1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:2009/04/30(木) 22:10:36.37 0
乙乙
3 :
名無し募集中。。。:2009/04/30(木) 22:22:20.78 0
さあ来い
4 :
名無し募集中。。。:2009/04/30(木) 23:07:01.24 0
まとめサイトトップページ更新しました
このスレにリンクさせました
5 :
名無し募集中。。。:2009/04/30(木) 23:19:01.16 0
乙であります
6 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 00:09:12.59 0
エロ待ち
7 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 00:13:47.79 0
><
8 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 01:11:52.30 O
あげ
9 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 01:36:46.50 0
ぜんぜん書きあがらない…
10 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 02:19:52.13 0
まったり待ってます
11 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:39:35.50 0
『鈴木家の♂ども』
夜10時過ぎ。
数学の宿題をラジオを聴きながらグダグダやっていたときのことだった。
携帯が着メロとともに振動する。
「親父……」
家にいるなら普通に声かけろよと思った。
俺―親父はプロゴルファーしていて、姉がアイドルしてるわけだが―は、
親父の「隠し部屋」へと向かう。
この部屋は表向きは物置ということになっていて、普段は鍵がかかっている。
だが、親父から招集がかかるときは鍵が開いてない。
そして、たいていロクでもない用のとき。
部屋に入っていくと、狭い部屋の中は散らかっているわけでないが、
物であふれている。
たくさんのプラモデル、そして……姉ちゃん関連のCD・DVD・写真に書籍。
プロジェクターに数々の音響機器。
母さんに内緒の親父の趣味の部屋だ。
その部屋に呼ばれたわけが部屋の真ん中にちょこんと置かれた三冊の写真集にあった。
『momo』『momo16』『桃の実』。
12 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:40:17.98 0
明日来る嗣永さんの下調べらしい。
「わざわざこんなことしなくても……」
俺は親父に呆れ顔で言ったのだが。
「ゴルフだって本番前にコースの下調べを念入りにするだろ?
それと同じだぞ」
もっともらしいような、けれど論点がずれている答えが返ってきた。
親父につき合わされるのはこれで2回目。
春に菅谷さんが遊びに来たときもこの部屋に写真集が3冊並んでいた。
親父が姉ちゃんの写真集や写真を集めるのは「成長の記録」らしい。
だったら、なんで他のメンバーのまであるんだよ、と突っ込みたくなった。
そして、上映会が始まる。
『momo only』というソロDVDで写真集の発売と同時に。
ゴーグルをかけた水着を着た嗣永さんがキャッキャはしゃいだり、
タコライスをつくりながらキャッキャはしゃいでいた。
観た感じ、舞美さんのような華がない。
でも、不思議と観てるこっちまで楽しくなってしまう。
写真集をパラパラめくってみる。
舞美さんのように手足がながいスレンダーな体つきってわけではない。
ただ、澄まし顔はけっこう美人かも。
……胸大きいな。
13 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:41:11.26 0
「どうだ、今回の相手もけっこう手ごわそうだろ?」
前回の相手の菅谷さんは……話してみると姉ちゃんと同じ普通の中学生という感じだった。
ただ、ルックスは日本人離れをしていて、学校では見かけないような可愛さだった。
うちの姉ちゃんとは大違い。
アイドルの弟をしていると学校で冷やかされたり、
運動会に怪しい人がやってきたりと損することが多いのだが、
数少ない得をする瞬間だった。
「手ごわいっていうか、なんか癖が強そうな感じはするね」
「よくわかってるじゃないか!
なんでもインターネット界隈では『嗣永プロ』って呼ばれていてだな―
親父がネットで情報を得意げに語っていく。
なんかすごく馬鹿馬鹿しい内容だったので、近くにあった舞美さんの写真集を取り出し、聞き流す。
印象に残ったのが『嗣永プロ』っていうのが『鈴木プロ』のような、
プロゴルファーそっくりだなってくらいだった。
舞美さん早く三冊目ださないかな……。
14 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:42:03.48 0
次の日。
冬休み中でも野球部があり、帰ってくるころにはもう日が暮れていた。
玄関には見慣れない小さい靴が一足あった。
あ、嗣永さんもう来ているんだ。
今日、姉ちゃんはすごく珍しくオフだから、
二人で部屋で雑談にでも花を咲かせていたりジブリでも観ているのだろうか。
自分の部屋にいって、家着に着替える。
隣の姉ちゃんの部屋が気になる。
姉ちゃんて普段はどんな会話してるんだろう。
ちょっとの罪悪感とともに、壁に耳をあてる。
……残念ながら、何も聞こえてこない。
姉ちゃんの部屋はかなりの防音加工がなされている。
夜でもダンスや歌のトレーニングができるためだ。
本気で大声をだせばさすがにこちらにも響くが、
そうそうなことがないかぎりこちらには聞こえてこない。
部活で疲れた体をベッドに投げ出し、夕食までの短い時間眠りについた。
夕食はすき焼きで嗣永さんも一緒に席を囲んでいる。
小柄で、顔の小ささに驚いた。
写真集でみるよりずっと美人だった。
あと、挨拶がしっかりしていてそのへんは流石に芸能人だなと思った。。
15 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:43:35.07 0
「弟くんて何か部活やってるの?」
「……野球っす」
「へぇ、すごいなぁ。私なんてぜんぜん縁がないから。
そうだ、愛理。仙台で楽天のイベントやってきたじゃん。
その時どうだった?」
「ふぇ?」
「もう、愛理ってば。楽天のホームゲーム開幕戦で歌披露したみたいじゃん」
「ああ、あれね。あのときは―」
姉ちゃんが仙台での話を始める。
夕食のときの姉ちゃんは何かへんだった。
熱でもあるのかポーっとして、よく嗣永さんのほうを見ていた。
嗣永さんのほうはそんな姉ちゃんを気にせず、俺や親父、母さんと話をすすめていく。
話をあわせるのがすごく上手く、昔から知り合いだったかのような錯覚におちいる。
とても明るくて頭の回転が速い人なんだなという印象をもった。
16 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:44:29.81 0
「のぼせたのがちょっと心配だけれど、それにしても桃子ちゃんいい子だなぁ。」
昨日同様に部屋に召集があって、親父の第一声はそれだった。
夕食で嗣永さんに「すごいですよぅ」と散々持ち上げれていた。
夕食までは「嗣永さん」だったのに。
「どうだ、ああいう嫁さんがうちに来たら明るくなりそうじゃないか?」
また親父の悪い癖が始まった。
俺や姉ちゃんのフィアンセ探し。
姉ちゃんはかの有名な「なんちゃら王子」を親父から紹介された。
オフシーズンに入ってから「合同練習と称して」うちに遊びに来させられた。
ツアー中に同じ組で回ることがあって、そのときに知り合ったみたいだ。
王子の方は不思議と姉ちゃんにたいして満更でもなかったみたいだけど、
「事務所の方ががうるさいんで」とメアド交換することもなく、
姉ちゃんは明らかに距離をとっていた。
夜、王子は俺の部屋で寝ることになった。
めちゃくちゃいい人で、ゴルフに対する姿勢は尊敬できた。
なので、ひそかに姉ちゃんとの仲を応援していたりする。
それ以上進展することもなく今日に至っている。
17 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:45:11.38 0
「別に……」
嗣永さんに対して特別な感情はわいて来なかった。
「じゃあ、風呂入ってくるから」
と部屋を出ようとしたら、腕を捕まれた。
「父さんが先に入りたいんだが」
……エロ親父め。
こっちはぜんぜんそんなつもりなかったのに。
マリオカートで勝負することになった。
ちょっと前までは俺のほうが全然うまかったのに。
「悪いな、さきに入ってくる」
親父はオフシーズン中にもう練習していたのか滅茶苦茶速くなっていた。
鼻歌交じりで部屋を出て行く。
することがなくなったので自分の部屋に戻った。
ほどなくして、部屋がノックされる。
親父だった。
「風呂入ったんじゃないのかよ」
「……母さんが入ってた」
親父はひどく落ち込んでいた。
18 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:45:56.04 0
日曜日の朝。
眠い目を擦りながら朝食をとる。
今日も相変わらず部活だ。
元旦以外はずっとある。
昨日は熱でもあるかのようにポーっとしてた姉ちゃんは、
今朝は鼻歌交じりで滅茶苦茶機嫌がいい。
「おはよぅござぃますぅ」
嗣永さんがボソッと行ってテーブルに近づいてくる。
「ちーっす」
挨拶をして、トーストを齧る。
パジャマ姿の嗣永さんの上半身が視界に入る。
咽た。
だって、胸の形がはっきりしすぎているから。
その……乳首の形まではっきりと。
「ちーっすじゃないぞ、まったく」
親父は読んでいた新聞を脇に置き、コーヒーを口につけた。
次の瞬間、嗣永さんが目に入ったのかコーヒーを豪快に吹いた。
本来ならば、目をそむけて注意してあげるべきなのかもしれないが、
どうしても目が行ってしまう。
現役アイドルのこんなセクシーショットは写真集でも見れないから。
アイドルの弟も悪くない。
19 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:46:45.80 0
「二人ともお行儀が悪いんだから。おはよう、もも」
姉ちゃんが嗣永さんの朝食をお盆にのせて持ってこようとしていた。
「って、もも!」
姉ちゃんは嗣永さんの状況に気がついたのかジェスチャーで教えてた。
嗣永さんは気がついたのか胸を隠して、
「ゃぁですょぉ……」
とモジモジと消え入りそうな声で言った。
結局姉ちゃんが部屋に連れて行くことになった。
最後、思いっきり姉ちゃんに睨まれた。
「なあ、すごいだろ。あれも全部計算された行動なんだぞ」
「本当かよ?ただ寝ぼけていただけに見えたんだけど」
姉ちゃんと嗣永さんがいなくなったテーブルで親父を反省会を始めた。
「相手はプロだからな。肉を切らせて骨を絶つ。
バンカーショットに似ている。安全に出すだけならそれほど難しくない。
だが、相手に勝つためにそこからフェアウェイやグリーンを狙うとしたら?
リスクを負わなければならない。勝つためには必要なことだ。
彼女の行動も同じだ。
一見天然のようにみえてもうちらを虜にするたm」
そこで親父の馬鹿話は終わらざるを得なかった。
鬼のような形相の母さんが立っていたから。
ったく、鼻伸ばしてるから、と親父にあきれていたら。
「あんたも同罪だから」
母さんから宣告され、二人で正座をさせられ、きつい説教をくらった。
20 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:48:02.71 0
俺と親父で嗣永さんに土下座することになった。
後ろには、母さんと顔を真っ赤にして帰ってきた姉ちゃん。
「なぁ……」
親父が話しかけてこようとしたが、母さんの「静かに!」で沈黙した。
正座をしている親父の指が膝付近で小刻みに動き始める。
秘密の暗号だ。
緊急事態に備えて、親父が俺に通じるように作っていたのだった。
原理はモールス信号と似ていて、人差し指と中指を交互にうごかして
言葉を一語一語伝えていく。
なになに……。
モモコチャンノ プロノワザニタイシテ アヤマルノハ シツレイニアタル
ワタシタチハ カンシャノコトバヲ ツタエナケレバ ナラナイ
親父からその感謝の言葉が送られてきた。
なんか、もうどうでもよくなった。
「おはようございますぅ、さっきはすいませんで……した?」
しばらくして嗣永さんが入ってきた。
「ほら、桃子ちゃん来たよ。謝りなよ」
母さんが促す。
まあ、いっか。
朝からいいものを見られた感謝の気持ちをこめて。
『ありがとうございました!』
俺は姉ちゃんにひっぱたかれた。
(おわり)
21 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 04:51:01.55 O
スピンオフ桃のちにでも
こんな時間まで何を書いてるんだか
明日…いや今日は7時起きですおやすみなさい
22 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 05:48:42.62 0
♂どもテラワロスwww
─_ ノノノノ
____ ( ゚∋゚) ドゴォォォォォ /
= (ヽ/⌒ヽ、 ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
____ ,ゝ、彡二 ) ∵.・( 〈__
>>1 ゛ 、_
─_ ミ ヽ、 ⌒ __二---(/ , ´ノ \
=≡ / / ̄ / / /
____ =≡ / ノ / //
=≡ /ノ / //
./ノ !、 //
(´⌒(´⌒;;彡
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| |
| ‖ ノノノノ -__
|
>>21 (゚∈゚* ) ─_____ ___
|∧ 从ノ (ミ_(⌒\ ヽ _ ___
( ( ̄ ̄ ̄ ̄三\ ⌒ノ ノ)
|(つWつ  ̄ ̄\ ⌒彡) ノ =_
| \つ-つ \,__,ノ ノ
| | ) / / ≡=
| | / ノ ____
| | /ノ _─ (´⌒(´
| | ミ/= (´⌒(´⌒;;
| ''''""'''"'''"""''"""'''''"'"''''""''"''''"""''"''"''"'''"'''''''"""''"''"''"'''"''"()
| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |
25 :
【大吉】 :2009/05/01(金) 06:51:39.80 0
新スレ乙です
26 :
【小吉】 :2009/05/01(金) 09:14:01.46 O
おはよぅ
27 :
名無し募集中:2009/05/01(金) 10:00:10.98 0
乙
28 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 12:21:51.53 O
リクエストに応えることできたかなぁ
29 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 12:36:02.96 0
おもろかったよw
前スレ
>>969以降投下ありました?
