:16.52 O
お姉ちゃんしてるよな
91 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:37:21.03 0
屋上でお弁当を広げる場所を探す梨沙子
「あ、いいところ見っけ」
給水塔の上に続くはしごを見つけて登っていく梨沙子
そこで壁にもたれて眠っている女の子を見つける梨沙子
(うわ・・・すごい綺麗な人・・・こんな人うちの学校にいたんだ・・・
高校生だよね・・・)
だらしなく結ばれたネクタイの色を見て判断する梨沙子
92 :
名無し募集中。。。:2009/06/21(日) 23:50:14.63 0
その人の横にしゃがんでぼーっと見惚れちゃう梨沙子
93 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 00:17:03.08 0
リレーいいね
94 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 01:08:01.90 0
見つめているうちにゆっくりと目が開いていく女の人
「んぅ・・・」
「(あばばばば・・・ど、どうしよう・・・お、起きちゃった)」
「眩しいなぁ・・・??あれ・・・?誰?」
目の前にいる梨沙子を見て一言発する女の人
「あ・・・え・・・えっと・・・えっと・・・」
緊張やらなんやらで上手く話せない梨沙子
「・・・??まぁいいや、もうお昼休み?」
「あ、は、はい・・・そうみたいです・・・」
「ふーん・・・」
興味なさそうに脇に置いていたパックのジュースのストローに口をつける
95 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 01:11:58.56 0
「・・・」
「・・・ズズー」
「・・・あの・・・お弁当・・・食べないんですか・・・?」
恐る恐る聞いてみる梨沙子
「・・・もう食べちゃった・・・」
梨沙子を見ることもなく遠くを眺めている少女
そんな少女の整った横顔を見つめながら
今で経験したこと胸の高まりに戸惑いを覚えている梨沙子
96 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 01:54:22.15 0
投下するよん
97 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 01:56:50.21 0
学校ではお互い他人のふりをしている
うちと梨沙子との関係は決してやましいものだとは思っていない
自然と惹かれあって自然と友達の関係を超えた
でもそれを公にしてしまったら色々と問題が起こるのも分かってる
周りのみんなが私達の関係を知ったらどうなるかは容易に想像がつく
うちと梨沙子の関係は誰にも邪魔されたくない
だからお互いに表向きには他人のふりして学校生活過ごしてる
うちの目の前を親友の愛理と楽しく話してる梨沙子が通る
すれ違いざま、うちと梨沙子は目と目を合わせる
瞳で会話をする言葉で会話しなくても意思は通じ合う
お互い人目を気にせず2人きりになりたいと
うちは梨沙子の鍵がかかった靴箱の隙間から中にメモを入れる
そのメモには「放課後、生徒会室に来て」と書いたメッセージ
いつもの2人の密会の場所・・・・
うちが放課後に生徒会室に行くとすでに梨沙子が先に来ていて待っていた
周りに自分達以外誰もいないのを確認すると言葉を発する前にキスをした
今まで素直に愛し合えなかった寂しさや隠してた思いをぶつけるように舌と舌を絡ませあう
甘くとろけるような感覚に酔いしれて、お互い求め合う情熱に身を焦がす
確かめ合うように体と体を重ね合い手で指で口で体全体でうちは梨沙子を求める
そんな愛情表現を繰り返す・・・
・・・事が終わった後
いつも梨沙子はうちの抱きしめた腕の中で甘えてくる
うちが指で髪を撫でたり唇を撫でたりすると嬉しそうに梨沙子が微笑む
あぁ・・・いつまでもこうしていたいわ・・・ずっとこんな2人だけの甘い時間が続けばいいのに・・・
でも明日からはまた他人同士、いつまで続けていけばいいのこんな関係?
いつかは人目を気にせず堂々と愛し合えるようになりたいな・・・
98 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 01:59:52.74 0
続かないw
リレー中にすまん
99 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 02:08:02.17 O
みやりさが良すぎてもう我慢できない!
100 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 04:50:41.91 0
りーちゃんおはゆー
101 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 07:10:15.24 P
良スレ発見
102 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 07:11:01.67 O
やっぱりりしゃみやだな
103 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 08:41:28.64 O
「早く食べちゃわないと昼休み終わっちゃうよ」遠くに視線をやったまた話す少女
「あ、は、はい」
慌ててお弁当を広げる梨沙子
この時のあたしは思ってなかった
愛理に傷ついてほしくないって思ってたはずなのに
自分が愛理を傷つけることになるなんて…
>>80を想定して書いてみた
リレーみたいなので続き誰かお願いします
104 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 10:56:21.63 O
続きwktk
105 :
D4y00CB:2009/06/22(月) 12:03:10.81 O
りしゃみやいいなぁ
続き読みたい
106 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 12:54:09.51 0
りしゃみやはキッズかカプの王道
107 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 12:58:04.40 O
108 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 13:56:12.13 O
王道だがベタ過ぎると微妙になるなんとも繊細な2人だぜ
どっちを主役にするかで難易度が結構変わる
109 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 14:19:54.62 O
視点は変えてみたりしたらどうですかね?
110 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 15:29:13.10 O
梨沙子主人公の方が書きやすい?
111 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 17:05:09.68 O
個人的には梨沙子のが楽
びちゃん複雑な子だから
112 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 17:33:16.85 0
みやびちゃん視点で好きなのに素直になれないみたいな心の葛藤を読むのも好きだな
113 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 17:43:43.32 O
書けなくてもネタ投稿するだけでも書く人が
書きやすいような気がする
114 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 18:54:28.92 0
115 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 19:05:52.29 O
確かにそうかも
116 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 19:12:42.42 O
117 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 19:21:22.35 O
別にリレーだからって相談して進めなくていいよ
それこそありきたりに落ち着く
どう進むかわからないとこも醍醐味じゃないか
118 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 20:43:51.18 0
「みや大好きだよ・・・」
「ぬぁ!?何いきなり!!!」
「だから好きなんだってば!」
「うぇえ、そんな急に告白されても・・・!」
「みやも私のこと好き?」
「そんなこと恥ずかしくて言えないよ」
「えぇー!?行ってよー!!」
「でも・・・」
「聞かせてぇー!!!」
「す・・・好きだよ・・・あぁーもう駄目ーーーーーー!!!!!」
「なぁーにー?聞こえなかったゆー!!」
「うるさい!梨沙子行くよ!!」
「ちょっと、みや待ってゆーー」
119 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 21:30:09.97 O
なんて爽やかなんだ
120 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 21:35:16.05 0
バスガイドメイキングでりしゃみや
121 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 21:43:53.87 0
>>103 「君、名前は何ていうの?」
あたしがお弁当に手をつけようとしたら、その子がいきなり名前を聞いてきたから戸惑ってしまった
その子といるあたしはドキドキして変になってる
いつもと違って上手く人を接することができない
「え?あたし?」
「そう君」
「あたし梨沙子・・・菅谷梨沙子」
やっとあたしは自分の名前を名乗ったけど、まだあたしはあなたの名前を知らない
「ふーん・・・梨沙子っていうんだ名前・・・」
その子は興味あるのか無いのか、そっけない態度であたしのことを見ている
「もしかして愛理の友達?」
「そうだけど・・・愛理のこと知ってるんですか?」
「少しだけね・・・君のこともうちに話して聞かされてたから・・・」
122 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:05:14.76 0
「あたしのことも・・・?」
「うん、一番仲良しなんだーって」
まっすぐ見つめられてドキドキする・・・
「そ、そうなんですか・・・」
赤くなった顔を見られるのが恥ずかしくて俯いていると
急にその人があたしの方に手を伸ばしてきた
「ホント可愛いね」
「ふぇ・・・」
気づいたら頭を優しく撫でられていた・・・
「じゃあ私約束あるから行くね
また会えるといいね」
123 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:08:52.57 0
屋上のドアが閉まるのを呆然と見つめたままの梨沙子
「名前・・・聞きそびれちゃった・・・」
そのままペタンとしゃがみ込んで胸を押さえる梨沙子
(あの人・・・愛理って・・・慣れたように呼んでた・・・
愛理の知り合い・・・?愛理に聞いたら何か知ってる・・・?)
124 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:16:00.08 0
(バタバタバタ・・・ガチャッ・・・)
「りーちゃーん、ごめーん!!」
大きな音がしたかと思うと屋上にやってくる愛理
「あ、うぅん、いいよ」
「先生の話はすぐ終わったんだけど・・・」
そこで顔を赤らめる愛理
「うん(あ・・・まただ・・・)」
「えへへ・・・さっきここ来る間に・・・夏焼先輩見かけて・・・」
「また夏焼先輩?愛理、やめときなって。あたし、顔知らないけどいい噂聞かないよ?」
「噂は噂だよ、夏焼先輩はそんな人じゃないもん、
あれは話したことがない人が勝手に想像してるだけ!
じゃあ今度りーちゃんにも紹介してあげる!!絶対りーちゃんも気にいるから!」
「えーいいよーあたしは」
「だめー!!りーちゃんにも認めてほしいし応援してほしいんだもん・・・」
「愛理・・・」
125 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:16:42.93 0
>>121 もしかして、この子が愛理の言っていた夏焼先輩かもしれないとあたしは直感でそう思った
確かに女の子からもてそうな人だと横顔を見つめていたら
その顔があたしの方をむいて目と目が合ったときあたしは咄嗟に目をそらしてしまった
「ん?どうかした?」
「い・・・いえ何も・・・」
どうしてなの?あたしあなたといると胸が苦しい
恥ずかしくてあなたの顔をマトモに見れない
きっと今変になってるあたしは、あなたの目にも変に写ってるはず
「あ・・・あのもしかしてあなた夏焼先輩ですか?」
でもあたしは思い切って聞いてみた、そう聞くのが精一杯だったけど・・・
「だったらどうだっていうの?」
その子はぶっきらぼうにそう答えた、冷たくされたみたいであたしはちょっと寂しい気分になった
やっぱりあなたが愛理の憧れていた夏焼先輩だったんだ
でも冷たそうな人な気がする、愛理はあなたはそんな人じゃないって言ってたけど・・・
「りぃーちゃん待ったー?遅れてごめんねー」
その時、あたしの背後から愛理の元気な声が聞こえた
振り返ると愛理が小走りで屋上の扉から駆けてきていた
その愛理の顔が夏焼先輩の方を向いて夏焼先輩を見つけると
愛理はあたしが見たこともない満面の笑顔に変わった
「あら夏焼先輩ここにいらしてたんですか?」
126 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:18:11.12 0
あれ?かぶった?
127 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:24:44.80 0
128 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:28:56.24 0
「うん、4時間目サボって寝てた
今日はいい天気で気持ちいいよ」
愛理に向って優しく微笑む先輩
「また先生に怒られちゃいますよ?」
「あはは、ホントだね。じゃあうち約束あるから行くね
・・・あ、梨沙子ちゃんだっけ?愛理が言ってた通り可愛いね」
そう言い残すと屋上から出ていく先輩
129 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:33:51.32 0
「ラッキー・・・先輩に会えちゃった・・・」
そうやって胸を押さえる愛理
「それにしてもりーちゃん、ずるーい!!夏焼先輩といっぱい話して!!
なーんてね、えへへ、綺麗な人でしょ?」
自慢げな表情であたしのほうを向く愛理
「あーうん、あの人が夏焼先輩・・・」
「そうだよ、あー夏焼先輩彼女いるのかなぁ」
なんて言いながら地面を指でいじいじする愛理
と思っていたら急に顔を上げてあたしをキラキラした目で見てくる
「あ、そうだ!今度ライブ行こうよ!」
「ライブ!?え、あ、愛理、そんなの興味あったっけ・・・?」
愛理の意外な発言にびっくりしちゃうあたし
「夏焼先輩ね、バンドでボーカルやってんの!ホントカッコいいから!!」
「あれ?夏焼先輩ってバスケ部じゃあ・・・」
「部活でしょ?それとは別にやってるんだよ、行こうよ、ね?りーちゃん!」
「え、う、うん・・・いいけど・・・」
「ホント!?やったぁ!!」
つい頷いちゃったあたしに大喜びの愛理
130 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 22:41:38.09 0
その頃・・・
「みや、どこに行ってたのさー!?」
教室に戻ってきた雅のもとに駆け寄ってくる千奈美
「ごめんごめん、あまりにもいい天気だったから屋上で寝てた」
「もう!あっ!さっきから1年生が待ってるよ?」
教室のドアを指さす千奈美
「ごめん、興味ないや、適当に断って」
「またー?もおう・・・しょうがないなぁ」
ぶつぶつ言いんがらも結局言うこと聞いちゃう千奈美
131 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 23:00:27.99 0
作者さんたち乙です!!
続き楽しみだなぁ
自分も書けそうだったら書いてみます
132 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 23:10:42.05 0
133 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 23:17:27.50 0
設定って梨沙子中三の雅高二?
134 :
名無し募集中。。。:2009/06/22(月) 23:20:34.73 0
だと思う
中高一貫だね
135 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 00:05:05.24 0
できるだけかぶらないようにする
かぶらないようにしなくては
136 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:32:07.05 0
今日も気がつくと昼休みに給水塔の上に来ている
学校で一番高いところから見える空、梅雨時にしては珍しい澄んだ青空
もう誰も来ないかもしれない、いやおそらく来ないその場所で昼食のサンドイッチをとる
天気もいいし、風も心地いいのにあんまりおいしくない
もし隣であまり面白くない話題を一方的にまくしたてる誰かさんがいたのなら
おいしくないと感じることもなく喉を通るだろうに
梯子を上りきって顔をヒョコッと出すと、「やっほー」という挨拶をする誰かさん
うちの隣からいなくなってもう1年近く
それなりの満腹感が眠気を呼ぶ
壁に寄りかかって目を閉じると、あの頃に戻れそうな気がする
137 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:33:14.88 0
「みやさぁ、こうやって寝ころがってるとさぁ」
「……」
「お空に浮かんでる感じがしない? なぁんにも遮るものがないし」
「……」
「ねー、みやってばぁー。聞いてるのー」
「別に……」
「聞いてくれないと、ここで大声で歌っちゃうぞぉ」
「やめてよ恥ずかしい」
桃子はちょっと残念そうに鼻歌を歌い始めた
お昼休み、うちと桃子は屋上の給水塔の上で大の字になっている
下には制服が汚れちゃいけないと、桃子が持ち込んだレジャーシート
転がっている古びたバスケットボール
桃子のお気に入りの場所だった
この付属中学もある私立高校に来るきっかけは、『制服がメチャかわいいんですよぉ』という理由でここを選んだ桃子
また一緒にバスケやろうよと言われた
138 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:33:59.37 0
桃子は中学校時代バスケ部のひとつ上の先輩
バスケに適していない身長で、あまり上手くもないのに、いや一番下手だったのに生来の目立ちたがりで3年次には部長をした
校則でどこかの部活に所属していなければならず、新入生への部活紹介で一番印象にのこったバスケ部を選んだ
だって、背の小さい上級生がバスケットボールを持ってクネクネ歌って踊ってたんだから
入部してからわかったが、それは桃子だった
うちは部活にほとんど顔をださなかった
3年生が抜けた秋、部長を引き継いだ上級生の桃子から呼び出しを食らった
てっきり説教をくらうものかと思っていたら、第一声は『マジお願い、怪我人出て人足らないんだ』だった
最初はもちろん断ったのだが、小柄な桃子からは想像できないほど手をがっちり握られて頼まれた
別に握手で落とされたわけではない
139 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:34:56.95 0
「あれ……もしかして夏焼ちゃんて、すごく人見知り?」
「……っ」
うちが一番秘密にしていたこと、極度の人見知りですぐに緊張してしまい、手に汗をかいてしまうこと
無口なのはクールぶってるからではなくて、人と話すのが苦手だから
人よりちょっとは目を引く外見、生まれつきだからどうしようもない
ちょっと茶色い髪、これも生まれつきだと服装検査のたびに先生にいつも説明している
たいてい信じてもらえない
部活をさぼってばかりなの、一度体調を崩して休んだら気まずくて行きづらくなってただけ
ちょいワルに見られるけれど、本当はただの小心者
秘密にしておいて、とぶっきらぼうに頼んだら、「そのかわりに……」と満面の笑みを浮かべられた
140 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:36:24.80 0
それから夏はサウナ、冬は冷凍化ばりの体育館でバスケ部員、
そして桃子とたくさんの時間を過ごすこととなった
桃子には公私に渡ってつきまとわれ、いつのまにか「みや」って呼ばれるようになり、
うちは「桃」と呼んでいた
練習は無駄にきついし、試合は全然勝てないしで散々だった
桃子たちが引退し、うちが無理やり部長をやらせられるころにはボチボチ勝てるようになって、その後は強豪校に仲間入りをしたとか
桃子が高校に進学し、うちも進路に悩んでいたら同じ高校に誘われた
学力が足りないから無理と言ったら、部活が終わったあと毎日家に押しかけられて勉強を教えられた
教えられた、というとちょっと違う
教えには来るんだけれど、桃子の教え方があまりにも要領悪くて、だったらこうしたほうが、
それよりこのほうが、と桃子に逆に教えていたらいつの間にか成績がよくなっていた
桃子がいうには、みやはやればできる子なのに、勉強の時間が足りなかっただけだって
141 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:37:20.16 0
晴れて、かどうかはわからないけれど桃子と一緒の高校に進学することとなった
手を取り合って、というか手を取られて桃子は喜んでくれた
もう手に汗はかかなかった
このころには人見知りもだいぶましになり、普通に友達もできて、会話も大丈夫
4月中旬、桃子に案内されたのは、お気に入りのこの学校で一番高い給水塔
馬鹿と煙はなんとやら、といったらデコピンされた
それ以来、桃子とはよくお昼はこの給水塔でとることとなった
ここに来ると機嫌がよくなるのか、屋上のほかの生徒に気づかれない程度の声量で歌っていた
142 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:38:04.37 0
6月の下旬、珍しく晴れ渡ったある日
お腹が満たされ、つい給水塔の上で昼寝をしてしまった
目を覚ますと、真上に桃子の顔があった
「みやってさ」
「……なに」
なぜか緊張した
桃子といっしょにいて緊張することなんて久しくなかったのに
「よく見るとあご、長いね」
「……うるさい、桃だって」
人が気にしてることを言った罰に、桃子の長い顎を掴む
お返しにとばかりに笑いながら顎を掴み返された
ふと桃子が珍しく真顔になったと思ったら
顎を掴まれたまま唇を奪われた
どのくらいの時間唇を重ねていたかわからない
チャイムがなり、桃子がちいさく「ごめん」とあやまり、駆け足で去っていった
それ以来、桃子は給水塔の上にくることはなくなった
143 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:38:55.06 0
部活で顔をあわせても、挨拶程度で話はしない
そんな関係のまま1学期が終わった
夏休みに入り、桃子は部活に来なかった
顧問に聞いてみたところ、1学期が終わると同時に親の仕事の都合で海外に引っ越したとのこと
部員の誰も知らされておらず、ひそかに一番仲がいいと思っていたうちは大変ショックを受けた
バスケをする理由がなくなったうちは幽霊部員となり、籍は残したままほとんど行かなくなった
そして友達に誘われるまま、気がつくとバンドのボーカルをしていた
あれだけ人見知りだった自分だったのに、不思議と人前で歌うのはすごく気持ちいい
喪失感を埋めるようにどっぷりとはまり込んだ
歌っているとき脳裏に浮かぶのは、隣で鼻歌を楽しそうに歌っている桃子の横顔
たぶん、うちは桃子のこと――
失ってから気がついた、とても楽しかった時間
隣にはいつも桃子がいた
なのにずっと素直になれなかった
いろいろな気持ちを歌詞にのせ、ひたすら歌い続けた
144 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:40:54.52 0
………。
気がつくと、壁によりかかったまま夢を見ていたようだ
あれ、誰かいる
もしかして……
「んぅ……」
まぶしい日差しの中、瞼を開けると
そこには桃子ではなく、見たことのない女の子が目の前にいた
145 :
名無し募集中。。。 :2009/06/23(火) 00:46:08.31 0
……といままでの話と
>>48や
>>63をみやびちゃん視点でかぶらない程度に無理やり混ぜてみたw
こっから
>>80に続くような感じでどうかなぁ
146 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 00:55:19.06 0
なるへそ良いんじゃないの?
なんか矛盾があっても、自由に伸び伸びと
まああれだ細けぇこたぁいいんだよw
147 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 01:18:09.77 0
回想入れて深くなったww
頑張ってくれ
148 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 01:23:07.37 0
r===================
|| ギシギシ・・・・
||r―――――――――― ほらほら梨沙子ここが気持ちいいんでしょ? ・・・
||\r──―/⌒⌒⌒\ヾ─
||\ ::::::::::::::::ノ / ヾ ハアハア・・・
|| \ ::::::::::::::: / / ヾ
|| \ :::::::::::: 〃 ハッ アッ・・・アン・・・駄目イジワルしないで、みや・・・ハアッアッアッアン・・・
\ ::::::::::::::::::::::ノ 〃
\\:::::::::::::::::::
\\:::::::::::::
\
149 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 01:35:19.62 0
それからお昼休みの間中愛理は夏焼先輩の話ばかりしていた
夏焼先輩のことを話す愛理の顔はまさに恋していますって感じ
愛理のそんな顔を初めて見て・・・愛理がなんか遠くなった気がして・・・
あたしは外見は大人っぽいって言われるけど中身はまだ子供だって思い知らされた
150 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 01:51:23.84 0
教室に戻るとすぐに愛理が自分の席から手帳を持ってきた
「りーちゃん、さっきのライブの話なんだけど」
「あ、うん」
「ライブ、今週の土曜にあるんだけど行ける?」
「土曜?」
土曜かぁ・・・土曜は・・・って考えるふりするけど何も予定なんてない
部活にも入ってないし恋人がいるわけでもないから・・・
それでもちょっとためらう振りをしたのはあたしの精一杯の見栄
「あれ・・・?もしかして予定ある?」
泣きそうになりながらこちらを見てくる愛理
「いひぃいい♪大丈夫だってー!そんな顔しないでよ、愛理ー」
「も、もーう!りーちゃんのばかー!」
頬を膨らませて冗談めかして怒ったふりをする愛理
151 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 02:07:06.99 0
今日で何回目だろう・・・
「ごめんねぇ、みや、ちょっと今忙しいみたいなんだぁ」
廊下でずっと待っていた1年生に頭を下げる
「そうなんですか・・・じゃ、じゃあ!これだけ!渡してもらえますか?」
そう言ってうちに手紙を差し出すとバタバタとその場を去る1年生
「まいっちゃったなぁ」
手紙を手に持ったまま思わず頭を抱えたくなる
みやに渡してもどうせいつも・・・なんて思うけど
さっきの子だって勇気を出してここに来てこの手紙を書いたんだってわかるから
「渡してあげないとなぁ・・・」
ふーっとため息を一つついてみやのもとに向かう
152 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 02:08:26.41 0
書く人いっぱい増えたらいいな
色んな人の視点から書けそうだし
気軽にね
153 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 03:18:40.09 0
明日もがんばろう
154 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 06:59:28.28 0
おはよ
155 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 07:32:22.14 O
おはよー
作者さん乙です!
156 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 08:54:17.80 O
おはよう
157 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 08:57:10.32 0
オモシロクナッテルー
158 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 10:00:09.27 0
「みや、これ」
千奈美が手紙を渡してくる
別に千奈美がそんな申し訳なさそうな顔しなくていいのに
「…ああ」
正直めんどくさいという気持ちを隠して一応受け取ると、さっさとかばんに放り込んだ
「みやさ、ちゃんと読んであげてるの?」
「たまに」
「せっかく書いてくれてるんだから、ちゃんと読んであげなよ?」
少し怒ったような、寂しそうな顔で千奈美が言った
千奈美の言いたいことも分かる、だけどどうしてもこういう手紙はあまり読む気になれない
あの子達はうちのことを分かってない
きっといい部分、気に言った部分しか見てない。どこがいいのかもよく分からないけど
本当のうちを知ったらどうせ幻滅するんだ
あの子たちが作りあげた”夏焼先輩”は本当のうちじゃない
まぁ気が向いたら遊んであげたりしてるけど、この子マジだなって思うと距離を開けるようにしてる
でも一番嫌なのは、みんなが思う”夏焼先輩”を演じれる自分だ
今ではもう無意識に演じれるようになってしまった
159 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 10:13:11.02 0
「あの子・・・・りさこって言ったけ」
一瞬桃かと思った
でも実際にいたのはくりっとした目をしたお人形みたいな女の子
なんとなくだけど、この子も人見知りなのかなって直感で思った
いつもは人の顔なんてすぐ忘れちゃうのに、梨沙子の顔は鮮明に覚えている自分に驚く
「ま、もう会わないだろうしどうでもいっか」
教室の窓から空を見上げる
やっぱり屋上が一番いいやなんて思いながら瞳を閉じた
160 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 10:14:41.84 0
書いてみました
変だったらスルーしてくださいませ
161 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 10:18:25.18 O
乙です!
162 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 10:57:21.96 0
おっとブックマーキングしとかないと
163 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 12:06:41.28 O
「聞いて聞いて!」
大声を出しながら教室に入ってくるクラスメイト
「どうしたの?」
そのこの周りに集まるみんな
「さっき高一の教室の前通ったんだけど
○○先輩、夏焼先輩にコクったんだってー!」
「うそ!あの人可愛いよね!」
「結果は?」
「会えなくて夏焼先輩の友達に手紙渡して終わりだって」
「なんだぁ…ちょっと安心したかも」
「確かに」
胸をなで下ろすみんな
「でもさぁ、夏焼先輩色んな人と遊んだりしてるけど本命の彼女とかいるのかな?」
「そういう話聞かないよね」
「いたらショックだなぁ」
なんてみんなが話している隣で一人俯いている愛理
「大丈夫だよ、愛理」
肩をたたいて元気づける愛理
なのに自分に言い聞かせている気がして、あたしはなんか変だ
164 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 13:14:17.59 O
なんかいつも雅がモテる設定なのがありきたりだよね
165 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 13:25:17.02 0
だからこそ雅ちゃんの方が梨沙子にぞっこんになってほしいw
166 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 13:58:21.71 O
でも実際みやびちゃんモテそうだしなぁ
いい感じで続いてるし俺はいいと思うよ
167 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 14:03:43.15 0
言われてみればどの小説でも雅←梨沙子ってゆう設定は絶対だなw
もう当たり前すぎて気付かなかったw
168 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 14:59:53.15 O
まぁ梨沙子の必死なのを見ると微笑ましいし可愛いからな
169 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 16:14:43.12 O
梨沙子は応援したくなる
170 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 18:47:34.51 O
あぶない
171 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 19:46:24.29 O
みんな書きましょ
172 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 20:57:09.43 O
りしゃみややっぱり好きだ
173 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 21:33:51.96 0
>>163 「でも、夏焼先輩ってそんな歌うまいの?」
話をそらすように愛理に質問してみた。
梨沙子が聞く限りでは合唱部に所属する愛理も相当歌がうまい。
そんな愛理が夢中になるぐらいなんだから相当うまいんだろう。
「うまいし、なんかあたしと違ってかっこいいんだよね・・・」
遠い目をしながら語る愛理の横顔はなんかすごい大人びてるように見えた。
「そうだ、インディーズだけどCDあるんだよ。りーちゃんに貸してあげる。」
愛理はバッグから大事そうに一枚のCDをとりだすとおもむろに梨沙子の手に渡たす。
Buono!と書かれたジャケットの中心にはまるで一流歌手のようなオーラを放つ夏焼先輩が写っていた。
その姿に梨沙子は思わず見とれてしまった。
174 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 22:36:49.87 0
みやは変わったと思う
前まではもっと明るかったし女の子に告白されたらすぐに顔を赤らめてた
それなのに今は断る時もそっけない
それによく違う女の子を自転車の後ろに乗せて遊んでる
だけど遊ぶだけ遊んであとはポイッ、女癖が悪くなった
なんでこんな風になっちゃったんだろう・・・
そう考えるとうちはみやの親友のはずなのに
みやのこと何にも知らない気がしてうちは悲しくなった
175 :
名無し募集中。。。:2009/06/23(火) 23:55:56.69 0
「じゃありーちゃんに宿題!」
「宿題?」
あたしの顔をニヤニヤしながら見てくる愛理
「土曜のライブまでにこの曲を歌詞も含めて覚えてくること!」
びしっとあたしを指さす愛理
「えー!!歌詞は無理だよー!」
あたしの頭じゃ歌詞を土曜までに覚えるなんて・・・
176 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 00:46:22.50 0
とは言ったものの愛理にお願いされたら仕方ない
あたしは家に帰ると夏焼先輩のBuono!のCDを聴いた
あたしは元々ロックとか好きじゃないしあんまり聴かない
だから、これがあたしの中で本格的に聴くロックだ
初めて聴いたけどすぐにあたしは夏焼先輩の歌声の虜になっちゃった
人気があるのも頷ける
夏焼先輩の歌詞の内容は好きな誰かに対しての思いを綴ったものだと
なんとなく分かりました
その人好きだという思いや、その人がいなくなって寂しいという感情があたしにも伝わった
そうして聴いている内、あたしは夏焼先輩が思いを寄せているかもしれない誰かについて気になりだしてしまう
その人は誰だろう?あたしの勘違い?ただの歌のための歌詞で深い意味は無いのかもしれない
ほんとにそうなのかな?夏焼先輩は誰かを忘れられないような気がしてしょうがない
でも、その忘れられない誰かはあたしじゃないって気付くと少し切なくなる
もし・・・夏焼先輩にとっての忘れられない人があたしだったら・・・って!あたし何考えてんだろう?
あたしはもしかして顔も見たこともない、その人に嫉妬してるの?
夏焼先輩の姿が頭から離れない・・・あたし今夏焼先輩のことばかり考えている
胸が苦しい・・・何だろうこの気持ち?
177 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 01:32:13.87 0
いいねここ
178 :
名無し募集中。。。 :2009/06/24(水) 04:06:04.29 0
おやすみー
179 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 07:30:54.77 O
ガンガンかいてはやくセックスさせちまおう
180 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 10:11:10.93 O
保全だよ
181 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 11:26:14.37 O
みやりしゃの顔を足して2で割ったような子とチューする夢みたw
182 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 11:46:38.62 0
おちるうう
183 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 13:23:28.50 O
興奮してきた
184 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 14:05:49.78 0
職人さんいいですね
185 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 14:18:45.51 O
このスレで雅ちゃんのファンになったって奴は俺以外にもいるはずだ
186 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 16:17:37.20 O
あぶない
187 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 17:27:59.42 O
こんなスレを待ってました
188 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 17:28:45.31 0
いいなぁ
189 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 18:02:13.52 O
「みや!今日カラオケ行かない?」
放課後ぼーっとしてると後ろから声をかけてくる千奈美
「あー…今日はパス」
「あれ?今日ってバンドの練習ないんでしょ?
あ、また女の子と予定アリ?」
「そんなんじゃないよ」と言って立ち上がるうちに
「じゃあ何なのよー」と千奈美が絡んでくる
「別に今日は部活あるから」
「部活…?みやが部活…?また何で?珍しい」
きょとんと見てくる千奈美から目をそらして部活の準備をする
「気が向いたから、じゃあね」
190 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 19:11:03.86 O
梨沙子も雅も可愛すぎる
191 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 21:05:29.62 0
可愛すぎるよね
192 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 21:48:07.06 0
今帰った
193 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 22:32:46.51 0
きゃわ
194 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:03:08.75 0
久しぶりに部活に出た
うちの姿をみんな驚いて見てた
まぁそうだよね・・・全然行ってなかったわけだし
「どういう風の吹き回し?」
そう言ってうちに声をかけてくるのはマネージャーの梅田先輩
学年は一個上で面倒見もいいし優しくて面白い人
「何も意味なんてないですよ、ただちょっと今日はバスケがしたい気分だったんで」
「ふーん、気分ねぇ・・・何か月も休んでたのに?」
「そういう時もあるでしょ」
そんな話をしていたら部室にはもう誰もいなくなっていた
「まぁいいけど・・・今日は大丈夫?」
突然うちの手を握ってくる先輩
そう、梅田先輩とは部活以外でもたまにこうやって二人になる
「・・・いつものところでいいですよね」
そう言い残して先に部室に出る
ももがいなくなってからうちはずっとこんな感じだ・・・
195 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:03:51.89 0
2行とか3行とかでもいいのでみなさん参加してくださーい
196 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:04:55.60 0
夏焼はヤンキーグループで
菅谷は真面目っ子グループだから部活が同じじゃないと接点ができないな
197 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:12:05.71 0
偶然とかライブとかで接点出来るかも
お昼休みに屋上で会ったら接点ができそう
198 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:13:03.28 0
オタク系の主人公とヤンキー系の女の子がふとした出会いから惹かれあうのは
いつの時代も王道です
199 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:16:22.43 0
規制解除キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
俺も参加しようかな
200 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:28:50.63 0
201 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:37:20.70 0
私が夏焼先輩の事を知ったのは割と最近。
中三になったばっかりの春、友達を介して夏焼先輩の事を知った。
「次期キャプテンは夏焼で決まりかな」
「なつやき?」
「そう、うちのいっこ下で、超きれいなの!愛理も絶対気に入る!」
「へぇ〜」
舞美ちゃんは年上だけど私にとっては友達みたいなもので、いつも気兼ねなく話をしていた。
バスケ部の主将で、マネージャーと付き合ってることは部内では暗黙の了解だった。
「でも最近ほとんど部活に出ないの。センスあるのにもったいないよね」
「そんな人に主将なんて務まるの?」
「うーん・・・うちでも出来たんだし大丈夫!」
妙に納得・・・
でもなつやき先輩ってどんな人だろう
「今度バスケ部の練習のぞいてみようかな」
「うん、おいで!」
202 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:54:22.92 0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
案の定、釘づけになった
綺麗な顔、すこし茶色い髪、抜群なスタイル
それだけじゃなく、放つオーラが他の人たちとは別格だった
ゴールを決めてもニコりともしないポーカーフェイス
息をするのも忘れて・・・っていうと大げさだけど、ずっと見入っていた
気づくと、練習が終わり、部員が次々と引き揚げていく
それでもここから動けない。もっともっと見ていたい
しばらく佇んでいると、舞美ちゃんが寄ってきた。
「愛理、こんな時間までいたの!?」
「え、あ〜・・・うん」
「夏焼なら今着替えてるから、もうすぐ来るとおm・・・あ!来た」
タオルを肩にかけ、制服を第二ボタンまで開けてる。かなり色っぽい
「夏焼!ちょっと来て!」
「ちょっと!・・・舞美ちゃん!いいって!」
舞美ちゃんが呼び止めると、だるそうにこっちに向かってきた。
「夏焼、この子、うちの友達であんたのファンになったんだってさ」
「そうですか。キミ、名前は?」
「あ、っと・・・鈴木愛理です・・・!」
「そ。かわいいね」
フッと笑った先輩の笑顔。
この瞬間、私は完全にとりこになった。
203 :
名無し募集中。。。:2009/06/24(水) 23:59:32.47 0
へっ!我ながら駄文だな!
204 :
名無し募集中。。。 :2009/06/25(木) 00:02:16.68 0
いやいやすごくいいじゃないすか!
みんなみやびちゃん大好きだねりさこが置き去りにされてるw
205 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:02:40.07 O
なんか伏線張ってきましたねw
206 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:07:24.30 0
作品をけなされることができるのは、作品を書く勇気を持った者だけだ
207 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:21:25.83 0
無自覚に女を虜にさせる罪作りな雅ちゃんw
208 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:32:39.42 O
みやびちゃんてヤンキーていうかギャルじゃね
209 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:37:58.33 0
あれから土曜日までの数日間お昼休みになると給水塔へ向かった。
でも夏焼先輩は一度も現れなかった。
いないと確認する度になんだか切ないような悲しいような気持ちになった。
会って何を話すわけでもないのに。知り合いでもないのに。
勝手にこんな気持ちになってちょっと恥ずかしかった。
学校の中でも中等部と高等部じゃ生活範囲が全然違うから
見かけることもなかった。
愛理も先輩最近見ないねーと呟いていた。
もしかしたら休んでいるのかもしれなかったけれど
私に真相がわかるわけもなくて、無理に確かめようとも思わなくて
結局あれ以来先輩に会うことはなく、約束の土曜日がやってきた。
210 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:42:20.39 0
「夏焼先輩?…あぁ、工業高校のリーダーと付き合ってるって噂のあの人?」
「そろそろ自主退学するって知り合いの先輩から聞いたけど」
「あの夏焼先輩が大学受験とか、ちょっと信じられないんだけど」
皆誤解しているんだ。
みやの成績のこともプライベートのことも。
みやは大学受験を望んでいる。
それも、ずっと好きだった先輩と同じ大学に。
私の目から見ても、正直、その大学は今のみやが合格するには苦しいんじゃないかと思うくらいの難関。
それでも私はみやを応援している。
だって、私の幸せが彼女の幸せじゃないってことは自分でもじゅうぶんわかってるから。
211 :
210:2009/06/25(木) 00:47:38.51 0
タイミング悪く割り込んですみませんorz
212 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:50:01.16 0
>>211 いやいや平気です
これって千奈美目線?
