マーサー王物語 第22章

最終決戦と歴史的開戦

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マーサー王物語 第21.2章
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マーサー王物語 第21.2章
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（何を迷っているんだ・・・今後の事を考えたら答えなんて簡単に導き出せるじゃないか
　メグかモモコの攻撃を受けて意識でも飛んだら勝率は0%になる、だったら少しでも可能性がある方を選ばないと）
メグがミキティを突き飛ばす前に、モモコがミキティを蹴り飛ばす前に、なんとミキティ自分で足首から先を切断してみせたのだ
さすがギロチンソードの切れ味は凄まじく、王水で溶けかけているというのにスパッと一瞬にして分けてしまう
わざわざミキティが自らギロチンソードで肉を斬ったのは今後の戦いに少しでもダメージを残したくないためだ
もし無理やり足を引っ張ったらどこから千切れるかわかったものじゃないし（最悪ダーツから足がとれずタイムアウトもある）
変に千切れた時よりは綺麗な切り口で切断した時の方が出血が少なくて済むのである
もちろん激痛だがミキティはその覚悟ならできている、今の状況では逃げるのが一番の得策だからだ
だがその一番の得策だからこそミキティがこう来る事はモモコも予測していた
（馬鹿ね、逃げきれるとでも思ってるの？）
ミキティがさっさとその場から離れようとするその時、サトタはグンと加速する
サトタはただでさえ足が速いと言うのに更に加速したのでミキティは当然驚く
だがその加速の仕方が明らかにおかしい、生物である以上どんなに俊足でも加速はなだらかに行われるはずなのに
今のサトタの加速は本当に「グン」という擬態語が相応しいほどに突然行われたのだ
まるで何か磁力のようなものに急に引っ張られたかのような・・・
（ま、まさか！）
ミキティの脳裏にはさっきモモコがバラ撒いた多数の電磁石がよぎる
思えばメグの鎧は厚手の鋼鉄製だし、愛用する突撃槍だって重量感たっぷりの「鉄」だ
メグとサトタは自分たちの突進のフィニッシュを超強力電磁石による磁力に委ねたのである
もちろん引きつけられる形なのでこのまま地面に向かって転倒してしまうのだろうが
その転倒するまでの時間のうちにミキティに突きを入れられたらそれで良いと思っている、磁力と重力によって勢いは申し分無い
「喰らえミキティ！！」
高速で落下しながらメグはミキティにランスを当てようとする
当てるとは言っても速度がよ〜くついているのでそれだけで十分すぎる突きになりえる
だがクマイチャンやナカサキ、オカールらの戦いでどんな攻撃にも優れた洞察力と超反応で跳ね除けてみせたミキティだ
今回だってサトタ加速の理由を理解すると同時にギロチンソードを胸の前に持ってきていたのだ
メグの槍は大きなエネルギーとともにミキティのギロチンソードに衝突する
王水によって表面を溶かされていたギロチンソードは強度が足りず、粉々に砕け散ってしまう

ミキティーズブートキャンプ

>>1
乙です
やっぱりそうなっちゃいます？的な展開の後まさかの仕掛け・・・

サヨナラミキティ・・・orz

ミキティがどんどんヤムチャ化

こんばんはとゆいたいです

作者さんお疲れ様です

やはり、真のボスが居るようなｷｶﾞｽ
モモコ？
いや、何かとてつもない結末になるか
ミキティは良いように利用されてた…みたいな

なぞ

マノシステム発動

真野ちん

ユリアに闘気を分けてるのかな

おはようございますとゆいたいです

休みをマッタリ消化中

最近、栞菜が可愛くなってきたお

最近見たのか？

お昼です

わくわくさん

それからどうした？

いなくなる前の映像とか見たり、ラジオ聴いたりしてたら…北野君みたいにならなきゃ良いけどね


更新来る前におやさゆみん

うっほうほ

頭痛

ソードを折られてしまったミキティはそのまま床へと倒れてしまう
足を切断した上に大きなショックをぶつけられたので耐えきれなかったのだ
これにニヤリとしたのはモモコだ、目の前のミキティは完全なる無防備になっている
ならばここでミキティにモモコ流の敬意でも見せてやろうじゃないか
普段のモモコの敬意の払い方は相手の手をギュッと強く握る「握手」である
だが今この状況、ただ普通の握手するだけでは足りないだろう
「握手会」を越える最上級の敬意はやはり「ハグ会」でしか払えやしない
全身に有刺鉄線を巻きつけた「鉄人桃子（ティエレンタオツー）」でのスペイシーハグ、さぞかし感動を与えられる事だろう
「は〜い、お疲れ様っ♪」
モモコが抱きついた瞬間パーン！パーン！パーン！と電流デスマッチでよく聞くような音が鳴り響く
破裂音とともにピシャッと鮮血が飛ぶ様は見るからに痛々しい
全身導体のマツーラほどでは無いが、モモコの強烈なハグはやはりミキティにとっても苦しかったのだ
あぅぁ・・・だの言いながら辛そうな顔をしている
（苦しい！苦しい！はやく離れないと・・・このままじゃ意識が飛んじゃいそう・・・
　そしたら確実にモモコに負けて・・・念願を叶える事も出来ず・・・散る、のか？・・・）
苦しいは確かに苦しい、だがこのまま目指していた希望を取りこぼしてしまう方がもっと苦しい
あんなに長い期間準備してきたというのにここで終わりで良いのだろうか？
（良いわけない！言いわけないんだ・・・！！
　意識を失いそうだって？だったらこっちから意識を失ってやる！！）
意識を失ってからがミキティの本気だ
「ソロ」を破ったのは今までナカサキただ一人、あの足捌きをモモコが使えるわけもないだろうし

確かにミキティはヘタレ化してるかもしれませんね
でもまあ、まだ終わりでは無いのでｗ

あ

　　

　うん

更新乙です
さてミキティがソロになるそうですが・・・
気がかりなのは意識を断ったはいいけど足を失った状態でそれをやったらいつもと勝手が違うことで
うまくパフォーマンス出来ずにパニックになっちゃうかも・・・と

そのあたりを含めてどうなるのかが見ものです

トリップ多いけどなんだろう

さぁ？さっぱりわかりません

もう寝ます
次回を楽しみにしてます

おはようございます

寝れない

他(だけ)が強くなったから相対的にミキティあたりがヘタレ化したように見えるんだろ
要はミキティ一派は能力を伸ばしてないって事じゃね？

おはようございますとゆいたいです

後で読むお

10時のほのまらー

12時ののにゅ

お待ちしてます

地面に叩きつけられ立ち上がれなくなったメグはその後、まさかの逆転劇を目の当たりにする事となる
「おらぁぁああああ！！」
ミキティは意識を失ったかと思いきやモモコの鎧をガッチリと掴むとバリバリバリとはがし始めたのだ
モモコの「鉄人桃子」と「王水入り発射針」は強力ではあるが機構が複雑に絡みあっているためにこうして無理に壊されるとダメになる
今モモコが小指を立てたところで線が切れてしまっているために針を発射する事は出来ないだろう
だがそれでも有刺鉄線による痛みは効いているはず・・・なぜミキティは痛がらないのかモモコには不思議だった
（やだなにこれ・・・ひょっとして暴走してる？）
ミキティはソロになる事で痛みとかそういうのを無視して、ただ目前の敵だけを潰す事を目的に動くようになったのだ
はじめミキティは奇妙な手を使うモモコ相手に無意識で戦うのは分が悪いと思いあえてソロを使わなかったが
先ほどのようにガッチリと抱きかかえられてしまえばいくら正常な判断が出来ようが意味が無いと思ったので
今こうしてソロになる事を選んだのである、そしてそれは結果的に大成功
鎧を剥いだ後はモモコの大きな胸に恨みのこもったグーパンチをぶつけたり
ふざけた偽物の美脚（とても気に食わない）をグシャと踏みつけたりやりたい放題だ
直前まで無傷も同然であったというのにほんの数秒で滅茶苦茶になってしまったのでモモコは恐怖する
（なにこのデタラメのパワー・・・マツーラと同じかそれ以上あるんじゃないの！？
　迂闊だった、ミキティはあの3人を束ねて上に立つ存在・・・やっぱり近づくべきなんかじゃ無かったんだわ
　時間がかかってでも遠くから攻めた方が良かった・・・ああもう！）
思えばミキティは大戦の時からソードの一振りで敵を撃退するような「剛腕」の持ち主であった
そうとは見えない細腕や、状況を瞬時に察する洞察力のイメージが大きいせいでそれを忘れかけていたのである
モモコの鎧は鎧と言っても様々な暗器を仕込んだり、フットワークを軽くするのを目的としているので薄めになっている
それくらいのものならばソロになったミキティにとってブチ壊すのは容易かったという訳だろう
そして、モモコの柔肌を壊すのはそれ以上に容易い
「だぁっ！！」
ミキティの鉄拳はモモコの頬にヒットする
日頃重いソードを振っているだけにその拳は片腕とは言っても強烈、モモコの頬はたった一撃でパンパンに膨れ上がってしまう
（痛いっ！・・・このままじゃやられちゃう・・・なんとか、なんとかしないと！）
モモコの攻撃手段はほとんどミキティに破壊されてしまっている
「鉄人桃子」「王水入り発射針」「美脚シークレットブーツ」は既に壊されたし
「超強力電磁石」「ゴキ色爆弾」「超巨大ダーツ」はもうモモコから離れた場所にあるので使えない
残るは既に爆薬を使いきってしまいただの金属グローブと化してしまった「熊殺し」
そしてチナミに無理を言って作ってもらった７つ道具中8つ目の暗器「絶対勝利刀剣」しか無い