30 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 13:06:17.96 O
ないお
31 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 13:37:33.61 0
トン
32 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 15:11:28.93 O
>>29 朦朧としながら書いてたんだけどよかったです
まあ無理がたたって一日中朦朧としてるんだくどw
33 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 17:08:30.05 O
養生してくださいな
34 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 17:21:58.58 O
じゃあお言葉に甘えて今日はゆっくりしちゃいます
ということで伸び子さん任せましたw
35 :
名無し伸び子。。。:2009/05/01(金) 18:09:23.74 O
>>34 ぅええぇぇぇ!?ど、どーしよう・・・
明日くらいに上げようかと思ってたから、まだ半分しか書いてないよぅ(´・ω・`)
でものちさんの為なら頑張る!………だけど、もし書き終わらなかったら半分だけうpでもいい?w
36 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 18:25:18.24 O
いやいやいや伸び子さん自分のペースでいいですよw
体調良くなってきたんで短いけどあげられると思いますんで大丈夫です
伸び子さんお気持ちありがとう嬉しすぎました明日楽しみに待ってます!
37 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 20:14:09.55 0
あぶ
38 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 21:00:42.88 0
>>38 桃のち愛理ときどき雅 第3章 に追記しました
40 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:31:03.33 0
前スレ
>>942 「何観るぅ?」
「んー…」
程なくして映画館に着いた桃子達。
上映スケジュールが映し出されている電光掲示板を見上げながら桃子が訪ねる。
「どれも面白そうだけどぉ…あ、アレなんてどぉ?」
桃子が指さす先には、国民的キャラクターが主役の長編アニメ映画のポスター。
それを見た愛理の表情が訝しげなものに変わる。
「えー…デートでアニメ?」
「やだ?」
「んぅ…やだっていうわけじゃないんだけどぉ……あ、だったらあれは?」
今度は愛理が指さす方に視線を移す桃子。
「あー、あれって携帯小説かなんかが原作のやつだっけ?」
「そうそう」
「んー……」
愛理が薦めて来た映画は所謂ラブストーリー物の作品。
結構泣けるって誰かが言ってたっけ。
でも桃子的にはこういう物は家でまったり観たい。
お涙ちょうだい物は“特に”だ。
家だったら人目を気にせず好きなだけ泣けるが、映画館で観るとなるとメイクが落ちるのが心配で、おちおち作品に入り込む事すら出来なくなる。
41 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:32:04.52 0
「あーゆぅのはDVDで観ようよ」
「えー」
「ももはやっぱあっちの方がいいなぁ」
「愛理はこっちがいいぃ」
「あっちにしようよぉ」
「こっちがいいー」
「「むうぅぅ…」」
こうなると両者一歩も引かない長期戦になるのはわかっていた。
いつもはそれなりにお互いの事を気遣ってはいるが、変な所で意地っ張りな部分がある二人。
似たもの同士と言えばそれまでだが、この件に関してはお互い一歩も譲るつもりはないように思えた。
このまま行くと、いつものパターンなら喧嘩に発展してしまう。
せっかくのデート、そんなくだらない事で台無しにしたくはない。
かと言ってこちらが折れるのもなんだか癪だった。
となれば妥協案はひとつ。
42 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:33:08.08 0
どちらかが観たい作品ではない、まったく別の作品を指さしながら桃子が言った。
「じゃぁ間を取ってあれにしよ?」
「…あれってどんな映画?」
「ももも良くわかんないけど、なんか有名な人が出てるっぽいからきっと面白いよ」
かなり適当な事を言ってるなとは自分でもわかっていたけど、解決策としてはこれが一番だという事も知っている。
前に、どこで食事をするかで揉めた時もこれで上手く解決してきた。
しかし、その良くわからない洋画のポスターを眺める愛理は満更でもなさそうで。
暫く考えるようにそのポスターを見上げていた愛理だったけど、桃子の提案に賛成してくれたみたいだった。
「でもひとつだけいい?」
「ん?」
「吹き替えにして」
「……へ?」
「だって字幕は目が疲れるんだもぉん」
「ふふ。わかった」
───────────
───────
43 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:34:10.22 0
お決まりのようにポップコーンとジュースを売店で買い、後方の席に並んで座る桃子と愛理。
桃子の左手は相変わらず愛理にしっかりと掴まれたまま。
これから観ようとしている作品は、どうやら公開してから結構期間が経っているらしく、公演時間が近づいているにも関わらず客は疎らだった。
「なんか貸し切りみたいでいいね」
「え?あー、うん、そうだね」
これから観る映画がどんな作品なのかよくわからないのに何故だかワクワクした表情を見せる愛理。
ちょっと抜けてるっていうか、そういう天然な所もまた魅力のひとつなのだけれど。
そうこうしているうちに映画が始まった。
始めのうちは「あの俳優さんかっこいいね」とか「あの女の人スタイル良い」とか小声で話したりしていたが、話しが進むにつれ口数も減っていった。
44 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:35:08.30 0
しかしなんだろう。
洋画という事もあり、話しの中でハグやキスの場面が多いのは仕方の無い事かもしれないが、必要以上に男女の絡みが多い気がする。
かと言って、ひとりそわそわするのも返って不自然な気もする。
けれど一度そんな事を考えてしまうと映画に集中出来なくなってしまう。
桃子達が座っている席より後ろには客が居なかったので、後ろを気にせず首を伸ばしてまわりの様子を伺ってみた。
そして今更ながら、この劇場内に居る客のほとんどがカップルである事に気づいてしまう。
しかもみんな寄り添うように密着していて、中には映画そっちのけで二人だけの世界に入ってしまっているようなカップルもいた。
今更映画に集中なんて出来そうもない。
チラリと横目で愛理を見やれば、落ち着かない桃子とは反対に至極普通の顔でスクリーンを見つめていた。
自分だけが過剰に意識しているのだろうか。
仄暗い明かりを浴びている愛理の横顔から目が離せない。
艶々としている唇が桃子を誘っているような、そんな錯覚にまで陥ってしまう。
45 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:36:20.53 0
「……?」
余りにも凝視し過ぎてしまっていたからだろうか。
ふと愛理がこちらに視線を向けてきた。
思わず桃子は反射的に顔を逸らしてしまう。
何故そんな態度を取ってしまったのか桃子自身にもわからなかったが、そんな態度を取ってしまった事によって気まずくなり、抱えていたポップコーンに手を伸ばしたら丁度同じタイミングで愛理の手が重なった。
またしても咄嗟にそこから手を離そうとした桃子だったが、愛理の手がそれを阻む。
ギュッと掴まれた手に一度視線を落としてから、愛理の方へと移した。
何か言いたげな表情の愛理と視線が重なる。
薄暗い中でも愛理の頬がほんのり染まっているのがわかる。
左手はずっと愛理と繋いだままだったし、今度は右手も掴まれてしまっている。
端から見ればおかしな光景だけども、生憎桃子達の事は誰にも見えていない。
少しくらいなら大丈夫、そんな悪魔の囁きが聞こえてくるような気がする。
いやしかし、いくら見えていないからといってもこんな公共の場所で…。
そんな桃子の心境を知ってか知らずか、どこか熱を持ったような視線を桃子に浴びせながら右手を撫でさするようにしてくる愛理。
桃子は一度小さく息を吐き出した後、愛理の耳元に顔を寄せた。
46 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:37:51.07 0
「…誘ってんの?」
「っ…」
桃子がそう言えば、咄嗟に掴んでいた手を離して引っ込めてしまう愛理。
そのまま桃子から視線を逸らして俯いてしまったけれど、愛理から否定の言葉は出なかった。
解放された右手で愛理の太ももをそっと撫でる。
小さく肩を揺らした愛理だったが、やっぱりそれを拒む様子は見られない。
それを良い事に、スカートの上から撫でていただけだった手をゆっくりと下げて行き、直接愛理の太ももに触れてみた。
先ほどよりも少しだけ大きく肩を揺らした愛理だったが、俯いたままの愛理からは表情が伺えない。
けれど態度からして嫌がっているような素振りはまったく見られない。
愛理の太ももに触れている右手が熱くて仕方ない。
こんな所で、という自制心が働くが、吸い付くようなきめの細かい滑らかな肌から手を離せない。
「愛理…」
自分でもびっくりするくらい甘い声が出た。
そんな桃子の声に反応してか、ゆっくりと愛理がこちらを向く。
「…ももぉ?」
桃子に負けないくらい、愛理の声もまた甘くとろけるような声だった。
もうここがどこでどんな状況かだなんてどうでもいいように思う。
『愛理が欲しい』
桃子の頭にはそれしかなかった。
後編へ続く…
47 :
名無し 【末吉】 伸び子。。。:2009/05/01(金) 22:39:09.21 0
こんばんは、伸び子でぃす。
結局長くなりすぎて分ける事にしました。
エロは後編で…
のちさん無理なさらずにね
48 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:48:08.38 0
うわあああああああああああああああああああああああああああああ
直エロはないのにすでにエロいぞ伸び子にしても相変わらずかわいい桃愛理だね
リクエストした当人としてはストライクが来て嬉しい限りですありがとう末吉伸び子!
49 :
名無し募集中。。。:2009/05/01(金) 22:48:19.73 0
いいよいいよー
>>47 伸び子さんへ
これまでの分まとめに入れてもいいですか?