213 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:50:51.20 0
「みや、なんか顔色悪いよ」
ライブ会場の控え室でドラムの熊井ちゃんが声をかけてきた。
背が高くてキレイでモデルみたいな女の子。
学校は違うけど音楽を通して知り合った仲間の1人。
「そう?」
「うん」
「なんでもないよ。うち元気だし」
「ならいいけど・・・」
熊井ちゃんは怪訝そうな顔をしてうちの顔を覗き込んでくる。
「そんな顔しないでよ熊井ちゃん。今日もしっかり歌うよ」
心配をかけまいと笑いかけると笑い返してくれて安心する。
本当はここのところずっと寝不足だった。眠れなかった。
熊井ちゃんの指摘は正しくてうちはドキリとしていた。
理由ははっきりしない。
でも心当たりはある。
あの日の給水塔。
目を開けるといた少女。フランス人形みたいな顔の子。
名前なんだっけ・・・思い出せない。
どうしてこんなことで眠れなくなったんだろう。
うちはどうかしてる。
あんな子どもがなんだって言うんだろう。
自分の中にあるもやもやの正体がわからなかった。
けれど開演時間は刻一刻と近付いていた。
214 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 00:55:10.17 0
>>194の続きで
「こんなことしてていいんですか?」
体を寄せてくる梅田先輩を抱きしめる
ここはいつもうちらが使用するホテル
「・・・」
「そんなことうちが言える資格ないですけど」
梅田先輩の体を離すと先にベッドから出て脱いだ制服を身につける
「普段はそんなこと言わないのに今日はやっぱり変だよ」
シーツにくるまれながらうちを睨む先輩
「ずっと思ってただけです、先輩はちゃんと矢島先輩がいるのでなんでうちなんかと?って」
「・・・なんでって・・・それは・・・」
「別に無理して答え聞きたいわけじゃないですから
もう時間になりますよ、早く着替えてください」
そう言ったうちに不満げな表情を隠そうともせず、だけどしぶしぶ制服に着替える先輩
結局その日は梅田先輩を家まで送りそのまま自分のベッドにダイブ
その時目に入ったカレンダーで週末の予定が思い出される
「今度のライブはなんかすごく歌えそうな気がする・・・」
根拠もないのにふとそんなことを思っちゃたりしてきょうのうちはなんか変だと思いながら目を閉じた
215 :
210:2009/06/25(木) 01:01:28.22 0
>>212 梨沙子目線のつもりで書いたけれど伝わっていなかったらすみません
216 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 01:06:36.13 0
初めてのライブハウス
異様な熱気に戸惑うあたし
「なんか・・・すごいね・・・」
顔をこわばらせながら隣の愛理に話しかける
「りーちゃん、初めてだっけ?すぐ慣れるよ、大丈夫」
緊張しているあたしを見て軽く笑う愛理
愛理とライブハウスって全然結びつかないのにすごく慣れてるみたいでちょっと変な感じ
「愛理はよく来るの?」
「うん、最近は先輩が出るステージは全部見に来てる」
「へ、へーぇー。知らなかった・・・」
217 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 01:08:28.94 0
>>215 俺の勘違いだw
すまん
伝わってるよ安心してくれ
218 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 01:24:55.41 0
観客はいつも女の子が多くて歓声は黄色い。
大半はみやに向けられたものだけどみやは興味なさそうに
誰も視界に入れないように誰に向けているのかわからない笑顔を作る。
すると、女の子たちはキャーと嬌声を上げる。
ギターを持った私はそんなみやの横顔をいつも見ている。
綺麗でそれでいて冷たい顔のみや。
いつも少しだけ心苦しくなるけれどそんなこと本人に言えるわけもなく
私はただギターをかき鳴らす。
でも、今日のみやはなんだか違った。
何度も同じ場所に目線をやっていた。
目線を送るたびに目を伏せて考え込むような顔をしていた。
私もこっそりその場所を見てみるけれど何か変わったものがあるわけではなく
恍惚とした女の子たちの顔をがあるだけだ。
不思議に思った私は、ライブが終わった直後みやをつかまえた。
「みやー」
「キャプテン?どしたの?」
「今日はどこをボーっと見てたの?」
「え?」
「いや、なんか一点を見つめてたから」
「え?うちいつもと一緒だよ?」
「そ、そう?あれ勘違いかな?」
「そうだよキャプテン変。」
「あ、あはは、変、そだね」
笑ってごまかしてなかったことにした。
けれどみやがウソをついたのはすぐにわかった。
みやはウソをつくと手首を握るクセがある。
何を隠そうとしてたんだろう。なんで隠すんだろう。
私は疑問を持ったまま、やっぱりみやという人はよくわからないと思った。
219 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 01:54:34.12 0
なんとなく番外編書いてみようと思います
変だったらスルーで
220 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 01:55:17.89 0
小学校に上がった時に親が離婚して、小六の時別の人と再婚した
そして名字が菅谷に変わった
この街に引っ越してきたのは中学の入学式前
とは言っても初めて訪れた土地ではない
あたしはあんまり覚えてないけど、幼稚園の年少ぐらいまでこの街に住んでいた
引っ越してきた日、散歩がてら家の近くの公園に行った
そこにあったのは大きな桜の木、ブランコ、シーソー、ジャングルジム・・・
一通り見渡して思わずはっとする。どこにでもあるような公園だけど、ここだけは覚えていた。あたしは昔よくここで遊んでいた
シーソーに乗ったり、追いかけっこをしたり・・・あれ?誰と?一人で?いやお母さん?違う。あたしは確か女の子と遊んでた
いつでも手を繋いで、いつでも一緒にいたあの子・・・
・・・誰だっけ?顔も名前も思い出せない
普通なら思い出せなくてむずむずするハズなのに、なぜか心は泣きそうなくらい温かくなって。自分でも不思議だった
結局それ以上思い出せないまま、ベンチにいるカップルに気を遣って早々と公園を出た
帰り道、空を見ながらプラプラ歩く
ふと、自分もいつかさっきのカップルみたいに好きな人が出来るのかな?なんて他人事のように思った
あたしには分からないから。恋という感情が
だって、いくら好きになってもお母さんとお父さんみたいになるんじゃないかって思っちゃうから
どうせいつかは別れたり裏切ったり傷つけあったりするんじゃないかって思うから
始まるワクワク感よりも終わった時のことを考えちゃうんだ
何度も見てきたお母さんの悲しい顔や、出て行った時のお父さんの背中を思い出すと
どうしても怖くて人を好きになれない
221 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 01:57:14.93 0
「自然に好きな人出来るかなぁ」
来週はいよいよ中学の入学式だ
自分が変われるような出会いは正門の向こうにあるのだろうか
不安と少しの期待を背負って、梨沙子は新たな世界の扉を開いた
222 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 02:00:19.15 0
梨沙子の過去をちょい複雑にしてみました
ありきたりですがorz
223 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 02:01:51.88 0
いいよいいよー
224 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 05:59:34.50 0
落ちまっせ―
225 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 06:21:08.12 0
あげまっせー
226 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 07:01:09.02 O
神回想入りました
227 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 07:03:08.94 0
ほしゅ
228 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 09:52:55.97 O
今日も夜来ます
229 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 11:18:43.14 O
梨沙子頑張れー
230 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 12:13:00.76 0
よし
231 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 12:26:43.81 O
ライブが終わって愛理と別れたけどまだ私は興奮が冷めなくて一人ファーストフードで紅茶を飲んでる
「手震えてる…」
自分の手が熱く震えてることに今になって気づくあたし
カバンから買ったばっかりのCDを取り出す
なぜか愛理に正直に言えなくてこっそり買った
「夏焼先輩…」
今日のライブの先輩の姿が鮮明に思い出される
甘く切ない声
誰もを引きつけるオーラ
クールなのにどこか影のある表情
ライブ中何回か目があった気がする…ってそれはファンなら誰でも思う勘違いだろうけど
ジャケットを見つめてどれくらいの時間が経っただろうか…
ふと隣から視線を感じて目をやると
「!!な、夏焼先輩!」
遠くに感じた先輩が隣の席に座っててあたしを真っ直ぐ見つめていた
232 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 12:41:24.31 0
来てたーー!
233 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 14:58:00.95 0
ついにせっきーん!
234 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 16:21:57.39 O
きたきたきた
235 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 16:35:30.93 0
「ねぇ、あなた名前なんだったっけ?忘れちゃって」
心臓がドキドキ言い出して止まらなくて聞こえるんじゃないかってほどで。
片手で頬杖をついたまま先輩は言った。
「へ、あ、えっと」
「中等部の子でしょ?たしか」
「あ、はい。えっと梨沙子、菅谷梨沙子です」
いつもみたいにちょっと早口でちゃんと言えたか自信がないけど
慌ててそう告げた。
「あぁ、そっか。梨沙子ちゃんか。ごめんね、忘れちゃって」
体勢を崩すことなく先輩は小さくそう呟く。
「ライブありがとね。見つけたよ左の方にいた」
目が合った気がしたのは勘違いじゃなかったのかな?
見ててくれた、なんだかそれは無性にうれしいことだった。
「あ、はい!えっと、かっこよかったです」
「そっか・・・。よかったらまた来てよ、それも聞いて」
先輩は私が持ったままのCDを指差してそういった。
「え、は、はい!」
今の先輩はライブでの先輩や
初めて会ったときとはちょっと違う様子に思えた。
何がだろうって考えてもよくわかんないけど
でも、何か違うように思えた。
236 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 18:23:30.50 O
いい感じだ
緊張するー
237 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 20:00:22.38 0
夏焼せんぱーい
238 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 20:07:28.11 0
夏焼先輩かっこいいなー
239 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 20:12:17.94 0
早くラブラブなりしゃみやが書きたいぜ!
240 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 21:28:41.26 0
りしゃみや大好き
241 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 21:46:46.82 O
それから緊張しつつも一生懸命話した
バンドはいつからやってるのか、とか
今日のあの歌がすごくよかった、とか
あたしは面白い話なんてできないけど先輩は真剣に聞いてくれたし答えてくれた
何分くらい話してただろう、先輩のケータイが鳴った
「……」
画面を見てすぐにケータイを閉じる先輩
「あの、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫だよ
でももうこんな時間だし梨沙子ちゃんのご両親心配しちゃうね」
そう言うと先輩は自分のとあたしの分のトレーまで持って捨ててくれた
お店を出ると先輩は自転車であたしは歩きだからここでお別れ…
「お家どこ?送っていくよ」
思いがけない先輩の言葉に思わず固まってしまうあたし
242 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 21:58:14.82 0
ふと思うのは愛理のこと
送ってもらえたら嬉しい。でも愛理はどう思うんだろう
うらやましいって笑うかな
それとも・・・やっぱり悲しむかな
そればかりが頭をよぎってなかなか言葉が出ない
243 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:23:28.85 0
「えっと・・・えっと・・・」
俯いているあたしの顔を覗き込む先輩
「あ、もしかして知らない人には家教えちゃダメって言われてるとか?」
「そ、そんなことないです!えっと・・・いいんですか?」
顔を横にぶんぶん振って否定するあたし
「もう遅いし危ないよ」
「・・・じゃあお願いします」
心の中で愛理ごめん!って思ったけど今のこの時間を無駄にしたくなくて
あたしは先輩に思いっきり頭を下げた
244 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:26:30.30 0
>>231のちょっと前のお話
Buono!の出番が終了後、楽屋にて。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「いやー!今日の客マジノリよかったね!」
「ねー!ビックリした」
確かに今日の客の熱気はすごかった。
歌ってるこっちが圧倒されてしまうぐらいに。
でも、それ以上に気になっていたのが、あの子。
前に一度会ったことがある・・・けど名前が思い出せない。
「そういえばさ、今日最前列にすっごいきれいな子いなかった?」
「え?どんな子?」
「愛理ちゃんの横にいた子!」
熊井ちゃんとキャプの会話にドキっとした。
今まさに私はその子の事を考えていたから。
「じゃあ愛理ちゃん繋がりでみやのファンだ」
「そうだよね・・・みや、あの子知り合い?」
知り合い・・・といえば知り合いだけど、名前も知らないのに知り合いとは言えない。
「んっと、同じ学校だから顔は見たことあるけど、よく知らない」
「そうなんだ!じゃあさ・・・」
245 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:27:13.84 0
>>244 さっきまで無邪気な笑顔だった熊井ちゃんの顔が急に殺し屋の目に変わる。
「あの子、うちがもらってもいい?」
「なっ・・・・」
「だって友達とかじゃないんでしょ?」
「そうだけど・・・あの子中学生だよ?」
「そんなの関係ないじゃんw」
この感じはマジだ。
別にあの子は私のものじゃないけど、熊井ちゃんに手出されるなんて嫌。
「はいはい!二人とも、くだらない話はその辺で、打ち上げどこにするか決めようよ」
「え〜!キャプはお堅いなぁ・・・」
「うるさい!いつものファミレスでいいよね?みや」
「え?・・・あ、私、今日はパス」
「え!?打ち上げパスって何それ!」
「ごめん!」
そう言い残すと、ギターを抱えて楽屋を飛び出した。
246 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:39:44.52 0
いやー、みやりさ自転車二人乗りキター!!!
そして熊井ちゃんの殺し屋の目ってwwww
247 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:45:59.75 0
>>245 なにやってんだろ。
名前も知らない子なのにむきになっちゃって・・・
ひとしきりの興奮が収まると、だんだんお腹がすいてきた。
打ち上げ行けばよかったかなぁ・・・
でもしょうがないから、どっかで食べて帰ろう。
そして見つけたファーストフード。
カウンターで軽食を頼んで席を探しに行こうとしたら、見覚えのある後姿があった。
「あの子・・・って」
今日のライブ中ずっと気になってた子。
名前だけがどうしても思い出せない・・・一度聞いたことは確かなのに。
“あの子、うちがもらってもいい?”
熊井ちゃんの言葉を思い出す。
熊井ちゃんは普段こそおとぼけキャラだけど、長身でキレイな顔をしている。
仮にあの子が私のファンだとしても、熊井ちゃんに口説かれたらきっと拒まない。
もしかしたらその日のうちに身体を・・・・・・なんてこともあり得る。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
とりあえず彼女の横の席に座り、じっと見つめてみる。
手元には私たちのCD。
買ったのか、もしくは愛理ちゃんにもらったのかは分からないけど。
「夏焼先輩…」
彼女が私の名前をつぶやいた。
ビックリしたけど、嬉しかった。いや、それよりホッとしたって言う方が近いかな。
この子は熊井ちゃんのファンじゃなく、私のファン。
熊井ちゃんには渡したくない。
この感情、いわゆる独占欲というものは、私が初めて抱く種類の感情だった。
頼んだ料理を食べることもなく、じっと見つめていた。
すると、彼女の方がこっちに目をやって、目線ががっちり合った。
「!!な、夏焼先輩!」
勝負を決めるなら今夜だ。そう思った。
>>235に続く
248 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:54:13.82 0
バンドメンバーって他にもいた方がいい?
ってすでにいろいろ出てきてるからほとんどいないかorz
249 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:54:55.93 0
先輩は自転車にまたがると後ろの荷台を指さす
「乗って?梨沙子ちゃん」
「あ、は、はい!!」
あばばばば・・・先輩の自転車に乗る日が来るなんて・・・
ちょこんと荷台に乗って両手を膝の上に置いて姿勢を正す
「ちゃんと掴まってないと落ちちゃうよ」
突然先輩があたしの両腕を掴んで腰に手を回すよう持ってくる
「!!!あ、あ、す、すみません」
「じゃあどこで曲がればいいか教えてね」
死にそうになるほどドキドキしているあたしをよそに
先輩は自転車を漕いでくれる
華奢で今にも壊れてしまいそうな背中
綺麗に染められた茶色の髪
そして先輩がつけてるであろう香水の匂い
あぁ・・・やっとわかった・・・このドキドキの正体・・・
恋だ・・・これが恋なんだ・・・
あたしは確実に先輩に恋してしまったんだ・・・
250 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:56:50.47 0
>>248 一応俺の構想としては
熊井ちゃんDr、キャプBa、雅Gt Voの3ピースバンド
252 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:58:19.44 0
>>251 それがバランスよさそうだな
茉麻は梨沙子のママだからな
どっかで出そうw
253 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 22:59:52.18 0
>>252 そうだねwきっといつかどこかで梨沙子を助けてくれるはずw
254 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:03:10.08 O
なにこの小説
萌えるわ
255 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:03:53.72 0
りしゃみやはさっさと付き合ってそのあと困難色々みたいな感じがいいかな?
それともなかなか付き合わない方がいい?
256 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:07:06.23 0
さっさとよりももどかしい感じの方が萌える
でも付き合って困難もイイ!!
悩むな・・・
257 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:07:13.73 0
>>214からのアナザーストーリー
その日の部活は午前中までで、私は舞美の家に遊びに来ていた。
「それでさ〜!」
「うん・・・」
「ちょっとえり、聞いてる?」
「あ、ごめん。ちょっと考え事してて・・・」
「そう、何か疲れてそうだね。」
本当に心配そうに顔を覗き込んでくる舞美に胸が痛む。
「いや、そういう訳じゃ・・・」
「今日はやめとく?」
首を横にぶんぶんふり、否定する。
舞美の不器用な優しさに、涙が出てくる。
「え?え!?どうして泣いてるの!?」
「ごめっ・・・ちょっと・・・」
「本当に具合悪いなら何もしないから・・・」
「違くって・・・大丈夫だから、来て」
そう言うと、舞美はゆっくり肩を押し、ベットに押し倒してきた。
「そんな顔して『来て』なんて言ったら、うち、止まんないよ?」
「いいよ・・・」
258 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:08:05.09 0
>>255 俺の中の構想のネタばれは
先に身体の関係を持っちゃう感じ
でもあんま不純にしない方がいいかもな
259 :
名無し募集中。。。 :2009/06/25(木) 23:13:21.15 0
先に書いたモン勝ちでいいと思うよ
それに合わせる楽しみってのもあるから
260 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:13:29.14 0
身体の関係だけ持っちゃって悩む梨沙子って言うのも面白そうだけどな
261 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:13:38.81 0
>>258 それいいなw
俺は、最初は軽い感じで付き合うけどどんどん雅ちゃんがマジになって
ラブラブになった頃に何かが起こる的なこと考えてたw
でも
>>256の言うようにもどかしいのもいいよねw
ま、流れによるかw
262 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:14:35.23 0
>>257 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
罪悪感で吐きそう。
舞美はこんなうちを精一杯大事にしてくれてるのに。
笑顔で、言葉にして好きって言ってくれているのに。
みやとの関係がやめられない。
悪いことってぐらい分かってる。
でも、あの目で見つめられたら高ぶる感情が抑えられない。
人を見下すような冷たい目、ギターで鍛えられた些細な指使い。
身体がみやを求めてる。
頭の中では舞美が一番大事なのに・・・
やめなきゃと分かっているけど、やめられない。
舞美と交わっている今、この瞬間も、身体がみやを欲してる。
これはもしあれならスルーしてくれておkですw
263 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:14:56.32 0
264 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:15:01.12 0
州*‘ -‘リ流れに身をまかせるゆー
265 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:15:40.61 0
やじうめキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
これは早くもまとめサイトが必要になってきましたねw
266 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:17:13.54 0
>>264 り、梨沙子がそう言うなら・・・分かったぜ
267 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:18:04.71 0
みやりしゃ、関係を持つ
↓
遊ばれたと思い、雅を避けるようになる
↓
熊井ちゃんに優しくされて心が動じる
これもありだなw
268 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:19:39.74 0
「あ、あの、ここって・・・・」
「おいで」
「で、でも」
曲がる場所を教えてねなんて言っておいて私はいつものホテルへ来ていた。
自転車を止めて手を差し出す。
梨沙子ちゃんは固まってしまった。
ネオンが私たちの顔を照らしている。
ここでこのまま関係を持ってしまえばいい。
そしたらこの子をとられる事もないし独占欲は満たされる。
至極、自分勝手なことを考えていた。
梨沙子ちゃんの気持ちなんて全く考えていなかった。
いや、どうせファンなんだからホイホイついてくるだろう、そう思っていた。
固まったままの梨沙子ちゃんの手を引っ張って中に入った。
抵抗はしなかった。
期待でもしていたのかもしれない。
やっぱり私の思考はあくまでも自分勝手だった。
269 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:22:36.12 O
青バスメイキングの緑バックのバスの中でももりしゃがイチャつき通路挟んでみやびちゃんがいるシーン
あれ?わたしどっちに嫉妬しているんだろ…みたいなセリフが自然と浮かんだぜ
でもそれはまた別の話
270 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:25:31.92 0
やべーw今夜は眠れねーよwww
271 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:25:34.55 0
寸止めこい
272 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:34:03.64 0
家に着くなりベッドに寝転がって今日買ったパンフレットを眺める
「今日の夏焼先輩かっこよかったなぁ・・・」
先輩を想う度に胸がきゅっと苦しくなる
先輩と一言でも話せた日は一日が幸せで、話せなかった日は一日がつまんない
私は先輩に恋している・・・
親友のりーちゃんは大人っぽいけどまだ恋は経験してないと思う
だから恋に関しては私の方が先に経験しているって思うとちょっと自分が大人になった気分
そんなことを考えていると急にりーちゃんを思い出してメールを送ってみようかと思った
『りーちゃん、今日はライブ一緒に来てくれてありがとう
夏焼先輩カッコ良かったでしょ?
あ、いくらカッコいいからって先輩は私が先に好きになったんだから
りーちゃんはファンまでにしといてね(笑)』
冗談も交えてメールを送る
りーちゃんの返信はいつも早い
返信を待つ間私はまたパンフレットを読もうとページを開いた
273 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:35:16.62 0
>>268 「いいよね?」
「・・・・えっと、あの、ここって、あの」
部屋に入る前に最終確認。
梨沙子ちゃんは戸惑った顔で目を泳がせている。
ここがどういう場所かわかってないのかな。
いや、イマドキ15歳にもなって知らないはずはない。
知ってるから戸惑っているんだ。
いいか、よくないのか。
梨沙子ちゃんがハッキリ返事をしないものだから
私はいいと判断して部屋を開けた。
梨沙子ちゃんは私に引っ張られるままに部屋に入った。
ピンク色の部屋。
相変わらず目がちょっと痛くてなれないものだなぁと思った。
「先輩、あの、私そういうつもりじゃ・・・」
「今更なに言ってんの。もう遅い」
「でも!」
「部屋に入ったってことはOKってことでしょ?」
「か、帰らないと両親が」
急に慌てて抵抗を示す梨沙子ちゃん
でももう遅い。帰すわけ、ない。
ドアへ向かう梨沙子ちゃんを引っ張ってベッドへと押し倒した。
目が怯えている。泣きそうな顔をしている。
相手をした女のたちは子こんな顔はしなかった。
だから、余計に興奮していた。
274 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:46:28.38 0
梨沙子ちゃんの体の上に乗り顔を近づける
すると梨沙子ちゃんの瞳から涙が一筋
その瞬間はっと我に返る私
何やってんだろう・・・中学生をこんなところに連れ込んで・・・
そう思うと興奮もさーっと冷めていくのが自分でもわかる
「ごめん・・・びっくりしたよね」
そーっと梨沙子ちゃんの上から体をどける
275 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:46:28.49 O
雅と梅はセフレか
276 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:49:02.73 0
みやが急に帰っちゃって、結局二人で打ち上げに来た。
「何か今日のみや、変だったね」
「まぁねー・・・でもまぁ、いい前兆じゃない?」
「何?いい前兆って」
「ほんと色恋沙汰に疎いね、キャプはw」
「なにそれ!」
熊井ちゃん私の一個下なのに見下されたような物言いにちょっとムッとした。
でも私より美形で、背が高い熊井ちゃんにからかわれても、すぐ許してしまう。
「キャプって高3にもなって恋愛なんてしたことないでしょ」
「う、るさいな!そんなことどうだっていいじゃん!うちはみやの心配をしてるの!」
「みやねぇー・・・・やっとちゃんとした相手見つけたってことじゃない?」
何で熊井ちゃん大人な姿勢でいられるの?普段は天然でばかなくせに・・・
「それってさっき言ってたファンの子のこと?」
「たぶんねぇーw」
「教えてよ!」
「じゃあさ・・・・」
「じゃあ何?」
「キスしてくれたら教えてあげる」
顔をぐっと近づけて、真顔でこんなこと言われた。
胸が熱くなって、真っ赤になる。
「な!何バカなこと言ってるの!怒るよ!」
「ははw一瞬マジになったでしょ!キャプかわいー♪」
バカにしないでよ・・・・もう許さない。
でも結局許しちゃうんだろうな、うち、甘いから。
277 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:51:26.49 0
なんという大量投下ナイトw
278 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:53:14.53 0
バカにしないで〜♪
今夜はすごいね
279 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:53:36.41 0
おれBOSS の録画見るからまたあとでくるわ
280 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:55:36.58 0
誰かいろんな人間関係整理してくれ
281 :
名無し募集中。。。:2009/06/25(木) 23:56:37.92 0
>>274 腕で泣き顔を隠そうとする梨沙子ちゃん
でも、止まることを知らない涙は頬を伝ってシーツを濡らしていった
この子は純粋なんだ・・・そう思った瞬間、
(キス、したい)
そう思う自分がいた
282 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:01:37.93 0
でもキスも初めてだったら・・・?
一生に一度しかない初めてのキスをこんな風に終わらせてもいいの?
そう思った瞬間急にももとした、いやされた初めてのキスを思い出した
もう私の側にいない・・・だけどずっと好きなもも・・・
283 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:03:25.80 0
嫌じゃない・・・ただびっくりして涙が出ちゃっただけ
だけど先輩はあたしの顔を見てそっと体を離してベッドから降りた
先輩の顔はつらそうで寂しそうで・・・
違うのに・・・嫌じゃないのに・・・
それどころかこのまま先輩とどうなってもいいって思った自分がいた
「ごめん、無理やり・・・しかも家送るって言ったのにこんなところ」
先輩は優しくあたしの腕を引っ張って体を起こしてくれた
「先輩、ごめんなさい」
泣いちゃってごめんなさい・・・慣れてなくてごめんなさい
「何で梨沙子ちゃんが謝るの?悪いのは私だから
帰ろう・・・今度はちゃんと家まで送るから」
284 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:05:49.45 0
>>276 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「でもね・・・」
でも?
「うちも、あの子、気になる」
「はぁ?」
「もしかしたらみやを変えてくれるような子かも知れないけど」
え?熊井ちゃん・・・・何言っちゃってんの?
「一目ぼれ?」
「まぁね」
えええええええええええええええ!
何それ!みやのファンなのに横取りするの!?
そんなこと許されるの!?
「ちょっとキャプwそんな顔しないでよw」
「だって!」
「恋は理屈じゃないのw」
「????」
恋っていちいち宣言するものなの?
っていうか熊井ちゃんカッコいい・・・
「だから、応援してね!」
「う、うーん。いいけどさ」
まぁ、よく分からないけど、熊井ちゃんの頼みなら。
本当にとりあえず、応援しようと決めた。
285 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:06:14.14 0
いろんな人の視点があって面白いっす!
286 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:13:40.53 O
個人的には雅空以来のクリティカルヒットな小説スレ
287 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:15:05.97 0
>>283 コツンと頭をくっつけてくる先輩
鼻と鼻がかすかに触れてくすぐったい
唇も、今にも触れてしまいそうなぐらい近かった
その距離のまましばらく座っていると、突然ぎゅーっと抱きしめられた
「せ、せんぱい?」
「ごめん、ちゃんと帰すから・・・・もう少しだけ」
288 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:15:15.74 0
なんか愛理がかわいそうなキャラだな
289 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:17:10.67 0
キャプが純粋すぎてかわええwww
290 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:18:53.25 0
熊井ちゃんが悪魔すぐるwww
ちょい人間関係図作ってくれ、職人さん
292 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:22:18.14 0
桃子ぉ
293 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:23:29.37 0
昼は人いなくて保全してくれる人さまさまなのに
夜はめっちゃ人がいるww極端だなww
294 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:24:31.60 0
みやりしゃの絡みが終わらないと熊井ちゃんの動きが書けへんで
295 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:26:35.82 0
愛理
↓
雅 ---- 桃子
↑↓
梨沙子 ← 熊井ちゃん
296 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 00:34:17.94 0
先輩は黙ってあたしを抱きしめ続ける
でもあたしはこうやって誰かに抱きしめられるのは初めてで
まして好きな人に・・・
だからどうすることもできず、ただただ抱き締められるままで
その間もあたしの心臓はドキドキが止まらなかった
297 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:04:15.33 0
>>296 どれくらいだっただろう。
先輩がそっと身体を放してくれた。
抱きしめられてる間は、永遠のように長く感じられたのに、いざ放されると一瞬の出来事に感じた。
「ほんとごめん・・・」
「あ、いや・・・あの」
「帰ろ、送るから」
「・・・・はい」
「そんな顔しないでよw我慢できなくなっちゃうじゃん」
我慢なんてしなくていい。
このまま押し倒して一緒に燃え尽きてもいい。
でもそんなこと口にしたら軽い女だと思われちゃう。
298 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:09:58.49 0
さっきと同じように先輩の自転車の後ろに乗せてもらう
このままずっと先輩の後ろに乗っていたい・・・
そう思っていたけど今度はあっという間に家に着いてしまった
「ここかな?大きな家だね」
あたしの家の前で自転車を停める先輩
「あの、ありがとうございました!!えっと、えっと・・・」
「今日はあんなことしてごめん・・・今日のことは忘れて?
こちらこそライブ見に来てくれてありがとう
今度来るときは言ってよ、チケット渡すから、じゃあおやすみ」
そう言うと先輩はすぐに自転車に乗って行ってしまう
先輩の姿が見えなくなるまであたしは胸を押さえてずっと見つめていた
299 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:12:27.99 0
胸キュンキュン
300 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:16:23.65 0
夢のようなひと時。
いろいろありすぎて整理ができない。
とりあえず、帰るのが遅くなった言い訳を考えないと・・・
ふと、携帯を見ると、新着メールが2件
『りーちゃん、今日はライブ一緒に来てくれてありがとう
夏焼先輩カッコ良かったでしょ?
あ、いくらカッコいいからって先輩は私が先に好きになったんだから
りーちゃんはファンまでにしといてね(笑)』
夢から現実に一気に引き戻された
301 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:16:58.66 0
梨沙子ちゃんを家まで送って自分の部屋に戻ってくる
父親の転勤に母親がついて行って一人で暮らすには広すぎるこの部屋
ベッドにギターを置いてその横に寝転ぶ
何でうちはあんなことしたんだろう・・・
ほとんど話したことのなかったあの子に・・・
そしてそっと目を閉じる・・・
すると瞼の裏に浮かぶのはももの笑顔
「・・・もも」
桃子を想ってうちは一粒涙を流した
302 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:21:50.43 0
「どうしよう・・・」
愛理の先輩のことを話しているときの顔が浮かぶ。
楽しそうで嬉しそうですごく可愛い顔をしていた。
私は愛理を、大切な親友を裏切ってしまったのかもしれない。
心臓がざわついて何も考えられなくなって
頭の中は真っ白になってしまっていた。
だからママに何か言われたけれど耳には入ってこなかった。
呆然としたまま私は自室のカーペットの上にへたり込んだ。
303 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:22:50.18 0
>>300 どうしよう・・・
親友の愛理を裏切った。
と、とりあえず電話しないと。
トゥルル........ガチャ
「もしもし?」
「あ、愛理?ごめん、メール返事返すの遅くなっちゃって」
「なんだ、そんなことか〜w全然いいよ」
「あの、今日はありがとう。楽しかった」
「でしょー?夏焼先輩かっこよすぎでしょ!」
ズキリ、と胸が痛んだ。
このあとしばらく愛理の夏焼先輩に対する熱い思いを長々聞かされた。
「はぁ〜、じゃ、今日はこの辺で!」
「うん、おやすみ・・・」
304 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:23:34.68 0
ありゃ、かぶった
でも何気につながってるからいいかw
305 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:24:49.79 0
上手いこと繋がってるw
306 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:26:51.51 0
複雑な関係になってきたな
307 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:31:03.21 0
次の日、愛理の会うのが少し怖くてでも学校には行かなきゃいけなくて
重い足取りのまま家を出た。
朝の清々しい空気も今だけはあまり嬉しくない。
「おはよ」
「な、夏焼先輩!?」
「そんな驚かなくても」
「で、でも!」
門扉にもたれかかっている先輩。
考えていたことが全部吹っ飛んでしまうくらいの衝撃だった。
「一応、もう一度昨日こと謝っておこうと思って」
「・・・・・・・えっと」
「ごめん、ほんとごめん。昨日はご両親平気だった?」
「あ、はい・・・」
「そっか。よかった。じゃあ、荷物載せていいよ一緒に行こ」
先輩は自転車を指差して言った。
すごく優しくて、声も表情も全部暖かくて。
これが愛理の言ってた「本当の先輩」なのかもしれないと思った。
でも、この申し出を受けるわけにはいかなかった。
日付変更キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
放課後になったら熊井をからませよう
309 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:45:29.10 0
「あの、ごめんなさい!えっと・・・友達と行く約束してて」
咄嗟に先輩に嘘をついてしまうあたし
「あ、そっか・・・そうだよね、ごめんね、急に」
先輩はいつものクールな表情になる
「すみません・・・」
「いいよ、私が勝手に来ちゃっただけだし
じゃあ先に行くね、また学校で」
そう言い残すと自転車で行ってしまう先輩
310 :
名無し募集中。。。 :2009/06/26(金) 01:46:24.61 0
校名はどうしましょ?
311 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:49:07.21 0
なんでもいいんじゃない?
適当に、うん
で、俺はそろそろ寝るぞー
一緒に書いてた人おやすみー
312 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:49:10.00 0
〜人物関係〜
夏焼雅・・・年上からも年下からもモテまくる美しい顔立ちをした高校2年生。昔は人見知りで無口であったが、桃子のおかげでその性格を克服。
授業やバスケ部をサボる癖があるちょっと不良な一面もある。その一方で、歌がうまくバンド「Buono!」のVo.として活躍している。
過去に桃子が引っ越したあと、桃子に恋していたことに気づく。そして、梨沙子との出会いがあり梨沙子が忘れられない一人となった。
菅谷梨沙子・中学3年生にしていまだに恋をしたことなく、夏焼の話を回りから聞いていたが、あまり良い印象をもっていなかった。
しかし、雅に一目惚れし、雅の歌声やその容姿にどんどんとハマっていく。
過去に親が離婚し、苗字が「菅谷」となる複雑な過去を持っている。その過去と愛理のことを想うためにかどこか雅との恋愛に積極的になれない。
愛理・・・・中1から梨沙子と同じクラスで梨沙子の一番の親友。中3の春に舞美に連れられ、バスケ部を見学したとき、雅に一目惚れ。
雅に思いをよせていて、雅や雅のバンドメンバーとは知り合い。
千奈美・・・雅と同じクラスの親友。雅目当てで来る生徒たちを追い払ったり、手紙を代わりに受け取ったりと、いろいろ雅の世話をする。
桃子・・・・中学時代からバスケ部で雅とは先輩後輩の関係。お互いのことを「みや」「もも」と呼べる関係にあった。
雅の高校入学後、二人で屋上にいたときに雅の唇を奪う。しかし、海外へと引越してしまったため、雅とは疎遠になってしまう。
梅田先輩・・バスケットボール部のマネージャーで高校3年生。面倒見がよく、とても優しい。
雅とはセフレの関係で、舞美と付き合っている。舞美のことを想っているが、体は雅を欲する。
舞美・・・・バスケットボール部の前キャプテンで雅をキャプテンに指名する。愛理とは年が違うが友達、梅田と付き合っている。
熊井・・・・バンド「Buono!」の一員。背が高くモデルのような姿。雅目当てに来た梨沙子に一目惚れ。
キャプ・・・バンド「Buono!」の一員、担当はgt,.。色恋沙汰には鈍感だが、メンバーのことをすごく大事に思う。
313 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:49:42.29 0
ハローにからませて
朝礼学校
314 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:50:48.52 0
桃子は海外の大学にいるのか?
315 :
312:2009/06/26(金) 01:54:01.77 0
書いてから気付いたが人物関係じゃなくて人物紹介でした
桃子は海外に引っ越したっていう話があったのでそちらを書きましたが
雅が「あこがれの先輩のいる大学」を目指しているという書き込みもありました
あと梅さんの紹介部分がエロい感じになってすいませんw
316 :
名無し募集中。。。 :2009/06/26(金) 01:54:18.46 0
まだ高3じゃね?
317 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:56:49.63 0
高3 桃子舞美梅さんキャプ
高2 雅千奈美
高1 熊井ちゃん
中3 梨沙子愛理
こんな感じか?
318 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:57:55.93 0
まあさの登場のタイミングが気になる
319 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 01:58:09.44 0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
みやと私は共犯者だから。
他では絶対に言えない相談が出来たりする。
「そういえばさ、鈴木って子、結構前に練習観に来てたでしょ」
「ああ、はい」
「もう寝たの?」
「寝てないですよ」
こんな会話、他では絶対に出来ない。
みやといると、私の黒い部分をさらけ出すことができる。
みやに依存している理由のひとつ。
「なんで?他のファンの子の中でも断トツでかわいいじゃん」
「あの子は、だめですね」
「ダメ?」
「愛理ちゃんは私を美化しちゃってるんですよね。だから手出したりしたら傷つけると思うし、何も出来ないのにそばにいてもお互い辛いだけで意味ないし。」
なんて大人なんだろう、この子。
いっこ下なのに冷たいぐらいの落ち付きっぷり。
あ・・・やばい、また・・・
「みや・・・」
「またですか・・・w先輩も好きですね」
ごめん、舞美・・・ごめん・・・
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
320 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 02:04:29.55 0
さて、ここいらで俺も寝るか
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
↑
これを使うと自分の書いたものがすぐ分かるわw
321 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 02:07:17.95 0
自転車で学校に向かう途中で梅田先輩と矢島先輩を見かけた
梅田先輩はすぐに私に気づいたようで「あ・・・」と口を開けたけど
気付かないふりをして通り過ぎる
ああ見えて梅田先輩は正直でいい人だから
きっと矢島先輩が一緒の時に私に会うとボロが出ると思う
携帯を取り出して「おはようございます。今日も部活行きます」
梅田先輩にメールを送る
322 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 02:27:36.14 0
今日相当話進んだなw
323 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 02:37:47.57 0
おいw今日一日で150ぐらいレスついたのかw
324 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 03:51:37.56 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
325 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 04:55:29.09 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
326 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 06:24:41.86 0
川*^∇^)<保全でエンジョーイ!!
327 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 06:49:21.26 0
夜勤帰ってきたらこんなにw
お疲れ様です!!
328 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 07:26:17.93 O
>>309 「はぁ・・・」
朝のことを考えてついため息がでてしまう。
横には楽しそうに昨日のライブのことを語る愛理。
普段どおりの学校、だけど梨沙子の胸にはぽっかり穴が空いたようだった。
「どうしたのりーちゃん、元気ないね。」
愛理に話しかけられてもあたしは夏焼先輩のことしか考えてなかった。
「ごめん愛理、具合わるいから保健室いってくるね。」
心配そうな愛理を背にして梨沙子は教室を出る。
向かった先は保健室じゃなくて初めて夏焼先輩に出会った屋上。
階段をかけのぼる間に遠くで1限目の始業をつげるベルがなった気がした。
梨沙子は生まれてはじめて授業をサボった。
329 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 07:45:59.27 O
屋上の扉を開けると梨沙子の気持ちとは正反対の清みきった青空が広がった。
そのまま取水棟に向かう。
夏焼先輩があの日みたく寝てるかもしれない。
ドキドキする胸を抑えながら梯子を昇りきる。
しかしそこに人影はなかった。
「そうだよね・・・授業さぼってなにやってんだろあたし。」
あの日夏焼先輩が座っていた場所に腰かけて壁にもたれ掛かる。
でもここで青空を見てると不思議と心が少し晴れた気がした。
夏焼先輩もこうやってなにかの傷を癒してるのかもしれない。
昨日は夏焼先輩のことを考えてよく眠れてない。
ちょっとだけならいいかな・・・
梨沙子はゆっくりと目をつぶりそのまま寝てしまった。
330 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 07:54:10.57 O
・・・・
梨沙子は昔の夢を見た。
まだ梨沙子の名字が変わる前。
懐かしい公園といつも横にいてくれた女の子。
名前が思い出せないけどすごい大好きだった女の子。
夢の中でその女の子に抱き締められた。
すごいあったかくて気持ちよくて。
でも梨沙子はこの暖かさについ最近包まれた気がした。
「みや・・・」
気が付くと梨沙子は泣いていた。
それが夢か現実かは分からなかった。
331 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 08:06:23.19 O
通勤電車でなにしてんだ俺・・・
すいません書きすぎた気がしますがあとよろしくです
332 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 09:31:29.17 O
職場のトイレから見ている
333 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 09:38:32.92 0
作者のみなさん、保全してくれるみなさん乙です!