モモコソロラジオ

>>25
今のところは立たせて無いので足は関係ありませんね
ただモモコは今のポジションでは勝ち目は無いと自覚してるのでミキティは立たざるをえなくなります


>>30
まさにその通りです
はじめに登場したリカチャンが超人的だったのでそれ以上上げられませんでしたね
ただ初登場でミヤビやウメサンを楽々倒したというのに、強くなったとは言えエリチンやサユに負けるのはおかしいと思ったので
結果リカチャンは最後までワンダには負けなしになりました
（マリコ戦では引き分け扱いです）

フラグがたくさん

>>35
とうとうガチンコでいくしかなくなったモモコ

だけど間違いなく剣には細工しているものと思われ

◎本命＝複数の毒が仕込まれている剣
○対抗＝鞭のようにしなる蛇腹剣
×穴＝ボタンを押すと暗器を発射するか刀身が飛んでいく
☆要注意＝突き刺すと返しが出てきて引っこ抜けない上に時限爆弾のオマケ付き

個人的には☆印だと思うの

とりあえず(にしてはあまりにも犠牲が大きすぎるが)ミキティの得物がなくなったんだから次に来る戦士がなんとかしてくれ…
次ってもしかしてマコか？まさか最後に輝くヒロインがマコって展開か？

空気読まない人は来るのかな？
来たら来たで困るけど

>>40
サトタ

まのえりです(｡･∀･｡)ﾉ

いよいよ真の主役の出番だﾐｭﾝ

ないない

ないと思います

「えいっ！！」
モモコはパシンとミキティの頬に向かってビンタを喰らわせる
可愛い顔を鉄拳でパンパンにされてしまったモモコが今出来る唯一の反撃なのだろう
だがミキティはこれでは堪えない、またもモモコに向かって拳を振り下ろす
さっきは頬だったが今度は顔面だ、重い拳を喰らったモモコの鼻の骨は折れ、鼻血がダラダラと流れる
痛くて涙が出そうだったがモモコは泣く前にもっともっとビンタを喰らわせてやろうと決めていた
ミキティが片腕を失っているのでモモコの行動を制する事が出来ないのが幸いだったのだ
両方の掌でモモコはパシパシパシーンとミキティに強烈なビンタを連続で喰らわせる
モモコは小柄な身体に似合わず意外と筋肉隆々、そんなモモコのビンタの雨あられにミキティは一瞬ひるんでしまう
「今だっ！！」
ミキティの下半身による押さえが緩んだところでモモコはゴキブリのような体勢でシャカシャカと逃げだす
これ以上ミキティに接近されては勝機は無いと思いなるべく遠くへ離れようとしているのだ
だがミキティが怯んだとは言ってもそれは一瞬のこと、あっという間に起き上がりモモコを追いかけようとする
「ぐぅぁああぅ！！」
おっかない唸り声をあげながら対象を睨む様はまさに狂犬、恐ろしすぎる
しかしミキティには追おうとしてもモモコを追う事が出来ない要素が２つあったのだ
一つは片足の先がスパッと切断されてしまっている事・・・これにより普段と勝手が違うため上手く走る事が出来ない
そしてもう一つはモモコのビンタがクリーンヒットして軽い脳しんとうを起こしていたという事
暴走したミキティはそういった己の変化に気づかず無理して前に進もうとしてしまい
結果的にそのままドテーンと転倒してしまったのだ
おまけに転倒する事で「ソロ」まで解除されてしまう、おそらくナカサキとの戦いのせいで転倒が解除の鍵となってしまったのだろう
元に戻ったと気づいたミキティは状況が悪化した事を自覚し、モモコの方を見る
「チッ、またか・・・モモコ・エービス・ヤーデス、いったいどうやって私を転ばせたんだ？」
「え？いや〜なんていうか自分で勝手に・・・」
「ソロはひとまず辞めよう、ナカサキの時だって暴いてみせたんだ・・・もう転ばされたりなんかしない！！」
ビシッと自分に向かって指をさすミキティを見てモモコはもう何を言っても無駄なんだと気づく
そして鎧と背中の隙間に手を突っ込んで何やらカチャカチャやると刀のようなものを取り出した
「もう終わらせよっかミキティ、私の最強の暗器である"絶対勝利刀剣"でカタをつけてあげる」
モモコが取り出した刀はなんの何の変哲も無い普通の刀であった
色も形も、長さも輝きもそこいらにある刀とな〜んにも変わりない、ありきたりな刀

>>39
おおお四つも予想が来てますね
ここで正解不正解を言うのはつまらないので伏せておきますね
☆は一番くらいたくない＞＜

>>40
はははそんな馬鹿な＾＾

さすがに落ちるよとゆいたいです

>>45-46

　　ﾊﾞﾝ　〃ﾉﾉハヽ
　ﾊﾞﾝ 　∩#σ_σ||　ｷｰｯ！
　＿_＿(ﾐつ/￣￣￣/＿＿　
　　　　 ＼/＿＿＿/

>>48
まぁ☆印は剣よりか短剣の方が都合いいんですけど死角になりやすいんで
一番使い古されてるけどやはり毒が本命っすね

あげとく

川崎在住の緑色魔獣コロコロンがまた暴れてるなｗ

ｗｗｗ

ダルい…

クタクタだわ

更新待たずにおやさゆみん

モモコが取り出した「絶対勝利刀剣」こそとっておき中のとっておきの暗器
構想こそずっと前から行ってはいたが実際に作ったのはつい最近であり、実践は今日が初
本当に負けられない局面で、かつこれさえ乗り切ればお終いだという時にこそ使おうとずっと前から決めていたのである
だがしかしその自称最強の暗器はどう見てもごく普通の刀でしかない
何か仕掛けがあるようには到底見えないが・・・
「それが最強？・・・なあ、本気で言っているのか？」
口ではこうやって疑ってかかっているミキティではあったが内心は心臓バクバクだ
今までモモコは様々なバリエーションの、バラエティ豊かな暗器を繰り出してきた
となればこの「絶対勝利刀剣」も絶大な威力を誇る兵器であるはず
しかも今回モモコは今までとは違いはじめっから暗器の存在、形を明かしている・・・
よほど自信があるのか、もしくは形状を見せる事で効力を発揮するかのどちらかだろう
実際見えているからこそミキティが感じる精神的なプレッシャーも大きくなっている、剣がそこにあるだけでモモコは有利になっているのだ
しかしモモコだって安心出来るほどの自信を持っているという訳ではない
やはり初の実践なので上手く通用するのか不安ではあるし、近接戦が得意なミキティ相手に刀で挑むのも心許ない
願わくば壊れた「王水入り発射針」を修理して遠くからチクチク攻めたいとも思っている
だが今モモコには接近しての戦いしか残されてないのだからやるしかない
（うーんダメ！不安がっちゃ勝てるものも勝てなくなる！）
自分で自分の心のタマゴにバツをつけては駄目だとモモコは考えを改めようとする
もちろん己を鼓舞したからと言って全ての不安を取り除けると言ったわけではないが
それでもせめて一個だけは守ってやろうとモモコはルールを定めた
それは決してこの勝負を急がないという事
「絶対勝利刀剣」は爆発的な破壊力こそ無いが、その代わり戦闘が長引けば長引くほど相手を陥れる事の出来る特性を持つのだ
マーサー王を早く救わねばならないと思いがちだが、ここで焦ってミキティにやられてしまえばまったくの無意味
幸い王は現在誰にもジンギスカンになる事を強要されていないのでしばらくだけ苦しみに耐えてもらえば良い
時間をかけて、「絶対勝利刀剣」の持ち味を120%引き出して、文字通り絶対なる勝利をもたらすべきなのだ
「マジも大マジだよミキティ、"ツグナガ拳法"ならぬ"ツグナガ剣法"・・・いくよ」
モモコはゆっくりと、ゆっくりと、牛歩のようにミキティに近づいていく
傍からは小柄な少女が鼻血を出しながら刀を握り、ゆっくり歩いているだけにしか見えないだろう
しかしミキティからはまるで鬼神がまがまがしい凶器をブン回しながら迫ってきているように見える
（なんだ！？・・・あの剣はいったいなんなんだ！？）