よろしければ題名とかも教えてください
51 :
名無し伸び子。。。:2009/05/01(金) 23:54:37.48 O
>>まとめの方
それではタイトルは『mischief─桃子の悪戯─』でお願いしまぁす。
>>48 ネタ提供ありがとぅ
これからも宜しくw
52 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 00:13:12.54 0
前スレの
>>951 「ねぇ、ももー」
桃子は片付けから戻ってきた愛理と部屋にいた。
愛理は部屋に戻ってくるなり桃子に甘えだした。
いまはベッドに腰掛けて物思いにふけっている桃子の隣に座っている。
両手をウエストに回して抱きつき、甘い声を出して気を引こうとしていた。
そんな愛理の攻撃にも動じず、桃子はまだ物思いにふけっている。
朝からいろいろなことがあり過ぎて整理できない。
何よりもまずはコンドーム。
ノーブラを鈴木家の♂どもに晒してしまったこと。
重苦しい雰囲気の朝食。
弟くんは舞美ヲタ。
「ももー聞いてるー?」
さらにギュッと愛理は桃子を抱きしめる。
苦しくなり、やっと桃子は愛理の存在をはっきりと認識した。
「苦しいぞー愛理」
「だって苦しくしてるんだもん」
唇を尖らして愛理が言ってきた。
そんな顔さえ可愛くて仕方がない。
なのに……。
いま座っているベッドの下のモノがどうしても頭をよぎる。
こんな顔して男を、ファンを、そしてこの桃を騙してるのか。
腹が立ってきた。
53 :
桃のち:2009/05/02(土) 00:14:16.27 0
モヤモヤしていても仕方ない。
切り出すことに決めた。
「愛理さ、大事な話があるんだ」
「え」
ただならぬ空気を感じたのか、抱きついていた愛理が自然と離れていく。
「愛理、落ちついて聞いてね」
それしか言ってないのに、愛理はもう目の端に涙を貯めていた。
泣きたいのはこっちの方なのに。
「朝起きて、着替えるときのことなんだけど。
ベッドの下に携帯が起こっちゃって拾おうとしたら、見ちゃったんだ、アレ」
携帯の件は嘘だが。ちょっと愛理のベッドの下が気になっただけ。
桃子はベッドの下から例のモノが入った巾着袋を取り出し、愛理の目の前にぶら下げる。
「これ、何?」
「えっと、えっと、コン……どぅ」
愛理は恥ずかしそうにモジモジし、言葉尻はよく聞こえなかった。
こんなにたくさん買いだめてあるのに何をいまさら。
54 :
桃のち:2009/05/02(土) 00:14:59.13 0
「コンドームだよね」
愛理は顔を真っ赤にしながら恥ずかしそうに小さく頷いた。
「なんで、なんでこれがここにあるのかな。
って、聞くまでもないよね。
もも、愛理と恋人同士になれて嬉しかったのに」
言ってて桃子も目頭に熱いものが上ってくるものを感じていた。
信じていた分、つらい、辛い。
「もも、何か勘違いしてない?」
「してるも、何も! 愛理はこれを私じゃない正真正銘の『彼氏』につけさせて
エッチしてたんでしょ!!」
ムキになってきつい言い方をしてしまったことをすぐに反省した。
愛理はこのまま泣いてしまうかと思ったが、そうではない。
ちょっと笑ってる。
「やっぱりもも勘違いしてる」
「何が勘違いな―」
途中で愛理が言葉を挟んだ。
「それ、舞美ちゃんから貰ったやつ」
……元凶は舞美か。
舞美の不純な交友関係に愛理も巻き込まれてしまったのか。
55 :
桃のち:2009/05/02(土) 00:16:22.82 0
まだ桃子は疑っていた。
だが、愛理の経緯を聞いてみると、疑うのも怒るのも実に馬鹿馬鹿しくなった。
「ったく、舞美は相変わらずガーっと突っ走るんだから」
「ねー」
桃子にも笑みが浮んでいた。
ただ、どうしても腑に落ちない点があった。
「じゃあ何でひとつ口が開いてたの?」
「ああ、あれはね。ちょっと気になったからひとつ開けてみたんだ。
膨らますと風船みたいで面白いね」
愛理はそう言って、ベッドに投げ出してある巾着袋からひとつとりだし、
封をあけて一つ口にくわえる。
ファンが見たら悶絶しそうな光景だった。
ボーっと桃子がみているとあれよあれよという間にコンドームは風船になった。
「使い道なさそうだから暇なときこうして遊ぼうかなーって」
プシューっと愛理の手から離れたコンドームは部屋を二度三度駆け巡り床に落ちる。
それを愛理は拾ってティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。
「愛理さ、親御さんがそれ見つけたら悲しむからやめた方がいいと思うよ」
「え、なんで」
愛理にコンドームを使い終わったあとの捨て方を教えた。
中のものが出ないように口を縛ってティッシュにくるんで捨てるんだよ、と。
愛理の捨て方がそれに似ていて、勘違いされるからやめた方がいいよと忠告した。
56 :
桃のち:2009/05/02(土) 00:18:48.18 0
またまた顔が赤くなって困ったように眉が下がる愛理。
こうやってコロコロ表情が変わるの、見ていて飽きない。
「ところでさ、もも。私も気になってたことがあるんだけれど」
「ん、なに?」
問題が解決して心が晴れやかになっていたのだけれど。
「ももってなんでそんなに……エッチのこととか詳しいの?
昨日も……すごく慣れた感じだった。
あと、いまもコン……ォムの捨て方とか知ってたし。
もしかして、もも……そういう経験あるの?」
愛理の大きくて綺麗な瞳がこちらを捉えて離さない。
またその端に涙を貯めている。
……答えづらいこと聞いてくるなぁ。
(つづく)
57 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 00:25:48.49 0
まとめの人いつもありがとうですまとめサイトの自分のを見返すのがいつも楽しみだったりします
伸び子さんお気遣いありがとうやっぱり伸び子さんの桃愛理かわいいなぁ
まだまだ全然終わらないけれどみんなこれからもよろしくです
58 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 00:36:42.12 0
59 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 02:17:36.16 0
あっぶねぇぇぇぇ
60 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 04:50:01.62 O
おお今夜は賑やかだなみんな乙!
61 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 06:59:32.02 O
あぶない
62 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 08:13:30.72 0
おは
63 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 09:15:40.34 O
いい天気ー
64 :
名無し募集中:2009/05/02(土) 11:45:56.75 0
コンドーム膨らませる愛理ちゃんてw
65 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 12:02:31.64 0
まあ一回はやってみるよね
66 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 13:00:22.61 O
そりゃ親悲しむわw
67 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 15:50:37.97 0
膨らますかどうかはわかんないけど
ビロビロビローって目一杯伸ばしたくはなる
68 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 17:45:57.51 O
ゴム理ちゃんハァハァ
69 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 18:55:38.57 O
ラッキー7になったら放とう
70 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 19:56:43.29 0
ほっぜ〜ん
71 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 21:28:33.69 0
きらぞーう
72 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 22:02:37.45 O
伸び子待ち
73 :
名無し募集中。。。:2009/05/02(土) 23:15:07.48 O
おやすみ
74 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 00:23:56.04 0
ほ
75 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 01:12:42.24 0
待つ
76 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 02:15:11.09 O
よる
77 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 03:35:03.00 0
ふむ
78 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 06:34:58.57 O
おはようございます
79 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 08:15:33.68 O
おはー
昨日は珍しく何も上がらなかったね
80 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 10:17:42.53 0
おはよう
81 :
kobasco ◆9als9.BlRA :2009/05/03(日) 10:25:10.83 0
まだかね
82 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 11:53:50.47 O
しばらく休養させていただきます
83 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 12:12:39.50 O
ええええええええ
伸び子それとものちのどっち!?
84 :
名無し募集中:2009/05/03(日) 13:30:46.89 0
やばいほ
85 :
b151116.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp:2009/05/03(日) 13:42:47.20 I
あの皆さんに質問なんですが
愛理のち〜って終わってしまったんですか?
86 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 13:56:05.46 O
終わってないよ
87 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 16:03:29.08 O
州´・ v ・)
88 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 16:36:16.00 0
まじかぁぁぁぁぁ
89 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 16:56:03.15 O
伸び子おおおおおおおおおおおお
90 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:27:54.91 0
>>46 ─後編─
正面のスクリーンでは相変わらず際どいシーンの真っ最中だった。
こんな内容なのにR指定が掛かってないのが不思議なくらい。
いや、もしかしたら桃子が見落としていただけなのかもしれないが。
そんな事を頭の片隅で思っていたら、愛理の太ももに置いた桃子の手の上に、愛理の手が重なった。
反射的にそちらに視線を移せば、スカートが捲れ上がって愛理の艶めかしい太ももがだいぶ露わになってしまっているのが目に留まる。
桃子は思わず喉を鳴らしてしまう。
こんな場所で、というスリルからだろうか。
先ほどから心臓がバクバクと打ち付けている。
でもそんなスリルが、いつもよりも桃子を興奮させている事もわかっていた。
桃子は愛理と繋いでいた左手を解くと、身体ごと愛理の方に向き直る。
すると太ももに置いた手を愛理にぎゅっと掴まれた。
「もも、映画」
小さく囁かれたその言葉の意味を理解出来ないわけではない。
けれどもう桃子にとって映画などどうでもよかった。
今はもう『愛理に触れたい』ただそれだけ。
91 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:28:54.63 0
「愛理だって観てないじゃん」
実際愛理も身体は正面を向いてはいるが、視線は桃子の方にある。
しかもその視線に含まれる熱いものはきっと桃子と同じもの。
「だってももが」
触るから、と言った愛理の言葉ごと唇を奪う桃子。
余りにも突然過ぎる桃子の行動に、目を瞑ることすら出来ずに固まる愛理。
けれど桃子はお構いなしに自分だけちゃっかり目を閉じて愛理の唇を堪能する。
触れていただけだったキスから啄むようなキスへと変わる頃、ようやく愛理が桃子の肩を押してきた。
名残惜しいように愛理の唇の端を舌でペロリと舐めた後、桃子は愛理から離れた。
「…なに?」
相変わらず愛理の太ももを撫でながら首を傾げる桃子。
「…ももだけズルイ」
「なにが?」
悪戯っ子のように笑顔でそう言えば、桃子の肩に顔を埋める愛理。
「あたしだって……っ」
その言葉の続きが出てくる事は無かった。
何故ならば、桃子の右手が太ももから足の付け根へと移動したから。
92 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:31:13.51 0
いつもならばこんなに直ぐいきなり触れる事などない。
けれど既にしっとりとした感触が指先に伝わってきて、随分前から桃子を待ちわびていた事がわかる。
「もう濡れてる」
素直な感想を告げれば、桃子の肩に顔を埋めたまま首を左右に振る愛理。
「嘘じゃないよ、ほら…」
指先に少し力を込めると下着がそこに張り付く。
と同時に愛理の身体にも力が入る。
「っ…ゃぁ…」
そこに触れている桃子の手を掴んで離させようとする愛理だったが、そう簡単に離すわけなどない。
「えっちなシーン見て興奮しちゃった?」
それは実際桃子の方なのだけれど、でも愛理も同じだろう事は安易に予想出来る。
「直接触ってあげようか」
そんな桃子の言葉にパッと顔を上げる愛理。
真っ赤な顔のまま、桃子を見つめてくる。
「でも、ここじゃ…」
「愛理声おっきいもんね」
そう桃子が言えば、恥ずかしそうにまた顔を桃子の肩に押しつけるようにして俯いてしまう愛理。
桃子の手を掴む愛理の手は少し汗ばんでいるように感じられる。
93 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:32:21.92 0
「声、我慢してね」
言ったと同時に愛理の下着の中へと指先を潜り込ませる。
くちゅりとした感触が指先にまとわりついた。
「んっ…はぁ…」
「あいり、声」
「っ…」
一番近いとされる他の客まで5m以上の距離があったし、映画の音などで実際まわりには聞こえてなどいないはずだが、もしかしたら聞こえてしまうんじゃないのかというスリルが桃子を更に興奮させる。
「あんま触ってないのにいつもより凄い」
わざとらしく愛理の耳元で囁けば、愛理の肩がピクンと跳ねた。
そのまま溢れ出る液を指先で掬うと陰核に擦り付ける。
「ふぁ…んっ…」
必死で声を抑えるその姿にすら異様なまで淫靡に感じられる。
愛理が吐き出す吐息によって、桃子の肩口が熱くなる。
ほんとはもっとこのスリルを味わっていたいと言うのが桃子の本心だったが、そうあまりゆっくり楽しんでもいられない。
いくら見られていないとは言え、いつどこでばれるかわからない。
桃子は小刻みに動かす指先の速度を速めた。
「っ!ん、ゃ…んんぅ…」
桃子の手を掴んでいた愛理の手はもう今はそこから離され、変わりに両手で桃子の服をぎゅっと掴んでいる。
94 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:33:41.65 0
「声」
指先の速度はそのままにそう言えば、愛理が頭を振って無理だと必死でアピールしてくる。
そんな愛理に、仕方がない、と一息吐くと指先の速度を緩めた。
急に刺激が弱まった事への不満からか、愛理が肩口から顔を上げて桃子を見つめてくる。
「言うこと聞けない悪いお口は、ももが塞いであげる」
そう言うと、先ほどと同じように素早く愛理の唇を奪った。
直ぐさま唇の隙間から舌先をねじ込む。
けれども今度は愛理もしっかりと目を瞑って応えてくれた。
ねっとりとした愛理の舌が桃子の舌に絡み付く。
キスだけで桃子自身達してしまいそうなほど、気持ちいい。
「ん、もも…早く……」
「…うん」
一度唇を離して、愛理からのおねだりを聞き入れた桃子は、指先の動きを再開させる。
そしてまた愛理の唇を塞ぐ。
「っ…、…ん、ふぅっ…」
95 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:34:54.56 0
愛理を攻め立てながら気づいてしまう桃子。
唇で塞いでいるとは言え、明らかに先ほどよりも愛理の声が大きく聞こえる。
どうしようかと思い悩んだ桃子だったが、必死で快感に耐える愛理の顔を間近で見られるという誘惑に負けてそのまま続行する事にした。
しかしこうなると、ほんとにゆっくりしている場合ではない。
いつもはこんなに強引に事を進めようとはしないのだけれど、桃子は愛理の陰核を一層強くそして早く押し潰すように撫でまわした。
「っ!…ん、んんっ…─────ッ!!」
ガクガクと何度か足を振るわせた後、桃子の肩へ力なく身体を預ける愛理。
首もとにかかる吐息が凄く熱い。
愛理の呼吸が落ち着くまで待った後、視線を正面へと向ける桃子。
ちゃんと観ていなかったから内容は良くわからなかったが、そろそろ終わりが近づいている事だけはわかった。
「まだ観る?」
「…もういい」
一応聞いてみたけれど、桃子の予想通りの返事をした愛理の手を引いて、早々と映画館を後にした。
96 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:36:05.26 0
外に出た瞬間、強い日差しに目が眩む。
と同時に、こんな真っ昼間からこんな所で何をやっていたんだろうかと自己嫌悪に苛まれる。
「ねぇ愛理ー、次どこ」
行く?と言おうとした言葉を飲み込む桃子。
振り向いた先にはボロボロと涙を零す愛理が居た。
「え、ちょっと愛理どーしたの!?」
と思わず口にしてしまったが、思い当たる節はありすぎる。
あんな所であんな事。
愛理も桃子と同じだと思っていたけど、本当は嫌だったのかもしれない。
「えっ…とぉ……あの、ごめん!ほんとごめんね愛理ぃ」
「っ…ヒック…ち、違う…のぉ……」
「え?」
とにかく謝ろうと愛理の顔を覗き込めば即否定の言葉を告げられる。
それじゃぁその涙の訳は一体なに?