登場人物紹介作ってくれた人も乙です!
334 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 09:48:37.31 0
このスレの半分はみなさんのやさしさで出来ています
335 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 09:49:35.46 0
>>330 はっと目が覚めた
あたし、寝てた・・・?
あれ、どうして泣いてるんだろう・・・あれ?今のは夢・・・?
なんだろう、思いだせそうで思いだせないもどかしさが胸に残る
1分2分と時間が経つほど夢の記憶は薄れていった
起きたけど今更授業に戻る気もしなくて、しばらくそのまま横たわって空を見ていた
すると、ふと誰かが近づいてくる気配がする
梨沙子は思わず寝たふりをした
336 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:06:04.07 0
その誰かは私のすぐ側まで来ると隣に座った
いったい誰?怖いけど、今更目を開けるのも怖い
一生懸命寝てるふりをしていたが、ふと髪を撫でられて肩が跳ねそうになる
なんだか上から顔をじっと見られているような気がした
あれ、この香り・・・・
きのうもこの香りに包まれていた
自転車の後ろに乗った時、ホテルで押し倒された時、抱きしめられた時。
そうだ、夏焼先輩だ
分かった瞬間、唇に温かいものが触れた
馬鹿なあたしは、それが先輩の唇だと分かるまで少し時間がかかった
337 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:13:14.12 0
ダメだ、いつもに増して授業が身に入らない
原因は分かっている
昨日の梨沙子ちゃんとの出来事
あんな必死に誰かをホテルに連れ込んだことなんてなかったし
相手に泣かれたこともなかったし
とにかく昨日はすべてがおかしかった
朝も、ほんとは友達の約束なんてなくてただ避けられただけなんじゃないかって思った
昨日のことは忘れてなんて梨沙子ちゃんに言ったけど、自分は当分忘れられそうにない
「ちー、私授業さぼるね」
「まーた屋上?」
「うん。気が向いたら帰ってくるわ」
無性に澄み切った空が見たくなって、いつもの場所へ早々と足を進めた
338 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:27:40.12 0
なんなんだろう、この状況は・・・
目の前にいるのは眠っている梨沙子ちゃん
今自分を悩ませている張本人がそこにいた
引き返せばよかったのに、なぜか足は梨沙子ちゃんの方へ向かっていた
(・・・また泣いてる?)
頬に涙のあとを見つけた
何が原因かは分からない。何か悲しいことがあったのかもしれないし、もしかしたら昨日のことを思い出して泣いてるのかもしれない
分からないけど、なんだかほっとけなくて頭をそっと撫でた
その後はあまり記憶がない
どうしてこんなことしたのかも分からない
気付けば梨沙子ちゃんに口づけていた
339 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:30:44.37 0
一人で盛り上がってこんなに書いてしまったスマン・・・orz
340 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:33:51.65 O
りーちゃん、大丈夫かな?
初めてああいうところに行ったから疲れさせちゃったかな
なんか今日は顔色も悪かったし
一時間目が終わってもりーちゃんは戻ってこなかった
次の時間が終わっても戻ってこなかったら保健室に様子を見に行こう
そう思って授業に集中するべく黒板に目をやった
341 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:51:25.72 O
342 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 10:53:33.34 0
もっと盛り上がってくれていいですよ!
343 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 11:08:14.95 0
>>341 >>342 そう言ってもらえてなんかめちゃ嬉しいわw
でも自分で書いといてこの後どうすりゃいいかわからんorz
誰かヘルプ
344 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 11:25:23.11 O
夏焼先輩の唇だと認識した瞬間思わず目を開けてしまう
「!!!!」
目を開けるとやっぱり夏焼先輩が目を閉じて私に口づけていた
これがキス…
なんだろう…この感覚…
温かくて優しくて…気持ちいい…
気付いたら私はまた目を閉じて先輩のキスを感じていた
345 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 12:42:24.09 O
wktk
346 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 14:06:17.50 0
夢中で梨沙子ちゃんに口付ける
一度離して、もう一度口付けようと顔を近づけた時
「・・・先輩」
「!!!」
思わずバッと離れる
や、やばい起きちゃった・・・
しばし二人で見つめ合う
「・・・もしかして起きてた?」
恐る恐る聞くと、梨沙子ちゃんは何も言わずに微笑んで瞳を閉じた
「・・・・」
「・・・・」
私は、梨沙子ちゃんの隣に行くと再びそっと唇を重ねた
347 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 14:11:02.13 0
熊井ちゃんの活躍にも期待w
348 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 15:18:57.00 O
このスレに関わるおまえら頑張れ
オレに出来るのは保全くらいだ
349 :
p93da07.osaknt01.ap.so-net.ne.jp:2009/06/26(金) 15:20:46.99 0
340の続き
「りーちゃん、なにしているのかな?」
普段は楽観的な愛理もさすがに心配になる。
梨沙子は結局4時間目が終わっても教室に帰って来なかった。
保健室に行こうとしても、次の授業の準備だったり、
体育の着替えなどで時間がなかったのだ。
今日の授業は午前中で終わったので、
終礼後に保健室に行ってみたが、いなかった。
「帰りにピザ食べに行こうって言ってたのに・・・」
350 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 15:28:40.90 0
雅さんは果たしてまた昨日と同じ過ちを犯すのか
351 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 16:09:12.14 O
どれくらい唇を重ね合わせていたんだろうか
そっとどちらからともなく離れて見つめ合う
先輩のきれいな瞳に吸い込まれそうになるあたし
先輩はそっとあたしの髪を撫でる
なんて優しい手つきなんだろう
それだけであたしはぼーっとしてしまう
そしてさっきまでのことを思い出し顔が赤くなる
あたしキスなんてさっきのが初めてだったのに
もう二回目しちゃった…
352 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 17:36:34.16 0
みなさん乙です
353 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 18:33:03.94 0
このスレ好きだわ〜
354 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 19:57:44.82 0
ほしゅ
355 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 20:14:16.47 0
書こうと思ったらゴキブリが現れやがった
ちょっと退治してくる
356 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 21:07:35.41 0
>>351 恥ずかしくて目をそらしたくなった。
でも、まっすぐ見つめられ、どうしようにも目が外せない。
「梨沙子」
名前を呼ばれた。
“梨沙子ちゃん”じゃなく“梨沙子”って。
それが嬉しくて、また顔が赤くなる。
「ずっとうちのものでいてよ。」
夏焼先輩のもの?私が?
それって付き合うってこと?
いや、たぶん違う。
付き合って欲しいなら多分そのままいうし、うちのものなんて言い方しないもん。
たぶんこれは・・・
357 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 21:15:22.58 0
そんな関係、いくら憧れの先輩と言えど嫌だ。
でも、この目で見られたら拒否できない。
あまりの展開に顔を伏せていると、急に抱きしめられた。
「ん・・・」
「梨沙子」
名前を呼んでくれる。それだけでこんなに身体が熱い。
たぶん先輩は身体だけの付き合いの人ならいっぱいいると思う。
でも、ほとんどの場合が先輩から求めたんじゃなくて、相手の人に求められたんだと思う。
今、その先輩に求められてる。
それだけで自分が特別な存在になれた気がした。
「梨沙子、うちのもになってくれる?」
理想は、夏焼先輩の彼女になりたい。
でも、十分じゃない。学校中の憧れの人のものになれるんだから・・・。
私は、ゆっくり・・・・ほんとうにゆっくりと、首を縦に振った。
358 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 21:22:17.78 0
>>351-357の雅ちゃん視点
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2回、短いキスをした。
あの時、ももがしてくれたように。
顔をそっと話すと、梨沙子ちゃんは真っ赤になってて、どこかポーっとしていた。
綺麗な髪。つい手を伸ばしてみた。
こうしてなでていると愛くるしさが湧いてくる。
“あの子、うちがもらってもいい?”
思い出されるのは熊井ちゃんの言葉。
この子だけはうち以外の人に目を向けさせたくない。
「梨沙子」
じっと目があう。
この目が私の理性を崩していく。
「ずっとうちのものでいてよ。」
359 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 21:29:58.05 0
さすがに梨沙子ちゃんは動揺していた。
恋愛どころか、告白さえもされたことがないんだろうな。
その複雑な表情さえ愛しくて、すこし強めに抱き締めてみた。
ん・・・と、小さな嬌声が聞こえて、さらに興奮の度は増していた。
「梨沙子」
そういえば、うちさっきから梨沙子って呼び捨てにしてる。
今までちーともも以外はほとんど'さん'とか'ちゃん'をつけて呼んでたから、自分でもびっくりした。
それぐらいこの子にいれ込んじゃってるってことなんだろう。
「梨沙子、うちのものになってくれる?」
ここまでして断るはずがない。自信があった。
あれだけ周りにキャーキャー騒がれたら嫌でも自分の魅力に気づかされる。
本当は私の魅力ってのが好きじゃないけど・・・
でも今はその魅力をフルに使って梨沙子を自分のものにしようとしている。
10秒・・・ぐらい経った。
梨沙子なりに迷ったんだと思う。でも・・・うちの勝ち。
ゆっくりとうなずいた。
360 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 21:37:19.56 0
大量投下キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
361 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 21:47:58.40 0
すげぇいいw
362 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 22:10:42.67 0
乙です
363 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 22:50:38.54 0
明日は参加できるかも
364 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 22:54:44.70 0
じゃあ今日は俺が出来るだけ
365 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:27:57.17 0
>>349 「りーちゃんどこ行っちゃったんだろう・・・」
朝、保健室に行くと言ったまま姿を消した梨沙子。
具合が悪そうだったし、何処かで倒れているんじゃないかとか嫌な方向にばかり考えてしまう。
「とりあえず探さなきゃ」
愛理は思いつく場所を虱潰しに探してみた。
しかし何処にも梨沙子の姿は見つからなかった。
梨沙子の携帯にメールを送ってみても返事はこない。
愛理は途方に暮れていた。
もしかして先に帰っちゃったのかも・・・
そんなことを思いながらとぼとぼと廊下を歩いていると、
1つだけ探していない場所があったのを思い出した。
屋上だ。
屋上には昼休みにたまに2人でお弁当を食べに行くことがあった。
もしかしたらそこでお昼をとっているのかもしれない。
愛理はどうかそこに居ますようにと願いを込めながら、屋上へ繋がる階段へと急いだ。
366 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:34:47.17 0
梨沙子たちとは別の学校でのお話
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ねぇ・・・ホントに行くの?」
「何言ってるの今さら!応援してくれるって言ったのはキャップだよ!」
そうだけど・・・・といいたいところをこらえて熊井ちゃんについていく。
だいたい一瞬会っただけなのにどうしてこんなに熱中してるんだろう。
どうせ聞いても恋に理屈がなんたらかんたらって言われるだけだし・・・。
「みやと同じ学校ならバスで行けるね」
「でも待ち伏せなんてしたら迷惑じゃない?」
「放課後なら大丈夫ってなっきぃが言ってたし」
そうこうしているうちにみやたちの学校に着いた。
誰もいない・・・
「誰もいないじゃん!」
「まだ授業中なのかな?・・・」
「それぐらい調べてきなよ・・・付き合わされるこっちの身にもなってよ」
「いいじゃん。恋に待ち時間はつきものだよ!」
はぁ・・・熊井ちゃんの言う恋に○○っていうのは聞き飽きた。
でも、折角来た訳だし、他に術もない以上、待つしかない。
367 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:37:19.76 0
愛理らめぇぇぇぇw
368 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:44:27.36 0
>>366 校門前に差し掛かると女の子が1人、2人の横をものすごい勢いで走りぬけた
「え、今の愛理ちゃんだよね?」
「そうだった?」
「ごめん熊井ちゃん!ちょっと」
「え、ちょっキャップ!」
なんでか分からないけど走りぬけていった愛理ちゃんの頬に光る物が見えて追いかけずにはいれなかった
こんなに全速力で走るのは何年ぶりだろう
愛理ちゃんの距離が詰まるたびに息があがっていくのがわかった
「愛理ちゃん!」
やっと追いついて愛理ちゃんの腕を掴んだ
肩で大きく呼吸をしていた愛理ちゃんは背中を向けたままこっちを見てくれない
「なんかあったの?」
「…」
「みやとなんか…」
「なんでも!なんでもないんです…」
そういってるわりには震えている愛理ちゃんの手
「でも…」
「ほっといてください!」
愛理ちゃんは腕をふりほどくともう一度全速力で駆け出して行った
369 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:45:34.14 0
物語が動いてきたな
370 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:47:52.99 0
愛理ついに見てしまったかw
371 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:49:33.20 0
愛理・・・
分かっちゃいるけど泣けてくるぜ
372 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:49:59.01 0
その描写も書かないとなw
373 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:52:32.67 0
りしゃみやに校舎のどっかでやってほしいけど
エロを書いたことのない俺orz
374 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:53:49.57 0
それを愛理に見せるのは酷すぎないか?
見せない設定なら書いてもいいけど
375 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:55:10.27 0
368を見ると愛理はもう家帰ったんじゃない?
376 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:56:08.00 0
それはちょっと後のお話だからじゃね?
真っ最中なところを見てしまったのか否かが重要
377 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:57:42.23 0
>>368 「はぁはぁ…やっと見つけたよ…」
キャップの小さな背中が見えうちはその横へと並んだ
「キャップ走るの早いし」
問いかけても返事がない
いつもと違うその雰囲気に顔をキャップのほうへ向けた
「佐紀ちゃん?」
普通に素に戻ったうちはキャップのことを昔のように佐紀ちゃんと呼んでいた
それくらいキャップの顔は険しく長く続く道の一点をずっと見つめていたから
「熊井ちゃん。みやの高校戻るよ」
「え?でも、さっき乗り気じゃ…」
「気が変わったの」
「え、あ、うん…」
さっきまではうちが主導権を握っていたのにキャップのその険しい顔にはどうにも逆らえなかった
378 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:57:46.96 0
あー、なるほど
確かに愛理にエロは見せちゃいけないなw一気に話が重くなる
379 :
名無し募集中。。。:2009/06/26(金) 23:59:25.80 0
雅が抱きしめてるぐらいの描写でいいんじゃない?
380 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:00:29.32 0
>>379 じゃ、その描写お願いしていい?
そしたら頑張ってエロ書くよ
その間俺は例のゴキブリ退治に行ってくる(`・ω・´)
381 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:00:35.44 0
そうだね、それを愛理が見てショック受けて走って帰ったと
382 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:01:35.63 O
エロ見たんじゃなくて
屋上でみやりしゃがキスしてるの見て愛理が泣いたんだよね?
383 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:02:17.10 0
ゴキブリまだ生きてたのかw
俺もなんか書いてみます
384 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:02:57.02 0
>>380 おれセンスないから書けんよ><
助言くらいしか…すまん
385 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:03:20.64 0
>>382 うん。抱きしめてるところかキスしてるとこを見て泣いたんだと思う
エロはまだしてない
386 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:05:35.05 0
>>365 屋上へと続く階段を登りきりドアノブに手をかけた
「梨沙子、うちのものになってくれる?」
かすかに聞こえたそんな声にドアノブを回しかけた手が止まった
この声…
どこかで聞いたことのあるその声…
間違えるはずがない
夏焼先輩の澄み切ったキレイな声…
「なんだ…夏焼先輩はりーりゃんが好きだったんだ…」
私は堪えることのできない涙を拭いながら階段を一気に駆け下りた
387 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:08:20.79 0
いいねー
388 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:14:05.52 0
岩尾がモンキー衣装きてる(゚∀゚)
389 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:18:13.77 0
>>359 あの時と同じ。先輩に手を引かれて屋上を後にした
一回カバンを取りにお互いの教室に行く
私たちの学校は中高一貫なので渡り廊下で校舎が繋がっている
今日はもう授業はないので生徒はどちらの校舎にも全然いなかった
それに少しほっとした
カバンを取るという用事も済んだので下駄箱へ向かおうとすると、グッと反対側に手を引かれた
「先輩、下駄箱あっちですよ?」
「いいからこっち」
先輩に連れて行かれた先は進路相談室だった
390 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:30:30.53 0
書いてみたけど変だったらスルーしてくださいorz
391 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:30:59.94 0
愛理が切ない…
と思いつつりしゃみやのエロ展開にwktkしてしまうw
392 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:34:07.44 0
でもやっぱ何があっても愛理と梨沙子は親友でいてほしいよな
しばらくは気まずいだろうけど
393 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:38:49.76 0
>>386 上履きのまま私は校舎を出ると校庭も校門も一気に走りぬけた
どれくらい走ったただろうか
私の腕が誰かに掴まれて走り続けていた足が止まった
「愛理ちゃん!」
その声でもう誰だかわかった
清水さん…
泣いている姿なんて見せたくなくて私は清水さんに背中を向けた
「なんかあったの?」
清水さんの優しい声
でもそんな優しい声も夏焼先輩の澄んだキレイな声に聞こえてしまう
気づいたら私は清水さんの小さな手を振り払い止めていた足をまた大きく動かしていた
394 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:45:39.59 0
>>389 下駄箱と違う方向に手をひかれた時、うすうす感ずいた。
正直、すこしだけ、期待した。
建物の中、足を進めるごとに薄暗くなっていく。
高等部の校舎も始めてくる。
先輩は、3回の一番奥、薄暗い相談室の前で足を止めた
「入って」
何を言い返すこともなく、それに従う。
これから起こるであろうことに対する期待、喜び。
そして、それと同じぐらい、いやそれよりももっと大きな不安、恐怖。
いろんなものが入り混じって身体が強張っていた。
「はは、緊張しすぎだよ」
「すいません・・・」
「でもそれは・・・」
そこで言葉が途絶えて、次に聞こえてきたのはガチャリと鍵の閉まる音だった。
395 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 00:52:43.06 0
>>394 優しかった先輩の顔。
ガチャっという音とともに豹変した。
「梨沙子さ、ちょっと期待しちゃってる?」
「え・・・」
「だって、さっきから妙に無口だしw」
心の中を見抜かれていた。
やっぱり敵わないんだ、先輩には。
「その期待に応えてあげる。だから・・・」
「だから・・・」
「うちだけ見てて」
何か返事を返そうとしたけど、その声と私の心ごと、先輩の唇に奪われた。
「ん・・・・」
さっきの触れるだけのキスとは違う。
密着するような、求めあうようなキス。濃いキス。
口を完全に塞がれ、ちょっと息苦しい・・・。
呼吸をしようと口を空けると、待ってましたとばかりに先輩の舌が侵入してきた。
396 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:00:22.90 0
>>396 「んー!」
びっくりして、先輩の肩を押す。
身体が少し離れたけど、すぐに抱き寄せられ、唇が重ねられた。
気づくと壁に押し付けられるような格好になり、もう逃げ場がない。
ピチャ・・・ピチャ
耳を塞ぎたくなるような卑猥な水音を出しながら口内を犯される。
だんだん頭がぼーっとしてきた。
なんというか・・・・素直に言うと、気持ちいい。
調子に乗って先輩の口の中に舌を入れてみる。
「ん・・・んぁ」
少しびっくりしたように先輩が目を大きくした。
けど、その表情は一瞬で、すぐに艶めかしい表情に戻った。
397 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:01:00.62 O
エロきたわあ
398 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:01:04.41 0
ちなみにエロ描写は長い方がいい?
それとも流す?
399 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:06:30.92 0
長く読みたいってのが正直な気持ちですけど流した方が書きやすかったらそれでいいですよw
400 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:12:48.61 0
>>396 ◆ここから雅目線◆
梨沙子が舌をいれてきたときは流石に焦った。
なんというか・・・その学習能力に。
でも、徐々に興奮してきた。
恋愛に疎く、無垢で無知、それでいて人形のような顔立ちの女の子。
そんな子を今まさに自分色に染めてるということに。
「梨沙子、ほんとに初めて?」
「初めてです・・・」
「ほんとに?初めての割にはすっごいけどw・・・・もしかして、ちょっとエッチさんなの?」
「違います!」
必死に否定する梨沙子がかわいくて、つい笑っちゃいそうになった。
ふと、目線を下にずらす。
中学生とは思えない豊満な身体。私よりずっと大人っぽい身体。
自分自身、無意識に相当興奮しているみたいで、梨沙子の胸に手を伸ばした。
「・・・・っ!!」
声にならないような喘ぎと、とろけそうな弾力。
こんなの初めてだった。
「エッチくないって言いながらそんないやらしい声だしてるじゃんw」
「だって・・・んっ!」
少し強めに、揉みしだいてみる。
「んぁあ・・・!」
予想以上の感度に、興奮は最大限に上がっていった。
401 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:22:01.30 0
この子・・・中学生のくせにうちよりずっと大きめの下着・・・
梨沙子はうちのものだから、こんなものいらない。
左手で大きな胸の感触を堪能し、右手でボタンを外す。
当然口で梨沙子の口内もしっかり責める。
「あ、ちょっと・・・」
梨沙子が抵抗するような声を上げたけど、そんなのどうでもよくて、ただひたすら、早くこの子のすべてを見たかった。
おへその辺りまでボタンを外すと下着を一気にたくしあげた。
「いやっ・・・・!」
予想通り、いや、それ以上の大きさに、ゴクリとのどが鳴る。
「大きいね、梨沙子。エッチな証拠だよ」
「違います!これはだって・・・!」
「まだそうやって言い張るんだw」
そう言い捨てると、中腰になり、ちょうど胸の高さに顔を持ってくる。
そして一気に胸の頂点を口に含んだ。
「ああっ!ちょっ・・・やっ・・・」
大きな嬌声。相当な感度なんだろうな。
チュパチャパと、吸い上げるたび、苦しそうで快感の声を上げる。
今までで築き上げたクールなキャラ、プライドを忘れて、一心不乱にそこを責め立てた。
402 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:25:26.74 0
>>377 黙ってキャプの後ろについていく
その足は校門で止まることはなく、そのまま校舎へと向かっていく
「佐紀ちゃんどうしたの…?」
「…」
キャプが今何を考えているのか私にはわからなかった
「ねぇ…佐紀ちゃんってば」
「いいからみやのこと探すよ」
視線を変えずに迫力のある声でキャプが言った
私は頷くしかなかった
「え、…うん」
403 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:31:41.86 0
◆ここから梨沙子目線◆
こんな声、人生で一度も出したことないのに、次々に出てくる。
胸なんて、まじまじと見られたこともないのに、弄ばれて、舐められて・・・。
先輩が口でしてくれるたび、頭からつま先まで微弱な電流が流れる。
「んあぁっ・・・・ん!」
こんな声先輩に聞かせたくない、エッチな子と思われたくない。
手で口を塞いで、声を出さないようにすると、胸の刺激が止まった。
「声、聞かせてよ」
口に手をあてたままぶんぶんと首を振る。
「梨沙子、うちの言うこときけないんだ・・・」
そんなこと言われても聞かれたくない、絶対に。
「そう・・・じゃあしょうがないね」
しょうがない?やめちゃうの?そんなのやだ・・・・
「ほんとはここまでするつもりなかったけど」
そういうと、先輩の手が下半身に伸びていった。
物心ついてこのかた、自分以外の誰にも触れられたことのない場所。
そこに触れられた瞬間、口を塞いでいた手も意味をなさないぐらい大きな声を上げてしまった。
404 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:43:25.27 0
>>402 「ね、ねぇ…。勝手に入って大丈夫なの?」
いつも強気な熊井ちゃんと違いこういう時だけチキンになる
生徒が帰ったあとの学校はいつもの騒がしさはなくシンと静まり返っていた
「みやは2年生だから3階かな」
なんの躊躇いもなく階段のほうへ進んでいくキャップの後に熊井ちゃんは恐る恐る続く
3階につくと1組、2組、3組…とクラスが続いていた
そして廊下の先に見える薄暗い教室の前で2人は足を止めた
「みや、どこにいるのかなぁ…誰もいない学校なんて恐いし早く帰ろうよ…」
「シッ!静かに!」
人差し指を唇にあて熊井ちゃんを見つめたキャップの耳には
そのかすかな声が聞こえていた
405 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:46:06.38 0
>>403 ◆ここから雅目線◆
「はぁっ!!!!・・・・・・・・・・ああん!」
梨沙子が大きな声を上げてる。
でもそれ以上に驚いたことがある。
「すっご・・・」
梨沙子の下着が、今までの子の比じゃないぐらいに濡れていた。
すると梨沙子は、立っていられなくなったらしく、へたへたと床に座り込んだ。
とりあえず私の上着を床に敷き、梨沙子を横にさせる。
「梨沙子、痛い?」
「痛くないけど・・・ハァ・・・何かポーっとしてる」
イきそうなんだ、ちょっと触れただけで。
胸だけでここまで感じてるなんて素質はあるんだ。
「梨沙子、聞いて?」
「?」
「今から梨沙子にすっごく気持ちい事してあげる。だから・・・」
「だから・・・?」
「みやって呼んで」
自分でも何を言ってるんだろうと思った。
でも、先輩と呼ばれると距離を感じて仕方なかった。
「でも・・・」
当然のように躊躇している梨沙子が愛おしくて、ゆっくり梨沙子の女の子の部分を撫でてみる。
「んふぁ・・・・あ・・・・!」
「分かった?」
「分かったぁ!分かったから!」
「よろしい」
会話はこの辺でいいだろう
406 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:51:10.25 0
「ああっ!!・・・・いやっ!!!・・・・んんん!」
下着の上から指で強めに撫でる。
普通の子じゃ満足できないような刺激なんだろうけど、この子にとっては強すぎる刺激。
「せんぱっ・・・!なん・・か・・・」
「先輩って言おうとしたでしょ」
先輩と呼ばれた・・・契約違反。秘部にある蕾をつまんでみた。
「たっ!・・・・・・!!っくぁ!!」
「うちの名前は?」
「あっ・・・!みや!!みや!!!・・・・・ああああっっ!!」
一瞬ビクビクと腰が浮いたと思ったらぐったりと脱力した。
下着の奥からは、さらに生暖かい体液が溢れてきていた。
407 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:52:23.50 0
とりあえずエロはここまで
こっから熊井ちゃんたちをどう動かすかは他の作者に任せるわ
てか最近のゴキジェットってすごいね
ひと噴きでもがき苦しんでたわ
408 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 01:57:12.11 0
抜いた
てかゴキジェットってwwww
409 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 02:03:19.21 0
>>404 「この声って…」
「熊井ちゃん。先にドア開けてくれない?」
「え?なんで?」
「今みやと正面から会ったら殴っちゃいそうな気する…」
今まで見たことのないキャップの切なそうな顔
それは今にも泣いてしまいそうな顔をしてるようにも見えてうちはそれ以上何も言わず自分からドアを開けた
「みや!」
部屋を開けると見たくはない光景がそこには広がっていた
410 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 02:04:13.77 0
鍵しめてなかった?w
411 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 02:06:23.69 0
佐紀ちゃんらめええええええええええ
412 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 02:11:42.96 0
すげぇ文才だなぁ
413 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 02:22:06.29 0
自分の部屋に駆け込んで鍵を内から閉める
「ハァハァ・・・・・・な、なんで・・・嘘でしょ・・・」
さっきの光景がフラッシュバックする
りーちゃんを抱きしめる先輩
先輩に応えるりーちゃん・・・
なんで?なんで?りーちゃんがなんで先輩と一緒なの?
なんで先輩と話してるの?
なんで先輩に抱きしめられてるの?
なんでりーちゃんはあたしに何も言わないの?
なんでなんでがぐるぐると巡りあたしはその場に座り込んだ
414 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 02:41:13.98 0
多少の矛盾は気にしないで行こう
415 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 02:59:32.08 0
みやもも書いてみた↓
416 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 02:59:56.62 0
「ねー、みやってまた髪伸ばしたりしないの」
体育館で授業中、ジャージ姿の千奈美が聞いてきた
今日はバスケで、ローテーションのため他のチームが試合してるのをただ見ている
「伸ばすと面倒くさい……」
うちは肩に届くか届かない程度の茶色い髪をクルクルと撫でながら言った
「……若い女の子が言うセリフじゃないね
あーあ、みやのロングはロングで良かったのにな」
「そうかなぁ」
「ほら、みやと高校で出会ったころはロングだったじゃん
それがさ、2学期になって久しぶりにあったらめちゃショートになってて
びっくりしたってどころじゃなかったよ」
417 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:00:26.65 0
「あー、そんなこともあったねぇ」
ちょっと思い出し笑いをしてしまう
だって千奈美が教室で思いっきり目を見開いてギャーって絶叫したんだから
「あのころからすんごくみや、モテモテになったね
あと女癖もすんごく悪くなった。手当たり次第、ってやつ?」
「ったく、どうでもいいことを……」
本当に千奈美は口が減らないんだから
まるで誰かさんみたいに
「ねぇ、なんでショートにしちゃったの?」
「さっぱりしたかったから、かな」
418 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:00:58.13 0
「なにを??」
「なんだろう」
「って、またみやはそうやってはぐらかすー」
私はしつこい千奈美を振り切ろうとした
けれどすぐにまた質問攻めに遭う
ホント、こういうところまで誰かさんにそっくりだ
「あ、そうだ。さっきのフリースロー
さすが元バスケ部、うまいねー」
「……いちおう籍は残してあるんですけど。
まぁフリースローは散々やったからね」
―――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――
――――――――――
419 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:01:21.68 0
これはうちが中1の2学期、ある日部活が終わってみんなでモップがけをしていたときのこと
本当だったら1年だけでやるらしいのだが、なにぶん人が少ないので部員総出でやるのが習慣だった
「ねぇ、夏焼ちゃんってなんでショートヘアーにしないの」
「する理由、ないですから」
物心ついたころからずっとロング
こだわりがあるってわけではないのだけれど、
だからといって「はいそうします」でショートにするものでもない
私はモップをかける足を速めた
「って、またすーぐ逃げる。理由だったらあるよ
ほら、動きやすくてバスケしやすいじゃん
もっとバスケ上手くなれるよー」
420 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:02:01.37 0
嗣永先輩がモップをもちながら身をクネクネさせて、ドリブルの真似をする
そんなドリブル得意なわけでもないのに
「だったら、つぐさんはスキンヘッドにしたほうがいいかもしれないですね
そうすればうちの部の連敗記録、とまりますよ」
「夏焼ちゃんひどーい」
先輩に皮肉いっぱいに言ってやった
先輩は部活では後輩から「つぐさん」って呼ばれていて、うちも影響された
「えー、もも見たいなー、夏焼ちゃんのショート」
「そんなもの見てどうするんですか」
「……さぁ?」
421 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:02:24.91 0
先輩は目線を斜め45度宙に浮かし小首をかしげた
「さぁって……あきれた」
「って、見たいものは見たいんだから」
このあとも先輩に食いさがられた
こうなるとしつっこくて、こちらが折れるまでずっとこう
仕方なく妥協案を出した
「じゃあ、フリースロー5投勝負でつぐさん勝ったら切りますよ」
「えー……あの、フラフープとかお尻相撲じゃだめ?」
「……つぐさん、バスケ部の部長ですよね?
駄目です。これ以上譲歩しませんから」
先輩は苦虫を噛み潰したような顔で、非難の声を上げた
422 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:02:55.91 0
うちはフリースローは得意中の得意
5投のうち平均で4投は入る
対する先輩は……1本でも入ればいいほう
バスケ部なのにボードにもリンクにも当たらないいわゆる「エアボール」もよくやらかす
「あと、こちらが勝ったらジュースおごって貰いますね」
「えー……うまい棒とか5円チョコじゃだめ?」
「だめですって」
女の子の髪とジュース一本、勝負で賭けるにしてはこれでも大サービスなのに文句をいう先輩って……
それに代替案のなんとひどいこと
423 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:03:19.07 0
「先輩あざーす」
「……く」
うちがおいしそうにジュースを飲むのを先輩は横で眺める
その日の部活帰り、近くのコンビニでうちは予定どおり先輩からジュースをおごって貰った
「だから言ったじゃないですか」
「うぅ……」
初日の結果、5−0でうちの勝ち
先輩は3本エアボールをやらかした
「今度は負けないんだから!」
「まだ諦めつかないんですか?」
「だって、バスケの神様が言ってた! 『あきらめたらそこで試合終了だよ』って」
……また先輩がバスケをはじめるきっかけになったあの漫画か
お父さんが持っているみたいで感化されたとか
噂によると、試合で3ポイントを狙うのもあの漫画のせいらしい
「またジュース奢ってもらうなんて悪いですねぇ、せ・ん・ぱ・い」
「う…今度こそ」
その日から部活が終わった後、うちと先輩のフリースロー対決が始まった
だいたい週3回のペースで部活帰りにジュースが飲めることとなった
424 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:03:59.10 0
秋が過ぎて冬が来た。
「だから、つぐさんは筋力が弱すぎるんですよ。筋力つけばもっと楽にスローできますよ」
「腕立てやだぁ、さむいー」
「つべこべ言わずに! うちも一緒にやりますから」
本日のスコア、4対1。
勝負が終わったあとは二人、凍えるような誰もいない体育館で筋トレをした。
その日、コンビニで奢ってもらったのはホットの午後の紅茶。
暖かい紅茶で一息ついていると、隣で先輩が寒そうに体を震わせていた。
「……はい、先輩。のこりどーぞ」
「え、でもぉ」
「うちはもう十分ですから遠慮なく」
「だってぇ、そ、その……間接キ…ス」
そっちか。
最後のほうは口ごもっていて何とか聞き取れる程度だった。
マフラーに顔半分をうずめている。
425 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:04:20.74 0
「別に女同士だから気にすることないと思うんですけれど」
「そ、そう? じゃあ……いただきます」
先輩がおそるおそる口をつけた。
こっちまで恥ずかしくなってくる。
「……ふはぁ。おいしいね」
飲み終えた先輩がこっちを向いた。
暖かい飲み物を飲んだからなのか、頬は上気していた。
よく見ると先輩って、けっこう美人かもしれない。
まつ毛長いし、綺麗な目鼻立ちしてるし、横顔だってなかなか……。
「どうしたの、夏焼ちゃん?」
「べ、べつに。寒いから早く帰りましょうよ」
ちょっとだけ見とれてしまった、なんて絶対に言えない。
その日から、ジュースは二人で回し飲むようになった。
426 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:04:40.96 0
冬が過ぎ、春が来た。
「あとは、もうちょっと落ち着いて……。フリースローは集中力が大事だから」
「うん……よし」
桃がひとつ深呼吸し、スローする
ボールは綺麗な弧を描き、ゴールに吸い込まれた
「やった、3本連続!! 新記録だよ、みや」
「あー、はいはい。それが勝負のときにできるといいね」
「むぅ、また痛いところを」
本日のスコア、5対2
3本連続入ったのは、勝負が終わったあとの練習
冬場の筋トレが効いたのか、桃子がエアボールをすることはなくなった
力まなくてもボールがリングに届くようになった
427 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:05:06.29 0
このころになると二人きりのときはタメ口でいいよ、と言われて「桃」と呼ぶようになった
桃子の方はうちのことをみやと呼ぶようになっていた。
いつの間にか部活の先輩後輩以上の関係、それこそ友達と呼んでもさしつかえないくらいになった
プライベートでもちょこちょこ遊ぶ……いや、連れまわされるし
「勉強、はかどってる?」
「ううん、これがなかなか」
「でも、桃は朝礼学園高校を狙ってるんでしょ?厳しくない?」
「厳しいけど……ほら、あれ。『あきらめたらそこで試合終了だよ』の精神。
頑張らなきゃね。なんといっても制服かわいいしぃ」
桃と同学年の先輩の話だと、桃の学力だと朝礼学園がかなり厳しいとのこと。
428 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:05:25.96 0
それでも、うちはなぜだか桃子だったら大丈夫な気がした
あれほど絶望的だったフリースローもこれだけ上達したんだから
「さてと、今日もコンビニ行きますか」
桃子がボールを軽やかにドリブルしながらそう言った
ぎこちなかったドリブルも、いまではずいぶん滑らかに
こうやって二人で過ごすのが当たり前になって、
桃子は当初の「ショートヘアー」のことを忘れているかもしれない
「今日はコーラが飲みたいなぁ」
いつの間にか、奢る飲み物の指定までちゃっかりするようになっていた
429 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:06:21.26 0
春が過ぎ、季節は夏へ
桃子と一緒にバスケができる最後の季節
3年は夏の大会が終わると―つまり負けると引退だから
やっとうちの部もちゃんとバスケのゲームらしいものなってきて、
練習試合ではたまに勝てるくらいにはなってきた
目標はずばり「初戦突破」
それも対戦相手しだいでは叶わないこともなかったのはずなのだが
桃子が引いてきたくじは最悪の結果だった
初戦の相手、私立朝礼学園中学、去年の秋季大会では都大会優勝
そのキャプテンの矢島舞美は年代別の全日本選抜に選ばれたと聞いた
桃子の志望校の付属中学というのがなんとも縁があるというか皮肉というか
430 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:06:37.02 0
みんな諦めムードのなか、桃子は気を吐いた
「朝学に勝てれば、『全国制覇』も夢じゃないよ!!」
桃子は「全国制覇」という言葉も好きだった
これも例の漫画の影響みたいだが
その日を境に、時間の限りみんなで練習をした
授業をのぞく朝6時から、夜8時まで
昼休みもみんなで体育館に集まって練習した
土日だって朝から晩まで限界まで
桃子もうちもフリースロー対決のことなんて忘れてがむしゃらに練習した
後になって思うと、なんであの時はみんなあんなに練習できたのか不思議だった
431 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:07:57.01 0
戦前は100−0とも150−0とも予想されていた
うちらは必死で頑張ったし、走り負けることはなかったんだけれど残念ながら負けた
結果は72−33と周囲を驚かせるものだった
負けて、みんなでボロボロ泣いた
前だったら、負けてもみんな悔しそうじゃなかったのに
試合の終了直前、というか終了時に桃子が初めて3ポイントを決めた
終了のブザーが鳴る中、きれいな弧を描いてゴールに吸い込まれたバスケットボール、きっと一生忘れない
その日の夜、部員そろって3年生のお別れ会をした
みんなで思いっきり弾けて、最後は近くの公園で花火をした
最初はどうでもよかったバスケもバスケ部も、大切なものになっていた
なにより、すごく大事な人ができた
432 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:08:24.29 0
「ねぇ、みやー」
帰り道、桃子が駆け寄ってきた
「あのさ、フリースロー勝負しよ」
「え、いまから? もうすぐ10時だよ」
「そうだけど……今日で引退だから」
……そう言われると付き合うしかないじゃない
433 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:09:41.02 0
時間は夜10時過ぎ、部員だったら誰でも知っている鍵が壊れている窓から
体育館に忍び込み電気をつけボールを用意した
「今日こそは負けないよ、みや」
「今日もジュースご馳走様です、桃」
うちが先攻。一本目、成功
桃は後攻。一本目、成功
うちが二本目、三本目と成功したのに対して桃子は二本目、三本目と外した
四本目、これを決めれば勝ち
それは桃子とのバスケ生活も終わりも意味する
434 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:10:16.11 0
急に目の前がぼやけた
うちの四本目、リングに弾かれ失敗
桃子は二度ボールを床につき、構える
なぜかうちは成功を願っていた
桃子の手から放たれたボール
朝学との試合のときのような綺麗な弧を描き、桃子の四本目成功
うちの五本目
集中力を途切れさせたのが影響して、今度はリングの内側を一周したものの、
リングに嫌われて失敗
桃子の五本目
タイミングが合わないのか、何度もボールを地面につく
10回以上ついた後、桃子は構え、ボールを放る
二人してボールの行方を見守る
数秒後、桃子から抱きつかれて喜ばれた
初めて三本決まり、これまた初めて同点で五本終えた
本来ならばここから延長戦のはずなのだが、宿直の先生に見つかり終了した
435 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:10:50.50 0
「ちぇ、せっかくみやを追い詰めたのに」
「追い詰められてないって」
引き分け、ということでお互いにお金を出してコンビニの前でアイスを食べた
宿直の先生が話のわかる先生で、親にも顧問にも内緒にしておいてくれるのが助かった
まぁ30分以上お説教はくらったけれど
こうして桃子とコンビニの前で駄弁るのも最後、そう思うと胸が苦しくなった
「あ、みやさ。フリースロー対決の続きは高校で。
ももが先に朝学に入ってみやが来るの待っているから」
そこそこ勉強ができる桃子が入れるかどうかもわからないのに、うちなんて到底……
「だからさ……髪を切らずに待っててくれないかな?