モモコの心アンロック！

ﾙ ’ｰ’ﾘ ＜キャラなり！からくりドリーム！

>>57
ミキティもとうとうヤキが回ったのか・・・それとも？

ツグナガ剣法その１

オシッコタイムとゆいたいです

しかし、次から次へと怪しい名前が良く浮かぶ作者さんだね
凄いよ

はいおやさゆみん

現実のミキティと桃子が喧嘩したら面白い

さっきまでとは異なったオーラを発するモモコにミキティは恐怖にも近い感情を覚える
状況から見てモモコは圧倒的不利なはずなのにミキティは攻めに回る事が出来ていない
（今は後手に回るべきなんだ、モモコの最初の一振りまで決して動いちゃいけない
　だがその一振りを見たらすぐに動くんだ！我が全ての洞察力を持って隙を見出せ！！）
全身の神経を剥きだしにしてミキティはモモコを待ち受ける
少しでもモモコが外したらその瞬間狂犬の如く噛みつくつもりなのだ
（さぁ来い！モモコ！）
そんなミキティに対しモモコはじわりじわりとにじり寄ってくる
今のモモコが醸し出す独特の雰囲気は大気を押し潰すほどの重圧を生み、一歩進むたびにミキティを苦しめる
（まるで心臓を鷲掴みにされてるみたいだ・・・さぁ来い！モモコ！）
モモコはゆっくりではあるが決して前進を止めやしない
発している威圧感は留まる事を知らず、それを前にしたミキティは一歩も動けなくなってしまう
（まるで足が石のようだ・・・でも元からこちらは先に動くつもりはなかったさ、さぁ来い！モモコ！）
静かに接近してくるモモコの表情は可愛らしい少女そのもの
だがそんなモモコを見ているだけでミキティは背中がビリビリしてくる、こんな感覚今まで味わった事も無い
（腹の底で何を考えてるんだ？一振りを見せてみろ、心の中ごとぶった切ってやる！さぁ来い！モモコ！
　・・・って遅すぎるだろ！！！！）
さすがにミキティもモモコの異変に気づきはじめた
あんなに前から待ち構えているというのにモモコは全然こちらにやってきていないのだ
実際モモコは近づいて来てはいるのだがその速度は秒速５センチほど
ミキティが１００秒待ってもその差は５メートルしか縮まないという計算になる
こんなにゆっくり時間をかけていやらしく歩めるのは食卓の騎士ではモモコとミヤビくらいのものだろう
（しまった・・・モモコめ、あくまでも自分のペースで事を進めるつもりなんだな）
今のミキティはモモコが一歩あゆむだけでプレッシャーを感じている、つまり必要以上に精神を削られてしまっていたのだ
だがだからと言って飛びかかったとしてもそれはそれでモモコの思う壺
そんな時は未知の暗器である「絶対勝利刀剣」にバッサリとやられてしまうのだろう
ミキティは耐えなくてはならないのだ

自縄自縛てやつですか

仕事に行くとゆいたいです

この技はまさか…
来いの呪縛！

来いよと誘いつつ、来たらやられるから動けないって…

ジリリ キテル

>>66-67
そうかｗ
それなのかｗ
なら最後は「かーなたー」で場外ホームランだね

アイドル界のイチローが魅せるか！？

胃潰瘍でダウンですねわかります

お昼休み

CDイベ３回目行くけど
作者さんも今日行くんかな？

>>71
今日は℃なの？

ベリの抱きしめてイベだお

時間潰し中…

もーもち

>>73
そうなんだ
ベリイベ大阪のワタシは歌なしという前代未聞のイベを味あわされたワケで・・・

インフルのせいか…
ある意味貴重ではあるけどねぇ…

℃-uteの抽選券CDのオマケ付き、まだ買ってないから買わないとイカンなぁ

あれからどれだけ待ったか分からない
ちょびっとだけ「モモコの射程範囲外ならば近づいても構わないのでは無いか」とも思ったが
よくよく考えなおしてみればミキティは「絶対勝利刀剣」の射程を知らなかったのだ
ただの刀剣のように見えて実は銃弾や刀身がビューンと飛んでくるのかもしれない
しびれを切らしてミキティが動いたところにそれをやられたらまさに狙い撃ち、その一撃でKOもありえる
なのでミキティはモモコが自分から近づいて攻撃してくるまで待つしか無かったのだ
だがその長い長い日曜日ももうおしまい、モモコがやっと仕掛けてきた！
どのように攻撃してくるのかと思えばただの振りだった、射程もただの刀とたいしてかわらない
むしろ刀身が短い分狭いくらいだ
（やっと来たな！でもこの程度・・・避けるのなんて容易い）
モモコの振りはリーチでクマイチャンに負けるし、スピードでオカールに遠く及ばない
よってミキティは軽々と回避できるはずだった・・・ところがここでミキティの身体に異常が起こる
なんと思うように斬撃を避けられなくなってしまっていたのだ
その原因はモモコの異常なまでの遅延行為による精神的ストレスと、長い間放置された事で身体が冷えてしまったという事
スポーツ選手は競技が始まる直前まで走ったりストレッチをしたりして身体を温めるのはご存じだろう
その方が己のパフォーマンスを万全な状態にまで持っていく事が出来るからである
そこでモモコはゆっくりゆっくり動く事でミキティを強制的にその場に縛り付け、あったまった身体を冷やしたのだ
さっきまでクマイチャンらと戦った自分とは違ったのでミキティは上手く身体を運ぶ事が出来ず、刀剣にかすってしまう
「まだ行くよ！ほらほら！！」
当然かすった程度ではモモコは満足しない、二撃三撃を入れてやろうと重そうに刀を振っていく
しかし同じ手を何度も喰らうようなミキティでは無い、見苦しいかもしれないが死に物狂いで逃げる
（今あれを受けるのはまずい・・・だけど、だけどもう分かったぞ！絶対勝利刀剣・・・何も恐れる事は無い）
かすってしまいはしたがそれによりミキティはモモコの暗器の性質をだいたい理解する事が出来た、さすがの洞察力である
まずモモコが持っている「絶対勝利刀剣」・・・それ自体はなんのヘンテツも無いただの刀剣だ
射程は並の剣と変わらないようだし、一撃を受けたところでミキティの肌に何か影響があるという訳でもない
（つまり、その暗器はモモコの起こす心理的な罠だけが怖いのであって武器そのものは平凡！
　さっきの一撃で仕留められなかったのは残念だったな・・・剣術の腕は平凡みたいだし）
全てを理解したミキティは己のコンディションをしっかりと確認してからモモコに飛びかかる

>>77
毒フラグ

今日はイベには行ってませんよ
実は抱き抱きもバイバイバイも買ってないので・・・ｗ


>>66-67

あー良いですね呪縛とジリリ
まったく連想してませんでしたｗ

更新乙です

イベで偶然にもジリリ歌ったよ

スペジェネ・ジリリ・抱き抱きの３曲

王様のふくらはぎは健在でした
モッコリよ

帰り道のほのまら〜

そろそろ決着か

更新待たずに
おやすみやびちゃん

もう寝ます
あとはよろしく

うう

最近は流れはやいね

おはようございますとゆいたいです

更新無しか
眠い…

もうミキティは全て見切った、「絶対勝利刀剣」は名ばかりの平凡な剣なので恐れる必要は無い
モモコの剣の腕、振りの速さ、射程の範囲、すべて一目見ただけで頭の中に入っている
極限に集中しているミキティがそれらの要素を万に一つも忘れる事は無いだろう
ならばミキティは刀剣に当たらない空間に常に居続け、モモコに強烈なパンチをお見舞いすれば良い
ミキティはモモコを倒そうと猛ダッシュで駆け抜ける・・・片足を負傷しているというのにこの速さは目を見張る
（私の腕よりモモコの刀の方が長いから攻撃するにはどうしても射程に入らなくちゃならない・・・
　でも振りの強さは分かっているんだ、回避して懐に入り込んでみせる！）
その考えの通りミキティはモモコの迎撃をするりとかわす
歴戦を潜り抜けてきたミキティにとって「剣の素人」の斬撃をかわす事など朝飯前であった
まず振りが遅いし、そのうえ太刀筋を曲げるなどという器用な事がモモコには出来ない
となれば斬撃を繰り出す前の初動さえ見抜けば簡単に避けられるという事だ
今モモコは振り切ってしまったために「絶対勝利刀剣」は床スレスレのところまで来ていた
モモコがそれを持ち上げてもう一回斬りかかるよりはミキティがパンチを繰り出す方が絶対速い
（終わりだ・・・今度こそ終わりだモモコ！！）
凄まじいパンチで一発KO！これにて試合終了になるとミキティは思っていた、ところが現実はそんなに甘くない
なんとパンチを出そうとしていたミキティの拳が無くなっていたのだ
（・・・えっ？）
ミキティが呆然とするのも無理は無い、一瞬にして己の拳が消滅し、血がピュウピュウ出ているのだ
ハッと思い前を見るとモモコがさっきまで床スレスレに置いてあった「絶対勝利刀剣」を天高く掲げていた
つまりモモコは下方から上方へとミキティの手首を斬り上げたのである
「なっ・・・なんだ・・・いったいなんなんだ・・・」
今までモモコの様々な暗器を見てきたミキティだがこれにはさすがに困惑を隠せない
なんせ今回は物理法則を無視してしまっているのだ
常識的に考えて重い刀を一瞬にして上まで上げられる訳が無い、ましてやモモコは剣の素人
何をどうすればいったいこのような芸当を可能にさせると言うのだろうか
（ありえない、達人でも重い刀を上げるには相当な技量が必要なはず・・・あ！まさかこの刀、重くないのか！？）
正解はミキティの思った通りである、モモコの「絶対勝利刀剣」は軽いのだ（詳しい説明は次回にまわそう）
だがここでモモコの出題するクイズに正解したかと言って意味は無い
何故ならモモコは軽い「絶対勝利刀剣」で目にもとまらぬ速き斬撃を繰り出してきたからだ

ミヤビと一緒で錯覚を利用した・・・と
ガチンコだったのね

ほのまら〜

問題はこのままミキティがあっさりやられるか否かだ

反重力？

まだヤンキーの十八番チョーパン（頭突き）がある！

王様はどんなんかな？

きっとショジティ（仮）が出てくるんだよ

もうミキティはラリアットしか出来ないね(´・ω・｀)