「あた、あたしっ…」
「いいよ落ち着いてからで。ちょっとそこで休もうか?」
97 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:37:17.57 0
近くのカフェに入り、桃子が頼んだアイスレモンティーが半分ほど無くなったところでようやく落ち着いたらしい愛理が口を開いた。
「…ごめんね、もも」
「なんで愛理が謝るの?悪いのはももだから」
「違うの!ももは悪くない…」
「…じゃぁどうしたの?」
「……あたし、ももに触って貰いたかった…」
「え?」
まわりを気にしてか、ボソボソと喋り出した愛理が言うにはこういう事。
最初からイチャイチャする目的で映画を観ようと言った。
アニメじゃイチャイチャ出来ないから嫌だった。
間を取って、桃子があれにしようと言った時、ちょっとえっちぽかったからいいよって言った。
「あたし、自分がこんなにえっちだなんて思わなかった…」
そう言う愛理の目元にはまだ光るものがあって、自分の恥ずかしい告白に耳も頬も赤く染めて俯いている。
98 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:38:30.96 0
そんなの言わなければわからない事なのに。
どこまでこの子は自分の気持ちにまっすぐなんだろう…
不謹慎な事だと思ったけど、愛理の涙にまた興奮を覚えてしまう。
「あーもぉ!!」
「っ…」
「そんな可愛い事言う愛理が悪いんだからねっ」
「え?」
「いいから、もぉ今日は大人しくももにお持ち帰りされなさい!」
「ちょ、え?ももぉ!?」
強引に愛理の手を引いてカフェを出ると、爽やかな心地良い追い風が桃子達の間を嘲笑うかのようにすり抜けて行った。
99 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:39:57.05 0
真っ昼間だって構わない。
愛理が素直に桃子を求めてくれるように、桃子だって愛理を求めよう。
「やだって言ったってやめないからね…」
「…え?なんて?」
「何でもなぁい」
「うそ!なんか言ったじゃーん!」
mischief─桃子の悪戯─
─完─
100 :
名無し伸び子。。。:2009/05/03(日) 17:40:52.21 O
101 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 17:54:23.42 O
出先で読もうとしたけどニヤニヤが止まらなくなりそうなので
家に帰ったらじっくり伸び子伸び子するか
102 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 18:13:51.82 0
ちょw伸び子つえええええええええええええええ
以前のブログ読みたいので貼ってくだされ
103 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 18:15:07.17 O
ブログ晒しキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
104 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 18:18:48.98 0
これは面白いことになったw
他のCPはブログで見れるのか素晴らしい
105 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 19:17:41.51 O
ちょwww
106 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 19:32:46.69 0
伸び子おおおおおおお!!!
その後とかあってほしいなこれは
最高すぐる
107 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 19:35:21.15 0
うん続いてもいいなこれは
108 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 19:56:15.52 0
よし早速ブックマークだw
109 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 20:57:06.02 O
まさか晒すとは
でも新設なら理解できなくもない
110 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 22:11:26.78 0
あっぶな〜い
111 :
b151116.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp:2009/05/03(日) 22:13:23.03 I
愛理のちの続きが待ち遠しいです。
112 :
桃のち:2009/05/03(日) 22:33:46.85 0
>>56 愛理がジーっと見てくるので視線を外せない。
「そ、そんなのもぉはアイドルだしぃあるわけなぃですよぉ」
クネクネしてみる。
「もも、教えて」
誤魔化そうとしてみたが失敗。
愛理はまじめな顔で静かに言った。
うーん、どうしようか。
「……愛理、怒らない?」
「うん」
「泣かない?」
「うん」
すでに目の端に涙を貯めているのに。
この分だと泣きそう。
怒るかもしれない。
「えっとね」
口の中はカラカラ。
懺悔させられてるみたいだ。
「いままで……ももは二人の男の子と付き合ったことあるんだ」
113 :
桃のち:2009/05/03(日) 22:34:50.21 0
愛理はちょっとうつむき加減で目を閉じて話を聞いている。
頷くこともしない。
このまま話せってことか。
「でも、エッチはしなかったよ」
「ほんとう?」
「うん」
嘘じゃない。
何度も迫られたことはあったけれど。
信じてくれないのかな?
「……キス」
「え?」
「キス、した?」
エッチの有無に関しては信じてくれたのかそれ以上聞いてこない。
愛理は目を閉じたまま小さな声で聞いてくる。
「ごめんね」
114 :
桃のち:2009/05/03(日) 22:36:09.42 0
それが答え。
ドサクサに紛れてキスしているときに胸を触られたのは言う必要ないよね。
愛理泣いちゃうかな。
「いいよ、別に。いまは付き合ってないんでしょ」
「もう別れたよ」
寂しいから付き合ってみたのに、もっと寂しくなったので別れた。
そんな恋愛だった。
愛理は予想に反して落ち着いた反応。
ため息一つ、ゆっくり目を開けた。
「愛理……怒ってる?」
首を横に振る。
「だから、怒らないっていったじゃん。
ももはモテるってわかってるし、覚悟してたから大丈夫。
エッチはしてないんだよね?」
「うん」
「なら、いいよ」
115 :
桃のち:2009/05/03(日) 22:38:30.42 0
ホッとしたのもつかの間、愛理がさらに答えづらいことを聞いてくる。
「じゃあ、なんでエッチなこと知ってたの?」
「いいじゃん、そんなの」
「教えてよー」
愛理が桃子の手を握ってブンブン振り回す。
このままずっと振り回してそうな勢い。
「笑わない?」
「笑うようなことなの」
「どうかわかんないけど」
女性向けのエッチぃ漫画で知識を仕入れました。
しょうがないので正直に答えた。
愛理がニヤッとした。
「笑わないっていったじゃん」
「笑ってないよ、うん笑ってない」
さっきより更にニヤニヤしてくる。
顔も近い。
「ねぇ、もも。エッチな漫画買ってどうしてるの?」
116 :
桃のち:2009/05/03(日) 22:40:36.40 0
わかっているのに聞いてきてる、絶対。
意地悪にもずっと「ねぇー」と繰り返してる。
「ひとりでするのに……」
「聞こえなーい」
「だから! ひとりエッチするのに使ってるの!」
イラっときて、つい大声で言ってしまった。
桃子の顔はいままで愛理が見たことないほど真っ赤だった。
愛理はそんな桃子をギュッと抱きしめた。
「もも、かわいい」
愛理の胸元に頭がすっぽり収まって、桃子はひとりふて腐れていた。
「色々と聞いちゃってごめんね、もも」
「いいよ別に。たいした話はしてないから」
「いや、たいした話だったけど。ちょっとびっくりした」
さっきよりも愛理はギューっと抱きしめてくる。
ちょっと苦しいけれど、暖かくて気持ちいい。
愛理の鼓動、今日も元気。
117 :
桃のち:2009/05/03(日) 22:41:59.18 0
「あ、それから。一つももに訂正して欲しいことある。
さっき『正真正銘』の彼氏って言ってたでしょ。
正真正銘のってところ、取り消してほしい」
さっき勢いでつい口から出てしまった。
愛理とは女同士で、っていうのがどうしても頭の片隅にあるから。
いま愛理としているのは恋愛「ごっこ」だって。
「私の彼氏は、もも一人だけなんだから」
「そうだったね。ごめん愛理」
愛理の胸元から抜け出す。
「さっきのは冗談。だから怒らないでね。これはお詫びのしるし」
ちょっと拗ねた感じだった愛理に軽くキスをする。
終わったら、いつもの素敵な笑顔をみせてくれた。
かわいいなぁ。
ちょうどベッドの上だし、このまま押し倒しちゃおうか。
(つづく)
118 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 22:52:15.54 0
昨日はごめんなさい伸び子さんがあげるだろうから今日はいいやって油断してました
外出先で熱中症になってダウンしてたってのもあるんですけれどね
>>111 ありがとう「桃のち〜」が一区切りついたら書きますんでこれからもよろしく
119 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 22:55:35.70 0
エロくれエロ
120 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 23:01:00.36 0
のちは桃子嫌いだろ
121 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 23:02:53.26 0
大好きだよ
122 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 23:53:51.95 0
まとめ更新されてるな本当に乙です
123 :
名無し募集中。。。:2009/05/03(日) 23:58:43.85 O
押し倒すだなんて素敵
124 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 00:13:06.98 0
伸び子ブログにかうんたぁ付けたな
ブログ更新も待ち遠しい
125 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 01:13:19.10 0
>>117 「愛理ぃー」
桃子は甘えた声で愛理に迫った。
いい雰囲気になったと思ったんだけど。
「そうだ、お願いしたいことあったんだ」
ベッドから愛理が立ち上がる。
学習机の脇についている引き出しから何かを取り出してきた。
それは桃子もよく見知ってるもの。
「あれ、マイク。どうしたの?」
尋ねた桃子に、マイクのプラグをコンポに差し込んでいる最中の愛理が答えた。
「ももに歌って欲しい曲があってね……よし、準備完了!で、これがその歌詞ね」
愛理お手製の歌詞カード集を渡される。
タイトルは……。
「朝の目覚ましの曲にしたいんだ。一曲お願いできるかな?」
126 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 01:14:06.33 0
カードに目を落とすと、そこには『Early Bird』の歌詞。
そういえば、朝かかっていたのは愛理のソロだったっけ。
まだ完成品もらってないし、当然か。
別に一曲歌うくらい別に構わないんだけれど。
『愛理おはよう、朝だよー。今日も愛してるよ一日がんばってこー』
みたいな恥ずかしい台詞を目覚ましに吹き込むわけでもないし。
あ、そうだ。
「でもぉ、もぉの歌って安くないよぉ」
「ええー」
わざと焦らしてみる。
愛理は非難の声を上げた。
やはり録音する気満々だったみたい。
「まあ、歌ってあげないこともないんだけれどぉ」
「どうすれば!?」
ベッドにまだ腰掛けたままの桃子にすごい勢いで愛理が迫ってくる。
127 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 01:15:23.42 0
「えっとぉ」
愛理が近くで頷いてる。
「昨日のお風呂場みたいな、かわいい愛理ちゃんがまた見たいな」
「え……」
一瞬にして耳まで真っ赤。
いつまでも初々しい。
「さっきも愛理も言ったじゃん。『ちょっとだけならいいよ』って。
もぉはさっきからすごく期待してたんだけどぉ。
朝食のときも愛理のことが頭から離れなくて味がしないほどだったよ」
顔を真っ赤にして俯いてる愛理の腕を引っ張りベッドに引き寄せる。
先ほどのように愛理は桃子の隣に腰掛けるかたちとなった。
「いいよね」
耳元で囁き、そのまま耳たぶを舐める。
「ひゃっ!」
突然のことに驚いた愛理は身震いをした。
嫌がってはいないみたい。
128 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 01:16:05.23 0
「ねぇ、ちょっとだけでいいからぁ」
愛理は「んー」と短く唸ってから。
「……ちょっとだけだよ。このあとお出かけするんだから。
終わったあと、歌うの面倒くさい出かけるの面倒くさいって言わないよね」
「わかってるって」
ちょっとだけになるかはわからないよ、ごめんね愛理。
面倒くさくは……ならないと思う、たぶんね。
心の中で謝る。
「も、も」
愛理のスイッチが入ったみたい。
昨日と同様、人差し指を唇に当てて愛理がおねだりしてくる。
本当に愛理はキスが好きなんだから。
唇と唇がつながる。
心も身体も高まっていく。
(つづく)
129 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 01:24:24.96 0
桃子大好きですよw
お話での位置づけは良くも悪くもピュアな愛理ちゃんに対して桃子はちょっと擦れてる感じです
設定はあくまでフィクションです本当にすいません
130 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 02:34:07.85 0
いや、全然いいと思うw
131 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 03:45:39.65 O
今日はBuono!でのレッスン…
お泊まり会の後からずっと一人で我慢してたけど…もぉ我慢できない…このままだと…わたし…変になっちゃいそう…
だから…今日こそももにお願いしよう…
愛理が想いに耽っていると後ろから声をかけられた…
「おはよ〜愛理!」
「わぁっ! ビックリしたぁ!おっ…おはよぉもも…」
元気よく声をかけられて驚いた愛理が振り向くと愛理の驚き様に逆に驚いた表情の桃子が立っていた
「ゴメン…愛理…ビックリさせちゃって…大丈夫?」
「大…丈夫… ちょっと考え事してただけ…」
「ならいいんだけど」
桃子が室内を見渡すと雅の姿がない…
「あれっ みーやん まだ来てないの?」
「うん…まだ来てない…」
「そっか まぁまだ時間あるしね」
「…そうだね…」
132 :
07022420701981_vi:2009/05/04(月) 03:47:01.70 O
…今この部屋にはわたしとももの二人だけ…ももに話すなら今しかない…
「ねぇもも ちょっといい?」
愛理に声をかけられた桃子は首をかしげる
「ん?何?」
「あの…ちょっと…ももに話しがあるんだけど…」
「いいよっ!どうしたの?」
「あのさ…」
「うん」
愛理は今から話す事にやはり抵抗がある様でモジモジする…
「あのー」
「愛理?」
「もっ… ももにお願いがあるの…」
「お願い? う〜ん ももにできる事なら聞いてあげるよっ」
そう言うと桃子はニコッと微笑む
「ホント…?あのね…」
「だから 何?」
「…ももに……して…欲しいの…」
「して欲しい?何を?」
「お泊まり会の時みたいにまたエッチな事して欲しいの…」
「なんだぁそんな事…って…えっ!?」
突然の申し出に驚きが隠せない桃子は愛理に問いかける…
「エッチな事って…愛理 どうしたの?」
「わたし… お泊まり会の後から…オナ…一人でエッチな事するのが…やめられないの…」
133 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 03:48:05.40 O
愛理は顔を真っ赤にしてうつ向いてしまった…
「やめられないって…その…毎日?」
「うん…あれから…毎日…1日に…何回も…」
「でも…電話で話した時は時々って…」
「ゴメン…恥ずかしいから…ウソついてた……」
「愛理…」
うつ向いたまま話す愛理の頬に桃子が手を添えると愛理は前を向き桃子の目を見て話し出した…
「ももぉ…またお泊まり会の時みたいにして…」
「愛理…」
「わたしのお願いきいてくれるよね?…」
愛理そう言いながら桃子の手を握る…
「…」
愛理に懇願された桃子は言葉に詰まってしまう…
沈黙する桃子に愛理が問いかける…
「もも…なんで黙っちゃうの…」
桃子は困惑の表情で愛理を見つめる…
「ゴメン…愛理…愛理のお願いきいてあげれない…」
「えっ…なんで…」
「…ゴメン…」
桃子はゴメンと一言だけ謝ると口を閉ざしてしまった…
-続きます-
134 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 03:53:27.60 O
お久しぶりです、前スレでお泊まり会を書かせていただいた者です。
お泊まり会の続編という形で書かせていただきました。
135 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 05:57:13.86 O
久しぶり!