絶対にみやに勝ってショートにさせてみせるから」
また勝手なことを一方的に
そう思っていた
思っていたけれど
436 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:11:26.79 0
人の縁とは不思議なもので、桃子とは縁があった
桃子はなんとか朝学に潜り込み、うちはさらにギリギリ潜り込んだ
桃子は約束どおりバスケ部に入っており、うちも桃子から激烈な勧誘を受けまた同じ部に所属することに
あの矢島舞美も部に所属しており、桃子とやけに仲良くしているのが無性に腹が立った
髪は、桃子と約束したからというわけでなく、特別切る理由がなかったからロングのままだった
「みや、また……する?」
「当然。ジュース奢ってもらうためにここまで来たんだから」
また桃子とフリースローをする日々
桃子はさらに上達していて、五本中四本は当然のように決めてくる
うちも気を抜くことはできず、なんとか運良く勝ちを重ねていった
ショートにするのも時間の問題
ファッション誌をひろげつつ、ショートヘアーには何が似合うか考えるようになっていた
中学校のときみたいに桃子と同じ時間をすごし、同じ目標に向かって努力していくものだと思っていた
けれど、そんな日々は桃子とのキスで終わりを告げた
437 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:12:05.83 0
お互いに部活には顔を出すものの挨拶いがいに言葉を交わすことはなくなった
フリースロー対決をすることも、ジュースを奢ってもらうこともない
そんな関係に焦れて仲直りを考えたころ、桃子はうちの前から姿を消した
いなくなって気がついた
うちの色々なものは桃子に影響されていることを
バスケ部に入ったのも
この高校に入ったのも
髪が長いままなのも
告白されても誰とも付き合わなかったことも
いろいろなものの理由をうちは失った
それからうちの生活は一変した
だって、桃子がいないのに、ここでバスケを続ける理由なんてどこにもない
438 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:12:32.35 0
夏休みの最後の日、うちは行きつけの美容室に来ていた
顔なじみのお姉さんが迎えてくれた
「あら雅ちゃんいらっしゃい。今日もいつもと同じ揃えるくらいでいい?」
「いや、今日はこれくらいで」
私は首の辺りで手をヒラヒラさせた
「え…と、雅ちゃん学校退学になったの?」
「ちがいますって、肩に届くか届かない程度に切ってください」
「あ、なんだびっくりしたよー……って、えええ!!!」
お姉さんはすごいおっきな声で驚いたため、店内の視線が集まった
「お姉さんだってショート散々勧めてきてたじゃないですか」
「そうだけど……いいのかなって」
「いいんです、ざくっとやっちゃってください」
439 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:12:57.91 0
お姉さんがハサミを入れる
鏡の中のうちから、髪が落ちていく
落ちていく髪とともに桃子との日々が蘇る
気がつくと、視界がぼやけて見えなくなっていた
「ねぇ、雅ちゃん、何かあった?」
「別に……何でもないですよ」
「そう」
いつもはカットの間、ずっと世間話を続けるお姉さんがそれ以降何もしゃべらずに黙々とハサミを動かした。
うちはただ声を殺して、ポロポロポロポロ涙を流し続けた
440 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:13:21.97 0
「どうかな雅ちゃん」
「あんまり似合ってなくないですか?」
「そんなことないよ、すごく似合ってる」
カットし終わり、目を真っ赤にしていたうちはお姉さんからはほめて貰った
けれどうち自身はビミョーな気分だった
だって、鏡に映る自分は見たことのない自分だから
桃子はこんなうちを見て何て言ってくれるのだろうか
似合ってると褒めてくれるのか
あり得ないって、笑われるのか
それとも、切らせてごめんって謝られるのか
桃子がいない今ではわからない
ただなんとなくわかることは、うちの髪型もフリースローもきっかけにしか過ぎなかったこと
うちが負けてショートにしても、理由をまた二人で探してフリースローを続けていたかもしれない
二人で同じ時間をいっしょに過ごすことに意味があった
うちがいて、桃子がいて
たぶんそれだけでよかったんだ
441 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:13:59.69 0
―――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――
――――――――――
「ねえ、みやってばー。何ぼーっとしてるの」
千奈美が話しかけてきて、我に返る
体育館にいると、いろいろと思い出してしまっていけない
「あぁ、ごめんごめん
そうそう、髪を伸ばさない本当の理由だけれど」
「うんうん」
「髪を伸ばす理由が見つからないから」
「……それ理由になってないし」
「なってるって」
442 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:14:41.39 0
ねぇ、桃
もうしばらくショートのままでいてあげる
だって桃がショート見たいって言ってたから
でもね、桃
桃より大切な人ができて髪を伸ばしたら言われたら
また伸ばしちゃうかもしれない
だからね、桃
もう怒ってないから早く帰ってきてよ
待つのってあまり性にあわないんだから
そうしたらジュースの一本くらい奢ってあげるから
443 :
名無し募集中。。。 :2009/06/27(土) 03:16:20.48 0
……終わりです
お話の世界観を広げるのに役立つといいなぁ
444 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 03:17:23.11 O
危うく泣くところだったぜ
445 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 03:20:31.70 0
夜中にふと目覚めて見れて本当に良かった…これはのちの展開にも期待w
もしも桃があらわれてしまったりしたらどうなるんだろw
446 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 03:22:19.24 0
447 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 04:20:51.87 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
448 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 06:02:22.89 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
449 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 06:43:23.47 0
おいおい 最高じゃないか
450 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 07:05:46.20 O
451 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 08:28:26.05 0
452 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 09:03:11.52 0
>>409の続きを書こうと思ったんだがどうにも展開が浮かばんw
453 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 09:04:14.35 O
454 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 09:09:05.22 0
455 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 10:28:39.06 0
作者のみなさん乙です!
エロは興奮したし回想も感動しますた
456 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 11:57:53.58 0
それは中学に入学したばかりの頃
人見知りな性格の上引っ越してきたばかりという状況も重なって、
学校生活は楽しいと言えるものではなかった
話す友達はいるけれど、どこかみんな探り探りのこの季節。上辺だけの友達。そういうのはあまり得意じゃない。
けど、悪いのは周りの友達じゃない。あたしが相手に心を開かない限りこの状態は変わらないということは分かっていた。
けど、だからといってすぐに心を開けるわけもなく。ただ日は過ぎて行った。
そんなある日、再婚して間もない両親が家で派手な喧嘩をした。
またか、とため息をつき家を出る。でもそれは表面上の精一杯の演技。心の中はズタズタだった。
学校に着いてからも何度か泣きそうになったが、友達と世間話をしてなんとかそれを堪えていた。
でもそれにも限界がある。あたしはもともと涙腺は強いほうじゃない
とにかくみんなに涙は見せたくなくて、屋上に逃げた。
なんであたしの家はこうなんだろう。また離婚するのかな。そしたらお母さんバツ2か・・・・
そんなことばかりを考えてたら当たり前だけど涙は余計に溢れた
幸い屋上には誰もいない。思いっきり泣こう。そう思った瞬間屋上の扉が開いた。
「だいじょうぶ?」
そこには同じクラスの愛理ちゃん。
クラスの中では一番話す子だ。といっても他の子と比べてだけど。
「大丈夫だよ」
焦って涙を拭く。すると何を思ったか愛理ちゃんはくるっと後ろを向いてあたしと背中合わせに座った
「え?」
「ごめんね、泣いてるとこに来ちゃって。あたしは見てないから、泣いてていいよ。」
驚いて思わず振り返ると、愛理ちゃんはあたしの後ろで体育座りをして顔を膝に埋めていた。
「・・・・っく・・・うう・・う・・・」
あたしはその日、愛理ちゃんの背中の温かさを感じながら思いっきり泣いた。
457 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 11:59:07.48 0
それから、二人はすごい仲良くなった
あたしは愛理と呼び捨てにするようになったし、向こうも梨沙子とか、愛嬌こめてりーちゃんとか呼んでくれるようになった。
お互いなんでも話すようになり、一緒に笑って、一緒に悩んで、たまーに喧嘩してはまた仲直りして。そしてあたしにとって愛理は掛け替えのない存在になった。
あたしが泣いてしまった時も愛理が泣いてしまった時も、いつでも二人は側にいた。
喧嘩して「もう知らない!」なんて二人して泣いてる時も、あたしと愛理は黙って側にいた。
一緒にいる理由なんてない。何か得するわけでもない。それでも一緒にいるのが友達なんだと。
他でもない愛理から、大切な愛理から教わった。
458 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 12:00:43.32 0
「りーちゃん、どうでもいいとか言ってるけどほんとは両親に仲良くしてもらいたいんでしょ?」
いつだったか、家のことを愛理に愚痴っていた時のこと。
突然愛理はそう言った。
「んー、そうかもしんないけど、信じられないよ」
あたしは笑う。愛理も笑った。大人なんて勝手だよねーとか、いつもはそんな感じで終わっていたから、今日もそうなるだろう。
そう思っていた。でも・・・・・
「りーちゃんが信じたいなら、私も一緒に信じるよ」
「え?」
「そしたら、裏切られる時も一緒でしょ?」
「・・・・・・・・・」
「家のことだけじゃなくても、りーちゃんが信じたいものは私も一緒に信じてあげる」
いやー我ながらかっこいいなーなんて冗談を言いながらおちゃらけてる愛理。
あたしは、そんな愛理を見て「うわ、雰囲気台無し〜」と肩を叩いてやった。
いたーいなんて言いながら大げさに寝転がった愛理は、そっぽを向いたまましばらくこっちを向かなかった。
あー恥ずかしーなんて言ってるけど、
本当は、涙が溢れてしまっているあたしに気付かないふりをしてくれてたんだろう。
「ありがと、愛理」
「いーえー」
そっけなくてまた笑った。
459 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 12:01:27.95 0
あたしはいまだに両親のことを信じられないし、恋愛のこととかにも抵抗がある。
それはしばらく変わらないだろう。
でも、今こうして悩んでいるのは、信じたいから悩んでいるのかもしれない。
信じたいと思えるのは、間違いなく愛理のおかげだ。
愛理がいてくれるから、あたしは悩んだり考えたりすることから逃げずにいられるんだろう。
ねえ、愛理。
愛理が泣いてるのなら、あたしはやっぱり側にいたい。
たとえ傷つけたのがあたしだとしても、側にいたい。
馬鹿って怒ってくれてもいい。
口を聞いてくれなくてもいい。
許してくれなくてもいい。
でもね、嘘だけはつきたくないんだよ。
ほんとはね、愛理に相談したいことがたくさんあるんだよ。
ねえ、愛理。
あたしが一番信じたいものはやっぱり愛理なんだよ。
460 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 12:02:41.08 0
梨沙子と愛理の番外編でした
461 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 12:15:12.55 0
うあああ、おつです
462 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 12:40:46.27 0
名作増えてるー
463 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 12:44:42.82 O
>>409 私は二人が密着して抱き合ってる姿をただ呆然と見ていた
こんなところで…とか
愛理ちゃんはどうするの…とか
色々思うところはあるはずなのに、私は目の前の二人がとても綺麗で美しくて…
つまり見惚れていた
梨沙子ちゃんの高くて甘美な喘ぎ声
恍惚とした表情
みやの梨沙子ちゃんへの愛撫
梨沙子ちゃんの体を舐め回すみやの顔
「熊井ちゃん、いこ」
私は熊井ちゃんを引っ張ってその場から逃げるように立ち去る
何?あれは何?
自分が経験したことのない行為をしている二人を見て私は顔が熱くなっているのに気付いた
464 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 13:09:41.55 0
そして見られたことに気付いてないみやりしゃ
465 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 13:47:45.58 0
行為が終わって息を整えるあたし
そんなあたしに自分のブレザーを背中から掛けてくれる先輩
「あ、ありがとうございます・・・」
そこで自分が半裸状態であることに気づいて顔の熱が一気に上がる
「大丈夫?」
あたしの髪を優しく撫でてそのまま肩を抱いてくれる先輩
「・・・はい・・・」
その言葉であたしは先ほどの行為を思い出して俯いてしまう
466 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 13:57:43.09 0
>>465の前
雅の行為はエスカレートしていた
梨沙子の濡れそぼった秘所を繊細なテクニックで指で刺激する
「あっ・・・あん・・・はぁ・・・あぁああ」
あまりの快感から自然と声が梨沙子の口から漏れて自分でも抑えられなくなっていた
今まで性経験のなかった梨沙子にとってはそれは強烈過ぎる快感で
白かった肌は熱く火照りピンク色に染まり迫り来る快楽に身をよじらせる
それでも雅の攻めには今まで抱いてきた女のとは違って優しさがあった
しかし幾多の女性経験を積んできた雅のテクニックに梨沙子は耐えられるはずもない
どこをどうすれば相手が悦び、どこが気持ちいいところなのか同じ女である雅は心得ている
その証拠に梨沙子は登りつめ限界が近づいていた
「んあ・・・駄目駄目!・・・いや!みや!」
絶頂が近いと悟った雅は梨沙子の耳元に口を近づけて囁いた
「我慢しないで逝っちゃっていいよ・・・」
そうして雅は梨沙子に耳に息を吹きかけ優しく噛んだ
その瞬間梨沙子は抑えつけていたものが弾けて頭の中が真っ白になった
体が硬直し仰け反る
閉じた瞳のなか光が煌めいて大きな快感の波にのまれて意識が遠くなる
「はあはあはあ・・・」
全てが終わって心地良い余韻に梨沙子は浸っていると
自分の体を優しく抱きしめてくる感触を感じた
瞳を開けると目の前に優しく見つめる先輩の顔
467 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:13:22.76 0
「あとさ、言い忘れたんだけど」
「・・・・?」
「敬語も禁止ね」
「えっでも・・・・・」
「まぁみんながいる時はいいけど。二人の時は敬語はダメ。分かった?」
「・・・・はい」
「あれー今なんて言った?」
「う、うん!」
完全に先輩のペース
女慣れしてるのも遊び慣れしてるのも分かる
しかしそんな先輩に完全に虜になっている自分がいた
(あたし、どうなるんだろう・・・・)
468 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:16:43.92 0
雅は汗ばんだ梨沙子の額を撫で梨沙子を見つめた
梨沙子の大きな瞳もうちを見つめて目と目が合う
しばらくお互い見つめ合っているとどちらからともなくキスをした
それは前のような激しいキスじゃなく触れ合うだけの優しいキス
唇を離すと雅は梨沙子がたまらなく愛しくて胸の中で抱きしめた
梨沙子はされるがまま雅の腕の中で瞳を閉じて抱きしめられる嬉しさを覚えた
そんな梨沙子の髪を雅が優しく何度も撫でると
梨沙子は嬉しくて雅に優しく微笑み
そうして、また2人はキスを交わした
放課後の穏やかな夕暮れ時のことだった・・・
469 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:18:29.85 0
470 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:22:44.40 0
イイヨ イイヨ
471 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:24:32.95 0
興奮したなりよ
472 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:30:12.74 0
ここからは愛理のその後を書くね
473 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:37:20.77 0
>>468 先輩に家まで送ってもらって、疲れた体をベッドに預ける
そして思いふける
ライブに行って「好き」と自覚したと思ったら、
その日のうちに先輩の自転車の後ろに乗って
なんとホテルまで行ってしまって
ギュッと抱きしめられて
次の日にはキスをして
そのままさっき体を重ねた
あまりの展開に頭がついていかない
あたしは今幸せなんだろうか
先輩の特別になれた喜びや、あたしみたいな人は他に何人いるんだろうという疑問。
純粋に先輩を好きだという気持ち。どんどんはまっていく自分への恐怖。
そしてこの先の不安。
いろんな思いが押し寄せてきてドキドキが止まらない
―愛理・・・・。
目を瞑ると浮かぶのは親友のこと
言わなきゃ、隠してちゃダメだ・・・
そんなことを思いながら少しだけ眠った
474 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:39:50.65 0
>>473 愛理のその後を書いてくれるということなので繋がるように書いてみました
>>468がいい感じに終わっているのでいらなかったらスルーしてくださいorz
475 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:43:30.28 0
愛理は帰り道、暗く沈んだ気持ちで歩いていた
数時間前の・・・屋上で見た夏焼先輩とりーちゃんの関係が目に焼きついて離れない
私が知らない間に2人が惹かれあって急接近してただなんて知らなかった
私は夏焼先輩が好きだった・・・でも夏焼先輩は私のこと眼中にないのは薄々気付いてた
夏焼先輩には他に忘れられないで思っている人がいるのも分かってた
それでも私は夏焼先輩のそばにいたくて、いつも夏焼先輩を追いかけてた
いつか夏焼先輩が私に振り向いてくれるかもしれない
そんな根拠の無い期待を抱いて追いかけていたの
でも惨めね・・・
こんなに先輩のこと思ってたのに私の思いに夏焼先輩が答えてくることはなかった
夏焼先輩には他に好きな人がいた
その子に夏焼先輩が取られた・・・その子は私の親友の梨沙子
476 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 14:53:21.72 0
でも私はりーちゃんを恨めない
他の子だったら素直に嫉妬してたかもしれないけど
親友の梨沙子にはそんな感情がわかない
私はりーちゃんが好きだし、いつも一緒にいて友情を育んできたから
私にとってはりーちゃんも大切な人
気が合い心の許せるこれ以上いないってほどの親友だから
でもだから余計辛い
夏焼先輩に思いが届かないで失恋したことも
りーちゃんとの関係が壊れてしまうかもしれないってことも
だって明日からどんな風にりーちゃんと接すればいいの?
夏焼先輩とりーちゃんの関係を見て私は耐えられる?
477 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:01:28.88 0
りーちゃんを失いたくない
りーちゃんまでいなくなったら私は一人ぼっち
でもそれは無理かもしれない
私はそれでもまだ夏焼先輩が好きなの
この夏焼先輩に対する思いは消えない
まだ私は夏焼先輩が欲しい
でも、その夏焼先輩はりーちゃんを選んだ
りーちゃんも夏焼先輩のことが・・・
だったら私が身を引くしかないのかな?
夏焼先輩への思いも諦めて去るしかないのかな?
きっと今までのようにりーちゃんや夏焼先輩と接することは自分にはできないから
今までのようにはいられないのよ、りーちゃん分かっているの?
478 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:08:50.71 0
色々と考えをめぐらせていると、また涙が溢れてきた
辛くなって私は人気の無い公園の隅で泣きじゃくった
家に帰る気もしない、明日は学校にも行けそうにないかも
479 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:12:25.12 0
続く
>>473さん
いえいえ、みやりさの部分は繋がってますよw
でも、自分文章書いてるのに夢中で
>>473の書き込みに気付かなかったら
愛理の部分は繋がらなかった、すまん
480 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:23:01.79 0
今日も大量投下でうれしい
てか愛理が切ないな
481 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:29:19.96 0
>>479さん
愛理の話すごくいいですねー
いい感じに繋がってますよ
梨沙子も愛理もお互いのこと考えててキュンとしましたw
482 :
>>478の続き:2009/06/27(土) 15:35:24.75 0
その後、私は当てもなく街を歩いてた
どこに行くというわけでもなく適当にフラフラと歩いて気付くともう涙は乾いてた
しかしもう私は心ここに在らず何も感じない
辺りを見渡すと空は暗くなっていて、あぁ夜になったんだとぼんやりしながら思った
そしてここは見慣れない繁華街、普段私が行かないような場所にたどり着いていた
目の前を見ると私より年上かな?大学生くらいの男の子3人があたしのこと見てニヤニヤしてた
「ねえ今って暇?」
「どう俺達と遊ばね?」
いかにも軽そうな人達だった
これってもしかしてナンパというもの?私には初めて経験するもので特に興味はなかったけど
私は誘われるがままその人達についていった
何も考えてなかった・・・もうどうにでもなちゃえ・・・
483 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:43:31.42 0
「愛理ちゃん!?」
そんな私を後ろから呼びとめる声
その声を聞いてドキッとする
だって・・・だって・・・それは・・・
「夏焼先輩・・・」
聞き間違えるはずがないよ・・・
「こんなところにいたんだ、勝手にうろうろしないでよ」
そう言うと先輩は私の腕を有無を言わせないよう強く掴む
「えっと、えっと」
「ごめんなさい、この子私と約束あるから」
男の人3人に頭を下げる先輩
男の人たちは先輩のあまりの美しさに完全に固まってしまっている
「行こう」
そしてあたしの腕を引っ張って歩いていく先輩
484 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:45:03.83 0
私は適当にその人達についていって
夏焼先輩とは大違いなほどの馬鹿そうな男が私に話しかけていて
適当に返事をしたり笑顔を作ったり
こんなの私じゃない・・・何も感じない
でも夏焼先輩を忘れられるなら・・・
気付くと私はワゴン車に乗せられて後部座席に座っていた
どこに連れてかれるのかとか考えてなかった
自暴自棄になってるのかなと心の片隅で冷静にそう思った
でも心と意識が切り離されてる
485 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:47:06.53 0
どっちで行くべきか・・・
486 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:48:35.05 0
やべえどっちもいいなw
487 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:54:20.16 0
>>463 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
熊井ちゃんの手を引いて逃げるように学校を出る。
とにかくあの場から離れたい。少しでも遠くに。
「ねーキャプどこまで行くの?」
返事には答えず、その代りに近くの公園で足を止めた。
ここまでくれば大丈夫。何から逃げていたのかは分からないが、とにかく大丈夫。
無言で、2人、公園のベンチに腰を下ろす。
「すごいもの見ちゃったね」
「うん・・・」
「やっぱみやってああいうこと簡単にするんだね」
「・・・そう、だね」
キャプは悲しそうな、寂しそうな、なんとも言えない表情をしていた。
いっつも明るくて優しいキャプのこういう顔はあまり見たくない。
「熊井ちゃんも失恋したことになるのかな?」
「うーん・・・でもうちはいいや」
「どうして?」
「だってあんな簡単に身体を許す子だと思ってなかったし」
確かに、見た目はとても純粋無垢だ。
488 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:54:30.28 0
窓から車の外を見ると街からどんどん離れていって
見慣れない景色に変わっていた
私は不安になった
私何でここにいるの私は何してるの馬鹿みたい
ふと我に帰る
「ここで降ろしてください」
私はその男の人達にそう頼んだ
「あ?何言ってんのお前?」
明らかに酔っ払ってる男の1人が私を睨む
冷静になって感覚が戻ってくる
怖い・・・恐怖心が私を包む
489 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 15:58:55.55 0
>>487 しばらく無言になって、お互い考え事をしていた。
どれくらいたっただろうか。
「ねぇキャップ、もう帰ろうよ、タクシー代出すから。」
「帰りたいなら一人で帰りなよ・・・」
「そんなこと出来ないよ」
ここでふと思ったのは愛理ちゃんのこと。
もしかしたら見ちゃったんじゃないだろうか、あの二人を。
だから泣いていたんじゃないのか・・・・。
そうだとしたら・・・・やばいよね。
「熊井ちゃん!!」
「え!?何!?急に!」
「愛理ちゃん探すよ!」
「愛理ちゃん!?・・・・・あ!!!そっか!そうだ!!」
490 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:00:14.52 0
最近あたしはよく夢か現実か分からないような夢をよく見る
いつも愛理と話してる公園で誰かが泣いていた
暗くてよく見えないけど、一人は愛理だって分かった
もう一人はだれ?隣にいるのはだれ?どうしてもその人の顔が見えない
でもそれよりも、愛理が泣いている
側に行かなきゃ・・・・そう思うけど足が重くて進まない
そうする間にも愛理の涙は地面をどんどん濡らしていき、土がどんどん緩くなっていく。
そしてついに愛理の体が沈んでいった
愛理!そう叫ぶけどあたしは動けないまま。愛理はどんどん土に沈んでいく。
愛理がいなくなっちゃう・・・・!そう思った時、愛理の隣で一緒に泣いてた誰かが愛理の体を引き上げた
「・・・んはっ!」
パッと目が覚めた。暑くもないのに汗をぐっしょりかいていた。
「夢か・・・」
いつの間に眠ってしまったのか、窓の外は真っ暗だった。
もう一度目を閉じる。泣いていた愛理が脳に焼き付いている。
そして・・・・隣にいたあの子も。
「梨沙子、愛理ちゃんのお母さんから電話よ」
「え?」
「愛理ちゃんがまだ家に帰ってきてないらいんだけど、知らないかって」
それを聞いた瞬間、あたしは家を飛び出していた
お母さんが何か言ってたけど耳に入らなかった
さっき見た夢、愛理の隣で泣いていたのは、愛理を助けたのは・・・・あたしだ。
愛理の隣にいるのは、どんな時もあたしだったんだ。
あたしは体の疲れも忘れて無我夢中で走った。
491 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:01:45.49 0
おっと熊井ちゃんたちとかぶってしまったorz
総動員で探すことになっちゃうけどいいかな?
492 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:02:58.17 0
「ここまで来たんだから楽しもうよ」
茶髪の男の人が私の隣に座り
私をいやらしく見てる・・・もしかしたら嫌な想像が浮かぶ
その通りだった私の太ももをいやらしく触ってきたから、その手を跳ね除けた
バシッ!
痛かった男の人が私の頬を殴った
痛さで涙が出そうになる
そうして名前も知らない男が私の上に乗ってくる
私の制服に手をかけて脱がそうとしてるてに爪を立てる
「いやぁぁぁぁ!!!」
私は咄嗟に目の前にあった男の耳に噛み付いた
男は悲鳴を上げる
耳がちぎれたような気がした
口の中にしょっぱい血の味が広がる
493 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:03:24.22 0
茉麻登場フラグ
494 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:05:05.47 0
>>489 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
とりあえず、学校から愛理ちゃんの家の通学路を探すことにした。
キャプとふたりで、きょろきょろしながら探し回る。
もしかしたらもううちに帰ったんじゃ・・・
「熊井ちゃん!!」
「ほぇ?」
「電話!!!愛理ちゃんの番号知ってるでしょ!?」
「あ、そうだ・・・w」
「もう!なんでもっと早く気付かないのよ!バカ!」
バカって・・・気付かなかったのはキャプもおんなじじゃんか!
ってのは胸にしまいこんで電話を取る。
えーっと、愛理、愛理・・・
あれ?苗字は何だっけ?
「ねぇキャップ・・・・」
「何!早くしてよ!」
「いや・・・愛理ちゃんって苗字なんて言うの?」
「す・ず・き!」
うちは一切悪くない気がする。そんな怒鳴らなくても・・・
少し半泣き気味で愛理ちゃんに電話をかけた
495 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:13:35.81 0
>>494 ピルルルルル・・・・
ピルルルルル・・・・
お願い・・・!出て。
「出ないの?」
「うーん・・・もう一回!」
ピルルルル・・・・・
ガチャ
「あ、愛理ちゃん!?」
『・・・・』
「あれ?・・・愛理ちゃーん?」
『・・・・ガタン』
電話は繋がってるのに声が聞こえない。
どうしたんだろう。
「熊井ちゃん?・・・どうしたの?」
「何かつながったみたいなんだけど声が聞こえない」
「え?なにそr・・・」
キャプがすべてを言い終える寸前に電話から悲鳴が聞こえた。
あまりの衝撃に凍りついてしまった。
よく耳を澄ますと、車のエンジン音が聞こえる。
つまり・・・・
「誘拐!?」
あわわ・・・・どうしようどうしよう・・・・
あたふたしてると、キャプがうちの手から携帯を奪い去った。
「おい!!!!あんたたち聞こえてるんでしょ!!!!愛理に手出したらただじゃおかないから!!!!もう警察にも電話したんだから早くその子話しなさい!!!」
今まで聞いたこともないようなキャプの大声。
電話の向こうからは明らかにあわてている男の声。
496 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:13:59.72 0
男の人が手で耳を押さえて泣き喚いていた
もう1人が大丈夫かとその男に駆け寄る
車を運転していた男が車を停車させた
逃げるなら今だと思った
私は車のドアを開けて逃げようとしたら
私の足を男が掴んでいた、掴んでいないもう片方の足で男の頭を蹴ると力が弱まった
掴んでいる手から足を抜くと私は一目散に走った
後ろで何かを叫んでいる声が聞こえたけど
真っ暗な歩道を私は死に物狂いで走った
誰かが追いかけてきている気がして
どれくらい走っていたのかな?
後ろを振り返ると誰も追ってきてないし誰もいなかった
あの人達病院にでも行ったのかな?
唇に手で触れると血がついた、その瞬間激しい嫌悪感に襲われて制服の袖で血を拭う
私馬鹿だ・・・何考えてるの?
497 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:15:14.58 0
やべw
話がかみ合わないw
498 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:16:13.49 0
職人さんの俺が俺がの精神は素晴らしいですな
499 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:16:43.51 0
500 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:20:09.63 0
一応こういうときのためにもアンカーつけた方がいいね
ついでに
>>500げと
501 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:22:29.92 0
>>499 いいと思うよ
なんかごちゃごちゃになるから梨沙子は出さない方がいいかね?
したら
>>490は全然スルーしてくれ
502 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:23:05.99 0
>>499良いよ
自分に嫌悪感が湧いてきた
知らない男の人についていったら危ないはずなのに
ここどこなんだろう?
車で長い間連れてこられている内に知らないとこに迷子になってる
誰か助けて・・・その時夏焼先輩とりーちゃんの顔が浮かんだ
会いたい・・・こんなになっても私は2人を求めてる
不安になりながら夜道を歩いた
でも民家の一つも見当たらない
どうしよう
遠くで海の波の音が聴こえた
海が近いんだ・・・私は音がする方へ向かった
503 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:23:24.73 0
504 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:25:44.91 0
505 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:31:30.00 0
じゃああまり関係ないやじうめを
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
部活にくるってメールしたくせに、みやは来なかった。
でもみやが来ないとほっとする。
ひたすら舞美だけを愛せるから。
部活が終わり、手をつないで家までの道を歩く。
舞美の横顔。綺麗な顔。
私はどうだろう・・・欲望と快楽に溺れ、きっと酷い顔をしている。
「えり、今日うち来る?」
「え・・・?」
「今日母さんが同窓会でいないんだ。お父さんも帰り遅いし」
つまり・・・
「うん、行く。行きたい。」
舞美の部屋に上がるのはこれで5回目かな。
ベットに腰を下ろすといきなり舞美に唇を奪われた。
「ちょ・・・いきなり・・・」
「ごめん・・・ちょっと我慢できなくて」
「どうしたの?」
私が聞くと、恥ずかしそうに答えた。」
「いや・・・今日から夏服になったでしょ?・・・それで・・・その・・・」
つまり、露出が多くなって興奮してきた、と。
「部活中もそんなこと考えてたの?」
「いや、そういう訳じゃないけど・・・」
「ふーん・・・ま、いいよ?」
506 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:31:53.48 0
507 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:34:44.03 0
>>504 言われてみればそうだね
無視しないでいいか
愛理を誰が助ける?流れだとキャプたちか梨沙子?
508 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:36:13.55 0
じゃあ助けるのは両方でw
509 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:36:22.41 0
>>507 梨沙子が見た夢と繋げるなら雅かキャプたちだろうけどな
510 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:39:51.01 0
>>505 エッチをするときにこんなに恥ずかしがるのは純粋な証拠。
行為自体は悪くない。生理現象だから。
「えり・・・」
「ん・・・」
口づけをしながら、体を重ねる。
右手はほほを撫で、左手で胸元をまさぐられる。
正直、不器用で、上手いとは言えない。
でもその不器用さがかえって興奮の度合いを増していく。
「えり・・・えり・・・!」
名前を呼ばれる事が、なんだか愛されている証拠みたいに思えて嬉しかった。
「舞美、全部取っちゃっていいよ。」
「うん・・・」
ゆっくり脱がされ生まれたままの姿になる。
舞美の表情は明らかに上気してて、熱っぽい。
ベットに押し付けられて、体のいたるところを触られ、舐められ、達した。
みやとするときのほうが快感は大きい。
でも、舞美に抱かれると、この上ない幸福感に包まれる。
みやとの関係を終わらせなきゃ・・・
でも自信がない。
こんなジレンマをいつまで抱えていけばいいんだろう。
511 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:40:37.85 O
ベリーズ高校の熊井くんがくれば一発なのになぁ
512 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:43:49.21 0
>>502 私は砂浜の上の流木に腰をかけるとずっと波の音を聞いていた
気づくと私の頬はまた涙で濡れていた
「愛理ちゃん!」
背中越しに誰かが私を呼ぶ声が聞こえた
でも遠すぎて誰だがわからない…
「愛理ちゃん!」
今度ははっきり聞こえた
夏焼先輩の声…
自分の空耳かと思ったけど夏焼先輩の走ってくる足音が聞こえ
気づいたときには夏焼先輩が着ていたパーカーが私の体にかかっていた
「1人でこんなとこでなにやってんの!親御さんもみんなも心配してたんだよ!」
「ごめんなさい…」
「キャプ達に聞いたらなんか誘拐とかなんとか言ってたけど大丈夫?なにもされてない?」
「こわかった…恐かったよ…」
私の震える手を夏焼先輩の優しい手が包みこんだ
513 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:50:16.22 0
なんで先輩が私を探していたのか、誰から聞いたのかわからない
でもそんなこと気にならなかった
それよりも先輩が助けてくれた
誰よりも助けられたかった先輩が本当に助けに来てくれた
514 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 16:51:34.30 0
>>512 「大丈夫。もう大丈夫だから」
夏焼先輩の優しい声に私は力が抜けたようにへたりこんだ
そんな私を夏焼先輩はぎゅっと抱きしめるとずっと「大丈夫。大丈夫だから」って言ってくれた
腰が抜けて歩けない私の手を夏焼先輩は引くと静かに歩き出した
「キャプ達があっちの公園で待ってるから行こう」
「はい」
先輩の手はずっと私の手を握ったまま
どうせならこのまま時間が止まればいいのにって思った…
515 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 17:01:46.35 O
夏焼先輩は優しい
でもその優しさが人を傷つける、その優しさが罪作りなのよ
優しくしないで・・・そんなに優しくされたらもっと夏焼先輩のことが好きになっちゃうじゃない
離れられなくなるわ・・・
りーちゃんには悪いけど
もっと夏焼先輩と一緒にいたいって現にそう思っちゃう私がいるんだから
516 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 17:03:31.86 0
気づいたら私は先輩の腕をギュッと引っ張っていた
「うん?愛理ちゃん、どうした?」
優しく私の顔を覗き込む先輩
「ご、ごめんなさい・・・その・・・」
もうちょっと二人でいたいなんて言えるわけなくて口ごもっていると
「はい・・・」
私の前で戦火を向けてしゃがむ先輩
「え・・・?」
「足まだちょっと震えてる」
517 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 17:16:52.01 0
戦火→背中だ
すまんorz
518 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 17:22:33.16 0
ドンマイケル♪
519 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 17:32:33.85 0
>>516 先輩におんぶされて公園まで行くと、清水先輩と熊井先輩がいてさらに安心した。
二人とも、よかったーと言って抱きしめてくれた。
しばらくベンチに座って気持ちを落ち着ける。
すると、公園に誰かが走ってきた。
街灯の明かりの下に照らされたのは、りーちゃんだった
「・・・・りーちゃん」
「え?梨沙子?」
りーちゃんはあたし達を見つけると、力が抜けたようにその場に座り込んだ。
呼吸が荒く、すごい汗をかいている
「・・ハァ・・ハァ・・愛理・・・?」
「・・・・りーちゃん」
「よ、かった・・・無事で・・・」
泣きそうに顔を歪めるりーちゃんは、いつものりーちゃんで
私が知ってるりーちゃんで
無意識にりーちゃんの側に駆け寄った
「・・・遅いよ」
「・・・ハァ・・・ハァ・・ごめ・・・ん」
まだ肩で呼吸をしているりーちゃんの正面に同じように座る。
「バカ・・・」
そう呟くと目からひとつ雫がこぼれた
520 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 17:46:22.48 O
りーちゃんを見て横に夏焼先輩を見て今日のことを思い出す
りーちゃん、私に何も隠し事してないよね?