かみつきも出来るんじゃね？

パチキ・ラリアット・噛みつき・・・
ミキティが『鉄拳』のクマになっていく・・・

そろそろ書きますね

>>98
滝川の羆か

>>99
そろそろ最終章でしょうか…？

この「絶対勝利刀剣」の最も恐ろしい点・・・それはモモコの演技力だ
重そうなのは見た目だけで、実は極端に軽いという刀をいかに「重そうに」演じるか
これが上手いか下手かで戦況は大きく左右される
はじめにわざと振りの速度を制限する事でミキティに先入観を与え
その後「重い刀ではありえない！」と言える程の切り上げ速度でミキティを傷つけるという作戦、まさに大成功だ
モモコの「絶対勝利刀剣」は中身が空洞なので重量は見た目の１/５以下しか無い
なのでいくら床スレスレにあったとしてもちょいと力を入れればビュンッと素早く持ち上げる事が出来るのだ
軽いとは言っても鋭さはもとの刀と同等なのでミキティの手頸がスパッと吹っ飛んだという訳である
（確かに私の剣術の腕はひどいもんだよ・・・でもねミキティ、私だって必死で練習したんだから
　相手にストレスを与える歩行術、重い物を持つフリをする演技、決して一朝一夕で完成するものなんかじゃない！）
もうモモコは刀の軽さを隠す必要は無い
全身全霊で目の前のミキティを傷つけようと素早く切りつける
「そりゃそりゃそりゃそりゃ！！」
下手くそなモモコの連撃は単調なのでいくら数多くても避けるのはたやすい
しかし刀が軽いだけあって突きが素早いだけにミキティは何発かもらってしまう
肩をやられ、横っ腹をやられ、喉をやられ、気づけば意識が朦朧とするくらいに出血している
モモコの刀は中身が空洞なので掴んでしまえば簡単に折れるはずではあるのだが
もうとっくに武器を破壊出来るような力は残ってなどいない、血が足りなすぎるのだ
「あ・・・うぅ・・・」
ミキティに出来る事はかろうじて残った体力でモモコの斬撃を避け続ける事のみ
先に書いた通り何発かもらってしまうし、血が流れ出る事で回避の精度も悪くなってしまっているのだが
それでも全てを諦め棒立ちになりモモコに完全に敗北するよりはまだマシだ
モモコに負けたら絶望してしまう、だが立ち続ける限り希望は失われる事は無い
この先ひょんな事で何か特別な助けが訪れるかもしれない、確率は限りなく低いかもしれないが諦めたら0%になってしまう！
（諦めるか！・・・諦めてたまるか！！）
だがそう思っていたミキティもモモコのずっと後ろに居る"奴"を見て諦めざるをえなくなる
その存在を確認する事で0.00001%くらいはあったかもしれない勝機が完全に0%になってしまった
ミキティは全身の力が完全に抜け落ち、膝から崩れ落ちてしまう
（馬鹿な、どうして・・・早い・・・早すぎるだろ・・・儀式を始める前に復活なんかしちゃいけないじゃないか・・・）
モモコの後ろに居るという"奴"、それはマーサー王であったのだ・・・いや、「ジンギスカン」と呼ぶ方が正しいか

はい、次から最終章です
ですがまだまだ本当の最終回は遠いと思いますよ
締めるには色々な事を片付けなきゃなりませんしね

まずは真の主役を登場させることからだミュン

>>103
乙です
22章目にしてようやく主人公がお出ましとはｗ
(初期の誘拐時を除く)

あとミキティが全てを棄ててまで望んだものが気になる・・・

ミュンは出ません

>>104
片付けられる側ｗ

　　ﾊﾞﾝ　〃ﾉﾉハヽ
　ﾊﾞﾝ 　∩#σ_σ||　ｷｰｯ！
　＿_＿(ﾐつ/￣￣￣/＿＿　
　　　　 ＼/＿＿＿/

オシッコタイムとゆいたいです

遂に来ましたねぇ
始まりから読み続けて何十年…ではないけど感慨深い

性的虐待スレは未だに終わりの"お"の字も見えない迷走状態なのにね
男塾になって来たしw

最終章に超期待しつつ
おやすみやびちゃん

「復活したようです」
黒髪の少女が何かに勘づき、言葉を発する
少女はまだ若いがその顔つきは凛としていて、言葉のトーンには芯が通っていた
「復活って、あ、あのジンギスカンが！？」
少女の対面に腰かけている女性はタカーシャイ・ハヨシネマだ、モーニング帝国現帝王である
復活したという話を聞いてひどく驚いているようだ
ちなみにここはモーニング帝国の城にある応接間だ
城の者と客人が一対一で話せるよう椅子が向かいあっているこの部屋を「美女放談」と呼んでいる
今現在この「美女放談」には城の主であるタカーシャイと、客人である黒髪の少女が座っているのだ
「先ほど言った通り私にはジンギスカンの動向が分かるのです、生を授かり１８年、復活と時を同じくしたのははじめての経験ですが
　それでも分かります、この感覚、間違いなくジンギスカンの発しているものです」
黒髪の少女の言っている事は無茶苦茶だがタカーシャイは信じている
「ジンギスカンの末裔の貴方が言うなら本当なんやろね、なあマノエリナ・ピアニスカンさん」
「末裔とは言っても分家ですけどね、それと子孫だと他人にバレると厄介なのでピアニスカンとは呼ばないでください」
「あ、ごめんがし、いったいなんと呼べば？」
「マノエリナ・ピアニスKANです！」
（えっ、どこが違うの・・・）
この黒髪の少女の正体はジンギスカンのもう一人の末裔であるマノエリナ・ピアニスカンであったのだ
ジンギスカンの一族は基本的に一人しか子を産まぬので末裔はマーサー王一人だけになるはずであった
しかしいくらその規則を守り続けようとしても「双子」が産まれるのは仕方の無いこと
どちらかを殺す訳にもいかないので二人とも生かし、片方を本家、もう片方を分家として扱ってきたのだ
「しかしジンギスカンが復活したとしたら帝国剣士と食卓の騎士たちがピンチやよ・・・」
「ええ、それどころかミキティ達も含めて全員がジンギスカンの前に敗北を期しているでしょうね」
「えっ全員？・・・そんな、それはいくらなんでも」
「ジンギスカンを甘く見てはいけません、その強さは暴風雨のごとく、大地震のごとく、隕石群のごとく
　とにかくいくら帝国剣士さん達が強いからと言っても太刀打ち出来ないでしょう」
「そんな！だったらどうやってジンギスカンを止めれば！！」
絶望の表情を見せたタカーシャイの問いに対しマノエリナは簡単に答えを示す
「私です、わ・た・し、ジンギスカンの子孫を倒すのは同じ子孫である私だと相場が決まってるのですよ
　心配しないでください実力はあります・・・父であるアイワカツ・ピアニスKANの英才教育を受けてきたのですから」

確かに感慨深いものはありますね
怠け癖と変にこだわる癖が共に私に備わっているのでここまでついてきてくださった皆さんも相当凄いと思います
最後の登場人物であるマノエリナも出せた事だし
何が気が変わらない限りはラストに向かって突っ走りますね
目指せ五月中の完結！

え・・５・・月・・だと？

真野！

おはようございますとゆいたいです

更新乙です

マノが最後の使者か…
ミラクルボイスで世界滅亡だなあ

あげるよ
ﾉﾉl∂_∂'ﾙ＜ほのまらー

もいっちょあげとく

ピアニスKANだとｗｗｗ

カン対つんこの代理試合か？

しかしあの２人は今から間に合うのだろうか？

ラッキーオーラの正体判明

しかしマノがいきなり団長クラスの戦闘力だと萎えるな。。。
現実の爆推しと重なって。。

きっとドーピングなんだよ
切れたらダメダメに・・・

機動戦士ピアニスKANとかの性能のおかげだよきっと

「王！？いや、まさか・・・ジンギスカン？」
ようやくモモコもジンギスカンの存在に気づき、これはまずいと背筋を凍らせる
てっきりマーサー王がヤマザキャリバーに触れていない間は進行しないと思っていたのだがいったいどういう事だろうか
「しまった・・・悪いのは・・・全部私だ・・・」
「え？どういう事！？」
「投げ捨てたヤマザキャリバーはマーサー王のいる場所に落下したのかも・・・そうとしか考えられない
　そしてここで時間を喰っている間に復活を・・・迂闊だった、迂闊だった！！」
本来ならば復活したジンギスカンを意のままにするためにある儀式を施さねばならないのだが
今回は見ての通り、それより前にジンギスカンが復活してしまったのだ
その理由としてはミキティが言うように投げつけられたヤマザキャリバーがマーサー王に触れたためである
クマイチャン達が来た時点でマーサー王はジンギスカンになるギリギリまで痛めつけられていたので
誰がどうこうしなくても自然と勝手に復活まで達してしまったという訳なのだ
しかし改めてよーく見てみるとマーサー王は全身ボロボロだ
ミキティやコンコンに殴る蹴るの暴行を受けたり、自由を完全に奪われていたので当然だろう
それを見てモモコはミキティを憎く思う感情が再燃してくるが今はそれ以外の他の思いが優先される
（いくらジンギスカンが強いとは言ってもあんなに傷付いてるなら簡単に取り押さえられるんじゃ？・・・）
身体のあらゆるところからもはや赤とは言えない色になっている血をドロドロと流しているジンギスカン
モモコでなくとも制圧できるかもと思えるのは当然だろう
だがそんな思いはすぐに消え失せる事になる
「誰だ？・・・貴様ら」
ジンギスカンの口から聞こえるのは食卓の騎士が常日頃聞きたいと願っていたマーサー王の声
だが声のトーンが違い過ぎる、口調もおかしい、優しさがまったく感じられない
本物のマーサー王はモモコに対していきなり怒鳴ったりなどしない！
「我が地に勝手に立ち入るなぁっ！！！」
ジンギスカンは手に持った宝剣「ヤマザキャリバー」をブンと振りそばにあった壁をぶった切る
いや、「壁をぶった切る」という表現はおかしいかもしれない
何故なら壁に与えられた斬撃のダメージは留まる事を知らず、高速で部屋全体にヒビを入れ
一気に部屋そのものを崩壊させてしまったからだ・・・たった一撃でここまでするなんてありえなさすぎる
だから先の文を訂正させなくてはならない、「壁をぶった切った」ではなく「部屋をぶった切った」と書こう
まさに存在そのものが規格外！いくら傷を負っていたとしても関係無い、これが１０００年の時を越えた脅威の強さなのだ！

