もしも、さゆえりの二人がドSな妹だったら?

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>>59

食事を済ました2人はそれぞれ学校の準備のために部屋に戻る。
やっぱりバレてなかった?
昨日は本当にただ調子が悪かっただけ?
そっか、そうだよな。俺の取り越し苦労だよな。
すっかり安心しきって箸を進める。
昨日まともに食事が喉を通らなかったため腹が減っている。
準備を終えた二人がどたどたと玄関に向かう音がした。
俺も何を思う訳でもなく、見送りをしようと玄関に向かった。
「いってらっしゃい。気をつけてな。」
「何お兄ちゃん、見送りなんてw」
「いいじゃないか、たまには。」
「いいねぇ、大学生は休みが多くてさ・・・w。それじゃいってきます。」
そう言い残すとさゆみは先に学校に向かった。
あとを追うように絵里が玄関を開けようとしたところで、ぴたりと動きが止まる。
なんだろうと思った次の瞬間、俺は一気に戦慄する。
「バレてないと思ってんの?」
『ヘンタイ』と声にださず口で言い、絵里は学校へ向かった。