なんて聞けるはずもなくて咄嗟に私はりーちゃんから顔を逸らす
「え…愛理?」
戸惑った表情のりーちゃん
ごめんなさい、今りーちゃんの顔を真っ直ぐみれないの
そんな私たち二人に流れる微妙な空気
そんなときに
「愛理ちゃん、今日は帰ろう
家まで送っていくから」そう言って私の腕を取る夏焼先輩
それだけで心臓がドキドキしてしまう単純な私
521 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 18:41:49.37 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
522 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 19:27:49.25 0
すごい面白い
523 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 19:34:28.40 0
いろんな人が書いてていいなぁ
524 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 19:41:39.42 0
色んなメンバーの視点があって面白い
525 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 20:37:45.17 0
みやと愛理が帰っていく。
「また明日」
みやは残された3人にそう言って愛理を連れて帰った。
「さて、うちらも帰ろうよ」
ふと我に返ると隣にいた背の高い女の人がそう言った。
「梨沙子、ちゃんだっけ?」
「あ、はい・・・」
私は首を傾げた。あれ、誰だっけ?ん、もう一人わからない人が。
「えぇ、キャップおかしいよこれー」
「みたいだね」
「あ、あのさ知らない?私たちのこと」
「んっ・・・ごめんなさい」
でもどこかで見たことはあるような・・・。
「みやと同じバンドなんだ」
「あ!」
「わかった?よかった」
背の小さい方の人が言ってくれてようやく理解する。
そういえばそうだった。でもあのときはみやしか見てなくてあんまり覚えてない。
制服が違うから別の学校なんだろうか。
526 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 20:45:28.94 0
「でね、帰りなんだけど『足』呼んであるから安心してね」
熊井さんはそう言って公園の外を指差した。
「あ、呼んだの?すぐ来てくれた?」
「みたい。さ、行こう」
熊井さんに腕を引っ張られて公園の外へと連れて行かれる。
「あ、えっと、あたし一人で・・・」
「何時だと思ってんの。素直に一緒に来なさい。
安心してよ変なことしないから、ね?
みやにも頼まれてるしさ。」
みやの名前を出されて断れない、そう思った私は素直に従った。
「ハイ・・・あ、ありがとうございます」
「よし、いい子」
熊井さんが私の頭を撫でる。
大きくて柔らかい手。
みやとは違う感触でなんだかすごく安心した。
「遅いよ熊井ちゃん」
「ごめん、まーさん」
「佐紀ちゃん久しぶり。」
「お久しぶり、まーさん」
公園を出てすぐのところに車があってその前に女性が一人立っていた。
背はそこそこ大きくて・・・・暗くて顔はよく見えないけど・・・・
なんとく、本当になんとなく・・・
ママみたいな人、そんな風に思った。
527 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 20:53:11.55 0
ママキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
528 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 21:40:33.77 0
>>490 夢中で走りながらあたしは昔のことを思い出していた。
屋上で泣いていた時に黙って背中を貸してくれたこと。
私も一緒に信じるよと言ってくれたこと。
あたしが悩み苦しんでいるとき、愛理はいつも側にいてくれた。
何か特別なことをしてくれたわけじゃない。
だけど、愛理が側にいてくれるだけであたしは安心することができた。
辛く悲しいことがあっても、なんとか乗り越えることができた。
愛理に何があったのか分からないけど、辛い思いをしていたのかもしれない。
一人で悩み苦しんでいたのかもしれない。
それなのにあたしはそのことに気づいてあげられなかった。
愛理の側にいてあげられなかった。
あたしは愛理の親友失格だ。
ごめんね愛理…本当にごめん
気がつけば頬に涙が伝っていた。
529 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 22:18:06.76 0
家までの帰り道
先輩はずっと私の手を握ってくれた
手に汗をかいているのが自分でもよくわかる
「せ、先輩?」
「ん?」
「あの、な、なんで私のこと探してくれてたんですか?」
「キャプテンから連絡があったんだ、愛理ちゃんが家に帰ってないし心当たりはないかって
それで梨沙子にも連絡入れて探してた」
ズキッ・・・
先輩は自然とりーちゃんことを“梨沙子”って呼んだ
それだけで胸が苦しくなる
先輩が探してくれて嬉しいのに・・・
思わず先輩の手をギュッと握ってしまう
「愛理ちゃん、まだ怖い?」
先輩は私がまださっきの恐怖から力を込めたと勘違いしてるみたい
繋いでいた手を離すと私の肩をそっと抱き締めてくれる
530 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 23:01:25.91 O
作家さんたち乙です
お家帰ったら読ませてもらいます!
531 :
名無し募集中。。。:2009/06/27(土) 23:53:38.13 0
先が浮かばん
532 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 00:02:50.96 0
俺も浮かばないw話はいい感じに続いてんだけどなw
熊井ちゃんがやっぱり梨沙子ほっとけなくて手出そうとするとか?
533 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 00:18:50.94 0
車に乗り込んで助手席にはキャップ、後部座席には私と梨沙子ちゃんが乗り込んだ。
梨沙子ちゃんは終始不安げな顔をして窓の外を見ている。
この子は愛理ちゃんがなぜいなくなったりしたのか気付いているんだろうか。
知っていたとしたら傷つけていると気付いているとしたら
ものすごく傷ついているんではないかと心配になる。
同時に数時間前まであんないやらしいことをしていたんだ・・・と思うと
本当に情けないけれど少しだけ梨沙子ちゃんもいやらしく見えてくる。
見かけによらず軽い子だと、キャップには言ったけれど
いや、実際そうなのだけれどこうして近くで見ていると・・・
みやが早々に手をつけた気がわからなくもない。
なんて言うとキャップに叱られそうだから言わないけど。
人形みたいに可愛らしい顔をしていて栗色でふわふわの髪の毛。
中学生のくせに身体つきはもう十分大人みたいで
胸も大きくて・・・なんて考えていると梨沙子ちゃんと目が合った。
「・・・・?」
「ご、ごめん。綺麗な髪だなぁって思って」
ごまかすように髪にそっと触れると梨沙子ちゃんは静かに笑って
「ありがとうございます」
とそう言った。
その顔にどうしても惹かれてしまった。
みやのモノ、簡単に抱かれちゃう軽い子、色っぽいカラダ、愛理ちゃん
全部が私の恋愛を面白おかしくする要素に思えてならなかった。
今日の放課後までの中途半端な感じじゃなく、
私は完全に恋に落ちていた。
この、女の子に。
534 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 00:27:00.72 0
「梨沙子ちゃん?可愛い名前だね」
「あ、えっとはい・・・」
「乗って、家まで送るね」
熊井さんがまーさんと呼んだ茉麻さんはニコニコとした笑顔で
車のドアを開けてくれた。
私はお礼を言って乗り込み、隣には熊井さんが座った。
家までの距離はけっこうあるみたいで、
私は何もすることがないのでずっと窓の外を見ていた。
暗くて何も見えなかったりするけど。
愛理がいなくなって誘拐まがいのことをされて
何も出来なかった自分が不甲斐なくて
その理由もよくわからなくて。
ぼーっと目に入らない景色を眺めていた。
ふと、視線を感じて隣を見ると熊井さんが私を見ていた。
すぐに目が合うと熊井さんは微笑みながら
「綺麗な髪」と触れながら褒めてくれた。
その笑顔が柔らかくて温かくてみやとは全然違う種類の優しさで
言葉には出さないけれど励ましてくれているような
そんな気がしていた。
だけど勘違いでもいい、それでもいいから優しくされていると思いたかった。
一人は寂しかったから、怖かったから。
みやと愛理は今どこを歩いているんだろう。
ふと頭の中をそんなことが掠めていくのだった。
535 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 00:28:17.37 0
>>529 「もう大丈夫だから」
先輩の優しい声
それを聞いただけで安心する
「先輩」
「ん?」
「先輩はどうしてそんなに優しいんですか…?」
私の思いがけない質問に夏焼先輩は目をまんまるくして私を見つめた
「どうしてって…う〜ん。なんでだろ。1人になるのが恐いからかな」
「1人になるのが恐い?」
「うん。もう1人は嫌だから…」
切なそうで寂しそうな顔
「先輩?」」
「ううん。なんでもない。それより早く帰らなきゃ親御さん心配しちゃうし帰ろ」
先輩はそれ以上答えずにまた私の手を引いて歩き出した
前を歩く先輩の背中は今まで私が見てきた輝かしい背中とは違ってどこか寂しそうな背中をしていた
536 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 00:37:12.11 0
愛理ちゃんの肩を抱いた。やっぱりまだ少し震えている。
それでもある程度は治まっているみたい。
今はっきりわかることは、愛理ちゃんは私を求めている。
でも、ご両親も心配しているそうなので、早く送ってあげよう。
私も今日は疲れたし。
もうすぐ期末テストが始まる。それが終われば夏休み。
キャプ、熊井ちゃんとのバンドをしっかりするためにも
夏休みの補習が課せられる赤点は避けなければ・・・。
久しぶりに部活に出て、汗を流すのもいいだろうし。
この間は少し梨沙子や愛理ちゃんとも距離を置いたほうがいいかも。
梨沙子を見る熊井ちゃんの目が少し気になるけど。
537 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:07:42.94 0
>>533 なんとかして、手に入れようと思った。
もっといえば、奪ってしまおうと思った。
でもそんなことしたらキャプに怒られる。
「梨沙子ちゃん」
「え?何ですか?」
「そんなに不安?」
「え・・・?」
「隠さなくても分かってるよ、みやのこと好きなんでしょ?」
ハトが豆鉄砲食らったような、そんな顔でこっちをじっと見てる梨沙子ちゃん。
たぶん、まぁとキャプがいなかったらこの場で襲ってた。
「・・・でも付き合ってはくれないと思います」
「だろうね」
「・・・はい」
泣きそうになりながらうつむく梨沙子ちゃん。
こうなればこっちのもんだ。
「うちなら絶対梨沙子ちゃんを泣かせたりしないのに」
ボソっと。でもはっきり聞き取れるぐらいの声で呟いた。
538 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:15:22.73 0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『うちなら絶対梨沙子ちゃんを泣かせたりしないのに』
この言葉が最初、なにを指すのかいまいちピンと来なかった。
でも、単語ひとつひとつをゆっくり受け止めていくと、その意味が見えてくる。
熊井さんなら、私を大事にしてくれるってこと・・・だよね。
「あ、これうちの連絡先。何かあったら連絡して。別に何もなくても連絡していいよw」
「あ・・・ありがとうございます。」
どうしよう・・・ドキドキする。
『ずっとうちのものでいてよ』
あんなみやの本気かどうかも分からない言葉よりずっと愛を感じる。
どうせ、これから先みやと会ったってみやの好きに抱かれて、弄ばれるだけなのに。
それならいっそ、熊井さんの胸の中で幸せにつつまれていた方が・・・
「梨沙子ちゃん?」
「うちはいつもでも君の味方だから」
この言葉で、均衡を保っていた天秤が、一気に崩れた。
539 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:22:29.41 0
気付くとうちについていた。
須藤さん達にお礼をいい、部屋のベットに転がり込む。
ポケットの中には熊井さんの連絡先。
「とりあえずお礼だけ・・・」
『今日はほんとうにありがとうございました。』
一文にしとこう。ここで長文を使ったらがめつい女だと思われちゃう。
送信して数分。すぐに返事が来た。
返信の早さは愛情の深さを測るなんてよく言うから、これは嬉しかった。
さっそく、開いてみる。
『明日会える?』
あまりの展開に軽く携帯を投げてしまった。
「会えるって・・・いきなりそんな」
返信に迷っていると、またメールが来た。
みやからだ。
『次に会うのは明後日の放課後、うちにおいでよ』
なにそれ・・・どうせまたエッチして終りのくせに・・・
それなら熊井さんに悩みを聞いてもらいたい、話をしたい。
先に返信を送ろうと思ったのは、熊井さんだった。
540 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:23:49.13 0
>>536 名残惜しそうな愛理ちゃんと別れて私も家に急いだ。
部屋に戻るとベッドへ思い切り倒れこんだ。
「なんか、疲れたなぁ・・・」
久しぶりに思いっきり走った気がする。
だからかな。
なんだか今日はいろいろありすぎた。
いろんな人の顔が頭の中をグルグルと回っていく。
最後に出てきたのは梨沙子だった。
あの艶っぽい表情が頭から離れない。
昨日初めてまともに喋ってホテルへ連れ込んで泣かれて
今日「私のものになれ」と勝手なことを言ってカラダを奪った。
これでよかったのか。なんて普段は全然考えないのに。
流れるままに関係を持ってきたのに
何で今さら後悔するようなことを考えているんだろう。
でも、何度思い出しても梨沙子以外の人に「自分のものでいて」なんて言った覚えがない。
じゃあなんで自分はあの時あんなことを口走ったんだろう。
なんて独占欲なんだろう。
誰かに取られたくない?誰に?熊井ちゃん?
違う、そういうことじゃなくて・・・そうじゃなくて、
「あぁもう・・・・もういい寝る・・・・」
頭が痛くなって目を閉じた。
この答えはいつ出せるんだろう・・・と消えゆく意識の中で考えていた。
541 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:24:31.27 0
>>540の前
先輩とふたりっきりの時間はあっという間で
「今日は眠れそう?」
心配して私を見る先輩
「大丈夫です、疲れてるのでベッドに寝転んだらあっという間です」
本当は眠れるはずがないと思ったけど咄嗟に笑顔を作った
「無理しないで」
そう言って先輩は私の頭を優しく撫でる
「あの先輩!」
「ん?」
「えっと・・・その・・・ありがとうございました」
本当はりーちゃんのこと好きなんですかって聞きたかったけど
そんなこと聞いて傷つきたくない
それにまだ先輩とりーちゃんがそういう・・・のは信じたくない
542 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:26:34.12 0
543 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:28:44.04 0
ちょっとキャプ目線
愛理ちゃんは大丈夫なのだろうか…?
今二人でいるはずだけど、本当は辛いんじゃないだろうか…
愛理ちゃんとはそんなに親しくはないけど、気になる…
そばで守りたい…
愛理ちゃんの気持ちを思うと胸が痛くなった
そんなこと考えている間に梨沙子ちゃんの家、熊井ちゃんの家と順に着いて
次は私の家、車の中は茉麻と私だけ
「佐紀ちゃんどうしたの?」
茉麻が心配そうに声を掛けてきた
544 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:30:39.54 0
「なんでもないよ…。」
明らかに心配してくださいと言わんばかりの声で答えてしまった
「なんでもないようには見えないよ。なんでも言ってよ。」
「うーん…。なんか…ある子のこと思うと…胸が痛いんだ…。」
しばらくの沈黙の後、茉麻がゆっくり口を開いた
「それって恋なんじゃないかな?」
茉麻そう一言でそれ以外の詮索はしてこなかった
変だったらスルーの方向でお願いします
545 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:31:16.02 0
>>540はナシで
名残惜しそうな愛理ちゃんと別れて私も家に急いだ。
部屋に戻るとベッドへ思い切り倒れこんだ。
「なんか、疲れたなぁ・・・」
久しぶりに思いっきり走った気がする。
だからかな。
なんだか今日はいろいろありすぎた。
いろんな人の顔が頭の中をグルグルと回っていく。
最後に出てきたのは梨沙子だった。
あの艶っぽい表情が頭から離れない。
昨日初めてまともに喋ってホテルへ連れ込んで泣かれて
今日「私のものになれ」と勝手なことを言ってカラダを奪った。
これでよかったのか。なんて普段は全然考えないのに。
流れるままに関係を持ってきたのに
何で今さら後悔するようなことを考えているんだろう。
546 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:32:07.54 0
でも、何度思い出しても梨沙子以外の人に「自分のものでいて」なんて言った覚えがない。
じゃあなんで自分はあの時あんなことを口走ったんだろう。
なんて独占欲なんだろう。
誰かに取られたくない?誰に?熊井ちゃん?
違う、そういうことじゃなくて・・・
「あーもう・・・」
思考に行き詰って携帯を手に取ると梨沙子にメールを打った。
女の子を誘うときみたく、用事だけのメール。
返事はなかなか来なくて私は携帯を持ったまま眠ってしまうのだった。
547 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:33:02.44 0
548 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:34:08.92 0
さあ盛り上がってまいりましたw
549 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:35:49.92 0
どう考えても全員が幸せに終われる最後は予想できないんだがww
このスレ大好きだw
550 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:36:31.27 0
>>541 お母さんとお父さんにこっ酷く怒られて私は俯きながら自分の部屋へあがるとベッドに寝転がった
疲れているはずなのにどうも寝付けそうにない
今日の出来事がまた私の胸をくすぐり苦しめる…
携帯の電話を知らせる着メロが響き私は携帯を開いた
「もしもし?」
「あ、愛理ちゃん?」
「えっと…清水さん?」
「うん。ごめんね突然」
「いえ」
電話の相手は清水さんだった
「今日は眠れそう?」
夏焼先輩と同じことを聞かれた…
それだけで先輩の顔が私の頭を過ぎる
「私で良かったら寝付けるまで話相手になるよ」
優しくて暖かい清水さんの声は私に安心を与え心に暖かさをくれた
清水さんとの他愛ない会話をしている間だけはりーちゃんや夏焼先輩のことを思い出さなくて済んだ
気づいたら私は携帯を握りしめたまま眠りについていた
551 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:38:36.44 0
熊井ちゃんそれは駄目なりよ
ほんとにイケナイ子だケロ
552 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:43:24.49 0
おいやべえ奴がきちゃったじゃねえかよ
553 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:44:29.87 0
熊井さんに明日大丈夫って言うメールを送ってしまった
そして送ってからどうしようもなく後悔する気持ちが生まれてきた
つい二日前までは恋って言う感情さえよくわからなかったのに
今はこうやって誰かのぬくもりを求めてしまっている自分を嫌悪した
なんていやらしい女なんだろう・・・
自分の汚いところを見てしまった気がしてそれに蓋をするようにシーツに潜り込んだ
その日みやにメールを返すことはなかった
554 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:44:42.11 0
なっnksk!?
555 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:45:56.77 0
そろそろ次の日かな
556 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:46:05.23 0
熊井ちゃん「追っかけのnkskちゃんにはまいっちゃうよ」
557 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:49:33.53 0
nkskは熊井ちゃんの元カノか
558 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 01:50:01.78 0
昨日よりももっともっと重い足取りだった。
みやのこと、愛理のこと、いろいろありすぎて
とても学校へ行くような気分にはなれなかったけど
休むわけにもいかず家を出た。
あぁ、そういえば昨日は門扉に先輩がいたっけ・・・
と思い出したけれど今日はもちろん誰もいなくて
ホっとしたような残念なような変な気持ちになった。
私は思い足取りのまま学校を目指した。
幸い、愛理にもみやにも会わなかった。
愛理はもしかしたら今日欠席かもしれない。
もしそうならお見舞いに行こう、昨日のことを聞いてみてもいいかもしれない。
そんなことを考えながら校門をくぐった。
559 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02:07:32.22 0
あと思いつかんから寝るー
560 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02:32:21.78 0
書く前に俺の構想を
まず、熊井ちゃんと梨沙子がデート
↓
雅ちゃんがそれを知って、怒る
↓
梨沙子に乱暴
ここまで
561 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02:35:36.50 0
>>560に乗っかりつつ、
>>558の続きを
結局、梨沙子からメールは帰ってこなかった。
なかなかベッドから抜け出すことができず、
学校に着いたのは2限目終了のチャイムが鳴り終わったところだった。
「みやー。おはよう!昨日カラオケでさぁ・・・」
教室に入ると、一番に話掛けてくる明るい声。
ちーはいつも元気だな。悩みないのかな、このコは。
でも、今はこの明るさが不安な気分を少しは忘れさせてくれる。
梨沙子には一言でもいいから声を掛けたい。
だからと言って、屋上に行くのも気まずく、もちろん中等部の校舎に行けるわけもない。
休み時間が終わろうとした頃、机の上に置いていた携帯が震えた。
「梨沙子!」と慌てて携帯を開けたが、熊井ちゃんだった。
「今日予定していたライブの打ち合わせ、キャプに用事が入ったので3日後に延期になったよ」
だいたいこんな連絡はいつもキャプから来るのに、熊井ちゃんからとは珍しい。
少し心配だったが、キャプのことだからそれなりの理由があるのだろう。
「じゃあ、3日後いつものところで」とメールを打ち、携帯を閉じた。
562 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02:37:05.05 0
じゃあ僕は熊井ちゃんとnkskのちょっとした話を
563 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02:38:21.21 0
と思ったけど辞めたw
564 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02:49:39.30 0
学校に着き、靴を履きかえ、教室に向かう。
教室に入ってまず真っ先に愛理を探した。
・・・愛理の席は・・・っと
いた!
幸い、学校には来ているようだ。
話しかけようかどうしようか、自分の中で葛藤したけど、今話しかけるのは無神経な気がしてやめた。
愛理も大事だが、今日は放課後、熊井さんと遊びに行く約束がある。
そっちもそっちで気になっていた。
『うちなら絶対梨沙子ちゃんを泣かせたりしないのに』
告白ともとれるような発言。
もしかしたら熊井さん、私の事が・・・
でもそれはうぬぼれかも知れない。
とにかく、熊井さんと会うことにどうしようもなく気持ちが高ぶっている自分がいるのは確かだった。
565 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:00:11.70 0
授業中や昼休憩、何度か愛理と眼が合った。
会話を交わすことはなく、なんだかすごくへこむ・・・。
でも、数分おきに熊井さんからメールが来てた。
『愛理ちゃんどんな感じ?』
とか
『梨沙子ちゃんはあんまり気負っちゃ駄目だよ』
とか、どれも暖かいものばかりで、救われた。
と同時に、今日の放課後がだんだん楽しみになってきて・・・。
熊井さんとメールのやりとりをしてたらあっと言う間に放課後になっていた。
四時にこの前のライブハウスの前の喫茶店で待ち合わせ。
学校が終わると同時に飛び出したから、3時半ぐらいに着いた。
「しまった・・・はしゃぎすぎたかな。」
普段絶対行かないようなおしゃれな喫茶店。
ここで約30分待たないといけないのか、と重い気持ちでドアを開けると
もう熊井さんが待っていた。
566 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:08:16.50 0
>>565の少し前 熊井ちゃん・キャプの学校にて
「キャプ、ちゃんと口裏あわせてよ。最初に応援するって言ったよね」
昼休みにキャプの教室に行き、念を押した。
「でも、熊井ちゃん。それは・・・」キャプが反論しようとしたが、こっちにも考えがある。
「守ってくれないとキャプが愛理ちゃんのこと好きなの、ライブのMC中に言っちゃうよ」
「え、え、え、え。いやだいやだいやだ!」と顔を真っ赤にして嫌がるキャプ。図星だ。
昨日はあんなに正義感あふれてたのに、恋愛話になるととたんに弱くなる。
「じゃあ、ライブの打ち合わせは延期ね」
これで心置きなく梨沙子と会える。さあ、どうやってあの体を頂こうかな。
567 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:08:32.34 0
「梨沙子ちゃん!?」
「こ、こんにちは・・・」
「早いね・・・・w」
「いやぁ〜はは・・w」
「そんなに早くうちに会いたかった?」
「違います!」
こんなやりとりでも、沈んでた心がすっと晴れていく。
そんな魅力を持った人なんだ。
「じゃ、行こっか」
そういえば、今日はどこに行く予定なんだろう。
店を出て、熊井さんの後についていく。
スラっと高い背、綺麗な足、抜群なスタイル。
こんなキレイな人と街を歩くだけでドキドキする。
「着いたよ」
「カラオケ?」
「そう!悩んだ時は歌うのが一番だよ!」
確かに、無心に歌えばすっきりするかも知れない。
カラオケならそんなにお金もかからないし、いいや。
「じゃ、いこっか」
「はい!」
568 :
>>567:2009/06/28(日) 03:09:30.71 0
569 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:16:42.50 0
>>567 ビックリした。
いっつもドラム叩いてて、歌を歌うイメージの無い熊井さんがこんなに歌が上手いなんて。
みやみたいに抜群な歌声を持っているわけじゃない。
でも、何か心に迫るものがある。
「歌・・・上手いですね」
「そう?みやには敵わないけどね・・・・w」
「そんなことありません!」
「そんなこと言われたら好きになっちゃうかもよ?」
薄暗いカラオケボックス。
照明効果で熊井さんは普段以上にかっこよく見える。
もちろんみやのほうがかっこよさでは上だけど、みやにない頼もしさがある。
普段はふにゃふにゃしてるのに、こういう時はキッとした目つきになる。
「梨沙子ちゃんは平気なの?」
「平気?」
「みやと中途半端な関係のままいて」
みやとの関係がバレてる・・・何で・・・?
「なんで・・・・」
「ほんとうの恋愛、したくない?」
570 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:21:01.50 0
>>569 顔が近い。
手を握られてる。包み込まれるように。
「れ、れんあい・・・?」
「そ、お付き合い」
―――――――――――告白
嬉しかった。とっても。
みやの所有物何かで終わるより、対等のお付き合いという響きが。
すごく贅沢なものに感じた。
今すぐ熊井ちゃんの胸に飛び込みたい。
私にとっての幸せがすべてそこにあるような気がするから。
「好きだよ、梨沙子」
「・・・・・っ」
キスされる・・・
防ごうと思えば防ぐことは出来た。
でもそれはしなかった・・・・・―――――むしろ
私から唇をつけにいった。
571 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:21:42.13 0
俺は今日はここまでで寝る
ここから黒熊井ちゃんに梨沙子を犯させるか、否かは、作者さん次第や!
572 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:31:10.80 0
>>561 結局放課後になっても梨沙子に会う決心は着かず
授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると同時に教室を後にした
「ちょっとみや!今日掃除当番でしょ!」
後ろから千奈美のそんな叫び声が聞こえたが今日はとてもじゃないが掃除をする気分じゃない
「千奈美、よろしく〜」
「え、ちょっと!」
校門の前まで来ると見覚えのある影が一つ
「キャプ?」
「あ、みや。良かった」
「なんでいるの?」
「ねぇ、みや。本気で梨沙子ちゃんのこと好きなの?」
会っていきなりそんな質問をされた私は思わず吹き出した
それよりもキャプはなんで私と梨沙子の関係を知ってるのだろうか…
「ははっw梨沙子ちゃんのこと好きとかなんの冗談?w」
「みやが…」
「え?」
「みやがそんな中途半端だから愛理ちゃんも梨沙子ちゃんも傷ついてんだよ!」
いつも優しくあまり怒らないキャプの怒声が響いた
今まで見たことないその怒りに満ちたキャプの顔に私は不安になる
なにが悪いのかまだ自分でもわかっていなかったから…
573 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:39:21.60 0
「キャプどうしたの?」
「もういいよ。みやがそんなんだと熊井ちゃんが本気で梨沙子ちゃんのこと奪い去っちゃうんだから」
熊井ちゃんが奪い去る?
そんなことを言われて理解するのに少し時間がかかった
熊井ちゃんも梨沙子のこと…
「梨沙子ちゃん今熊井ちゃんといる。みやがぐずぐずしてるたら本当に梨沙子ちゃんは熊井ちゃんのものになっちゃうんだからね…」
キャプはそれだけ言うと私の顔を一瞬見つめ小走りで駆けていった
梨沙子が熊井ちゃんのものになる…
それは嫌だ…
梨沙子のことを本気で好きかどうかはまだ自分でもよくわからない
でも梨沙子が熊井ちゃんのものになるんてすごく嫌だと思った
すると私は無我夢中で走り出していた
574 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 03:57:35.88 0
>>570 熊井ちゃんの舌があたしを求めてきたから
あたしも唇を開けて熊井ちゃんの舌を受け入れた
積極的に熊井ちゃんの舌にあたしの舌も絡ませる
ここ最近あたしは変わった
愛の悦びを知ってからあたしの中で恋愛に対する興味や貪欲さが目覚めていた
だから、こうして知り合って間もない熊井ちゃんともキスをしている
軽薄な女なのかもしれない夏焼先輩と関係をもって結ばれたのに、すぐに違う人と遊んでいる
でも自分でも止められない、こんな愉しみ辞められない
熊井ちゃんの腕があたしを抱きしめて、あたしは熊井ちゃんの首に腕を回す
あたしの体重がかかった熊井ちゃんはそのまま倒れてくるから
熊井ちゃんの動きに合わせてあたしも後ろに倒れこんだ
カラオケボックスのソファの上でお互い顔を見合す
「いい?」
そう聞いてきたから、あたしは縦に首をふった
575 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:09:19.98 0
>>544 家に着いて車内での茉麻の一言が気になる
これが恋なの?
私にはわからない、とにかく愛理ちゃんの為に支えになりたい
気がつくと愛理ちゃんに電話をしていた
「もしもし?」
「あ、愛理ちゃん?」
「えっと…清水さん?」
思ったより冷静な反応で少し安心した
「うん。ごめんね突然」
「いえ」
「今日は眠れそう?」
「私で良かったら寝付けるまで話相手になるよ」
せめて私と話してる間だけは忘れて欲しかった
なんとか会話を取り繕うと一方的に話続けた
しばらくして電話の奥から寝息が聞こえてきた
今日はこれで十分かな
私は電話を切って眠りに着いた
576 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:10:42.19 0
>>575 朝起きても愛理ちゃんが頭から離れない
重い足を引きずって学校へと向かった
授業にも集中できない
休み時間に何かを企んでるような含み笑いで熊井ちゃんが教室にきた
「ねぇねぇキャプテンさぁ〜…ふふふやっぱなんでもない」
「言いかけてなによ〜ちゃんと教え
「今日梨沙子ちゃんと遊ぶから打ち合わせ延期にしてくれない?」
私の声をさえぎるように熊井ちゃんが言った
「そうゆうことだからよろしくね」
私に反論の隙も与えずに教室に戻っていった
それから昼休みまでの授業中いろいろ考えた
熊井ちゃんを止めないといけない
577 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:11:06.92 0
>>574 ここのカラオケの個室は防音で店員も用がない限りやって来ないし
木製扉だから外からも見えないのを熊井は知っていた、だからここを選んだ
この子と自分を邪魔するものはいない、みやもここを知らない
遮るものは無いのを知って熊井は大胆になった
梨沙子の白い首に唇で口づけて軽く舌を出してなぞった
「はあ・・・あっ・・・」
梨沙子が艶かしい声を上げている
感じてくれているんだと思うと熊井は嬉しくなってさらに唇で梨沙子を求めた
首筋に痕が残りそうなほど吸い付く
この子に自分を刻み込みたくて、痕が残ってもいい
みやに梨沙子が自分と関係をもった証拠を見せつけたい
578 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:11:40.92 0
>>576 案の定念を押しに熊井ちゃんが教室にきた
「キャプ、ちゃんと口裏あわせてよ。最初に応援するって言ったよね」
「でも熊井ちゃん。それは…」
「守ってくれないとキャプが愛理ちゃんのこと好きなの、ライブのMC中に言っちゃうよ」
「え、え、え、え。いやだいやだいやだ!」
ば、ばれてる…なんで熊井ちゃんはこんなに勘が鋭いの
「じゃあ、ライブの打ち合わせは延期ね」
またまた何も言えずに熊井ちゃんが帰っていく
はぁと大きくため息をついて決断した
雅のところに行こう
579 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:25:28.13 0
>>577 熊井ちゃんに首を吸われてあたしは続々とするような背徳感が駆け上がってくるのを背筋に感じる
そんな背徳感に酔って、あたしはもう前の自分には戻れないのだと悟ってしまった
自分がこんなに淫らな子だったなんて・・・周りはみんな純真無垢のようにあたしを見てるけど
それはホントのあたしじゃない
「ねえ・・・もっとして」
今まで口にしたこともない言葉を吐いて、あたしは熊井ちゃんを誘う
そんなこと口走る自分に恥ずかしさを覚えたけど、それも心地良い
「その前に服脱いで・・・」
熊井ちゃんがそう言うから、あたしは制服のブレザーを脱いでリボンを外してシャツのボタンを外していく
その間、熊井ちゃんはあたしを見つめていて恥ずかしくなったけど
見られてることにも、あたしは心地良さを感じてしまっていた
580 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:37:02.56 0
>>579 まさか言われたとおり服を自分から脱ぐと思わなかった
ウブだと思っていたけどこんなに大胆な子だったなんて・・・
いや、みやがこの子をそんな風に変えたのか?
みやがこの子の魔性を目覚めさせた
今、熊井は梨沙子の妖艶さに魅せられていた
恥じらいながらも服に手をかけて脱いでいく姿に熊井は目を奪われる
今まで熊井も雅に負けないくらいの性経験があったが今まで抱いた子達と、この子は違うと感じている
しばらく様子を見ていると梨沙子はブラジャーとショーツだけの下着姿だけになっていたが
最後の決心が鈍ったのか、それとも恥ずかしいのか胸と大事なところを隠す布を脱げないでいた
いや、それも自分を誘う計算か?
581 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 04:49:24.79 0
>>580 あたしは下着だけの姿まで服を脱いだけど、やっぱり恥ずかしい
あたしが自分で下着を脱げないでいると熊井ちゃんが
「うちが脱がしてあげるよ」と言い
あたしの背中に手をホックを外してブラジャーを取る
自分の胸がさらされて、つい腕で胸を隠す
でも熊井ちゃんは優しくあたしの腕を胸からどけて
「もっと見せて」と囁いた
胸を見られて恥ずかしかったけど、そう言われると逆らえない
体が熱い・・・
そして熊井ちゃんが最後の下着のショーツをあたしの足の間からスルスルと抜きさる
大事な部分が熊井ちゃんに見られて恥ずかしくて顔が火照る
反射的にあたしは足を閉じる
熊井ちゃんに自分の裸を見下ろされている
582 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 05:01:26.84 0
>>581 「綺麗だよ・・・」
あたしの裸をあなたは綺麗だと言ってくれた
そんなに綺麗?半信半疑だったけどその一言は嬉しかった
「もっと足を開いて」
熊井ちゃんがあたしの両足を両手でもって開かせる
あたしはされるがまま身をまかせた
あたしの大事な部分が見られてる・・・
恥ずかしくて顔を手で覆う、でも指の隙間から熊井ちゃんの動きを見てた
熊井ちゃんはあたしの足と足の間に顔を降ろして・・・
「あっ・・・」
自分の大事なところに柔らかい感触を感じてビックリする
生暖かいものが這っている
それは熊井ちゃんの舌・・・
ピチャピチャとあたしの中を舐めている
583 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 05:17:22.79 0
>>582 暖かくて柔らかい濡れた舌が中を掻き回す
内側から溶けてしまいそうな快感がたまらなくて我慢できなくてあたしは声をあげる
「あっあん・・・あぁ・・・」
気持ちよくて苦しい、でも気持ちよくて苦しいのが心地良い
なんだか不思議・・・
熊井ちゃんは休む暇も与えてくれない、けど愛おしむような舌の動きは優しい
そうして、とろけそうになっていると熊井ちゃんが不意にあたしの蕾を口で舐めていた
「いやぁんあんぁん・・・」
もっと強い快感が襲ってきて、熊井ちゃんが蕾に吸いついたとき
あまりの強烈な快感に目が眩んだ
一瞬、夏焼先輩の顔が浮かんだけど、それもすぐに消えた・・・
584 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 05:33:47.22 0
>>583 それからは、もう何が何だか自分でも分からない
頭が真っ白で何も考えられない
熊井ちゃんがあたしの中を指で攻めていて気持ちよくて
その指の動きに素直に反応して翻弄されて
自分は大きな声を上げているみたい
どれくらいの時間が経ったのかも分からないけど長い時間だってことは分かる
あぁ・・・もう駄目・・・気持ちよすぎて目頭が熱くなる
その時、熊井ちゃんの動きが止まった、指が中から抜けるのを感じる
「大丈夫?」
あたし涙をこぼしてたみたい
心配そうに熊井ちゃんが顔を覗き込むから
あたしは違うよと言いたくて
「違うの・・・嬉しいの・・・」
そう言った
そしたら熊井ちゃんは微笑んでキスしてくれた・・・優しいキス・・・
愛を感じて嬉しくて胸が一杯になる・・・意識が遠くなって
次に目を覚ましたときは熊井ちゃんの腕の中だった
あたしは熊井ちゃんを見ると、さっきまでのとは違って子供っぽい無邪気な寝顔していた
かわいい・・・初めてそう思った
あたしは無意識に、そんな熊井ちゃんの頬にキスしてた
585 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 05:35:39.80 0
続く!
うあslkfl;あs4^:¥2gsd書いた後恥ずかしくなっちゃた
寝る!もう駄目%((@y」」hccdfじぇう
586 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 05:53:41.99 O
あーやっちゃったやっちゃったとうとうやっちゃったwwww
もうしーらないっとw
これからはもう泥沼だぞーーーーーwwww
587 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 06:10:39.89 O
起きたらすごいことになってる〜
588 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 07:51:54.31 O
エロエロ
589 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 09:02:28.49 0
川*^∇^)||<エンジョ〜イ!
590 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 09:14:30.71 O
りしゃゆりなんて超マイナーをよく書けるなおまいら
591 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 09:48:57.81 0
熊井ちゃんに連絡を入れても留守電につながる
学校は違うしバンド以外であまり関わりがない私たち
だから熊井ちゃんが行きそうなところの心当たりも思いつかない
途方に暮れたうちはもどかしい気分のまま気づいたらライブハウスにいた
今日はライブの予定もないから誰もいない
マスターに一言言って中に入れてもらう
ステージの床に座ってそばに置いてあるギターを手に取る
うちは何がしたいんだろう・・・
色んなことを忘れたくてただギターを弾き続けた
592 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 10:56:03.03 0
「あいかわらず寂しそうなギターを弾くのね」
後ろから声をかけられギターを弾く手を止める
「いつからいたんですか?」
「いつからってここは私の家よ、別にいつでもいておかしくないでしょ」
「それはそうですけど・・・塾の時間じゃないんですか?真野先輩」
そう言うと隣に座ってギターの弦をおさえているうちの手に自分の手を重ねる
「パパから聞いたの、みやが一人で来てるって」
「そうですか」
「だから飛んできちゃった・・・」
うちにもたれかかってくる先輩
真野先輩はここのマスターの一人娘
今のバンドに入ったのも先輩に誘われ
急にここに連れてこれられ一方的にメンバーを紹介された
気づいたら一員になっていた
そして・・・お互い初めての相手・・・
593 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 10:59:19.43 O
まさかの真野ちゃんキター
594 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 11:57:04.49 0
初めての経験はまのえりか!
595 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 12:06:00.67 O
596 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 12:55:24.65 0
ふぅ…
597 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 13:23:17.30 0
まさかの展開
598 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 14:29:04.06 O
初恋はラララララ気分はソソソソソ
599 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 14:29:05.77 0
おお人事おお人事
600 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 14:29:46.05 0
かぶる保全
601 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 14:55:14.90 0
今後の展開が楽しみ
602 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 15:11:09.39 0
ほうほう
603 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 16:06:14.35 0
梨沙子と雅はこれからどうなっていくんだよー
604 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 16:54:55.59 0
実は黒いのは梨沙子だよなw
605 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 17:11:14.11 0
ギターを横に置くとうちの膝の上に向き合うように座る先輩
「何があったの?みやが一人でここに来るなんて」
「別に何もないですよ」
「・・・じゃあ部活行きなさいよ」
口調とは反対に優しく頬を撫でてくれる先輩
「今日は行きたい気分じゃない」
「気分って・・・何でも気分って言葉で逃げてばかり
ももがいなくなってからずっと」
先輩の口から出てきた“もも”という名前
「・・・・・・」
「・・・ごめん、言い過ぎちゃったね」
先輩は泣きそうな顔を一瞬見せて俯いてしまう
先輩は気づいてたから・・・うちが自分の気持ちに気づく前から
先輩はうちのももへの想いに気づいていた・・・
「先輩は何も悪くないでしょ」
そういって先輩の頭をそっと抱き締める
「みや・・・」
「先輩、今日はあの部屋で一人になりたくない・・・そばにいて」
606 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 17:44:46.74 0
今日も夜から盛り上がるのかなwktk
607 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 18:08:41.03 O
梅みやエロくるー
608 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 18:19:20.26 0
むしろみや真野!!