やっぱりみやびちゃんはのけ者にw
136 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 06:55:50.86 O
き…気になる
137 :
名無し募集中:2009/05/04(月) 07:54:44.08 0
大阪に3日連チャンでゆっくり読めない
138 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 10:31:32.49 O
続編キタァァ
139 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 13:13:59.63 0
保全
140 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 14:15:21.52 0
何か一気に盛り上がってきたなw
141 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 15:42:22.53 0
ほのまら
142 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 17:12:12.92 0
ほっぜ〜ん
143 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 17:19:37.14 O
伸び子ぉ
144 :
名無し伸び子。。。:2009/05/04(月) 18:08:08.98 O
呼んだ?
145 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 18:22:17.68 O
ブログたまらんぞ
コメントでも書きこもうかな
146 :
名無し伸び子。。。:2009/05/04(月) 18:34:02.98 O
ありがとうm(_ _)m
リクしてねw
147 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 19:48:34.65 0
あぶあぶ
148 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 21:34:18.79 O
650は下がりすぎ
149 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 22:37:43.18 0
ほ
150 :
名無し募集中。。。:2009/05/04(月) 23:25:30.45 O
お泊まり会です、続編を書くのが予想外に遅くなってしまいました…毎日の更新は無理かもしれませんがまた少しの間お世話になります。
まとめの人へ>お泊まり会の続編ですがご面倒でなければタイトルを「それぞれの思い…」にして別けていただければ幸いです。
151 :
桃のち:2009/05/04(月) 23:40:36.36 0
>>128 ちゅっ、ちゅっ……。
二人は啄ばむようなキスを繰り返し、その音が部屋に響いていく。
「ねぇ、あいりぃ」
「ん?」
「手」
愛理の目はもうトロンとしている。
その手は桃子の胸に。
「そんなにももの胸すき?昨日もいっぱい触られた気がするんだけど」
「あ、えー……」
愛理が恥ずかしそうに頷く。
「もものおっぱい柔らかくて触ってて気持ちいい」
「じゃあ愛理のも触っちゃお」
キスを中断して服の上から愛理の胸を押してみる。
下着のちょっと硬い感触のあと、柔らかく押し返してくる。
152 :
桃のち:2009/05/04(月) 23:41:18.14 0
「ちょ、やめてよぉ」
「やめない」
非難の声を上げる愛理に、さらに胸に手の平を押し付ける。
すぐに行き止まりだけれど、フニフニしていて気持ちいい。
愛理もやめて言ってる割には遠慮なく触ってくる。
触る、というよりも揉むというほうが近い。
愛理の吐息の間隔が短くなってきている。
時折、「ん……」と押し殺した声が聞こえてくる。
桃子も釣られたわけではないが、声が漏れてしまう。
しばらくの間ベッドの上で喋るでもなくキスするでもなく、
お互いの胸を触ることに集中する。
あの愛理の胸を触ってる、あの愛理に胸を触られている。
手から感じる心地よさと、胸から感じる気持ちよさに酔いしれる。
目が合った。
切なげに桃子のほうを見つめてくる。
愛理も気持ちいいのかな?
手の動きをとめて視線を絡める。
「愛理欲しいの?」
「欲しいって?」
「もものキス」
「当たり前だよ」
「そうだったね」
153 :
桃のち:2009/05/04(月) 23:42:04.90 0
お互いにちょっと笑って、またキスを再開する。
今度はディープキス。
昨晩、お風呂では最初あんなに消極的だったのに、いまはそんなことない。
今朝だって勘違いした愛理のほうから積極的に仕掛けてきたし。
愛理が自分の手でどんどんエッチなことを覚えていく。
そのことにゾクゾクしないわけがない。
一通り舌でお互いの口の中を堪能した後、ベタベタになった口の周りを互いの舌で
綺麗にしようとする。
けれど、はずみで舌と舌が触れ合うとまたディープキスに逆戻り。
なかなか終わらない。
「キリないから」
桃子は愛理の両手で肩を優しく押して離れる。
愛理は残念そうに口を尖らしてくる。
「ねぇ、脱ごう」
愛理に提案する。
恥ずかしそうに小さく頷いてくれた。
154 :
桃のち:2009/05/04(月) 23:42:53.48 0
で、問題。
また部屋を出てだの後ろを向いてだの言うのかな。
と思ったら。
急にベッドの上の掛け布団の中に潜ってモゾモゾし始める。
中で脱いでるのだろうか。
「愛理脱いでるのー」
「うんー」
掛け布団の中からくぐもった声が聞こえてくる。
まだモゾモゾしている。
脱ぎづらいだろうに。
「手伝ってあげようかー」
「やだ!」
キスはあんなに積極的になってきたのに……。
でも愛理が目の前でダルそうにホイホイ脱いでく姿は見たくないからこれはこれでいいか。
一分経過。
まだモゾモゾしている。
悪戯したくなっちゃうじゃないか。
桃子は思いっきり掛け布団を引っ剥がした。
(つづく)
155 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 00:50:00.21 O
がああああああ
いいとこで続くのかああああ
156 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 01:27:50.34 0
ふむふむ
157 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 03:29:04.42 O
寝る前ほ
のちさん無理しないでね
159 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 07:28:56.73 O
おはようございます。
160 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 09:31:15.48 O
おはよー
お泊りの人マイペースで大丈夫だよ
161 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 12:16:14.12 0
おっと危ない
162 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 13:10:07.31 0
続きが気になる
163 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 14:54:33.24 0
あぶねえええええよ
164 :
名無し募集中:2009/05/05(火) 15:14:17.87 0
作家さん増えて良かった
165 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 16:09:31.41 0
うんうん
166 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 17:41:48.11 0
あぶねえよ
雨すげぇよ
167 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 17:57:33.86 O
今夜も頑張る!
168 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 18:58:42.97 0
期待
169 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 20:41:24.21 O
よる
170 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 21:40:29.82 0
楽しみだ
171 :
桃のち:2009/05/05(火) 22:31:15.85 0
>>154 引っ剥がしたら、そこには愛理が背中を向けてうずくまっていた。
ショーツ一枚で、白い背中が丸まっている。
両手は薄緑のショーツにかかっており、あともうちょっとってところだった。
昨日と同じショーツみたいだけれど、何着も買ってあったから別のかな。
脱いだパーカー、ジーンズ、ブラや靴下が見えないのは、愛理の胸元に置いてあるからみたい。
胸元を押さえた亜愛理がこちらを向く。
あ、泣きそう。
「※◎ЯΨΔδ¢Ё!!!」
言葉にならない言葉を発すると、胸元を隠しながら掛け布団を桃子から奪いとり、
またすっぽり頭まで潜る。
今度は全然うごかない。
「ごめんね愛理、ねぇってば」
桃子は掛け布団をユサユサ揺する。
「んんんん!!!!」って愛理は嫌がっているかのような声を出す。
拗ねちゃったみたい。
どうしようか。
……しょうがない。
172 :
桃のち:2009/05/05(火) 22:32:27.33 0
「あー。じゃあ、ももが脱ぐところ見せてあげる、それで許して。
そのまま潜ったままじゃ見れないよー」
出てこないかな?
だったら早く脱いじゃって布団の中に潜って愛理を可愛がって許してもらうしかない。
そう半分諦めてたら。
ひょこっ。
愛理は亀が甲羅から顔を出すように頭だけ……いや、
顔半分を出して恨めしそうな目つきこちらを見てくる。
そうそう許してはあげないけれど、脱ぐところは見ていたい。
そんなところだろうか。
「じゃあ脱ぐね」
女同士、それも愛理だから別に恥ずかしくない恥ずかしくない……。
ジャージのファスナを最後まで下ろす。
じーっと愛理がこちらを見つめてくる。
恨めしそうな目つきが、いつの間にかキラキラしてた。
「いや、見てていいんだけどさ……。
そんなに期待されてるとちょっと脱ぎにくいんだけど」
「いいじゃんー、別に女同士だしぃ」
掛け布団の中に顔半分はいったままの愛理が変な口調で言ってくる。
もしかして……もものモノマネ?
173 :
桃のち:2009/05/05(火) 22:33:13.82 0
「昨日脱衣所でももがそう言ってた。大丈夫」
「うー……」
ごめん、愛理。
やっぱりじっと見られるとさすがに恥ずかしいよ。
お風呂場だったらともかく、愛理の部屋だし。
「早く、早く♪」
愛理はもう首まで布団から顔を出している。
はやし立てるその顔は楽しそう。
まあ、機嫌よくなったからいいか。
ジャージの上下、靴下と脱いでいく。
いまは下着だけ。
脱いでいる途中に愛理と視線が合うと、首を傾けていい笑顔をくれた。
あきらかに遊ばれている。
愛理ってけっこう意地悪かも。
……よし。
愛理に背中をむけて残りを脱ぎ始める。
「ええええええええええええええええ」
後ろから非難の声。
「脱いでることには変わりないでしょ?」
「ももせこいー」
174 :
桃のち:2009/05/05(火) 22:36:08.53 0
ばっちり前から見たかったのかよ。
心の中でそう突っ込む。
「愛理は脱ぎ終わったー?」
「あ、ちょっと待って」
桃子もブラを外して残り一枚。
背中を向けているものの後ろから聞こえる布団の中でゴソゴソする音。
愛理に背中を向けたままショーツを脱ぎ、全裸になる。
「わぁ……」
背中から愛理が感嘆の声をあげる。
愛理が今度はどんな表情を見せてくれるか気になるんだけれど、
前を向いちゃうと全部を見られちゃうから我慢。
「じゃあ布団の中に入るからちょっとの間だけ、見ないでくれるかな」
「いいじゃんー、別に女同士だしぃ」
またさっきの台詞。
……あとで仕返ししてやろう。
右手で胸、左手で下腹部を隠し、愛理が待ってる布団に足早に潜り込む。
愛理の顔が近い。
いままでの茶番が可笑しかったのか、お互いに苦笑いする。
さて、どうやって愛理を可愛がってあげようか。
(つづく)
175 :
名無し募集中。。。:2009/05/05(火) 23:49:10.56 O
脱ぐ過程だけでこんなに萌えるとは!!!