正直言って四月中は無理です＞＜
死にます＞＜

マノエリナの強さは実際見てもらうまで待ってもらう事になりますが
まあ作中でギリ10位に入るかどうかってとこに落ち着きますよ
(ジンギスカン除く)

やっぱり訂正
15位くらいで

マノちゃんよえー

クマイチャンよりは上なんだろうな

そらそうよ

てかクマイチャンは最弱だから

　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　ﾊﾟｳ
　　　　　　　　☆ﾉノハヽ　;;''"´"'''::;:,,,　　　　　　　　
:::::::::::　　　　　川*＾∇＾)|| 　　　　　　　二二二二二二二二二二二二二二二二二二
;;;::::::::::::: 　 /|:::|::　:::::::|:: | ´''::;;;;::'''"´
;;;;;;;::::::::::::::ﾉ ＼＼.／ |:: |: : : 　　　　＜　>>128-130まとめてなぎ払え！！＞
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::::::::::::＼＼ |　|::::: : : :　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
;;;;;;;;;;;;;;;/::::/⌒＼ し' (ノ;;;::::::::::::: : :　　 ∨∨∨∨|/∨∨∨∨∨∨∨
;,,, - '''' ''':‐-,, ,,　 >:: );;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::　 ∞ノﾉﾊヽ　　　　　　　 __,, - ''""
　　　　　　　　　" ''''‐- ,..,,,....,,,...__,, -‐ ﾉｿ*＾ ｏﾟ）- ,....-‐‐''''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/　　　っ

なぜこのスレでどんでん？

15位とは言っても全然弱くありませんよｗ
具体的なランキングは決めてませんけどマノエリナより強そうなメンツだけで↓くらい居ますからね

Ａグループ
ミキティ、ナッチ、ゴッチン、マツーラ、リカチャン、ヨッスィー、マリコ

Ｂグループ
ガキ、シミハム、マイミ、モモコ、メグ、ヒトミ、コンコン

Ｃグループ
オーヅ(＋サトタ)、レイニャ


ひょっとしたら忘れてるのもいるかも

>>133

　　ﾊﾞﾝ　〃ﾉﾉハヽ
　ﾊﾞﾝ 　∩#σ_σ||　ｷｰｯ！
　＿_＿(ﾐつ/￣￣￣/＿＿　
　　　　 ＼/＿＿＿/

>>133
ﾘl|*´∀｀l|

おやすみ

おはようございまぁさとゆいたいです

王様は血みどろダイエットに成功、スリムになられたのか…
ベリの秘密兵器だけあるな

>>135
残念ながら梅さんはクマイチャンの次に弱いから

部屋が壊れたと言ってもジンギスカンがいた王座の間は城の最上階にある
なので落ちて来た瓦礫が「天井一つ分」だけだったのが幸いだったのだ
おかげでモモコもミキティも瓦礫で手足を潰され、頭から血をドクドクと流す程度で済んだ
「はぁっ・・・はぁっ・・・嘘、でしょ・・・」
ジンギスカンの脅威的なまでの攻撃力を目の当たりにしてモモコは信じられないような表情をする
「あれがジンギスカンだよ・・・むしろああじゃなきゃ今まで苦労する意味が無かった
　いや、今となっては全ての苦労が泡の水だけれど・・・」
蚊の羽音ほどの声をモモコにかけたのはミキティだ、彼女もモモコ同様に生きていたのである
しかしその負傷っぷりはこれ以上戦闘を続けられるものではない、立ちあがる事さえ奇跡
本来ならば今すぐ集中治療室で治療を受けねばならぬ程の怪我なのだがミキティはそれでも立っている
「モモコ・・・一時、休戦だ・・・このままじゃ国が滅ぶ」
「はぁ！？今さら何を言って・・・」
モモコが喋ろうとするとまた先ほどのようにドォン！と言う音が耳をつんざき、巨大な岩が飛んでくる
いやこれは岩では無い、さっきまで床だったものだ
ジンギスカンがヤマザキャリバーを地に叩きつける事で床を破壊し、ふっ飛ばしている
つまりはアイリが床に思いっきり棍棒をぶつけて砂利や破片を飛ばすエクスプロージョンショットの強化版のようなもの
もっとも飛んでくる破片のスケールがダン違いではあるが
「きゃっ！」
岩のような破片はモモコの、ミキティの腹や腰、腕に勢いよく衝突する
満身創痍だと言うのにこれほどの技を出せるのだからやはりジンギスカンは恐ろしい
もはやその力は人の手に負えるような水準では無い、ミキティはモモコの反論を許さぬと行った顔で命令する
「協力してヤマザキャリバーを壊すんだ！それだけを考えろ！！」
「えっ、それでなんとかなるの？・・・」
「知るかオラァ！今はやるしか無いんだろ！」
そう言うとミキティはジンギスカンの元へと走っていく、先に見た力の差からいってその姿は無謀にしか見えないが

「しかし・・・どうしてミキティはジンギスカンなんて化け物を復活しようと思ったんやよ・・・
　あ、子孫の前でこんな事・・・申し訳ないがし」
「いえ構いませんあれは化け物です、ですが意外でした・・・貴方でもミキティの目的が分からないなんて」
「ミキティは昔っからあんな子だから・・・目的があれば一人で目を輝かして他人に迷惑かけてばっかり
　本当にしょうがない 夢追い人やよ」

朝から更新乙です

さすがネタが早いね

副業に行ってくるお ﾉｼ

更新乙です

>>139
「程度」では済まないと思うのですが・・・
いやこの世界ではこれくらいがデフォなのかも・・・

>>140
副業はダメですよ！
ミキティ以上に「しょうがない夢追い人」なんですね・・・

回想シーン入る？

どうか

ミキティー

誰が止めるんだ？

俺俺

本編は少しおいといて、ここでミキティが泣いた日の事について書かなくてはならない
ミキティはその見た目からも分かる通りあまり涙を流すような者では無い、こんなこと今さら説明しなくてもご存じだろう
だがモーニング帝国の帝王となる直前にジンギスカンにまつわる歴史を知った時だけは例外だった
いくら堪えようとしてもミキティの瞳からはドバドバと大量の涙がこぼれてきたのだ、まさに涙が止まらない放課後
「あんまりだ、あんまりじゃあないか」
ミキティのそんな姿を見た事が無かったので当時のヨッスィー元帝王はかなり驚いたと言う
「おいおいミキティ、らしくないぞ？何がいったいどうしたってんだよ」
「だって・・・モーニング帝国とマーサー王国はもともと一つの国・・・ジンギスカンの土地だったんでしょ？」
「ああ、そうだけれど」
「という事はだよ！私は今まで同じ国の仲間を斬っていた事になるじゃないか！
　小さい頃からマーサー王国は敵だと教わってきたのに・・・私は・・・私は何百も、何千も、何万も・・・ああああっ！！」
ミキティは昔から変なところに拘ったり突然ナーバスになったりする事があったが
このような事を気にするほど繊細だなんて親しいヨッスィーでも知らなかった、これが本当に狂犬とも呼ばれる女だろうか
「落ち着けミキティ、そんな事気にしなくてもマーサー王国は敵だ！」
「でも！ルーツは同じ土地・・・」
「ルーツとかそんなものは関係無いだろ！マーサー王国軍は戦いの意思を持って戦場に赴いてきたんだ
　はなっから死んでも文句言えねぇんだよ、敵として来る者を敵として斬って何を気にする必要があるんだ！？」
「変わらないじゃないか・・・どう違うんだ？軍人と民間人・・・差別だろ」
屁理屈のように聞こえるが実は正しいかもしれないミキティの言葉を聞いてヨッスィーはさらにカーッとなってしまう
おそらく気の聞いた事を返せなかった自分が恥ずかしくなったのだろう
「うるせぇ！・・・じゃあミキティ、百歩譲って軍人と民間人が違わないとしようや
　だったら自国を殺すのがダメで他国なら良いとか決めつけてるミキティお前はどうなんだよ！？
　そっちこそ差別じゃねえか！違うか？ああ！？」
互いに激昂しながら意見をぶつけ合うその姿は子供の喧嘩のようであり、決して帝王格の対談には見えなかった
その場に二人だけだったので喧嘩を止める人物が居なかったのがこうしてしまったのだろう
言い争いはてっぺんまで達してしまい、とうとうミキティがキレてしまう
もっともキレるとは言ってもギャアギャア喚くような見苦しい姿では無い、本当の「キレ方」を見せたのだ
「分かったよヨッスィー・・・自国も他国も軍人も民間人も平等に扱ってやるよ」
「あ？ああ、分かれば良いんだよ分かれば」
この時ヨッスィーは気づいていなかった、ミキティの思想が既に危険極まり無いところまで到達していたことに
（ああそうだ自国も他国も軍人も民間人も平等に傷つけてやるよ、差別は無しだ、そして別れた二国を私なりの力で一つに戻してみせる）