609 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 19:05:11.53 0
みやはダークサイドから抜けてダークサイドに落ちた梨沙子を助けに行く的な
610 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 20:35:56.61 O
みやー
611 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 20:53:13.54 O
でも梨沙子をダークサイドに落としたのも雅ちゃんだ
612 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 21:29:27.37 0
だな
613 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 21:33:19.35 0
ゆりりしゃをこれからどうしたらいいのか思いつかない
付き合わすのか、それとも今日はとりあえずそういう話はなしにするのか
どうしよう?
614 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 21:51:32.55 O
とりあえず今日は一旦ゆりりしゃは区切っていいのでは?
僕は次の日ゆりりしゃが一緒にいるところを雅が見て、もしくは次の日ゆりりしゃの関係を雅が気付いてガビーン!というのを考えた
615 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 21:54:41.91 O
よしこれからは清純なキャプ愛理を応援しようと思う
特に興味あるわけじゃないけど
616 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 22:02:04.69 0
その後私はいいって断ったけど熊井さんは家まで送ってくれた
家までの間、熊井さんはいっぱい面白い話をしてくれて
あんなことをしちゃった後だったけど、
気まずささよりも一緒にいてすごく楽で安心している自分がいた
「あ、あたしの家、ここなんで」
「そうなんだ、素敵な家だね」
「ありがとうございます、じゃああの・・・おやすみなさい」
門を開けて家の中に入ろうとすると
グイッ・・・
「・・・熊井さん・・・?」
「エヘヘ、もう一回梨沙子ちゃんのこと抱きしめたくなっちゃった」
あたしをぎゅっと抱きしめてくれる熊井さんのあたたかい腕
そしてしばらく抱き合うとそっと体を離して見つめ合う
熊井さんの顔が近づいてくるのがわかって目を閉じる
触れ合うだけの・・・だけど愛が伝わってくるキス
「・・・ん・・・はぁ・・・梨沙子ちゃん、じゃあまた」
「はい、おやすみなさい」
617 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 22:10:31.65 0
今日の授業中何度かりーちゃんと目が合った
りーちゃんは私に何か言いたそうな表情だったけど
私はどうしたらいいかわからなくて・・・結局りーちゃんと一度も会話を交わせなかった
りーちゃんと話さない日なんて今まで一度もなかったからすごく寂しくて
どんなことがあってもりーちゃんは親友だから・・・
こんな微妙な状態はいやだ
思い立って家を出るとりーちゃんの家に向かう
りーちゃんに会ったら私、りーちゃんにひどいこと言っちゃうかもしれない
りーちゃんを傷つけるかもしれない
だけどね、りーちゃん・・・私今のままじゃいやなの・・・
りーちゃんの家の近くまで来て時計を確認する
「11時・・・」
時間を見て私は頭を抱える
りーちゃんは早寝早起きだからもう寝てるかもしれない
それかお風呂に入ってるのかも・・・
りーちゃんの部屋が真っ暗なのを見てため息をつく
もう帰ろう・・・そう思った瞬間聞き覚えのある二つの声がして咄嗟に身を隠した
618 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 22:41:37.28 0
あれはりーちゃんと・・・熊井さん!?
なんであの二人が一緒に・・・?
しかもこんな遅い時間まで二人は何をしてたの?
「「あははは」」
すごく楽しそう・・・偶然会った雰囲気じゃないよね・・・
そして・・・
「!!!!」
私は見てしまった・・・
りーちゃんと熊井さんが抱き合ってキスをしているところを・・・
619 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 23:26:03.51 0
愛理見ちゃったんだw
620 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 23:27:41.52 0
お疲れ様です
621 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 23:28:32.39 0
愛理の梨沙子への不信感大だな
夏焼先輩を盗られ、そう思っていたら熊井さんと・・・って
どっちだよって感じで愛理の逆襲期待!!
622 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 23:52:17.77 0
>>616 楽勝だった。なおかつ今まで抱いたコの中でもっとも感度が良く、
私の好奇心を満たすのに十分な肉体だった。もちろん遊びでだけど。
「このコはキープしてもいいかな」初めてそう思わせた。
だが、エッチよりも重要な要素に気付いていた。
それは「みやの女」ということ。
小学生時代からこの身長と街でみんなが必ず振り返る美貌で周りの誰よりもモテてきた。
そして思い通りに何十人のコを落としてきた自分に絶対の自信をもっていた。
みやと会うまでは・・・。
彼女には身長や美貌では全くかなわないオーラがあった。
そして、ライブでは必ずヴォーカル&ギターのみやに視線が集中する。
悔しかった。その「みやの女」を弄んだのだ。これ以上の喜びはなかった。
もう1人、みやを好きなコがいる。そのコも手に入れたい。
さっそくメール宛先欄に名前を入れて文章を考える。キャプに悪いとは微塵も思わなかった。
「明日、みやとカラオケに行くけど、一緒にどう?」
純真な愛理ちゃんはこの文章で引っ掛かってくるはず。
発信ボタンを押した時には24時を回っていた。
623 :
名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 23:58:38.94 0
熊井ちゃんはマジに梨沙子を好きになっちゃう感じのつもりだったが・・・
つかみんなエロ好きだね
いや文句じゃないんだがうんごめん
624 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:02:48.52 0
エロ以外が大好きな俺も居るよ
625 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:05:35.71 0
泥沼って胸が苦しくて読めなくなる
626 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:05:56.08 0
いつもは一人で帰ってくるこの広い部屋
今日は一人じゃない・・・それだけでうちは安心できる
「相変わらず綺麗にしてるよねぇ
散らかってたら片付けようと思ったのに」
真野先輩は部屋をきょろきょろしながらも頬を膨らませている
「真野先輩がすると余計散らかすから結構です」
「ちょっと!何よ、その言い方―!確かに部屋は・・・綺麗・・・とは言え・・・ないけど」
最後の方はボソボソと口ごもる先輩にくすと笑ってしまう
「まぁ女の子連れ込むんなら部屋は綺麗にしておかないとねぇ」
「・・・そういうことです」
「生意気ー!!」
ぎゃーと騒いでうちの頬をつねってくる先輩
先輩といるとホッとするんだ・・・
どことなくももに似ていて・・・顔じゃなくて雰囲気が・・・
だからももといたあの時みたいにうちは自然体でいられる
627 :
622:2009/06/29(月) 00:11:02.52 0
>>623、
>>624、
>>625 すまん。ある程度泥沼にならずに話を収束させながら、
そろそろみや・梨沙子・桃が中心の話にもっていく流れがあるんだけど、
内容言うと面白くないし、簡略化するのも面白くないし、面倒ならスルーして。
628 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:12:20.21 0
ま、リレーで文句言ってる俺が悪いなすまん
スルーなんて言わずに書いておくれ
俺も書くわ
629 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:13:08.30 0
いいじゃないいいじゃない
630 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:13:23.44 0
学生だからもう寝るけど
保全よろしく
631 :
625:2009/06/29(月) 00:14:01.11 0
すまんそういうつもりじゃなかったんだ
楽しみにしてるから好きなように書いてくれ
いつもありがとう
632 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:19:11.26 0
まず書く人ありきだから自分の思うままに書けばいいのではと思います
僕たちは十分以上に楽しませてもらってますよ
633 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:24:11.33 0
うん、俺も今日は好きに書かせてもらったからなぁ
今日はずっと一人で書いてたから今みんなが来てくれて嬉しいww
634 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:43:05.45 0
俺も暴走して書きがちだ自重しまふ
特に昨日の明け方のテンションはおかしかった
ゆりりしゃ
635 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:44:08.83 0
もっと書こうよ
暴走しようよ
636 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:46:54.79 0
なんとなくどうしたらいいのかわからなくて書けないな
637 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:50:16.92 0
風呂入ったら少し書こうかな
638 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:50:25.02 0
俺は思うように書いてるよ
639 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:53:50.39 O
いえいえ自重するっていっても全く書かないってわけじゃないすよ
空気は読むよってことで
640 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 00:59:59.19 0
みんなで頑張ろうぜ。
>>622 二日連続の衝撃にもう思考が止まっていた。
「りーちゃん、夏焼先輩、熊井さん。もう私にはついていけない・・・」
何か私が悪いことをしたの?
どこまで傷つけば神様は許してくれるのだろう。
さらに今届いた熊井さんからのメールに困惑するなか、枕の横の携帯が光った。
「もしもし、愛理ちゃん。遅くにごめんね。起こしちゃった?」
男たちに襲われそうになった夜、電話をくれて心配してくれた優しい声。
「いえ、大丈夫ですよ。それより清水先輩こそこんな遅くにどうしたんですか?」
「えっ、どうしているのかな、と思って。それより涙声だよ。何があったの!」
清水先輩の優しさに、ここ数日の思いが溢れ、号泣してしまった。
「この人ならすべてを受け止めてくれる」今日あったこと、これまでのことをすべてを話した。
その一つ一つに頷いてくれ、誰も信じられない今、心から心からの優しさを感じた。
「私も明日そのカラオケボックスに行くよ。みやと梨沙子には言わないでね」
キッパリと言ったその声が私の胸を突いた。
641 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:14:21.75 0
久しぶりに抱き合った後、みやはそのままあたしを抱きしめて眠ってしまった
昔から寝顔だけは変わらない、無邪気で可愛くて・・・
「みや、あたしに相談してよ・・・一人で抱え込まないでよ・・・」
頬を撫でてるとなぜかあたしが泣けてくる
こんな広い部屋で一人で暮らすみや
ももがいなくなって寂しさで潰れてしまいそうになった時、
あたしたちは結ばれた
いや、違う・・・あたしがみやの隙に付け込んだんだ
今でもももを想って泣いてるの?
そんな時はいつでもあたしがそばにいてあげるから・・・
だからみや・・・幸せになって?
642 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:33:44.59 0
とりあえず熊井ちゃんのキャラだけは軌道修正します
643 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:41:53.35 0
>>616 梨沙子を家に送って、自分も帰路につく。
なんだろうか・・・この気持ち。
高揚感、達成感・・・いろんな言葉が当てはまるが、どれもピッタリではない。
今日の梨沙子はほんとに可愛くて、思い出しただけでもまた会いたくなる。
こんなに一人の人を好きになるなんて思ってもみなかった。
高ぶる気持ちを抑えることが出来ず、携帯を開く。
『今日は楽しかったね!次はいつあえる?』
ガッツキすぎかな、とも思ったが、がっつきたい。
つかみ取った梨沙子の心を放したくない。
返信は、すぐに来た。
『明日会いたい。』
か、かわいすぎる・・・!なんて素直な子なんだろう。
『じゃあ、また明日会おうよ!』
ルンルン気分でメールを打つ。
早く明日の放課後にならないかな・・・
644 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:43:58.36 0
645 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:46:39.89 0
やっぱ熊井ちゃんにそこまでの悪役は似合わないよな
GJ
646 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:58:02.14 0
熊井さんにメールを返してベッドに寝転ぶ
明日会いたいだなんて・・・明日はみやに誘われていた日だ
あれからメールは返していない
みやからの連絡もない・・・
そりゃそうだよね、みやはあたし以外にも相手する人はたくさんいる
あたし一人にそんなに構ってられないよね
ふと初めて抱きしめられたあのホテルの日を思い出す
もう少しだけって言ってぎゅっと抱きしめられた・・・
あの時のみやの寂しそうな声・・・あれは一体・・・ってもう考えちゃダメだ
みやの事は忘れて熊井さんのことだけ考えよう
そうすれば愛理だってみやと上手くいくだろうし・・・うん、それがいいんだ
647 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01:58:48.63 0
>>641 いつの間にか寝ていた。
目を覚ますと真野先輩が小さく寝息を立てて横で寝ていた。
また感情のはけ口に真野先輩を使ってしまった。
女性と寝るときは、求められたら拒まないという姿勢を通してる。
例外は梨沙子と・・・真野先輩。
真野先輩にだけはうちからも求めていくことが多い。
でもそれは好きっていう感情とは違って・・・枕の相性が近いからというのが大きい。
ごく稀に、うちが下になるときもある。
「・・・・んん・・・あれ?」
「おはようございます、先輩」
「おはよ・・・いつから起きてたの?」
「10分ぐらい前ですかね」
「ずっとうちの事見てたの?」
「あまりにきれいだったんで」
これは本心だった。
「何言ってんの、一回一緒に寝たら何日もほったらかすくせに」
「すいません・・・」
こういう冗談が言い合えるのも真野先輩のいいところだ。
梨沙子とは・・・・・・・・・比べられない。
648 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:00:27.92 0
649 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:03:03.68 0
あいさきをどう調理しようか
650 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:05:06.90 0
>>640の文章使わしてもらって少し内容調整しますわ
651 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:05:20.33 0
>>647 朝ご飯を一緒に食べて、真野先輩を見送った。
今日は珍しく朝、だるさが感じられない。
シャワーを浴びて、学校へ行く身支度をする。
「梨沙子・・・・・・・・」
急に梨沙子のことを思い出した。
昨日は熊井ちゃんと一緒にいると聞いた。そしてキャプのあの言葉。
ギターと真野先輩でうやむやにしてきた事が、いっきに頭に浮かんできた。
やっぱり梨沙子を失いたくない。まして熊井ちゃんに奪われるなんて・・・。
とりあえず、今日は梨沙子に会わないと。会って確かめないと。
適当に身だしなみを整えると、やけに軽い鞄を持って学校に向かった。
652 :
622:2009/06/29(月) 02:06:27.65 0
>>643、
>>644、
>>645、
>>646 この流れでいきますか。
明日早いので寝るわ。最初は熊井ちゃん相当な悪キャラだったんだが・・・。
というわけで
>>627で書いた流れでいうと、
愛理とキャプがカラオケに行く際にまーさを連れて行き、まーさが昔からの後輩・熊井ちゃんにお説教。
愛理とキャプの純情カップル誕生→熊井ちゃん、愛理、キャプ、まーさがこの話からフェードアウト。
帰りにキャプが中学時代の同級生、桃と出会い、街に帰っていることを知る。
ここからみや・梨沙子・桃の話に・・・。という流れ。
640さん、俺の考え通りでビビったよ。いい友達になれそうだ。
653 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:16:29.03 0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
いろんな事があったけど、熊井ちゃんとの件ですごく気が楽になった。
昨日までの重い気持ちがうそみたいで、軽い足取りで学校に向かう。
学校につくと、愛理がいた。机に突っ伏して寝てるみたい。
やっぱりまだ仲直り出来ないのかな・・・と思ってたらメールが来た。
みやからだ・・・。
『今日、お昼一緒にどう?あの相談室で待ってる。』
身体の奥が熱くなるのを感じた。
行かない訳にはいかない。
昼休憩になった。
とりあえず、相談室へ向かう。
高等部の校舎へ入るのはこれで2度目。やっぱり緊張する。
3階の、長い廊下の一番奥。昼間でもうっすら暗いこの教室は普段は使われてないらしい。
人の気配はない。本当にいるのだろうか。鍵は開いているのだろうか。
ガラガラガラ・・・・
開いた。
教室内を見回すと、窓の前にみやを見つける。
じっとこっちを見てた・・・いや、睨んでた。
654 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:19:25.39 0
>>651 の前で
「ねぇ、先輩?ここに一緒に住みませんか?」
単なる思いつきだった・・・最近まであまり感じなかったのに
今はこの部屋に一人でいるのがすごく寂しい
「・・・みや・・・な、何言ってんの、あたしは実家だよ?
そんなことできるわけないじゃん・・・」
「・・・ははは、冗談ですってば!最近色々忙しいから部屋とか掃除してくれる人
いたら楽だなぁって思っただけです」
「あたしが掃除したら余計散らかすからいいっていったのはどこの誰だっけー?」
またさっきのように真野先輩が頬をつねってくる
「ごめんなさいってば…痛い、痛い」
「もう・・・みやはー・・・うぅー・・・ぅー・・・ぅ・・・グスッ」
頬をつねったまま急に涙を流し始める真野先輩
「ちょ、え・・・ど、どうしたんですか?」
「さ、寂しいならぁ・・・うぅ・・・素直にそう言いなよぉー・・・グスッ・・・
一人で抱え込まないでよぉ・・・グスッ・・・誰もみやが寂しいって言っても怒らないからぁ!
何かあったらあたしに言ってよぉ!みやは・・・もものことだって・・・グスッ・・・それに今だって・・・」
自分のためにここまで泣いてくれる人がいる、心配してくれる人がいる・・・
うちは・・・それが嬉しくて・・・その先輩の想いに応えたくて・・・
だから今のこの気持ち・・・梨沙子のことを初めて人に話した
655 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:23:09.30 0
>>654 「ごめん、ちょっと遅れちゃった・・・待った?」
「ううん・・・」
みやの目が私をとらえて離さない。
頭から足まで、舐めまわすように見られてる。
「みや・・・どうしたの?」
流石に少し不気味になって、尋ねてみた。
するとみやは、ゆっくりと口を開く。
「昨日、なにしてた?」
え・・・・昨日って・・・熊井ちゃんと・・・
「な、なにもしてない、かな」
「ホントに?」
嫌な汗が体中から噴き出してくる。顔が熱い。
すると、みやがこっちに歩み寄ってきた。
怖い・・・・。
みやとの距離が限りなく0に近づき、唇を奪われた。
656 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:28:47.64 0
みやが話してくれた梨沙子という女の子
あのみやが、ももの話以外で表情をあんなにくるくる変えて話すのは初めてだ
そしてみやは最後にこう言った
「でももう嫌われたかもしれない・・・連絡もこないんです・・・」
みやにとって急に連絡が途切れるということは一番怖いことのはずだ
もものときもそうだったから・・・
梨沙子ちゃんと話がしたい・・・
梨沙子ちゃんに会って気持ちを確かめたい・・・
それがあたしがみやのためにできる唯一のことだから
あたしは放課後みやたちの学校に行こうと決心した
657 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:30:51.42 0
どれを使うのかはっきりしないと続きが…
658 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:31:24.27 0
>>655 キスをされた瞬間、無意識に舌を受け入れる準備をしていた。
もしかしたらここでまたシちゃうのかもしれないと思ったから。
でも、キスは一瞬で、すぐにみやは離れた。
どうしたんだろうと思い、みやの顔を見て、ハッとする。
みやが目に涙をため込んでじっとこっちを見ていたのだ。
「みや・・・・?」
訳が分からず声をかけるとみやは力なく床にへたり込んだ。
「みや!?どうしたの?体調でも悪いの・・・?」
グスッ、グスッっと涙をすする音が聞こえてくる。泣いているのだろうか。
「りっ、さこぉ・・・」
「みや・・・」
私も腰を下ろし、みやの肩に手を置く。
「うっ・・・・ぐす・・・・」
何で泣いているのか分からない。
でもみやのこんな表情初めて見た。
初めてみやを“きれい”とか“かっこいい”じゃなく、かわいいと思った。
659 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:32:21.87 0
660 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:35:13.68 0
なんか物語が進んできてる感がいいね
>>659 それでいいんじゃね?
661 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:44:52.06 0
「そばに・・・いてよ・・・ぐすっ・・・寂しいよ・・・梨沙子・・・」
あたしに縋りつくように抱きついてくるみや
「みや・・・」
「もう・・・どこにも行かないでよ・・・みんな・・・離れて行かないでよ・・・」
みんな・・・?みんなってどういうこと?
みやは誰のことを言ってるの・・・?
662 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:53:41.30 0
>>643 熊井ちゃんからの「やったよ!」というメール
私は一瞬で察した
みやは行かなかったんだと…
「やっぱり本気じゃなかったんだ…」
私は小さなため息をつくとベッドに身を投げるように倒れこんだ
いつものみやの遊び
私は色んな女の子がみやに泣かされているのを近くで幾度となく見てきた
だから愛理ちゃんもその1人だと最初は思ってた
でも…今は違う
愛理ちゃんが傷つくのはもう見たくないと心の中で強く思っている
泣いている姿はもう見たくないと…
私は握り締めていた携帯を開くと愛理ちゃんへとメールを送った
663 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 02:54:50.16 0
雅ちゃんが感情表現をするようになってきたな
いい感じ
664 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:05:55.37 0
>>661 丸くなって泣きじゃくるみやの背中をさすりってあげた。
多少落ち着いたようだが、それでも涙は次々溢れてくる。
「ごめん・・・・」
「え?」
「ごめんね、梨沙子」
なんで謝るの?
「うち、梨沙子に酷いことした。」
酷いこと・・・?ってあの日、この相談室でのこと?
「自分勝手に梨沙子を・・・・」
「もういいよ・・・私も嫌がらなかったんだし」
正直、意外だった。
みやがあの事を反省してるなんて。
でもこれは私を釘づけにするための演技なのかもしれない。
この時点では、半信半疑だった。
665 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:06:27.66 0
ベッドに寝転がりぼーっとしていた
頭の中を巡るのは夏焼先輩やりーちゃんのこと
最近は夢にまで2人が出るようになり私の目の前で2人共消えてしまう
そんな恐い夢ばかり見ていた
いざベッドに入ってみても寝付けなくて私はただ天井を見つめるしかなかった
携帯のメール受信を知らせる着メロ
メールの相手は清水さんだった
「明日、話したいことがあるんだけど大丈夫?」
清水さんから遊びに誘われたことなんてないし突然の出来事に私は困惑した
でもあの日の電話
あの日の優しい声
あの日のコトバ
清水さんにならこのモヤモヤした胸のうちを全て話せるような
そんな気持ちがした私はその誘いを受け入れた
「大丈夫ですよ」
「じゃあ、明日放課後学校まで迎えに行くから」
「はい。ありがとうございます」
「それじゃあおやすみ」
「おやすみなさい」
清水さんに話せるかもしれない
そんな期待から私は携帯を握り締めたまま眠りについてた
666 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:09:16.08 0
とりあえず俺は今日はここで寝るノシ
667 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:21:44.87 0
遊ぶ約束が乱立してる…
どう進めればいいんだ
668 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:34:26.61 0
確かにw
てかみんなアンカーつけような
669 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:36:53.64 0
とりあえず、みやと熊井ちゃんの約束がかぶってる
でもこれはミスじゃなくて物語上のかぶりだから問題はあんまない・・・?
670 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:42:38.55 0
熊井ちゃんが愛理と梨沙子に約束つけて
キャプが愛理に電話相談行くの流れもごっちゃになってない
671 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 03:46:04.40 0
まとめ職人必須のスレになりつつあるw
672 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 05:27:10.67 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
673 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 07:34:41.09 O
ノノl∂_∂'ル
674 :
pa370d0.gunmnt01.ap.so-net.ne.jp:2009/06/29(月) 08:36:25.61 0
川*^∇^)||
675 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 10:24:06.35 O
今日も夜書くぞ
676 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 11:30:50.10 O
>>670 今日の梨沙子は雅との約束はなかったことにして熊井ちゃんを選ぼうとするけど
放課後に真野ちゃんが来てムリヤリ梨沙子を拉致して話をする感じ?
677 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 11:32:28.68 0
それはどうかな
678 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 11:46:10.54 O
僕もストーリー思いついたから
家に帰ったらPCから書くよん
早紀ちゃんが怒涛の展開になるよ
679 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 12:02:56.75 O
みやりしゃはとりあえず今は終わらせる?
680 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 12:27:19.79 O
終わらせなくて大丈夫だよw
それとは違うストーリーだから
681 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 13:35:54.98 0
>>664 結局、壁にもたれかかってくっついてた。
みやがあんなこと言うなんて正直意外だったし、少し嬉しくもあった。
しばらくそうえいていると、急に携帯が鳴る。
えーっと・・・電話だ・・・熊井ちゃんから。
みやはだいぶ落ち着いたがまだ泣きやんだわけではない。
どうしよう・・・出るに出れない・・・
「電話鳴ってるよ、梨沙子」
「う、うん・・・」
「・・・・・誰から?」
「え!?っと、お母さん!」
「そ」
怪しまれたかな・・・。
熊井ちゃんにも後でちゃんとかけなおさないと・・・
682 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 13:43:21.10 0
梨沙子・・・みやといながら熊井ちゃんを思うなんて贅沢なw
683 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 13:50:36.90 0
誰かまとめてくれ
ごちゃごちゃすぎる
アンカーつけてくれよアンカーないのは無視するぞ
684 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:04:10.00 0
>>681 みやはあたしの肩に頭を預けていて、随分弱っているようにみえた。
いつもの自信満々のみやとは違う。でも、これもみやの本当の姿なんじゃないかって思った。
「ごめんね」
壊れたようにごめんねを繰り返すみや。
あたしは背中をさすりながら、自分自身を振り返る。
悪いのは・・・みやじゃない。少なくとも、みやだけじゃない。
「もう謝らないでよ」
「梨沙子・・・」
「あたしだって・・・みやと同じだよ・・・」
みやが自分勝手というなら、あたしだって自分勝手だ。
親友の好きな人を好きになって。
好きだったから身体を許して。
遊ばれてるって分かってたのに受け入れて。
なのに、それが嫌になって。とてつもなく寂しくなって、結局違う人の温もりを求めた。
そのくせこうしてみやといると気持ちがまた揺らいで。
「寂しい」と泣くみやを見ると、優しくしてくれた熊井さんを思うと、そして愛理を思うと、
あたしは傷ついたふりをしてみんなを裏切っているんじゃないか。
悲しいけど、そう思わずにはいられなかった。
(・・・・みやは好きになっちゃいけない人だったんだよ)
そう思うけど口に出すことはもちろん出来なくて。
こんなに弱ったみやをほっとくことも出来なくて。
もうどうすればいいか分からなかった。
685 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:07:05.66 0
で、熊井ちゃんと梨沙子はやっちゃってるの?そこはナシなの?
686 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:08:37.63 0
そんな前の話からナシになるの?
687 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:13:43.27 0
わけわからん・・・
ちょっと読み返してくる
688 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:19:53.56 0
>>622を
>>643に修正してくれて愛理と熊井のカラオケはなしとすると放課後は
・熊井は梨沙子と遊ぶ予定
・雅は梨沙子と遊ぶ気だったが返信されず今昼休み
・キャプと愛理はお話
って感じ?
689 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:30:41.34 0
これは俺の勝手な解釈と意見なんで聞き流してくれてもいいが
>>652さんの構想で行くなら
放課後梨沙子は熊井ちゃんの約束を断って雅と一緒にいる
↓
キャプと愛理はカラオケへ
↓
暇になった熊井ちゃんを呼び出しまーさも呼んで説教させる
ってのを思ったんだが俺空気読めてる?
でも熊井ちゃんがマジで梨沙子好きならまーさも説教できないよなorz
690 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:32:03.53 O
>>684 「困らせてごめん」
それからちょっと時間が経ってあたしの体をそっと離す
「うち、最低だ…」
吐き捨てるように言うと立ち上がるみや
放課後は真野ちゃんも梨沙子に会いに来るよ
691 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 14:41:08.37 0
すまん
>>689だが真野ちゃんもいたのを忘れていた・・・
梨沙子、真野に拉致られて話する
↓
熊井ちゃん、梨沙子が来なくて暇してるとこをキャプ達に呼ばれる
な感じか?
692 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 15:23:07.74 0
お疲れ様です
693 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:12:42.66 0
>>690 「ごめんみや」
「え?」
梨沙子に謝られて驚いて梨沙子を見た。
「・・あたしバカだから全然気付かなかったんだ・・・
あたしはみんなのこと傷つけて裏切って・・・情けないなって」
「・・・?どういうこと?」
涙がまた出てきそうになってブレザーでゴシゴシと擦った。
「・・・・ね、全部なかったことにしよう?」
「何言って」
「全部、なかった。あたしとみやは他人。」
「梨沙子やめてよ何言ってるの」
「・・・そうしよう?それがいい」
梨沙子は俯いてそう言った。
なんで?どうしてそんなこと言うの?
「一人にしないでよいやだよ梨沙子寂しいのはいやだよ!」
混乱していた。
「・・・ごめん。」
梨沙子は俯いたまま顔を上げてくれなかった。
さっきの私みたいにずっとごめんって言い続けた。
694 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:15:53.44 0
おれの個人的な意見ですけど
キャプたちが熊井ちゃんに言っても
梨沙子が熊井ちゃんとの関係を自分で切らないと
話が進まないと思うんですがどうですか?
695 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:18:12.58 0
熊井ちゃんが本気なら誰かに何言われても
うるせぇって感じだろうしね
696 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:24:39.31 O
真野ちゃんが梨沙子拉致ると真野ちゃんのこのストーリーでの立場がごっちゃになんないか?
697 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:27:22.91 0
ごっちゃになるかもだけど雅の本当の気持ちを梨沙子に伝える重要な役だと思う気もする
698 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:28:21.91 0
展開速すぎない?
出会ってまだそんなたってないだろ?
ゆっくりいこうぜゆっくり
真野ちゃんの出番はもっと遅くてもいい
すれ違いがもっとあってもいい
699 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:36:30.09 O
やってばっかの展開は避けたいところな
700 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 16:46:25.95 0
>>693 梨沙子視点
みやに出会っていろんなことがあって
でも結局それはいろんな人を傷つけてて裏切ってる。
みやのことは好きだと、思う・・・。
でも、一緒にいたらまた誰かを傷つけてしまうかもしれない。
そんなのはいやだ。
だから何度も謝り続けた。
ごめんねみや、ごめん。
今この部屋を出たら他人。
それでいい、それがいい。
縋るみやを振り払って部屋を出た。
「ごめん・・・」
小さく呟いて屋上までダッシュした。
涙を誰にも見られたくなかったから。
701 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 17:01:00.68 0
梨沙子が熊井ちゃんとの関係も切ろうとする展開で書いてみたいんだけどどう思う?
702 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 17:17:13.57 0
周り(熊井ちゃん含む)との関係を切ろうとして
孤立しちゃう梨沙子とかいいかもな
周りはそんな風に思ってないんだけど・・・みたいな
703 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 17:27:48.09 O
やっと
>>407まで読んで早く追いついて書きたい新参だが
ここにきてゴキジェットに激ワロタw
704 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 17:34:59.06 0
>>703 ゴキジェットに笑い終わったら一緒に書こうなw
705 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 17:38:54.02 0
>>700 「はぁ・・・はぁ・・・」
最近あまり走っていなかったからすごく息が乱れている。
みやの顔が頭に浮かぶ。
だめ、考えちゃだめ。
あの人は他人でもう関係ない・・・。
「グスっ・・・うわぁぁーん!」
子どもみたいに大声を張り上げて泣いた。
涙がポタポタと零れてくる。
屋上のコンクリートがポツポツと濡れていくのが目に入る。
涙はしばらく止まらなかった。
昼休みが終わるチャイムが鳴り響く。
それでもこの場所から動けなかった。
すると、柱の影から人が出てきた。
私はビックリして固まってしまう。
「ごめん、出るタイミングが見つからなくて・・・」
頬をポリポリ掻きながらその人はバツが悪そうに下を向いた。
この人って確か・・・・
706 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 18:02:38.41 0
「タイから察するに中等部の子?どうした?」
屋上で寝ていたらバンっていう大きな音で目が覚めた。
誰かが勢いよくドアを開けたようだった。
柱の影からドアの付近を見ると女の子が一人いて
急に大声で泣き始めた。
正直焦ってすぐに出て行こうかと思ったが
結局その場から動けずにチャイムが鳴るまで、とそこでじっとしていた。
「ごめん、出るタイミングが見つからなくて・・・」
ちょっと悪いなぁと思いつつ言いながら出て行くとその子は固まったように
動かなくて涙も止まってしまったようだった。
「何年生?」
「・・・・・・・・・・」
返事がないただの(ry
ってそうじゃなくてビックリしたまま固まって動かないその子。
だから私は自分から名乗った。
「高等部3年の矢島です、あなたは?」
警戒させないように優しく微笑んでそう言った。
707 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 18:45:27.28 O
>>704 おう!ゴキジェット並のスピードで追いついたぜw
しかし複雑な展開にきたな
708 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 19:01:50.37 0
今北産業
これから書きます
709 :
早紀&熊井視点:2009/06/29(月) 19:42:14.22 0
そう言えば梨沙子と今日会おうねって約束したけど
具体的にどこで何時に会おうかということを決めてなかったのを熊井は気がついた
だから熊井は梨沙子にメールを送った
”今日どこで会おうか決めてなかったね都合が良かったらいつでも電話して”
そういう文章を書いて送信ボタンを押す
それから5分待ってみた、まだ電話は来ない
でも熊井は焦らず呑気にnkskをいじめていた・・・いやセクハラしていた
「お前をいじめていいのは私だけなんだよ」
「もうやめてください・・・こんなこと・・・」
生徒会室の中、生徒会長のnkskこと中島早貴をいじくるのが熊井の日課だった
特に意味は無い・・・ちょっとスキンシップが過ぎるだけです
後ろから羽交い絞めにして早貴の制服のシャツの裾から手を入れていやらしく胸を揉んでるのも友情の証
「・・・っ・・・」
声を押し殺し頬を赤らめ生徒会長nkskは熊井のされるがままにされていた
優等生というイメージと生徒会長のプライドで我慢しているが実は悦んでいる
その時!熊井のケータイ電話が鳴った
梨沙子かもしれない!熊井ははやる気持ちを抑えて片手でケータイにでた
「梨沙子ちゃん!」
「違うよ早紀だよ、梨沙子ちゃんじゃなくて残念だった」
「なんだキャプテンかー」
「なんだはないでしょ!ちょっとこれから会えない?」
「えっ!?今から・・・チッ・・・せっかく今エンジョーイ!してたのにー」
「何を?」
710 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 19:53:11.71 0
ここってリレーに関係ないネタの投下はアリ?
みやびちゃんとりさこが同じ学校の先輩後輩って設定は使ってるし
投下おkならちゃんと名前欄で区別できるようにする予定だけど
711 :
早紀&熊井視点:2009/06/29(月) 19:54:58.25 0
>>709 「ん?ちょっと事務的なことをね・・・」
「ほぇ????・・・まあいいわ熊井ちゃん来てくれるよね?」
「良いよ場所どこ?」
キャプテンは場所指定でとあるカラオケBOXに来てほしいと言っていた
「そっか分かった、じゃあ今から行くね」
そうして熊井はケータイを切った
その間のnkskの胸を揉む手の動きは止まることはなかった!
「あの・・・もう行っちゃうんですか?」
「ごめん・・・用事入ったから行くね」
nkskは物欲しそうね熊井を見るが、そんなの気にせずゴーマイウェイ!
熊井はnkskを置き去りにしてさっさと行ってしまった
ほんとは梨沙子と会う予定だったんだけど・・・
まっいっかキャプテンと会ってからでも遅くはないはず
そんなに時間はかからないはずキャプテンと会ってから梨沙子と会えばいい
そう軽い気持ちで熊井は学校を後にした
712 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:05:59.82 0
梨沙子とみやびちゃんのところはお昼休みだろ?
熊井ちゃんだけ放課後になっちゃってる
>>710 読んでみたい気もするが混乱しそうだから止めといた方がいいと思う
713 :
早紀&熊井視点:2009/06/29(月) 20:06:24.43 0
>>711 熊井ちゃんにはガツーンっと行ってやらねば
そうでもしないと熊井ちゃんは分かってくれない・・・早紀はそう思っていた
今、早紀は約束通り愛理ちゃんとカラオケボックスに来ていた
2人ではしゃいでそれはそれで楽しかったけど熊井ちゃんと梨沙子のことも気になる
だから早紀は我慢できずに熊井ちゃんを呼んでしまった
もう言いたいことはたくさんあった・・・どれから言おうか悩んでると愛理が不安そうな顔で自分を見ていた
思いが顔に出てたみたい・・・不安にさせたくなくて早紀は笑顔を作った
「大丈夫だよ・・・」
何が大丈夫なんだろう?根拠のないこと私言ってない?
714 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:08:02.35 0
佐紀な
注意してくれ
715 :
早紀&熊井視点:2009/06/29(月) 20:16:52.45 0
>>713 実はまーさもここに来てと連絡している
情けないけど私1人だけじゃ熊井ちゃんに太刀打ちできない
リーダーシップはある方だと思うけど実は私は弱い
怒ったりしても熊井ちゃんが本気になったら剣幕に押されてしまう
だから、まーさが必要なの
まーさなら熊井ちゃんを掌握できる、1人だと不安
「キャプテーン来たよー」
考え事してたら、もう熊井ちゃんが来ちゃった!早い!!
まだ、まーさが来てないのに!!
扉を開けてズカズカとやって来ちゃった!!
どうしよう!?
そんな熊井を愛理は睨んだ
続く・・・
716 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:18:59.06 0
↓もう思いつかない誰か続きを・・・
717 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:20:26.79 0
注意してんだから名前くらい直せよ
718 :
>>713の訂正:2009/06/29(月) 20:22:41.15 0
熊井ちゃんにはガツーンっと行ってやらねば
そうでもしないと熊井ちゃんは分かってくれない・・・佐紀はそう思っていた
今、佐紀は約束通り愛理ちゃんとカラオケボックスに来ていた
2人ではしゃいでそれはそれで楽しかったけど熊井ちゃんと梨沙子のことも気になる
だから佐紀は我慢できずに熊井ちゃんを呼んでしまった
もう言いたいことはたくさんあった・・・どれから言おうか悩んでると愛理が不安そうな顔で自分を見ていた
思いが顔に出てたみたい・・・不安にさせたくなくて佐紀は笑顔を作った
「大丈夫だよ・・・」
何が大丈夫なんだろう?根拠のないこと私言ってない?
719 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:26:28.55 O
nkskがwww
720 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:29:36.79 0
もうやりたいほうだいだなみんなw
721 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:31:42.85 0
ていうか熊井ちゃんは梨沙子を真剣に好きなのに何を説教すんの?
722 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:32:32.34 O
最低限のマナーというかそういうのすらなくなったな
723 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:33:25.97 0
名前はしっかりしよう
nkskもね
724 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:34:19.92 0
だよなキャプになにか言われることなんかないだろ
725 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:34:44.00 0
俺も熊井ちゃんのこのキャラはどうかと思う
726 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:36:14.19 0
727 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:37:22.89 0
てかいつから、みやりしゃから遠くなったのか
728 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:38:35.51 0
熊井ちゃんは女遊びが派手だったけど梨沙子に本気
だいたい茉麻が何を言うんだよ応援するならまだしも
キャプが愛理を泣かせた熊井ちゃんと梨沙子に怒るのはわかるけど
説教、ってそれはなんか違うし怒られたところで「だから?」ってなもんだろ
729 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:38:54.55 0
730 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:39:34.75 0
真野は出す必要あったのか?