176 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 01:20:56.97 0
ほ
177 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 01:23:26.85 O
>>133 愛理は予想していたものとは違う桃子の返事に困惑する…
「なんで?…なんでダメなの?…」
「……」
「ももぉ…お願い…わたし一人じゃ…満足できないの…」
愛理の問いかけにも桃子は黙ったまま目を逸らす…
「…」
「もも…黙ってないでなんとか言って…」
「ホントにゴメン…」
「謝ってばかりじゃわかんないよ…なんでダメなのか教えてよ…」
目を逸らし悲しげな表情をした桃子は愛理の問いかけに答える…
「…もう…愛理とはああいう事はしたくないの…」
「なっ…なんで…なんでそんな事言うの…」「ゴメン…」
「わたし…昨日だって…今日だって…やめられないの…このままだとどうにかなっちゃいそうで…怖い…」
「わかってる…ももがあんなことしなきゃ愛理をこんなに悩ませたりしなかったんだよね…」
「そうだよ…もものせいなんだよ…ももがわたしにあんな事したから…」
桃子が愛理の顔に目をやると愛理はすごく悲しげな表情をしていた…
178 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 01:24:47.23 O
「ねぇ愛理…エッチな事以外ならももにできる事はなんでもするから…」
「いやっ…それじゃダメなの…」
「愛理…」
「ももはわたしのこと嫌いになったの…」
「そんな事ないよ…」
自分の願いを聞き入れてもらえず愛理の口調が荒々しくなっていく…
「ウソっ!ももには…わたしのことなんてどうでもいいんでしょ!」
「誤解しないで…ももは愛理の事が大事だから…」
「じゃあ なんでお願いをきいてくれないの!」
「それは…」
いくら言っても納得してくれない愛理に桃子は心の中にしまっていた事を話し出す…
「…愛理はみーやんの事が好きでしょ…」
「それは仲間だから好きだよ…」
「そうじゃなくて…恋愛の対象として好きでしょ…」
「えっ…」
愛理が密かに雅に思いを寄せているのは誰も知らないはずだった…
「ちがうの?…ももは知ってるんだよ…」
しかし桃子に図星をつかれる…
「…わたしが…みやの事が好きだったらなんだって言うの…そんなの今は関係ないじゃない…話を逸らすないで…」
179 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 01:25:52.36 O
「あのね…愛理…みーやんも愛理の事が好きなんだよ…」
愛理は桃子の口から出た言葉を信じられない…
「うそ…」
「うそじゃないよ…だから…ももは愛理のお願いをきいてあげれないの…」
愛理は小さくため息をつく…
「なんだ…そっか…」
「愛理…わかってくれた…?」
「うん…よくわかっかたよ…」
「…はぁ…よかったぁ…」
桃子がほっとしたのも束の間…愛理の口からは信じられない言葉が出る…
「ももが最低の人間だって事がよくわかった…」
「愛…理…何言ってるの…」
「だってそうでしょっ!ももはわたしに諦めさせたくてみやの名前まで出すなんて…最低じゃないっ!」
「違うよ…そんなつもりじゃ…みーやんはホントに愛理の事が…」
桃子が話し終える前に愛理が声を荒げる…
「もぉいい!ホント最低…ももなんて大嫌いっ!」
そう言うと愛理は涙を流し部屋を飛び出して行った…
「愛理っ!」
バタン…
…愛理の言う通りわたしってホントに最低だ…後先考えずに愛理にエッチな事して…
今回だって愛理の気持を無視して…
桃子はその場に座り込み…小さく呟くとその瞳からは涙が溢れ落ちた…
「…愛理に…嫌われちゃった…」
-続きます-
180 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 01:31:47.61 0
三角きたああああああああああああああああああああああああ
いいなぁ
181 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 02:54:58.88 0
おつつつつ
182 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 07:26:13.55 O
おはよ
183 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 10:19:58.84 0
おはおは
みやびちゃんみやびちゃんだね!
184 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 12:58:03.05 0
あぶなー
185 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 13:06:39.87 0
のちさん、お泊り会さん乙です
続き楽しみです
186 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 15:06:15.12 0
あぶねええ
187 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 15:49:57.55 0
作者は多いのに保全者が少ない珍しいスレですねw
188 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 16:34:37.97 0
続き楽しみだ
189 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 17:16:55.19 0
待ってるぜぇ!
190 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:45:48.12 0
>>174 布団に入ったままキスの応酬。
服を着てたときよりも激しい。
肩に手を置くと、素肌の吸い付くような感触が心地いい。
愛理の手は、やはり胸に。
先端を摘んでくる。
桃子もやり返す。
すぐに愛理の小さなそれは硬くなった。
キスの最中ではあっても愛理が「んー」って非難めいた声をあげてくる。
でも舌を深くまでいれると、愛理はそっちに夢中になって声をあげなくなる。
本当だったら、胸だけじゃなくてもっとほかの場所も触りたいんだけどね。
愛理の首を振ると、長い髪がたびたび二人の間を邪魔してきたので、桃子はその都度脇に流す。
「私の髪じゃま?」
「そんなことないけど」
「私もみやみたいにショートに挑戦してみようかなぁ」
「できる?」
「できないけど」
ちょっと寂しそうに愛理は笑った。
191 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:46:44.49 0
事務所から頭髪に関してはかなり厳しい、というよりも自由にできない契約になっている。
好きなように伸ばしたり短くしたり、染めたりはできない。
年齢とともに染色を許可されることもあるけれど、許可されないメンバーもいる。
桃子は染めないよう事務所からきつく言われている。
もっとも、そうする気はないのだけれど。
当人ができることは前髪を整えたり、軽く梳いたりすることくらい。
美容院にいっても、あまりワクワクしない。
「私が染めたら似合うかなぁ?」
「似合う似合わないはともかく……やめた方がいいと思うよ」
「え、なんで?」
「最悪死人が出るから」
「え?」
理由はあえて言わなかった。
本人の意思や趣向よりも、求められている「像」が優先されるということを。
192 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:47:57.77 0
「でも、いいじゃん。いまのまんまで」
「そう?」
「だってさ」
愛理のつややかな黒髪を引き寄せる。
二人の汗でちょっと束になっていた。
「こんな綺麗な髪してるんだから、染めて痛めるのもったいないよ」
愛理の髪にキスをする。
「ももは愛理の今の髪が好きだよ」
「うん、だったら何の問題もないね。私も今の髪が好き。
ももが好きって言ってくれたし」
愛理がギュッと抱きついてくる。
桃子もキュッと抱きしめる。
193 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:49:08.09 0
抱きしめた桃子の手の甲に固くて冷たい感触。
ジーンズのベルトだろうか。
「あ、脱いじゃったの邪魔だろうから片付けてあげるね」
「だめ! 私が片付けるって」
なぜここでムキになるのかわからない。
桃子の方が部屋の中央よりでバスケットがすぐ隣だったのだから。
「まあいいからいいから」
脱いだ衣類を愛理の背中からまとめて取ろうとする。
「だめー!!」
「だから、なんでだって」
抱きついて妨害してくる。
そんな愛理をみると、つい意地になって取ろうとしてしまう。
掛け布団の中、二人はモゾモゾしあう。
桃子は腕を必死に伸ばし、その結果ひとつキャッチできた。
指先に冷たい、湿った感触を覚える。
なんだと思い、桃子は手をベッドの外にだす。
桃子と愛理の顔の間に桃子の手。
握ってたものは愛理のショーツ。
愛理の大事な部分を覆ってた場所は、湿って色が変わっていた。
「あ、ごめん」
194 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:49:58.12 0
あまりのハプニングに言い方が妙に素っ気無くなってしまった。
急いで布団の中に手を戻す。
時、すでに遅し。
愛理は向こう側を向いてしまった。
とりあえずバスケットに下着を入れ、愛理の背中にくっつく。
「ごめんー」
反応なし。
今度はどうすれば……。
別に恥ずかしがることじゃないってのを教えてあげればいいかな。
「愛理、ちょっと手を借りるね」
手をとるも、力が入っていてなかなか持ってこれない。
桃子はそれ以上の力を入れて愛理の手を持ってくる。
「え……」
「わかる、愛理」
195 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:50:42.92 0
なんで、こんなことをしてるんだろう。
それは、愛理のことが好きだから。
「別にさ、普通のことだから。愛理も恥ずかしがることないって」
「うん」
愛理は背中を向けたまま返事する。
その手は、桃子の秘所。
「桃もこんなになるんだ」
「そりゃ、愛理とこんなことしてればね。その…好きな相手とエッチしてれば当然だよ。
だから、こっち向いて」
手はそのままに、愛理がこっちを向いてくれる。
なぜか、眉にしわを寄せて困ってる顔をしてる。
「……もも、いいよ」
「なにが?」
「その……私のを、さわ……っても」
(つづく)
196 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 17:53:34.39 0
今日はものすごくハッピーなことがあったんでまた上げにきます
みんないつもありがとうね
197 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 17:58:32.63 0
こちらこそありがとう!
198 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 18:46:28.15 0
乙!!
このスレに来るのが毎日の楽しみww
199 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 20:00:36.61 0
おっと
200 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 20:29:59.02 O
のちさんお疲れ愛してる!
続きwktkで待ってますw
201 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 21:42:05.28 O
ほっぜ〜ん
202 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 22:52:37.90 0
ほ
203 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 22:55:24.54 0
>>195 「え、いいの?」
コクン。
顔を真っ赤にしてうなずく。
桃子はスベスベのお腹を数度なでた後、手を下に落としていく。
愛理は目をつぶって我慢しているよう。
緊張してるのか体が強張っている。
桃子の秘所に触れている愛理の手は動かないまま。
「ねぇ、目をあけてよ」
「……ごめん、ちょっと怖い」
「じゃあ、怖くなくしてあげる。だから、目を開けて」
ゆっくりと愛理の瞼が開いていく。
大好きな、愛理のおっきくてつぶらな瞳。
「ありがと」
お礼を言って、すぐさま唇を奪う。
何度も舌を絡めているうちに愛理の体の力が抜けていく。
キスを続けたまま、手を下へ下へと這わせていく。
お腹、おへそ、さらにその下。
ちょっと綿のようなフワフワした感触があった後、熱く湿ったその場所に。
204 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 22:57:00.38 0
「んんんん!!!!」
さすがに、反応した。
桃子は、唇から離れる。
「愛理すごいね」
「あ……ん、ちょっと、あ、まって」
太ももに力が入っていてなかなか手がすすまない。
「力を抜いてよぉ」
「あ、でもぉ……ん」
「ねぇ、触りっこしようよ」
「さわりっ……こ?」
「そう。お互いにお互いを気持ちよくするの」
「え……んん」
いまいち煮え切らない。
こういうときは魔法の言葉を。
「もも、いままで誰ともこんなエッチなことしたことなかったんだ。
その……愛理にももの初エッチあげたい」
愛理の目がキラキラしてくる。
「……うん。私も、ももに初エッチあげたい」
作戦成功。
指を愛理の入り口に這わせる。
205 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 22:59:50.72 0
「んんんん!!!」
愛理、すごく敏感。
ちょっとの動きで反応するのにゾクゾクする。
……おかげで、もものを触ってくれやしない。
「愛理も触ってよー」
「だ、だってすごくて」
「なにがー?」
意地悪そうに桃子が聞き返す。
「ももに、触られてる、ところが、ジンジンする」
息が途切れ途切れになってはきたものの、しっかり答えてくれた。
恥ずかしがる余裕もなくなってきたのかな。
「それ、気持ちいいっていうの。ももにもしてー」
「わかった、いいよ」
206 :
名無し募集中。。。 :2009/05/06(水) 23:00:35.46 0
甘えた声でおねだりすると、愛理の桃子の下腹部に置かれただけだった手が動き出す。
濡れた入り口に中指と薬指を押し付け、そのままの勢いで中に入ってこようとする。
気持ちいいとかではなく、純粋な痛覚が桃子を襲う。
「ちょ、愛理! ストップ!」
「ど、どしたの!」
「いきなりらんぼーだよ。もっと優しくしてよ」
「え、そういうものなの?」
そうだ、愛理は一人エッチしたことないから加減がわからないんだ。
「ほら、お風呂場で洗うような感じで、ね」
「あ、うん」
さっきとは違い入り口の周りを人差し指が優しく前後する。
愛理に触られている。
心から感じる興奮と、体に感じる快感に身をゆだねていく。
(つづく)
前のブログの時に一度書いたと思うんですが、好きなCPは。。
↓ベリキュー↓
ももあいり
愛栞
やじすず
うめやじ
りしゃみや
↓娘。↓
ガキ愛
れな愛
さゆ愛
みきあい
突然なんですが、拍手で質問があったので答えたいと思います。
【年齢はいくつ?】
年齢は非公開となっておりますw
皆さん何か勘違いなさってるようですが、これでも一応立派(?)な社会人ですからw
【狼のスレは他にどこ見てるの?】
ネタスレは結構好きですねw
でもROM専です。
書き込む事はほとんどありません。
後はどこだろぅ…
その日の気分によって色々覗いたりしてますね。
今、答えられるのはこんな感じですw
208 :
名無し募集中。。。:2009/05/06(水) 23:52:04.87 O
ああああああ愛理と桃子が触りっこしてるうううう
209 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 00:03:57.90 0
触りっこというのはなんともエロいですな
210 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 00:04:51.06 0
いいよいいよーエロいいよー
211 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 00:07:48.29 0
パンツの染みを恥ずかしがるのも妙にリアルでいいなw
212 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 00:09:49.92 0
なんでブログ晒しといてこっちで馴れ合うの?