回想シーン突入大正解ですねｗ

正直どうでもいい

回想なんか書いてるヒマがあるならもっとシバチャピンの出番を書けとゆいたいﾐ・・・です

白い春待ち

ほんのちっぽけな理由で人は英雄にも殺人鬼にもなる

・・・がミキティが殺人鬼に変わった理由としてはけっこうセンチメンタルかな？

元凶がヨッスィーでした

>>150
粉黙

>>154
そんな事言ったらまたプンプン怒るぞ

あげ

おやすみ

朝だね

おはようございます

おはようございますとゆいたいです

イイ天気
こんな日は副業…

土曜に見た王様は綺麗だったお
写真集良かったって言ったら、
ホントですか！ありがとうございます
と言った
早く嫁にしたい

夢の中では既に嫁

６２５

まち

夕食

これから書きます

こんばんはとゆいたいです

更新待っとりまふ
寺田君が最終兵器かな？


副業三万の収入 ﾉｼ

それからミキティは別れた国を一つにするためにどうすれば良いのかを考えに考えた
（やっぱりジンギスカンを復活させるのが手っ取り早い・・・でもそのためには仲間が必要だ
　ヤマザキャリバーとマーサー王の両方を奪い取るなんて一人では不可能に近いからな・・・）
たった一人では戦力も足りないし良い知恵も集まらない
そこでミキティはモーニングの頭脳とも言えるコンコン・バックマウスに相談しにいったのだ
今思えば帝国剣士に相談というのは作戦が漏れる可能性も大きかった訳なので、危険極まり無かったかもしれない
話を全て聞いたコンコンがニッコリと微笑んだのがミキティにとってはこの上無い幸いだったのだろう
「二つの国を一つにするなんて面白い話ですね、準備さえ整えばきっと成功しますよ
　でも大きな問題が一つありますね」
「問題？」
「ジンギスカンを復活させるのは良いけど、どうやって味方につけるつもりなんですか？
　言い伝えが正しいとするとジンギスカンはよほどの暴君なはず・・・力づくでなんとかなるとでも？」
それを聞いてミキティは確かにそうだと感心する
思えばミキティはキレたあまりノープランで行動していた、ジンギスカンを支配下におく術など持ち合わせていない
「え〜っと、確かに何も考えていなかった・・・かも」
「無計画すぎますね、でも安心してください、完璧な作戦がありますよ」
今さっき計画を打ち明けたばかりだと言うのにすぐに解決策を持ち出すとは凄すぎる
さすがコンコンだとミキティは目を輝かせる、キラッキラに輝かせて胸を躍らせている
「完璧な作戦！？それはいったい・・・」
子供のような顔で次の言葉を待つミキティに対しコンコンはもったいつけながら言う
「それはですね」
「うんうん」
「あまり信用してくれないかもしれませんが・・・」
「信用するさ！」
「じゃあ言います、催眠術です」
「・・・催眠、術？」
コンコンから返ってきた催眠術という答えにミキティは正直うさんくさく思う
もっと抜本的な解決策があるのかと思っていただけにどうしても催眠術はフワッとした感がしてしまう
「安心してください、催眠術とは言ってもただの催眠術ではありません
　そうですね・・・信用してもらうために実際に見せましょう、今日はもう無理だから後日リカチャンさんを催眠で仲間に引き入れてみせましょうか」

あげ

催眠術にひっかかるとはリカチャン・・・orz

お休み

コンコンがドリアンみたいに演武しながら掛けるの？

空手形でなく催眠か

今日は寒いね

おはようございますとゆいたいです

オシッコしたくて目が覚めた

さすがリカチャン
単純なのかな？

まぁさパパのレスの三割はおしっこでできています

はは

それからミキティはコンコンの言う催眠術を目の当たりにして、これならジンギスカンも意のままに出来るという確信を得る
その催眠術を見たのはコンコンに相談した一週間ほど後のことだった
ミキティが到着した頃には既に催眠術は始まっており、コンコンが奇妙な構えを取りながらリカチャンの周りをグルグルまわっていた
リカチャンに会うのは久々だったので挨拶でもしようと思っていたが、その異様な光景を前に何も声をかける事は出来なかった
そしてそれから10分ほど経ったころだろうか、コンコンは足を止めておかしな儀式を終了する
「終わりました、もうリカチャンさんは私たちの仲間ですよ」
ミキティにはどうもその催眠術がうさんくさく思えたが、次のリカチャンの声を聞いて信用せざるをえなくなる
「ミキティ私も協力するわ、あなたの目的に感銘を受けたの！だから手足だと思って命令してちょうだい
　そうそう戦力の方も私に任せて、今はそれほどだけど将来的に強くなりそうな部下が二人見つかったのよ」
あんなに頑固だったリカチャンがこうも簡単に味方になってくれるのを見てミキティはかなり驚く
後でコンコンに聞いてみれば催眠術はすべて合わせても20分弱しか行っていなかったようなので
たったそれだけの時間で超がつくほどの頑固者のリカチャンを仲間に引き入れる事が出来るのならば効率が良いと言えるだろう
（私だったらリカチャンほどの者を説得するには一週間近くかかるだろうな・・・それをたった20分
　どういう理屈なのかよく分からないけど確かに効き目はあるらしい）
唸るほどの効力を見せた催眠術ではあったが、コンコンが言うにはいろいろと制約があるようで
「この催眠術は特殊なので私にしか扱えません、長年の修行による賜物なのです
　それと術は乱発し過ぎると効果が薄まります、だから次にかけるのはジンギスカン・・・といった気持ちで作戦に臨みましょう
　戦力について不安があるならば催眠術を使わない"正攻法"で仲間を増やさなくてはなりません」
ごちゃごちゃとした制約ではあったがどれもミキティは納得する事が出来た
相手の心を支配してしまうほどの術なのだから誰彼簡単に出来てしまうのはおかしいし
何度も気楽に使えてしまうのも逆に説得力を欠くといったところだ
もとよりミキティはあんな奇々怪々な構えなどとるつもりが無かったので不都合など無い
困る点と言えばジンギスカン復活のその時までコンコンを生かさなくてはならない事くらいか・・・
（まぁどっち道味方である以上全力で守るつもりだし、不都合とは違うな）
今回の一件でミキティはコンコンの催眠術を信頼するようになる
その後の活動は今までの話の中で書いた通り、ナッチやゴッチンにマツーラら・・・そしてエッグらを同志に迎え
二度ある大戦を利用して王国、帝国の両方を弱体化し
結果的に作戦遂行に必要な全てを手に入れたという具合だ
だが最後の最後で計画が崩れてしまう、知っての通り催眠術の準備が整う前にジンギスカンが復活してしまったのである
この窮地をミキティはどう乗り越えるのだろうか

コンコンの踊りとは一体・・・？

古来踊りには様々な効果があったそうな
四股も勿論深い意味があって・・・おっともう会議の時間だ

>>178
ハニパイ

　　　　　　 ,,..‐-- ..,,
　　　　,,-''"　　　　　　"'‐､
　　 .／　,,. .ノ''ﾉ "''ノ"''ノ,,.. ヽ
　 / ノ 　 　　　　　　　　　 ノヽ
　 ,' )　 　　　　 　　　　　　　 ノ､
　 |. 　iiillllllii　　　 iilllllliii 　　ヽノ
　..| 　-=・=- ヽ　/ -=・=- 　 | |＾i 　続きまだー？ 今ヒマなんだよねシンゴー
　 | 　　 ￣　 　ｌ　 　￣ 　 ｀ |ﾉ / 　　
　 ＼ 　　　　　 ｌ　　　　　　 し'　　　　　
　 　 |∴＼　　∨　　 ､／ . )　　　
　　　| ∴ i ´ｰ===- 　i ∴ |　　　
　　　＼∴!　　￣　　　!∴／　　　　　　　　　
　　　　.／￣＼＿／￣＼ 　　
　　　／　　　　　　　　　　|　
　　（＿⌒)　・　　　　・　|｜
　　　　ｌ⌒ヽ　　　　　＿ﾉ |
　　 　 |　 r　`(;;U;)　　　）__)
　　　（＿ノ　￣　／　／　　
　　　　　　　　　（＿_^)