雅と真野は接点無くね?
731 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:43:31.67 0
話とはいえ真野ちゃんがびちゃんに偉そうなのはなんか違うとは思った
でも初めての相手ってのは悪くないと思った
732 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:43:43.64 0
確かに
いくら自由とはいえあまりに流れから逸脱したことを書く人がいるからなw
最たる例が
>>622
733 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:46:11.03 0
えーいもうどう書きゃいいんじゃーい?www
ハードルが高くなってるぞーw
734 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:47:54.53 0
書くに書けない
この物語同様こっちも泥沼にはまっていくぜw
735 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:50:21.99 0
736 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:50:29.70 0
おれも書きたいのは山々だけど、この微妙な展開を打破できんw
737 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:50:54.45 0
確認な
・梨沙子とみやは今お昼休みで学校にいる
738 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:51:35.54 O
これがリレー小説の面倒なとこ
プロットがあるわけじゃないし仕方ないよ
739 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:52:43.53 0
だがある程度の流れというか逸脱しちゃいけないラインってあるだろ
それを乱すヤツがいるんだろ
740 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 20:56:39.20 0
741 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:02:15.82 0
742 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:05:47.45 0
743 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:08:17.84 0
>>715 「んで何かようなのキャプテン?」
「あーあーえーっと、、、、」
「?」
「そうだ熊井ちゃんこの間借りてた1万円返すよ」
そういって私は財布から1万円取り出すと熊井ちゃんに渡した
「あーあーそうだった!そうだった!!ありがとうキャプテン」
「うん用事ってそれだけだから!」
「そう?じゃあうちは行くね」
そう言うと熊井ちゃんは急いでるらしく部屋を後にした
言いたいこと言えなかったーーーーーーー!!!!!
そんな、へたれな自分を呪った
熊井ちゃんが去った後、まーさが来た
「おまたせーキャプテン用事って何?」
「いや、はは、、、、一緒にカラオケ歌おうよって思って」
「オーケー歌う曲何にする?」
そう言うとまーさは席に座り曲リストの本をパラパラとめくった
744 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:09:39.85 0
無理矢理だがこれでオーケー!!問題解決!?
後は本筋に話を戻すぞ
745 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:10:21.95 0
746 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:15:47.33 0
747 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:20:40.80 0
748 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:24:54.20 0
749 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:26:33.03 0
750 :
名無し募集中。。。 :2009/06/29(月) 21:28:30.67 0
自分はこのごっちゃ混ぜ感が大好きだけどな
751 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:30:25.14 0
俺も何でもありで楽しければいいと思うけど
そうじゃない人もいるのは分かる
752 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:32:14.06 O
そうじゃない人の気持ちも分かるけど・・・
753 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:34:14.66 0
754 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:39:01.11 0
755 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:40:55.66 0
756 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:42:38.58 0
まとめ激乙!!!!
757 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21:47:50.83 O
これは次スレが必要になる勢いだぞ
758 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 22:10:45.80 0
おぉまとめ乙
759 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 22:22:31.53 O
ゴキジェットで激ワロテ途中から参加したい俺だがこの流れは静観するわ
今PCが使えないから把握しにくいorz
760 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 22:29:28.11 0
リレーって難しいね
761 :
名無し募集中。。。 :2009/06/29(月) 22:44:21.31 0
でもそれが楽しいと思うよ
762 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 22:48:29.83 0
いろいろモメたりするのが楽しいんじゃないか
763 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:09:50.00 0
(。・∀・。)ル ’ー’リ
| ↑
↓ ↓
リd*^ o゚)→川*^∇^)←→州*‘ -‘リ←→ノノl∂_∂'ル←从・ゥ・)←→リl|*´∀`l|
↑
州*´・ v ・)←川´・_・リ
从o゚ー゚从 从*´∇`)
リ ・一・リ←→(o・D・)
764 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:15:07.95 0
間違えた
(。・∀・。)ル ’ー’リ
| ↑
↓ ↓
リd*^ o゚)→川*^∇^)←→州*‘ -‘リ←→ノノl∂_∂'ル←リl|*´∀`l|←→从・ゥ・)
↑
州*´・ v ・)←川´・_・リ
从o゚ー゚从 从*´∇`)
リ ・一・リ←→(o・D・)
765 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:16:29.06 O
ちさまいは関係ないだろw
766 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:16:30.36 0
雅を中心に愛を叫ぶ
767 :
名無し募集中。。。 :2009/06/29(月) 23:17:26.41 0
みやびちゃんもてすぎw
768 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:20:25.94 0
愛理佐紀の約束はそのままでいいの?
熊りしゃ雅の約束がごっちゃになってるんだっけ?
769 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:25:21.03 O
佐紀愛理ってのが斬新すぎる
770 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:27:02.77 0
>>706 「え、えっと・・・中等部3年の菅谷梨沙子です」
カッコイイ人だった。背は結構高くてがっしりとした体格の人。
あれ、やっぱりどこかで見たような・・・
「ん、梨沙子・・・あぁ、愛理の友達だ」
「え、・・・・あ!」
「覚えてた?愛理の幼馴染の矢島」
「すいません、今思い出しました・・・」
「おあいこだよ。あたしも初めはわからなかったしw」
矢島さん、愛理の幼馴染・・・前に一度紹介されたことあったっけ。
自慢のお兄ちゃん、そんな風に紹介してくれたことを徐々に思い出す。
「で、なーんで泣いてたの?」
あまりにストレートな聞き方で驚くけれど
下手に何も言われないよりは嬉しかった。
「えっ・・・・あ、先輩授業が」
始まっているはず。
「いいよ別に。それより何かあったの?」
首を振って授業へ行かないことを告げると矢島先輩は
私の肩を抱いてそう聞いてくれた。すごく優しい声・・・・
そこでハっとした。なにやってるんだろう。
優しくされて気持ちが傾きそうだった。
これじゃ熊井ちゃんのときと一緒だ・・・・バカだあたし・・・バカだ
そう思うとその場から駆け出していた。
先輩の声がしたけれど今その優しさを受け入れるのは怖かった。
771 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:29:57.69 0
とりあえず梨沙子の続き書いてみた
放課後梨沙子は熊井ちゃんに会いに行けばいいと思う
みやびちゃんは梨沙子が拒絶してるから約束なかったことになってるでしょ
772 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:43:41.83 0
りーちゃん気が多い子だ
773 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:48:31.20 0
>>770 うちは結局何がしたいんだろうか・・・
梨沙子が出て行った扉を眺めて自己嫌悪に陥る
色んな人を巻き込んで・・・傷つけて・・・
そしてポケットの中から定期入れを取り出す
そこにはももとのツーショット写真・・・
「もも・・・会いたい・・・ももがいないとうち・・・」
うちはその後部活が始まるまで定期入れを胸に抱いて泣き続けた
774 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:52:43.84 0
さて梨沙子どうするか
775 :
名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 23:58:00.48 0
>>773 スケジュール帳を開くとピンクのハートと青い星が散りばめられている
ピンクのハートは舞美とエッチした日
青い星は・・・みやとそういうことをした日・・・
昨日の日付にピンクのハートを描きながらなぜかみやのことを考えてしまう
部活に来ると言ったのに来なかったみや
気分屋のみやが事前に部活に来るなんて連絡は入れない
なのに昨日は初めて部活に行くって連絡が来て、そして来なかった
最近うちは舞美の彼女なのにみやのことばかり考えている
みやは今何してるんだろうか・・・みやは誰と一緒にいるんだろうか・・・
そしてみやの彼女になったらどんな感じなんだろうか・・・
こんなこと舞美にはばれちゃいけない・・・舞美の事は好き・・・
ただみやが気になるだけだから・・・
776 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 00:01:34.03 0
やっぱり梨沙子には一番初めのように
雅を一途に想うキャラに戻ってほしいな
好きで好きで仕方ないのに雅の一番になれないっていう葛藤とか
雅の忘れられない人に嫉妬したり、
親友と同じ人を好きになった苦しみとか、
バレバレなのに親友に想いを隠そうとしたり
っていう切ない乙女の道を突っ走ってほしい
777 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 00:07:46.48 0
俺はそういう方向へ戻そうと思ってる
現状では
梨沙子はみやびちゃんが好きで好きでしょうがないんだけど
周りを傷つけることになるからと自分の気持ちを殺してる、というか
一歩引いてしまっているというか
だから熊井ちゃんとの距離も開けさせたい
778 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 00:08:37.38 0
友達が君のこと好きだと知ってるのよ私
779 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 00:19:46.09 0
>>770 それから授業にもどる
先生にはみっちり怒られた
気分が乗らないのになおさら落ちる
授業に耳を傾けながらふと熊井さんとの約束を思い出す
話すべきだろうか…
熊井さんにもうこのままの関係を続けられないことを
はっきりもうやめたいと言うべきだろうか
いや、言わないといけない
学校が終わり一度家に帰って支度をする
熊井さんに連絡する勇気がでない
ちゃんといえるだろうか拒否することができるだろうか
一時間ぐらい悩みようやく電話をする決心がついた
780 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 00:38:02.39 0
>>779 深呼吸を一つして電話をかける
「もしもし」
ワンコールで出てくれる熊井さん
「熊井さん・・・」
「あ、梨沙子ちゃん?今どこ?待ち合わせの場所決めてなかったよね」
受話器の向こうの熊井さんはなんだかとても楽しそうで・・・
あたしのことを想ってくれてるっていうことが伝わってくる
だけど・・・あたしもそういう風に想う人がいるの・・・
781 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 00:39:19.99 0
流れっていうかそういうのは戻ったと思うのでみんな書いてくれ!
782 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01:00:31.51 O
書籍化希望
783 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 01:01:34.00 0
そろそろ桃子の出番かなぁ
784 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01:09:19.91 0
>>780 「ごめんなさい!」
「へ?何急に・・・」
熊井さんは困ったような声をしている。
「・・・昨日のこと忘れてください。私のことも、全部」
「はぁ?なんで?」
「・・・だめなんです、だめ、・・・だから」
言いたいことが口から出てこなくてだめ、とかごめんなさいとか
そんなありきたりの、熊井さんからすれば意味の分からない
ことばかりが口から出てきた。
「梨沙子ちゃん今どこ?すぐ行くから!」
「・・・・ごめんなさい」
「それじゃわからないよ・・・」
「ごめんなさい・・・」
それからは何を聞かれても何を言われてもごめんなさいを繰り返した。
優しさに甘えたかった。でもそれじゃみやを拒絶した意味がなくなる。
熊井さんは
「わかったよもう、いい・・・・」
疲れたようにそれだけ言って電話を切った。
785 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01:14:54.61 0
桃子の出番はまだまだ先だな
出し惜しみしようw
ある程度梨沙子と雅がいい感じになった、もしくは付き合ってからどーんっと!
786 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01:20:59.35 0
俺寝るから後頼む
787 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01:26:45.42 0
電話の切れた音が耳に響く
自然とあふれてくる涙・・・
優しくてかっこいい熊井さん・・・
あたしなんかのことを好きだって言ってくれた熊井さん・・・
熊井さんといたら幸せになれたはずなのに・・・
なんで?なんでみやのことしか考えられないの?
みやはあたしのことなんて何とも思ってないのに・・・
辛くて・・・悲しくて・・・自分が情けなくてベッドに潜り込む
だけどやっぱり思い浮かぶのはみやのこと
ねぇ、愛理?恋ってこんなに辛いんだね・・・
788 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01:27:28.49 0
>>787ね
アンカーつけ忘れたorz
みんな寝たかな
789 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 02:14:15.34 O
全部読んだけどスゲー職人乙ですあとちょいちょいゴキジェット出てきてワロタ
790 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 02:14:41.50 0
熊井ちゃんは変態紳士だな
791 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 02:24:37.58 O
変態紳士って誰かさんの尿を飲むイメージが強いなww
792 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 03:26:56.17 0
>>665 学校に居てもりーちゃんとは目も合わせないし話そうともしなかった
目を合わせようとするとどうしても息が詰まって前を見ることができなかったから
机に顔を伏せてできるだけりーちゃんの顔を見ないようにしていた…
りーちゃんが許せないわけじゃない
ただもう少しだけ…
もう少しだけ時間が欲しかった…
放課後のチャイムが鳴ると同時に清水さんからメールが入った
「今学校に向かってるから門の前で待ってて」
私はそれを見ると急いで身支度を始めた
りーちゃんの机にふと目をやる
りーちゃんの机にはまだバッグが残されたまま
夏焼先輩と会ってるのかな?
昼休みからずっと?
そう考えるとまた胸が苦しくて…
私はバッグを手に取り急いで教室を飛び出した
793 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 04:56:21.69 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
794 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 05:29:05.56 0
俺の日課は一日一善とこのスレを読むこととオナニーすること
ほしゅ
795 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 06:34:20.60 0
おはようございます
書き手の方々は毎日精が出ますね
読み手の方々は別の精の方が出てらっしゃるみたいですね
796 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 08:00:52.87 0
州*‘ o‘リ<ほしゅほしゅ
797 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 08:36:18.85 O
愛理も梨沙子もいい子だよな
一度大喧嘩させてみるのもアリ?
798 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 08:58:05.88 O
熊井ちゃんと雅も大喧嘩させたい
799 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 10:12:54.33 0
ほ
800 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 10:34:54.55 0
熊井ちゃんとびちゃんは殴り合いしそうなイメージ
801 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 10:41:50.80 O
>>787 みや…みや……ううん、もう『夏焼先輩』って呼ばなきゃ…
あ……呼ぶことも、もう…ないか
布団に潜り込みみやへの想いを忘れようと思えば思うほど
屋上で会った時やライブ、急に迫ってきたり優しくしたり…
色んな顔の『みや』が浮かぶ
「会いたい…でもあたしなんかが恋なんてしちゃダメ…みんなを傷つけて……」
"あたしを傷つけたママやパパみたい"
そう思うと胸が酷く痛んだ
802 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 10:46:41.80 O
携帯からなんとか書き込んで見たけど
文章の間隔とかわからないからPCから書けるまでやはり静観するわorz
803 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 10:51:47.29 0
PC持ってないの?それともアク禁?
804 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 10:53:41.09 O
外出中なのかも?
805 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 11:31:19.30 O
現実の雅ちゃんは乳はともかく女臭さはベリキュー随一の醸し出しっぷりなのに
なんでこんなにクールなイケメン設定がはまるんだ?
806 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 11:38:19.04 0
顔立ちだな
807 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 11:51:37.63 O
雅ちゃんに女キャラ設定したらなんか生々しくてだめだろ
基本的に誘惑&エロの展開しか思いつかん
もうちょっと胸キュンしたいよね
808 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 11:54:25.11 0
表立ち誘惑エロ系で、実際はそうでもないって話だろ
809 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:00:19.23 O
>>805 書いてるのが梨沙子ヲタが多いんじゃね?
雅ヲタは雅をイケメンとか言わなさそう
810 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:02:51.01 0
>>801 熊井ちゃんとの関係も、みやとの関係も、終りになったって構わない。
でも、愛理だけは・・・愛理との絆だけは切る訳には・・・・。
みやも泣かせてしまった。熊井ちゃんも裏切ってしまった。
きっと酷く傷つけたんだと思う。
でも、それよりもっと深く傷ついてるのは・・・。
教室に戻ってみたら愛理がいなかった。
どこに行ったんだろう。
もうあと数分で最後の授業が終わる。
にもかかわらず鞄が置きっぱなしになっていた。
811 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:09:54.39 O
>>810 >>792は無視すんの?
読み手が生意気言ってすまんが
ごっちゃになるからちゃんと読んでから書いてくれ
812 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:12:34.76 0
あれ?
ホントだ
ていうか現在進行形がどこか分からん
813 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:17:55.75 0
確かに今現在がどこなのか分かりにくい
創作出来ない人はせめてまとめをしてほしい
814 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:47:21.23 0
バンドはゴーバンズが元ネタなのね
815 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:57:14.26 O
>>813 ちょっと上のほうみたらまとめあるだろ
ほんと何も見てないのな
816 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 12:58:31.11 0
何かスレが殺伐としてきたな
817 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 13:54:57.06 0
うーん・・・w
818 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 14:08:27.89 0
819 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 14:10:48.60 0
これ読んで大昔に読んだ漫画思い出した
820 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 14:11:27.09 O
ノソ*^ o゚)<このスレ見てるとカラダが疼くケロ
821 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 14:16:50.10 O
で、どこから書けばいいでしょうか?
>>810は申し訳ないけどスルーな感じ?
穏便にいきたいので穏便な回答をみなさんお願いします。。
822 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 14:31:03.33 O
>>801 授業終了のチャイムが鳴ったのに気づきもう一度ももの写真に目をやる
「またももとの約束破っちゃった
授業はちゃんと出るって言ったのに」
さぼってばかりのうちにこれだけは守れと無理やり約束させられた
ももがいなくなってからうちは何度授業をさぼっただろうか…
梨沙子と初めて会ったときも確か四時間目をさぼって昼休みまで屋上で寝てたんだっけ…
そんなことを考えてるとポケットに入れていた携帯が鳴る
“今日は部活来るよね?”
梅田先輩からだった…そういえば昨日は行くって言いながら休んだんだった
今日は部活に出てすっきりしよう…
そして帰りはあの海に行こう…ももとよく行ったももの大好きなあの海に
そう決めて相談室をあとにした
823 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 16:29:52.59 O
おちついたね
824 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 17:27:06.19 O
落ちる
825 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 17:49:10.35 0
展開落ち着いたな
826 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 18:44:29.69 0
夜に書きに来ます
827 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 18:50:57.77 O
書きたいんだが外なんでほしゅしゅ
828 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 19:09:13.06 O
俺の脳内では愛理と梨沙子がまず仲直り
↓
「夏焼先輩とあたしは偶然屋上であっただけ…」
想いを押し殺して愛理を応援しようとする梨沙子
↓
一方、梨沙子とみやはやはり両想いなんじゃないか?
自分は所詮みやの上辺だけしか見てなかったんじゃ?
梨沙子はきっと今もみやを…
感も頭もいい子だから気づくが色々葛藤の後
「一回関係が壊れたから何?壊れたらまた関係を新しく築けばいいでしょ!
りーちゃんはみやが好きなんだよ……あたしに遠慮するのはやめて…」
って愛理に言わせたい
‐‐‐‐‐
みやくま大喧嘩
↓
再び梨沙子に迫るが気持ちが空っぽの梨沙子に手が出せない熊井ちゃん
「…みやのことがそんなに……」
梨沙子のみやへの想いを何かの拍子に気づき
「魔性な面もあるのに本質が純粋過ぎる…なんで自ら悲恋を選ぶのか…」
諦めるけど応援はしない
とか言いながら梨沙子とみやの応援をしちゃう熊井ちゃん
書きてえええええええええええ
829 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 19:22:16.01 0
830 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 19:25:03.62 0
僕は、みやが梨沙子と熊井ちゃんとの関係に気付いて
みやと熊井がマジ喧嘩して仲違いしてしまう
キャプテンもキャプテンで、もう愛理を泣かしたみやから気持ちが離れていて
某有名大物メジャーバンドから引き抜きの誘いを受け、佐紀は了承しBuonoからそのバンドに移籍
そしてBuono解散!
それから紆余曲折あって雅、愛理、桃子の3人でBuono復活!再始動!!
というのを考えていた
でもあくまでも予定だから物語のなりゆきにまかせます
831 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 19:33:02.81 0
書きたいように書けばいいじゃんw
832 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 19:34:58.78 O
>>828と
>>830 これからの描写で職人達に参考にしてもらえるといいな
リレーだから紆余曲折して何が出るかわからんのが楽しい
833 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 19:47:15.82 0
ゴキジェットちょくちょく出てきて人気者だねw
ちょっとゴキジェットで一本書いてみるかな
834 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 20:21:54.24 O
州*‘ -‘リつロ<ゴキジェットー
ホシュリー
835 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 21:34:38.06 0
あぶなー
836 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 22:16:05.51 0
保全
837 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 22:43:08.37 0
落ちる
838 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 23:22:19.08 0
考え中…
839 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 23:22:26.07 0
急に人稲w
840 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 23:27:57.89 0
みんな書く物語のプロットを考えてるんだ、きっと
みんな生みの苦しみを味わってる?
少なくとも僕はそうです
841 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 23:34:45.28 0
今まで書いてきたけど急に難しくなったなぁ
842 :
名無し募集中。。。 :2009/06/30(火) 23:37:40.54 0
明日書けるかな?
843 :
名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 23:48:59.97 0
>>801 布団にもぐって目を瞑っているとママが部屋に入ってくる
「梨沙子、返事位しなさい、さっきから何回呼んだと思ってるの?」
「ごめんなさい・・・」
ママの声が怖かったからすぐに布団から出る
「もういいから、おつかい行って来てちょうだい
ここにいるもの書いてるから」
そう言ってメモをあたしに渡す
ここから近くのスーパーは結構遠い
しかも今は自転車もパンク中だから歩いて行かなきゃ・・・
気分転換になればいいけど・・・はぁとため息をつき、あたしは家を出た
みやりしゃの二人はもう少しもどかしい時間を続けるか
好きだけど近寄れない、でも偶然いつも会っちゃうみたいな
誰かが言ってたけど胸キュンさせたいね
みんなイライラしないで平和に行こうよ
844 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 00:00:53.69 0
>>792 約束通り校門の前で清水さんが待ってくれていた
私を見つけるなりにっこり笑ってくれる清水さん
「ごめんね?昨日急に誘っちゃって」
「いえ、いいんです。今日は塾もないですから」
「そっか、ありがとう」
そして清水さんは行きつけのカフェに連れて行ってくれた
なんかすごくオシャレでちょっと大人っぽいお店で緊張する
「いい店でしょ?」
「あ、はい、なんか私場違いな気が・・・」
「そんなことないよ、実はライブハウスがすぐそこだから
熊井ちゃんと、みやとよく打ち合わせとかで使ったりするんだ」
「・・・そうだったんですか・・・」
清水さんの何気なく言った“みや”という言葉に反応してしまう私
なんて単純な女なんだろう・・・それだけで・・・頭は夏焼先輩でいっぱいになってしまう
845 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 00:04:05.34 O
今晩で1000行くかな?さっき蛙が家に侵入してきたww
846 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 00:14:32.83 0
>>844 夏焼先輩は今りーちゃんと会ってるんだろうか?
そんなことばかりがぐるぐると回る
「ねぇ、みやに想いを伝えないの?」
そんな時に急過ぎる清水さんの質問に思わず目を見開いて驚くしかない私
「あの・・・なんで・・・」
「みやのこと好きなんだよね?だったらちゃんと気持ちは伝えないと」
清水さんの言ってることは正しいし、きっと私のことを心配してくれている
それはわかってたけど今の私にはその言葉を受け入れる余裕はなかった
「そんなこと・・・言えるわけないじゃないですか・・・」
無意識に拳を握り締めてあふれて来そうな涙をこらえる
「愛理ちゃん・・・?」
「恋だって初めてだし・・・それに・・・それに・・・清水さんにはわかりますか?
一番仲良くて・・・誰よりも信じてて・・・大好きな親友が自分と同じ人好きになって・・・
なのに私に何にも言ってくれなくて!!」
ここがカフェだってことも忘れて大声で荒げてしまう私
しばしの沈黙の後口を開く清水先輩
「梨沙子ちゃんと一度話してみなよ?梨沙子ちゃんの気持ちちゃんと確かめなくちゃ
一番の親友なんでしょ?それなのに話せなくなったり憎んだり・・・それでいいの?」
847 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 00:22:58.62 0
俺も佐紀ちゃんに梨沙子と話してみなよっていう設定を考えてたから良かったw
848 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:02:05.44 0
さっき書いてたんだけど今日は誰も書かないの?
849 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:27:56.84 0
>>843 「「めんどくさいなぁ」」
そう思いながらもスーパーへと向かう
三十分ぐらい歩いてようやくスーパーに着いた
買い物している間も気分が晴れない
「「本当はみやにそばにいて欲しい」」
どこにもぶつけようのない寂しさが胸を締め付ける
でももう我慢しなきゃもう関係は切ったんだから…
「「愛理にこのこと話さないと、このまま気まずい関係ではいられないよ…」」
そう心に決めてスーパーを後にする
家に帰ろうと来た道を戻る
ちょうど一軒のカフェの目の前を通りすがろうとしたとき
浮かない顔をした愛理とそれを心配そうに見つめる清水さんが出て来た
850 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:39:48.54 0
>>822 早く来て練習の準備をしていると部室のドアが開く音が聞こえた
1年生が来たのかな?と思って振り返ると
「みや・・・」
「こんにちはー」
一つ挨拶をすると自分のロッカーに向かうみや
「あ、き、来たんだ」
「来ますよー、うち部員ですから」
着替える手を止めずに話すみや
「で、でも昨日はこ、来なかったじゃん!」
「あー・・・ちょっと色々あって・・・約束破っちゃってごめんなさい」
何だろう珍しくみやが素直に謝ってきて・・・
ずっとみやのことを考えていたから意識しちゃって上手く話せない・・・
うちどうしちゃったんだろう・・・舞美、うちおかしいよ・・・
851 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:48:50.53 0
梅さんのこういうキャラは興奮する
852 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:49:46.56 0
「あ、愛理と清水さん?」
一瞬目の前にいる二人に驚いたけど思わず話しかけた
「り、りーちゃん!なんでこんなところにいるの?」
どうしてこんなにもタイミングよく愛理と会ってしまったんだろう
「お母さんに頼まれて」
とスーパーの袋を見せて言う
でも今は話せるタイミングじゃないから帰ろう
「じゃあたし行…
「梨沙子ちゃん!愛理ちゃんと話してあげて」
と清水さんが言うと手を振りながら帰ってしまった
「し、清水さんちょっ…」
愛理が言いかけたけど行ってしまった
853 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:50:48.08 0
しばらく沈黙が続いた
愛理があたしに話したいことでもあるの?
あたしの頭の中は混乱していた
「りーちゃん…今から大丈夫?」
「大丈夫だよ」
あたしには断る理由もなかった
近くの公園で話そうと二人で歩き始めた
854 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:54:04.04 0
855 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 01:57:03.51 0
>>853 二人でよく来た公園
ここでお互いのいろんな話をしたっけ
どんなテレビが好きとか、どんなタイプの人が好きとか・・・
この公園に来たらいつも座るベンチに今日も二人隣同士腰かける
「ごめんね?買い物の途中で・・・」
「あ、う、うん、大丈夫、腐るものとか入ってないし・・・」
「あ、そっか・・・」
「・・・うん」
ついこの前まで愛理と話してるとすごく楽しかった・・・話もいつも尽きなかったのに・・・
今はこんなにも気まずい・・・
856 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 02:21:35.29 0
気まずさが伝わってくるw
857 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 02:43:22.22 0
>>846と849の間に一こま
しばしの沈黙の後口を開く清水先輩
「梨沙子ちゃんと一度話してみなよ?梨沙子ちゃんの気持ちちゃんと確かめなくちゃ
一番の親友なんでしょ?それなのに話せなくなったり憎んだり・・・それでいいの?」
「でも…」
なかなか決心のつかない私に清水さんは困ったように笑う
「梨沙子ちゃんがどうして愛理ちゃんに言えなかったかわかる?」
「え?」
「私はまだ恋とかそういうのよくわからないけど…でももしも私が梨沙子ちゃんの立場だったら絶対言えないと思う…。
独り占めしたいから言えないんじゃない。友達としての関係が壊れてしまうのが恐いから言えないんだよ」
「恐い…?」
「うん。もしも愛理ちゃんが梨沙子ちゃんの立場だったらすぐに梨沙子ちゃんに言えてた?」
そういわれて私はやっと自分がしてきたこと気づいた…
確かにりーちゃんの立場に私が立っていたらちゃんと言ってたのだろうか…
ううん…きっと言えてない…
私は自分のことだけを考えてりーちゃんの気持ちなんてこれっぽっちも考えてなかったんだ…
私だけじゃない…きっとりーちゃんもたくさん傷ついてる…
「私!」
ふと我に返ったかのように立ち上がった
それを見て清水さんは小さく微笑んでた
「今から梨沙子ちゃんのとこ行こ」
そういうと清水さんは伝票を手に取りレジに向かった
私も慌てるようにそれに続いた
858 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 02:53:12.97 0
>>784 それ以上聞きたくなくて、電話を切った。
ここまで見事にフられるなんて思わなかった。
でも、いいや。
どうせ、遊びのつもりだったし。
身体だけが目的の関係だったし。
大嘘。
本気で好きになった。
初めてといっていいほど大好きになった。
なのにこんなのって・・・
859 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 02:58:21.06 0
>>858 気付くと次の日になっていた。
身体がだるい。でも学校に行かないと・・・
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
授業なんて耳に入らなかった。
今日一日で何回溜息をついただろう。
友達は心配して「大丈夫?」と寄ってきてくれたけど、今はそんな言葉すらうっとしくて、机に伏せてた。
どうやら昼休憩になったようだ。
このままじゃいけない。何とか気持ちを元に戻さないと。
ふらふらとした足取りで生徒会室に向かった。
860 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:06:38.30 0
>>859 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
やっぱり、いた。
「あ、熊井さん・・・」
いかにもたまたま遭遇した見たいな顔してるけど、ほんとは期待していつも待ってることぐらい分かってる。
いつものスキンシップを悦んでることも知ってる。
今のところ、私を癒してくれそうなのは、悔しいけどこいつだけだ。
「なかさきぃ・・・」
生徒会長の顔が赤くなる。期待してる証拠。
いつもどおり羽交い絞めにして、胸をまさぐる。
「ん・・・・・っ」
なかさきは絶対抵抗しない。うちの事を好きだから。
うちのことを・・・・
うち・・・
何してるんだろう。
こんな奴、フられて当然だよ。
いっつも自分のことしか考えてなかった。
情けなくて、悔しくて、涙が出てきた。
「熊井さん・・・?」
「な、なんでもないよ!こっち見ないで」
「泣いてるの?」
「泣いてない!」
なかさきは羽交い絞めのほどき、うちの顔を抱きしめてきた。
チビのくせに豊満な胸の中に顔がうずまる。
「泣いてください・・・弱いところ見せたっていいから」
861 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:11:35.09 0
>>860 なかさきの胸はあったかくて、やわらかくて、気持ちよかった。
不思議だけど、落ち着いた。
「なかさきのくせに・・・・生意気なんだよぉ・・・」
「ごめんなさい。でも、今はこうするべきだと思うから」
「い、今だけだからね・・・!このお仕置きはきっとするから!」
まるで生意気な子供をなだめるように抱きしめられてた。
「お仕置き・・・期待してます」
ボソっとなかさきが呟いた。
この℃Mめ・・・生徒会長のくせに・・・・
でも、梨沙子とのことで気づいた。
真面目に恋愛するのも悪いもんじゃない。
いっぱい傷つくけど、それ以上に得るものもある。
ちゃんとした恋愛、してみようかな・・・梨沙子がうらやむような純恋愛。
とりあえず今は
なかさきの胸をたんのうしよう
862 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:15:15.55 0
熊井ちゃんのその後です
>>709の設定がやけにツボで書いてみたw
863 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:23:22.21 O
なかさきのくせにw
864 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:25:21.59 0
>「い、今だけだからね・・・!このお仕置きはきっとするから!」
熊井ちゃんwwww
865 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:51:13.44 0
くまなきになるのかw
この二人はおもしろそうだw
866 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:53:12.13 0
ノソ*^ o゚)<計 画 通 り !
867 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 03:56:54.51 0
〜Happy end〜
868 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 04:02:58.37 0
>>850 「やけに素直だね」
「いつもが捻くれすぎなんでしょうねw」
自嘲気味に笑うみや。
どうしたんだろう。みやの雰囲気が違う。
なんというか、哀しい感じ。
「みや・・・今日・・・。」
「分かってます。いつものところで」
「うん・・・」
返事をひとつ返すとみやはそそくさと練習に出て行った。
ほんと・・・ダメだな。
あんなにやさしくて、かっこいい恋人がいながら、別の人とも関係を持って・・・
ダメたと分かりながらも断ち切れない。
舞美の事は好き、大好き。胸を張って言える。一生一緒にいたい。
でもみやが気になってしょうがない。
怖いぐらいサディスティックに責めるみやの指が、舌が、身体が欲しくてたまらない。
そういう今も、興奮で下着が潤ってる。
誰かこのジレンマから解放してよ・・・。
私のベクトルを、舞美にだけ向けさせて・・・。
869 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 06:46:29.13 0
書き手の皆さん昨日もお疲れ様です
870 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 08:38:08.39 O
ノノl∂Д∂'ル<オハヨゴザイマス!
871 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 10:13:05.85 O
州*‘ -‘リ<オハユ…
872 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 11:09:07.93 0
ほしゅ
873 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 11:17:57.40 O
州*‘ -‘リ ホシュリー
874 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 11:36:42.04 0
ノソ*^ o゚).oO(苦節数年・・・ついに熊井ちゃんゲット!)
875 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 11:55:13.19 0
876 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 11:58:12.85 O
熊井ちゃんはやりたい放題やって最終的には誰かに落ち着いてほしい
主導権を握ってるつもりが実は尻に敷かれてるみたいな
877 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 12:19:26.31 O
ゆりなっきー良いな
878 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 13:20:29.50 0
落ちる
879 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 13:21:06.54 0
くまいさん
880 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 13:24:30.25 O
>>868 練習なんて全然真面目にでないくせに動きだって舞美に負けてない
そして醸し出すオーラはきっと舞美以上
いつもはみんなの動きをチェックしたりドリンクの準備などで周りに目を配っているのに、
今日は気付いたらみやを目で追ってる
さっきの寂しそうな表情はどうしたんだろう
「…り!…えり!…えりってば!!」
「ふぇ!?あ、ま、舞美!?どうしたの?」
「どうしたの?ってこっちが聞きたいよ
さっきからずっと呼んでるのにボーっとしてるし」
「あ、ご、ごめん」
「いいけど、あ、わすれてた!
タオルある?」
「あ、タオルね?ちょっと待っててね」
舞美から逃げ出したくて慌ててタオルを取りに行く
でもやはりみやばかり見てしまう
その時ドリンクを飲んでいるみやと目が合う
汗が流れる首筋や鎖骨が目に入り自分の体が火照っていることに気づいてしまった
881 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 14:24:44.07 0
きてたーーーー!
882 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 15:29:33.03 O
保守
883 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 16:37:44.75 O
ノノ|∂_∂'ル
884 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 17:51:42.43 0
州*‘ -‘リ
885 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 18:07:53.04 0
帰宅
書くか・・・
886 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 18:51:57.27 0
保全
887 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 18:54:18.36 0
>>861 あんなことがあったとはいえ、なかさきとの関係はなんら変わりない。
昼休憩になったら戯れに行く。それだけ。
そんな関係が一週間ほど続いたある日のこと。
今日もいつものように昼休憩に生徒会室に向かう。
しかし、いつもと違う違和感を感じ、ドアの前で立ち止まった。
何か聞こえる。話し声だろうか。よく聞こえない。
一瞬躊躇したが、ドアに耳をつけ聞いてみることにした。
「じゃあ来週の日曜日ね!」
「うん、遊園地、楽しみにしてるね!千聖」
千聖・・・?あの小さくて黒い子か。
遊園地。一緒に・・・?・・・・・デート!?
なかさきのくせに?・・・
そんなの許さない
888 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 18:59:51.65 0
>>887 「千聖、そろそろ時間だから」
「うん、じゃあ行くね。でもなかさきちゃん、さっきのは本気だから。」
「あ、ありがとう」
会話が終わるとドアに向かってくる足音が聞こえた。
とっさに柱の陰に身を隠す。
ドアが開かれ、千聖が室内に向け手をふって、出て行った。
頭の中を整理する。
なかさきと千聖が来週デートするってのはほぼ間違いない。
気になるのは『さっきのは本気だから』って言葉。
もしかして告白されたんじゃ・・・。
あ、やばい。純愛してみようって決めたのに・・・またどす黒い独占欲が湧いてくる。
ここで負けちゃダメだ。また振り出しに戻っちゃう。でも・・・
889 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:06:04.42 0
>>888 ドアを少し開けて中を見てみる。
なかさきが鼻歌交じりに書類を整理していた。
そんなに嬉しいの?千聖とのデートが・・・ようし
バタン!!!
「あ・・・熊井さん・・・」
「なにやら楽しそうだね!なかさきぃ!」
なかさきの顔が青ざめる。
「話、聞いちゃったんだよね、うち」
「え!?」
「なかさきはうちだけのものなんだよ!なのになんで他の子と!」
なかさきのくせに、うちに隠れてデートなんて許せない。
そういうつもりで怒鳴ったのになかさきは照れたような表情で俯いていた。
「熊井さん、そ・・・それって」
「なんだよ!」
「告白・・・ですか?」
890 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:16:29.08 0
>>889 「な・・・・!」
「だって今、『うちだけのなかさき』って・・・恋人みたいに」
やっと自分の失言に気がついた。
「別にそういうつもりじゃないし!」
そんな言葉耳に入りませんと言わんばかりに嬉しそうにくねくねしているなかさき。
もういい、こんな奴、こうしてやる。
「キャッ!・・・・・んっ」
いつものように羽交い絞めにして胸をまさぐる・・・が、いつもと何か違う。
こいつ・・・下着着けてない・・・?
「え・・・あんた、なんでなんもつけてないの?」
「こうしたら熊井さん、喜ぶかなって・・・」
顔を真っ赤にして呟いた。
う、うぅ・・・なかさきのくせに、なかさきのくせに・・・かわいいじゃんか。
「――なんか―――くなよ」
「え?」
「うち以外の子とデートなんて行かないでって言ってんの!!」
恥ずかしくて、悔しくて、つい声が大きくなった。
891 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:26:52.45 0
>>890 「行きませんよ」
「ほぇ?」
「デートなんて行きませんよ」
行かない?だってさっき・・・!
え、なに?意味分かんない。
「千聖に頼んで演技してもらったんです。」
「は・・・・」
「ああすれば熊井さんが振り向いてくれるかな、と思って。」
・・・・・・・・・・・・・・・はぁぁぁ!?
