東京六大学野球春季リーグ戦第3週3日目(28日、神宮)法大が8−4で早大を下した。
法大は対戦成績を2勝1分けとし、今季2つ目の勝ち点を挙げた。早大の先発・斎藤佑は
4回6失点で降板し今季初の黒星を喫し、大学通算20勝達成はならなかった。
法大は0−1で迎えた四回、一死満塁から石川が適時打を放ち同点に追いつくと、亀谷が
走者一掃の三塁打を放ち逆転に成功。さらに佐々木が2点本塁打を放ち、この回だけで6点
を挙げ斎藤佑をノックアウトした。その後早大は2本のソロ本塁打などで小刻みに加点した
が、九回に突き放され及ばなかった。
斎藤佑は三回まで被安打こそなかったものの5四死球と制球が安定しなかった。一回と
三回には満塁のピンチを切り抜けたが、四回に初安打を浴びると連打から大量点を許した。
斎藤佑は26日の法大戦に続き大学通算20勝目を逃した。達成は5月2日の立大戦以降
に持ち越しとなった。
【写真で見る】 2ランを打たれぼう然とする佑ちゃん
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