お前の催眠術のからくりはおじゃマルっとお見通しだ！



決まった！

むう

ねむいです

ミキティはジンギスカンに向かって走っていく
しかし走るとは言ってもその動きはとてもスローで、フラフラしていて、今にも倒れてしまいそうだ
モモコにやられた傷にプラスしてガレキに潰されたのが予想以上に効いているのだろう
このままではジンギスカンに瞬殺されるだろうと思われたし
実際にミキティはあっという間にやられてしまった、もはや当然の結果としか言えない
しかもその負け様が酷い・・・なんとミキティはジンギスカンの剣圧による風に当たるだけででパタリと倒れてしまったのだ
風でも吹けば倒れてしまいそう・・・という表現があるが本当に風に当たり倒れてしまうのは前代未聞
ミキティがそれほどに弱っていたのか、ジンギスカンの力が常人をはるかに逸しているのか
おそらくその両方の要素が噛み合って今のような結果に至ったのかもしれない
そしてこれに困るはモモコだ、ミキティがせめて一分でも時間を稼いでくれたのならば手もあるかもしれないが
これほど早く順番が回ってきてしまえばさすがにやりようが無い
そもそもモモコはほとんどの暗器を失っているというのに近接戦限定の暗器でどう立ち向かえと言うのか
（ちょ、ちょっとどうすれば良いっての！？・・・さっきミキティはヤマザキャリバーさえ壊せばなんとかなると言ってたけど・・・）
今モモコの持っている暗器は「絶対勝利刀剣」と爆薬の切れた「熊殺し」のみ
ミキティ相手には絶大な威力を誇った「絶対勝利刀剣」ではあるがそれがジンギスカンにも通用するとは思えない
軽量化をはかるために内部がほとんど空洞となっているためにヤマザキャリバーを壊すだけの強度が無いのだ
ならばジンギスカンに直接斬りかかるか？いやそれも駄目だ
まず先ほど見たジンギスカンのパワーは一撃で部屋を破壊するほどなのでモモコの刀剣ではダメージを与えられそうにない
さらにモモコは心が違うとは言えマーサー王の肉体に傷を入れるなんて事はしたくないのだ
ジンギスカンはパワーこそあれどその身体は生きてるのもおかしいくらいの重傷である
もしモモコの一振りでマーサー王が死んでしまったら・・・そう考えると足が動かなくなる
たとえ目前でジンギスカンが剣を振ってきても、モモコは防御をする事しか出来ない
懐に入り込み、斬りかかるというカードなどはなっから持ち合わせていないのだ
（ああやっぱり駄目だ、せめて他の暗器があったなら・・・）
ミキティを倒すのに特化した「絶対勝利刀剣」もジンギスカンの前では役に立たず、一瞬でポキリと折られてしまう
そしてヤマザキャリバーは勢いを殺さずモモコの腹へと衝突していく
ヤマザキャリバーは1000年も前もの剣なので切れ味は皆無といっていいくらいになっているが
それでも「鈍器」としては最高の硬度を誇り続けている
モモコは剣のルックスをした鈍器をモロに受け、ただそれだけで失神してしまう

　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　,,,,,,,,,,,､,,,,,,,,,,,,,､､,,,,,,､､､､ ,,,
　　ゆ　　受　　お　　よ.　 |,,,,,､-ｰ'''""从从从从从iiiiiiiiiiijjjjji''"~L_
　　い　　か　　願　　ろ.　 jiiiiii从从从ii从ﾚﾚﾚﾚ从iiii;;;""iiiii;;jjj;;;;;;;ヽ､
　　た　　 っ　　い　　し.　 |||:ii;;;;;;;;;':':'::::::':''::::ii::ii::::'':'::::::":;;;;;;:::::;;;;;;;i;;|ii'i
　　い　　た.　　し.　　く　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､;;;;__;;;;;;;;;;､;;;;;;;;;;;|iit,
　　で.　　ら.　　ま.　　　　 |;;;;;;;;/|;/"ﾘ/:::ヽi'''tr"ヽ;| ヽ| ＼|i､| ';;;;;;;;;;;;;;;t
　　す　　　　　 す　　　　 ﾉ;;;;;;;;|　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　 t;;;;;;;;;;;;;;ヽ
＼.　　　　　　　　　　　 ,_/;;;;;;;;;;;| ,,,,,,､,,,;;;;;;;;､ ::: rｰ､,,,,,,,､-ｰ- ､ );;;;;;;;;;;;;､;t
　 ＼　　　　　　　　 ＿r'i'r､;;;;;;;ﾉt"iiiiii､iiiiiiii〈'"､tiiiiiiiiii､-ｰ､;;;ﾉ;）ヽ､;;;;;j|ヽ;;i,,,,
　　　~'''''''''''"'―ｰ''ヽ,､-'iﾘ'};;;;;i"　　''ir'ﾓ;ｮﾇ:::) ';;;;:::r;でﾂヌ"" :::::::::};;;;|K i|;}　~'ｰ､
　　　　　　　　　,r'" ,､-､t､j;;;;;|　　　 "￣~:::j" ;; ｀'i:::~~~　　　　:::::::i;;;;tﾗﾉ|;|"{{　 ~'ｰ-､､,,
　　　　　,､-'"""　,/　　::ヽ|;;;;;|　　　　 :::::::::::,,､_;;､､,::::::::　　　　　:::::|;;;;;i",/　 ""''::::''ｰ､､　~'ｰ-､
　　 ,､-'"　 ,,ｲ　::::"　　::::::t;;;;;;| 　　　　 ﾝ::'"'ｰ-'ｰ'"ヽ:::'''"　　　　　i;;;;ﾘ'"r"　　　　　 ''~~'''"''ｰ､
,,､-"　　　 ﾘ"| ｿ　　　:::::､:::j;;;;t　　　　　,､::';;;､zzz､";;ｰ､,,　　　　　 i|;;;ﾉ|iii
"　　　,､-'"　|"　　　 ::" :::∫ﾐﾐ､ 　　　 i| Kニニニﾆミ､i|　　　　 iMiii 人彡
::::　/"　　　　　　　　::":::::::ﾘ ｀｀'ヽ,　　　|　｀''''''''''''''""　 !　　　 ,i/ii:::　 /ヽ了
:::::ii"　　　　　　　　 :::　　::::t　　::::ヽ　　i|　 ::::::::'""ヽ::" |　　,ii／:::::"　/:/彡
　　　　　　　　　　　"　　 ::: ヽ　　:::::ヽ,,i|,,　:::::::::"ｼ　　,ii|ii,ir''"::;;'''"　 //ノ::
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　　　　　　　　　　　　　　 /ii|~i　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::"""""""　/;/ ;j ii
　　　　　　　　　　　　　　ﾉ （| |ヽ　　::::::::::::''"'''':::::::::::.......　　　　/;/ ;ﾘ ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　"i Y' iヽヽ;:::::::::::::::　 ::::::::::::::::::::::::::::::::/;/ ;/;|彡
　　　　　　　　　　　　　　/ /|　|､ヽヽ;::::::::::::　 :::::::::::::::::::::;､-'ノノ／人＼

おはようございますとゆいたいです

夜中はトイレが近くてね


草 君も催眠術喰らったのかな？

って言うか、ミキティにかければ良かったんでない？
トップはキライなのかな？

「剣のルックス」・・・
なんか「バールのようなもの」とか「鈍器のようなもの」みたいでカッコいいなｗ
・・・にしても「ヤマザキャリバー」を壊しても洗脳は解けない希ガス

10時の休憩中…

実は王様の眠ってた能力を催眠術で引き出しただけだったりしてｗ

逆効果じゃん？

この流れでいくとマノタカハシステムコンビがおいしいとこ拐いに行きそう

あぶにゃいよ
多分

もいっちょあげ

今日は流れが緩そうだけど保

油断はきんもつ

草 君が出したのはいちもつ

更新ないみたいね
おやすみなさい

今夜は夜遅くになりそうです

オレハマッテルゼ

寝ます

おはようございます

（ホントのじぶん忘れちゃったの？・・・）
ジンギスカンの容赦無い振りを真芯で受けてモモコはそういった感想を抱く
まだ食卓の騎士が結成されてまもない頃からマーサー王と何度も模擬戦を行ってきたが
これほどの殺気の篭った打撃を受けたのは今までに無かった
つまりこのジンギスカンからはヒトカケラもマーサー王の要素を感じ取る事が出来ないのである
残酷、冷徹、無慈悲、もはや情など無い一撃を受けたモモコはその場でKO
以前エリチンに喰らったものより遥かに強力だったので意識を保つ事すら難しくなったのだ
（はぁ・・・みんなごめん・・・私たち・・・全滅だわ）
気を失う直前にモモコが悔やんだ通り食悪の騎士だけでなく帝国剣士も全戦力を失った事になる
もっともモモコはガキやコンコンらが無事かどうか知らなかった訳だが、それでも全滅だと言い切れる自信があったのだ
根拠はジンギスカンの強さ、ただそれだけである
そしてその強さに恐れをなした者はモモコだけでは無かった
実は意識を取り戻していたクマイチャンや、メグも同様にジンギスカンの強さを目撃してガタガタと震えていたのだ
二人とも重傷のため元より動ける体では無かったが、もし仮に健康体だったとしても立ち上がれなかっただろう
目の前であのミキティとモモコが赤子の手をひねるかのようにあっけなく倒されたのだから無理も無い
頭ではどうかしないといけないと思っていても・・・身体が動かないのだ
（いくら怪我をしてたとは言えあの二人が・・・信じられない）
（マーサー王を助けなきゃいけないのに、分かっているのに・・・くそぉ！）
二人が何も出来ずにいるうちにジンギスカンは部屋を出てどこかへと向かっていく
「まだ侵入者がいる・・・邪魔だ、邪魔なんだ、せっかく目覚めたというのに害虫が多すぎる！」
ジンギスカンの狙いはこの古城内にいる全ての生きてる者の殺害だ
どの辺りに人がいるのかジンギスカンには大体の位置が分かる
ここから一番近いのは・・・瓦礫の下敷きになっている4人といったところだろうか
反応が無いとスルーするところであったが、よーく感じとってみれば動きが見られる
「潰してやる・・・一人残らずだ！」

