カントリー娘。＆紺野と藤本の、握手会のときだ　あいつと出会ったのは

席が一番後ろで、目の悪い俺は遠くて何も見えなかった

コンサート開始直前、俺は非常識にも前列のほうに
開いている席がないか探しに行った

１つ開いているじゃないか　開始まであと１、２分
空席ではないだろうか　
誰かいるにしても、コンサートまでには戻ってこないだろう　
そこに座った

コンサート開始とほぼ同時に誰かに肩を叩かれた
「そこ、俺の席なんだけど」
親衛隊風の、ヤンキーっぽい男だった。
「すみません」
俺は席をどいた。

どうしたものかわからず、立ったままモジモジしていると
その男は言った。
「ここ、来ちゃえよ」
そう言って俺を隣に引っ張った。
俺は最前列でコンサートを見ることができた。

「ありがとうございます」
「おお」照れたようにそいつは言った。
ヲタどおし生まれた思いやり

俺はそのときの体験を決して忘れないようにしたい

全俺が泣かなかった

なげえよ

良スレ

いつの話だよｗ

今更どうしたんだ

よみうりランドの時か？

3才の時生き別れた兄だったんだろ

紺野の顔がでかかった。俺はそのときの体験を
忘れないようにしたい。

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その隣は元々空いてたのか？

>>7
そう

>>11
通路の隣だった
通路にはみ出していたが、せまい中最前列でコンサートを
見れた

よみうりなら一番後ろは立ち見だろ

一番後ろって書いたけど立ち見だった

ちなみに握手のときも、立ち見の奴らも
全員握手誘導されるかどうかわからないから
後ろのほうの開いている席に座った

立ち見は座席のある所のはるか後方のただの山の斜面だよ

翌日のサンスポに俺載ってる

まあなにも見えないので、はじまる直前に一番前に行って
空席を探した

立ち見の俺が本当に握手できるのか。
後ろのほうは空席が多かったから俺はそこに座った。

「ここの列の人来てください」誘導が急にはじまった。

バッグから、あらかじめ用意してたおしぼりを出して、手を拭こうと
したが、おしぼりを出す前にもう舞台前まで来ていた。
おしぼりで手を拭く余裕はなかった。

右、最初はあさみだったと思う。片手でのおざなりな握手だった。
不満そうにそのまま手を握っていたら、しぶしぶと言った様子で
あさみはもう片手を添えた。

それをミキティが見ていた。

ミキティは笑顔でがっちり握手してくれた。

俺はそこで失敗を犯した。ミキティが怒ったような表情を
している。
顔はチラッと見て、あとは手を見続けてしまったのだ。
握手と同時に顔を見るのが握手会の礼儀であるらしい。

フォローしなければ。
俺は満面の笑顔で手を握りなおした。

ミキティは一瞬うれしそうな顔になったが
どう思ったか知らないが、すぐに無表情に変わった。

俺はさらに満面の笑顔を作り、可愛さを演出するときに使う、得意の
高い赤ちゃん声で言った。「みきもとふじさんがんばってください」
「ふじもとみき」そう言ってミキティは笑顔になった。