「なかさき・・・おまえ・・・」
「作戦成功ですよね。だってさっき・・・『うちだけのなかさき』って」
やられた、完全にしてやられた。
よりによってなかさきに。
「バカ!もう知らない!」
帰ろうとドアに手をかけた瞬間、身体にずしりとした重みを感じた。
と、同時に背中越しにやわらかな感触・・・。
「行かないでください・・・!騙したことは誤りますから・・・」
なんなんだよ、こいつ。
色恋とは無縁だと思ってたのに・・・
うちの中で何かがプチンとはじけた気がした。
ドアノブから手を放し、代わりに、鍵をかけた。
「熊井さん・・・・?・・・・キャッ!」
次の瞬間にはもう、なかさきを押し倒していた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
892 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:29:33.48 0
やばい萌えちまったじゃんこんちくしょうwwww
893 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:30:54.40 0
-----------------------------------------------------------------------
n_____________n
|| ||
||_____________||
/lll///ハ ///ハヽjllllllllij
/ (^ノソ*- o(^∇^*川()/|| ,.,.
/,⌒ ⌒⌒ヽ⊃⌒,.⌒''U/ || __(ハ)__
/´ ヽ⌒ ⌒ ⌒ ,ゞ / | nepia |
/ン ヽ 〜ノ ,ヽ ゝ ,. / (ヘ) ` ̄ ̄´
/ ⌒ ⌒ ヾ , /(^)
/´〜 〜 〜 〜 ヽ,ゝ / (ハ)
lヽ 〜 〜〜 〜 〜 〜, ヾ ゝ/ξ) (ヘ)
んンヽノヽノヾノヽノ ヽ_ ン (ξ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ソ) (ヘ)
ノソ*- o-)<・・・もぅなっきぃだけの友理奈ちゃんだケロ・・・
川;^∇^)||<やっちゃった・・・
894 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:34:25.63 0
うおおおおおおおおw
このスレ史上最大の萌えがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
895 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:43:01.47 0
ノソ*^ o゚)< 熊 井 ち ゃ ん ゲ ッ ト !
896 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:45:08.05 0
>>852 愛理ちゃんと別れた後、佐紀は家路につこうとしていた
そんな佐紀に呼びかける声
佐紀の目の前にはスーツ姿の男
「すいません清水佐紀さんですね?」
「え?はいそうですが」
「いきなり急に申し訳ありません、私こういうものです」
そういうと男は胸ポケットから名刺入れを取り出し中から名詞を一枚取り出し佐紀に渡した
名詞にはこう書かれてあった
”朝陽レコード 寺田光男”
あああ朝陽レコード!?あの大手の!?
「あの寺田さん?朝陽レコードが私に何の用でしょうか?」
「今回お伺い致しましたのは佐紀さん、あなたのスカウトの件です」
スカウト!?
897 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:45:49.69 0
898 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:52:05.72 0
>>896 「立ち話もなんですから我が社でその件について佐紀さんとお話したいのですが、今お時間よろしいですか?」
「え?あっ!はい!!大丈夫です」
「そうですか、では本社までお送りいたします、どうぞ車にご乗車ください」
そういうと寺田さんの後ろからリムジンがやって来て運転手がドアを開けた
「さ、どうぞ」
これに乗るの?こんな高級車初めて乗るよ
佐紀はドキドキした、だってこんな経験なかなかないもん
佐紀がリムジンに乗り込むとリムジンは走り出した
一路、朝陽レコードへと向かって
899 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:55:06.09 0
なんかこの話はどうかと思うんだけどw
900 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 19:59:03.69 0
>>898 車中、佐紀はソワソワした
高そうな黒皮のソファ、広々とした車内
私どうなっちゃうんだろう?
それから数分、リムジンは朝陽レコードへと到着し
佐紀は高々とそびえる朝陽レコードのビルに圧倒されそうになる
それから佐紀は社内へと通され広い応接室へと寺田さんに導かれた
秘書にお茶を差し出されると佐紀はつい恐縮してしまった
寺田さんが口を開く
「今日、お招きしたのは____」
それから寺田さんが私を呼んだ理由を語りだした
901 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:02:01.99 0
なかさきにここまで想われるなんてうらやまの極み
ってか・・・萌えるw
902 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:11:05.43 0
こんな萌え文書けないw
903 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:14:26.90 0
>>900 今度、朝陽レコードでHIGH-KINGというバンドをデビューすることになったが
デビュー直前バンドメンバーの1人、田中れいながデビュー目前にして急遽自主的に脱退してしまい
メンバーが1人足りない状態になってしまった
その抜けた穴を埋めるために新メンバーを入れようとことになり
その新メンバーに私をスカウトしてきた・・・そのHIGH-KINGのメンバーの1人がBuono!のライブを見て私を推薦したからそういう流れになったらしい
掻い摘んで言うとそういう用件だった
「どうでしょう佐紀さん、ご検討頂けないでしょうか?」
「え?あの・・・」
佐紀はあまりにもの急な展開に頭がついていけてなかった
「もちろん今すぐ返事をいただく必要はありません、急な話でしたよね?返事は後日でも結構です」
「はい、もう少し考えさせてください」
確かに、こんな大事な事は急には決められない時間は必要
「先ほどお渡ししました名詞には私の電話番号が書かれています、一週間ほどお考えください、考えが纏まりましたら電話ください、お待ちしております」
「はい分かりました」
904 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:17:25.58 0
>>903 その後、寺田さんのリムジンで家まで送ってもらい
佐紀はベットに倒れこみ、さっきの誘いのオファーのことを考えていた
どうしよう?
佐紀は悩んだ
続く・・・
905 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:22:53.87 0
本編が進まないなw
906 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:26:06.40 0
リ*・一・リ<これで舞ちゃんと遊園地行ける!
907 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:34:30.39 0
買収されてたのかw
908 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:43:32.02 0
909 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:44:02.62 0
>>905 あれも書かなくちゃwこれも書かなくちゃw
あれもしたいこれもしたいってなってるからw
910 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:45:34.14 0
この後みやくまがケンカして佐紀ちゃんが移籍
そしてBuonoが・・・><
911 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 20:51:05.51 O
解散フラグが!
みなさん激お疲れ様であります!!
912 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 21:26:45.11 0
キュフフ
913 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 21:56:37.61 0
>>880 部室で雑用をしているふりをしながらみんなが帰るのを待つ
「梅田先輩、お先に失礼しまーす」
「お疲れ様でーす」
口々に挨拶をしてくれて出ていくみんな
「えり、一緒に帰ろうよ」
にっこり笑ってうちを誘う舞美
「え、あ、えっと・・・」
突然の舞美の誘いに目を泳がせながらも視線はさっきから携帯を弄っているみやの方へ・・・
「あれ?今日予定あり?」
「あ、そういうわけじゃないんだけど・・・」
口ごもるうちに割って入るあの人の声
「じゃあお先です」
こちらを見ずに部室を出て行くみや
そして残されたうちと舞美
「えり、私たちも帰ろうよ」
「あ、う、うん・・・」
舞美に腕を引っ張られて立ち上がった時にポケットの中の携帯が鳴る
『来れないならいいです。一応いつものところの前で待ってるんで』
「ご、ごめん!舞美!!今日は無理!!」
舞美の腕を引き離すとそのまま走って部室を後にする
絶対変だと思われる・・・走りながらそう思った・・・
だけどうちはもうみやのことしか考えられなかった
914 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 22:00:52.91 0
>>855 ベンチに座ったままどちらも話し出せなくて沈黙が続く
「えっと・・・あの・・・し、清水さんと仲良いんだね」
いっぱい考えて出てきたセリフがこれ
「あ、うん・・・ずっとライブ行ってたから顔も覚えてもらったんだ」
「・・・そうだったんだ」
そうだ・・・愛理は顔を覚えてもらうほどみや、うぅん夏焼先輩のライブに行ってたんだ
あたしなんかとは思いの深さが違う・・・
今さら愛理にあたしも夏焼先輩のことが好きなんて言えるわけがない・・・
言っちゃダメなんだよ・・・
915 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 22:16:56.73 0
>>914 「りーちゃん…あの…夏焼せんぱ」
言いかけた私の言葉をりーちゃんは遮った
「愛理!」
「え?」
「あたし熊井さんが好きなの」
りーちゃんの思いがけない言葉に私は口を開けたまま動けないでいた
「愛理が何を見て何を聞いたのか知らないけど夏焼先輩と会ってたのは熊井さんと仲良くなりたかったからなの」
りーちゃんは私の顔を一切見ようとせずに前だけを見ていた
夕日に当たってオレンジ色に色づいた瞳は少し潤んでるようにも見えて…
だから私はその言葉がすぐに嘘だってわかった
「りーちゃん嘘ついてる」
「ついてないよwほんとに夏焼先輩のことなんて何とも思ってないし、愛理のこと応援したいって思ってる」
「じゃあどうして泣いてるの?」
916 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 22:19:05.35 0
熊井ちゃん!?
917 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 22:22:41.39 0
勘違いだwすまん
918 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 22:26:05.64 0
>>915 愛理のことを応援してあげたい
そう思ったはずなのに体は嘘をつけなくて…
私の頬をいつの間にか涙が濡らしていた
「ちがうよ。嬉しくて泣いてるの。こうして愛理と仲直り…」
「もうやめてよ!どうして嘘つくの?ねえどうして?」
「愛理…」
「りーちゃんが夏焼先輩好きだからってなんなの?それで私がりーちゃんと友達やめると思った?」
愛理の真剣な眼差しは私だけを見つめて離さない
私の肩を持った愛理の手は少し震えてて泣きたいのを堪えてるのが伝わってきて…
気づいたら私は大粒の涙を流して愛理の胸に顔をうずめていた
919 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 22:44:28.72 0
>>918 「愛理、ごめんね・・・ごめんなさい・・・」
私に抱きついて涙ながらにごめんを繰り返すりーちゃん
りーちゃんは何も悪くないよ・・・仕方なかったんだよ・・・
「うぅ・・・あたし・・・好きだよぉ・・・夏焼先輩が好き・・・グスッ
好きになってごめんなさい・・・ウゥ・・・」
りーちゃんの涙を見て私も堪えていた涙が溢れ出す
920 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 22:58:00.22 0
みやもも書いてみた↓
921 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 22:58:11.34 0
「みやぁたすけてええええええ」
うちが中2の夏休みの終盤、ももからの悲鳴が夜7時ちょっと前に携帯にかかってきた
「ちょっともも、どうしたの!?」
「ご、ご、ご……」
「ご? ねぇもも?」
「ご、ご……きゃあああああああああ」
「ちょっと、ねぇもも、どうしたの、ねぇ!!」
通話が途切れた
いきなり何だろう
すごく切羽詰っていたのだけはわかる
かけ直しても、「おかけになった電話は只今……」の、
向こうの電源が切れているのが全くつながらない
922 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 22:58:47.66 0
こうしてなんかいられない
「ごめんお母さん出かけてくる!!」
「え、どこに?」
「つぐさん家!!」
Tシャツにデニムのショートパンツのうちは、
財布と携帯だけ持ってうちは玄関を飛び出した
サンダルは走りづらいけど戻る時間がもったいない
チャリでももの家まで10分弱
いつもはそれほど遠いと思わない距離がどれほど遠く感じたことか
「ご」ってなんだろう
ご……強盗?
うちはペダルを漕ぐ脚にさらなる力を込めた
923 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 22:59:29.09 0
ももの家にたどり着く
見慣れた住宅街の2階建ての一軒家、築10年と聞いた
夜7時を過ぎていて夏とはいえもうあたりは薄暗く、
家の電気がまったくついていないのが不気味だった
大事なことに気がついた
携帯でかかってきたのだから、家にいるとも限らないのだから
もし外出先で、それこそつぐさん意地汚いから誘拐だって……
だとしたら「ご」というのは地名の頭文字かも
都内で「ご」のつく場所……あー、五反田しかでてこない!
もも、どこ!?
うちが門扉の前で混乱していると、それは家の中から聞こえてきた。
「きゃああああああああああああああああ」
間違いなくももの声
次の瞬間、跨いでいたチャリを投げ捨て、門扉を開け玄関に駆け込んだ
924 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:00:01.78 0
「もも!! いるんでしょ!!」
幸い、玄関が開いていた
といことは暴漢が中に……?
玄関先にちょうどあったゴルフクラブを右手に持つ
怖くないはずがない
けれどももに何かあったかと思うと、そんなことも言ってられない
「もも、どこ!?」
玄関の明かりをつけ、あたりを見回す
やっぱり一階から暗くて人の気配を感じない
ということは、ももの部屋がある2階か
階段を駆け上がると、ドアの隙間から明かりが漏れている
ここで間違いない
あとは、このゴルフクラブで……
もうクラブのグリップは汗びっしょり
でもやるしかない
だって、ももがうちを待っているはずだから
扉を蹴り開け、クラブを振りかざす!
……あれ、誰もいない?
フローリングには携帯が転がっていて、落としたのか電池パックが外れている
925 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:00:37.22 0
「ちょっと、もも!! いるんでしょ」
すると、2段ベッドの上から物音が
グリップをさらに強く握る
得体の知れない物体がベッドから身をのり出す
うちはクラブを振り下ろし――
「……みやぁ?」
……途中で止まって本当によかった
だって得体の知れない物体は掛け布団を被ったももだったんだから
なぜか上下体操着のももは掛け布団を脱ぎ捨て、
2段ベッドの梯子をかけおり、うちの胸に飛び込んだ
「みや、みや、みやぁ……こわかったよぉ」
「ちょっと、どうしたの急に
それに、『ご』って何? まじわからないんだけど」
「あ……えとね、ご……」
「ご?」
「ご……キブリ」
926 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:00:56.45 O
感動と爆笑が一緒くたにくるこのスレ大好きww
927 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:01:00.29 0
「……そんなことで、うち呼ばれたの?」
……ほんと呆れた
こっちは死ぬほど……
「そんなことじゃないよぉ
だって、だってあんなのもぉ一人じゃ捕まえられないよぉ」
「お父さんに頼めば?」
「もぉ以外の家族は一泊二日の家族旅行
受験勉強があるからって無理言って残った」
まったく女の子が一人で一晩越すなんて無用心
ももを胸からそっと引き離す
その瞳は潤んでいた
「他に頼む人いなかったの?」
「えっとねぇ……119番と110番してみた」
「……どうだった」
「すぐに切られた」
928 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:01:44.35 0
「やっぱり……」
「でね、でね
こうなったら頼れるのはみやしかいないと思って、それで」
なんだかんだで頼りにされてるんだ
他の部員や友達よりも
悪い気はしない
「あ、もうわかったから。それで、どこにいるの?」
「窓の、カーテンの裏あたりに」
「あー、どれどれ」
うちはカーテンをバサバサやってみる
「ちょっと!! みやそんなことやったらゴキブリさんが飛び出してくる」
「大丈夫だって、うちに任せてよ」
とうちは威勢よくやっていたけれど
『きゃあああああああああああああああああああああああ』
その茶黒いヤツが勢いよく出てきたから二人して抱き合って叫んでしまった
よく考えたらうちはあれを見るのは生まれて初めて
警察や消防に通報するのは間違いだけれど、その気持ちはわからなくもない
929 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:02:22.24 0
うちがゴルフクラブでやっつけようか?
――だめ、飛び散る
ももの家に強力な掃除機あったじゃん
あの紙パックがいらないとか遠心力で粉々にするとか
――それを部屋に撒き散らすの?
だったら、家族が帰ってくるまでこの部屋を閉めておいて他の部屋で寝たら
――この部屋じゃないと落ちついて寝られないよぉ
結局、うちの漕ぐチャリの荷台にももが乗っている
自転車で5分ほどのホームセンターに防虫スプレーを買いに行くことになった
「みや、ありがとうね」
「いいよ別に。さっさとやっつけたらうち帰るからね」
「えー。よかったら泊まっていってよぉ」
「泊まりません」
こんなやりとりをしていたらすぐにホームセンターについた
930 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:03:06.53 0
え……と、これがいいかな
「ゴキジェット」、名前からいってやってくれそう
問題点は2本パックでしか売ってないこと
『お買得!!』て書いてあるならまずバラで売ってよ
そもそも2本も必要になる家ってやばすぎるし
そう毒づいていたら、気がつくとももが隣にいない
まったくいつもこうなんだから
ももと買い物すると、勝手に店内をうろつきはぐれてしまう
幼稚園児かっていうの、と今度はももに毒づいた
ももは花火売り場にいた
「スプレー見つかったからさっさと帰るよ」
「ねぇみや、花火しようよ」
「この前やったじゃん。ほら、部のみんなで
引退のときに学校の近くの公園でパーっと」
「そうだけどぉ……だめ?
夏といったら花火だよ? ね、ね?」
ももは何しに来たかもう覚えてないのかも
931 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:03:32.15 0
「……まぁ自腹切るんだったら別に文句ないよ」
「やったぁ♪」
うちの持つかごにポイポイ花火を入れていく
打ち上げ花火、ロケット花火、ねずみ花火……
飛ばし系ばかり。なんか嫌な予感がするんだけど
「あと忘れちゃいけないのがこれ」
ももは最後に線香花火をカゴに入れた
買い物が終わってまた来た道を帰っていく
前カゴにゴキジェットと大量の花火、それに荷台にももで自転車が行きよりフラフラする
自腹を切ると言ったももだけど、花火が多すぎて足が出てその分はうちが支払った
花火代はうちとももで割り勘する程度の金額になった
932 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:04:24.46 0
「花火代ごめんね、みやぁ」
「べつにいいですよ、つぐさん」
「あ、その言い方怒ってる」
「怒ってませんて、先輩」
「ほらぁ」
「だから――」
バン!!
突如お腹に響く大きな音
振り返るとおおきな打ち上げ花火が夜空に大輪の花を咲かせていた
チャリをとめ、すこしの間だけ見入る
933 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:05:12.97 0
「見に行こう、みや」
「え、いまから? ゴキブリ退治するんじゃ」
「そんなのいつでもできるから。ほら、急がないと終わっちゃうよ」
「ったく。うちはタクシーじゃないっていうの」
肩をたたかれ、花火大会が行われている近くの海岸へと向かう
ももとたまに行く、近くの海岸
そういえば、こうやってももと過ごす(振り回される?)のって久しぶり
ももが引退して以来、およそ一ヶ月
うちはバスケ部の新部長として、ももは受験生として互いに異なる目標へ向け歩んでいた
二人の生活はクロスすることがなく、ももとは疎遠になっていた
メールだってたまにしかしないし
荷台から聞こえてくる鼻歌も、なぜか懐かしい
934 :
名無し募集中。。。 :2009/07/01(水) 23:07:38.75 0
ちょっとゴキジェットをテーマに書いてみた
もうちょっと続きますまた後で
935 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:09:52.99 0
ここでまさかのゴキジエットw
936 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:11:26.14 O
ゴキジェットww
937 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:23:21.56 0
好きです、こういうのw
938 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:25:56.74 0
>>919 「2人で片思い・・・しようよ。」
「愛理・・・・」
「あたしりーちゃんに諦めろとか言うわけないでしょ・・・でも」
「・・・?」
「隠し事はいやだよ・・・辛いもん」
「・・・ごめん」
「さ、全部話して楽になって。まーちょっと妬いちゃうかもだけど
でも・・・あたし先輩が好きだけど・・・友達のりーちゃんのこともっと好きだもん」
「愛理・・・ごめん、ごめんっ」
私は泣きながら愛理に謝った。愛理のひどいことした。
裏切って悲しませて隠し事もいっぱいある。
みや・・・ううん、夏焼先輩とのこと全部話そう。
愛理が怒るような事も話さなきゃいけないだろうけど
隠し事をしてまたこんな風にギクシャクする・・・それだけはいやだった。
だから、時間をかけてゆっくり・・・ここ何日かで起こったことを全部話した。
939 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:28:09.58 0
>>913 結局あの後、いつものホテルでみやとセックスした
みやに攻められ自分もおかしいくらい声を上げた
セックスの後、みやはいつも少し眠る
その寝顔を眺めるのが日課だったのに
いつからすぐに寝てしまうみやにさみしさを感じるようになったんだろうか
終わった後も抱きしめられたいなんて何で思ってしまうんだろうか・・・
「好き・・・」
自分でも何でこんな言葉を口に出していたのかわからない
みやの寝顔に向かって私は無意識にこの一言をつぶやいていた・・・
940 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:30:41.15 O
バカじゃないの
別に同じ学校だったらなんとも思わないしw
アイドルだから応援するだけだし
941 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:36:03.53 0
>>938 初めて出会った日のこと
屋上でたまたま夏焼先輩が寝ていて声をかけられたこと
ライブの後のこと
ファーストフードで夏焼先輩と隣になって話をしたこと
上手く伝えられてるいるかわからなかったけど一生懸命その時のことを話した
そしてファーストフードの後で私は言うのをためらってしまう
ホテルに行ったこと・・・その後のこと・・・言うべき・・・?
「・・・」
「りーちゃん・・・?」
「・・・この後のこと、言ったら愛理はあたしのこと軽蔑すると思う・・・」
あたしは俯いてぎゅっと拳を握りしめた
942 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:42:59.64 O
まとめサイトが必要ですな
943 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:46:27.24 0
>>941 俯いてる私に愛理は優しく微笑んで私の頭をそっと撫でた
「どんなことがあっても私はりーちゃんを軽蔑したりしないよ」
そんな愛理の優しい言葉
愛理の優しい手の温もり
全てが私の心の鍵を解いていくようで私は意を決してすべてを打ち明けた
「…」
打ち明けた後、愛理は何も言わず悲しい顔だけをしていた…
いつもの下がり眉をもっと下げて…
打ち明けなきゃ良かった…
言った後に後悔して私はまた俯いてぎゅっと拳を握り締めた
944 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:51:14.20 O
りしゃみやとりしゃあいりがたまらなく好きだ
945 :
名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23:54:38.33 0
>>943 「・・・・だめ、りーちゃん隠し事はいや。」
「でも・・・」
「続きあるんでしょ?・・・話して」
愛理は私の握り締めた拳を解くように優しく触れてくれる。
暖かくてその優しさに涙が出る。
私は全部話した。隠し事はなしだもん。
先輩との相談室でのできごと、熊井さんとのこと、今日2人に別れを告げたこと。
全部。
愛理は半べそかきながら悲しそうな顔をしながら
それでもずっとを手を握ってくれていた。
946 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 00:22:52.76 O
愛理ぃ・・・
切ないよ眠れないよ
947 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 00:41:41.30 O
みやりしゃ最高〜(≧∇≦)
948 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 00:48:12.80 0
>>945 「ごめんね・・・りーちゃん・・・グスッ」
「なんで!何で愛理が・・・悪いのは私で・・・」
「ううん、りーちゃん苦しんでた・・・でもあたし嫉妬して・・・
それにも気付かないで・・・ごめん・・・」
「愛理やめてそんなの・・・」
愛理はいよいよ大泣きしながら私に謝った。
私は違う、悪いのは私、そういい続けたけど
愛理はずっと謝り続けた。
胸が苦しくて辛くて二人して苦しんで
なにやってんだろう・・・そう思った。
949 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:29:30.13 0
>>933 海岸近くになると人ごみがすごくなり、とてもじゃないけど二人乗りできない
チャリを降り、二人して人ごみの中を海岸線までゆっくり歩いていく
「このままじゃ花火近くで見るまでに終わっちゃうよぉ」
「仕方ないでしょ! こんな中かきわけて進むだけでも大変なんだから」
駄々をこねるももを諭す
ももの予想通り、海岸線に着くころには花火大会が終了して、
大勢の見物客が帰る中をふたりして立ち尽くす
ここまでこなくてもどこか高台をみつけて見物したほうがよかったのかも
「うちらも帰ろうか」
仕方がないので提案すると、何かひらめいたかの表情で返された。
「あっ、みや! さっきの花火、砂浜でやろうか」
「いや、ライターないし」
「ちかくにローソンあるじゃん。そこで買えばいいよ」
買えばって、ももお金尽きたじゃん
950 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:30:06.18 0
帰りの客で賑わうローソンの外でももを待つ
ももにお金がないならもちろんうちが払うわけで
500円硬貨を渡すと嬉しそうに店内へ駆けていった
そして3分後
「お待たせー」
お釣りは150円弱
ライター1本にしてはお釣りがおかしいのでレジ袋に入っているものを確認する
……なんでライター2本なの?
それに、なんなのこのキリン氷結(グレープフルーツ味)って
チューハイじゃん、お酒じゃん
「いいからいいから、夏休みなんだから硬いこと言いっこなし♪」
人の金で買ったチューハイを、これまた勝手に空けてももは飲み始めた
「ふはぁ、おいひぃ。みやもどぅ?」
正直なところ喉がカラカラだった
自宅マンションからももの家までダッシュし、ホームセンターに買出しに出ていまは海岸沿い
2時間以上何も飲んでない
……あ、おいしいかも
半分以上残っていたチューハイを一気に飲んだ
久しぶりの飲みまわしは、ピリッとしたグレープフルーツの味だった
951 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:31:16.92 0
15分後、砂浜で
「ちょっ、みや、あぶな!!」
「あたれえええええええええ」
線香花火以外の花火を等分に分け、互いに向かって打ち合っている
ロケット花火、打ち上げ花火でガンガンに
ねずみ花火は相手に向かって投げるけれど、
距離が出ずにどちらかというと投げた本人に向かってきた
ライターはそれぞれに手のひらに握られている
お酒の力ってすごい
こんな危険なこと、普段なら絶対にやらないのに
二人でハイになってるんだから
……当てるつもりで打ってたけど、当たらなくてよかった
互いの持ち花火がなくなると、ビニール片手に花火の片付けをした
残ったのは線香花火、ロケット花火1本、あとゴキジェットだけ
952 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:31:50.97 0
片付けの最中、うちの前に20前後の男3人組が寄ってきて遊ばないか声をかけられた
「うち、興味ないですから」
断ってもしつこく迫ってくる
ちょっと離れて片付けをしていたももが寄ってきた
「どうしたのみや、大丈夫」
「別に。ちょっと声を掛けられただけだから」
心配そうに小声で話しかけてくるももを落ち着かせる
「あれ、その子もお友達? ふたりともレベル高いね」
「みや、褒められちゃった」
……そう嬉しそうにしている場合じゃないのに
はっきり言って非常事態なんだから
街中みたいにひと気が多いわけじゃないし、向こうが力ずくでこられたら――
953 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:32:26.99 0
「ごめんなさい、うちら本当に帰りますんで」
「ちょっと待ってよ」
男の一人が、帰ろうと横を向いたうちの肩を掴んだ
軽く振り払おうとしたら
「みやに触らないで!!」
ももがその男の手を引っ掻いた
「ちょっ、てめぇ!!」
やばい
男たちの目つきが変わった
もう穏便にすませること、できない
「いたあ!!」
ももの髪が乱暴に引っ張られる
うちの中で何かが弾けた
954 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:33:24.85 0
次の瞬間、足元にあったゴキジェットのビニールを剥がし、
ポケットにあったライターを取り出した
そしてももの髪を掴んでる男に向かって――
一瞬、辺りが明るくなった
火を噴くゴキジェット
男のキャップのつばを焼いた
「もも、いまのうちに!」
「みやぁ、立てない……」
ゴキジェットに、男たちだけでなく桃も腰を抜かしていた
「あぁもう! 背中にのっかって!!」
ももを背中におぶる
そしてうち自身、サンダルなのに信じられないスピードで砂浜を駆け
チャリまで辿りついた
955 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:33:59.62 0
「みやぁ、追ってきてるよぉ」
こっちは女の子の二人乗り
向こうは野郎、それに一人につきチャリ一台
追いつかれるのは時間の問題……そうだ
うちは走りながら前かごのビニールから残り1本のロケット花火をももに渡す
「打っちゃって」
「え、いいの?」
「捕まったら、うちら終わりだよ。例え比喩でも何でもなくリアルに」
それ以上ももは何も言わず、10秒後、ライターをつける音がした
ヒュゥゥゥゥン!!
ロケット花火独特の高い音がすぐ後ろから聞こえる
その直後、かすかに後ろからガタガタンと何かがぶつかる音がかすかにした
「やった、ストライク♪」
もものその言葉でだいたい何が起きたか理解できた
あとでよくよく考えると、ゴキジェットで火炎放射なんて自爆行為だった
爆発しなかったのはホント運がよかったとしか……
956 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:34:42.59 0
ももの家まで無事にたどり着けた
「よく無事に帰ってこれたね。大丈夫、もも?」
「……うん、みや」
お互いにホッとしたのかどっと疲れがきた
「みや、上がっていってよ。麦茶ごちそうするから」
「あ、ありがと」
二人してテンションの低いまま、ももの部屋に入る
あれ、なにか忘れているような?
部屋の明かりをつける
床を這うあの茶黒いのに二人してまた悲鳴を上げ、バランスを崩した
957 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:35:36.22 0
気がつくと、うちはももを押し倒す格好になっていた
ももはじっとこちらを見つめてくる
目線をそらすことなんてできない
しばらくするとももは静かに目を閉じ、すこし顎をあげた
これって……
別にうちとももはそういう関係じゃない
だけどもものこと嫌いなわけではない
むしろ嫌いというよりは――
まだ酔っ払っているのか思考回路が危ないほう危ないほうへと行ってしまう
でも、いいじゃん
「夏休み」なんだし
気がつくとうちはももとの距離を縮めていた
あとほんのわずかだった
958 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:38:20.60 0
「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」
その行為は床を這うあの茶黒いのが横切り、うちが絶叫したため未遂に終わった
チャリからゴキジェットをあわてて持ってきて思いっきり噴射した
……ゴキジェットってすごいね
ひと吹きでやっつけちゃうんだから
でも効き目が強い分――うちも桃も咳き込んだ
軍手をし、その上からビニールをかぶせ、新聞紙にくるんだあとにビニールを裏返しにしてきつく縛る
そしてでっかいゴミ袋の中に入れてその口をまたきつく縛る
握手会が終わった後のアイドルばりに(あくまでも噂だが)手をよく洗い、これで一件落着……とはいかない
ゴキジェットが強すぎて、ももの部屋が化学汚染されてしまったのだから
あんなに思いっきりやらなきゃよかった
いまは換気のために窓を網戸にしているけれど、深夜までそうしておくわけにもいかないし
……仕方ない
「もも、今日はうちに泊まりにきて」
「え、いいの?」
「だってしょうがないでしょ、部屋があの有様じゃ
それに一人にさせるわけにもいかないし。ということで、お泊り準備!」
「はーい」
ももが部屋に着替えを取りに行った
5分後、玄関で待っていたうちに、ももがトートバッグをかかえて降りてきた
959 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:39:23.11 0
「あのさ……夏焼ちゃん、さっきの続き……する?」
うちのマンションに向かう途中、すごく久しぶりに『夏焼ちゃん』て呼ばれた
うしろの荷台からただならぬ雰囲気を感じる
それってやっぱり……キスのことかな
でも、そういうのは
「続きって、線香花火? 今日はもう疲れたんでパス」
「あ……うん、そうだね。また今度にしよう」
うちは、はぐらかした
したいとかしたくないとかが問題じゃない
しちゃったら、ももとの居心地いい関係が壊れちゃいそうな気がして
それがたまらなく……怖い
960 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:41:37.36 0
うちの家で「もちろん」別々にお風呂に入り、今はうちの部屋で二人して横になっている
ももはうちのベッド、うちは床に敷いた布団
こうやって横になってるとすぐに眠れそう……
「みや、起きてる?」
「……うん」
「あのさ……もぉね、朝礼学園ダメかもしれない」
ももが弱音を吐くの、初めてかも
模試の結果が散々だったこと、それなのになかなか勉強が手につかないこと
人並みに悩んでいるんだなって、ちょっと驚いた
「うちは、案外大丈夫だと思ってるけど」
フリースローがすごく上達したこと
最後の3ポイントシュートが決まったこと
あれだけ絶望的だった様々なことがどうにかなったのだから、どうにかなるよ
うちが非常に珍しく褒めてあげたら、ももは「うん、頑張る」と元気のいい返事をくれた
周りからあんまりにも「無理無理」いわれるから自信を無くしてたのかもしれない
誰かに背中を押して欲しかった、あくまでもうちの想像だけど
961 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:42:16.70 0
うちもいつの間にか相談していた
人と接するのが苦手なうちが部長としてうまくやっていけるのか
ももと違って、ミスをすると強く注意してしまってよく泣かせてしまうこと
ももは自身のことを振り返って話してくれた
一番バスケが下手な自分が部をまとめられるかいつも不安で仕方なかった
うちと違って後輩に注意するのが苦手で、はたしてこれでいいのか悩んだこと
「みやはみやらしくやっていけばいいと思う。きっとうまくいくから」
すこしは年上らしいところあるじゃん、そう思いながら眠りに落ちていった
962 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:42:47.19 0
翌朝、目を覚ますとももが目の前にいた
「おはよ、みや♪」
「……おはよ。なんで目の前にいるの」
「みやの寝顔かわいかったから近くでみてた」
「そんなの、何も面白くもないのに」
「そんなことないよー……あ、そうそうこれ」
赤いフワフワしたタオル生地のものを手渡された
「みや、誕生日おめでとう!!」
あ、今日は8月25日
昨日はゴタゴタしてたからすっかり忘れてた
よくみるとももから手渡されたのはヘアバンド
桃が現役のときにしていたピンクのとお揃いだった
963 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:44:22.19 0
「みやも朝礼学園に入学してぇ、もぉがフリースローでみやに勝って髪をショートにしてあげるまでそれで我慢して」
――だからうちは朝学は無理だって――
喉まででかかったその言葉を飲み込んだ
だって、ももとまたフリースロー対決している夢をさっきまで見てたのだから
もしかしたらどうにかなっちゃうかも――
「あ、それでね、プレゼントの代わりといっては何だけど……」
「何だけど?」
「お願い、夏休みの宿題手伝って!! まだ全然終わってないんだ!!」
「ごめん、無理」
「えぇ、なんでぇ?」
上級生のを手伝えなんて滅茶苦茶だ
それに……
「うちのほうは、夏休みの宿題まったく手をつけてないから」
964 :
名無し募集中。。。 :2009/07/02(木) 01:48:38.34 0
……おわり
スレ読んでたら一昨日偶然にも自分の部屋もゴキブリが出たんで勢いで書いてみたw
無駄に長くてごめんね
965 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:49:44.13 0
よかったよ
966 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:51:23.54 0
良いじゃない!良いじゃない!
967 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:52:28.16 0
もう口の中ももみやでいっぱいだあ
968 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:53:00.27 0
乙です
みやももも良いなぁw
969 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:54:33.81 0
いいね
970 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:56:56.80 0
次スレが必要ですねw
971 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 01:58:24.35 0
いいけど飲酒はちょっと
972 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:00:45.80 0
973 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:01:06.66 0
風紀委員です
974 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:05:21.60 0
よかったけど本編の回想として過去に合わせて欲しかったな
975 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:08:24.69 0
>>891 朝まで若干憂鬱だった気分がさらに沈んだ。よりによってなかさきと・・・
そもそも、毎日のようにセクハラはしていたが、身体の関係は一切なくて、今日のあれが初だった。
『今日一緒に帰ろう』
あんな顔で言われたら断れないしなぁ・・・。
また溜息。
「熊井ちゃん今日ホントどうしたの?結構やばいよ?」
「うん・・・なんでもないよ、ありがとう。」
周りのみんなが帰宅の準備を進める中、なかなか動けないでいる。
すると
「ねぇ、熊井ちゃん。生徒会長があんた呼んでくれって言ってるんだけど」
「はぁ!?」
ビックリしすぎてからだが2,3cm跳ねた。
ウソでしょ・・・よりによって教室までくるなんてあのバカ。
急いで机の上のものを鞄に詰め込み、教室を飛び出すと、待っていたなかさきの手を引いて学校を出た。
976 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:16:31.37 0
>>975 無言で手を引いて、足早に歩く。
「あ、あの・・・」
「何」
「怒ってます?」
こんのチビすけ・・・人の教室まで押しかけといてよくもいきしゃあしゃあと・・・
キッとなって振り返ると泣きそうな顔のなかさき。
「あ・・・別にそういう訳じゃないんだ。ごめんね」
あれ?違うって。さっきまで怒ってたのに。
この顔をされたらつい許してしまう。
そういえば、今日こいつ下着つけて無いんだったな。
「そうですか・・・ほんとに、おしかけたりしてごめんなさい!」
ゴクリとのどが鳴る。
「来週さ・・・・」
「え?」
「――こうか?」
「・・・はい?」
「いや、その・・・遊園地行こうか」
恥ずかしくてモゾモゾしてしまう。気持ち悪いな、うち。
977 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:24:35.46 0
>>976 俯き加減だったなかさきの顔がパァっと晴れた。
・・・・やっぱりかわいいと思ってしまう。
「行きたいです!」
「そっか、じゃあ・・・」
「でも、もしかして、千聖に嫉妬しました?」
「は・・・・!」
「あ、やっぱりそうなんだw」
そういう訳じゃない!!なんて言えない。
心の中を見抜かれた。
「バカ!なんでうちが嫉妬なんか!」
「友理奈ちゃん大好き!」
そういって抱きついてくるなかさき。
胸の感触がダイレクトに伝わる。
「バッ!離れろよ!っていうか友理奈ちゃんって呼ぶな!」
「いいじゃん恋人なんだから」
恋人・・・・か。
確かに今までちゃんとした恋人っていなかったな。
「分かったからとりあえず離れて。ここじゃ人目につくから。」
なごり惜しそうに離れるなかさき。
「じゃあ友理奈ちゃん家ならいい?」
「ああ、うちならいいよ・・・・ってうちぃ!?」
「いいの?やった!早く行こ!」
急に元気になりやがって。
何か・・・うち、こいつに掌の上で転がされている気がする。
将来、尻に敷かれそうだな。
ハァとため息をつきながらも、どうやってこれからなかさきの身体を堪能しようか考えている自分がいるのも納得出来なかった
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
978 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:48:14.94 0
相変わらず萌えるふたりだw
979 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 02:59:38.66 O
なかさきで萌えさせるとはやりよるな
980 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03:04:59.34 0
萌えるわ
981 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03:23:00.13 0
このなかさきで抜いてしまった・・・orz
982 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03:27:57.67 0
このスレで一番萌えるのがくまなき
このスレで一番重症なのがうめみや
983 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03:42:09.30 0
人物関係あたらしく直したんだけど書くのは次スレでいいよね?
984 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03:46:49.36 0
次スレが立つとは書き始めは思いもしなかったなw
985 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03:54:42.33 0
ふぅ…
986 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 06:51:16.41 O
朝起きたらゴキジェットが凄い威力で再び激ワロタw
乙です
987 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 08:32:21.15 0
おはほ
988 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 08:36:47.20 O
州*‘ -‘リ<オハユ
989 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 08:55:28.76 0
次スレのスレタイは
もしもみや〜だったら 2学期目
とかかな????
990 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 09:00:08.78 0
991 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 10:07:49.75 0
シュッ
992 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 10:37:51.65 0
まとめがほしい
993 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 12:14:42.79 O
夜くるね
994 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 12:14:59.01 0
995 :
名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 12:30:40.17 O
ゴキジェットさんが書くももみやはYou're My Friendっぽくて泣けてくるぜ…
996 :
名無し募集中。。。:
夜までに考えよーっと