眠い…ダルい…

10時のほのまら中…落ちるよ

12時ののにゅ

クマイチャンやメグをスルーしてあの４人に直行するマーサー王
なにか恨みでもあるのか？

緊急あげ

夕刻
外は雨
今日も狼

クマイチャンとか弱すぎて侵入者にも入ってないよ

当選チケット間違えて℃-uteイベ入れなかったよぅ
(´･ω･`) ｼｮﾎﾞｰﾝ

ショック過ぎて更新待たずにもう寝るお

>>206
いや、クマイチャンとメグは動いてないので生きてると判断されなかっただけです
リカチャンらは一応動いているので

>>まぁさパパさん
それはキツい…
時間を確認って大事ですね

と言うことは瓦礫に潰されてたはずのあの４人は生きてるって事か

どう考えても死んでる筈なのにピンピンしてるなんてここでは日常だから

まあさパパ
ドンマイ！

ここはずいぶん前にマリコが大暴れしていた通路
しかし前とは言っても時系列的にはジンギスカンが復活したのと大差無い
「いたたたた・・・コンコン生きてる？」
「はいなんとか、ちょっと危なかったですけど・・・」
瓦礫に潰されて4人がみなやられてしまったと思われていたが
落ちてきた瓦礫の一つ一つが巨大だったために瓦礫と瓦礫の間に隙間が生じ、
そこに上手く入り込む事が出来たので、全身を潰されなくても済んだという訳である
もちろんそれだけでは回避し切れない落下物もあるが、そこは持ち前の体術で己を守り
なんとか無事に済ます事が出来たのである
「私たちが平気なのは良かったけど・・・あの子も無事のようね」
リカチャンが指さした先で立っていたのはガキであった
ガキも同様に瓦礫の雨をなんとかして堪えたのではあるが、元からのダメージが大きかっただけにほぼ防ぎきれていない
立っているのがやっと・・・この表現を何度書いたか分からないが今回も使わせていただく
「くっ・・・お前たちも無事だったのか」
「当然でしょ、私ほどの戦士がペチャンコになって終了なんて訳ないじゃないの」
そう言うとリカチャンはガキの方へ近づくためにすたすたと歩いていく
だが不思議な事に４，５歩ほど進むだけで足がもつれ、ドタンと尻もちをついてしまった
「あら？・・・なにこれ」
あまりにもダサい転び方だったのでリカチャンは顔を真っ赤にして恥ずかしがる
「ダメですよリカチャンさん、あなたはさっきサユにボコボコにやられてたじゃないですか
　その上瓦礫の雨がアチコチにぶつかったっていうのに・・・もうまともに歩けるはずが無いんです
　そしてそれは私も同じで・・・」
よく見てみるとコンコンの脚もガクガクと震えている、今までのダメージや疲労が蓄積されていたのだ
見た目こそリカチャンとコンコンはガキより傷が浅いように見えるが実情はもう戦えたものじゃない
「チィッ、あとちょっとだと思ったのに・・・サユを倒せたっていうのに・・・」
リカチャンがチラリと視線を送った先ではサユが白目をむきながら倒れていた
いくら強いマリコでも全身を消耗させられた上に瓦礫に潰されればひとたまりも無かったのだろう
「まぁまぁリカチャンさん、"歩ける"と"戦える"は別ですよ
　ガキさんは何も出来ないからどうでも良いとしても、ジンギスカンとは戦わなくてはなりません
　あの日の誓いを覚えてるでしょう？必ずや至高を味わってみたいって」

美味しんぼ？

雄山？

ソリア？

至高vs究極

この状況でタカーシャがリカチャン一味と一時的に手を組むのか
それともやはり空気を読まずジンギスカンを無視して戦うのか

おはようございますとゆいたいです

時間を間違えたならまだしも、メール見間違えて当たり券じゃなく、ハズレ券持ってたのorz

家に取りに戻る途中で時間がどうやっても間に合わないの確定してリタイア

バカだね
四時間もスロで時間つぶしてたなら、一度確認すればよかた


では本編をどうぞ
(´･ω･`) ｼｮﾎﾞｰﾝ

落ちる！

12時の休憩中…

朝から昼間はオイラしか居ないね

今日は朝からディケイド〜プリキュア〜しゅごキャラ！見てて巡回を怠ってた正直スマン

今日はくるかな？

突然壁がバァン！と弾け、ガラガラと崩れていく
はじめリカチャンとコンコンは驚いたような表情をしたが、やがて喜び出す
「やった・・・成功したんだ、ジンギスカンの復活に」
「苦節何年だか忘れたけどこれで念願叶ったって感じね」
このように二人は作戦の成功に歓喜しているがそれとは対照的にガキは絶望の淵に立たされている
復活だけは阻止するのが自分たちの任務だったので、ジンギスカンを見る事で失敗を確信し、落胆したのだろう
（しまったモモコも駄目だったのか！・・これから私はどうなるのだ？
　コンコンとリカチャンとジンギスカンの3人に袋叩きに？・・・いや、私の事なんて大した問題じゃない
　ジンギスカンの魔の手から誰がモーニング帝国を守ると言うのだ？・・・このままでは、国が滅んでしまう）
どんどんガキの気は滅入っていってしまう、もはや自分にはこの状況を覆す手立てなど無い
やはり案ずるだけ案じてこのまま殺されてしまうだけなのだろうか・・・ガキはそう思っていた
ところがミキティ側についていたと思われていたジンギスカンが突然コンコンに向かって宝剣を振り降ろし始める
その振りはスピードこそゆっくりだが、見るだけでもしっかりとしたパワーが感じられる

このままコンコンがまともに受けたら身体がさっきの壁のようにバラバラになってしまうのは明らか
なのでコンコンは鋼鉄の手で受ける事に決める
鋼鉄の手とは言ってもガードするのはさっき使いきった方の手である
日に二度しか使えない・・・とは書いたがそれは攻撃するのに限った話
攻撃を防ぐための盾として用いるだけなら破壊されない限りいくらでも再利用可能なのだ
だがジンギスカンの強さについてはもはや説明も不必要だろう
「その程度で防げるとでも思ったかぁっ！！」
宝剣に触れた途端コンコンの鋼鉄の手はバチンという音とともに腕から外れ
そしてコンコンの胸の方へと飛んで行き、グイグイとめり込んでいく
まるで鉄の塊でも投げつけられたような気分のコンコンはそのまま後方へと転倒してしてしまう
それを見て一瞬唖然としたリカチャンだったが、すぐにリカチャンもジンギスカンへの攻撃を開始する
実はリカチャンは既にジンギスカンの足元に這って来ていたのだ
「あらマーサー王の足って意外と細いのね、ポッキリいっちゃいそう」
リカチャンの狙いは長い監禁によって痩せ細ったジンギスカンの脚だ、そこにソードブレイカーを当てようとしているのだ
真っ向に挑んだら力負けするのは明らかなのでリカチャンはこういった道を選んだのだろう
だがしかしその狙いにジンギスカンが気づかぬはずもなく、すぐさまリカチャンの顔面に蹴りを入れる
その蹴りの強さは脚の細さからは信じられないほどに強烈、リカチャンは鼻血を流しながら吹っ飛ばされる
「ぶはぁ！・・・あ〜もう、やっぱり強いわねジンギスカン」
「当たり前じゃないですかリカチャンさん、むしろそんなので倒せたら復活させた意味がありません」
不思議にもリカチャンとコンコンはジンギスカンが自分たちに攻撃を仕掛けているのに対し喜んでいるように見える
いったいどういう事なのかガキには理解できなかった

至高の強さをもつジンギスカンと戦いたかったのか？

確かに美味しんぼを連想しますよねｗ
前にも少し書きましたけどミキティ一派には一人一人五感を当てはめてまして
コンコンはそのうちの味覚担当なんです

一応書いておきますが、コンコンがジンギスカンを求めているのは
「オラつええ奴と戦うとワクワクすんぞお！」みたいな理由ではありません


>>まぁさパパさん
それは・・・＞＜：

味覚ｗ
ブチャラティみたくペロペロ舐めるのかな？ｗ

ジンジンジンギスカーン

コンコンもリカチャンも死んだら元も子もないと思うんだが

二度と同じ過ちはしないよ！
明日の王様ソロイベは万全を期して挑むからね


さて、コンコンはジンギスカンに変身後のマーサー王に催眠術かける予定だったのかな？
変身前にかければ容易くジンギスカンにならせたのではないの？

ジンギスカンになったら別人の様になるから、やはり後からかけないと効果ないのかな…

コンコンの催眠術をマノピアノで狂わせジンギスカンが弱りながらも撃破→タカーシャがジンギスカンの首とったどー！

マノピアノといえどもリカチャンやコンコン自身以上に凶悪だとは思えない

マノ「山が動いたか…ならばこの風も動かねばならないようだな」

天狼や炎や雲や海は考えてない

まーのえーりちゃん