馴れ合いはそっちでやってくださいね^^
213 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 00:55:36.23 0
毎日作品大量だぁ
214 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 01:17:48.59 O
まとめの人いつもありがとう
215 :
h120-138-152-199.user.starcat.ne.jp:2009/05/07(木) 02:14:33.62 0
おやすみ
216 :
名無し募集中:2009/05/07(木) 02:29:04.25 0
女性作家さんの描くエロは奥深い
217 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 06:42:39.02 O
おは
ノノノノ _
(゚∈゚ ) 二 このババア
`∧∧ 丿\ノ⌒\ ニ
(;・∀)彡/\ /丶ミ
(
>>215) /∨\ノ\
| || //\/丶ミ
(_)_) ミ丿 ニ三 _
丶\丶(mノノノノ/m)/
\(m丶(#゚∋゚)m)/ ドカ
丶\(m\ m)// ドカ
(m\(m(mm)/ ドカ ドカ
( (m∧_∧ ドカ
ミヘ丿 ∩
>>215 )
(丶ノ丶__ノ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
|スイマセン
>>215を|
|捨ててきます|
| |
|____ノノノノ
|| (゚∈゚)ヘ _
||⌒丶/ 彡) 二
(ミヘ ∧‖ヘ ―
|| \ (/⌒丶彡
゚゚ /丶|| |ソ
/ ノ∪ノノ_
/ノ | ||ニ
ミン しし 三
219 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 10:07:42.91 O
あぶなー
220 :
名無し募集中:2009/05/07(木) 11:26:13.02 0
あぶね
221 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 12:16:14.21 O
おひる
ごめんなさいフシアナしてたみたいです
次から保全します
223 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 15:16:38.92 0
はいどんまい
224 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 17:11:40.96 O
ほ!
225 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 17:13:46.36 O
ぐんまいまい
226 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 18:27:16.97 0
でしゅ
227 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 18:51:18.37 0
マイマイさんがいるなw
228 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 19:49:40.86 0
でしゅってwww
229 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 20:23:58.16 0
ほのまら
230 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 21:05:34.30 0
報告されてるみたいだから気をつけてね
231 :
名無し募集中。。。 :2009/05/07(木) 21:35:29.61 0
迷惑な話だよな
232 :
名無し募集中。。。:2009/05/07(木) 23:07:49.71 0
のちさんの描写好きだわww
233 :
名無し募集中。。。 :2009/05/08(金) 00:22:02.63 0
>>206 「ん……ふぅ……はぁ」
桃子はだんだん息が荒くなっていった。
その間も愛理の指はとまらない。
「ねぇ、もも。いいの?」
「あ……ぅん。あいりぃ、いいよぅ」
桃子が愛理の肩に手を置き、切なげに言った。
快感に支配され、口からよだれが垂れるのに気がつかない。
愛理はその一つ一つをキスをしながら拾っていく。
愛理と触りっこする予定だったけれど、桃子は手を動かすのを忘れていた。
それどころではない。
「かわいい」
愛理に言われる。
普段だったら、「当たり前じゃん」なんて言えるのだけれど、いまはそんな余裕がない。
愛理に気持ちよくしてもらって、昇りつめるのを待つばかり。
「ん、ねぇ、あいりぃ……はっ」
「どうしたのー?」
気持ちよすぎて口がうまく回らない。
一人でするのとは全然違うことに桃子自身も驚いている。
もっともっと気持ちよくしてもらいたがっている。
234 :
名無し募集中。。。 :2009/05/08(金) 00:23:58.62 0
「む、ね……ん、胸もおね、がい、あいりぃ」
「うん、まかせて!」
張り切った声で愛理が空いたほうの手で、桃子の胸を触る。
まずは全体をこねるように、そして硬くなった部分は指で挟んで刺激してくる。
「ん……ん、あ、あいりぃ、あいりい」
「大丈夫、私はここにいるから」
愛理が軽くキスをしてくる。
全身が敏感になってるようで、軽いキスのはずなのに唇からもすごく感じる。
「ねぇ……おっぱいにキスしていい?」
キラキラした瞳で、愛理がおねだりしてくる。
余裕がないので、ただ頷くしかできない。
「ありがと」
手短に感謝の言葉をのべると、愛理はかけ布団の中に素早く潜る。
直後。
「ふぁ! ちょ、んん!!」
先のほうにキスをしたと思ったら、そのまま口に含んで舌で転がす。
そして、思いっきり吸ってくる。
手で触られたときよりも大きな快感が押し寄せる。
キスっていっても、結局はもものおっぱい吸いたいだけだけでしょ!
235 :
名無し募集中。。。 :2009/05/08(金) 00:26:04.28 0
抗議する余裕はもちろんなく、ただ胸元にある愛理の頭を汗ばんだ両手で抱きしめることしかできない。
秘所への指による刺激と、胸への口や舌での刺激に桃子はさらに昇りつめていく。
一人でしても、こんなに気持ちよくならないのはなんでだろう。
それはきっと、こんなに気持ちいいのは愛理にしてもらっているから。
変わっていて、ちょっと気難しいところもある子だけれど。
すごく優しくて健気で、そんな愛理のことがすごく好きだから。
「んんん!!!」
愛理の頭をギュッと抱きしめたまま、桃子は達した。
快感が、波のように何度も押し寄せてなかなかおさまらない。
体中がビクンビクンする。
「ふぁ、はー、んっ……」
息も荒く、何を言おうとしても言葉にならない。
そんな桃子を見て。
「もも、急にどうしたの? 大丈夫? 足でもつったの?」
愛理は目の前の状況を飲み込めていないようだった。
(つづく)
236 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 00:53:32.74 0
いい感じになってきたああああああああああ
237 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 01:50:46.06 O
>>179 ガチャ
座ったまま涙を流す桃子はドアの開く音に振り返る…
「あい……みーやん…」
「もも…なんかあったの…愛理が飛び出して行ったけど…もも…泣いてるの?」
不安げな表情をした雅はドアを閉めると桃子に近寄る…
すると桃子は涙を流しながら雅を見上げる…
「…愛理に…嫌われちゃった…」
「えっ? どういう事?」
「愛理に…嫌われちゃったよぉぉ…」
「愛理に嫌われたって……」
「…」
雅にはなぜ愛理が飛び出して行ったのか、なぜ桃子が泣いているのかが全くわからない…
「もも…とりあえずイスに座ろ…ほら涙を拭いて…」
雅は桃子をイスに座らせハンカチを渡した…
「みーやん…」
「もも 少しは落ち着いた…?」
「うん…ありがと…」
涙を拭いて少し落ち着きを取り戻した桃子に雅が問いかけた…
「ねぇ…愛理となにがあったの…」
「あのね…」
「うん…」
「実は…」
桃子はお泊まり会から今に至るまでの事を全て雅に話した…
238 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 01:52:05.17 O
「…あの夜そんな事があったんだ…だから次の日愛理の様子がおかしかったんだね…」
「うん…みーやん…ゴメン……」
「うんうん…ももは悪くない…全部わたしのせいだ…」
「みーやんのせいじゃないよ…」
「だって元々はわたしが愛理の事が好きだって相談したから…だから…ももに迷惑かけちゃった…」
桃子から全てを聞いて自分のせいで二人の関係が悪くなったと思い肩を落とす雅に桃子が優しく声を掛ける…
「ももは迷惑だなんて思ってないよ 確かにみーやんから愛理の事が好きって聞いた時はビックリしたけど…他の誰でもなくももに相談してくれた事が嬉しかったんだよ…」
「もも…ももは優しいね…」
「優しくなんて…みーやんの好きな愛理にエッチな事しちゃったし…最低だよ…」
「そんな事ないよ…確かに方法は間違ってたかも知れないけど…ももはわたし達の為に一生懸命だったんでしょ…」
「でも結果的に愛理を苦しめる事になっちゃった…」
「ちゃんと話せば愛理もわかってくれるよ、ももの優しさは愛理も知ってるから…だから一緒に愛理を探しに行こ…」
雅の言葉に桃子が首を横に振る
239 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 01:53:24.79 O
「ゴメン…ももは一緒に行けない…」
「なんで…?」
「愛理はもものせいで傷ついてるの…だからももが一緒に行っても話を聞いてくれないと思う…」
「そんなのダメだよ…ちゃんと仲直りしないと…ももが愛理に嫌われたままなんてダメ…」
「いいの…ももの事はいいから早く愛理のところに行って…ねっ!」
自分も辛いはずなのに二人の事を心配する桃子の優しさに雅は今にも泣き出したそうになる…
「ももぉ…」
「泣いちゃダメ… 泣いたら美人さんが台無しになるよっ!」
「だってぇ……」
「ももは大丈夫だから心配しないでっ!それよりも今の愛理にはみーやんが必要なの!だから行って!」
「うん…わかった…わたし行ってくる…」
部屋を出ようする雅に桃子が声を掛ける…
「みーやん!今度こそ愛理にちゃんと告白してあげなよ…愛理もきっと喜んでくれるから!」
桃子そう言ってニコッと微笑む
「うん!」
雅も笑顔でうなずくと駆け足で部屋を出て行った…
バタン…
-続きます-
240 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 02:43:02.39 0
桃子・・・
241 :
名無し募集中:2009/05/08(金) 03:19:30.46 0
みやびちゃんみやびちゃん
242 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 06:58:35.91 O
そうきたか!
243 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 09:45:12.80 0
さて今日も待つか
244 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 11:18:40.93 0
245 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 12:47:44.71 O
州#・ v ・)<もものばかぁ
ノノl;∂_∂'ル<あいりーどこー
ル ’ー’リ<・・・
なんてストーリーだあああ
246 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 16:16:17.09 O
ほ
247 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 16:35:23.41 0
「ほ」のみは止めよう
スレ存続のためにも
248 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 17:17:24.12 O
愛理ちゃんの人気にshit!
249 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 18:01:09.14 0
乙!!
今日も待ってるよ!
250 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 19:39:30.29 O
気長に待つわ
251 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 21:21:47.51 0
ル*’ー’リ→州´・ v ・)←ノノl∂_∂'ル
252 :
名無し募集中。。。 :2009/05/08(金) 22:41:20.26 0
くまくま
253 :
名無し募集中。。。:2009/05/08(金) 23:35:55.56 O
ほず
254 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 00:31:20.31 0
こまめに
255 :
名無し募集中。。。 :2009/05/09(土) 00:39:48.67 0
>>235 「ふぅ、ん。……つ、つったって。脚が?
そんなわけないよ、ももはイっただけだよ」
「え、行ったってどこに?」
桃子の腕から抜け出して愛理は桃子の顔のすぐ目の前。
キョトンとした顔で小首を傾げている。
「イっただけだって」
「どこに?」
「もしかして、愛理って『イク』って知らないの?」
「だから、どこ?」
話が噛み合ってない。
どこって……。
「えっとね、天国」
「天国?」
「愛理がしてくれて、気持ちよくてももは天国にイっちゃった。
わかってくれた?」
「……なんとなく」
どうやら、愛理は『達する』という概念がないみたい。
誰かにはもちろん、一人でもしたことがないって言ってるし。
目の前の愛理はまだ納得ができてないのか、ちょっと眉間に皺を寄せて悩んでいる。
256 :
名無し募集中。。。 :2009/05/09(土) 00:40:52.05 0
こんなにピュアな子っているんだ。
ちょっと感動。
真っ白な愛理に、エッチなことを自分が教えていく。
愛理を、自分の手で汚していく。
凄まじい背徳感。
興奮しないはずが、ない。
「もも、汗すごい」
「あ、そうかな」
愛理が手で拭ってくれる。
掛け布団の中はもちろん毛布も入っている。
二人でただ寝る分にはちょうどいいけれど、エッチすると暑すぎる。
「かけ布団どかして、続きしよ」
「え……でも、それだと恥ずかしい」
「何をいまさら」
「だってー」
ラチがあかない。
「えい!!」
布団がふっとんだ。
毛布ごとベッドの下に。
257 :
名無し募集中。。。 :2009/05/09(土) 00:41:37.46 0
「ちょ、もも! やめ……ん」
胸と下腹部を手で押さえ、また懲りずに抗議してくる愛理。
面倒くさいので、キスをして黙らせる。
「ふぁ、もも……」
愛理の目がまたトロンとしてきた。
愛理の体から無駄な力が抜けていくよう。
「ねぇ、もものキス気持ちいい?」
「当たり前じゃん。すごく、いい」
「でしょー。でもね、もっと気持ちよくなりたいと思わない?」
「え……と……」
愛理は恥ずかしそうに、小さく頷いた。
「いいよー。ももが、愛理を天国にイカせてあげる」
「うん、連れてって」
桃子はもう一度軽めのキスをして、ベッドから上半身を起こす。
愛理もそれに釣られて起きる。
桃子が枕側、愛理はその逆方向に女の子座りをし、向かいあう。
愛理は両手をひざの上にのせていて、もう胸や下腹部を隠してはいない。
相変わらず、顔を真っ赤にして恥ずかしそうではあるが。
258 :
名無し募集中。。。 :2009/05/09(土) 00:44:02.79 0
「愛理かわいい」
桃子は首筋にキスをし、そのあと耳元でささやいた。
「ももよりも?」
愛理からの難しい質問。
「……同じくらい」
今日は特別に、おまけしておいてあげよう。
(つづく)
259 :
名無し募集中。。。 :2009/05/09(土) 00:50:38.48 0
ここ数日書き続けていて本当に良かったなとしみじみ思ったりしてます
みんないつもありがとね!
さてお泊り会の人をwktkして待つかな桃子が切ない…
260 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 03:05:28.93 0
今晩も乙です
261 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 03:26:30.27 0
今日も抜いた
262 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 07:28:48.29 O
おはよ
263 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 10:10:44.54 O
いい天気だなー
264 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 12:31:25.35 0
あぶねえええええええええ
265 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 12:46:49.61 O
今日は特に人稲だな
266 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 14:48:29.34 0
まとめの訪問者も少ないね
267 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 14:49:29.24 0
どうしたんだいったい
268 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 15:21:40.53 0
いい天気だからみなさんお出かけかな?
269 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 16:45:53.92 0
だからって・・・
270 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 16:51:22.81 0
のちさんいつも乙です
271 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 18:48:18.14 O
いえいえ
毎日すご楽しく書かせてもらってますよーエロは苦手なんすけどねw
保全してくれてみんな本当にありがとうです
272 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 19:40:10.13 O
お泊まりです。
昨日は更新できなくて申し訳ありません、今日は更新できると思います。
273 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 20:27:54.32 0
気長に待ってるよ
274 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 21:28:28.58 0
ほのまら
275 :
名無し募集中。。。 :2009/05/09(土) 21:56:51.35 0
276 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 22:05:41.38 O
伸び子はもうこっちで書いてくれないのだろうか
277 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 22:07:15.75 0
伸び子はこのスレに合わないのも書きはじめたからな
278 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 22:12:10.82 0
伸び子おおおおおorz
279 :
名無し募集中。。。:2009/05/09(土) 23:02:00.25 O
ブログあるからいいんじゃね?
280 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 00:44:41.23 0
あぶなすぎ
281 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 00:59:28.05 0
>>258 桃子はディープキスをしながら、愛理の胸と秘所をゆっくりと触り始めた。
「ん……」
時折、愛理の口から艶を帯びはじめた声が漏れる。
やれば、できるじゃん。
愛理の手は、桃子の手首に当てられている。
やめて、という意味で押し返しているわけではなく、
しがみ付く場所を求めて桃子の手首を掴んでいる。
桃子は一旦キスをやめ、頬そして顎のラインを舌でなぞり始める。
「……ふぁ、ももぉ」
「あいりぃ、かわいい。好きだよ」
顎から首筋をなめ終わった桃子が、耳元でつぶやいた。
「あ、ねぇ、ももぉ。ん、えっとね」
愛理が何か言いたそう。
胸の先を軽くつまみ、耳たぶを甘噛みして邪魔をしてみる。
「ひゃ!! ぁ、やめてよぉ」
愛理が息も途切れ途切れに抗議してくる。
282 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 01:00:25.45 0
「ね、なに?」
今度は耳元でささやく。
ちょっと息がかかったのに愛理が反応し、ちいさくピクッと体が揺れた。
「ふぁ、えっと……みやより、私の、ん、ことすき?」
「へ?」
間の抜けた声を桃子は出した。
なんで、この場面でみやが出てくるのかな?
「なんで、みやが出てくるわけ」
「だって、あ、この前の、レコーディングのとき。
二人、いっしょにぃ、帰ってた。えと、すごく仲よさそうに見えた。
それに、みや、私よりすっごく美人。」
……そりゃメンバーだもん。仲良くて何が悪い。
美人……まぁそうかもね。
でも、そのくらいみんな知ってることでしょ?
愛理は何か誤解している。
だから、ちょっとお仕置き。
秘所を擦ってた指を強める。
283 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 01:02:25.89 0
「ふぁ!」
愛理が即座に反応した。
愛理のそこは愛液が溢れていて、桃子の手を汚していた。
「ねぇ、なんでそーなるの?」
「だって、だってぇ」
愛理は顔を俯けて桃子の肩に寄りかかる。
不安なのかな。
自分が舞美に対してちょっとジェラシーを感じてるように。
よし。
「みやより愛理のこと好きだよ」
「ん、え、ほんとう?」
「うそって言ってほしい?」
「やだよぉ」
愛理は桃子の肩におでこをつけたまま、首を横にふって嫌がっている。
やれやれ、面倒くさい。
どうやってまたご機嫌をとろうか。
と思ったら、何か違和感。
愛理の秘所がさっきよりも潤っている気がする。
もしかして、いまの言葉のやり取りで愛理感じちゃった?
284 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 01:03:28.68 0
もうちょっと試してみよう。
「ももは、愛理のことすごーく好き」
「……うん」
「すごくすごく好き」
「うん、うん」
秘所に当てて擦っている指の強さは、それほどでもない。
なのに、さっきよりも愛液の量が増している。
間違いない。
「愛理も言ってみれば。『ももは、みやよりも愛理のほうが好き』って」
「え……」
「言わないんだったら、みやのほうが好きになっちゃうよ」
「やだぁ!」
「じゃあ言ってみて」
そのやり取りの間も、湧き出てとまらない。
シーツにどんどん染みをつくっていく。
「えっと、ももは、みやより……」
「愛理、頭あげてこっちを見て」
肩からゆっくりと頭をあげる。
表情はちょっと苦しそう。
でも、気持ちいいんだよね。
こんなに愛液をたらしているんだから。
息は荒く、口の端から流れる涎に気がついてないみたい。
285 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 01:05:01.47 0
イクことも知らない、清純で可憐な愛理が上からも下からもエッチな液体を垂れ流している。
普段の愛理を知っている人間からすれば、あまりにもイメージが違いすぎる。
きっと、世界で自分だけに見ることが許された愛理の痴態。
この愛理を見ながら一人エッチしたい衝動に駆られる。
でも、いまは愛理を気持ちよくしてあげないと。
「いいよ、言ってみて」
「ん、ももは、みやよりも、私のほうがす、……」
「最後のほう聞こえなかったんだけど」
「ももは、みやよりもぉ、私の」
「目を逸らさないで。ももの目を見て」
泣きそうな顔をして、目はウルウルしてる。
か、かわいい……。
うわ、愛理のが本当にすごいことになってきた。
シーツ、後で取り替えないといけないね。
こういうのを「大洪水」っていうのかな。
「はい、愛理続き言ってみて」
「ももは、みやよりも、私のことが好き」
「本当?」
愛理は今度は力強く頷いた。
286 :
名無し募集中。。。 :2009/05/10(日) 01:05:58.38 0
「うん、みやよりも、ももは、私のことが好き。すごく、すごく好き」
「はい、よくできました」
ベタベタの手で愛理の一番敏感なところを触ってあげる。
「っ!!」
言葉にならない声をあげて、両手が桃子の肩にかかる。
そのまま桃子は秘所の周りを満遍なく刺激する。
「愛理、気持ちいい?」
「ん、もぉも、もも……」
「ねぇってば」
「あ、も、もも、んん」
ずっと名前を呼び続けている。
こちらの呼びかけに気がつかないほど、世界に入り込んでいる。
たぶん、あともうちょっとだ。
(つづく)
287 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 01:12:12.92 0
えっろおおおおおおおおおお
288 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 01:14:34.38 O
乙です
愛理ちゃんエロすぎるわ
289 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 01:49:22.60 0
愛理が汚れてくううううううううううううううううううう
290 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 02:05:49.20 0
ル*’ー’リ<うふふっ 愛理、気持ちいい?
ドS桃子だな
291 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 02:31:25.19 O
>>239 部屋を飛び出した愛理は人気の少ないトイレに駆け込むと個室に入り鍵を掛ける…
カチャッ
もうダメ…ももに頼めば…ももがしてくれるって思ってたのに…なのに…ももはエッチな事をしてくれない…もう気持よくしてもらえない…
それに…ももが…みやはわたしの事が好きって言ってたけど…みやがわたしを好きなはず…ない…
でも…ホントだったら…みやに…してもらえたら…
そんな想いを巡らせながら愛理の手は下腹部へと移動させ…スボンの上から触れる…
「んっ……ホントに…もう我慢できない…」
愛理はズボンと下着を下げ便座に腰を降ろす…秘部に指を這わせると…そこは既に湿り気を帯びていた…
クニュッ!「んっ はぁ」クチュクチュ…「はっ、はぁっ…」
愛理の秘部は徐々に潤いを増し指を動かす度に卑猥な音を奏でる…
クチュ クチュ「はっ」クチュ!「あっ…ん」
あっ…気持いぃ……
292 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 02:32:32.74 O
秘部を擦り続ける指は時おり敏感な突起に刺激を与える…
ピクッン!「んっぁん」
ダメ…これ以上したら大きな声が出ちゃう…人に聞かれちゃうかも…でも…もっと気持よくなりたい…
愛理は更なる快感を求め指を体の中に押し進めていく…
ヌチュ!「んんっ はぁっ ん…」グチュ ヌチュ「あぁ…い…いぃ…はぁ…」グチュ
クチュッ!グチュッ!…
…だめ…ホントに止めなきゃ…こんなの誰かに聞かれたら…
心ではそう思っていても愛理の指は止まらない…それどころか指の動きは激しくなり溢れる声も大きくなっていく…
…もぉ…どうなっても…いい…もっと…
愛理の理性が崩れそうになった時…トイレに入ってくる誰か足音が聞こえた…
コツ コツ コツ…
ビクッ!
はっ…誰か…入って来た…
その足音に愛理は動かしていた指を止め…息を静める…
「…はぁ…はぁ……」
お願い…早く…出て…行って…あと…ちょっと…なのに…
コツ コツ…
愛理の願いを裏切るかの様に足音は愛理の入っている個室の前で止まる…
えっ…誰…
コンッコンッ!
「愛理…」
はっ!みやだ…なんで…みやが…
「……」
-続きます-
293 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 03:42:09.93 0
淫乱愛理・・・ゴクリ
294 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 07:21:47.42 0
まとめの人お帰りを待ってますよー
規制巻き込まれお疲れさまです
295 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 09:23:21.09 O
淫乱愛理大好物
296 :
名無し募集中。。。:2009/05/10(日) 10:36:44.58 0
そして雅ちゃんが・・・ゴクリ
297 :
名無し募集中。。。:
乙です!
両方エロいね!!